ほむら「ひみつ道具?未来デパート??」at NEWS4VIP
ほむら「ひみつ道具?未来デパート??」 - 暇つぶし2ch59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:11:01.45 IWt9dbFE0
友人が絵を描いてくれました!!

URLリンク(iup.2ch-library.com)

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:16:05.36 t3SsjiLW0
嵐の前の静けさと言うやつだな…

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:17:01.72 IWt9dbFE0
ほむら「さすがにお腹が空いてきたわね…お昼ご飯のことを忘れていたわ…ごめんなさい」

まどか「うん…あしたはお弁当つくろっか。」

ほむら「ええ、一緒に作りましょう」

まどか「じゃあ今日のご飯は何にしよっか」

ほむら「まどかは何が食べたい?」

まどか「んー…クリームシチューか牛丼がいいな!」

ほむら「………お願いだからクリームシチューにしましょう」

まどか「やったぁ!楽しみだなぁー」

ほむら「それじゃあ明日の分の材料もいるし買い物にいかなきゃ…
    スーパーに寄って行くわね」

まどか「うん!!」

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:17:27.01 6vYCHhOI0
>>59
こんな空気だが俺は言おう
下手くそだな

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:19:05.01 IWt9dbFE0
ほむら「少し買いすぎたかしら…
    荷物半分もってもらっちゃってごめんね」

まどか「そんなの全然気にしないよ!
    それより一緒にお料理するのが楽しみだよ」

ほむら「ええ、家までもうちょっとだから頑張ってね」

まどか「うん!…あっ………あなたは……」

ほむら「ちっ………
    …よくも私がいる前でまどかの前に出て来たわね…
    インキュベーター!!」

QB「ひどいご挨拶だね。僕は君たちが心配で見に来たってのに」

まどか「キュゥべぇ……」

ほむら「大丈夫よまどか……
    インキュベーター。残念だけど今度という今度はまどかは契約なんてしないわ
    もう、私達といてもお前の利になることはなにもない…さっさと失せなさい」

64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:19:11.69 8xjhBsPM0
ほむほむ

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:21:10.43 IWt9dbFE0
QB「僕から見ればまだまどかと契約したことなんてないんだけどね
   それにしてもすごい自信じゃないか。暁美ほむら。
   なにかワルプルギスの夜を倒す秘策でも考え付いたのかい?」

ほむら「そんなところよ。わかったらさっさと消えなさい。」

QB「…とても魔法少女一人が立ち向かえる相手じゃないとおもうんだけどなぁ
   僕は君たちがずいぶんのんびりしているから、もう諦めてしまったとおもってたよ
   
   絶望のエネルギー回収は僕の役目だからね」

ほむら「なら無駄足よ…それに私は一人じゃない…
    私には、まどかがいるわ…!!」

QB「魔法少女じゃないまどかがワルプルギスの夜を相手になにかできるとはおもえないよ
   まどか。もし無理だとおもったら遠慮なくぼくt」クチャ

ほむら「うるさい宇宙人ね…」スチャ

QB「…いきなり殺すなんてひどいじゃないか」ヒョイ

ほむら「……」

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:23:18.50 IWt9dbFE0
ほむら「……」

QB「まぁ今日のところはここらへんで退散するとしよう。
   暁美ほむら。魔法少女は自らの祈りで絶望する。
   それがわかってるならそれでいいよ。精々頑張るといいさ。じゃあね」

ほむら「二度とこないでいいわ……
    さ、まどか。帰りましょう?…まどか?どうかしたの?」

まどか「…あっ…なんでもないよ!!」

ほむら「…まさかとは思うけど、あなた、契約しようなんて思ってないでしょうね」
    
まどか「それはない…けど、やっぱりほむらちゃんにだけ魔法少女としての運命を背負わせてるなんて、
    ちょっと後ろめたいというか…心苦しいっていうか…
    こんな私は卑怯なのかな…って」

ほむら「……まどか、聞いて」

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:26:01.59 8xjhBsPM0
ほむほむ

68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:26:16.63 IWt9dbFE0
ほむら「私はね、これまでいろんな時間軸の貴方に何回も助けられてきたわ
    命を助けられたり、一人から救ってくれたりもしたわ…
    そして今回も助けてもらった…私に勇気と力を与えてくれた」

まどか「……」

ほむら「あなたは私の希望よ。…これは私のわがまま…
    もう、あなたに苦しい思いをさせたくないし、
    まどかが魔法少女になったり死んでしまうのは私の望んだ未来じゃないわ。」

まどか「ほむら…ちゃん」

ほむら「もう、取り返しの付かないこともいっぱいあるけれど…お願いまどか。
    あなただけは、変わらず私の傍にいて…!!
    私のたった一つ…最後のお願いよ…」

まどか「……私ってホント馬鹿」

ほむら「まどか…?」

69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:27:22.08 E1t7tQqu0
追いついた支援

70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:28:42.86 IWt9dbFE0
まどか「どんなに負い目を感じても魔法少女にならないことがほむらちゃんに対しての最高の友情だって。
    ほむらちゃんは望んでないって…そんなのわかってたのに…
    キュゥべぇの言葉で弱気になっちゃうなんて、馬鹿だよ私…」

ほむら「気にしなくていいわ…誰しも気弱になることはあるわよ…
    特に、あの人の心を弄ぶ宇宙人と話した後ならね」

まどか「うん…でももう大丈夫。私がほむらちゃんの未来を壊すなんてしないよ。
    絶対、絶対に…ずっと傍に…だから安心して!

    ……なんかおなか減っちゃったね。
    かえろっか」

ほむら「ええ。今日はとびきり美味しいシチューを二人で作りましょうね」

まどか「うんっ!!」

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:30:46.83 IWt9dbFE0
まどか「よーし!頑張るぞー!!今日は私が味付けをするね!!」

ほむら「私は補佐ね。まどか、お願いね」

まどか「まかせてよ!じゃあお肉とお野菜お願いね!!
    えっと牛乳とバターと小麦粉と…」
______
___

ほむら「まどか、お肉と野菜は煮込み終わったわ」

まどか「じゃあ白菜とパパ直伝のホワイトソース投入!!」

ほむら「あら…ブロッコリーが入っていないけど。
    これは入れなくていいのかしら?」

まどか「あ…うぇひひ……私、ブロッコリー苦手で…」

ほむら「…投入」

まどか「あっ!!食べれないのに!!ひどいよほむらちゃん!!」

72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:32:56.16 IWt9dbFE0
ほむら「いただきます」

まどか「うぅ…」

ほむら「好き嫌いはダメよまどか…それに今日は少し時間をかけて煮込んだから
    柔らかくなってたべやすいわよ?」

まどか「で…でも…」

ほむら「はぁ…仕方ないわね…スプーンを貸しなさい」

まどか「??」

ほむら「ほら、口をあけて、あ…あーん///」

まどか「えっと…あーん///」

ほむら「ほ…ほら食べられたでしょ///」

まどか「う…うん///」

まどか(ドキドキして味なんてわかんなかったよ…)

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:34:34.84 IWt9dbFE0
ほむら「ごちそうさまでした」

まどか「ごちそうさまでしたー!!」

ほむら「まどかに味付けを任せて正解だったわね。本当においしかったわ。」

まどか「ウェヒヒ!シチューはパパに教えてもらったから得意なんだー!」

ほむら「また私にも作り方を教えてね」

まどか「もちろんだよ!!…あっお風呂沸いたみたいだよ?」

ほむら「あらほんと、今日も一緒に入る?」

まどか「あっ……う…うん」

ほむら「じゃあいきましょう」

74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:36:20.81 IWt9dbFE0
ほむら「…じゃあ今日はまどかをあらってあげるわ」

まどか「えっ!?あ、あはは、私はいいよ!」

ほむら「遠慮しないの。さ、座って」

まどか「あっ…」

わしゃわしゃわしゃわしゃ

ほむら「痒いところはない?」

まどか「う…うん」

ほむら「そう…でも貴方の髪。いい手触りね、あまり癖もないし細くて綺麗よ」

まどか「そうかな…ほむらちゃんのほうがずっと…」

ほむら「私はまどかの髪が羨ましいわよ?私はショートヘアじゃ少し癖ってしまうわ」

まどか「うぇひひ、ありがとほむらちゃん」

75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:38:49.81 IWt9dbFE0
ほむら「じゃあ流しちゃうわね」

まどか「んん~~…………ふぅ
    気持ちよかった~ほむらちゃんありがとう!じゃあ…次は私が」

ほむら「ダメよ、まだ体を洗ってないもの」

まどか「え…うぇぇ!?か、体は自分で洗うよぉ!!」

ほむら「あら?昨日私がそういって聞き入れてくれたかしら?」

まどか「あ…あれは…あっ、ちょっとほむらちゃんまって
    くすぐったい、あはは!あははははは!!!や…やめてぇ~!!!!!」

ほむら「ふふっ…じっとしてなさいまどか。隅々まで洗ってあげるわ」

ほむら(奇跡のカーニバル 開幕よ…!!)

76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:39:52.67 8xjhBsPM0
ほむ

77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:41:05.61 IWt9dbFE0
チャポン………

ほむら「…気持ち良いわ…」

まどか「うぅ…ほむらちゃんのイジワルゥ…」

ほむら「ふふっ…逃げ回る貴方は可愛かったわ」

まどか「うー……」

ほむら「ほら、機嫌を直して…?
    それにしても二人で入るには狭い浴槽ね…窮屈でしょう?ごめんね」

まどか「んーん、それは気にしてないけど…」

まどか(ほむらちゃんと狭い浴槽で密着………なんだかドキドキするよぉ…
    昨日までなんともなかったのに…
    私、さっきからほむらちゃんのこと変に意識しちゃってる…)

まどか「////////」

ほむら「まどか?顔が真っ赤よ?のぼせたなら無理せずあがったほうが…」
    
まどか「えっ!?あ…あああ…大丈夫だよ!!!!」

78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:43:29.56 IWt9dbFE0
ほむら「そ…そう?それにしても今日は楽しかったわ…
    貴方と二人で河川敷を歩きながら、手を繋いでアイスを食べて………」

まどか「ホントすっごくたのしかったねー。アイスもおいしかったし………」

ほむら「アイスってあんなにおいしいのね。知らなかったわ…」

まどか「そうだよー!その後ほむらちゃんほっぺにアイスつけちゃって……」

まどか(それで私がほむらちゃんのほっぺに…!!!!!)

まどか「あ…あぅぅ///////」

ほむら「まどか??だ…大丈夫!?すぐにあがりましょう…!!」

まどか「えっ?あっ…」

79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:45:59.24 IWt9dbFE0
ほむら「まどか!!しっかりして!!」

まどか「わわわ!!ほむらちゃん私は大丈夫だから降ろして…!!」

ほむら「大丈夫なわけないじゃない!!!そんなに顔を赤くして…!!
    ソファーまで運ぶから暴れないで」

まどか「ほ…ほむらちゃんちょっと////」

_______
____
__
まどか「…ソファーで裸なんて…恥ずかしいよぉぉ……」

ほむら「おまたせまどか!これに着替えて…あっからだを拭かないと」

まどか「じ…自分でやるよ!!」

ほむら「いいから寝ていなさい!」ワシャワシャ

まどか「…………」

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:48:09.05 IWt9dbFE0
ほむら「パジャマに着替えて……はい、これを飲んで。」

まどか「……うん」コクコク

ほむら「ゆっくり飲むのよ…!」ソワソワ

まどか「……ぷはぁっ」

ほむら「………どう大丈夫…?」

まどか「うん…私は大丈夫だけど………ほむらちゃん
   
    ふ…服……」

ほむら「えっ?…あっ!!!!!」

カチッ

まどか「あ…あれ?ほむらちゃん??どこ行ったの???」

ほむら(思わず時間を止めてしまったわ……は…恥ずかしい………///)

まどか(服を着るのも忘れるくらい必死だったんだ……私のために…///)


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:50:14.09 IWt9dbFE0
まどか「心配させちゃってごめんねほむらちゃん…」

ほむら「まどかが何ともないのだったらよかったわ…
    それにしても…見っとも無い所を見せてしまったわね…」

まどか「ううん。ほむらちゃんが私のこと心配してくれて、嬉しかった。
    ありがとう、ほむらちゃん。かっこよかったよ!」

ほむら「え…ええ////…じゃあ私は寝る前に洗濯を片してしまうわね」

まどか「あ、私もあとで手伝うから待っててー!!」

まどか「……さっ、今のうちに日記書いちゃおっと」

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82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:52:20.08 IWt9dbFE0
ほむら「じゃあ電気消すわね」

まどか「うん」

ほむら「…今日もいろんなことがあったわね。
    いままで一人で暮らしてきて楽しいなんて思ったことなんてなかったけど、
    貴方といると生活がとても楽しいわ…」

まどか「私もすごく楽しいよ!!
    …こんなことならもっと早くほむらちゃんと仲良くなりたかったな…
    そうしてたらきっと、別の未来も…」

ほむら「そうね…過去は悔やんでも悔やみきれないわ
    でも、私達には未来がある
    助けたかった人、守りたかった人は何人も居なくなってしまったけど…
    私は貴方と生きていく。救えなかった彼女たちの分もね…」


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:54:23.62 IWt9dbFE0
まどか「そうだね…ごめん。湿っぽくなっちゃったね…」

ほむら「後悔なんて誰にでもあるわ…
    でも後悔を反省にして未来に向かわなきゃ
    それを教えてくれたのはあなたよ、まどか」

まどか「そうだね…今日はもう遅いし寝るね」

ほむら「そうね明日も早いし…」

まどか「あっ…ほむらちゃん。こっちきて」

ほむら「?ええ……ほ、ほむっ!」

まどか「うぇひひ、抱き枕ほむらちゃん!!
    きもちいいー」

ほむら「//////」

まどか「おやすみほむらちゃん…」

ほむら「お…おやすみなさい………」

まどか「……………Zzz」

ほむら「寝るの早いわね…」

ほむら「…じゃあ私も…」スルッ
ギュッ
ほむら「ふふっ…おやすみまどか……………」

84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:56:24.13 IWt9dbFE0
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ほむら「っ…はっ!!!ここは……」

ほむら「………!!ワルプルギスの夜…!?私は…あ…今のは…夢…!?!?」

ワルプルギスの夜「アハハハハ!!ハハハハハハハハ!!!」

ほむら「そ…そんな…!!ま…まどかは!?まどか!!…まどかぁ!…どこなの……!!!!」

ワルプルギスの夜「ハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!」

ほむら「まどか!!まどかぁ!!!!あっ…まどか!!そこに…!?!?!?!?!」

まどか「」

ほむら「えっ…何で…血…?嘘…まどか?返事をして!!まどかぁぁぁぁぁ!!」

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 19:59:29.12 IWt9dbFE0
ほむら「うそっ!!嘘よ!!!!認めない!!!!お願い!!行かないで!!!」

……ら……ゃん

ほむら「どうして!?何があったの!?!?!お願いだから返事をしてまどか!!!!」

…むら……ゃん!

ほむら「あ…ぅ…うわああぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!!!!!!」

…ほむらちゃん!!!!!

________________
___________
_______

ほむら「えっ!?あれ………?」

まどか「ほむらちゃん!!どうしたの!?ひどく魘されてたよ…?」

ほむら「あ…まどか……………まどかぁぁぁぁ!!」

まどか「わわ!!ほ…ほむらちゃん!?」

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:01:13.43 IWt9dbFE0
ほむら「まどかぁ…!!よかったよぉぉ…まどかぁぁぁ…」

まどか「怖い夢を見たんだね…大丈夫だよ…私はここにいるから」

ほむら「うぅぅ…よかった…また私一人ぼっちになったとおもって……!!」

まどか「大丈夫…もうほむらちゃんは一人ぼっちじゃないよ…
    だからもう泣かないで…」

ほむら「えっぐ…ぐすっ…うぅぅ……怖かったよぉぉ…」

まどか「よしよし…」

ほむら「…まどか…どこにも行かないで…」

まどか「私とほむらちゃんはずっと一緒だよ…
    だからもう心配する必要も怖がる必要もなにもないよ」

ほむら「うん…うん…」

87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:03:11.50 IWt9dbFE0
まどか「………」ナデナデ

ほむら「………あ、ありがとう…もう大丈夫よ」

まどか「よかったー
    ほむらちゃんが泣いてる所みたの初めてだったからびっくりしちゃった」

ほむら「うっ……忘れてくれないかしら…」

まどか「ウェヒヒ!だーめ!ずっと覚えてるよー」

ほむら「もうっ…////」

まどか「ちょっと早いけど朝ごはんつくっちゃおっか」

ほむら「こんな早くに起こしてごめんなさいね…」

まどか「んーん、ほむらちゃん、これから辛い事や悲しいことがあったら
    私に言ってね。
    
    ほむらちゃんが泣いてる時は私が傍に居てあげたいから…」

まどか「ええ…ありがとう。まどか」

88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:06:00.75 IWt9dbFE0
ほむら「じゃあ今日は私がお弁当を作るからまどかは朝ごはんをお願いしていいかしら」

まどか「うん!お弁当、期待してるね?」

ほむら「朝ごはん、楽しみにしてるわよ?」

まどか「…てぃひひ」
ほむら「…ふふふっ」

__________
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____
まどか「よいしょ…おまたせほむらちゃん!!
    じゃ、たべよっか」

ほむら「ええ、いただくわ」

まどか「……」

ほむら「……」もぐもぐ

まどか「ど…どうかな?味、へんじゃない?」

ほむら「…おいしいわ…とっても、優しい味…」

まどか「えっと…あ、ありがとう////」

まどか(なんか恥ずかしい…でも………嬉しいな)

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:08:54.18 IWt9dbFE0
ほむら「ふぅ……ごちそうさまでした。
    おいしかったわまどか。」

まどか「うぇひひ、お粗末さまでした!
    さぁ!今日も頑張ろう!!」

ほむら「ええ、今日は一昨日に言った基地にいくわよ
    少し遠いけど作戦通りに行けるかどうかの確認だけだから今日はそんなに時間は掛からないわ」

まどか「そっかー、じゃあ早く終わったら街の方に行こうよ!!
    いろいろほむらちゃんと見て歩きたいな」

ほむら「時間があったらね。じゃ、行きましょうか」

まどか「うん!」

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:10:38.69 IWt9dbFE0
-見滝原市自衛隊駐屯所-

まどか「うわぁ…この前は夜に来たけど、お昼だと迫力が違うね…
    私達、こんな所に忍び込んだんだ…」

ほむら「痕跡は全て工作済みだから騒ぎにはなってないと思うけど…
    …さて、さっさと確認しちゃいましょう」

まどか「はーい」

______
___
まどか「あ!ほむらちゃんみて!ちゃんと付いてる!」

ほむら「複座型二機にきちんとついてるわね
    偽装書類がうまく通っているか確認するまで正直気が気でなかったわ…
    じゃあ確認は完了よ。あとは少し魔法で細工をするだけだから」

まどか「あれに私が乗るんだね…なんだか緊張しちゃう
    うまく乗れるかな…」

ほむら「大丈夫、魔法で動かすから複雑な操作はいらないわ
    あなたが動かしたいと思えば動くはずよ。それじゃあ待ってて」

カチッ

カチッ
ほむら「ふぅ…お待たせ」

まどか「時間を止めてるから私から見れば1秒も待ってないよ…」

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:12:33.82 IWt9dbFE0
ほむら「びっくりするくらい順調に終わったわね」

まどか「じゃあ今日は街に行けるね!」

ほむら「ええ、でもその前にいい時間になったし,ご飯にしましょうか」

まどか「うん!お弁当ずっと楽しみだったんだ!!」

ほむら「ふふっ、お口にあえばいいんだけど」

まどか「ほむらちゃんが作ったものなら何だっておいしいに決まってるよ!!」

ほむら「ありがと、まどか。…あそこの木陰なんてちょうどいいんじゃないかしら」


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:14:36.83 IWt9dbFE0
ほむら「シートを引いて…準備できたわ。
    さぁ、ご飯にしましょう」

まどか「わぁ…楽しみ…じゃあ空けるね」ポン

ほむら「……」ドキドキ

まどか「うわぁ…すごい…綺麗な彩り…
    ほむらちゃん本当に私が朝ごはん作ってる間にこのお弁当つくったの?」

ほむら「ええ…まぁ多少時間を止めたけどね」

まどか「あー!ほむらちゃんずるいよ!!」

ほむら「数少ない魔法少女の特権よ。さ、食べてみて」

まどか「うん、いただきまーす!」

93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:16:22.30 IWt9dbFE0
まどか「こ…これは…!!」

ほむら「まどかが好きそうなおかずを用意したわ…どうかしら?」

まどか「どうしたもなにも最高だよ!!
    焼き鮭は完璧な焼き加減で身が柔らかくて皮はカリカリ!!
    塩加減も最高だよ!これはご飯が進むね!!
    このお肉は…パクッ …これは吉野家の味!!
    さてはほむらちゃん…お家で吉野家セットを使ったね!!さすがほむらちゃん!!
    牛丼はやっぱり吉野家だよ!!
    ご飯は…むっ!この味は昔吉野家で使われていた
    北海道立上川農業試験場で作られた「きらら397」だね?
    おかずに対してご飯にもこの気配り…!!よくもここまでしてくれたと言いたいよ!!
    そしてこの菜っ葉のお浸しもきゅうりのQBちゃんも!
    主役級おかずに対しすばらしいコラボレーション!!!!!
    決して舌が飽きることがない配慮…!
    スコアはパーフェクト!!!!100点満点!!(パチパチ!)
    天才!!!!!ほむらちゃんは天才だよ!!!!!
    これはお弁当新時代の幕開けだよ!!!」

ほむら「…あ、ありがとう。まさかそんなに褒められるとは思わなかったわ」

まどか「はむっ!! はふはふ!! もぐもぐ!!」

ほむら「まどか、お弁当は逃げないわ、ゆっくり食べてね」

まどか「モグモグ…ゴックン!うぇひひひ!!」

94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:19:45.80 IWt9dbFE0
ほむら「ごちそうさまでした」

まどか「ごちそうさまでした!本当においしかったよ!!ありがとうほむらちゃん!!
    家のパパも料理がうまいけど、お弁当はほむらちゃんがつくったのが一番おいしかったよ」

ほむら「よかった、それだけ喜んでもらえれば作った甲斐があったというものよ

    はい、食後のホットココアをどうぞ」

まどか「わぁ!私ホットココア大好き!」

ほむら「ふふっ」

95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:22:02.04 IWt9dbFE0
まどか「気分がいいところでさっそく街にいこうよ!」

ほむら「そういえば、ここからだと街までけっこう遠いけど…
    まどかは平気かしら?疲れてない?」

まどか「あのご飯を食べて疲れが残るわけないよ!!
    
    ほむらちゃん手だして……さ、行こ!」ギュ

ほむら「…ええ!」ギュッ

_______
_____
___

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:24:27.07 jLDc0sqo0
さげ進行か
さるに気をつけろよ

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:24:55.58 IWt9dbFE0
ほむら「だいぶ歩いたわね…」

まどか「うーん…そろそろ着くころだと思うんだけど」

ほむら「まぁ今日はまだまだ時間があるわ。ゆっくりいきましょう?」

まどか「うん……あっ!見えたよ!!」

ほむら「そのようね、…それでまどか、街での予定はなにか考えてあるの?」

まどか「んー詳しく考えてはいないけど…とりあえずウィンドウショッピングだね!!」

ほむら「ういんどう…しょっぴんぐ…」

まどか「さぁ!いっぱい回るよほむらちゃん!!」

ほむら「え…ええ」

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:25:56.77 8xjhBsPM0
ほむ

99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:26:35.50 IWt9dbFE0
いっぺんアゲます

まどか「うぇひひ!ほむらちゃんこっちこっち!!」

ほむら「ま…まどか、速いわ…ちょっとまって…」

店員「いらっしゃいませ、どのようなお洋服をお探しですか?」

ほむら「あ…えっと…その」

まどか「あっ!すみません、この子に合う服をさがしているんですけど」

ほむら「えっ!?」

店員「かしこまりました。ではお連れ様はこちらにどうぞ」

ほむら「え…えええ!?」

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:26:40.71 zYAMa/+X0
支援

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:27:04.42 fSfl3x3KO
さるよけ

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:30:33.86 yYXDGfqq0
ほむほむ

103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:36:35.95 8xjhBsPM0
ほむ

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:37:06.31 4El7Ncog0
いい雰囲気だな

……ワル夜戦前でなければ

105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:43:58.47 8xjhBsPM0
ほむ

106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:49:03.27 8xjhBsPM0
ほむ

107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:49:33.39 tvPsKH+KO
規制喰らったのでネカフェ逝ってきます

保守お願いしていいですか

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:51:21.81 8xjhBsPM0
ほむっ

109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:53:31.53 2mUAfHYL0
00分過ぎたら解除だぞ

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 20:53:49.42 W1XOm4Qr0
もりたぽオークションでモリタポ変えよ

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:01:53.84 tvPsKH+KO
00分に解除とはしらなかった…

今帰ってきてるので9時10分までに開始します
次規制きたらモリタポ買うわ

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:02:29.35 yYXDGfqq0
ほむ

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:09:25.51 yYXDGfqq0
ほむ

114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:10:21.37 IWt9dbFE0
保守ありがとうございました!!
開始します!!

109に感謝!!

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:11:59.21 IWt9dbFE0
まどか「ほむらちゃーん、もう着替え終わった?」

ほむら「ま…まってまどか……
    
    …き…着替え終わったけどこれ…」

まどか「じゃあお披露目タイムだね」シャー!

ほむら「!!…ま、まどか…は…はずかしいわ…」

まどか「………」

ほむら「えっと…まどか…!?」

まどか「すごくかわいいよほむらちゃん!こういう服もほむらちゃん似合うと思ってたんだ!!」

116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:13:39.80 u6mIdkj6O
追い付いた支援

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:13:51.87 IWt9dbFE0
ほむら「で…でもちょっと派手すぎない…?」

店員「とてもお似合いですよ。」

まどか「ほむらちゃんは美人なんだからこれくらいでも全然地味なくらいだよ!!
    サイズは合ってる?」

ほむら「え…ええ」

まどか「店員さん、これください」

店員「ありがとうございます」

ほむら「えっ!?ちょっと!!」

118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:15:14.51 8xjhBsPM0
ほむ

119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:15:26.10 fSfl3x3KO
戦いはまだか…ウズウズ

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:15:57.76 IWt9dbFE0
まどか「うぇひひ!これは私からほむらちゃんへのプレゼント!!」

ほむら「で…でもわたし…こんな…」

まどか「ほむらちゃんはもっとお洒落をしないともったいないよぉ!」

ほむら「でも私…性格も地味だし…本当はドジで…こんなの似合うわけ…」

まどか「なら、似合うようになればいいんだよ!」

ほむら「……あ!!」

______________________
_____________
______
ほむら「私、その…あんまり名前で呼ばれたことって無くて…。すごく、変な名前だし…」

まどか「えー?そんなことないよ。何かさ、燃え上がれーって感じでカッコいいと思うなぁ」

ほむら「名前負け…してます」

まどか「えぇー、そんなのもったいないよ。せっかく素敵な名前なんだから、
    ほむらちゃんもカッコよくなっちゃえばいいんだよ!!」
_______
______________
__________________________

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:17:45.55 IWt9dbFE0
ほむら「…そうだ……そうだったわね………」

まどか「?」

ほむら「ありがとう鹿目さん…いえ、まどか。私なりに…お洒落をがんばってみるわ」

まどか「うん!!」

ほむら「じゃあ次は…店員さんすみません」

まどか「さっそくだね!!」

ほむら「次はこの子の服見繕ってもらえませんか?」

店員「かしこまりました。ささ、どうぞこちらに」

まどか「ほ…ほむらちゃん!?」

ほむら「ふふっ…私だけじゃ不公平よね?まどかにも可愛い服きてもらわなきゃ」

まどか「え…えぇぇ!?」

122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:18:55.07 8xjhBsPM0
ほむ

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:19:07.46 8xjhBsPM0
ほむ

124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:19:57.96 IWt9dbFE0
店員「ありがとうございましたー」

まどか「ウェヒヒ!結局私もほむらちゃんからプレゼントされちゃったね」

ほむら「ふふっ…すごくかわいかったわよまどか」

まどか「ほむらちゃんだってとっても似合ってたよ!!」

ほむら「また行きましょうね…えっと…次はどこに行くの?」

まどか「んーと…ほむらちゃん、あれ見ない?」

ほむら「映画…?

    全米が泣いた話題作『かわいそうなマミ』『泣いた青さやか』『はらぺこきょうこ』の3部作…」

まどか「原作の絵本が小さい頃だいすきで…前から見てみたかったんだー
    あと10分ではじまるし、ほむらちゃん一緒にこれ見ない?」

ほむら「…どこかで聞いたような名前ね…まぁ『この作品はフィクション?です』って書いてあるし
    どのような感想を持とうが本人たちとは何の関係もないわね……ええ、いいわよ」

まどか「やった!いこいこ!!もちろんポップコーンと巨大コーラも買って行こうね!」

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:21:13.39 IWt9dbFE0
また友達が絵をかいてくれたよ!!\(^o^)/

URLリンク(iup.2ch-library.com)

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:21:18.64 A+XxCjtz0
ほむ

127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:22:00.31 8xjhBsPM0
あんあん!

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:22:26.78 IWt9dbFE0
ほむら「キャラメルポップコーンにしたの?しかもそのサイズ…飽きちゃうわよ?」

まどか「わかってないなーほむらちゃん。これが映画の醍醐味だよ」

ほむら「そういうものなのかしら…」

まどか「あと十回映画にいったらわかるよ。あ、始まった」

ほむら「………CMね」

まどか「あ、あはは。これも映画の醍醐味だよ…
    あっ鷹の爪団」

ほむら「まだやってたのねこれ…」

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:24:16.21 A+XxCjtz0
>>125>>125の友達乙
おもしろかった!

130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:24:56.13 8xjhBsPM0
まどまど

131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:24:56.55 IWt9dbFE0
ほむら「今度こそはじまったわ」

        =======かわいそうなマミ==========

『マミ「おなかが減ったの!!お願い、エサを頂戴!!」』

まどか「もぐもぐもぐもぐ」

『マミ「じゃ…じゃがいも!!やったぁ!!ありがとう!!
    
    …ん?……な…なによこれ!毒が入ってるじゃない!!殺すつもりなの!?」』

ほむら「……………もぐもぐ」

『マミ「え!?ちょっと!その注射器は何?…無駄よ、私は魔法少女。そんなもの効かないわ」』

まどか「もぐもぐ…うっ………ごくごく」

『マミ「………もう何日も飲まず食わずね…あっ!飼育員さん!!お願い!食べ物を…!!
    
    ……ええ、もちろんただでとは言わないわよ…?芸をするわ!!…ティロ…フィナーレ!!」』

『マミ「…あっ…!ちょっと待って!!お願い!!見るだけで良いから…!!!!

    …………ああもう!…こんなのもう嫌よぉぉ!!!!!!!」』

ほむら「なにこれ……」

まどか「……ぐすっ」

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:25:20.59 8xjhBsPM0
まみぃ……

133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:26:18.73 A+XxCjtz0
まだか、すまぬ

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:27:05.75 IWt9dbFE0
         =======泣いた青さやか=======
ほむら「これは期待作ね…」
『さやか「仁美~私は恭介にいっぱいやさしくしてるのになんで振り向いてくれないんだろう…
     CDもあげるし、毎日お見舞いに行ってるのに…」』
まどか「もぐもぐもぐもぐもぐもぐ」

『さやか「えっ?いい考え…?何々………仁美!ナイスアイディアだよ!!じゃあ私用意してくる!!」』

ほむら「もぐ…もぐもぐ」

『さやか「恭介~お見舞いに来たよ~って、やいやい!あんたは誰だ!!恭介は今腕の治療を頑張ってるんだ!!
     何者かは知らないけど恭介には指一本……え?……あ…付き合ってる?へ…へぇ、そうなんだ…」』

まどか「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ」

『さやか「……ひっく…ひっく…どういうことよ…仁美と恭介が付き合ってるなんて…
     ………もう今日はもう帰ろう…明日仁美に………ん?手紙…?私宛だ…」』

ほむら「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ」

『さやか「何々……拝啓、中略、実はわたくし…前から上条くんのこと、お慕いしてましたの
     さやかさんには抜け駆けに見えるかもしれませんが、
     いままでさやかさんにチャンスはいっぱいありましたわよね?それに上条君は私を選んでくれましたわ。
     だからこの勝負はさやかさんの時間切れで私の勝ち。恨みっこはなしですわよ。 仁美

     ……………あ…あの糞ワカメぇえええええぇぇえ!!!!!!!!うわぁぁぁぁん!!!!!」』

ほむら「…史実よりエグいわね」

まどか「プー クスクス」

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:30:04.51 IWt9dbFE0
     =======はらぺこきょうこ========
ほむら「これは安心して見れそうね…」

『杏子「あー…腹減ったなぁ……おっ!こんな所にりんごがある!!へへっ、いただきまーす
    ………やっぱり一個だけじゃなぁ……おっ!今度は梨が…!しかも2個あるぞ!!」』

ほむら「もぐ…」

『杏子「もぐもぐ…んー…うめぇけどもうちょっと量が…ってすももが三つにイチゴが四つ…オレンジは五つときた!!
    なかなか落とすやつも気前がいいな!!パクパクパク!!」

『杏子「…結構食ったな…でも果物は腹持ちがなぁ……ん?チョコレートケーキにアイスクリーム…
    ピクルス、チーズにサラミ…お!ペロペロキャンディーにさくらんぼパイ、ソーセージ
    カップケーキにスイカもあるじゃねーか!!なんだここ!?天国なんじゃねーのか!?」』

まどか「もぐもぐもぐもぐ」

『杏子「ふぅ…食った食った…もう食えねぇや……ん?…ぐ…ぐおおおおおおお!!?!?!?!
    腹が…い…いたたたたたたた!!!いてぇよぉぉ!!!!!」

さやか「天国だと思った? 残念! さやかちゃんの罠でした!!」

 杏子「て…てめぇさやか!!食い物に何てことしやがる!!う…うおおおおお?!?!?」

さやか「あんただけいい目に合わせてたまるもんですかって!よい子のみんなは落ちてる食べ物をたべちゃだめだよ!!」

杏子「く…くそったれぇぇぇ!!!!!!!!!!!」  
              END』
ほむら「…まぁ反教育としては中々優秀な教材ね」
まどか「イイハナシダッタネー」

136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:31:19.42 8xjhBsPM0
あんあん!

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:31:29.66 8xjhBsPM0
あんあん!

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:32:08.80 LwWgi9mB0
とっても大好き

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:32:18.59 IWt9dbFE0
まどか「とってもおもしろかったね」

ほむら「そ…そうね………」

まどか「さて、もう夕暮れだしそろそろかえろっ」

ほむら「もうこんな時間…楽しくて時間を忘れてしまったわ…」

まどか「あっ!今日私作りたい献立があるんだよ
    帰りにスーパー寄って良いかな?」

ほむら「ええ、もちろんよ。何を作るの?」

まどか「うぇひひ!ひーみーつ!」

ほむら「ふふっ。楽しみにしてるわ」

まどか「あ…あんまり期待しないでね…」

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:34:16.85 IWt9dbFE0
まどか「ごめん…ちょっと重いね」

ほむら「これは買いすぎよまどか…」

まどか「だってこの食材全部合せて一週間は持つよ
    ほら、これで明日負けるわけにはいかないでしょ?」

ほむら「…まぁそういう考え方も出来なくはないけど…」

まどか「もっと前向きにいこうよー
    …あ、ほむらちゃんあっちみて!!」

ほむら「…………壮観ね」

まどか「夕日がこんなに大きく…とっても綺麗、
    まるで私達、宇宙に飛び出したみたい…」

ほむら「ここでもう少しみていきましょう」

まどか「うん!」

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:34:28.95 8xjhBsPM0
まどまど

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:34:44.31 8xjhBsPM0
ほむほむ

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:34:54.67 8xjhBsPM0
ほーむほむ

144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:36:10.13 IWt9dbFE0
ほむら「ふぅ………本当に今日はよく歩いたわね
    お疲れまどか」

まどか「ほむらちゃんもお疲れ様!…ソファーに座ったら疲れがどっとでてくるよ…」

ほむら「明日は大忙しなんだから、今日は早く寝たほうがいいわね。
    眠くなるまえにご飯を用意しちゃいましょう」

まどか「あっ!まって!!ほむらちゃん」

ほむら「どうしたのまどか?」

まどか「あのね、今日は私一人で料理を作らせてくれないかな…?」

ほむら「…いいけど…どうしたの急に?」

まどか「いいからいいから!じゃあほむらちゃんはお掃除でもしといて!」

ほむら「…?」

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:38:24.24 IWt9dbFE0
まどか「さぁ座って!」

ほむら「…まどか?これは…?」

まどか「えっと…ゴホン…3日間泊めてくれてありがとうほむらちゃん!!
    今日のご飯は特別仕様だよ!!」

ほむら「びっくりしたわ…私の好きな食べ物ばかりじゃない…貴方に教えたことあったかしら」

まどか「ほむらちゃんのお料理の本をみたとき花マルマークがついてたからそれかなって…
    しかもデザートにショートケーキ付き!!でもほむらちゃん
    特別なのは食べ物だけじゃないよー」

ほむら「ふふっ嬉しいわ。他にもなにかあるの?」

まどか「なんと!私がほむらちゃんのお食事のお世話をするよ!」

ほむら「…食事のお世話といわれてもピンとこないわ…いったいどういうことをしてくれるの?」

まどか「食べ始めたらわかるよ!!さ、食べ始めよう」

146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:39:30.02 8xjhBsPM0
ほむほむ

147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:39:41.49 8xjhBsPM0
まどまど

148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:40:29.19 IWt9dbFE0
ほむら「まどか、お箸がないんだけど…」

まどか「うん、今日はご飯を食べるのにお口しか使わないよ」

ほむら「………!!ま…まさか」

まどか「じゃあ一品目!デミグラスハンバーグ!」

ほむら「綺麗に焼けてるわね…やっぱりまどかはお料理上手ね。
    焼き方のコツ、教えてくれる?」

まどか「うぇひひ!ほむらちゃんには負けるよ。焼き方はね…
    って話題を逸らそうとしてもだめだよ!さ、お口を開いて」

ほむら「うぅ…は…恥ずかしいわ…ほ…ホントにやるの?///」

まどか「昨日はほむらちゃんに食べさせてもらったからね!
    今度は私の番だよ!!さ、あーん~~~」

ほむら「///あ…あーん………んっ……」

まどか「ど…どうかな?…ちゃんとできてる?」

149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:42:36.86 IWt9dbFE0
ほむら「…おいしい…とってもおいしいわ…
    貴方の優しい気持ちが伝わってくるような。そんな味…」

まどか「うぇひひ!正解!この料理はね、ほむらちゃんのことを思いながら作ったんだ!」

ほむら「えっ?」

まどか「ほむらちゃんがおいしいって言ってくれたら…
    この料理を食べてもっと笑顔になってくれたら、って」

まどか(そしてもっと私のことを好きになってもらえたら…)
    
ほむら「そ…そう」

まどか「そしてどっちも成功!!おいしいって言ってもらえたし、
   
    さっきからほむらちゃん、ずっとにやけてるし!」

ほむら「ほ…ほむっ!?」

まどか「あれ、気づいてなかったの?やっぱりほむらちゃんはかわいいなぁ~」

ほむら「あ、あんまり言わないで///
    …でも、まどかにこんなに思ってもらって…私、とっても幸せよ」

ほむら(…本当に幸せ…大好きよ。まどか…)

150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:42:37.10 8xjhBsPM0
ほむほむ

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:42:51.24 8xjhBsPM0
ほむほむ

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:44:20.98 IWt9dbFE0
まどか「はい、最後の一口だよ」

ほむら「はむっ……ごちそうさま。私のためにありがとうまどか
    …って、今思ったんだけどあなたご飯食べたの?」

まどか「ん?ご飯作ってる時につまんだから私はもういいかな」

ほむら「…本当?お腹へってない?」

まどか「うん!さ、お風呂沸いたし入ろう?」

ほむら「いつの間に…」

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:44:25.58 UNok1Ldq0
無駄知識まどかは料理が苦手

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:44:33.12 8xjhBsPM0
ほむほむ

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:47:39.53 IWt9dbFE0
>>153しまった\(^o^)/
ほむらちゃんへの愛でカバーしたということで



ジャバーーーー

ほむら「…ふぅ……疲れが取れていくわ……」

まどか「うん…ちょっと今日は疲れたね……でもすごく楽しかったよ!!」

ほむら「…ええ……もう残すところ本番だけね…
    心の準備はできた?」

まどか「……うん、私は大丈夫…!!きっとうまくできるよ…ほむらちゃんは大丈夫?」

ほむら「…ええ…大丈夫………そうね、正直に言うとね…本当はまだちょっと怖いわ…

    戦いであなたを失うかもしれないと思うと…私は…」

まどか「………ほむらちゃん。ほむらちゃんは私のこと………好き?」

ほむら「……えっ!?な…!!」

156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:49:49.13 8xjhBsPM0
ほむっ

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:49:57.16 IWt9dbFE0
まどか「……私は…好きだよ。ほむらちゃんのこと…大好き…
    この世界の誰よりも…大好きだよ」

ほむら「……ま、まどか…?」

まどか「さっきは強がったけど…本当は私も怖い…逃げ出したいくらい怖い……
    でもほむらちゃんがいるから、大好きなほむらちゃんがいるから…戦うよ!

    ほむらちゃんが幸せになって欲しい。ほむらちゃんとの未来を守りたいの…!!
    だから私は死なないし、ほむらちゃんも、絶対に死なせないよ…!!

    でね…ほむらちゃん…もう一度聞くけど…ほむらちゃんは…私のこと…」

ほむら「…………そんなの…
    
    好きに……大好きに決まってるじゃない!!!
    私はこの世の全てより…あなたが大切よ…!!    
    
    私だって、貴方の幸せを、未来を守りたい!!」

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:52:45.16 IWt9dbFE0
まどか「ほ…本当・・・?ほむらちゃん・・・私のこと・・・」

ほむら「・・・ええ。私はまどかが大好きよ
    ありがとうまどか・・・おかげで吹っ切れた・・・覚悟ができた。

    絶対に…絶対に貴方を守って見せるわ・・・!!」

まどか「………やったぁ!!!!」

ほむら「あ!ちょっとまどか…急に抱きつかれたら…////」

まどか「うぇひひひ!!!ほむらちゃんと『そうしそうあい』だね!!
とってもうれしいな!こんな嬉しいことってないよ!!」

ほむら「あ…あぅぅ…今になって恥ずかしくなってきたわ…」

まどか「あー!そんないいかたひどいよ!!私頑張って言ったのに!!」

ほむら「で…でも…///」

まどか「もう!ほむらちゃんの馬鹿!!私まで恥ずかしくなってきたよ…///」

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:54:32.73 IWt9dbFE0
ほむら「…………」

まどか「………………」

ほむら「……………………まどか?」

まどか「何かな?」

ほむら「い…いつまで私を抱きしめているつもりなの…?///」

まどか「…ほむらちゃんは嫌?」

ほむら「嫌じゃ…ないけど………」

まどか「うぇひひ!!!じゃあずっとこのまま!!」

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:54:39.54 8xjhBsPM0
ほむほむ

161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:56:59.95 IWt9dbFE0
ほむら「………まどか」

まどか「んー?」

ほむら「…………だいすき」ボソッ

まどか「!?」

ほむら「スキありよ」

まどか「わわ!!ほ…ほむらちゃん!?」

ほむら「まどかだけなんて不公平よ…今度は私の番…」ギュッ

まどか「ぁ…///」

ほむら「……明日、頑張りましょうね」

まどか「…うん」
________
_____
___
ほむら「…2時間も入っていたのね…指がフヤフヤよ…」

まどか「うぇひひ…私も…なんだかのぼせちゃった…」

ほむら「もう用意は終わったし、明日は多少お寝坊できるけど、疲れを残さないためにもう寝ましょうか」

まどか「そうだね…あっ!日記書かないと!!」

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:58:37.10 8xjhBsPM0
ほむほむ

163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:59:26.51 IWt9dbFE0
ほむら「じゃあ電気消すわね…」

まどか「う…うん」

ほむら「………おやすみ、まどか」

まどか「お、おやすみなさい……」

ほむら「………」

まどか「………」

ほむら(こ…このシチュエーションはお風呂より来る物があるわ……)

まどか(あんなことがあったあとでほむらちゃんとベッドで二人……)

ほむら(……寝れないわ…)

まどか(……寝れないよ…)

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 21:59:46.33 8xjhBsPM0
まどまど

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:01:33.21 IWt9dbFE0
まどか「…ほむらちゃん…起きてる?」

ほむら「…ええ…なんだか寝付けなくて…」

まどか「そっちのほう、いっていいかな…?」

ほむら「え…ええ…」

まどか「………」

ほむら「………」

まどか「…ほむらちゃん。私の顔。見える?」

ほむら「…?ごめんなさい、暗くてよく見えないわ…」

まどか「そっか…じゃあ…」

ほむら「…んっ………えっ…?今のって…」

まどか「…てぃひひ……私、初めてしちゃった」


166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:03:18.60 8xjhBsPM0
ほむほむ

167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:03:43.30 IWt9dbFE0
ほむら「う…うそ!?え!?わ…私…まどかと…キス…!?」

まどか「…だ…だめだった…?」

ほむら「ぁ…いえ…そうじゃないけど…こんなことするの初めてで…な…なんだか現実味が……んっ……」

まどか「………ぷはぁ……どうだった?」

ほむら「…言葉で言い表せないわ………とっても幸せな気分よ…」

まどか「…私も……幸せ……ほむらちゃん…ずっと一緒に……」

ほむら「うん…ずっと一緒よ…まどか」


10分ほど席を外します
ちょっとだけ保守お願いします

音楽でも聴いてお待ちください

曲名「未来の二人に」
このSSにぴったり!
URLリンク(www.youtube.com)

168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:05:05.93 8xjhBsPM0
ほむ

169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:05:34.47 uxiKCkvV0
どうしてこのスレタイからこんな展開になると想像出来たでしょう
まどまどほむほむいいぞもっとやれ

170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:09:04.44 8xjhBsPM0
ほむ

171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:11:26.39 IWt9dbFE0
保守感謝!再開です┌(^o^)┘

_____
___
_
ほむら「…………ふあぁぁ……よく寝たわ…10時…寝すぎね……」

まどか「Zzz…Zzz…」

ほむら「…ほらまどか…起きて…もう10時よ」ユサユサ

まどか「…んん………もう10分……むにゃむにゃ」

ほむら「…はぁ…仕方ないわね」

まどか「Zzz…Zzz…」

ほむら「…ふふっ…可愛い寝顔ね…」

まどか「Zz…z……ん…あれ…ほむらちゃん……おはよ…早起きだね…」

ほむら「おはようまどか。残念だけど今は朝の10時よ」

まどか「…え?嘘!もう10時なの!?わわわ…寝すぎたよ…」

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:13:14.71 IWt9dbFE0
ほむら「状況を確認したところで早速なんだけど、その腕を解いてくれないかしら…
    これじゃ朝ごはんが作れないわ」

まどか「んー…私今日は朝ごはんもなにもいらないや。…ほむらちゃんがいればそれでいいよ」

ほむら「でも…朝ごはんを抜くと体に悪いわよ………」

まどか「そんなこと言いながら私に頭ナデナデされて動かないほむらちゃんでした」

ほむら「…もう!!///」

まどか「うぇひひ!!今日はお昼までゴロゴロけってーい!」

ほむら「はぁ…まあいいわ……」

173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:15:08.94 IWt9dbFE0
まどか「ほむらちゃんなでなでー」

ほむら「…完全にまどかに主導権を持ってかれたわ…」

まどか「ん?ほむらちゃんだって、私に何でもしていいし、何でもお願いしていいよ」

ほむら「何でも……」

まどか「うん。なんでもいいよ」

ほむら「………じゃあ。一つだけ……」

まどか「何々?」

ほむら「……明日…一緒についてきて欲しい場所があるの…」

174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:15:51.66 8xjhBsPM0
ほむほむ

175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:16:03.94 8xjhBsPM0
ほむほむ

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:16:13.27 8xjhBsPM0
ほむっほむっ

177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:17:11.76 IWt9dbFE0
まどか「…それはいいけど…いったいどこに行くの?」

ほむら「巴マミの家よ…あとさやかと杏子も…」

まどか「!?……ど…どうして?…みんなが死んでしまったのはほむらちゃんの所為じゃないよ…」

ほむら「うん。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない…でももう、終わってしまったことだわ…

    でも…私はその結果を覆せるかも知れない力を持っている…」

まどか「……」

ほむら「だから私が行く理由は、力及ばず死なせてしまったことを謝るんじゃなく…
    私はまどかと二人で生きていくことを選んだ…
    その選択をどうか許してほしい…って」

まどか「そっか…うん…私も行くよ…ほむらちゃんだけじゃなく…私も…みんなに聞いて欲しいことがあるから…」

ほむら「ありがとう…まどか」

178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:18:48.81 8xjhBsPM0
ほむほむ

179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:19:09.48 IWt9dbFE0
まどか「…もう12時だね…」

ほむら「ええ……」

まどか「…私。本当にもうほむらちゃん以外何にもいらないや…」

ほむら「…そうね…大切な人と二人でいると言う事は、こんなに満たされるものなのね…」

まどか「もうずっと動きたくないや」

ほむら「…同意よ…でもそんなことしてたらあと数時間で私達、死んじゃうわ」

まどか「ほむらちゃんと一緒に死ぬなら良いかもしれない…」

ほむら「そうね……ってそれだけはだめよ!!あなただけは絶対に生きてもらうわ!!
    さあ、起きましょう」

まどか「うー…ほむらちゃん堕落作戦失敗かー」

ほむら「何てこと考えてるの…さ、ご飯、つくりましょ」

180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:20:30.49 8xjhBsPM0
ほむ

181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:21:21.64 IWt9dbFE0
____________________
_______________
____________
ほむら「出現予測時間まであと1時間半…すこし早いけど、そろそろ行きましょうか。

    まどか、準備はいい…?…………まどか?あなた、なにやってるの?」

まどか「あ、あと1分まって…!!」

ほむら「…日記?」

まどか「あっ!見ちゃダメだよ!!帰ってからのお楽しみ!!」

ほむら「?…そう」

まどか「~~~………出来た!!さ、行こう。ほむらちゃん!!」

ほむら「ええ……行きましょう、まどか…一緒に…絶対一緒に帰ってきましょうね」

まどか「…うん…一緒に帰ってこよう…ここに」

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:22:18.86 8xjhBsPM0
ほむっ

183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:23:15.10 IWt9dbFE0
-見滝原自衛隊駐屯所-

ほむら「じゃあいくわよ…決して手を離さないで」

まどか「うん」

カチッ
__
_
ほむら「じゃあ、私が指示を出すまでここでジッとしてて…
    魔法でコクピット内部は外部からは見えないから動かなければ大丈夫よ」

まどか「うん…私、頑張るよ…」

ほむら「まどか…約束しましょう…お互い、絶対に生き残ると……」

まどか「もちろんだよ…だからほむらちゃんも…どうか死なないで」

ほむら「ええ……んっ……」

まどか「………もっとほむらちゃんとしたいけど。今はここまで。帰ったら続き…しようね」

ほむら「ええ……それじゃあ、1時間後、無線でまた…」

まどか「…うん…また後で」

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:24:20.08 8xjhBsPM0
ほむほむ

185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:25:20.60 IWt9dbFE0
-見滝原河川敷-

ほむら「………酷い天気…あと30分でここは戦場になる…
    今回その渦中には彼女も……」

ほむら「……怖い……彼女がまたあんな目にあうかもしれないと思うと……今すぐ逃げ出したく……」

ほむら「……はぁ…違う…私ってほんと馬鹿…そうじゃなかった」

ほむら「それでも私は彼女を守るんだった…まどかが私を信じてくれている…
    私はまどかが好きで、まどかは私のことを好きって・・・…そう、言ってくれた」

ほむら「させない……絶対に…壊させるものか…!
    まどかの未来を…まどかとの私の未来を……私は守る…!」

ほむら「……まどか、もう一度、私に勇気を…!」

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:27:15.94 IWt9dbFE0
______
_________
ほむら「一時間後、無線でまた…」

まどか「…うん、また後で」

まどか「…いっちゃった……」

まどか「本当はもっと…時間ぎりぎりまで一緒にいたかったなぁ…」

まどか「……凄く複雑そうな機械…これで私が…あの魔女と戦う………」

まどか「……!…ウェヒヒ…膝が震えてるよ…ほむらちゃんの前では私、
    勇敢な事や、さも自分は頑張れるなんてこといったけど…」

まどか「ほむらちゃんがいなくなったらすぐこれ…
    なんの取り得もない…いつもの私…大嫌いな私…」

まどか「いつも何も出来なくて…みんなが傷つくのを見てるしか出来ない……」

まどか「……でも、そんな私でも…ほむらちゃんのためなら…ほむらちゃんと一緒なら…
    どんなことでも頑張れる。どんな困難も、絶対にくじけない…!」

まどか「私は変わる…変わってみせる・・・!
    ほむらちゃんの未来を…守ってみせる!!」

187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:29:16.13 IWt9dbFE0
ほむら「失敗は許されない…今回だけは…こんな私を愛してくれた彼女だけは…」

ほむら「…まどかは思い出させてくれた…
    一人でなく、誰かと一緒に戦うことを…望んだ未来を目指す勇気を……!」

ほむら「そしてたくさんの初めてを教えてくれた…
    人肌の温かさ…大切な人との時間…いっぱいの幸せを…」

ほむら「まどか…頑張ろうね…二人で…未来を創ろう…」

ほむら「……5分前……そろそろね」
___
_____
まどか「あと10分…もうすぐ。戦いが…」

QB「やあまどか。もうすぐ始まるみたいだね。調子はどうだい?」

まどか「キュウべぇ…!何しに来たの…もう、私は契約しないよ…

    私はほむらちゃんの未来を壊さない…!」

QB「僕は応援しにきただけだよ。それにしても考えたじゃないか。戦闘機を使うなんて。
  人間の技術で可能な機動力、攻撃力を市街地戦という局地で高い水準で満たしている…すごいじゃないか。
  操作も魔法をかけていれば問題ないし、装甲もある程度は強化されているだろう。これはきみが考えたのかい?

  いつかの前言を撤回するよ。もしかしたらやり方によっては本当にワルプルギスの夜を倒せるかもしれない。」


188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:31:03.15 yYXDGfqq0
F-2BかF-15DJかF-4EJ改か

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:31:16.41 8xjhBsPM0
ほむ

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:31:26.67 8xjhBsPM0
ほむほむっ

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:31:51.09 IWt9dbFE0
まどか「そう…ありがと……だからもうあなたとは会うことはないよ…」

QB「そうだったらいいね。でも、今回君たちが勝つとは限らないよ。
  負けたその時、絶望する暁美ほむらのそばにいるのは君のはずだよね。そして君は心変わりするかもしれないよね?

  だから僕をこの戦闘機に乗せて戦ってよ!!」

まどか「…………あ、キュウべぇ!あんなところに魔法少女の素質を持った子が!」

QB「?僕は何にも感じないけど…どこだい?」

まどか「…えいっ!」バフッ

QB「???なんだいこれは?視界が真っ暗だよ。これは袋の中…?
  まどか、どうしてこんなことするんだい?あっ…袋の口を閉めたら呼吸ができないじゃないか
  空気穴をあけておくれよ…まどか?まどかー?聞えないのかい?なんだか苦しく…」

まどか「もうだまってて…あと5分…そろそろ…」

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:32:47.98 8xjhBsPM0
きゅっぷい……

193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:33:35.86 IWt9dbFE0
ピー
ほむら「こちらほむほむ…応答願うわ」

『こちらまどまど!聞えますか?」

ほむら「聞えてるわ、通信は大丈夫ね。なにも問題は起きてない?」

『んーQBがきたけど黙らせたから大丈夫。いつでも出撃可能だよ!』

ほむら「そ・・・そう。…じゃあ行くわよ」

『うん、ほむらちゃんの未来を…!』

ほむら「まどかとの未来を築く…!!…作戦開始!!」

『これより出撃体勢にはいるよ!』

ほむら「予定通り出現をした瞬間砲撃を浴びせるわ。まどかは指示位置に移動して!」

『了解!ぶっとばすよ!』

ほむら「まどか、わかってるとおもうけど、貴方は訓練もしていない生身の人間。
    多大な負荷Gに耐えられない。無茶な速度は…」

『うぇひひ!わかってる!無茶はしないよ!!』

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:34:11.95 8xjhBsPM0
まどまど

195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:35:12.24 IWt9dbFE0
まどか「よーし滑走路に着いたよ…やっぱりみんなびっくりしてるなぁ…
    まぁびっくりしてもらわないと困るんだけどね!」

自衛隊員「な…!2号機には誰が乗ってる!?止まれ!!!出撃許可は出ていない!
      何をするつもりだ?!今そいつには上層部の指令でAMIミサイルと対地爆撃兵装が……!
      誰かコイツをとめろぉ!!!!!!」

『すごい怒号が聞えてきたけど…』

まどか「うぇひひ…ごめんね。じゃあいくよ、ほむらちゃん…!

    まどか、F15…出撃するよ!!!」

シュィィィィィィイイイイイイイイイイイイ

まどか「す…すごい速度…それに機体を手足のように…!!
    これなら……!目標到達まで残り2分50秒!」

『敵出現30秒後…ジャストタイミング…!!了解!その速度のままこっちに向かってきて』

まどか「了解!」

196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:36:01.31 8xjhBsPM0
まどまど

197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:37:09.41 IWt9dbFE0
ほむら「……来る…!!」
パオーン
ほむら「…今回は…絶対に勝ってみせる…

    ワルプルギスの夜!!!!!」

ワルプルギス「アハ」

カチッ

ほむら「一気に叩かせてもらう!!」
___________________________
_____________________
_________

まどか「目標視認!!到着まで20秒!そろそろ減速するよ!!
    ほむらちゃん準…!!」

ドドドドドドドゴオォォォォォ!!!!!

ワルプルギス「!?!?!?!アハハハハハハハハハ!!!!!」

『初撃命中!対戦車ロケットと迫撃砲を歯車に全弾くれてやったわ
 いまから目標ポイントにむかう…!』

198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:38:04.45 PbvP/aMf0
そういや11話のアレって元々は戦闘機も突っ込む予定だったんだよな
作画の関係で無しになったらしいが

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:39:12.75 IWt9dbFE0
まどか「す…すごい……あんな大きい魔女がよろけて…!!
    ダメージが…通ってる!!」

『これでこっちに気が付いたわ、注意して!…ポイント到達!!』

まどか「…!!減速は終了!!タイミングを間違えないで…!残り予測時間2秒!!ハッチオープン!」

ほむら「………来た!!今よ!」


カチッ

ほむら「タイミングも高度も…完璧ね。飛び乗るわ」シュッ

タンッ

ほむら「ぐっ…急加速が…」

まどか「あっ!ほむらちゃん!!成功だね!!」

ほむら「ええ。それじゃあいくわよ」

まどか「うん!ミサイル発射!!対地兵装ロック解除!!」

ブシュウウウウウゥゥゥ   ピタ

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:40:24.49 8xjhBsPM0
まどまど

201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:41:21.73 IWt9dbFE0
ほむら「もう数秒でアイツの真上よ・・・!」

まどか「うん……………投下!!!!」

スッ…     ピタ

ほむら「やった!!!ナイスタイミングよ!!離脱して!!」

まどか「了解!!」

ほむら「…じゃあ私は予定どおり次の攻撃をするわ…まどかも頑張って」

まどか「…ほむらちゃん…死なないで…!!」

ほむら「…まどかも…生きて…!!……」シュッ

カチッ

ズドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォ!!!

ワルプルギス「アハハ!!!!!!アアアアアアアハハハハハハ!?!?!?!」

202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:42:09.03 8xjhBsPM0
ほむっ

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:43:23.70 IWt9dbFE0
『着弾確認!!やったよ!!かなり効いてるみたい!!』

ほむら「油断しないで!アイツはまどかを狙ってくる!!」

ワルプルギス「アハハハハハハハハハハハハ!!!」

ほむら「でもその前に……」トンッ

ザバァ

ほむら「その間抜けな背後に対艦ミサイルをくらえぇぇぇ!!!」

パシュンパシュン!!

ワルプルギス「アハハハハッハ!?!?!?!?!?!?!ハッァァァアアァァッァァ!?!?!?!」


204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:44:02.50 8xjhBsPM0
ほむほむ

205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:46:11.47 IWt9dbFE0
まどか「!!ほむらちゃんのほうには行かせないよ!!」

まどか「フレア…射出!!!!!」

シュウウウウウウウウウ!!

ワルプルギス「???アハハハハハハハハハハ!!」

まどか「あなたの相手は私だよ!!!!」

ピー!ピー!

まどか「もう!うるさいなぁ!!」

自衛隊無線『ビー…2号機のパイロット!!聞えているか!?こちらはウラキ中尉!!返事をしろぉ!!』

まどか「ちょっとあとにして!!」

ワルプルギス「アハハハハハハハ!!!!」

自衛隊無線『何が目的だ!?速やかに帰還しろ!!さもなくば…撃墜する!!』

まどか「!!ほむらちゃん!!戦闘機視認!!自衛隊から追っ手がきたよ!!」

『くっ…!少し早い!!予定ルートから少し北西にずれて!!すぐに行くからなんとか持ちこたえて…!』

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:48:17.50 IWt9dbFE0
自衛隊無線『ん…?対地爆弾を使ったのか…?!き…貴様ぁ…!!うおぉぉおおお!!!』

チュチュチュチュチューン

まどか「撃ってきた!!…ちぃ!!」

ワルプルギス「アハハハハハハハハハハハハハ!!」バシュー

まどか「…あたらないよ!!」

自衛隊無線『くっ…満足だろうな…!しかしそれは2号機を奪われた俺たちには、屈辱なんだああああああ!!」

まどか「くっ…振り切れない・・・!!これでミサイルを使われたら…!ほむらちゃん!!」

『使い魔が多くて…!もうちょっとで追いつくわ。あと少しだけもって!!』

自衛隊無線『答えろ!!なぜ爆弾をつかった!!』

まどか「…もう!うるさい!!あなたと話す舌はないよ!!」

自衛隊無線『説得は無理か…本部!コウ・ウラキ、突貫します!!ミサイル使用許可を!!』

まどか「わわわ!ま…まずいよ…」

自衛隊無線『うおおおガt……………!?な…なんだおまえ!?
      何をする!?お…うぇ……………まどか?聞える?』

まどか「えっ?ほむらちゃん?」

207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:49:22.31 8xjhBsPM0
まどまど

208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:50:30.86 IWt9dbFE0
ほむら「遅くなってごめんなさい。すこし予定が早まったけど…時間を止めて奪取したわ。
    パイロットさんには気絶してもらったわ。」

『危ないところだったよ。ありがとう!ほむらちゃん!』

ほむら「実弾装備の戦闘機はあの基地ではこの2機だけのはず。陸自もまだまだ来ないわ…
    もう大丈夫よ」

『うん… !!!!ほむらちゃん!!来るよ!!」』

ワルプルギス「アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」

ほむら「…ちぃ!!」

『ほむらちゃん!!』

ほむら「…大丈夫!…かすっただけよ!!」

ワルプルギス「アハハハハハハハハハハ!!!」

『ワルプルギスは私が相手をするよ!予定ポイントまで誘導するから
 ほむらちゃんは支援お願い!!』

ほむら「了解!!支援するわ!!」

209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:51:57.22 8xjhBsPM0
ほむ

210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:52:29.57 IWt9dbFE0
ワルプルギス「アハハ!!アハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

まどか「胴体がハリボテなのはわかってる!…くらえ!!」

ババババババババババババ

使い魔「キャハハ…」グチャ

『使い魔が盾に…まどかの邪魔をするなぁ!!落ちろ!蚊トンボぉ!!!』

ババババババババババババババババババババ

まどか「やるね。ほむらちゃん!!

    そろそろポイントだよ!
    ほむらちゃん!!対象目標ポイントまで…!!」

『7秒!!まどか!!!!対象到着と同時に低高度で予定待機ポイントに居るように!!!
 3…2…1…』

カチッ

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:54:39.33 IWt9dbFE0
ほむら「さぁ…いくわよ…ワルプルギス…!!AIMミサイル全弾発射!!」

バシュシュシュシュシュ  ピタ


ほむら「…対地爆弾投下!!」

ヒュー   ピタ

ほむら「そしておまけの…機体特攻…!!ワルプルギスの真下には爆薬10t
    周りには歯車に向けた指向性散弾地雷1000個!!これで…!!」

隊員「………」

ほむら「…はぁ…降ろしてあげるわ」

隊員「…うぅ……ニンジン…いらないよ…・・・…」

ほむら「…この軌道で…緊急脱出!!」

ヒュゥゥゥゥゥゥ

トンッ

隊員「………」

ほむら「…降ろしてあげただけ感謝しなさい。死なないことを祈ることね」

ほむら「さて…」

212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:56:33.46 IWt9dbFE0
トンッ
ほむら「おまたせまどか」

まどか「うまくいった?」

ほむら「ええ。これ以上ないくらい・・・まどか。3km先まで行ったら降ろして」

まどか「言ってる間に移動完了!!」

ほむら「…じゃあとどめを刺してくるわ」スッ

トンッ

ほむら「さよなら…ワルプルギスの夜」ポチッ

カチッ

ワルプルギス「アハ 
  
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

『ぅ……一帯が更地に…ものすごい爆風…!!』

ほむら「攻撃全てを弱点の歯車に放ったわ…これで………」

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:58:04.64 8xjhBsPM0
ほむほむ

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:58:24.62 IWt9dbFE0
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

『……あ…跡形も…残ってない…!!』

ほむら「…やった……やったわ!!!!倒した…!ついにアイツを!!!」

『やったね!ほむらちゃん!!!』

ほむら「未来を…!!貴方との未来を守ったわ!!」

『よかった…よかったよ……』

ほむら「…ええ………本当にこれからまどかと…」

『うん……っ!?』

215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 22:59:35.25 8xjhBsPM0
やったー!

216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:00:12.83 IWt9dbFE0
まどか「ほむらちゃん!!上!!」

『えっ…?なっ・・・!!」

ワルプルギス「………………アハハハハハハハハ!!」

まどか「反転……?…まさか…これがワルプルギスの夜の…本気……」

『う…うそ……こんなこと…一度もなかったのに…!!」

まどか「!!攻撃が!!ほむらちゃんよけて!!!!!!!!!!!!!」

ワルプルギス「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
       ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
       ハァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

『ま…まにあわ…きゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!』

ドゴゴゴオオオオオオオオオオオオ!!!!!

まどか「くっ…ゲホッ………ほ…ほむらちゃん!?」

『…………』

まどか「う…嘘!!ほむらちゃん!!返事して!!!!」

217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:01:41.45 U/Ljqfbj0
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!

218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:02:18.43 IWt9dbFE0
………らちゃん!!

…………

…むら……ん!!!

……

『ほむらちゃん!!!!!!』

ほむら「はっ!………くっ…何が…」

『よ…よかった…ほむらちゃん!!無事だったんだね!!」

ほむら「ええ…何とか………反転するなんて…どういうことなの…」

『わからない…でも見て、歯車にひびが入っているよ!あともうすこしで…!!」

ほむら「残りの兵器は……個人携帯火気しか残ってないわ…」

『こっちにはミサイル4発。機銃残り600発……どうにかして全弾あたれば…」

ほむら「…難しいわね…反転したあとのやつのスピードは桁違いだわ…
    時間を止めようにも私がまどかの戦闘機に乗れるタイミングは……」

『……大丈夫』

219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:04:36.26 IWt9dbFE0
まどか「大丈夫だよ。ほむらちゃん。心配しないで」

『…まどか?』

まどか「言ったでしょ?私がほむらちゃんの未来は壊させない…

    其処で待ってて…絶対にほむらちゃんの未来を…守ってみせるから」

『…!!一人でいくつもり!?無茶よ!!』

まどか「ううん。一人じゃないよ!私にはほむらちゃんがついてる
    ほむらちゃんは私のことを信じてくれている…そうでしょ?」

『…まどか………!! ワルプルギスが!!』

ワルプルギス「アハハハハッハハハハハッハアハハハハハハハハハ!!!!!!」

まどか「!! ほむらちゃんはやらせない!!!!!!」

まどか「ほむらちゃんは私と一緒に…未来を創るんだ!!!!」

『……!!』

220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:04:47.68 8xjhBsPM0
まどまど?

221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:07:25.03 IWt9dbFE0
まどか「フルスロットル!!!!!」

シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!

まどか「!!う…ぐふっ……ま…まだまだぁ!!!!!!」

『・・・!まどか!!やめなさい!!!そんな無茶な速度を出せば…体が…!!!』

まどか「………捉えた!!」

ワルプルギス「アハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハハッハ!!!!」

まどか「落ちろぉぉおおおおおおおお!!!!!」

バシュシューーーーーー!!!

ワルプルギス「!!!!!!!?!?!?!?!あははは…はははh…ハハハ…ハハハ…」

まどか「当たった!!…やっぱりまだ…でも、確実に効いてる…!!」

『……!反撃が来るわ!!避けて!!』

まどか『…!!旋回!!!!!!!』

ワルプルギス「アハハ……アハハハハハハハハハハ…ハハハ!!」

まどか「ぐ…ぐ…あ…あああああああああああ!!!!!」ベシャ

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:07:48.34 uxiKCkvV0
かつて魔法少女じゃないまどかさんがこんなにハシャイジャッた事があったであろうか

223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:08:14.12 8xjhBsPM0
まどまど

224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:09:52.98 IWt9dbFE0
まどか「………はぁ…はぁ…う…ブハッ…」ベシャ

『まどか!!!な…なによ今の音…まさかあなた…今の急旋回のGで内蔵が…」

まどか「だ…大丈夫…攻撃は当たってないよ…!!」

『そういう問題じゃない!!あなた血を吐いてるでしょ!!それ以上続ければ死んでしまう!!』

まどか「…まだ…………まだ……やれるよ!」

『だめよ!!一回戻って!!作戦を練り直すわ!!!』

まどか「…そんな時間を与えれば…また回復してしまうよ…」

『…………どうすればいいの!?どうすれば………』

まどか「…ワルプルギスはかなり弱っている…おそらく後一撃で…

    今倒すしかない…絶対に倒してやる…!!今日!!ここで!!!!」ガチャ

シュイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!

『待って!!!!まどかぁぁぁ!!!』

225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:10:42.69 UT/IO8FoO
ハイジャックまどまど

226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:10:47.93 8xjhBsPM0
ほむぅ……

227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:12:24.90 IWt9dbFE0
シュイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!

まどか「残りのミサイルは一発……」

シュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!

まどか「この一撃に………」

シュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!

まどか「全てを賭ける!!!!!!!!!!!!!!!」

ワルプルギス「アハハ………ハハハハハ…はははは!!」

まどか「ぅああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

使い魔「!!キャハハ!!」

まどか「邪魔だよ!!!!!どけえええぇぇぇぇ!!!!」

ババババババババババババババ!!!!!

使い魔「ギャアアア!!」

まどか「目標との距離5000!!」

228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:14:24.29 8xjhBsPM0
まどまど

229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:14:28.36 IWt9dbFE0
ワルプルギス「アハハ!!」

まどか「…!!くっ…ぐは…あ…あたらないよ!!」

シュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!

まどか「…4800…射程圏内…!ううん…限界まで接近する…!!」

まどか「…怖がってなんか…いられないんだ…!!」

ワルプルギス「アハハハハ…ハハハ……」

まどか「ほむらちゃんがいるから…!!私は…!!」

まどか「強くなれる!もうほむらちゃんに守られる私じゃない…!!守ってみせる!!」

まどか「私は…」

まどか「………私は…変わるんだああああああああああああああああ!!」

ワルプルギス「!!!!!!!あは!!あははは!!!!!!!!!!!!!」

まどか「いけえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」

パシュウウウウウウウウウウ!!!

ワルプルギス「ア…」

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:16:13.86 8xjhBsPM0
まどまど

231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:16:56.43 IWt9dbFE0
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ほむら「…やったの………!!あれは!!」

ワルプルギス「ア……………ハ…………」

ほむら「瀕死…?地面に倒れたわ・・・!!これなら私でも…やった…!!
    まどか!!やったわ!!これで!!!……まどか?」

『……………』

ほむら「まどか?聞えてる…?ねえ!!まどか!!!!!!」

『…ごふっ………き…きこえてるよ…」

ほむら「!!びっくりさせないでよ!!やったわまどか!!これで私達の勝ちよ!!」

『う…うん…ぐ…ぐふっ…ぶはぁ』ドバドバ

ほむら「…!?まどか!!どうしたの!?まどか!?」

『…ごめん…ほむらちゃん…わたし…もう…』

ほむら「え?…ちょっと…嘘でしょ…!!」


232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:18:22.51 IWt9dbFE0
ほむら「…ねぇ…冗談よね?まどか…」

『…ごめん……わたし…かえれそうにないや……
 …ほむらちゃんとの約束…やぶっちゃったよ…やっぱり私って…ぐはぁ!!』

ほむら「…!!もう話さないで!!病院に行けばまだ…!!」

『……ほむらちゃん…ありがとう…ほむらちゃんに会えて…私、変われた…
 私は…ほむらちゃんの力に……なれたよね?』

ほむら「そんなの…!!そんなの…昔から私は…まどかに…!!」

『…うぇひひ……よかった……ほむらちゃんごめんね…
 ほむらちゃんの選択した未来…私が台無しにしちゃった…』

ほむら「嫌…嫌だ…!!私はまどかと…!!この時間のまどかと…!!!」

『うん…ごめん…だからね…次はほむらちゃんが望んでた未来を…
 私と…ほむらちゃんがいて……マミさん、さやかちゃん…杏子ちゃんがいっしょの未来…』

ほむら「私が望んでた…未来…?」

『私とほむらちゃん二人じゃ…駄目だったけど…みんなが仲良くしてて……
 …時にはけんかするかもしれないけど…最後はみんななかよく…
 そんな未来に……そんな未来を…次は・・・!!』

233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:19:44.09 8xjhBsPM0
ほむぅ……

234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:20:08.98 IWt9dbFE0
ほむら「嫌よ…嫌よ!!今の『貴方』がいない世界なんて…!!私は…!!」

『…しんじようよ…!…奇跡を!!』

ほむら「きせき…?」

『約束したよね…ほむらちゃんと私は…ずっと一緒…それはどの世界に行っても変わらないよ…?』

ほむら「……」

『またあえる…きっといつか…そんな運命が…私はそう、信じてる』

ほむら「まどか…」

『だからほむらちゃんも信じて…ね?』

ほむら「でも…でも…!!」

『…うぇひひ…そろそろお別れかな…』

ほむら「ま…まって!!!!」

235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:21:32.48 8xjhBsPM0
まどまど?

236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:22:11.42 IWt9dbFE0
シュイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!
ほむら「…この音…!!突っ込むつもりなの!?お願い待って!!」

『ほむらちゃん…お願い…いつか望んだ未来を…!!
 あったかも知れない未来を…!!』

シュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!

ほむら「やめて!!まどかお願いよ!!!!!!!!!!!!」

『…信じてるよ!………じゃあね』

シュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!

ほむら「やだ!!!!いやだ!!!!!!!!!まどか!!!!!!!!!!!」

『…てぃひひ…ほむらちゃん…あいして………」

ドッゴオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワルプルギス「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!…………」

237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:23:35.61 8xjhBsPM0
ほむぅ……

238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:24:21.23 IWt9dbFE0
ほむら「…ま…どか?」

『………』

ほむら「……へ…返事をして…まどか…!!」

『………』

ほむら「あ………」
コロン
『………』

ほむら「あ…ああ…ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

『………』

ほむら「嫌!!!いやぁぁぁ!!!!!嘘よ!!こんなの、嘘!!!!!!!!きっと生きてるわ!!!
    …今行くわまどか!!!!!!!」
ダッ

『………』

『……………』

『…………………』

『…………………シンジテルヨ』


239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:26:06.35 8xjhBsPM0
ほむぅ……

240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:26:37.91 IWt9dbFE0
ほむら「………………」

まどか「 」

ほむら「なによ………これ……」

まどか「 」

ほむら「う…うぅぅぁぁぁ………!!」

QB「やぁ、暁美ほむら」

ほむら「…………」

QB「すごいじゃないか!!まさか本当に倒せるとは思わなかったよ!!
  これでまどかが契約せずワルプルギスの夜を倒せた。君の目的は完遂だね。」

ほむら「違う…」

ほむら「こんなこと…望んでない…!!」

QB「何を言ってるんだい?まさかまどかが生きていることも前提だったのかい?
  ああ、なるほどね。そんなの無理にきまってるじゃないか。」

ほむら「……なんですって?」

241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:28:08.60 IWt9dbFE0
QB「数人ならともかく、魔法少女一人と人間一人だけで勝てたのは奇跡だよ。
  1人くらい犠牲がでるのなんてあたりまえじゃないか。」

ほむら「…さい」

QB「それにまどかだってあの速度を出してさっきまで生きてたのは本当に奇跡だよ
  よく最期まで脳と心臓が動いてたよ。たぶん他の臓器は全部ぐちゃぐちゃだったと思うよ?」

ほむら「…るさい」

QB「前に言ったよね?
  魔法少女は自らの祈りで絶望するって。これは当然の結果だよ」

ほむら「うるさい!!!!!うるさいうるさい!!!!!」

QB「やれやれ…まぁそろそろ君も魔法少女としての寿命が来そうだね
  僕は気長に待つとし」グチャ

ほむら「もう…だまれ……!」スチャ

ほむら「まどか…帰ろう…家に…」

242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:28:40.46 8xjhBsPM0
ほむぅ……

243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:30:33.22 IWt9dbFE0
________
_____
__
ほむら「帰ったわ…まどか…」

ほむら「帰ってきた…のに…なんで…」

ほむら「なんであなたがいないのよ!!!!!」

ほむら「うぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

ほむら「ううううぅぅぅぅぅ………」
______________
_________
_____
__
まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「ま…まどか…!!生きて…!!」

まどか「ごめんねほむらちゃん…でも、大丈夫だよ」

ほむら「えっ…?えっ…?」

まどか「奇跡はあるから…未来も…ほむらちゃんならきっと…」

ほむら「お願い…まどか…いっしょに…!!」

まどか「もういかなきゃ…ほむらちゃん…頑張って!」

244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:32:11.01 8xjhBsPM0
ほむ

245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:32:24.12 IWt9dbFE0
___
_____
________
__________
ほむら「…まどか!!!!!!」

ほむら「……寝ていた…?嘘…夢だって言うの!?」

ほむら「もういやだ…もう一度過去に戻っても…もう『まどか』とは会えない…!!」

ほむら「会いたい…会いたいよ…まどか……………」

ほむら「…これは…まどかの…日記?」

ほむら「…………」ペラッ

○月△×日
今日はびっくりしたことがたくさんあります。
なんとほむらちゃんは未来からやってきたらしいのです!
しかも私を救うために…なんだか絵本のお話みたい!
でも一人で戦おうとしてて…おもわず怒っちゃった。

でもほむらちゃんといっしょに戦うことになって…そのまま一緒に基地で泥棒しちゃった…
すごく怖かったです…ほむらちゃんは平然としてたけど慣れてるのかなぁ…
そしてビックイベント!今日からほむらちゃんの家でお泊りです!
いっしょに野菜炒めを作ったり。お風呂でほむらちゃんの体を洗ってあげたり…とっても楽しいな。

やっとほむらちゃんと仲良くなれたな…明日から凄く楽しみです!

ほむら「………」

246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:34:39.01 IWt9dbFE0
○月△○日
今日は凄く楽しいことがいっぱいありました
朝起きると、ほむらちゃんがお料理を作ろうとしていたので、一緒にお料理!!
おいしかったな……

少しして、私の家に着替えを取りに行き、ほむらちゃんといっしょに河川敷に行きました。
ほむらちゃんが言う作戦を覚えるのは大変!!
メモを書いたので何回も見直そうと思います。当日うまくできるかなぁ…
余った時間はお散歩をしました。手を繋いで河川敷を歩いて…まるでデートみたい!

それから、歩いている途中でアイス屋さんがあったのでアイスを食べました。
ほむらちゃんはアイスをあまり食べたことがないので、私が選んであげることに。
ほむらちゃん、喜んでくれたかな…?食べてたらほむらちゃんのホッペにアイスがついたり…
またいっしょに行く約束もしちゃった!!今から凄く楽しみです。

帰りは買い物をして…キュウべえとあったけど…絶対に契約なんかしません。だってほむらちゃんが大好きだから…
ほむらちゃんが悲しむことなんて…絶対にしません

その後、私の大好きなクリームシチューをつくったり、お風呂に入りました
ほむらちゃんに私の体を洗われてすっごく恥ずかしかったです。
その後ほむらちゃんのことを変に意識してしまって…顔が真っ赤になっちゃったら、
ほむらちゃんがのぼせたとおもって大慌て!

服も着ずに看病してくれました。すごくドキドキしちゃった!ほむらちゃん。かっこよかったなぁ…
それじゃあ今日は寝ます。明日もいい日でありますように…



ほむら「……まどか」

247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:36:27.45 IWt9dbFE0
○月△◎日

とってもうれしいことがいっぱいありすぎて何から書いていいかわかりません!
今日はとっても長い日記になりそうです。

朝起きるとほむらちゃんが泣いてて…びっくりしたけれど…
ずっと一緒って約束したら泣き止んでくれました。ほむらちゃんが悲しい時は傍にいてあげたいな…

今日はお弁当を持っていくので私が朝ごはん、ほむらちゃんがお昼ご飯をつくりました
ほむらちゃんにご飯をほめられて、恥ずかしかったけどやっぱりうれしい!!

お昼前には基地につきました。あんな機械に乗ると思うといまから緊張しっぱなしです!!
不安なのがほむらちゃんに伝わってなければいいけど…
その後はお弁当!これは本当にびっくりしたな!!私の大好きな吉野家牛煮込みがはいってたり…
とにかくすごくおいしかったです!!こんなおいしいお弁当食べるの初めて!!

次はおもったより早く用事が終わったので、二人で街に出かけました!!
前からほむらちゃんと行ってみたかったお洋服屋さんで、ほむらちゃんにプレゼント!!気に入ってくれると良いな
と思ったら私までプレゼントされちゃいました。ほむらちゃんからのプレゼント…ずっと大切にしようと思います!

そのあと映画をみて、昨日から考えてた計画を実行するためにスーパーで買い物!!
こっそりほむらちゃんの好きな食べ物の材料を買って…準備完了!!

家に帰ってほむらちゃんにご馳走を振舞いました!!とってもおいしいと言ってくれて…本当にうれしかったな!!

ほむら「…忘れない……とっても…おいしかったわ…」

248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:38:39.14 IWt9dbFE0
ご飯のあとはお風呂に入って…私。勢いでほむらちゃんに告白しちゃいました!!
そしたらほむらちゃんも私のこと…とっても幸せ!こんなうれしいことは生まれて初めてです!
その後何時間もほむらちゃんとベッタリ!とっても幸せな時間でした…
私がほむらちゃんのこと、絶対守るからね……ずっと一緒に…

ほむら「…ま……どか………」

○月△△日
起きたら10時でびっくり!ほむらちゃんとお昼までずっとベッタリしてました!ずっとこうして居たい…
明日ほむらちゃんと皆のところに謝りにいく約束をしました。
ほむらちゃん…やっぱりみんなのこと……でも……

ご飯を食べて今から作戦開始です!!絶対帰ってきて日記の続きを書くぞ!!

ほむら「…うぅ…まどかぁ…うあぁぁぁぁぁ」

ほむら「何で…何でなのよ…!ずっと一緒に居てくれるんじゃなかったの…!?
    ねぇまどか!答えてよ…まどかぁ……!!」


ほむら「河川敷に…街に一緒に行くんじゃなかったの!?貴方のお家に泊まらせてもらって…ご飯を食べて…
    いっぱい…いっぱい約束したのに…!!」

ほむら「もう…いや…『まどか』がいない世界なんて…もう……」

スルッ

ほむら「うぅ……?…これは…?手紙…?」
           ほむらちゃんへ
ほむら「………!?」

249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:40:27.55 IWt9dbFE0
__________________________________________________
           ほむらちゃんへ

お帰りなさい。とっても大変だったでしょう?お疲れ様でした
一緒に帰れなくてごめんね。たくさんの約束、守れなかった。

私がどんなドジを踏んだかわからないけど…どうか許してください。

ほむらちゃんにお願いがあります。 どうか、もう一度、過去に戻って…

ほむらちゃんが好きで居てくれた私はいないかもしれないけど、マミさんやさやかちゃんや杏子ちゃん、
そしてその世界の私と。どうかもう一度、頑張って欲しいの。

ほむらちゃんはこの世界で、もう一度頑張る勇気を、あきらめない心を手に入れたはずです。

ほむらちゃんがここに帰ってきたなら、ワルプルギスの夜の倒し方は、もうわかるよね?

だから次は皆と、もう一度、私やほむらちゃんが最初に願った未来を創ってください。

それが私の最期の願いです。ほむらちゃんがそんな世界で生きてくれたら、そんな世界があったら、

私が生きていた、ほむらちゃんが愛してくれた私が居た証になるから…
お願いほむらちゃん。頑張って。どうか幸せな未来を…


この手紙をほむらちゃんが読むことがないことを願って

                     世界で一番愛しています
                     まどかより
___________________________________________________

250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:42:20.04 IWt9dbFE0
ほむら「………まどか」

ほむら「………ひどいわ……こんなこと書かれたら…行くしかないじゃないの…!!」

ほむら「………まどか………私は…生きるわ…
    
    生きて…貴方の勇気を…………!!
     
    ……貴方の意思を……………!!

    最期まであきらめなかった強い心を…私は継ぐわ…!!あなたが生きた証を…作ってみせる!!」


ほむら「…………」

ほむら「…じゃあいってくるわね……まどか。プレゼント。大事にするから…!!

    絶対に私…あきらめないから…!!…貴方の望んだ世界を…絶対に!!

    …だから…見ていてね?」

ほむら「………またいつか…あなたの言う奇跡を信じて…」


          …ありがとう…ほむらちゃん

ほむら「…!!
    ええ…!いってきます…まどか!」
 
カチッ

251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:43:35.36 8xjhBsPM0
ほむっ

252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:43:41.77 IWt9dbFE0



           がんばって




       きっといつか、会える日が来るよ

       


          奇跡を信じよう?




253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:45:19.42 IWt9dbFE0
◎月△□日

貴方の真似をして日記を書き始めてもう半年も経ちます。
今日で貴方と別れてちょうど1年。いろいろなことがありました。

みんなをまとめるのはいままで私が考えていたより簡単だった…
まどかに初めて会ったら、すぐに本当のことを話して…さやかやマミともだんだん仲良くなって…
杏子は…未だに捻くれてるけど、根はいい子。なんだかんだでみんな仲良しです。

みんなでワルプルギスを倒した後も、よくマミの家で集まったりしています。
さやかと杏子が喧嘩したり…それをまどかが必死で止めようとしてたりとか…マミはそれを見て笑って…
とっても騒がしくて…でも、とっても楽しいわ

私は…
私は、貴方の生きた証を残せたわよね…?
貴方は見ていてくれたわよね?

私…がんばったよ

貴方との約束…守ったよ

だから…私は奇跡を信じてます

また貴方と再び会える運命を信じて…


END

EDテーマ 「君との明日」
URLリンク(www.youtube.com)

254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:47:14.90 8xjhBsPM0
乙乙乙

255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:47:26.07 uxiKCkvV0


256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:48:16.80 +28P0pEL0
乙乙

257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:48:37.29 uxiKCkvV0


258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:48:58.06 IWt9dbFE0

ここまで読んでくれてありがとうございました!!
愛と勇気と奇跡の物語…どうだったでしょうか?

それにしてもドラえもんとまったく関係なくなっちゃいました…
あとかなり無茶苦茶な設定がいくつかありましたね…ごめんなさい…戦闘機とか…

この結末は賛否両論あると思います、私自身何時間も悩みました。
ハッピーエンドかバッドエンドか…

ほむらは『まどか』の生きた証を残すことが出来て、幸せか…
結局『まどか』は死んだからハッピーも糞もないか…

『まどか』の存在によって、ほむらが救われたか、否か

EDを聞きながらちょっとでも考えてくれたらうれしいです

ここまで読んでくれた皆様、保守、支援してくれた方々、絵を描いてくれた友人に最大の感謝を!!
またどこかのSSで会いましょう!!



奇跡がない?ご安心ください、ハッピーエンド至上主義の皆様

この話はちょっとだけ、続きがあります
これで満足な方は超絶蛇足ですが…完全な形の救いを求めるならどうぞ

まどか「信じようよ…奇跡を…!!」


259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:49:52.09 IWt9dbFE0
ほむら「…ふぅ……もう一年が経つのね…」

ほむら「……まどか……」

ほむら「私…頑張ったよ」

ほむら「約束…守ったよ…」

ほむら「貴方が生きていた証は…私が……」

ほむら「…………」

ほむら「…会いたい……会いたいよぉぉ…まどかぁぁ……」

ほむら「…いつよ…何時奇跡は起こるの…!?私は今すぐ会いたい……!!」








         「…会いに来たよ!!ほむらちゃん!!」






260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:50:09.72 BrDPClEY0
おK
信じるぜ

261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:50:36.83 IWt9dbFE0
ほむら「…!?ま…まどか!?」

まどか「うぇひひ!!…ほむらちゃん…ありがとう…私のお願い、聞いてくれて…」

ほむら「…どういうこと!?まどか!?貴方は本当に前の時間軸の…!?」

まどか「んー正確にいうとこの時間軸の私…でもね…」

まどか「前に夢でほむらちゃんを見たことがあるっていったでしょ?

    だいぶ前からたまに夢で見てたんだけど…全部つながった…
    全部思い出したの…全てを…!」

ほむら「え…?それって…」

まどか「ほむらちゃんと河川敷を歩いたり…町で買い物したり…いっしょにご飯を作って…
    ワルプルギスの夜と戦った記憶を……

    だからほむらちゃん、私言ったでしょ?」



『約束したよね…ほむらちゃんと私は…ずっと一緒…それはどの世界に行っても変わらないよ…?』

『またあえる…きっといつか…そんな運命が…私はそう、信じてる』



まどか「ね?奇跡は起こるでしょ…?前だって私思い出せたんだから……ほむらちゃん?」

262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:51:47.59 IWt9dbFE0
ほむら「……まどかぁ!!会いたかったよぉぉ!!まどかぁ………」

まどか「うぇひひ!!ほむらちゃん…よく頑張ったね!!
    私…ほむらちゃんのこと信じてたよ」

ほむら「うん…!私も…もう一度会えるって…
    そう信じてた…!!」

まどか「…ほむらちゃん…約束…今度こそ守れるね…」

ほむら「…まどか…んっ…」

まどか「ずっと…
    ずっと一緒だよ!ほむらちゃん!!大好き!!」







…永遠に続く

263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:52:24.87 8xjhBsPM0
やったー!

264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:52:52.66 OKjJQdso0


265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:53:45.17 uxiKCkvV0


266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:54:31.34 8xjhBsPM0
乙乙乙

乙乙乙

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:54:55.10 BrDPClEY0


信じてたぜ

268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:55:06.65 +28P0pEL0
乙乙

269: 忍法帖【Lv=37,xxxPT】
11/11/14 23:55:43.69 XGWorPdJ0


270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:56:42.93 3JRfAOGE0
お前ガンダム好きだな

271: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
11/11/14 23:57:25.24 OuLmSlQh0
やった!奇跡はあったんだよ!

272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:58:27.93 IWt9dbFE0
>>270
本当はキースも出したかった

273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/14 23:58:38.94 zYAMa/+X0


274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/15 00:00:10.50 SMUsKmTv0
>>272
欲張り過ぎはよくない
乙でした

275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/15 00:03:19.94 jWzdJEmV0
コウさんガトーさん出してさらにチャック・キースまで出すのは欲張り


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