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iPhone 4問題:Appleの主張に他社が反発する理由
URLリンク(wiredvision.jp)
自動車や家庭向けの携帯電話の信号ブースターを製造しているWilson Electronics社の最高業務責任者(COO)で、アンテナの専門家であるJoe Banos氏によると、
問題は2つの層があるという。ひとつは全ての携帯電話で発生する「吸収」の問題で、もうひとつはiPhone 4のみで発生する「インピーダンス不整合」の問題だ。
iPhone 4のアンテナのフィードポイントは、アンテナの金属部分を分断しているプラスチック片にあるが、
その上に人の指が被さるとアンテナの静電容量が変化し、インピーダンス不整合が起こって受信状態が悪化する。
これが、iPhone 4の外部アンテナにおいて影響が生じる理由であり、Apple社の比較ページに記載されている他の携帯電話では影響が生じない理由だ。
「アンテナのそのポイントに触ると、アンテナのインピーダンス特性が変わってしまい、不整合が起こる。
この問題は吸収の問題とは無関係だ」とBanos氏は説明する。
Banos氏は、この問題を解決するためにApple社が提供しているバンパーには、iPhone 4で発生している吸収問題については、
測定可能な効果を上げるだけの十分な厚みがないと指摘している。このバンパーの有益な効果は、
アンテナの供給ポイントに指が触れなくなるので、インピーダンス不整合の問題が解決するということだけだ。
Apple社は、自社の説明の根拠となるデータを明らかにしていない。