06/08/26 18:32:31 dmXBeUO2
今度はパナソニックも。どうなってるんだ日本のメーカー
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ドコモ、昨年から無償交換 FOMA12機種で電池パック膨張
ソニー製のリチウムイオン電池のリコール(回収・無償交換)問題が拡大する中、
NTTドコモの第3世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」合計12機種で、
買ってから数カ月以内という短期間にリチウムイオン電池パックが膨らんで本体に装着できなくなったり、
充電してもすぐに切れてしまう事象が発生していることが25日、分かった。
ドコモでは使用開始後1年以内にそうした事象が発生して相談に訪れたユーザーに対し、
アフターサービスとして昨年10月から電池を無償交換しているが、同社広報部によると「あくまでアフターサービスであり、
不具合ではない」ために公表していなかった。
交換の対象としている機種は、パナソニックモバイルコミュニケーションズ製の電池パック「P-06」を搭載している7機種、
シャープ製の「SH-04」「SH-05」を搭載する計4機種、NEC製の「N-09」を搭載する1機種。
この12機種あわせて、すでに数百万台から1000万台が普及しているとみられる。これまでに電池パックを交換した台数についても明らかにしていない。
今回のトラブルは、対象機種のユーザーが、1日何回も頻繁に充電したり、充電しながらゲームやメール、通話をするなどの使い方をした場合に発生しているという。
電池内部で化学反応が起きている状態が通常の使い方に比べて大幅に長く続き、約1年とされる電池パックの寿命が極端に短くなったことが原因だ。
ドコモとしても、こうした使い方を避けるよう携帯電話端末の取扱説明書などで注意を促しており、発熱や発火といった恐れはないため、不具合と判断しなかった。
しかし、対象となる12機種で無償交換に応じることにしたのは、それら機種で軽量化、薄型化のため、電池の外装材にペットボトルなどに
使用されているPET(ポリエチレン・テレフタレート)材のテープを使用しており、「劣化による電池の膨らみがプラスチック材の他機種に比べて目立ち、
相談が散見されたため」とドコモ広報部では説明する。ただ、PET材を使用した他機種で同様の事象が発生していないケースもある。
問題の電池について「改善の必要性は感じている」(ドコモ広報部)が、現時点で最善の製品と同社では判断しており、
今後発売される機種でも同じ電池を使わないという方針は決めていない。無償交換も同じ電池に交換している。
多機能化が進む携帯電話は電池の大容量化とともに軽量・小型化競争が進んでおり、携帯電話事業者としても歯がゆい状況といえそうだ。
他事業者ではKDDIが今年6月に「W32SA」(三洋電機製)で、充電制御ソフトの不具合による電池パックの無償交換を実施したが、
今回のドコモのケースは「充電制御はきちんとできており、あくまでリチウムイオン電池の特性の想定範囲での事象」としている。