11/11/01 17:53:17.53 kw7xfApi0
~中略~
マミ「それじゃ、この魔女を倒すまでに願い事が決まらなかったら、ご馳走とケーキを頼みましょう!」
まどか「け、ケーキで魔法少女に……ですか」
マミ「ほら、急ぎましょう!」グイッ
まどか「あっ、マ、マミさんっ……きゃっ!?」
マミ「えっ?……きゃあぁ!!」
ゴツン!
まどか「いったた……」
マミ「だ、大丈夫……?」
まどか「は、はい」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 17:56:53.81 kw7xfApi0
マミ「ごめんなさい……つい浮かれちゃって」
まどか「いえ、気にしないでください」
まどか「それより、さやかちゃん達が待ってます!」
マミ「そうね、行きましょう!」
まどか「はいっ!」
タッタッ…
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:01:37.71 kw7xfApi0
マミ「お待たせっ!」
キュゥべえ「気をつけて、魔女が出てくる!」
マミ「せっかくのところ悪いけど、一気に決めさせてもらうわ!」
ドンッ!
マミ「……体が軽い、こんな気持ちで戦うの、初めて」
マミ「もう、何も怖く無い!」
シュルッ
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ドオォォォン!
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:02:10.30 kvtQ3O+f0
まみまみ
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:03:05.80 gkls0aRK0
何時も通りだな
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:03:38.37 MiG4eX0W0
マミさんのソウルジェムにエロいことしたい!
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:03:40.72 lexWNKoj0
死んじゃう
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:07:36.39 kw7xfApi0
さやか「やったぁ!」
まどか「やった……ってあれ?」
まどか「……!! マミさん、ソウルジェムが!!」
マミ「えっ!?……あっ!!無い!?」
マミ「ど、どこにあるの!?」
ズルン…
マミ「えっ……?」
バクン
まどか「あ……あぁ……」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:13:55.25 kw7xfApi0
ほむら「!? 拘束が解けて……まさか!?」
ダッ
ほむら「……このままじゃ、まどかが危ない……!」
……キラーン
ほむら「……? 黄色……?」
ほむら「……まさかっ」
スッ
ほむら「これは……巴マミのソウルジェム……どうしてこんなところに……?」
ほむら「……! それより急いでまどかの下に……!」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:17:46.34 kw7xfApi0
キュゥべえ「まどか!さやか! 今すぐ僕と契約を!」
ほむら「その必要は無いわ」
ほむら「こいつを仕留めるのは、私」
ドォン!
ボトッ…
ほむら「…………」
さやか「マミさん……」
まどか「わたしの……せいで……」
ほむら「……身体は……無事ね、頭部は……」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:18:47.88 dAStbak20
干す
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:20:43.83 TbK4AHZX0
ミ☆☆彡
__
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:22:02.82 kw7xfApi0
さやか「ちょっ、何やってるのさ!?」
ほむら「見ての通り、巴マミの身体を回収してるのよ」
ほむら「時間が無いのだから話しかけないで頂戴」
まどか「な、なんでそんなことを……」
ほむら「……後で解るわ」
シュゥン…
ほむら「……さてどうしましょう」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:22:44.25 MiG4eX0W0
マミダッチワイフぺろぺろ!
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:28:32.39 kw7xfApi0
ほむら「……肉体が腐らない程度にマミの魔力を利用して保存かしら」
ゴソゴソ
さやか「ちょっ!?どこに仕舞ってるの!?」
ほむら「さてと……」
ほむら「魔法少女になるのは、こういうことなの」
ほむら「わかったなら、もう関わるのは止めなさい」
スッ…
まどか「………」
17: 忍法帖【Lv=4,xxxP】
11/11/01 18:30:09.17 VYy8TAEC0
マミさんの体はワタシの物だ!返せよ!
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:34:21.23 kw7xfApi0
―翌日―
恭介「僕の腕はもう動かないんだよ!奇跡も魔法でも無い限り……!」
さやか「あるよ」
恭介「え?」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
キュゥべえ「願い事が決まったようだね」
さやか「うん、恭介の腕を治して!」
キュゥべえ「君の願いはエントロピーを凌駕した」
キュゥべえ「さぁ、受け取るといい、これが君のソウルジェムだ」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:36:23.00 tJYHH/zC0
ほむほむさんのダッチワイフ化…
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:38:27.04 MIa7zBFRO
展開ハヤス
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:39:00.74 KjTMaJYbQ
>>17
実際返されたら困るなw
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:40:36.80 kw7xfApi0
―倉庫―
まどか「あっ……わたしが悪い子だから……」
まどか「………ごめんね……マミさん……」
『でやああああああああ!!』
ザッ! ザシュッ!
シュゥン…
さやか「いやー、間一髪ってとこだったね!」
まどか「さ、さやかちゃん!?」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:45:39.31 umR2SWsk0
スピーディーな展開だな
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:46:51.62 kw7xfApi0
まどか「そ、その格好……」
さやか「まぁちょっと色々あってね……」
ダッ
ほむら「……美樹さやか」
さやか「遅かったじゃん、転校生」
ほむら「………丁度いいわ」
さやか「……何よ」
ゴソゴソ
さやか「なっ!?」
まどか「!?」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:49:32.15 kw7xfApi0
ほむら「この巴マミの頭部を治し、身体と頭を結合させて欲しいの」
さやか「な、なんてこと言うのよ!?」
ほむら「巴マミが助かる」
まどか「えっ!?」
ほむら「早くしなさい、美樹さやか」
さやか「……あんま信用できないんだけど、マミさんが助かるかもしれないなら……!」
キィィン!
さやか「……!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:53:02.40 ZTNp/9ti0
どうしてこうならなかったww
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 18:55:22.80 xhmQhBfY0
ソウルジェムがソウルジャムになっちゃった
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:00:06.51 kw7xfApi0
さやか「できた………あれ?何でこんなことできるんだろ、あたし……」
ほむら「あなたの願いは上条恭介の腕を治すこと」
ほむら「契約時の願いが、そのまま性質として現われるわ」
ほむら「あなたの場合は、治癒とか再生回復と言ったところかしら」
さやか「………なんであんたが、あたしの願いを知ってるのよ」
ほむら「………さてと、これで身体は元通りね」
ほむら「あとはこれを……」スッ
まどか「それは……マミさんのソウルジェム……」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:06:08.14 XtWZSD2c0
さやか「トムさんのソウルジェム…」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:09:07.19 kw7xfApi0
マミ「…………んっ」
マミ「……あら?ここは……?」
まどさや「マミさん!!」
マミ「えっ!? 何であなた達がここに……それに……」
まどか「マミさぁん……ほんとに……良かった……」グスッ
マミ「か、鹿目さん、落ち着いて……」
さやか「……転校生、マミさんを助けてくれたのは感謝するけど、理由を教えてくれない?」
ほむら「そうね、いずれは話さないといけないことだし」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:11:20.62 MiG4eX0W0
貴重なマミダッチワイフが…
うっかりさやかちゃん前後逆に付けるかとww
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:18:55.51 KjTMaJYbQ
まみまみ
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:20:15.75 kw7xfApi0
マミ「あなたが、助けてくれたの……?」
ほむら「………私より、鹿目まどかと美樹さやかのお陰よ」
ほむら「今日は一旦帰りましょう、詳しい話は明日するわ」
ほむら「場所は……巴マミの家で構わないわね?」
マミ「え、えぇ……」
ほむら「それじゃ……」タッ
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:27:19.26 kw7xfApi0
―翌日、マミホーム―
ほむら「結論から話すわ」
ほむら「魔法少女の魂は、ソウルジェムに宿っているわ」
ほむら「つまり、身体がいくら傷つこうと、ソウルジェムが無事なら、魔法少女は平気なの」
さやマミ「………」ポカーン
ほむら「巴マミの場合……理由はわからないけれど、魔女戦の際、ソウルジェムが無かった」
ほむら「そのソウルジェムは私が回収したから、あなたはこうしてまた生き返った」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:33:37.13 kw7xfApi0
ほむら「……さて、数週間後、この街にワルプルギスの夜が――」
さやか「ちょっ、ちょっと!いきなりそんなこと言われても何が何だか……」
ほむら「私の言ったことはすべて事実、だから受け入れなさい」
さやか「………わかった」
ほむら「理解が早くて助かるわ、それじゃあワルプルギスの夜についてだけれど」
セツメイチュウ…
さやか「……そんな魔女が来るだなんて」
マミ「………」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:44:06.44 KjTMaJYbQ
マミさん連れてラストバトルか
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:44:32.27 kw7xfApi0
ほむら「私一人では勝てない……だから……協力して欲しいの」
マミ「……わかったわ」
さやか「見滝原が危険な目に会うんなら、あたしも戦わないとね……!」
ほむら「………ありがとう」
ほむら「後は、佐倉杏子に協力を依頼するだけね」
マミ「佐倉さん……?」
さやか「誰……?」
まどか「(全く話に付いていけなかった……)」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:46:51.53 3ccR/Std0
マドカァー…
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:51:08.04 kw7xfApi0
―隣市―
ほむら「……見つけた」
杏子「ん……?マミじゃねぇか」
マミ「久しぶりね、佐倉さん」
杏子「……その二人は誰だい?」
マミ「私達と同じ魔法少女よ」
ほむら「暁美ほむらよ」
さやか「……美樹さやか」
杏子「ふーん、あたしは佐倉杏子だ」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 19:59:58.14 kw7xfApi0
杏子「んで、態々こっちまで来たってことは、何か用があるんだよな」
ほむら「数週間後、見滝原にワルプルギスの夜が来る」
杏子「………ほう」
ほむら「そこで、あなたにも協力してほしいのだけれど」
杏子「………あたしのメリットは?」
ほむら「あなたにメリットは無いわ、強いて言うならば、あなたにかかるデメリットを失くすことができる、かしら」
杏子「なるほどな……」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:06:25.60 kw7xfApi0
杏子「まぁいいか、協力してやるよ」
ほむら「助かるわ」
マミ「よろしくね、佐倉さん」
さやか「よろしく」
杏子「あぁ、こっちこそよろしくな」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:07:55.90 lexWNKoj0
ふむ?
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:11:32.65 f7E6ecwM0
わかっちゃうさやかちゃん可愛い
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:12:48.15 kw7xfApi0
―数日後―
仁美「私、上条君のことをお慕いしていますの」
仁美「だから、明日の放課後に上条君に告白します」
仁美「丸一日だけお待ちします、さやかさんは後悔なさらないように決めてください」
仁美「上条君に気持ちを伝えるかどうか」
仁美「………それでは」
さやか「………」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:17:50.01 kw7xfApi0
―魔女結界内―
さやか「でやあああぁぁぁああぁぁ!!」
バチィン!
さやか「ぐわぁああぁ!?」
マミ「美樹さん!!」
杏子「おいおい、どうしたんだよ!」
さやか「………なんでもない………うおおぉぉおぉぉ!!」
ザシュッ!
シュゥン…
さやか「はぁ……はぁ……」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:19:49.75 eC7d/4Op0
張り切ってるねさやかちゃん
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:23:28.05 kw7xfApi0
さやか「………帰ります」タッ
杏子「あいつ、どうしたんだよ……」
杏子「なんか知らねぇか?」
ほむら「………そうね」
ほむら「これは美樹さやかの願いにも関連のあることなんだけれど……」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:27:20.05 kw7xfApi0
―翌日―
恭介「今日はどうしたの……?」
仁美「上条君に、お話ししたいことがありますの……」
さやか「………」
杏子「……それでいいのか?」
さやか「!?」
さやか「何であんたがここに!?」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:32:30.83 kw7xfApi0
杏子「ん、まぁちょっとな……」
さやか「………あんたには関係無い」
杏子「そうだな、確かに関係無い」
杏子「でも、本当にいいのか?」
さやか「……うるさいな」
さやか「じゃあね……」タッ
杏子「あっ、おい!」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:37:54.65 TbK4AHZX0
保守っとくか
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:41:17.66 kw7xfApi0
―数日後、魔女結界内―
さやか「あはははは!!その気になれば、痛みだって消しちゃえるんだ!!」
ザクッ!ザクッ!
マミ「もうやめて、美樹さん!」
シュウゥン…
ほむら「……グリーフシードよ、使いなさい」スッ
さやか「……要らない、それじゃ……」タッ
ほむら「なっ、ま、待ちなさい!」
杏子「くそっ、待てよ!」ダッ
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:47:19.61 kw7xfApi0
杏子「おい、待てって!」
さやか「付いてこないで!」
杏子「断るっ!」ガシッ
さやか「ちょっ!?離しなさい!!」
杏子「絶対離さない!!」
さやか「!!」ビクッ
杏子「………なぁ」
さやか「な、何よ……」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:48:13.57 sxnzXiza0
ロリコンロリコンうるさいババアにお前はただ自分より若い女に男の目が行くの嫌なだけだろって言ったら発狂したよ
それが本音だろ
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:53:36.26 kw7xfApi0
杏子「あたしの話を聞いてくれないか……?」
さやか「………なんでよ」
杏子「頼むよ……」
さやか「……っ、わかったわよ」
杏子「ありがと……」
杏子「………あたしが魔法少女になった理由なんだけどさ」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 20:55:12.23 TbK4AHZX0
ほしゅ
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 21:01:30.87 kw7xfApi0
―中略―
杏子「……ってわけさ、笑えちまうよな」
さやか「………」
杏子「……こんな風に誰かに話を聞いてもらうなんて、久しぶりだ……」
杏子「なぁ……さやか……」
杏子「溜め込んでる事、全部話せよ……」
杏子「最後まで、聞くからさ」
さやか「………」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 21:03:24.50 DUVRaOsY0
本編時間軸でハッピーエンドを目指すか……
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 21:08:14.27 kw7xfApi0
さやか「何でここまでしてくれるのさ……」
杏子「わかんねー……」
杏子「でもなんだかさ、ほっとけないんだよ」
杏子「こんな気持ち、ずっと前に無くなっちまったと思ってたよ」
さやか「………杏子」
杏子「……さやか」
杏子「あたしが受け止めてやるよ、辛いことも、悲しいことも、全部」
さやか「……ありがと、杏子」
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/11/01 21:13:02.64 kw7xfApi0
―翌日―
さやか「心配かけてすいませんでした!」
マミ「良かった……」
ほむら「………これ以上悩みのタネを増やさないでね」
杏子「……素直じゃねぇな」
ほむら「………そんなことないわ」