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バッファローは、NTTドコモなどでバッファローブランドとして提供されている「ポータブルWi-Fi DWR-PG」において、
ウィルスが混入していたことを明らかにした。NTT東日本の「光ポータブル」に同様のウイルスが混入していることも
明らかにされた。
「ポータブルWi-Fi DWR-PG」は、NTTドコモの3G網などで利用可能なモバイル型の無線LANルーター。バッファロー
の発表によると、「USBワームAutorunウイルス」と呼ばれるUSBメモリやリムーバルメディアを介して感染するウイルスが
混入したという。感染した製品をUSB接続した場合、利用しているパソコンが感染してしまう場合がある。無線LANのみで
利用していた場合は、感染しないとしている。
USB接続した場合でも、ウイルス対策用のセキュリティソフトウェアがインストールされ、なおかつパターンファールが
最新に更新されている場合は感染せず、仮に感染していた場合も駆除できる。また、「ポータブルWi-Fi DWR-PG」を
初期化することでウイルスは駆除できる。初期化すると、工場出荷状態になるため、通信設定などは改めて行う必要が
ある。
バッファローによると、対象となる製品は「一部」であるという。ただし、どの製品ロットに混入されているのかなど詳細は
調査中としており、現段階においては、全ての「ポータブルWi-Fi DWR-PG」ユーザーが影響を受ける可能性があること
になる。
なお、現時点ではウイルス感染による被害報告はないとしている。ウイルス混入の原因や販売台数、対象製品の詳細
についてはいずれも調査中。ユーザーの被害拡大を防ぐため、第一報を配信したという。
NTTドコモでは、今回の自体を受けて、対象となるユーザーに周知を図っていく。メーカーブランドの製品となるため、
通常のドコモ製品とは対応が異なるが、同社Webサイトでは、バッファローが販売を見合わせていることなどを案内している。
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)