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米国Microsoftは発表から2カ月余り、値下げから数日を経て、ソーシャル・メディアを利用する若いユーザー向けのスマートフォン
「KIN」の開発打ち切りを決めた。
KINは2種類のモデルがあり、Verizon Wirelessが米国で独占販売していた。だが、使いにくく、重要な機能がないと不評を買っていた。
Microsoftは今後のモバイル事業を「Windows Phone 7」に賭けることを決めたようだ。同OSは、普及が低迷しているモバイルOS
「Windows Mobile」の後継で、年内に搭載機が登場する予定だ。
「われわれはWindows Phone 7のリリースに集中することを決断し、今秋に計画していた欧州でのKINの出荷を取りやめた」と、
Microsoftは声明で述べた。「さらに、われわれはKINチームをWindows Phone 7チームに統合し、KINの有益なアイデアと技術を
将来のWindows Phoneに取り入れていく。また、われわれは、Verizonが米国で行っている現行KINの販売に引き続き協力する」
Verizonサイトにレビューを投稿した多くのユーザーが、KINにはカレンダーも用意されていないと不満を漏らしている。
一方、ロソフ氏を含め、多くの人がKIN Studioを高く評価している。この機能により、KINユーザーは自分のコンピュータ・アカウントに
ログインし、写真やビデオ、テキスト・メッセージなど、KINの利用履歴を確認できる。KIN上の全内容をバックアップすることも可能だ。
Windows Phone 7チームへのKINチームの統合は、Microsoftがもっと前にやっておくべきことだったと、ロソフ氏は指摘した。「彼らが
これまで、『KINチームの取り組みは面白いが、それはメインストリームのモバイル・プラットフォームに取り込む必要がある』という
判断を下さなかったのは驚きだ」
MicrosoftがKINの開発を続けてきた1つの理由は、Verizonか、KINの製造メーカーであるシャープとの間で、途中で解除できない契約
を交わしていたためかもしれないと、ロソフ氏は語った。
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