ほむら「私が残したもの」at NEWS4VIP
ほむら「私が残したもの」 - 暇つぶし2ch85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:23:29.34 QHVNb76fQ
>>83
あいつら助けられない事の方が多い気が…

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:24:02.22 WIJROFGs0
支援

87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:24:32.42 NIfdjDud0
強烈な光と爆音が辺りを支配した。
水飛沫と、髪の毛の焦げる不快な臭いがほむらの顔にかかる。

その間に、ほむらは盾の中からアーミーナイフを探り当てた。
右足に絡まった髪の毛に押し当て、引き切る。

ほむら(くっ…!思ってたより硬くて…切れない―!)ブチブチブチ

ほむら「―はっ!」シュルシュル

アーミーナイフを持った右手に、さらに濡れそぼった髪の毛の束が絡みつき、
右半身の自由が完全に奪われた。

ズルズルズル

「何か」が髪の毛を引き込み始め、ほむらの身体が徐々にそれに向かって引きずられていく。

88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:27:50.86 swh0ruZ00
ほむむむむ

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:27:51.00 NIfdjDud0
ほむら「しまっ、た―!」

ほむら(こんな…とこで…)

ほむら(やっと、まどかを契約させずに、ワルプルギスの夜を乗り越えたのに…)

ほむら(まど…か…)

ウジュルウジュルウジュルウジュルウジュルウジュル

「何か」はほむらの身体に覆い被さり、侵食していく。

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:29:13.66 CcpTclOW0
ほむぅー?

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:29:51.37 NIfdjDud0
ウジュルウジュルウジュルウジュルウジュルウジュル

ほむら(…まどか…)

ほむら「…!」

ほむら「ごめん…ごめん、ね…」ガクッ

ほむらの両目から一筋の涙がこぼれ落ちた。

ウジュルウジュルウジュルウジュルウジュルウジュル

* * *

まどか「急いでください!こっちです!」タタタタ

まどか「…!!」

92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:30:23.47 NKeH1iQ50
謎の「何か」の正体とは!

93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:31:19.46 ovq/Ima70
???「破ァ!」

94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:32:21.70 NIfdjDud0
まどかが神主と巫女を連れて案内板のところに戻ると、そこにはほむらの姿はなかった。
代わりに、大量の水をぶちまけたような跡と、夥しい髪の毛が残されている。

まどか「…そ、そん、な―!」ガクッ

まどか「ほむらちゃん…ほむらちゃん…!」フラッ

まどかを眩暈が襲った。
急激に走ったことと、眼前の光景により受けたショックで、まどかはその場に倒れ伏した。

神主 「お、おい!」

巫女 「大丈夫!?」

神主 「ひとまず、社務所へ運ぶんだ!」

95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:33:29.40 swh0ruZ00
ほむぅ……

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:33:56.63 CcpTclOW0
ほむぅ…

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:34:58.59 kWMSFN4c0
fateでセイバーが影に飲まれた時のことを思い出してソウルジェムにごった

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:35:08.41 NIfdjDud0
* * *

まどか「うう…えぐっ…」グスグス

マミ 「鹿目さん、もう泣かないで。…暁美さん、死んだと決まった訳じゃないんだから」

杏子 「そうだな。さやかの様子を見ても、すぐに命がどうこうって手合いじゃないはずだ」

まどか「でも…でも…」グスグス

巫女 「―あの…こちらも参拝終了時間ですので…そろそろ…」

マミ 「あ、ごめんなさい。休憩所を貸していただいて、ありがとうございました」

巫女 「いえ、それはいいんですけど…お友達、心配ですね」

杏子 「…」

99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:35:40.46 nP8pnprg0
俺は最初Dクラッカーズ的なのを想像してたわけよ

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:37:27.42 NIfdjDud0
マミ 「では、私たちはこれで。―鹿目さん、立てる?」

まどか「はっ…はい…」グスグス

巫女 「お役に立てなくて申し訳ありません」

杏子 「まどかを介抱してくれただけで十分だよ。ありがとな」

巫女 「お気を付けて」

* * *

マミ 「これからどうしましょうか…」

杏子 「…もうここらにはいなそうだしな。―ほむらの家に行ってみるか」

まどか「正気に戻ってるかも知れない…ってこと?」

杏子 「いや…それならあたしたちの誰かに連絡はあるだろ。じゃなくて、
    もうあいつの行きそうな場所を当たるしかないってことさ」

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:39:40.98 NIfdjDud0
マミ 「そうね。暁美さんの出没しそうなところと言えば―」

杏子 「自分の家か、まどかの家か、マミの家…」

まどか「あとは学校…かな…。自衛隊の駐屯地はもう行ってないし…」

杏子 「こうやって列挙してくと、ほむら行動半径狭いな…」

マミ 「あなたが広すぎるのよ。中学生の女の子なんて、そんなものよ」

まどか「じゃあ、まずほむらちゃんの家に…!」

杏子 「はぁ、魔女と戦った日より疲れるな、今日は…。よし行くか!」

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:43:17.71 NIfdjDud0
* * *

―――まどホーム前―――

まどか「今日は、誰も来てないってさ…」バタン

杏子 「結局どこにもいなかったな…」

マミ 「困ったわね。―もうかなり時間も遅いし、鹿目さんはこのまま家に戻りなさい」

まどか「そんな!どうしてですか!」

マミ 「鹿目さんは、私たちと違って普通の女の子なのよ。…これ以上は危ない」

杏子 「そーだな。あとはあたしたちに任せな。親御さんも心配するぞ」

103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:43:27.62 swh0ruZ00
ほむほむ

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:44:48.28 NIfdjDud0
まどか「いやです!ほむらちゃんを見付けるまで、私も―!」

マミ 「言うことを聞いて。…あなたにもしものことがあったら、暁美さんも悲しむわよ」

杏子 「それでなくたって、貧血を起こしたんだ。もう限界近いはずだぞ」

まどか「…」

マミ 「何か分かったら、すぐに連絡するから」

杏子 「マミからな。あたし電話持ってねーし」

まどか「うぅ…」

105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:46:19.82 NIfdjDud0
―――まどかの部屋―――

まどか「…」バタン

まどか「ほむらちゃん…」ウルッ

まどか「どこに行っちゃったの…大丈夫なの…?」シクシク

まどか「ごめん。…ごめんね…!」シクシク


ガサッ


まどか「!?」ビクッ


ズルズル


まどか「ほむら…ちゃん?」

106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:48:46.61 NIfdjDud0
まどか「ほむらちゃん!」ガタッ

まどかの部屋の窓の外、庭に灰色のほむらが立っていた。
無表情にまどかを見つめている。

まどか(!!ほむらちゃん…じゃ、ない…!)

ほむらの表情が大きく崩れ、髪が異様に伸びると、窓枠に髪が絡みついた。

まどか「ひゃっ!いやあああ!」メリメリ

もの凄い力で鍵が弾け飛び、窓が開け放たれる。

まどか「やだっ!もうやだあぁぁぁぁあ!」

ドシュン!

ほむらの身体を魔力の銃弾が貫いた。
直後、ほむらの身体は原型を止めなくなり、灰色のゲル状に変化する。

107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:49:44.76 swh0ruZ00
ほむぅ……

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:50:46.01 NIfdjDud0
マミ 「鹿目さん!大丈夫?」タタタ

まどか「マミさん!」

杏子 「ソウルジェムがわずかに反応したから戻ってきてみれば、ビンゴだったな!」

ウゾゾゾゾゾゾ

灰色の「何か」は、地面にへばりついたまま動かない。

杏子 「効いてるみたいだな…今度こそ、止めを刺してやる!」

まどか「マミさん!後ろ…!」

マミ 「―なっ!」
杏子 「!?」

振り返ると、灰色のほむらが三人立っていた。

109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:51:13.29 dwND1IOEO
怖いな

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:53:13.86 NIfdjDud0
マミ 「なっ…何なの!?こんな…!」

杏子 「一体だけじゃ、なかったってのか―!」

まどか「…ひっ!」

更に、壁から染み出すように灰色のゲル状の「何か」がこぼれ落ちると、
ほむらの姿をかたちづくる。

杏子 「何だ!?何なんだ、こいつらは!」

パアアアアアアアアアアン!

マミ 「くっ!」
杏子 「ぐっ!」

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:53:41.81 swh0ruZ00
ほむほむ

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:55:03.51 NIfdjDud0
突如、激しい閃光が彼女らの眼前にスパークした。
その光を受け、灰色のほむらたちは再び崩れ落ちてゲル状に戻る。

ほむら「まどか!マミさん!杏子も!今のうちにこっちへ!」

まどか「ほむらちゃん!」

マミ 「あなた―!」

ほむら「急いで!」

杏子 「どうやら本物みたいだな!まどか、あたしにつかまれ!」

113: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】
11/11/13 20:57:09.58 Y7F28t+o0
ほむん

114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:58:24.21 NIfdjDud0
―――ほむホーム―――

まどか「ほむらちゃん…ほむらちゃん!」ウルウル

ほむら「心配かけたわね…もう大丈夫よ」

マミ 「暁美さん…今までどうしてたの?」

ほむら「…」

ほむら「ごめん、なさい…」

ほむら「全部…私のせい、なんです…!」グスッ

杏子 「おい、自分だけを責めるなって、何度―」
ほむら「違うの!」

ほむら「あれは―私なの」

まどか「…え?」

マミ 「何を言ってるの…?まさかあなた―!」

ほむら「私は取り憑かれてないし、偽物でもない。…このまま聞いて」

マミ 「…」

ほむら「あれは私。―私が時間を巻き戻すたびに、そこに取り残された、もう一人の…」

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 20:59:53.22 swh0ruZ00
ほむ?

116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:02:11.46 7OKJ+2W10
ほむぅ…

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:02:25.46 NIfdjDud0
まどか「そん…な…」

杏子 「それは変だろ。巻き戻したからって、何でほむらが増えんのさ?」

ほむら「そうね。そこは私も知らなかったこと…」

ほむら「どうやら私の能力は―同じ世界の時間を戻すのではなく…より『新しい』平行世界へ飛ぶこと」

マミ 「平行、世界…」

まどか「今まで知らなかったって…誰に聞いたの?」

ほむら「インキュベーターがそう言っていたわ…この世界の、ではないあいつが」

118: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】
11/11/13 21:02:49.46 Y7F28t+o0
ほむ…?

119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:03:23.78 CcpTclOW0
ほむぅー?

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:04:11.59 NIfdjDud0
杏子 「何だかわけ分かんなくなってきちまったぞ、大丈夫か?」

ほむら「…ごめんなさい。ちゃんと話すわ…」

ほむら「今日、神社で、私は―あいつに食われた」

まどか「―っ!!ごめん、なさい…ほむらちゃん…間に合わな、くって…」グスン

ほむら「気にしないで。―言い方が悪かったわね。呑み込まれた、と言った方がいいかしら…」

ほむら「その時、あいつの想いや記憶が、私に流れ込んできたの…」

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:05:19.97 kWMSFN4c0
最初にさやかを襲ったってことはさやかに相当嫌な想い出があるからかな

122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:05:31.86 nQU8KL8c0
これはVIPでやるには勿体ないほどの名作の予感

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:06:40.48 NIfdjDud0
――――――――――――――――

ほむら『私は…鹿目さんとの出会いをやり直したい』

ほむら『彼女に守られる私じゃなくて―彼女を守る私になりたい!』

ほむら『―うっ!くっ…』

QB 『契約は成立だ。君の願いはエントロピーを凌駕した』

QB 『さあ解き放ってごらん。その、新しい力を!』

ほむら『―っ!』パシッ

ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン

ほむら『…』

ほむら『…?』

ほむら『何も…起こら、ない―?』

ほむら『QB…どういう、こと…?』

QB 『―なるほどね』

124: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】
11/11/13 21:07:26.75 Y7F28t+o0
冬のホラーはいいね

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:08:32.06 NIfdjDud0
ほむら『なんなの!?何がなるほどなの!?』

QB 『暁美ほむら、君には素質が足りなかったようだ』

ほむら『何で!?だって、確かに契約して―!』

QB 『正確に言うとね、君の願い自体は叶っているんだ』

ほむら『何を、言ってるの…』

QB 『君の願いなら、本来は時間を巻き戻すような力が発動したはずだった』

QB 『でもね、時間そのものを―宇宙の運行を逆転させるような奇跡を起こすには、
    君の背負った因果では到底足りなかったんだ』

ほむら『そんな…!』

QB 『でも、安心するといい。それとは別の方法で君は過去に戻っているんだよ』

ほむら『…戻って、ない、じゃない…』

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:09:24.93 swh0ruZ00
ほむぅ……

127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:11:25.99 NIfdjDud0
QB 『僕たちが今いるこの世界はね、無限に存在している平行世界の1つでしかないんだ』

QB 『平行世界は、絶えず生まれ続けている。今、この瞬間もね』

ほむら『平行…世界―』

QB 『だから、例えば―僕らのいるこの世界よりも、1年遅く生まれた平行世界にジャンプすれば』

QB 『ジャンプした者は、実質的には1年分を遡ったのと同じ体験をすることになるんだ』

QB 『余程のことがない限り、平行世界の紡ぐ歴史は殆ど同じものだからね』

ほむら『…』

QB 『宇宙の熱的死から逃れるために、より新しい平行世界へジャンプする―僕らはそういう研究もしているんだ』

QB 『だから、恐らく君はその方法で過去に戻っているはずだよ』

ほむら『わからない…わからないよ…』

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:12:27.34 nQU8KL8c0
>>127
わけがわからないよ(°Å°;)

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:14:10.13 NIfdjDud0
QB 『ジャンプと言ってもね。肉体ごと別の平行世界に行くことはできないんだ』

QB 『別の平行世界の「自分」に自らを送り込んで上書きすることを、僕らはジャンプと呼んでいる』

QB 『つまりジャンプした後でも、元々の肉体と精神は元の世界から失くなるわけじゃないんだ』

ほむら『…いや…』

QB 『だから、移動というよりは、コピーと言った方がより正確な表現になるかな』

QB 『でないと、ジャンプした先の平行世界で、自分が二人存在しちゃうからね』

ほむら『そんな…じゃあ…私は…』

QB 『しょうがないね。ここよりも新しい平行世界に旅立った、もう1人の君に望みを託すしかないよ』

ほむら『わたし、は、もう…鹿目さんを守れない、というの…?』

130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:14:33.56 swh0ruZ00
ほむぅ……

131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:16:50.28 NIfdjDud0
QB 『その表現は適切ではないね。もう1人の君も、間違いなく君なんだ』

ほむら『いやだ…いやだ…』

QB 『仕方ない。君の素質が足りなかったんだ』

ほむら『―いやあああああぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁあああ!!!』


パリン


QB 『きゅっぷい』

QB 『ま、こうなるよね』

QB 『長い魔法少女の歴史の中で、魔女になるまでの時間は君が一番短かったよ…暁美ほむら』

魔女 『 …ウ… ………ウ…ウ…… …』グネグネ

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:17:23.40 CcpTclOW0
ほむぅ… ほむぅ…

133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:17:28.36 swh0ruZ00
ほむぅ……

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:20:09.75 NIfdjDud0
――――――――――――――――

ほむら「…」

まどか「そんな…ひどい…ひどいよ…」

マミ 「そんな仕組みだったなんて…」

杏子 「胸くそわりいな…」

ほむら「その後、まどかを救えずに時間を巻き戻す…いえ、別の平行世界へ飛ぶたびに、
    残された私は―魔女になっていった。例外なく」

まどか「ほむら…ちゃん…」

ほむら「そして…魔女は元の魔法少女の能力を受け継ぐことが多いみたい」

杏子 「まさか…」

ほむら「そう…魔女になった私たちは、まどかのいる―
    まどかの生きている世界を求めて、長い旅を始めたの…」

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:20:55.33 8zAifc51O
まあ平行世界移動説をとるならこうなるのは当然だわな

136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:21:42.52 LQZWRvtG0
そうきたか

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:21:58.26 EHiSZATC0
いい設定だ

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:23:02.74 NIfdjDud0
ほむら「どういう原理かは解らないけど、私と違って、肉体ごと『ジャンプ』できるみたい」

まどか「…!」

ほむら「魔女ってね、殆ど何も見えないんだ。真っ暗で。寒くて」

ほむら「自分が何者かも段々判らなくなっていって」

ほむら「そんな、孤独で孤独でしかたない旅を続けて…ここに辿り着いた」

ほむら「あの時の黒魔術もどきが、呼び寄せるような作用を持っていたのかは分からないけど」

ほむら「私は…まどかを見つけた」

ほむら「真っ暗な中に、暖かくて優しい光が見えたの」

ほむら「見つけた」

ほむら「やっと、見つけた…」

ほむら「ずっと、ずっと探してた」

ほむら「たった一つの、私のひだまり…!」

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:24:16.28 LQZWRvtG0
ちょっと待て
ほむら半分
魔女ってね?

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:24:34.28 fARbEdVcQ
ひだまりスケッチがどうした

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:24:49.86 CcpTclOW0
ひだまりほむー
これで勝てるほむ

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:26:28.68 8zAifc51O
>>139
なんだろう
お前のカキコ
標語っぽい

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:26:34.63 NIfdjDud0
ほむら「でもね、私…臆病だから」

ほむら「出ていけなくって」

ほむら「こんな姿を鹿目さんに見られたくなくって」

ほむら「でも、我慢できなかった…!」

ほむら「一度でもいいから触れたかった!」

ほむら「私を見つけて欲しかった!」

ほむら「私に気づいて欲しかった!」

まどか「ほむらちゃん!やめて!もうやめて!!」
杏子 「おい、錯乱するな!」

144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:27:59.24 CcpTclOW0
ほむ・・・?ほむぅー!

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:29:06.42 NIfdjDud0
ほむら「私を暖めて欲しかった!」

ほむら「助けて欲しかった…!!」

ほむら「助けて。…助けてよぉ!!」

まどか「ほむらちゃん…!!」

ほむら「―まどか!助けて!もう厭!いやなの!」

まどか「ほむらちゃん!!落ち着いて!お願い!」

ほむら「…うう、うううぅうううぅぅぅうううぅぅうううう!!!」

146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:30:19.75 swh0ruZ00
ほむほむ?

147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:31:03.05 NIfdjDud0
* * *

ほむら「はぁ…はぁ…」

マミ 「落ち着いたようね」

ほむら「ごめんなさい…あいつに呑まれてから、ちょっと精神が不安定で…」

ほむら「たまに、自分が『どの』自分なのか、判らなくなるんです…」

まどか「ほむら、ちゃん…」

杏子 「とにかくだ、あいつらは別の世界のほむらの―魔女、なんだな?」

ほむら「そうよ。さやかに取り憑いたのは多分…3回目の、私…」

マミ 「どうして判るの?」

148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:31:33.78 CcpTclOW0
ほむうううううぅぅぅぅううううう!!!

149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:33:26.34 NIfdjDud0
ほむら「この世界に引き寄せられたあいつらは、私を呑み込んだ時は寄り集まって一つになっていた…」

ほむら「だから、今まで取り残された私が例外なく魔女になっていったのが分かったの…」

ほむら「でも、その時流れ込んできたあいつらの記憶の中に、3回目の私の記憶はなかった…」

ほむら「マミさんの攻撃を受けたことでその連結が解かれ、おかげで私も開放されたのよ」

マミ 「そうだったの…」

ほむら「ソウルジェムの反応が鈍かったのは、きっと―魔力が極めて弱いのと…
    長い流浪の時間を経て、何かもう別物になりつつあるから―なんだと思う」

杏子 「でもさ、なんでさやかに取り憑きなんてしたのさ?」

ほむら「きっと…まどかに触れたい、一緒にいたいという想いと、もう合わせる顔がないという
    想いが募って―まどかに一番近しい、さやかの身体を借りれば…と思ったんでしょう」

まどか「…」グスグス

150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:34:32.07 swh0ruZ00
ほむぅ……

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:36:13.17 CcpTclOW0
ほむほむ…

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:36:48.87 NIfdjDud0
ほむら「でも結局―長い流浪の旅の果てに、言葉も何もかも失って…ただ泣き続けるだけの
    惨めな存在になっていたことに気付いただけだった…」

マミ 「あれが現れた場所が濡れていたのは、そういうことだったのね…美樹さんの症状も…」

杏子 「状況は分かったよ。―で、さやかからあいつを…ほむらを、引き剥がせるのか?」

ほむら「3回目の私は、特に想いが強い。…いずれにしても、まどかの声しか届かないと思う…」

まどか「いいよ。私―さやかちゃんのところへ行く」

ほむら「まどか…」

まどか「さやかちゃんも、可哀想なほむらちゃんも…私が、助けてみせる。救ってみせる…!」

マミ 「そうね…その役目は、鹿目さんしか出来ないと思うわ…」

杏子 「さやかに危害がなさそうなことは判ったんだ。明日に備えて、もう寝るぞ」

ほむら「そうね。あれだけ涙を流し続ければ、水分が失われ過ぎて危険だけど…病院で点滴を受けていれば」

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:38:06.58 EHiSZATC0
いいペースだ
この>>1は良くできるやつだ

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:39:29.00 NIfdjDud0
マミ 「じゃあ明日。―朝9時に病院で落ち合いましょう」

杏子 「やっぱ腹減った。ほむら、何か食わせろ」

マミ 「じゃあ私は先に帰るわね。―暁美さん、辛いだろうけど…元気、出してね?私たちがついてるから」

ほむら「…ありがとうございます。じゃあ、また明日…」

まどか「私も帰るね。パパとママ、心配してると思うから…」

ほむら「えぇ…」

まどか「―ほむらちゃん」

ほむら「なに?」

まどか「…うまく、言えないけど…。ありがとう―ありがとうね!」

ほむら「…!」ウルッ

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:41:48.67 jt2FyD6l0
これは目が離せん

156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:42:27.90 NIfdjDud0
―――翌日 病院前―――

マミ 「集まったわね。…鹿目さん、心の準備はいい?」

まどか「―はい!」

ほむら「安心して。あいつが…私がまどかに何かしようとしても、必ず私たちが守るから」

杏子 「さやかの身体を傷付けんなよ?」

まどか「大丈夫だよ。それに、怖くなんかない。―ほむらちゃんは、ほむらちゃんだから…!」

ほむら「まどか…」

マミ 「じゃ、面会の手続きをしましょう」

* * *

受付 「522病室…美樹さん、ですか…」

マミ 「はい。面会したくて…」

受付 「―少々お待ち下さい」

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:43:49.73 swh0ruZ00
ほむ

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:44:08.04 NIfdjDud0
受付の女性が立ち上がり、奥の上司らしい男性と耳打ちを始めた。

杏子 「何なんだよ…」イライラ

上司 「えーっと…美樹さんと面会をご希望、なんですね?」

まどか「そうです。もう、受付時間は始まってますよね?」

上司 「それが…夜のうちに、抜け出されてしまっていて」

マミ 「!!!」

ほむら「しまった…その可能性を考慮していなかった!」

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:45:12.17 CcpTclOW0
ほむっ!?

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:46:31.32 NIfdjDud0
杏子 「あんたら何やってたんだよ!」

上司 「申し訳ありません…現在、全力で捜索しておりますので…!」

上司 「もちろん、ご家族の方と警察へのご連絡はこれからすぐに―」

マミ 「行きましょう!きっともう、ここにはいないわ!」

杏子 「そうだな!昨日ほむらを探したところをもう一度回れば…!」

まどか「さやかちゃん…!」

ほむら「きっと、まどかの家にいるはず!急ぎましょう!」タタタ

* * *

161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:49:04.28 NIfdjDud0
―――まどホーム―――

まどか「いない…」

杏子 「庭にもいねーぞ」

まどか「どこに行ったの…さやかちゃん…ほむらちゃん…」

ほむら「仕方ない…私の家に行ってみましょう」

* * *

ほむら「鍵はかかったまま。中を確認しても、いなかったわ…」

マミ 「暁美さん、他に心当たりは…ない?」

ほむら「…」

ほむら「もしかしたら…あそこに…!」

まどか「あるんだね!」

ほむら「説明は後!ついてきて!」タタタ

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:51:38.54 2zTj8y+W0


163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:51:43.85 swh0ruZ00
さやさや

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:52:10.78 NIfdjDud0
* * *

まどか「ここは…?」

マミ 「ワルプルギスの夜の被害で大破した地域ね…あちこちで復興工事してるわ」

杏子 「今日は日曜だから、誰もいないな」

ほむら「ここにいるはず…」

まどか「…どうして?」

ほむら「3回目の私が…まどかのソウルジェムを、撃ち砕いた場所、だから…」

まどか「―!」

4人は、まだ災害の爪痕が生々しい工事現場を歩き回った。
そして、倒壊した柱がそのままになっているところに、蹲った人影を見つけた。

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:52:35.67 CcpTclOW0
ほむぅー!

166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:55:22.15 NIfdjDud0
まどか「あれは…!」

ほむら「やっぱりいたのね…」

マミ 「暁美さん…」

杏子 「さやか!」

4人が声をかけると、人影は怯えたように立ち上がり、後ずさった。

まどか「ほむらちゃん!」

さやか「…!」ビクッ

マミ 「暁美さん…こっちに来て…怖くないから」

さやか「…!」ガクガク

ほむら「―ダメ!そう言えば、3回目の私は…!」

マミ 「っ!…そうね…。私は、引っ込んでた方が良さそう…」

167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:55:57.08 swh0ruZ00
さやさや

168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:56:33.80 CcpTclOW0
マミさん…

169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:58:19.51 NIfdjDud0
まどか「ほむらちゃん!」

まどかが両手を広げて、さやかに少しずつ近づいていく。

まどか「―ほむらちゃん!」

さやか「…!」ガクガク

まどか「ほむらちゃん!私はここだよ!」

さやか「…!」ボロボロ

まどか「もういいの…。もう、いいんだよ…!」

さやか「…!」ボタボタ

まどか「私は元気だから!ほむらちゃんのおかげで!生きてるよ!幸せだよ!」

さやか「…!…!…!」ボタボタボタボタ

170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 21:58:41.02 swh0ruZ00
ほむほむ

171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:01:18.80 ZkhBV/5mI
hmhm

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:01:28.57 NIfdjDud0

ズルッ

さやかの身体が二重にぶれたように見えた次の瞬間、灰色の何かがさやかから滲みだし、分離し始めた。

ズルッズルッズルッ

杏子 「出てきた…!」

ほむら「今のうちに、とどめを…!」

まどか「やめて!」

マミ 「鹿目さん…」

まどか「ほむらちゃん…こっちに来て…大丈夫だから…」

ズルズルズル

灰色の何かは完全にさやかから分離した。同時に、さやかが膝からくずおれる。

杏子 「さやか!」ガシッ

173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:02:16.88 N4RuWA2/0
さやか安定の不遇

174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:02:21.53 CcpTclOW0
マドカァ…

175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:04:09.88 NIfdjDud0
それは少しずつまどかに近づいていく。しかし、何か躊躇するような動きだった。

まどか「ほむらちゃん…怖がらないで…私、ほむらちゃんに感謝してるんだから…!」

ズルズルズル ブワッ

灰色の何かから、大量の液体が滲み出し始めた。次第に地面に広がり、まどかの足元を浸す。

まどか「ほむらちゃん…もう、泣かないで…私は、ここにいるから…!」

まどかが手を差し伸べると、灰色の何かから髪の毛のような触手が伸び始める。
それがまどかの手と触れ合うと、それは突然端の方から空中に溶けるようにして、消滅した。

まどか「…!」

ほむら「消えた…」

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:07:26.17 NIfdjDud0
マミ 「―どうしたっていうの?」

まどか「わからない…私、何もしてないのに…!」

さやか「う…」

杏子 「さやか!」

まどか「さやかちゃん!」

ほむら「…」

マミ 「暁美さん…。きっと、これで良かったのよ…」

ほむら「…」

まどか「ほむらちゃん…」

177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:09:12.33 swh0ruZ00
ほむほむ

178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:10:44.70 NIfdjDud0
――――――――――――――――

まどか(あれ以来…他の「ほむらちゃん」も、姿を現すことはありませんでした)

まどか(それだけでなく、どういう訳か魔女そのものがいなくなったかも知れないって)

まどか(マミさんと杏子ちゃんが不思議がっています)

まどか(だから、私が触ったからじゃなくて、別の原因で消えてしまったのかも)

まどか(それは、もしかしたら、いつかどこかの世界で、凄い才能をもった少女が)

まどか(すべての宇宙、すべての世界での魔女の救済を願った…からなのかも知れません)

まどか(もちろん、実際のところは誰にも分からないけど)

179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:12:42.84 NIfdjDud0
まどか(さやかちゃんは、順調に回復して…ほむらちゃんとじゃれあっています)

まどか(ほむらちゃんの記憶を、取り憑かれていた間に追体験したせいで)

まどか(何だか、私よりほむらちゃんとばかり仲良くなっちゃって)

まどか(ほむらちゃんも、私に構ってくれる時間が減って、ちょっと、悔しいです)

まどか(ほむらちゃんは、あのことはもう話したがらないけど)

まどか(私は、あの悲しい魂たちのことはずっと忘れないと思います)

まどか(頑張ったほむらちゃんが…どこかで救われていますように)

180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:13:35.72 N4RuWA2/0
グリーフシードの無い杏子たちがこの先生きのこるにはどうすればよいのだろうか

181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:14:08.86 NIfdjDud0
――――――――――――――――

―忘れてはいけない。

―いつも、どこかで、何者かがあなたを見ている。

―彼女がいる限り、あなたは決して独りではない。



ヒタッ



おわり

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:14:45.78 GAyKcGWU0


183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:14:56.37 jt2FyD6l0
乙乙乙
良SSに乾杯

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:15:08.59 ksbq4JNs0
映画化決定

185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:15:16.24 LQZWRvtG0

読みやすかった

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:16:23.82 NIfdjDud0
以上で終わりです。
お付き合いいただきありがとうございました。

お憑かれさまでした。

SS初挑戦「変なグリーフシード拾った」が、望外に前向きな評価が多かったので
調子に乗って2つめを作ってしまいました。
ほむほむがタイムリープした後ってどうなってるのっと…という疑問から始まった
プロットが何故かホラーに。。
かなり展開端折ったけど、それでも長いね…

ネタがかぶってるとか、気にしたら負け。俺が。

187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:16:28.55 CcpTclOW0
素晴らしかったです
ひさしぶりに素直に面白いと感じたSSでした
乙です!

188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:16:48.25 dwND1IOEO
乙っちまどまど

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:17:20.28 7OKJ+2W10
教会生まれのKさんの活躍が見れなかったけどよかった
乙ほむぅ

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:17:32.88 8zAifc51O

うん、今更ながら考えてみれば至極妥当な話だよな

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:17:35.02 swh0ruZ00
乙乙乙

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:18:37.29 Mww4WjRw0



あれだ、どこでもドアを通ったのび太と出てきたのび太の話

193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:18:52.07 N4RuWA2/0
そうだよなーと思った乙

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:19:32.22 7aa8iFTq0
乙ホラー

195: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
11/11/13 22:19:31.65 zvh5X1PL0
         _           ___    ___
     __    /ハ .. -―-‐―-}:{、\. //}:{
     }:「\ }{/. : : : : : : : : : : }:{: \V:/ .}:{
     }:{  》'": : : : : : : :. :. :. :. :.}:{: : : ∨⌒\.
     }:{/′ : : i: : : : : / : : : : \.、_/⌒ヾ: : \
     ハ∀. : : : : |: : : : /. : : : : : 、:.`^i: : : : :\: :.\
  __/:/: : : | : : |: : : ∧: : : :\: :\:.|:i : : : : : \:ヽヽ
  ⌒/:.ィ: : :.:|-‐∧: : | ヽ‐- ._!: :..:|:|ハ: : : : : :: : :
  /7/:i:|: : : :| :/  \|  _\: :il、: :| : : }、: :、: : :       お疲れさま
   /′|:|: : :/|汀ハ.    ^丁刈 \|: :./ }\:\: : | ノ
     .|:|: :.ハ ヒf}      弋ーハ. |: : /ノV \i\!′
     .lハ:∧: } 〟〟     〟〟 |: /〃 ̄ ̄\
        }/\   て ̄)  _....|/ ii      ト、
          〕≧=―=≦ /   ||  .{    ノ ノ
         .〈 丶 / ̄`TT´ ̄:\|  `〉  ./ \
          \_}: : : : ハ」、: : : :{   >ァ-..、  \
             \ \/}{ }{ \_/    八../⌒´  〉
              \` }{‐}{⌒ ー---‐ ´ / \ /
              ..\}{ 「}{ \       /〉 ヾ、

196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:19:41.48 7OKJ+2W10
>>186
そのSSもとってもよかったよ
また書いてくれたらうれしいな

お憑かれ様でした

197: 忍法帖【Lv=25,xxxPT】
11/11/13 22:21:25.03 tYKhXyg70
面白かった
乙~

198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:21:36.89 NIfdjDud0
【また調子に乗って次回予告】
◆まどか「ダーク・シュナイダー…さん?」(×BASTARD! 進捗:70%)
 何故か見滝原に降臨したD・Sのせいで、ほむほむの計画狂いまくり。
 D・Sの魔の手から、マミさんのおっぱいを守れ!

◆ミギー「まどか、安易な契約は慎むべきだ」(×寄生獣 進捗:2%)
 人類の利用をめぐって、インキュベーターと寄生生物の宇宙人対決!?

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:24:07.29 ksbq4JNs0
ああ、見たよグリーフシード拾った

相変わらず涙腺破壊させてくれる

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:24:09.35 jt2FyD6l0
>>198
楽しみにしてるぜ

201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:27:23.64 7aa8iFTq0
見滝原がほろぶじゃねえか>バスタード

202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:27:50.91 p/ljBCWK0
次回予告とかキモすぎだろ……

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:28:14.21 NIfdjDud0
寄生獣の進捗が2%なのは、当初考えていた
「寄生生物に乗っ取られたQBがひたすらまどかを追ってくる」
というホラー展開なプロットを今回の話に使っちゃったからw

バスタの方は、もっと気楽なお話になる予定です。
いつになるか分からんが、完成したら投下します。

題材の作品が古いのは年齢的に仕方がない。

最後にもう一度

お 憑 か れ さ ま で し た ! ノシ

204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:29:11.11 8zAifc51O
>>198
次も待ってる



そしておまいらお憑かれさまヤメロ
俺のトラウマスレの記憶がががが……

205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:30:18.38 2KOZdbtx0


悪くなかった

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:30:19.79 NIfdjDud0
>>202
許せ
やる夫スレの影響だ、たぶん

207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:35:10.82 l4Pdu3ITO
ヤバイミギー好きすぎるから無茶苦茶期待してる!
乙!

208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:40:07.11 JYIvgIH9O
乙なんだよ

209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:42:40.79 kWMSFN4c0
即興じゃないss書く人は今時貴重だ乙

210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:43:25.21 epeO4QKE0
おつかれさまでした。
……こえーよ。マジでこえーよ。
でもさやほむ友情とか俺得

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:50:30.02 DLy7a8ea0
>>186
あのSSとてもよかった!!


212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 22:56:57.46 fceewx+y0
おつ!寄生獣好きだからミギー編是非読みたいわ

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 23:01:40.81 zuowBsYV0
バスタ編はまどっちはシーラ姫ポジかな?
乙!

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 23:07:42.33 mhQQ2niQO
うむ

215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/13 23:08:39.32 jt2FyD6l0
まだ残ってたか
すごい反響だな


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