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2010年8月にインターネットをブラジングした人々が使ったデバイスにインストールされていたOSは、LinuxよりAppleの
モバイルOSであるiOSのほうが多かったという。ブラウザやOS、検索エンジンの市場シェアに関する測定基準を作って
いる米国NetMarketShareによれば、こうした逆転現象はAppleが初めて経験するものだそうだ。
とはいえ、こうした結果が出たのは、NetMarketshareがAppleのシェアを計測する方法を刷新したことに起因している。
同社は、「Appleデバイスの使用率をより正確に算定するため、共通のOSであるiOSを搭載するデバイスのグループとして
『iPhone』『iPod Touch』『iPad』とひとくくりにした」と説明した。
NetMarketShareのWebサイトには、2009年10月には0.44%だったiOSのブラウザ市場シェアは順調に伸びており、8月に
1.13%へ達したと記されている。一方Linuxのシェアは、同じく2009年10月から現時点までの期間で0.85%となり、同OSが
獲得したポイントとしては過去最低の数字だった。
米国GoogleのOSであるAndroidが稼働するデバイスのブラウジング・シェアは0.20%とiOSに大きく後れを取っているが、
それでもモバイルWeb消費分野においては着実に成長し続けている。マーケター向けにオンライン・オーディエンスを
分析している米国Quantcastは、「Google OS搭載デバイスによるモバイルWeb消費のシェアを計測すると、Androidが
持続的に力強いパフォーマンスを見せていることがわかる」と報告した。
「Androidは8月、同市場のあらゆる領域からシェアを獲得し、2009年11月以来最高の数字を記録した」(Quantcast)
同社のWebサイトには、2009年5月からモバイルWeb消費におけるiOSのシェア情報が掲載されているが、これによると
同OSのシェアはやや下がって現在は56%だという。対照的にAndroidは上昇を続け、25%にまで到達している。
URLリンク(www.computerworld.jp)