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ソフトバンクモバイルは、iPhone 4のアンテナ感度問題で米アップルがiPhone 4の返品も受け付けるとアナウンスした件で、
日本では「未定」であるとコメントした。
国内で独占的にiPhone 4を販売しているソフトバンクモバイルでは、今回の米アップルの方針に対して、現時点では対応を
明らかにしていない。また、都内ソフトバンクショップの旗艦店においても、情報がまだないとして対応が明確に案内されて
いない状況だ。
iPhone 4についてソフトバンク側ではコメントをしない方針で、今回の対応方針もアップル側に委ねている形だ。ただし、
米アップルが購入30日以内に限り返品対応すると案内した件については、ソフトバンク側の回線契約が絡むため「未定」と
コメントしている。仮に購入から30日以内だとすれば、6月24日の発売初日に購入したユーザーには数日しか返品を決断
する期限がないことになる。
なお、アップルでは、スマートフォンのアンテナ性能についてWebサイトに掲載している。この中で「ほとんどのスマートフォンで、
持ち方によっては電波の強度が弱まることがある」と掲載し、電波の減衰が起こると案内している。
これに対して、BlackBerryを展開するカナダのRIMは、現地時間の17日、CEOが声明を発表している。
声明では、「アップルが自社の失敗にRIMを巻き込もうとしていることは容認できない」とし、アップルの主張は意図的に注意を
逸らそうとするものだとコメント。「RIMはアップルがiPhone 4で試用した設計を従来採用しておらず、特に電波が弱いエリアで
通話が中断されるリスクを軽減する革新的な設計を採用している。RIMのユーザーは BlackBerryの接続を維持するために
ケースを使用する必要はない」としている。
さらに声明では、「アップルは過去にデザインに関する決断を明確に下した。アップルはRIMや他社をアップル固有の問題に
巻き込もうとするのではなく、その決断に対する責任を持つべきだ」と自省を促している。
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