10/09/27 18:14:43
電子書籍に関する話題には事欠かない。
大手印刷会社同士がタッグを組んだとか、大手キャリアもいっしょにやるとか、新しい端末が出るとか、相変わらず既存権益を持った人たちが今後も市場を握ろうと躍起になっている様相だ。
特に、新聞社や印刷会社、東芝などのメーカーや、NTTドコモなど通信業者、電通など広告代理店を含む89の企業・団体が参加した「電子出版制作・流通協議会」においては、
「日本の出版文化を残す」などと大上段目線で語っているが、ジャーナリストの佐々木俊尚氏はTwitterで「自分たちの既得権益を守りたいだけじゃないのか?」と看破する。
スマートフォンや新しい端末、そしてこれまでの既得権益にとらわれない新たな流通マーケットが出現すれば、コミュニケーションのスタイル、手段は確実に変わる。
すでにiPadは、B2Bの世界では、メジャー端末となるべく歩みを始めている。企業やコンテンツホルダーは出版物にする前に、独自の方法で情報配信を始めようとしているし、すでに始まっている。
既存の権益にまみれた流通システムが次元の違う世界で通用するはずはないのだ。
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