ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」タツヤ「あ……」at NEWS4VIP
ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」タツヤ「あ……」 - 暇つぶし2ch150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:30:50.42 L/9QkhET0
ほむほむ

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:34:53.06 0ajR3NcE0
―次の日

さやか「ねぇ、タツヤ…」

タツヤ「ん?」

さやか「今日、マミさん家寄ってかない?」

タツヤ「ん…まぁ、いいけど。何かあった?」

さやか「恭介と喧嘩しちゃったんだ…」

タツヤ「ええ?」

さやか「あ、いや喧嘩っていうか…。うん…ちょっと、怒らせちゃって」

タツヤ「何したの?」

さやか「あたしはただ、あいつにクラシックのCD持って行っただけ…
    でも、それがあいつにとっては返って酷だったみたいで…」

タツヤ「……」

さやか「…手、やっぱり治らないんだって…」

タツヤ「さやか…」

さやか「……」

タツヤ「だから契約するなんて言わないよね…?」

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:35:40.35 L/9QkhET0
さやさや……

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:36:04.48 XLUVQtyY0
バカおんなだー

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:38:21.75 awYCAA4+0
導かれるぞ

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:42:05.64 0ajR3NcE0
さやか「……」

タツヤ「やめて…」

さやか「…やっぱ、そう来るよね…」

タツヤ「…逆の立場だったらどうする…?」

さやか「……。あたしだったら、止めないけどな…」

タツヤ「ん…本当に逆の立場で考えてる?」

さやか「考えてるわよ」

タツヤ「嘘だ。自分のことしか考えてないじゃん」

さやか「あんたに何がわかんのよ」

タツヤ「顔に出てるんだよ。さやかは自分のことで精一杯になるとそういう目するもん」

さやか「…あたしだけの問題じゃないんだよ
    恭介が才能を奪われる筋合いなんてある訳ないのに」

タツヤ「だけど…。さやかは命を懸けることになるんだよ…?」

さやか「……。あたしには恭介みたいな特別なものなんて、何もないから
    恭介の手が治るんだったら、あたしの命なんて安いもんじゃん」

156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:43:57.52 1EIXH8sS0
僕は構わなかったんだよ沙耶か……

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:45:05.66 awYCAA4+0
あなたは、なんであなたはそうやって自分を犠牲にして

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:46:40.34 jOHrr4Na0
さやかちゃんは馬鹿だから仕方ない

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:48:20.99 0ajR3NcE0
タツヤ「あああ、なんでそういうこと言うかな」

さやか「何よ…別に今すぐ死ぬ訳じゃないし」

タツヤ「これだよ…後でどうなるか想像できてるの?」

さやか「なんであんたが偉そうなのよ。契約する資格もないくせに」

タツヤ「……!」

さやか「…あたしはあたしなりに、ちゃんと後先考えてる…
    だから、ちゃんとあんたも入れてマミさんに相談しようとしたんじゃんか」

タツヤ「……」

さやか「…馬鹿にしないで。邪魔するだけなら来なくていいから」

タツヤ「さやか…」

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:50:55.87 jOHrr4Na0
女の子ってもう自分の中で決定済のことを相談してくるよね
そして反対意見を言ったら人格否定までしてなじってくる・・・

161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:51:10.09 Fd6MPzkw0
タツヤが男だからこそ出来ることもあるはずだ

ハッピーエンドでありますように

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:51:47.30 0ajR3NcE0
―屋上

タツヤ「―ほむらのいた世界にも、さやかはいた?」

ほむら「ええ。あなた以外はみんないたわ」

タツヤ「あっちでは、今よりもっと時間進んでたんだよね…?」

ほむら「そうよ」

タツヤ「…さやかは、魔法少女になるのかな…」

ほむら「……」

タツヤ「…ほむらが見て来たこと、そのままでいいから教えてくれる…?」

ほむら「…いいわ」

163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:52:44.56 82RMxo1q0
安定のさやかす

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:52:59.02 0ajR3NcE0
ちょっと出かけるでござる
決して病んでるさやかちゃんを見てたら勃起が止まらなくなったとかではない
7時までには帰って来るであろう

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:53:56.55 L/9QkhET0
なるほど

166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:54:49.03 awYCAA4+0
ほむらちゃん

167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:56:36.96 TIidi3t/0
保むらちゃん

168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:57:06.42 jOHrr4Na0
保守らちゃん!

169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 17:57:38.49 XLUVQtyY0
穂村ちゃん

170:    
11/10/30 17:59:20.72 FGndkEFs0
ほむらちゃんほむほむ

171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:02:47.75 FomREEGs0
マダカァ!

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:03:09.36 iZB+WGIF0
あほむらちゅん!

173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:05:45.58 Gdd93Uv50
どうでもいい話なんだけどこの手のss見る度に「ちゃんと考えてる」っていってる娘は
40過ぎてもヒラヒラのコスで戦い続けるつもりで契約してるんだろうかとか考えてしまう

174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:06:41.86 xYqiCy/JO
ホムラチャン!!

175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:07:25.26 CKMRNNkL0
>>173
ほむ・マミ辺りはまだ行ける
まどか、さやかは救えない ゆまのコスはグロレベル

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:07:43.17 W1FUEZ460
>>173
中学生が30、40の先まで考えて行動できるわけないじゃないか

177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:08:57.27 Q6u38apn0
俺がもし女でしかも中学生ならお金を好きなだけ出せるようにしてって言って魔法少女になっちゃうわ
それか願い事の回数を無限にしてっていってQBに流されるか

さやかもわがままに見えるけど中学生だから仕方ないんだよな

178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:09:20.27 XLUVQtyY0
20歳で強制魔女化とかするんじゃね?

179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:09:35.79 8CKa8hkw0
>>173
そもそもそこまで頭が回るなら
何なのかよくわからない生き物と
なんかよくわからない契約なんか結んだりしない

180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:10:04.05 gCxKH3hh0
魔法少女になったら老いることないんだよ、きっと

181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:11:21.00 H/yQCqBJ0
>>180
年はとるよ

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:13:20.89 CKMRNNkL0
育ちすぎてコスから胸がはみ出しかける三十路魔法母親マミさんの画像ください

183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:15:40.71 3kR5mXGJ0
外付けのハードウェアなんだから、魔力で現状維持したり、若返らせたりできるんじゃね?

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:16:20.93 0ajR3NcE0
成長はするけど老化はしないと勝手に思ってる

185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:17:55.11 CKMRNNkL0
>>184
「ラインバレル」の「ファクター」みたいな?



一定以上の老化は肉体へのダメージと判断され、自動で治療される→歳を取らないとか

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:18:02.96 M8tf88HPO
こまけぇこたぁいいんだよ!

187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:18:45.80 awYCAA4+0
要するにほむらちゃんかわいいってことだな

188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:18:49.23 gCxKH3hh0
つまり18歳あたりで成熟したらストップするんだよ!

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:19:32.55 Gdd93Uv50
なんか契約止めるなら下手に説教するより
「40過ぎても魔法少女やらなくちゃいけない」
って言ってやったほうが効きそうだよな

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:23:20.98 82RMxo1q0
魔法熟女

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:24:32.05 87uJ7UShO
奥様は魔法少女というアニメがあってだな
しかもCV井上喜久子

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:24:40.74 LHg30q3jO
これが息抜きとかすごいな
おもしろ支援

193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:24:41.37 Fd6MPzkw0
>>173
年とらないんじゃねーの

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:24:42.26 PHdHb+gd0
ほむほむは数えきれないぐらいループしてるはずだが外見変わらない
マミさんは普通に成長している
いったいどういうことなのか

195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:25:00.57 kYRS7imf0
魔法熟女の流れにワロタ

196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:25:30.88 CKMRNNkL0
>>194
入院中のほむらに記憶だけが上書きされるとか

197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:30:05.41 0ajR3NcE0
ほむら「―私はもう一度やり直して、例の秘密をまどか達に伝えた
    そこで反発したのが、他でもない美樹さんだったわ」

タツヤ「……」

ほむら「『キュゥべえが自分達を騙すはずがない』、『仲間割れでもさせる気なんじゃないか』って」

タツヤ「さやかがそんなことを言ったの…?」

ほむら「色々と事情があるのよ。魔女を倒せば、報酬が手に入ることがあったの
    それを巡って魔法少女同士で争いになるという話もよくあったわ
    転校生の私を疑ってかかるのも無理はないわよね」

タツヤ「…それは本当にさやかの話なの?」

ほむら「ええ。事実よ」

タツヤ「信じられないな…やっぱり、今のさやかとそっちのさやかって、性格とか違うの?」

ほむら「さあ。少なくとも私にはこれといった違いはわからないけれど
    …私が疑われた理由はそれだけではないわ
    未熟だった分、失敗することも多くて、戦術の相性が悪くて
    美樹さんには特に迷惑をかけてしまったから」

198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:37:21.91 0ajR3NcE0
ほむら「…けれどその矢先、美樹さんは私の言ったことを自ら証明することになる」

タツヤ「…!」

ほむら「彼女の名誉の為に裏側は教えられないけれど、
    美樹さんはまもなく魔女となって私達を殺しにかかった」

タツヤ「……」

ほむら「…気の毒に…」

タツヤ「…ほむらは、そこでまた時間を戻したんだ…?」

ほむら「……」

タツヤ「…?」

ほむら「…私は…。私は魔女に成り果ててしまった美樹さんを殺したわ。この手で…」

タツヤ「!」

ほむら「私にとってはまどかを救うことだけが目的で、
    それ以外のことに構っている余裕はなかったの…」

タツヤ「…ほむらは、やっぱりほむらだな…」

ほむら「どういうこと?」

タツヤ「…冷静っていうか、冷酷っていうか…」

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:40:03.82 jOHrr4Na0
何も知らないくせにそういうことを言うか

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:41:44.48 L/9QkhET0
ほむむむむ

201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:43:24.58 HBNtyQ9g0
何も知らないからこそってな

202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:44:58.92 0ajR3NcE0
ほむら「……」

タツヤ「…ごめん。悪い意味で言ったんじゃないよ」

ほむら「…馬鹿なだけよ」

タツヤ「そんなことはないと思う…」

ほむら「……。何度も同じ時期を繰り返して来たけれど、その1ヶ月が一番辛かったわ
    一番泣いたし、一番まどかが泣いてる所を見た
    最後には私もまどかも魔女になる一歩手前まで行って、
    『もうこれでいいんじゃないか』という気になった…」

タツヤ「…?」

ほむら「『こんな悲しいことばかりの世界なら、いっそ2人で壊して回ろう』って…
    私はまどかにそう言ったわ」

タツヤ「……」

ほむら「だけど…」ウルッ

タツヤ「ああ、泣かないで…」

ほむら「まどかはね。…まどかは、最後の力で私を助けたの。どうしてだと思う?」

タツヤ「…友達だから」

ほむら「……。あの子は、時を戻せる私に願いを託したのよ
    『キュゥべえに騙される前の私を助けてあげて』って…」

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:48:56.20 0ajR3NcE0
タツヤ「…!」

ほむら「うぅ…」ポタポタ

タツヤ「ほむら…」

ほむら「約束したの…。何度失敗しても、何度でも繰り返す…
    どんなに倒れても、必ずまどかを救ってみせるって…」

タツヤ「……」

ほむら「あの時の顔…今でも忘れられない…」

タツヤ「もういいよ…今日はここまでだ」

ほむら「私…!」

タツヤ「…ほむら」

ほむら「…まどかを殺した…!」

タツヤ「……」

204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:51:27.77 82RMxo1q0
おまわりさん「」スッ

205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:52:18.85 4ASykFqi0
タツヤ「容疑者自白入りました―」

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:53:30.33 0ajR3NcE0
ほむら「『魔女にはなりたくない』って、まどかが言ったから…
    そんな姿になる前に、私は目を閉じて引き金を引いた…」

タツヤ「……」

ほむら「……」グスン

タツヤ「…さっきはごめん」

ほむら「…?」

タツヤ「『冷たい』とか言っちゃって…」

ほむら「……」

タツヤ「…僕の記憶の中にいる『まどか』は、ほむらの言う『まどか』と同じ人かな…」

ほむら「…そうだと思う…」

タツヤ「僕はあの人のことが大好きだったから…
    『まどか』にほむらみたいな友達がいたってことが、すごく嬉しいな…」

ほむら「私は…」

タツヤ「…授業始まるよ。行こう?」

207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 18:54:13.93 L/9QkhET0
ほむほむ

208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:01:04.03 0ajR3NcE0
―マミの家

さやか「……」

タツヤ「……」

マミ「うーん。面白い話だけれど…ねぇ」

タツヤ「…そう考えると、さやかは魔法少女になっちゃいけないような気がするんだ…
    1ヶ月後にはさやかがこの世にいないなんて、想像もしたくない…」

マミ「…信憑性に欠けるわね」

タツヤ「ん…」

マミ「作り話にしてはよくできてると思う。だけど、ちょっと都合がよすぎるんじゃない?」

タツヤ「だ、誰にですか…」

マミ「あなたよ」

タツヤ「嘘なんかついてないですって…」

マミ「暁美さんの話、そのまま信じるの?」

タツヤ「はい…」

209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:01:12.11 KYey9SVg0
キュウベエの話したシステム的には思春期の少女が魔女化する時に求めてるエネルギーが手に入るわけだから
魔法少女が年とった時点で用無しだろ

それか一定の年齢を超えたら強制魔女化のシステムが組み込まれてるってのが合理的じゃね

210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:05:38.16 2McEOsik0
年取って神経図太くなったら絶望しにくくなるわな
強制的に魔女化させて、それでエネルギーが発生するのかは疑問だけど

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:08:34.51 0ajR3NcE0
マミ「なら、どうして美樹さんがその『魔女』になる過程を秘密にしたのかしら
   話が本当だとしたら、そこが一番重要なはずじゃない?」

タツヤ「うぅ…」

マミ「確かに魔法少女になれば、いつかは円環の理に導かれて、別の世界へ旅立つことになる…
   でも、しっかりやっていれば、そんなにすぐということはないと思わない?
   私だって何年もこうして生きてるんだもの」

タツヤ「……」

マミ「美樹さんを怖がらせちゃ駄目よ。心配なのはわかるけど、
   どうしても叶えたい望みというのは、他人の言葉で簡単に諦められるものじゃないわ」

タツヤ「さやか…」

さやか「……」

マミ「大丈夫。美樹さんは私がちゃんと守るから。無茶もさせないし、危険は少ないはずよ」

タツヤ「……」

マミ「キュゥべえは、どう思う?」

212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:12:09.33 Q6u38apn0
そういえば改編後のQBは割りといいやつなんだよな

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:14:51.99 eJiVNcz90
>>212
根本的なところはそのまんまなんじゃない?

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:14:54.46 SZ+4X/j30
>>212
立ち位置が変わっただけで本質的にはなんもかわっちゃいねえよ

215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:15:30.89 nWbWLpeW0
>>212
そう見えるだけで何も変わってないけどな
「聞かれないから答えない」なんて汚い手段取る必要はなくなったと思うけど

216: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】
11/10/30 19:15:36.65 AgLCcKFj0
タツヤってだれ?

217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:17:10.42 jOHrr4Na0
>>216


218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:21:43.46 XKzquvIx0
>>216
まどかの弟君

219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:23:21.10 GPU0cR9Y0
QBちゃんふるぼっこだな
まぁ”いい奴”には絶対同意しないけど

220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:23:44.55 0ajR3NcE0
QB「真偽をはっきりさせるには、まだ情報が少なすぎるね
   けれど、マミが思っているより、嘘ではない可能性は遥かに高い」

マミ「え?」

QB「僕らは魔獣が人間から吸い取って実体化した感情エネルギーを集めているけれど、
   魔法少女自身の感情が希望から絶望に転換する瞬間に発生するであろうエネルギーは
   簡単な計算でもグリーフマテリアル10個~30個分にも上るんだ
   それが仮にしっかり手に取れる形として残るものであれば、
   僕達インキュベーターとしては喉から手が出るくらい貴重なものになるはずだ
   現状では浄化し切れなくなったソウルジェムが消滅してしまうメカニズムは解明されていないけれど、
   この問題が起こらない時代があったとしても何ら不思議でなないね
   この先もし実現できたとしたら、今この少年が語ったような現象は頻繁に起こるはずだよ
   もっとも、この現実世界でさやかという特定の人物にのみ当てはめて推測を展開するのは
   生産的とは言い難いし、僕にも難しすぎるけどね」

221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:25:35.53 Fd6MPzkw0
>>209
あくまで感情をエネルギーに変えてるわけだから
強制的な変化は意味ないんじゃない

魔力消費による魔女化は感情エネルギーを魔力に変えてるからだとか

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:26:32.80 PHdHb+gd0
魔女化することに意義があるんじゃなくて感情の相転移が狙いだもんな

223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:26:59.95 CKMRNNkL0
フォーゼの歌星みたいな説明しやがって


横文字使ってればエラいと思うなよ!

224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:27:06.93 3kR5mXGJ0
正直なキュップイ

225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:28:40.54 0ajR3NcE0
マミ「……」

タツヤ「……」

さやか「……」

QB「君達には少しわかり難かったかな。簡単に言えば―」

マミ「大丈夫、もうわかったわ」

さやか「…やっぱ、あたしもうちょっと考えてみるわ…」

タツヤ「!」

マミ「あら、いいの?」

さやか「うん…なんか、嫌な予感して来ちゃった…。でも、まだ諦めた訳じゃないから」

マミ「そう…まぁ、あせることないわ」

タツヤ(よかった…)

226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:32:46.82 L/9QkhET0
さやさや

227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:33:18.84 xYqiCy/JO
ホムラチャン!!

228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:38:15.87 0ajR3NcE0
―次の日

タツヤ「―まぁ…現状維持って所…」

ほむら「そう…」

タツヤ「…さやかはどうして魔女になったの?」

ほむら「……」

タツヤ「さやかの名誉の為って言ってたけど…どういう意味なの…?」

ほむら「…深い意味はないわ。ただ、プライベートな内容だから」

タツヤ「…このままじゃ、さやかはいつ1人で突っ走っちゃうかわからなくて…
    何だかもう、上条のことで頭いっぱいになってるみたいだし…」

ほむら「……。そうね。美樹さんに忠告するなら、私よりあなたのほうが効くと思うわ」

タツヤ「ほむら…」

ほむら「…けれど、簡単な問題ではないわ。あの少年の手は、今のままでは一生動くことはないわ
    この先、5年10年と経ってみないと彼が立ち直るかどうかはわからない
    その時になってからでは遅いはずだし、かと言って今すぐ契約しても
    誰も後悔しないという保証はない」

タツヤ「……」

229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:38:18.75 PHdHb+gd0
これ即興なの?

230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:40:38.87 0ajR3NcE0
>>229
モロ即興。なーんも考えてない
ただ「まどかが生まれないからって鹿目夫婦が何年も2人っきりで生活するのはおかしい」
「セックルすればまどか以外の誰かが生まれるはずだ」っていう理論だけが前から頭の中にあった

231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:40:51.42 zpj1Eblk0
>>215
感情論抜きにすれば汚くもなんともないだろ
契約書類でもあればそこに書かないのは「汚い」かもしれないが
QBとの契約はあくまで口約束なんだから、確認しない方が悪い
「命がけで戦う事になる」って情報は与えられてるわけだし
しかもQB側からすれば人類の命なんて
契約によって叶う願いや宇宙を救うエネルギーに比べて本当に「取るに足らない物」でしかないんだから

232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:42:27.74 PHdHb+gd0
>>230
即興でここまで書けるのは尊敬するわ

233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:43:05.14 TIidi3t/0
>>230
なるほど確かにそうかも

234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:43:05.37 MGU2Vzxs0
>>230
即興とか凄杉ワロチwww

235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:43:06.98 GPU0cR9Y0
>>231
「汚い」って発想がそもそも感情論なんだから
感情論を抜いて話しようが無いの

236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:44:24.66 qBEk66P70
投下の途中に外野にレスする書き手はウザイ
保守させっぱなしなんだからさっさと投下しろよ

237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:45:38.24 0ajR3NcE0
ほむら「そのことを踏まえた上で干渉するつもりなら、協力してあげてもいいわ」

タツヤ「…上条とも会ってみるよ。どんな顔されるかわからないけど…」

ほむら「そう」

タツヤ「…さやかのこと、聞かせて」

ほむら「…そうね…何人目の美樹さんの話をしようかしら…」

タツヤ「……」

238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:46:40.42 Fd6MPzkw0
>>230
物書きの才能あると思うわマジで

239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:46:54.92 RKEM1PqiO
毎回返してるわけじゃないからいいやない、一昨日辺りのは毎度返してて気持ち悪かったが

240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:48:07.62 CKMRNNkL0
即興はスピードが大事よね
つまらなけりゃ合いの手挟んでくれる人もいないから


>>1は偉い

241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:49:07.70 zhirJcuJO
なぜかQBと契約できた特別な男子中学生を操作して魔法少女達を攻略するギャルゲマダー?

242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:51:14.01 3kR5mXGJ0
なんか誉め殺しみたいな流れになっとる
普通にほしゅほしゅ

243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:52:13.27 qAwwKNNGO
>>241
IS見てブヒッてろ

244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:52:17.97 CKMRNNkL0
うわ、俺いつの間にかID赤くしてんじゃん 気持ち悪


投下がコンスタントにあるからそうそう保守いらんと思うよ

245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:52:51.18 UiyGueo+0
>>241
QBと契約して「男になって魔法少女を犯したい」って願いをかなえる薄い本なら

246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:53:53.73 82RMxo1q0
>>244
そのレス内容の方が気持ち悪いとなぜ気付かない

247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:53:53.99 0ajR3NcE0
ほむら「…魔法少女になった者は、もう普通の人間ではないわ
    毎日戦いに明け暮れることになるだけでなく、常に危険にさらされながら、
    その見返りは皆無に等しい。あるのは戦い以外の役に立たない『魔法』と、
    近い将来この世を去る運命…かつての世界では『魔女』だったけれど」

タツヤ「うん…」

ほむら「美樹さんはこの仕事をするには純粋すぎた
    少年の手を治した上、陰で人々を守る為に戦い続けることが、
    自分や周りの人の幸せに繋がると信じていた」

タツヤ「……」

ほむら「けれど、願いを叶えた矢先、厳しい現実に直面することになる」

タツヤ「…何?」

ほむら「上条君は、美樹さんとは別の子と結ばれてしまったの」

タツヤ「……」

ほむら「契約する前は『そうなってもいい』と思っていたのでしょうね
    それでも、それが現実になってみると…」

248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:54:23.54 zpj1Eblk0
>>235
感情が無い奴に汚いのなんのって言ってもしょうがないだろって話
QBはQBたちにとって、ひいては宇宙にとって必要不可欠な事をしてるだけ
責めたい気持ちは理解できるが、QBを責める道理は無い

249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:55:44.27 CKMRNNkL0
>>246
いやぁ、全く仰る通りで
SSスレを無駄に消費するのは本意じゃないんだけど、調子に乗りすぎてしまった

250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 19:55:47.75 Hh8iZ/kZ0
>>241
SS速報の魔法少女まどか☆マギカシミュレーション(仮)(現在進行中)
明るい魔まマ(まどかルート攻略済)
どっちか見とけ

251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:02:37.92 L/9QkhET0
ほむ

252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:03:13.99 0ajR3NcE0
タツヤ「それでさやかは、どうしたの…?」

ほむら「自分を見失ったわ。学校に来るのも辛かったのでしょうね
    彼が退院してからすぐ、家出をして、ひたすら魔女を狩り続けた
    私は何度か助けようとしたけれど、そこでも聞く耳を持ってくれなかった」

タツヤ「どうして…」

ほむら「…私が本当に助けたかったのは、まどか1人なの…
    美樹さんは鋭いから、私が彼女の為に動いてる訳じゃないことを見抜いてたのね」

タツヤ「だからって…」

ほむら「今のあの子を見てるとほっとするわ。魔法少女という立場は、美樹さんにはふさわしくない」

タツヤ「…うん」

ほむら「…魔法少女は、精神状態が不安定になると、簡単に壊れてしまう
    普通の人間なら時間が解決してくれることでも、私達にとっては致命傷なのよ
    美樹さんは、契約してしまう前に進む所まで進んでしまうべきでしょうね」

253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:04:06.79 6TSpilo00
書いてる奴がレス返すのが都合悪い奴ってまとめサイトのカス管理人くらいなんじゃねーの?
何が悪いんだよ

254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:07:56.91 0ajR3NcE0
―恭介の病室

タツヤ「…上条?」

上条「…? ああ、鹿目君か…」

タツヤ「えーっと…お見舞いに来たよ」

上条「ありがとう…珍しいね」

タツヤ「っていうか…相談なんだけど…」

上条「……」

タツヤ(重症じゃないか…。さやかがあせるのも無理ないね…)

タツヤ「さやかのことなんだけどさ…」

上条「…そうじゃないかと思った」

タツヤ「んー…責めに来たんじゃないよ」

上条「……」

255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:13:36.22 L/9QkhET0
かみかみ

256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:13:54.23 0ajR3NcE0
タツヤ(勝手に伝えちゃうのはあんまりだよなぁ…)

タツヤ「…さやか…すごく心配してるよ…」

上条「……」

タツヤ「手のことは聞いちゃった…。僕も、正直何て声かけたらいいかわからないけど…」

上条「…鹿目君って、スポーツとかやってたっけ。趣味か何かある…?」

タツヤ「…ないけど」

上条「……。それなら、例え話をするのは無駄だろうね」

タツヤ「…ごめん…」

上条「……」

タツヤ「…うん…ごめん。さやかが今どんな状態か伝えたかっただけなんだ…」

上条「…?」

タツヤ「上条のこと心配しすぎて、ちょっと…おかしくなってる」

257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:16:42.35 nWbWLpeW0
>>231
QBは何も悪くないけど人間にとっては害だから排除すべき存在なんだよ
世界がここまで発展した際の束の間の夢を見るか一生原始人でいるかの感情論はおいといて

258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:18:09.36 0ajR3NcE0
上条「…!」

タツヤ「どこまで言っていいのかわからないけど、とにかく大変なんだ…
    もう僕には止められそうになくて…
    来月にはさやかと会えなくなるんじゃないかって、それぐらい不安で…」

上条「…何があったんだ?」

タツヤ「…こればっかりは、さやかに直接聞いてもらうしかない…」

上条「……」

タツヤ「…さやかは本当のことを言えずにいるんだよ
    本当は辛いくせに、自分1人で全部背負い込めばいいって勝手に思ってて…」

上条「…さやか…」

タツヤ「さやかとは僕より付き合い長いよね…?
    ちょっと見つめ直せば、さやかが何か隠してるって気付くはずだよ…」

上条「…さやかは、無事なのか…?」

259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:18:17.92 Io84xgh2O
スレタイが
タツヤ「あ~……」
に見えた。

だから、ほむらがまどかの家に行って家族にあいさつしているとタツヤが懐いてきてそこからほむらとタツヤのアットホームなほのぼのSS、って妄想してこのスレ開いてみたらシリアスだったとは……

260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:22:22.56 L/9QkhET0
さやさや

261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:25:04.86 0ajR3NcE0
タツヤ「え…?」

上条「……」グス

タツヤ(泣いてる…?)

上条「…一生の後悔って、あるんだね…」

タツヤ「え…?」

上条「2つもだ…。あの時車を避けることだってできたはずなのに、
   植木のトゲが怖くて一瞬飛び込むのを躊躇した…
   そのせいでこんな体になるなんて思いもしなかったよ…」

タツヤ「……」

上条「僕にはバイオリンしかないって、自分で自分をそんなふうに評価してて…
   バイオリンが弾けなくなったことで何もかも考えるのをやめて、自暴自棄になって、
   最後の最後で一番大切な友達まで傷つけて……」

タツヤ「…!」

262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:26:28.25 zhirJcuJO
タツヤのCVが定まらない…どの声優で脳内再生しよう

263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:27:56.04 4ASykFqi0
CV宮本

264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:28:19.09 jOHrr4Na0
>>262
小山力也か大塚明夫か好きな方選べ

265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:28:25.52 GhwM3r9Q0
中沢くん

266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:28:38.29 qAwwKNNGO
ラハール

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:30:56.96 gCxKH3hh0
ほむほむ

268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:31:24.93 qcdOVpVp0
>>262
マミさん

269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:32:13.55 jOHrr4Na0
>>268
ユーノ君か

270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:32:28.93 vf1ugkAa0
>>264
これはタツヤ君渋くなるぞ

271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:32:52.51 XLUVQtyY0
>>262
くぎゅ

272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:34:04.68 RKEM1PqiO
友達止まりが上条君らしいなw

273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:36:34.88 0ajR3NcE0
上条「本気で『死にたい』と思う日が来るなんて思わなかった…
   僕って一体何なんだ…? 何の為にこんなベッドの上で生かされてるんだ…?」

タツヤ「そんなこと言わないで…」

上条「今になってさやかのことを思い出すんだ…
   親よりもお見舞いに来てくれたし、さやかなりに気を利かせてくれてた…
   このCD…さやかから貰ったんだ」

タツヤ「…割っちゃったの?」

上条「…ああ。イライラしててさ…さやかの優しい言葉が鬱陶しくてたまらなかったんだ…
   彼女の目の前で素手で叩いて…」

タツヤ「……」

上条「…さやかは、必死で僕の腕を押さえてた…
   あの瞬間が、いつの間にか頭から離れなくなってて…」

タツヤ「そっか…」

上条「わかってるよ…さやかがどんなに心配してくれてるか…
   わかってたんだよ…。だけど、僕が欲しいのは気休めじゃなくて、自分の指なんだ…」

274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:40:45.46 L/9QkhET0
ほむむむむ

275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:40:51.50 lwMd0/Pp0
>>262
まんまミズハスでよし

276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:42:09.37 ZlOTGXUH0
水橋の少年声は中々いいからそのままでいける

277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:43:25.70 0ajR3NcE0
タツヤ「うん…」

上条「…僕が死んだら、さやかはきっと泣いちゃうよね…」

タツヤ「…うん…」

上条「僕には、泣かれるほどの価値なんてないのに…」

タツヤ「…呼んで来るよ。さやか…」

上条「!?」

タツヤ「…会ってゆっくり話したほうがいいと思うんだ…
    また喧嘩になっちゃうかもしれないけど、お互い言いたいこと言えずに
    どんどん離れて行っちゃうのは、もっと駄目だと思うから…」

上条「…来てるのか?」

タツヤ「いや、いないけど…。今から家行って連れて来るよ…」

上条「鹿目君…」

タツヤ「それじゃ、ちょっと待っててね」

上条「待って!」

タツヤ「…?」

上条「…顔向けできないよ」

278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:48:29.41 L/9QkhET0
かみかみ

279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:50:13.24 0ajR3NcE0
タツヤ「…さやかの顔見たら、また怒りたくなる…?」

上条「わからない…。謝った所で、赦してもらった所で、結局僕の手は返って来ないし…
   下手に気遣われると、もしかしたら、やっぱりまた同じことをしちゃうかもしれない…」

タツヤ「……。手紙とか、どうかな…」

上条「…?」

タツヤ「落ち着いて言いたいこと書けるし…口で言うより伝わることもあるんじゃない…?」

上条「……」

タツヤ「…ごめん、こんなことしか言えなくて…」

上条「…さやかは、何をしたんだ…? そこだけまだ聞いてない…」

タツヤ「……」

280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:50:55.94 FomREEGs0
この冬はタツヤ×上条がくるで!

281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:51:24.47 XLUVQtyY0
ほむスレ

282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:51:37.82 draqJzhU0
ファイナルタツヤ

283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:54:32.22 SZ+4X/j30
ほむ

284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:55:56.50 0ajR3NcE0
上条「…教えてよ。何であろうと受け止めるから」

タツヤ「……。さやかは、自分が死ねば上条の手が治ると思ってるんだよ…」

上条「…え…?」

タツヤ「…本当のところは僕にもよくわからない…。事実だけストレートに言っちゃうと、
    さやかは『恭介の手が治るならあたしの命なんか安いもんだ』って、はっきりそう言ったよ」

上条「……」

タツヤ「何とかしてほしいんだよね…。『相談』っていうのは、それでさ…」

上条「…さやか…自棄になってるのかな…」

タツヤ「かもしれない…」

上条「…引き出しに、ペンか何か入ってないかな…あれば出して欲しいんだけど…」

285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 20:58:47.57 L/9QkhET0
かみかみ

286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:06:57.66 L/9QkhET0
かみかみ

287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:11:42.64 0ajR3NcE0
―翌日の放課後

ほむら「―まどかは『希望を抱くこと自体が間違いだ』という言葉を全力で否定したのよ」

タツヤ「うーん…さすがになぁ…」

ほむら「何?」

タツヤ「『世界を書き換える』ってどういうことなの…?」

ほむら「そうね…何て言えば伝わるのかしら」

288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:14:53.96 0ajR3NcE0
ちょっと出かけて来る
日付変わる前には戻って来れるかなぁ

289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:14:56.40 xYqiCy/JO
ホムラチャン!!

290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:15:24.12 FomREEGs0
マドカァ!!

291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:19:16.32 9b9Ejfwm0


292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:21:41.02 Hh8iZ/kZ0
ほしゅ

293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:26:51.58 awYCAA4+0
まどっちまどまど!

294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:32:20.60 6TxXxmc90


295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:32:30.77 iZB+WGIF0
ほむ

296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:32:43.28 hwzaCJyO0
おいニートども、保守は任せたぞ

297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:35:49.68 awYCAA4+0
この時間はすぐ落ちるよ

298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:38:29.35 L/9QkhET0
ほむ

299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:39:18.68 vntM5pgM0
マダカァ!!

300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:39:47.07 9qmOuwg+0
ホシュラチャン!!

301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:44:53.64 PHdHb+gd0
落とさせるものか!

302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:44:55.59 iZB+WGIF0
ゴマドカァー

303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:48:23.58 /2MAzaV40
ほむほむ抱きしめたい

304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:52:08.35 gNTGpYk50
あんあん

305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:52:38.19 Iz6789Gv0
読みたいから保守

306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:55:16.05 hf5Q0u6x0
ほむー

307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:58:09.71 O96N7hZ00
保守

308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 21:59:49.74 PHdHb+gd0
ほむ

309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:03:57.29 6TxXxmc90


310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:08:23.11 L/9QkhET0


311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:12:09.52 XLUVQtyY0


312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:12:10.49 awYCAA4+0
ほむらちゃんかわいー

313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:14:56.25 T93SvQK20
ほむほむハァハァ

314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:14:59.16 8bEdn0pE0
ちんこ

315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:15:33.14 +vAIRhe10
保守

316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:16:48.62 hf5Q0u6x0
ほむー

317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:20:56.43 hMM4WfhM0


318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:25:00.27 qcdOVpVp0


319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:25:00.75 PHdHb+gd0


320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:28:04.27 gNTGpYk50
ほむ

321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:32:35.06 L/9QkhET0
ほむ

322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:34:08.45 H0vBkGAg0
          |      ,,       ||⌒ヽ、
          | ,,  '"          `丶》_,, -‐‐==;┐
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          |{\ノノ// l / 八   |   \  !   | ハ::ヽ l
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          |   ?Y    _,, 斗-r'":::::::::::} j |
          |\  ||,...::'"::::::::::::ノ--、,,斗-;:リ /八
          | ヽ 〈:::::::::::::::/  `ヽ廴,,, |:|〈   ハ
          |  〉 V\/       )  } l/ノ
          |   | /   \   ノヽ )"´ } ,ノ/

323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:37:32.10 L/9QkhET0
ほむ

324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:39:51.22 SZ+4X/j30


325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:42:42.60 hf5Q0u6x0
ほむー

326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:45:54.68 L/9QkhET0
ほむん

327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:46:19.28 46hNDLsb0
この時間帯は落ちやすいかな

328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:47:16.17 FomREEGs0
ほむらいすたべたい

329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:50:38.08 PHdHb+gd0


330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:51:40.97 Fd6MPzkw0
あんあん

331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:52:51.42 qby0UXZg0
追いついた
保守がてら亀レスすると、10話の回想で出てきた鳥かごの魔女は
20代中盤~30代くらいまで魔法処女やってたらしい

332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:54:34.87 qby0UXZg0
魔法少女だった…

333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:55:01.03 6sycOUfV0
>>331
魔法使いになれるのは三十路童貞だけだと思ってた

334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 22:55:50.31 nWbWLpeW0
>>331
自分に群れる男どもにうんざりしてた魔女だったから
それはそれは美人だったんだろうな

335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:00:43.41 PHdHb+gd0
保守

336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:00:52.77 FomREEGs0
>>331
第二次性徴云々からいえば、QB的にはかなりの逝き遅れたな

337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:04:52.38 6sycOUfV0
保守

338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:05:08.78 jOHrr4Na0
>>334
どこにでも勘違い女というのは存在していてだな

339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:06:06.11 Fd6MPzkw0
時を止めて調子にのってたらキリカが入門してきて焦るほむほむ

340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:07:38.43 0ajR3NcE0
―さやかの部屋

さやか(何だったのかな…キュゥべえが言ってたこと
    つまり契約してから1ヶ月で消えちゃうこともあるって意味だよね…
    1ヶ月って…。さすがにそれは…)

トッ トッ

さやか(この足音はママだな…。もう寝たふりでもしようっと…)バッ

パサ

トッ トッ トッ ……

さやか(…何よ。部屋の前まで来てそのまま帰ってくなんて
    言いたいことがあるなら面と向かって言えばいいのに。やだやだ)ガバッ

さやか(ん…? 手紙が落ちてる…。そっか。これ届けに来たんだ
    手で渡せばいいじゃんか。ほんと感じ悪いな)

341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:08:09.26 6TxXxmc90
おかえり

342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:10:08.98 L/9QkhET0
おかえリンゴ

343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:11:24.12 vf1ugkAa0
うおうお
おかえりんこ

344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:14:44.95 N9erATbg0
★ゅ

345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:16:11.92 0ajR3NcE0
あて先:『美樹さやか』

さやか(差出人書いてないな…誰からだろ…)ペリ

さやか(メモ帳だ。普通便箋でしょ…)

『この前はごめん』

さやか(恭介…!?)

『もうバイオリンは弾けないけど、これからも生きて行くよ

 目は見えるし、耳も聞こえるし、学校にだって行けるから

 さやかと会えなくなることのほうがよっぽど怖い

 だからさやかも生きていて    上条恭介』

さやか(これ…)

346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:20:01.47 L/9QkhET0
さやさや

347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:21:17.30 0ajR3NcE0
さやか「……」

さやか(何言ってんのよ…。別に死ぬなんて言ってないじゃんか…
    なんで恭介がそんなこと気にする訳…?)

さやか「……」グス

さやか(…恭介の字…)

さやか「ううぅ……」

さやか(あいつ、なんでこんな優しいかな…
    あたしのことなんか考えてる余裕ないはずなのに…)

『さやかと会えなくなることのようがよっぽど怖い』

さやか(あんなにバイオリン好きだったのに…なんでこんなこと言えるのかな…)

ポタ

348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:22:24.82 L/9QkhET0
かみかみさやさや

349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:22:27.78 q14ecZj20
URLリンク(beebee2see.appspot.com)


350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:26:41.96 L/9QkhET0
さやさや

351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:26:47.11 PHdHb+gd0
さや

352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:29:50.46 0ajR3NcE0
―次の日。学校

さやか「……」ジーッ

『だからさやかも生きていて』

さやか(恭介の字だ…)

タツヤ「さっきから下向いて何見てるの?」

さやか「んな…! 何でもないよ!」

タツヤ「……。そっか」

さやか「はぁ…」

タツヤ「さやか…?」

さやか「…あたし、今冷静だ…」

タツヤ「…何かいいことあったでしょ」

さやか「うぅ…まぁね。別に、大したことじゃないけどさ」

タツヤ「目に光が戻ってるよ」

さやか「うるさいな」

353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:32:50.91 L/9QkhET0
たつたつさやさや

354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:35:47.30 PHdHb+gd0


355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:41:00.99 L/9QkhET0


356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:42:41.06 0ajR3NcE0
―放課後

タツヤ「―どうしてほむらは、せっかく元の暮らしに戻れたのに、また契約しちゃったの…?」

ほむら「…私はもう、戦い続けるしかないのよ」

タツヤ「そんな…。ほむらだって普通の女の子じゃないか…何も自分から魔法少女にならなくても…」

ほむら「…私は、魔力に依存しないと生きて行けないのよ。素のままでは心臓が弱すぎるし、目も悪いから」

タツヤ「そんなの…」

ほむら「……」

タツヤ「…嘘だよね。本当は生き続けることが目的じゃないよね」

ほむら「……」

357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:44:17.28 lR2z3/s90
まだ諦めてないよな
執念深いしな

358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:46:20.69 6aDLkQZ1O
真矢みきや松岡修造もビックリの執念

359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:51:16.42 L/9QkhET0
ほむほむ

360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:53:01.06 m3uMG47W0
伊達公子みたいなもんか

361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:54:58.06 6TxXxmc90
何度も繰り返してきた挙句
まどかいなくなっちゃうとかやるせないな

362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/30 23:57:09.46 0ajR3NcE0
タツヤ「…戦うことが目的なの…?」

ほむら「…!」

タツヤ「キュゥべえがいることを知ってたのに、願い事も考えておかないなんて…
    本当は、欲しいものなんて何もなくて、魔力が便利だから契約した訳でもなくて…」

ほむら「……。世界は変わったけれど、私は変わってないということ…
    ええ、そうよ。私は魔獣を倒す為に再び魔法少女になった
    昔も今も、まどかが私の全て。ここはまどかが守ろうとした世界であり、まどかが構築した世界
    あの子の決意を無駄にしない為に、私は戦い続ける。永遠にでもね」

タツヤ「…何だか、悲しいな…」

ほむら「…あなたはまどかと似てるわ。兄弟だからでしょうけれど
    私の知るまどかが持っていたものは、あなたがほとんど受け継いでいる」

タツヤ「……」

ほむら「あなたを見ているだけで、かつてこの世界にあの子がいたことを思い出すの
    不思議なものね。…辛い別れだったけれど、今は寂しくないわ」

タツヤ「……帰ろっか」

ほむら「ええ」

363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:00:37.09 l0ze4h/40
ほむ

364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:05:11.36 bMFHCl5X0
―恭介の病室

さやか「…恭介」

上条「…!」

さやか「……」

上条「…やあ」

さやか「…手紙、ありがとね」

上条「ううん…」

さやか「…はい」スッ

上条「…手紙の返事?」

さやか「うん…」

上条「読んでいい?」

さやか「う、あ、後にして! あたし、もう帰るから…」

上条「そっか…」

さやか「うん…じゃあ、また今度ね」

上条「あれ…さやか?」

365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:07:24.21 l0ze4h/40
さやさや?

366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:08:53.76 bMFHCl5X0
さやか「…何?」

上条「熱でもあるんじゃないか…?」

さやか「な、なんでよ…?」

上条「少し顔赤いけど…」

さやか「……」

上条「……」

さやか「…やっぱ返して」バッ

上条「うわっ! どうしたんだい、急に…」

さやか「知らないわよ」

上条「何怒ってるんだ?」

さやか「別に怒ってなんか…」

上条「手紙を読ませて」

さやか「もういいよ…やっぱ恥ずかしいから」

上条「なんで…?」

さやか「…あたし字汚いし」

367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:10:48.23 slHCGwnO0
うむ

368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:12:45.93 bMFHCl5X0
上条「なら口で言えばいい」

さやか「っ…!」

上条「さあ」

さやか「そ、それは…」

上条「ほら…」

さやか「…ううん、ずるい!」

上条「自分で隠したんじゃないか…」

さやか「恭介の馬鹿」

上条「……」

369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:13:03.88 l0ze4h/40
さやさや

370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:16:35.67 GsC+WyIbO
ホムラチャン!!

371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:17:50.41 bMFHCl5X0
さやか「…馬鹿!」

上条「!」

さやか「……本気で悩んだのに」

上条「…さやか?」

さやか「…これじゃ、あたしただの馬鹿じゃん…」

上条「…何を言ってるんだい…?」

さやか「……」

上条「おいで。さやか」

さやか「…うん」

372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:19:23.42 rTyhRxRC0
何これ甘酸っぱい
死ね

373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:20:50.66 BEmvbIhb0
くっそおおお!!青の癖に!青の癖に!

374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:21:53.74 bMFHCl5X0
上条「怒らないで…」

さやか「…怒ってない」

上条「……」

さやか「……」

上条「…まさかとは思うけど…」

さやか「…何」

上条「…さやかは、僕のこと…」

さやか「…!」

上条「あはは、ごめんごめん」

さやか「……」

375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:22:24.67 3iXGPvzw0
青が正当ヒロインやってる・・・

マミが「ちょっと、どういうことよ!」って
楽屋裏で叫んでいるのが目に浮かぶ

わけがわからないよ

376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:24:16.23 l0ze4h/40
さやさや

377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:27:06.31 rTyhRxRC0
上条殴りたいw

378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:28:02.69 bMFHCl5X0
上条「…参ったな。わからないや。さやかの言いたいこと」

さやか「……」

上条「…だけど…」

さやか「ん…?」

上条「…一緒にいて楽しいよ」

さやか「な…」

上条「やっぱり好きだなぁ、さやか…」

さやか「…からかってんでしょ…」

上条「そんなことないよ」

さやか「…もうあんたのこと信じない」

上条「……。そっか」

379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:29:34.99 slHCGwnO0
眩しい

380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:31:23.59 JKB8I2TP0
こんなのさやかすじゃないっ!

381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:36:02.29 l0ze4h/40
さやさや

382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:38:46.60 bMFHCl5X0
さやか「…退院はいつになるのかな」

上条「まだ当分先だね。骨自体はほとんど繋がったけど、
   1人で歩くのはまだ難しいから」

さやか「…そうなんだ」

上条「…手を貸してくれる人がいればいいんだけど…」

さやか「どっか行きたいの…?」

上条「…『どこか』じゃなくて、『誰と』が大事なんじゃないかな…」

さやか「……」

上条「一緒にいて楽しい人がいい」

さやか「…何よ」

上条「…手繋ごう?」

さやか「……」

383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:40:52.15 BEmvbIhb0
壁殴り代行はよ

384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:41:55.26 wSrMddHF0
        ____/ ̄ ̄
          / │ ̄\__     ゴゴゴ・・・
            /


        ..     、      ,_
        ̄\_/ ̄ ̄\/ ̄     ゴゴゴゴゴゴ・・・
    ___/ ̄へ√⌒l⌒´ ̄ ̄\_
    ´        /   \


★復活壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
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     / タ  ∧/|,/{!!! _ ヽ、
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    `、  `ヽ. ヾ|/|/ヽノ/, ‐'`  ノ  ボコッ!
     \  `ヽ(´・ω・`)" .ノ/  
       `、ヽ.  ``Y"   r ' /     壁殴り代行では同時にサイヤ人スタッフも募集しています
__>-へ i. 、   ¥   ノ/ ̄/    戦闘力に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
        `、.` -‐´;`ー イノ  :.\_  壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
    _::ノ  :ノ` ⌒Y⌒´::  \
       .::┘    :│

385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:49:43.14 tyQgG+fT0
あぶねー

386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:50:48.51 bMFHCl5X0
タツヤ「―それで僕は『素質がある』なんて言われたのか…」

ほむら「男子でよかったわね。あなたが少女ならあいつは間違いなく狙いに来ていた」

タツヤ「『まどか』みたいに…?」

ほむら「…そうよ」

タツヤ「……。ほむらって、女の子らしくないよね」

ほむら「…?」

タツヤ「いや、いい意味でだよ…?」

ほむら「そう。ならお礼を言わせて。あなたも男子らしくなくて素敵よ」

タツヤ「だ、だから…」

ほむら「いい意味で言ったの」

タツヤ「これだもんな…」

ほむら「……」

タツヤ「―それじゃあ、また明日学校で。元気でね」

ほむら「ええ。あなたもね」

―終わり

387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:53:02.77 gL1mc3uF0
お、乙…?

388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:53:28.67 EKVRek5L0
もう終わり?

・・・いい意味で言ったの

389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:53:33.91 LR+GqKMY0
ほ…む…?

390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:53:41.63 l0ze4h/40
乙乙乙

391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:54:10.30 slHCGwnO0
静かに終わったな

乙っちまどまど

392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:54:28.90 air5MHUp0
この尻切れ蜻蛉感……良い意味で!

393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:54:51.70 3iXGPvzw0
マミ「ちょっと!出番少ないじゃないの!どういうことよ!」
杏子「ちょっとまて!出番無しってあたしを舐めてんのか!」

394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:55:11.91 tyQgG+fT0
>>386
それはいくらなんでも横暴だよ

395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:55:16.45 ts/o15Uq0
えちょ

396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 00:56:44.27 bMFHCl5X0
>>393
杏子ちゃんは今書き溜めてるやつの主役で忙しかったんだよ
マミさんはもう1つ書き溜めてるやつで怪我してるから大変だったね

397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:03:24.60 mkBHB5Kc0
>>393
まどか「・・・・・・」

398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:06:50.03 15b1lR0CO
こんなの絶対おかしいよ……。

399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:09:11.17 bMFHCl5X0
これの12.5倍ぐらい面白い話2つ書いてるから勘弁してくれ

400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:10:20.08 ts/o15Uq0
いつぐらい投下できそう?

401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:10:58.57 BU1jQPAz0
こんなのってないよ…こんなの絶対おかしいよ…
せめてさやかちゃんを幸せにしてあげろください

402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:12:09.68 15b1lR0CO
あんこちゃんあんあん

403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:12:49.95 l0ze4h/40
たのしみにまってるよ

404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:12:57.46 bMFHCl5X0
>>400
正直わからん…

>>401
上条君は会話の途中でさやかの気持ちに気付いてる
ただお互い決定打が出せなかっただけ

405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:17:03.85 3SjWtRyR0
実はもう少し続けて欲しいな、なんて

406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:19:42.23 tlWiBRjT0


407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:24:17.78 bMFHCl5X0
>>405
続きは一応あるけど面白い場面がなさすぎるからカットしちゃった
上条君とさやかちゃんはいい感じに幸せになるよ

408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:25:27.81 l0ze4h/40
しあわせさやさや

409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:25:54.86 Ipz14uEs0
終わるにしてもキリのいい終わらせ方をしてほしいなあ

410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:27:32.11 bMFHCl5X0
>>409
もう二度と思いつきでスレ立てたりしません許してくださいうわああああ

411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:32:35.47 lY35zXHa0
半端に続けるよりは潔くて良かったと思うけどな

412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:36:03.09 PsOWQV9m0
二人で出かけてまた交通事故にあえばいいのに

413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/31 01:37:48.98 6dJcSIKiO

面白かったよ
これの12.5倍てのは…ハードル上げすぎなんじゃないかい?
事実であれば大変うれしいがね
期待してるよ


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