10/07/19 05:51:39
>>207
現紙の書籍と電子書籍ではコストが全く違うから価格帯が違う訳なんだよ。
例えば紙の本を1冊売るなら1000円から1500円で売ってたのが
電子書籍の市場だと無料書籍とかあるし、一般的だと500円とかそれ位が
気軽に買える額の限界であるの。だから本腰入れて電子書籍に参入するなら
1500円で売ってたものを500円で売らないといけない。が…
同じ内容の物を紙では1500円。電子書籍で500円で売ったら
かなりの人が電子書籍に流れるよね。だからこそ現状だと電子書籍も
紙と同じ価格帯で売ってないのでそれが大きく普及しない理由のひとつでもあるんだよ。
じゃあなぜ出版社は電子書籍に流れるのを嫌うのか。
理由は今の体制が大きく崩れるからだよ。全部が電子書籍に流れたら
印刷業者の仕事がなくなる。本屋さんとかの営業がなくなる。色々と
仕事が減っていく。じゃあなくなった仕事内容に属してる社員を解雇すればいいのか?
そう簡単に解雇なんて出来ないし、事業内容が変わってしまったら高齢者の長年積み重ねた
知識を持つ社員が素人になってしまう。
本を1冊作る経費なんて安いもので1冊100円も掛からないだろう。掛かってるのは
そういった人件費とかが色々と入れて1500円という定価を付けてる訳。
出版会社の仕組みが大きく変わらない限り、完全に電子書籍に移行させても
人件費だけですごい額が掛かって。個人で素人が無料とか100円とかで電子書籍を
売るうような同じ事が出来ないんだよ。だから出版社は電子書籍化に本腰を入れてない。
なぜか2に続くw