11/10/27 00:32:59.81 BvaLQg+n0
マミ「それに!二人のことをもっと知りたいなって思ったの!ほら、私ったら友達になりたいって言っておきながら、全然知らないんだもの」
織莉子「あら、でも私達の名前や目的は知っていたわよね?」
マミ「あれは例外よ!お友達になるのには、あんまり必要ないものだし……」
キリカ「私は君のことを知りたいだなんて思ってないけどね」
マミ「そうね……それはどうすればいいかまた考えましょうか」
キリカ「ここで壊れる人が何を言ってるんだい……?」
織莉子「…………あなたは、私のお父様がどんな人だったか知らないの?」
マミ「美国さんのお父さん?……知ってるけど、それがどうかしたかしら?」
織莉子「!……」
マミ「私は、今のあなた達と話してみたいの……それじゃ駄目かしら?」
401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:33:59.17 1VrYUBf60
まみまみ
402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:40:34.55 1VrYUBf60
まみまみ
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:45:28.12 RAEsIMse0
支援
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:45:29.95 i/4St1wG0
オヤスミの支援
お昼まで残ってるだろうか
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:45:47.28 BvaLQg+n0
織莉子「……ふぅ~………キリカ」
キリカ「おぅ……やっちゃっていいの?」
織莉子「返してあげましょう」
キリカ「なっ!?織莉子ぉ~、いいの?」
織莉子「少しこの人に興味が湧いたわ、今日のところは引き上げてもらいましょう」
キリカ「チッ……どうぞ、邪魔者」ポイッ
マミ「ありがとう……明日また来るわね」
さくら「学校はドウスルおつもりで?」
マミ「一日くらい休んだって変わらないわ……勉強に関してはね」
織莉子「ホントあなた変わってるわね……あっ、私もあのお店のチーズケーキ好きなの」
マミ「あら、また未来を見たのね?私がケーキを買ってくるっていう」
さくら「ただの催促ともとれマスガ」
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:49:28.15 1VrYUBf60
まみまみ
407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:49:44.46 j4YQ7Za20
杏子のハダカ…ゴクリ
408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:49:46.78 BvaLQg+n0
マミ「さてと、今日はそろそろお暇しましょうか……帰りましょうさくらちゃん」
さくら「せっかくデスノデ、次は織莉子さんの愛を聞かせてもらいマショウ」
織莉子「さようなら」フリフリ
キリカ「いいーーーーっだ!!」
ほむら「大丈夫だったの?」
マミ「明日会う約束を取り付けたわ」
ゆま「マミすごっ!」
マミ「私達のことは気にしないで……少し、ほんの少しだけど、心を開いてくれそうだから」
ほむら「……分かったわ、彼女達のことは任せたわ。頼んだわよ、道明寺さくら」
さくら「善処しマショウ」
さくら「ちなみに、キリカさんの親愛度はいかほどなのデス?」
マミ「んー、2割といったところね……まあ、私の親愛度もそんなに高くはないけれど」
さくら「時間がかかりそうですね」
マミ「ワルプルギスの夜が来るまでに、なんとかなるといいのだけれど……」
409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:49:49.96 x8geE7HS0
まみまー
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:50:55.60 xC5uzU580
キリキリ!
411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:51:17.30 BvaLQg+n0
さくら「マミさんはグループセットは使わないのデスカ?」
マミ「あっ……忘れてたわ」
さくら「ヤレヤレ、宝の持ち腐れトハせっかくの機能が泣いてしまいマス…正常に動作シテいるカ確認したいのデスガ」
マミ「明日ちゃんとやるわよ……そういえば、さっきのあれ嘘なんでしょ?」
さくら「アレ、とは?」
マミ「制止できるかどうか分からないっていうやつ……暁美さんに聞いてたけど、時間を止めれば余裕だったんじゃないの?」
さくら「……ナルホド、ソノ手がありマシタカ」ポン
マミ「あれ!?忘れてた…の?てっきり私の覚悟を理解してもらうために手を貸してくれたのかと」
さくら「カ、勘違いしないでよネ!別にあんたのタメに言ったコトじゃナイんだからネ!!」
マミ「どこかで聞いたことあるような台詞ね」
翌日、私達は学校を休み、美国さんのご希望通りにチーズケーキを買って行った
412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:52:48.84 TIYK8vxs0
早く続きを読まないとマミさんと友達になる前に魔女化してしまう。
助けてくれ
413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:54:20.19 BvaLQg+n0
キリカ「流石織莉子の言った通りだ、ほんとに来たよ」
マミ「巴マミよ、呉さん」
さくら「道明寺さくらデスヨ、キリカさん」
キリカ「うへぇ…織莉子以外のことを覚えるのは御免なんだけどなぁ」
織莉子「私は覚えてるわ。キリカも覚えてあげなさい」
キリカ「織莉子がそう言うんなら……」
マミ「ほら、『U&me』のチーズケーキよ?他にもいろいろ買ってきたし、みんなで食べましょうか」
織莉子「ありがとう……キリカ、お茶を淹れるから手伝って?」
キリカ「分かったよ理解したよ、織莉子」
マミ「あ、私にも手伝わせて?でもその前に……美国さんにセット!」カチッ
美国さんが紅茶を入れ呉さんがケーキを切り分け私がお皿などの準備
さくらちゃんはじっと座って今か今かと待っていた
マミ「こんなところね」
414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:55:02.38 1VrYUBf60
まみまみ
415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:55:57.62 TIYK8vxs0
うめww
416:一先ずオリキリ+αくらいまでいきたい
11/10/27 00:57:14.05 BvaLQg+n0
織莉子「キリカ、紅茶に砂糖は何個入れる?」
キリカ「3個!それからジャムも3杯!」
マミ「まるでシロップを飲んでるみたいね……」
さくら「私もそれでお願いシマス!私も甘いのは好きデスヨ!」
キリカ「邪魔者の……ああー、あれだ、道明寺も分かってるね!」
マミ「ふふっ……さ、食べましょうか」
それから私達は以外にも普通にお話をした
美国さんとは話が合うし、さくらちゃんと呉さんも何やら相性が良さそうだった
ただ、私と美国さんが話していると呉さんに嫉妬深い目線を送られることもしばしばだったので、なるべく皆で話すようにしていた
さくら「ところでマミさん、親愛度のほうはいかがデスカ?」
マミ「さくらちゃん、声が大きいってば……」
織莉子「何の話?」
マミ「ううん、なんでもないのよ」
マミ「二人がいるから後で確認しましょう……ここでそんな話してたら怪しまれるわ」ボソボソ
さくら「仕方ないデスネ。まだ説明はできておりマセンガ、一応正常動作しているようですカラ良しとしマショウ」
マミ「だから声が大きいってば!」
417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:57:49.01 BvaLQg+n0
それからもしばらく他愛のない話をしていたが、ふと口火を切ったのはさくらちゃんだった
さくら「オ二人はドノようにお知り合いになられタのデスカ?」
織莉子「……あなた達には関係ないわ」
キリカ「出合いだの別れだのをいちいち気にしてたら世界は回りまわって夜を迎えちゃうよ」
マミ「……さくらちゃん、デリケートな問題みたいだからあんまり聞かない方がいいわよ」ヒソヒソ
さくら「ソレデハ、ちょっと話しヤスクしてみマショウカ」ポチッ
織莉子「あれはこの間のことなんだけどね~、一人街を歩いていたらね~」ホワー
キリカ「私が織莉子を見つけてさ~、いつかのお礼も兼ねて話しかけたらさ~」ホワー
マミ「さくらちゃんまた毒電波を使ってるの?あんまり感心できないわよ?」
さくら「デハ消しましょうか?チナミニ強制させてるワケではありマセンよ?あくまで話しヤスイ気持ちにしただけデスノデ」
織莉子「私はびっくりしちゃってね~」ホワー
キリカ「それを言うなら私も驚いたよ~」ホワー
マミ「……ごめんなさい二人とも、もう少し見てみたいわ……」
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:58:47.29 BvaLQg+n0
マミ「そう……そんなことがあったの」
キリカ「あんまり言いたくなかったんだけどね~、道明寺がどうしても聞きたいっていうから仕方なくね~」ホワー
織莉子「うふふふ、あんまり面白くなかったかしら~?」ホワー
さくら「イエ、大変興味深いオ話しデシタ」ポチッ
織莉子「……あら?私、どうしてあなた達にあんな話を……」
キリカ「うっがああぁぁぁあーー!!!!!不覚不覚ふっかっくだああぁあああーー!!なんで私ががががが!!!」ガシガシ
マミ「落ち着いて二人とも!私は全然気にしてないから!」
キリカ「とぉおおおもえええぇええ!!それは私達の愛が粉々プリングルス以下の存在って言いたいのかい!?」
マミ「そんなこと言ってないから!!」
織莉子「キリカ、静かにしてちょうだい?」
キリカ「ぅぅううう……」
419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:58:49.01 1VrYUBf60
まみまみ
420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:59:47.57 BvaLQg+n0
マミ「いい話だったわよ。二人の愛の深さがとても伝わってきたもの」
キリカ「フンだ、どうせ君にはそんな相手もいないさびしんぼなんだろ?」
さくら「失礼ナ!マミさんは確かニ一人で下校しタリ一人で魔女と戦っタリ一人で大きいけーきを買って食べタリしてきましたガ、
決してさびしんぼではありマセンヨ!」
マミ「さくらちゃんの方がよっぽど失礼よ!?それに、今はもうそんなことないもの!」
キリカ「ふぅーん……あっそ」
マミ「……興味0ね」
織莉子「あなたは本当に酔狂よね、私達の正体を知っていて何をしてきたのかも知っていて、それでもなお私達に踏み込んでくるなんて」
さくら「エエ、コレも不器用なマミさんなりの愛情表現なのデス。許してあげて下サイ」
マミ「それ星野さんの台詞でしょ!」
421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:01:05.54 BvaLQg+n0
織莉子「私はたくさんの人を殺してしまったの……今さら無駄にはできないわ
なんとしてもあの災厄を断つ、それが私の生きる理由だもの」
マミ「美国さん……何でも一人で背負わないで?重すぎるものを持っているなら、私も持つから
そうすれば、少しは楽になるでしょ?」
マミ「あなた達のやってきたことは間違っていたかもしれない……でも、まだ間に合うと思うの
私も一緒に背負ってあげるから…だから、一緒に手を取って戦ってほしいの」
織莉子「…………へぇ、あなたはキリカと同じことを言うのね」
マミ「へ?」
キリカ「パクったなこのパクリ野郎!!パックリ頭から割ってやろうかぁあん!?」
マミ「待ってよ、わけが分からないわ!」
織莉子「キリカも言ってたわよね?」
キリカ「えぇ?……そりゃ、似たような言ったけど」
422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:01:41.51 1VrYUBf60
まみまみ
423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:04:36.22 BvaLQg+n0
織莉子「キリカはね」
『重すぎる荷物を持ってるようなものかな?なら、私が半分持ってあげよう』
『だから、一緒に行こう』
織莉子「って言ってくれたのよ」
さくら「キャー!情熱的な告白デスネ!!」ヒューヒュー
キリカ「やめてよ織莉子ぉ~こっ恥ずかしいってば!」
マミ「それって私の台詞も恥ずかしかったってこと…?」
さくら「マミさん今さらデスカ?」
マミ「そんなに頻繁に言ってないわよ!?」
マミ「……でも、二人で持つより三人で持った方が軽くなるわよね?」
その時、私達の間に緊張が走った
この気配は、恐らく魔女がすぐ近くに―
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:09:55.32 1VrYUBf60
まみまみ
425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:10:08.68 xC5uzU580
マミおりキリ来てるね…
426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:11:53.53 BvaLQg+n0
vs鎧の魔女
マミ「白昼堂々人の家に登場なんて、いい度胸してるじゃない」
キリカ「ああ、前からあるといいなって思ってたんだよね、この家にあると言いなってさ
ブルジョワは家に鎧を置くのがしきたりなんでしょ?」
織莉子「初耳だわ……」
さくら「ヤレヤレ、オ茶の邪魔はしないで貰いたいデスネ」ズズー
キリカ「フン、こんな奴私一人で十分だよ」
織莉子「えぇ、任せるわ」
美国さんは変身もせず、座ったままお茶を嗜んでいた
呉さんはというと一人で特攻し、凄まじい速度で魔女を斬り裂いていた
やはり攻撃に関しては流石と言うべきである
織莉子「―!キリカ後ろよ!」
マミ「危ないっ!!」
私はとっさに銃撃で、呉さんに迫っていた後ろからの攻撃を防いだ
キリカ「余計なことはしなくていいんだよっ!!!!
魔女はそのまま粉々に砕け散った
427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:13:19.48 RAEsIMse0
おやすみ支援なさい
428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:18:53.47 BvaLQg+n0
マミ「!!織莉子さん!」
織莉子「!」
魔女の欠片が危うくテーブルにぶつかりそうになり、私はリボンで縛り上げて落下を食い止めた
キリカ「全く、私達の邪魔をするなんてとんだ間女だよ」
マミ「さくらちゃんも怪我はない?」
さくら「大丈夫デス、けーきも無事デスヨ」モシャモシャ
織莉子「……ねえ、今」
キリカ「やっほー!グリーフシードゲットしったよー織莉子!」
マミ「やったわね!……私はいいから、キリカが使って?」
キリカ「?元よりそのつもりだけど、何を血迷っているんだい君は?」
マミ「……そこまで言われるほどかしら?」
429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:23:44.91 irbOvt/iO
明日の朝までもってくれ
430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:24:13.67 BvaLQg+n0
織莉子「……巴さん…今私のこと、なんて?」 ピピピ
マミ「今…?……あっ!」
そういえば、どさくさに紛れてつい名前を呼んでしまったのだった
マミ「ごめんなさい、二人とも名前で呼び合ってるからつい……それにほら、このほうがお友達っぽいかなって」
マミ(実際名前とかあだ名で呼んだら仲良くなれた、ってこともあったものね)
キリカ「うわぁ、グリーフシードが黒くなっちった」
さくら「ちょっとソレを見せてくれマセンカ?」
キリカ「構わないよ、ほれ」ポイッ
さくら「ナルホド……これ貰っても宜しいデスカ?是非研究したいのデスガ!」
マミ「さくらちゃん、それを放っておいたら魔女が孵化するわよ?危険だからやめた方がいいわ」
キリカ「???いいけど、研究だなんて素人にできるわけないじゃん」
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:27:56.06 xC5uzU580
使用済みGSから魔女って孵化するの?
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:29:26.82 BvaLQg+n0
さくら「ご心配には及びマセン、母船に送って管理シマスので」シュイン
キリカ「へぇ、道明寺は手品師だったの!?そいつは凄い、是非巴もワンツースリーで消してみてくれないかな?」
マミ「どういう意味よ!!……まあ、さくらちゃん達なら大丈夫そうだけど」
織莉子「―!あっ…これは、まさか…………いえ、でも何かが違う……何かしら……」
キリカ「お、織莉子…?」
織莉子「…………未来が見えたの…ワルプルギスの夜が消滅していく結末……」
マミ「!それは……誰が倒したの?」
織莉子「………8人の魔法少女よ」
マミ「8人?」
さくら「現在この街にいる魔法少女ト数が合わないノデハ?」
織莉子「でも、誰も魔女にはならなかった……それに、1人だけ私達と違って何かがおかしかった」
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:30:54.28 BvaLQg+n0
キリカ「それより織莉子!そんな未来今まで見たことなかったんじゃないのかい!?」
マミ「そうよ、織莉子……それってつまり、私達と一緒に戦ってくれるつもりになってくれたのね」
織莉子「……それが私の運命となってしまったのなら、私は受け入れるつもりよ」
マミ「ありがとう織莉子!」
キリカ「そ、そんなぁ~」
マミ「キリカ」
キリカ「……なんだよ巴」
マミ「お願い、私達と一緒に戦って」
織莉子「キリカ……私と一緒に来て」
キリカ「えぇ~!?……ん~、あ~、え~…………」 ピピピピ
キリカ「分かったよ、織莉子がどうしてもっていうんなら、私も協力するよ、うん」ポリポリ
434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:31:29.78 1VrYUBf60
やったー!
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:32:45.56 TIYK8vxs0
つ、次は私が友達になるばんだな!
楽しみだなっ!
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:35:10.62 BvaLQg+n0
マミ「キリカ!ありがとう…ほんとにありがとう!」
キリカ「言っとくけど!手を組むだけだぞ!べっつに友達なんてもんになるつもりはないからな!!!」
ピカッ
キリカ「そこんとこ間違えるなよっ!!」
マミ「……そうね、それでもいいわ」
マミ(私の気持ちを受け入れてくれただけで、今は十分よ)
さくら「やりましたネマミさん。詳しい説明抜きにグループセットを使いこなすとはオ見事デス!!」
マミ「詳しい説明…?」
さくら「夢のはーれむにまた一歩近づきマシタネ」
マミ「そんなもの目指してないわよ!」
キリカ「巴……流石の私もそれは引くよ」
マミ「あなたねぇ!」
437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:42:21.08 he8O8ww40
気のいいゲーセン連中も来ないかなー
438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:43:35.44 BvaLQg+n0
マミ「とにかく、二人ともありがとう……今度魔法少女の顔合わせ会をやりましょう」
キリカ「はぁ!?なんで私がくだらない慣れ合いを―」
織莉子「参加しましょう」
キリカ「織莉子ぉ!?ほんとにどうしちゃったんだよぉ……なんで急に乗り気なのさ?」
織莉子「協力するというのなら当然の選択よ、あなたも楽しみましょう?」
キリカ「うへぇ……」
織莉子「ねえ、そろそろお昼だけれど…軽いものを用意するから食べて行かない?」
マミ「いいの?……なら、お言葉に甘えさせてもらうわ」
それから軽い昼食を取った後しばらく雑談し、私達は帰ることにした
マミ「今日はありがとう。また連絡するから……それじゃあ、またね」
さくら「お邪魔しマシタ」
織莉子「さようなら」フリフリ
キリカ「フンだ」
織莉子「…………それにしても、あれはどういうことだったのかしら……」
439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:45:24.57 BvaLQg+n0
マミ「そうだわ、暁美さん達に連絡しとかないと……」
さくら「予定より早くオ友達になれましたネ。順調過ぎて気持ち悪いくらいデスヨ」
マミ「そこまで言わなくっても……」
マミ「ところで、グループセットの詳しい説明って一体何なの?」
さくら「ンー……ソレはまたオ使いにナラレた時にした方がよいかト」
マミ「それもそうね」
暁美さんが言ったように敵になることもなく、無事に友達になることができた
もう私がいた世界とは何もかもが違う
最後に織莉子が言った8人という言葉も気になるけれど、きっとワルプルギスの夜も倒せるだろうと思う
いえ、必ず倒して見せる
━現在友達23人━
440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:45:44.21 1VrYUBf60
まみまみ
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:47:25.45 LeGrBQ9f0
シャルちゃんかな
442:しばらくマミさん以外まどかキャラ出ません
11/10/27 01:51:39.51 BvaLQg+n0
ワルプルギスの夜襲来、そのちょっと前の休日
さくら「本日はワザワザ電車を乗り継いで、ドチラにお出掛けなのデスカ?」
マミ「もうすぐワルプルギスの夜が来るじゃない?そうなったらいろいろと忙しくなりそうだから、その前に会っておこうと思って」
さくら「ホゥ、一体誰なんデス?もしや未来の旦那様を迎えに…!?」キラキラ
マミ「なんの話よっ!?相生先生よ、相生先生!
本当は未来に一度帰ったあの日から会ってみたいと思ってたんだけどね」
さくら「なーんだ同性かよ…チッ、つまんね」
マミ「さくらちゃんそんなに口悪かったかしら…?」
私達は一度相生先生に聞いたことがあった記憶を頼りに、時定駅で降りた
このあたりの高校に通っていたらしいのだが
マミ「とは言っても、そう簡単には見つからないわよ―あっ」
\アリガトーゴザイマシター/
ゆっこ「フッフッフー……今の私にかかれば大工コーヒーでの注文など、所詮明日の私への踏み台でしかないのだよ……」ブツブツ
さくら「どうかしマシタカ?」
マミ「……いえ、流石相生先生だわと思って」
443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:57:39.97 1VrYUBf60
まみまみ
444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:58:21.12 BvaLQg+n0
マミ「運よく見つけたと言っても、なんて声かけるべきかしら……いきなり近づくのも不自然だし」
さくら「驚きデス、マミさんにもソノような気持ちがあったのデスネ。すとーきんぐ行為は堂々としておられマスガ」
マミ「さくらちゃん、最近辛辣すぎない?」
マミ「知り合いならともかく、完全初対面の人に話しかけるのって難しいわね……」
さくら「いつまでもウジウジしないノ!勇気を出して告白しに行くのヨ!」バシバシ
マミ「痛ッ…今度は何キャラなのよ……」
さくら「コノ国には当たっテ砕けろ、トイウ素晴らしい諺があるトカ?」
マミ「砕けたら駄目じゃない!」
ゆっこ「おっ、ヒカルちゃんだー!スラマッパギー!!」
さくら「ア~ア、ドウヤラお知り合いと出会ってしまったようデスヨ。これでますます声がかけ辛くなりマシタネ!」
マミ「しまったわ……どうすればいいかしら……」
445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:00:03.98 he8O8ww40
なんだかとってもイナフじゃねえか・・・
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:00:31.06 BvaLQg+n0
ヒカル「あらあら…珍しいこともあるのね……ゆっこ、後ろの人を見てみて」
ゆっこ「えっ?なになに?後ろの人がどうかしたの?」
マミ「あれ、もしかして私のこと?」
「…………」
ゆっこ「ああーーーーっ!!!!それっ!それー!!」
マミ「?………あっ!?」
相生先生の左腕に巻かれていたもの
それは間違いなく、私の身につけているものと同じ、『カウンター』だった
マミ「どういうことなの…?私以外にも、未来から来た人がいたっていうの……」
447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:03:21.12 TIYK8vxs0
地理の予習はバッチリ!!!
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:07:46.31 BvaLQg+n0
ゆっこ「良かったー!私以外にも未来から来てた人がいたんだねー!
私一人だったら今頃地球は滅んでたかもしれないもんね!!握手握手!」
マミ「はぁ……そうね!まあ、なんにしても、また会えてうれしいです、相生先生!」
ゆっこ「あれぇ?私まだ名乗ってないのに……私達、どこかで会ったことありましたっけ?」
マミ「えっ?だって、私達二人で小学校で先生を……」
ゆっこ「えぇ!?そりゃ、私も学校の先生やってましたけど、あなたみたいな人はいなかったような……」
ゆっこ「あっ、もしかして荒井先生!?壮絶なイメチェンでもしたとかですか!?」
マミ「いや、私の名前は巴マミですけど……相生裕子さん、よね?」
ゆっこ「い、え~す!そうだよねえ、荒井先生男の人だしねえ」
マミ「誰と間違えられたのよ」
ゆっこ「……でもでも、これってなんかおかしくないですか?だって、あなたも未来から来た『レポーター』なんですよね?」
マミ「レポーター?」
ヒカル「ゆっこ、レポーターじゃなくて『リピーター』よ」
ゆっこ「そうだっけそうだっけ?ついうっかり……」
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:13:49.64 BvaLQg+n0
マミ「ちょっと待って、状況を整理しないと何がどうなってるのかさっぱり分からないわ……」
マミ「とりあえず自己紹介をしましょう。私は巴マミ。
今は15歳だけれど、元の世界では30歳、桜井小学校で教員をしているの」
マミ「そしてある日、宇宙人達に友達を作れという試験を与えられて、タイムスリップしてこの世界に来たの」
さくら「私がマミさんの監視役デス。コノ世界では道明寺さくらと名乗っておりますので、さくらちゃんとでも呼んで下サイ」
ゆっこ「私は相生裕子、同じく未来だと31歳で、えーっと、私の場合は高崎小学校で働いてて……
あっ、麻衣ちゃんは中村小なんだけど…って知らないかな?」
ゆっこ「未来から来た理由は一緒って感じかなー……そうそう今は時定高校に通ってるの!
なんかねー、元々小学生まで遡るらしかったんだけど、変な都合で高校生になっちゃったんだってさ
高校生は大変なんだから、そこんとこ気を使って欲しいもんだよね」
マミ「そ、そうね……」アハハ
ヒカル「私はヒカル、笹山ヒカル。ゆっこの監視役よ……ヒカルちゃんって呼んでね」
マミ「んー、とりあえず、ここで話すのもなんだから、どこか落ち着けるところに移動しない?」
さくら「出タ!マミさんの必殺、お茶しながらの勧誘とーく!!」
マミ「出たとか言わないでよっ!」
ゆっこ「いいねいいねー!ほんじゃあまあ、また大工コーヒーに行っときますか!」
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:15:59.14 1VrYUBf60
まみまみ
451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:18:45.88 bj5ttRz60
みまみま
452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:19:09.44 BvaLQg+n0
ゆっこ「ねえねえどうだった?私の華麗なる注文っぷりは?見惚れるほど鮮やかだったでしょ!?」
マミ「え、えぇ、まあ……」
ゆっこ「流石は私……もはや救世主としての勢いはとどまるところを知らないってことかな!!」
マミ(未来でも自慢されたことあったけれど、一体何がそんなに自慢だったのかしら…?)
ゆっこ「で、何話すの?」
マミ「それなんだけど…相生先生の時の首相って誰だった?」
ゆっこ「えぇー?誰だっけなー……うーーーん………んーーーーー……」
マミ「……あの、質問変えようか?」
ゆっこ「見くびらないで!仮初にも、私だって何時までも馬鹿だったわけじゃないんだからね!」
マミ「そこまで言ってないのだけれど……」
ゆっこ「そうそう思い出した!確かウロフチ首相だよ!」
マミ「うーん、そこからすでに私がいた世界と違うわね……
私の世界だと、その人は既に暗殺されちゃってアラフサって人が首相になってるのよね」
ゆっこ「何それ怖っ!!」
453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:24:21.00 BvaLQg+n0
マミ「さくらちゃん達がいつだったか言ってたわよね……この時間を中心に無数のパラレルワールドが広がっているって」
さくら「ハイ、幾つもございマス。無駄に増やさぬようにしておりマスし」
ヒカル「私達はパラレルワールドの存在を認識しているの」
マミ「つまり、私と相生先生の時間軸は全く違うってことね」
ゆっこ「?…ドユコト?」
店員「お待たせしましたー」コトッ
店員に運ばれてきたコーヒーで一息入れ、説明を再開する
マミ「とある事情で数多くのパラレルワールドが出来上ってしまった……
戻ってきたこの世界は共通していても、未来は二人とも別々の世界」
マミ「だから、相生先生が来た未来では私と面識がなくっても何ら不思議じゃない
ひょっとしたら、私が既にいなくなっている世界なのかもしれないわ……」
さくら「見て下サイ、持ってきた角砂糖デたわーを作りマシタ!」
ヒカル「凄いわ、何十段あるのかしら」
ゆっこ「おおー!さくらちゃんスゴイ!」
マミ「私の話聞いてるの…?」
454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:28:12.54 1VrYUBf60
まみまみ
455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:33:03.58 BvaLQg+n0
ゆっこ「ようするにー、私らは別々の世界だから知らない者同士なのは当たり前、ってことでしょ?」ズズー
マミ「そうね…いわば私達は無関係だから、多分どちらかが試験に合格しても互いの世界に影響はないってことよね」
ゆっこ「ブーーッ!!!」
マミ「ちょっ、相生先生大丈夫ですか!?」
ゆっこ「ゲホッゲホッ…だ、大丈夫……ちょっとびっくりしただけだから……しまったー!謀られたー!」
マミ「誰に…?」
ゆっこ「そっかー、結局私が頑張るっきゃないってことかー」トホホ
マミ「まあ、難しい話はこれまでにしておきましょう。今日は相生先生に会いに来てよかったわ」
ゆっこ「私に?なんでまた?」
マミ「未来だと、私達は同僚ってだけじゃなくってお友達だったから……この時代の相生先生にも会ってみたかったの」
ゆっこ「ふーん、そうなんだぁ……」
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:37:51.31 1VrYUBf60
まみまみ
457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:41:44.16 BvaLQg+n0
ゆっこ「よぅし!じゃあ、マミちゃんにセット!」カチッ
マミ「へっ?」
ゆっこ「未来の私が仲良くなれたんなら、きっと今の世界でも仲良くなれると思うわけですよ!」
ゆっこ「私と友達になりましょう!」バッ
マミ「あ、相生先生…!」
ゆっこ「もう、やだなー!せっかくだからゆっこって呼んでよー!皆そう呼んでくれてるんだしさ!」
マミ「そうね……ちょっと恥ずかしいけど……じゃあ、ゆっこにセット!」カチッ
マミ「私とお友達になってください!」
カッ カッ
ゆっこ「おおー!やっぱり私達、相性が良かったってことですね!?」
マミ「良かったわ……本当に」
458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:42:55.53 BvaLQg+n0
ゆっこ「そういえばさあ、マミちゃんは何人友達ができたの?」
マミ「私はえっと、あい…ゆっこも入れて24人ね」
ゆっこ「うっそぉ!?凄すぎる!!!私なんかまだ9人だよ~…マミちゃんはモッテモテなんだねー」
マミ「いや、別にそういうことは……」
さくら「そうデスネ、男性のオ友達は子供を入れても二人しかおりマセン」
マミ「さくらちゃん!」
ゆっこ「いえす勝った!あたしは三人だもんねー!!ピースピース」
さくら「大丈夫デスよマミさん、男っ気で負けても女っ気では勝っておりますカラ」
マミ「棘のある言い方しないでよ……」
ゆっこ「ちなみに、1人目はヒカルちゃんだったんだよねー?」
ヒカル「そうだったわね」
459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:44:46.03 1VrYUBf60
まみまみ
460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:49:17.18 BvaLQg+n0
マミ「あら、偶然ね。私の1人目もさくらちゃんだったの……お互い優しい宇宙人でよかったわね」
ゆっこ「そうなんだよね~」
~~~~~~~~~~
ヒカル「それじゃあ試験頑張ってね…あと、私のことはヒカルちゃんって呼んでね」
ゆっこ「なるほど……よし、ヒカルちゃん!友達になろう!」カチッ ピカッ
~~~~~~~~~~
ゆっこ「一瞬だったね」
マミ「早すぎない!?どれだけ相性抜群だったのよ!?」
ゆっこ「マミちゃんもセットしてみれば?私もさくらちゃんにセットしてみるからさ!セット!」カチッ
マミ「そうねぇ……じゃあ、ヒカルさんにセット」カチッ
カウンターを見てみると、私からは4割、ヒカルさんからは1割未満といったところだ
ゆっこ「おおー、私がもうちょいさくらちゃんを好きになれば友達になれそう!」
マミ「んー……私は、もう少し時間が必要かな…?」
ヒカル「ヒカルちゃんって呼んでね」
461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:49:40.18 BvaLQg+n0
ヒカル「面白いことをするのねマミちゃんは……初対面なのにセットするなんて、
普通に考えたらありえないわ?あと、ヒカルちゃんって呼んでね」
マミ「確かに短絡的かもしれないけれど、でも、ゆっこと相性の良かったあなたとなら、私ともお友達になり易いかと思って」
ヒカル「理解しかねるわぁ…人の友達と簡単に友達になろうなんて、そんなにうまくいくものかしら?」
ゆっこ「大丈夫だって!マミちゃんならすぐに仲良くなれるよ!」
ヒカル「それから私のことはヒカルちゃんって呼んでね……
ところでゆっこ、この後あなた用事があったんじゃないの?」
ゆっこ「しまったー!!みおちゃん達となのちゃん家で宿題する約束してるんだったー!」ガタッ
マミ「あら、お友達と約束してたのね……じゃあ、私達はもう帰ろうかしら?」
さくら「オヤ、もう宜しいのデスカ?ヒカルさんともまだお友達になれておりマセンガ」
ヒカル「ヒカルちゃんって呼んでね」
マミ「でも、邪魔するのも悪いじゃない?」
ゆっこ「いいじゃん、マミちゃんも一緒に来れば」
マミ「へっ?」
462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:51:54.07 1VrYUBf60
まみまみ
463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:00:00.77 1bnZZ6My0
支援
464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:00:22.23 BvaLQg+n0
みお「遅いよゆっこ!何時だと思ってんの!?……っていうか、笹山先生!?そして後ろの二人誰!?」
麻衣「初めまして」
待ち合わせ場所にいたのは髪を縛った小柄な少女と、綺麗な黒い長髪の眼鏡をかけた少女だった
ゆっこ「みおちゃん麻衣ちゃん、スラマッパギー!って言っても、結局この挨拶とはララバイしちゃってるんだけどね」
みお「いや、そんなのどうでもいいから!後ろの二人誰なの!?」
ゆっこ「紹介するね、私と同じく未来から来た巴マミちゃんと道明寺さくらちゃん!」
マミ「えっ!?それ言っちゃっていいの?」
ゆっこ「いいのいいの!二人ともなんとなく信じてくれてるからさっ!」
みお「ゆっこまだそんな馬鹿なこと言ってたの?」
ゆっこ「あれっ!?信じてくれてたんじゃないの!?」
みお「いや、ゆっこがまた変なこと言いだしたと思って華麗にスルーしてたと思うんだけど……」
ゆっこ「えぇー……トホホー、とんだピエロだよ……」
465:誤爆ってきた死にたい…
11/10/27 03:01:57.32 BvaLQg+n0
マミ「初めまして、巴マミです。あの、ゆっことはちょっとした知り合いという感じなので、そんなにお気になさらないでください」
みお「ああ、どうもどうも。私は長野原みおです」
麻衣「水上麻衣……よろしく」
さくら「ドウゾ宜しくお願いしマス」
ゆっこ「麻衣ちゃんは、さっきも言ってたように中村小で先生やるんだよ」
マミ「じゃあ、いつか一緒に働くこともあるかもしれないわね」
みお「ちょっとゆっこ、あんたこの人にまで変な遊び付き合わせないの」
ゆっこ「みおちゃんはすごいんだよー!なんせ未来の大漫画家なのですから!」
みお「ばっ、こんなとこで言わないでよ!」
マミ「長野原……ああ!ゆっこが何度か言ってた長野原大介さんね!」
みお「げげっ!?どうして私のペンネームまで…!?はぁー……ゆっこちょっとは自重してよねー、恥ずかしいんだから」
マミ「私も応援してますから、頑張ってください!ファンタジーって夢があっていいですよね!!」
みお「うわ~ゆっことおんなじこと言ってる……あんまり興味なかったけど、こりゃ本格的に取り組んでみようかな~……」
466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:02:42.36 1VrYUBf60
まみまみ
467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:02:46.75 BvaLQg+n0
ゆっこ「んじゃぁ、早速なのちゃん家行こっか」
みお「え?みんなで行くの?」
ゆっこ「ん?そうだけど…?だいじょぶだいじょぶ、年下だけど、こう見えてマミちゃん勉強すごいから!なんせ将来は教師だもん」
みお「分かった分かった、ゆっこのそれはもういいから」
マミ「あの、軽い勉強なら教えられると思いますので……お邪魔してもいいですか?」
みお「……まあ、ゆっこの知り合いなら悪い人じゃないだろうし、笹山先生もいるなら私はいいけど…麻衣ちゃんもいい?」
麻衣「もーまんたい」
ゆっこ「よーし!それじゃあしゅっぱーっつ!」
━現在友達24人━
468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:04:48.42 WhraeXqvP
支援
469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:06:50.13 BvaLQg+n0
キリが一応良くなった?からすまないけど寝る
誤爆するほど朦朧としてる
さるさんなかったらサクサクいけるのにな……今多分三分の二くらい
おやすみ
470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:07:57.75 1bnZZ6My0
>>469
おやすみ
471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:08:53.62 irbOvt/iO
夜勤終わりのしえん
472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:19:48.66 HCKuagKx0
眠る
473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:36:35.73 1VrYUBf60
まみまみ
474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 03:49:40.96 JuD56Bc90
マミかわいいよマミ
475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 04:06:48.12 1VrYUBf60
まみまみ
476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 04:20:13.71 1VrYUBf60
まみまみ
477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 04:37:52.02 1VrYUBf60
まみまみ
478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 04:54:23.98 1VrYUBf60
まみまみ
479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 05:13:11.21 1VrYUBf60
まみまみ
480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 06:02:08.97 q4cahQ8i0
マミさんは天使だよね
481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 06:59:27.18 1VrYUBf60
まみまみ
482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:12:03.61 irbOvt/iO
まみまみ
483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:30:52.16 hofW0CHY0
まみまみ
484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:44:50.45 irbOvt/iO
しかしまどマギ×友100×日常とかピンポイントでオレを殺しにかかってきているラインナップだな
485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:46:57.31 BvaLQg+n0
保守ありがとう
ゆっくりになるかもしれんができるだけサクサク投下していきたい
マミさんは正義の味方可愛い
486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:48:16.57 BvaLQg+n0
マミ「そういえば、ヒカルさんってもしかして教師なんですか?」
ヒカル「ええそうよ……彼女たちのクラスの副担任をしているわ。あとヒカルちゃんって呼んでね」
ゆっこ「結構生徒に人気なんだよー、授業もうまいしさー」
みお「うまいって…あんたいっつも寝てんじゃん」
ゆっこ「ふっふっふ、そういうのは感覚で分かるのだよ感覚で…どんとしんくふぃーるだよ」
みお「はいはい」
マミ「そうだわ、ここでグループセット使ってみようかしら」
さくら「いいデスネ。以前できなかった説明もできマスし」
マミ「長野原さんと水上さんに…セット!」カチッ カチッ
セットが終わると、カウンターに点滅している光が3つ並んだ
487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:49:36.69 BvaLQg+n0
さくら「その点滅している光が、現在マミさんがせっとしている人数デス
ソシテ新たに増えたぼたんを押すことでせっとした方々との各親愛度が表示されマス」
マミ「一人目がヒカルさんね……これが長野原さん、こっちが水上さんか……あれ?これ壊れてないわよね?」
さくら「ハイ、正常に動作しているようデスガ?」
マミ「水上さんからの親愛度が既に9割近いわ……長野原さんは3割程度なのに…
そして相変わらずヒカルさんは1割だし……」
さくら「ヒュゥ~♪相変わらずモテマスネ~」
マミ「まだそれやってたのね……あら?まだボタンを押すと切り替わるわね」
さくら「それはセットされた方同士の親愛度になりマス。例えば今は1番と3番が点滅しておりますので、
ヒカルちゃんと水上さんの親愛度を表示しております」
マミ「へぇー、ボタンを押すたびに切り替わっていくわね……でも、なんでこんな機能があるの?」
さくら「それは勿論、ソレらすべての組み合わせで友達を成立していただくためデス」
マミ「あぁ、それでこんな機能が…………」
488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:51:09.12 BvaLQg+n0
マミ「ってえぇぇぇええええぇぇぇええ!?!?」
ゆっこ「うわぁおびっくりしたぁ!!!いきなりどったのマミちゃん?」
マミ「聞いてないわよそんなこと!」
さくら「今初めて申し上げマシタので……ぐるーぷせっとノ場合、全ての方々が友達にならないトかうんとされマセン」
さくら「めりっとが増え、試験の公正さヲ保つためニ考慮されたばらんす調整とでもオ考え下サイ」
マミ「宇宙人って……宇宙人ってどうして大事なことを後から後から言うのかしら……これで何度目なのよ!」
マミ「でも、織莉子やキリカにセットした時は!……あぁ、そっか、あの二人はとっくにお友達同士だったわね」
さくら「そういうことデスネ」
489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:51:52.85 BvaLQg+n0
ゆっこ「マミちゃん大丈夫?なんかすごい落ち込んでるけど」
マミ「ゆっこ……ヒカルさんに、予めいろいろ聞いておいた方がいいわよ…後悔しないようにね」
ゆっこ「?よく分かんないけど、おぅ!任せとけ!」
さくら「マアマア、クヨクヨすんなよ!」バシバシ
マミ「さくらちゃん、今度いろいろと話し合いましょうか……」
みお「何やってんのみんな?もうすぐなのちゃん家着くよー?」
私達が着いたのは、大きな看板が屋根に乗せられていた平屋だった
マミ「東雲……研究所…?」
490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:52:57.37 BvaLQg+n0
なの「はーい、いらっしゃい……ってあれ?笹山先生?それにえっと、初めましての人がいるみたいですけど」
はかせ「わぁーいゆっこだぁーー!あれぇ?この人たち誰?」
ゆっこが軽く事情を説明、とりあえず私達も部屋に入れて貰えることとなった
それにしても、いろいろと気になることがある
なの「すみません、散らかっちゃってて……私、お茶淹れてきますね」トテトテ
みお「私も手伝おうか?」
なの「ありがとうございます、助かります」
ゆっこ「宿題めんどくさー…高校時代の知識なんてもうほとんど忘れちゃったなー」
ヒカル「ゆっこってば未来から来たのに麻衣ちゃんに成績で負けてるのよね」
はかせ「ねえねえ、また鮫描いて鮫ー」
麻衣「いいよ」
マミ(誰も気にしてないわね……普通、なのかしら…あの背中のねじと白衣の少女って)
491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:54:24.63 BvaLQg+n0
なの「お待たせしましたー、どうぞ……あ、自己紹介がまだでしたね?私は東雲なのっていいます」
マミ「巴マミです。今日はよろしくお願いしますね…こちらは道明寺さくらさん」
はかせ「はじめましてはかせです。なのを作りました」
マミ「えっ」
なの「ちょ!は、はかせ、なんで初対面の人に言うんですか!?」
はかせ「だって挨拶だから」
さくら「というコトは、ソノ背中のねじはろぼっとノ証なのデスカ!?」
なの「ちがっ!!これはそういうロボ的なものとかじゃなくてですね…?」
ゆっこ「まあまあ、細かいことはいいじゃん!気にしない気にしない!」
麻衣「これ見て落ち着いて」コトッ
さくら「コレハ…一体なんデスカ?」
麻衣「大威徳明王、手彫り」
さくら「オウ、最高にイカしてマスネ!!」
マミ「そう……なのかしら…?」
とりあえず、これ以上は交友関係を円滑に保つためにも詮索しないほうがよさそうだ
492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:55:58.31 BvaLQg+n0
ゆっこ「マミちゃん暇があったらこっち手伝ってよー」
マミ「えぇ……分かったわ」
さくら「そういえばマミさん、他の方同士の親愛度はいかがデスカ?」
マミ「えっと……ヒカルさんから長野原さんへは1割未満、長野原さんからは8割ね。水上さんへは…10割!?
水上さんからも10割で友達成立してるわ」
マミ「長野原さんと水上さんもお互いに友達成立してるみたい……
ということは、二人の仲を取り持てちつつ、私の親愛度を上げればいいのね」
さくら「ソレにしても随分極端デスネ」
マミ「確かに……何か理由があるのかしら?」
なの「水上さん、ここの問題ってどうすれば……」
麻衣「どんとしんくふぃーる」
なの「えっ?それってどういう……あ、なるほどそういうことですね」スラスラ
はかせ「プププ、ヒカルじゃんけん弱すぎなんだけど」
ヒカル「この遊び……何が面白いのかしら」
493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:58:03.91 1VrYUBf60
まみまみ
494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:58:32.74 BvaLQg+n0
マミ「……せっかくだから、東雲さんとはかせにもセットしておきましょうか」
さくら「大丈夫デスカ?ソレだけ友達を成立させルのは難しくなると思われマスガ……」
マミ「見たところ皆の仲はそんなに悪くないようだし、うまくいけば一気に増やせるわ」
マミ「まずは東雲さんにセット」カチッ
マミ「それからはかせにもセット……あら?セット!」カチッ カチカチッ
マミ「おかしいわね、はかせにセットできないわ……人数制限とかあるのかしら?」
さくら「それは恐らく、はかせのゴ家族がコノ中にいらっしゃるカラではないでショウカ」
マミ「家族?というと……東雲さんかしら」
495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 07:59:24.64 BvaLQg+n0
さくら「この星では愛の種類は4つあるとされているそうデスネ」
さくら「男女間の愛エロス、家族愛ストルゲ、友愛フィロス、無償の愛アガペー……」
さくら「我々の愛の価値観にはこの中のストルゲは含まれておりマセン
近親者への愛は己の幸福というエゴと密接につながり過ぎる為、純粋な愛ではナイと我々は考えマス」
さくら「以上の価値観を以って我々はかうんたーの対象設定ヲ…3親等以内無効とさせて頂いておりマス
それは対象者同志にも規定されるのデス」
さくら「ご理解のホド宜しくお願いしマス……」フカブカァ
マミ「なんでそこだけ地球ルールなのよ!」
いえ、それよりも……またそんな大事なことをあなたって人は……」
さくら「そんなコトより、東雲さん関係の親愛度はいかがデスカ?」
マミ「そんなことよりって……はぁー…………今さら何を言っても意味ないわね」
496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:00:22.62 BvaLQg+n0
マミ「私からは3割、東雲さんからも同じくらいね。長野原さんと水上さんとはどちらも友達成立してるみたい
ヒカルさんから東雲さんへは1割程度で、東雲さんからは9割近く」
さくら「コレまたやはり顕著デスネ」
マミ「何か訳があるみたいね、特にヒカルさんには」
ゆっこ「ねえねえマミちゃんマミちゃん、この問題ってどうやるんだっけ?」
みお「ちょっとゆっこ、いくらなんでも年下の人に聞いたって分かるわけないでしょ」
マミ「ここはこれを使えば……」
みお「できるの!?しかも当ってる!?」
なの「巴さんすごいんですね!」
マミ「これくらいなら私でも出来そうですから、遠慮なく聞いてください」
みお「うーん、こりゃ本格的に未来から…?いやいやそんなわけ……
でも、次描く漫画にファンタジー要素入れるんなら、参考にしてみようかな」ピピピピ
497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:00:50.05 irbOvt/iO
続き支援!
498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:02:40.88 BvaLQg+n0
はかせ「ねぇなのー、まだー?」
なの「はかせ、もうちょっと待っててくださいね」
はかせ「むーー……つまんないー!ゆっこ遊ぼうよー!」
ゆっこ「うー、遊びたいのは山々なんだけど……」
マミ「じゃあはかせ、私と遊ぶ?」
はかせ「えぇー、じゃあはかせこっちの人のほうがいいんだけど」
さくら「私デスカ?ソレでは遊んであげマショウ!ヒカルさんもどうデス?」
ヒカル「もちろん遊んだげるわ……あなたもヒカルちゃんって呼んでね」
マミ「…………いいの、まずはこっちのみんなと友達になれればいいんだもの……」ズーン
それからさくらちゃんとヒカルさんがはかせと遊んでいる間に、私たちはみんなの宿題を終わらせた
ゆっこはどうやら本当に忘れてしまっているらしかったが、それもらしいというものだ
499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:04:14.38 BvaLQg+n0
ゆっこ「よっしゃあ!はかせ遊ぶぞー!」イエーイ
はかせ「おおー!またカッコイイもの対決やろー!」
ゆっこ「よしきた!」
なの「そうだ、私ロールケーキ切ってきますね。お茶も淹れ直します」
マミ「なら、今度は私が手伝うわ」
なの「すいません、ありがとうございます」
二人で台所に向かって東雲さんがお茶を淹れ、私がケーキを切り分ける
普段の台所とは違う、少し狭いけれどどこか懐かしい空間だ
なの「うわぁ、巴さん上手ですね」
マミ「慣れてますから…この家には二人で暮らしてるんですか?」
なの「はい、あとは猫の阪本さんがいるんですけど、今日は出かけてるみたいですね」
マミ「そうなの?大変なのね……私も両親はいないんだけど、友達がいてくれるから寂しくないわ」
なの「はい……こんな私にも優しくしてくれて、皆最高の友達です!」
500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:05:08.49 1VrYUBf60
まみまみ
501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:07:02.25 BvaLQg+n0
マミ「あっ」
なの「えっ…あっ!」
背中のねじがクルクルと回っていた
即座に東雲さんは後ろを隠したが、音がまだ聞こえている
なの「いや、そのー…これはあれです!アクセサリー的なものでですね…?」
時々というか、ちょっと嬉しいことがあると回るというかなんというかですね、その……」
マミ「……うん、いいんじゃないかしら」
なの「えっ…?」
マミ「人それぞれ、いろんな個性があるって言うじゃない?ここだけの話、実は私人間じゃないの……」
なの「えっ!?」
マミ「なんてね……気にしなくていいんじゃないかしら?それより、早く持っていきましょう」
なの「…は、はい!そうですね!」クルクル ピピピピ
502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:07:15.03 irbOvt/iO
いろいろアレンジされてて元ネタ知っていてもかなり楽しめるな。スゲェ!ハァハァ……
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:11:21.21 BvaLQg+n0
みお「笹山先生は漫画とか読まないんですか?」
ヒカル「そうねえ、趣味じゃないわね。それと、いつもヒカルちゃんって呼んでって言ってるでしょう?」
みお「いやぁ、流石に先生をちゃんづけには……」
さくら「私は漫画好きデスヨ…少女漫画とか鳥獣人物戯画とかいいデスネ」
みお「好きな漫画に日本最古の漫画を持ってくる!そこに痺れないし憧れもしないよ!!」
麻衣「さくらちゃんはよく分かってる」
マミ「お待たせ、ケーキとお茶が準備できたわ」
みお「ありがとうマミちゃん…あっごめん、ついゆっこみたいに……」
マミ「いいんですよ、その方が私も嬉しいですから……ところで、ヒカルさんは何かお好きなものはあるんですか?」
ヒカル「私の好きなもの?そーねー……甘い物が好きよ。それとこの星の自然、特に木々が好き」
さくら「イイデスネ、私も桜餅好きデスシ」
504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:13:03.14 BvaLQg+n0
マミ(甘い物ねえ……自然が好きなら、どこかみんなで出掛ける?いえ、もうすぐ夕方だしそんな時間は……)
ゆっこ「はいはーい!!ここで私が物真似やりまーす!」スクッ
はかせ「いえーい!!」
ゆっこ「うぐっ……な…なんじゃこりゃーーーっ!!!……ぐはっ……死にたくないぉ……」バタッ
はかせ「いえーい!」
みお「……あ、うん」
マミ(物真似……じゃ、ないわね)
ヒカル「プッ、アハハハアハハハハハ」
さくら「プフー、アハアハアハハハハアハ」
ゆっこ「おおーウケた!!やったよはかせー!」
さくら「な、なんで立ち上がったんデスカ…」ゲラゲラ
ヒカル「意味が分からないわ…」ヒーヒー
マミ「笑うポイントそこなの?」
505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:14:10.59 1VrYUBf60
まみまみ
506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:16:12.00 BvaLQg+n0
ゆっこ「よっしゃあ、次はマミちゃんの番ね!はいどうぞ、一発ギャグを!!」 \ゲラゲラゲラ/
マミ「私!?私はなんにも芸とかできなくって……」 \ゲラゲラゲラゲラ/
みお「ちょっとゆっこ、マミちゃん嫌がってるよ」 \ゲラゲラゲラゲラ/
マミ「っていうか二人とも笑いすぎじゃない!?」
さくら「久々に壺に入りマシタ…プフー」
マミ(そっか…何かやってヒカルさんの好感度が上げることができれば……)
マミ「…オッケー分かったわ!それじゃあ……マジックを披露しますね
東雲さん、大きめの段ボールとかないですか?」
なの「段ボールですか?ちょっと探してきますね」
持ってきてもらったのは人が一人すっぽり収まる程の、大きな段ボールだった
マミ「今からこれに入って……合図とともに衣装をチェンジして登場しますね」
みお「衣装をって……その衣装はどこにあるの?」
マミ「それも含めてのマジックです」
私は段ボールに入り、外から見えないようにしてもらう
後は魔法少女姿に変身をすれば着替え完了である
507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:21:20.77 BvaLQg+n0
マミ「いくわよ~……3…2…1……ハイ!」キャルーン
ゆっこ「おおー!何それカッコいい!チョーカッコいい!!」
みお「いやいやいやいや、その衣装どっから出したの!?」
なの「巴さん、そんなこともできるんですね~!すごいです!」
麻衣「……」スッ
マミ「…電話?」
麻衣「……」スッ
マミ「……きつね?」
マミ(それより、ヒカルさんの反応はどうかしら?)チラッ
はかせ「ねーねーさっきのきつねのやつどうやるの?」
ヒカル「薬指中指を親指に合わせて小指と人差し指を伸ばすのよ」
はかせ「えー、難しくてよく分かんないんだけど……」
マミ「あなた達の血は何色なのよ!!!」
508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:24:39.60 BvaLQg+n0
みお「でも凄かったよホント!そうですよね?笹山先生?」チラッ
なの「確かに素晴らしいです!ね?笹山先生?」チラチラッ
ヒカル「ごめんなさい、全くこれっぽっちも欠片も興味を引かれなかったわ」
みお「そこまで言わしめるほど!?」
麻衣「……ヒカルちゃん、本当?」
ヒカル「そりゃ、0って言ったら嘘になるかもしれないけど……」カー
なの「?…なんで赤くなってるんですか?」
マミ「はぁ……着替えてくるわね……」
マミ(……ヒカルさんとの親愛度はやっぱり変わってないわね…長野原さんと東雲さんはかなり上がってるんだけど)
ゆっこ「どんまいマミちゃん!たまたまヒカルちゃんのお眼鏡にかまわなかっただけだからさ!」
マミ「それを言うなら、かなわなかった、よ……ゆっこみたいに簡単に仲良くはなれないわね」
ゆっこ「なんでだろーねー?ヒカルちゃんいい人なのになー」
マミ(……そういえば……まだヒカルちゃんって呼んだことなかった…わ…………
マミ(あっ)
509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:26:06.18 1VrYUBf60
まみまみ
510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:30:17.08 irbOvt/iO
ヒカルちゃんは可愛いなあ
511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:34:55.91 BvaLQg+n0
マミ「着替え完了よ」
みお「早っ!!10秒もかかってないよっ!そしてあの衣装はいずこへ!?」
マミ「ヒカルちゃん!私のマジックどうだった?」
ヒカル「そ、そーねー…まーまーだったんじゃないか、しら……」カー
みお「わーお意見がひっくり返っちゃったよ!一体どんな要因で手のひらを返しちゃったの!?」
マミ「ありがとうヒカルちゃん!やっぱり私達、お友達よね?」
ヒカル「えぇ、勿論」カー ピピピピピ
なの「なんで真っ赤なんですか…?」
麻衣「じょーじょーゆーじょー」
なの「えっ?」
マミ「二人とも、ちょっといいですか?」
みおなの「???」
512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:41:54.35 ANYu3uGqO
追い付きました支援
513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:51:42.90 1VrYUBf60
まみまみ
514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 08:53:44.95 TIYK8vxs0
まみ
515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:01:11.30 BvaLQg+n0
マミ「私が思うに、ヒカルちゃん…笹山先生は、ヒカルちゃんって呼んで欲しいみたいなんです」ヒソヒソ
みお「あぁ、それで突然嬉しそうにしてたんだ」ヒソヒソ
マミ「だから二人も、是非ヒカルちゃんって呼んであげた方がいいと思うんです」ヒソヒソ
なの「な、なんか恥ずかしいですね……」ヒソヒソ
みお「なんで私達がそんなこと……」
マミ「お願いします!地球の命運がかかってるんです!」
みお「なんか突然でっかいもの背負わされちゃったよ!?……まあ宿題も手伝ってもらったし、それくらい別にいいけど」
なの「うぅ…やっぱり恥ずかしいですよぉ……」
マミ「お願い東雲さん…私達、もうお友達でしょ?」
なの「!…そうですね!友達のために私も一肌脱ぎます!」パアァ
マミ(うっ、な…なんて眩しい笑顔なの……それに比べて私ってば友達を利用しようとして……)ズキン
516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:05:56.31 irbOvt/iO
なのちゃんもええ娘や
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:08:49.01 BvaLQg+n0
はかせ「ねーねーヒカルもカッコいいもの対決やろーよー?」
ヒカル「私は遠慮しておくわ」
みお「いやいや、私もひ、ヒカルちゃん…のカッコいいもの、見てみたいなー…なんっつって…?」
なの「そうですよ!せっかくだから、ひ、ひか…ヒカル…ちゃんにも、やって見て欲しいです!」
ヒカル「そ、そこまでみんなが言うんだったら……」カー
みおなの(わ……分かりやすー)
ゆっこ「ヒカルちゃんズルい!私達だってなのちゃんに名前で呼ばれたことないのに~!」
ヒカル「そうね……だったら私達の文化でも1つ教えてあげましょうか」
みお「文化…?」
518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:14:54.82 BvaLQg+n0
さくら「エーいいんデスカー?」キャッキャ
ヒカル「アナタが反対なら言わないわよー」ウフフ
さくら「ヒカルちゃんがそういうナラー」キャッキャ
ヒカル「じゃあ言っちゃうわねー」ウフフ
マミ「あなた達仲良さそうで何よりね……」
ヒカル「はかせちゃん、何か固いものないかしら?」
はかせ「あーるよー!ちょっと作ってくるー」ドタドタ
マミ「作って…?」
はかせ「でーきたー!『カッチン鋼はかせバージョン手の平サイズ』です!」
マミ「はかせすごい!ってか早いわね!?」
519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:20:13.73 BvaLQg+n0
ヒカル「そっちの4人は話半分に聞いててくれて構わないわ」
ゆっこ「あれ、私は真剣に聞いといた方がいい感じ?」
ヒカル「私達の全身のまわりおよそ数ミリには薄いまくがはられているの」
マミ「まく?」
ヒカル「ええ…こちらの言葉で『全てを拒絶する壁』と言うの。私達のテクノロジーの中で最も重要なものよ」
マミ「それで……さっき頼んだ固いものとなんの関係があるんですか?」
ヒカル「例えばよ……私はこのカッチン鋼を拒絶するわ」
そう言うとヒカルちゃんは思い切りそれを真上に放り投げた
勢いは止まらず天井も屋根も突き抜け、みるみる上空まで上がっていった
なの「て、天井がぁ!?!?」アセアセ
はかせ「ヒカルすごい!!」
そしてカッチン鋼はヒカルちゃんの頭に向かって落下してきた
マミ「ヒカルちゃん危なっ―」
バキィン
520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:22:38.70 1VrYUBf60
まみまみ
521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:23:43.18 TIYK8vxs0
まみっ
522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:24:14.51 BvaLQg+n0
それはバラバラと頭上で砕けてしまった
ヒカル「御覧の通り……私達の体が頑丈なんじゃないの、私が許可するものだけがまくを通って私に触れることができるの」
ヒカル「皮肉なものよね…私達は全てを拒絶することによって、言葉のみで繋がる愛ある種族になったのよ」
マミ「……!」
私は一度暁美さんに聞いたことのある、さくらちゃんの凄さを思い出していた
時間を止め、凄まじいパワーを持ち、傷を一瞬で治すことができる
そして私達地球人では足元にも及ばないテクノロジーの数々……
何より、暴力のない彼女達は、私達が憧れる理想像の一つなのかもしれない
そう素直に思えるのだった
……が、いろいろと考えるよりも先に出てきた言葉は、実にシンプルだった
マミ「……すっ」
一同「すごーーーーーい!!!!」
523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:25:15.75 BvaLQg+n0
ゆっこ「ヒカルちゃん凄いっ!めちゃくちゃ凄いじゃん!なんていうか…凄いねっ!」
みお「語彙力0かよ!いやいやそれよりも、さ…ヒカルちゃんもとんでもないマジック持ってたんだね!」
はかせ「今のもっかいやってもっかい!すごくかっこよかったよー!」
なの「確かに、今までに見たことない種類のマジックでしたね!あ、でも天井が……」
麻衣「奇跡も魔法もあったんだよ」
マミ「思わず感心しちゃったわ……本当、改めてあなた達ってすごい人たちよね」
さくら「良かったデスネヒカルさん、モテモテデスヨ」
ヒカル「あ……あり…………」
ヒカル「……アリガト」カー モジモジ
カッ
524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:32:55.97 irbOvt/iO
オレは寝るからあとは頼んだ
525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:36:19.00 BvaLQg+n0
マミ「あっ!……やったわ、4人同時に友達成立……」
さくら「オオ!オメデトウゴザイマス!一時はどうなるコトかと思いマシタガ」
マミ「これはかなり疲れるわね……できればグループセットはもう使いたくないわ」
はかせ「ねーねー、今なんか光った?」
マミ「さあ、何かしらね?……はかせ、今度こそ私と遊ばない?」
はかせ「えぇーはかせはみんなでお絵かきしたいんだけど」
マミ「それでもいいわよ……その前に、今度こそはかせにセット!」カチッ
はかせ「何それー?なんの遊びー?」
マミ「知りたい?実はね……私は魔法少女なのよ」コショコショ
はかせ「何それ意味分かんないんだけど!」
マミ「はかせは知らないかもしれないけどね……魔法少女はカッコいいんだから!」
526:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:36:52.75 BvaLQg+n0
みお「魔法少女ね~…そのネタいいかも……」
麻衣「魔法少女は希望の存在」
マミ「えっ…?」
さくら「スイマセン、チョット私達は話すことがあるので少し失礼しマス」
ヒカル「あとはお若いもの同士でごゆっくり」
ゆっこ「そうなの?二人で内緒話なんてお熱いね~」ヒューヒュー
二人の宇宙人は立ち上がって部屋から出て行ってしまった
さて、皆で遊ぶとはいえ、何をして遊べばいいのだろうか
はかせ「みんなでお絵かきー!」
ゆっこ「おおー!」
━現在友達28人━
527:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:39:43.83 1VrYUBf60
まみまみ
528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:46:52.09 YzCgwHgh0
こうして未来では「魔法少女マミ☆マギカ」が大ヒットするわけだな
529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:48:44.76 BvaLQg+n0
紙とペンを貸してもらって、みんなでお絵かきタイムが始まった
こういうゆったりとした時間が流れるのは随分久しぶりな気がする
たまには学校の授業に取り入れて見るのも楽しいかもしれない
はかせ「見て見てー!鮫です」
なの「ふふっ、上手ですよはかせ」
はかせ「えへへー、はかせはすごいのです」
はかせを見ていると、子供ができたらこんな感じなのかもしれないと思えてくる
どこか憎らしくも可愛らしい、一緒にいて楽しくなれる存在
もし私が結婚して子供を産んだら、どんな子供に成長するのだろうか……
ゆっこ「ねーねーみおちゃん、久しぶりに絵しりとりでもやらない?」
みお「別にいいけど、ゆっこと絵しりとりなんかしたことなんかあったっけ?」
ゆっこ「細かいことは気にしない気にしない!麻衣ちゃんもマミちゃんもやる?」
麻衣「弥勒菩薩彫ってるから」
マミ「んー…私ははかせ達と遊ぶつもりだから」
530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:50:19.67 CbCOjLJG0
さめ!さめ!
ねぎ…
531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:52:07.15 hofW0CHY0
麻衣ちゃん…
532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:52:16.96 BvaLQg+n0
ゆっこ「ん?……あ、なるほどそうだったね。頑張ってねマミちゃん!よっしゃあ、私からいくよーみおちゃん!」
マミ「うん、ありがとう」
はかせと東雲さんに近付いてさりげなく会話を試みる
マミ「はかせは何描いてるの?」
はかせ「鮫ー」
なの「巴さん、ちょっとここお願いします。私、コップとか片付けてきますね」
マミ「ありがとう東雲さん」
はかせ「マミは何描けるの?」
マミ「私は……そうねえ、魔法少女のイラストなら……その、描いてた、こと…ある…から……」
自分で言って恥ずかしくなってきた
すでに処分してしまったあのノートには、そういうイラストもそこそこ描いてあったのだ
はかせ「何それ面白くなーい」
マミ「ぐっ…マジマジと言われると、中々辛いものがあるわね……」
533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:52:31.59 xC5uzU580
僕の子供を産んで下さい!
534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:55:15.92 CbCOjLJG0
軽音部でもでてきそうな勢い
535:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:57:23.87 bsYTdgNBO
>>534
グンマーじゃないだろ
536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 09:59:55.63 BvaLQg+n0
マミ「じゃあ、私も鮫描いてみるわ」
はかせ「ホントに描けるのー?」
ざっと描いてみるとなかなかどうして、我ながら可愛く描けた気がする
マミ「どう?」
はかせ「ほわぁぁぁ、カッコいい!!」
マミ「カッコいい…?可愛いでしょ?」
はかせ「はかせはカッコいい鮫が好きだから、マミを許してあげます」
マミ「私何か許されないことしてたのかしら…?」
はかせ「ねーねーもっと描いてもっと!」
マミ「いいわよ」
はかせに喜んでもらえるのがなんだか妙に嬉しくなって、結局10枚くらい渾身の鮫を描いた
少し自分の趣味を織り交ぜすぎてしまったかもしれないが、
はかせが喜んでくれたので結果オーライと言うことにしておきたい
537:最初は日常組じゃなくて軽音組にするつもりだったんだけどね…
11/10/27 10:02:22.12 BvaLQg+n0
さくら「オヤオヤ、皆さん随分仲良くなったゴ様子で」
ヒカリ「楽しそうでなによりね」クスクス
ゆっこ「二人ともおっかえり~!」
マミ「あら、もうこんな時間……電車があるからそろそろ私達帰らないと」
みお「ほんとだ……ゆっこ、麻衣ちゃん、そろそろ私達も帰ろっか?」
はかせ「えぇー!?まだ帰っちゃやだー!」
なの「はかせ、わがまま言わないでください」
はかせ「うぅぅぅ……やーだやだー」バタバタ
なの「もう、駄々をこねないでくださいよ……」
ゆっこ「ほらほら泣かない泣かない、また今度遊びに来るからさ!今度は鮫カステラも買ってきてあげるよ」
はかせ「グスッ……だってぇ……」グズグズ
マミ「はかせ……」
538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:05:31.00 1VrYUBf60
まみまみ
539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:10:37.30 BvaLQg+n0
マミ「ほら、私が描いてあげた最後の絵……これを見て」
はかせ「なんなの……ちょっとキラキラな鮫にしか見えないんだけど……」
マミ「今からおまじないをかけてあげる……はかせは、この絵を見るたびに少しだけ元気が出てくるの
そういうおまじない」
マミ「ワン…ツー…スリー……ほら、元気が出てくるでしょ?だからもう泣かないで」
少しだけ、絵に魔法をかけた
はかせ「……うん、わかった」ゴシゴシ
マミ「また遊びに来るからね?」
はかせ「絶対だよ!約束だからね!!」
マミ「勿論!」
カッ
はかせ「あー、また光ったー!なんでなんでー?」
マミ「だから言ったでしょ?……私は、魔法少女なのよ」
はかせ「それ意味分かんないんだけど」
540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:15:40.85 BvaLQg+n0
なの「今日は楽しかったです。また皆さんでいらしてください」
みお「じゃあまた、学校でね」
麻衣「バイバイ」
ゆっこ「まったねー」
さくら「オ邪魔しマシタ」
ヒカル「学校で会いましょう」
マミ「またね…!」
はかせ「ばいばーーーーーい!!!!」
みお「じゃあ私こっちだから」
麻衣「私は、こっち」
ゆっこ「私はマミちゃん達を送ってくるから、そんじゃまた明日ねー!」
541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:16:46.11 YzCgwHgh0
お姉さんなマミさん可愛い
542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:22:46.45 BvaLQg+n0
ゆっこ「今日はありがとうマミちゃん、楽しかったよ!」
マミ「私もよ!本当に、会いに来てよかったわ…お互い頑張りましょう」
ゆっこ「おう!ガンガン友達増やしまくっちゃいますからねー!」
マミ「そういえば、さくらちゃんとは友達になれたの?」
ゆっこ「ナムサンッ!すっかり忘れてた!」
マミ「えー……」
ゆっこ「さくらちゃん、私たちもう友達だよね!?ね!?」
さくら「ンー、そう言われるとそうデスネ」
ピカッ
ゆっこ「やったー!ありがとうさくらちゃん!」
マミ「なんか……軽いわね」
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:28:37.17 BvaLQg+n0
ゆっこ「ま、何はともあれ……応援してるからね」
マミ「ありがとうゆっこ……必ず、生きてまた帰ってくるからね」
ゆっこ「何言ってんのもー、大地震が起きるわけでもあるまいしー!」
マミ「……そうね、また会いに来るわ。ヒカルちゃんも元気でね」
ヒカル「また会えるといいわね」
私達は握手を交わして別れた
新しくできた友達のためにも、絶対に次の戦いは負けられない
ふと、駅の裏側に嫌な気配を感じた
さくら「ドウカしましたか?」
マミ「ソウルジェムが反応してるわ……この町に魔法少女がいるのか分からないし、 電車が来るまで時間はあるから一応行っておきましょうか」
案の定魔女がいたので、退治することにする
vs委員長の魔女
マミ「大切なお友達ができたこの町に……勝手なことはさせないわよ!」
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:31:28.18 1VrYUBf60
まみまみ
545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:38:21.95 BvaLQg+n0
銃を構えた瞬間、大きな地響きが鳴り響き、後ろから巨大な影が現れた
マミ「なっ…魔女?いえ、でも、こっちにいるのが本体なんじゃ……」
しかし、どこかで見たことのある影だ……木製の牛に跨り木製の剣を持った木製の人
これはもしかして、
マミ「手彫りの……なんだったかしら?」
さくら「大威徳明王デスヨ」
麻衣「離れて」
マミ「その声は……水上さん!?」
さくら「コレは予想外の展開デスネ」
西洋の甲冑を身に纏い、手には錫杖を持っていた
麻衣「オン・シュチリ・キャラロハ・ウン・ケン・ソワカ」ペコリ
水上さんが手を合わせ何かを唱えてお辞儀をすると、木彫りの巨大な人形が剣を振り下ろした
その一撃で、あっという間に魔女は消え去ってしまい、巨大な人形も消えた
麻衣「大丈夫?」
マミ「私は大丈夫だけど……びっくりしたわ、あなたも魔法少女だったのね」
麻衣「みんなには、内緒」
546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:41:31.79 BvaLQg+n0
マミ「最初から気付いてたの?」
麻衣「勿論…そっちも気付いてたと思ってた」
マミ「うっ…そうだったの……それで私に対する親愛度が高かったのね」
麻衣「無事で何より」
マミ「どうしてここに?」
麻衣「この町に魔法少女は私だけ……だから私が守る」
マミ「……そっか…水上さんは……今度来る、ワルプルギスの夜って知ってる?」
麻衣「知ってる」
マミ「一応聞くけど……私達と一緒に戦ってくれないかしら?あなたの戦力なら申し分ないのだけれど」
麻衣「……それは無理。私はこの町を守らないと駄目」
マミ「……そう言うと思ったわ。仕方ないわね」
547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:42:09.94 1VrYUBf60
まみぃ……
548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:42:37.43 BvaLQg+n0
マミ「この町にも少し被害があるかもしれないけれど、ここは任せたわ……必ず勝ってくるから」
麻衣「これあげる」
水上さんが渡してくれたのは、手彫りの像だった
麻衣「弥勒菩薩……役に立つ」
マミ「ありがとう……でも、どうやって使うの?」
麻衣「オン・マイタレイヤ・ソワカ…これを手を合わせて唱える、その後お辞儀…これで動く」
マミ「おんまれ…?ごめんなさい、もう一回言ってくれないかしら?」
さくら「大丈夫デスヨ、私が記憶しマシタ」
麻衣「頑張って」
マミ「えぇ……そうだわ!ひとつお願いしていいかしら?」
紙を取り出して私の住所と連絡先を書き記す
549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:45:06.05 BvaLQg+n0
マミ「ワルプルギスの夜から3日以内に連絡してほしいの……実は、訳あって私の部屋に魔女がいて……
もし私が死んでたら暴れ出すだろうから、その前に……退治して欲しいの」
麻衣「……」スッ
マミ「オッケー…?」
麻衣「……」スッ
マミ「…お釈迦様?」
さくら「マミさんは死なせマセンよ、大事な観察対象ですカラ」
マミ「……でも、流石に魔力を使い切ってしまったら、さくらちゃんにもどうしようもないわ」
麻衣「任せて」
マミ「えぇ、頼りにしてるわ……私達、もうお友達だものね」
私達は握手をして別れた
この町は、きっとずっと平和だろう……水上さんがいる限り、私の友達もずっと平和に過ごしてくれるはずだ
━現在友達29人━
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:45:49.80 1VrYUBf60
まみまみ
551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:47:03.28 RAEsIMse0
まさかの展開
あ、ID:1VrYUBf60さんお疲れさまです
552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:49:45.46 BvaLQg+n0
時は 数日ほど前に遡る!!!
ほむら「まさか本当にあの二人と友達になるなんてね」
マミ「多分私達のことも信用してくれるはずよ」
ほむら「これで戦力は揃ったわね……あの二人がこちらについてくれるのなら、もう一度作戦を立て直さないと」
マミ「そこら辺は全部任せていいかしら?」
ほむら「平気よ、慣れてるから」
マミ「慣れてる、ね……頼りにしてるわよほむほむ」
ほむら「その名前で呼ばないで」
マミ「それから魔法少女顔合わせ会をやろうと思うんだけど、どうかしら?」
ほむら「顔合わせ?確かにその方が作戦もスムーズにいくとは思うけれど……危険じゃないかしら?」
マミ「危険?」
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 10:50:13.09 7VF4cZmw0
残り60人以上
どうするんだ
554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:00:50.41 BvaLQg+n0
ほむら「杏子もさやかも、勿論私もだけど、あの二人にはいい印象がないもの
喧嘩どころか殺し合いになるかもしれないわよ」
マミ「大丈夫だとは思うんだけど……そこは私が仲裁するしかないわね」
ほむら「平気なの?」
マミ「大人を舐めないでよ?」
ほむら「なら、もしものときはお願いね。それでなくても、あなたがいないと気まずい空気になるでしょうから」
マミ「それは私だけの問題じゃないわよ……とりあえず、場所はあなたの家でいいかしら?」
ほむら「え?……いえ、そうね…ワルプルギスの夜の資料もあることだし、少し狭いけれどうちにしましょう」
マミ「日付は明後日の放課後でどう?」
ほむら「私は問題ないわ。皆にもそう伝えておくから、あなたもあの二人に伝えておいてちょうだい」
マミ「えぇ、それでいいわ」
555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:07:40.99 +bPUTvIwP
ぶっちーの話だとさやかとあんこは正反対らしいからな
まさに水と油だが、改変世界では友達になれてたみたいだしいけるか
556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:07:56.33 BvaLQg+n0
某日、魔法少女顔合わせの会
並びは暁美さんを中心に右サイドが鹿目さん、美樹さん、杏子、ゆまちゃん
左サイドに私、さくらちゃん、キリカ、織莉子である
そこは、振り子の音しか響かないほど静かで、気まずく重い空気がその場を支配していた
マミ「まずは自己紹介よね!といっても、大体皆分かってるかしら?」
さくら「ドウモドウモ、毎度お馴染み道明寺さくらと愉快な友達一号デス」
マミ「それって私のこと!?」
一同「…………」
マミ(沈黙が重いわ……鹿目さんはキリカと織莉子に睨まれてるし、それを三人が睨んでゆまちゃんが真ん中でオロオロしてるし)
さくら「マミさん、アレを使いマスカ?」
マミ「あれ?」
さくら「ナーニ、コノ装置を使えば一発デほんわかデスゼへっへっへ」
マミ「毒電波は禁止よ?」
557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:09:03.42 JuD56Bc90
マミかわいいよマミ
558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:10:47.33 htnI+UvI0
きつい状況だなw
それでもマミさんなら・・・マミさんならきっとなんとかしてくれる
559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:11:27.69 BvaLQg+n0
マミ「ほらみんな!魔法少女同士、仲良くしましょう!ね?」
キリカ「二人違うのがいるよね」ボソッ
まどか「うっ…」ズキン
さくら「私もデスカ?」キョトン
織莉子「キリカ」
キリカ「チッ……ごめんよ織莉子」
さやか「ムッ…そっちじゃなくてまどかに謝んなさいよ!」
キリカ「なぁんで私がそんなことしなくちゃならないんだい?君に指図される覚えは欠片もないけどね」
さやか「なんだとぉ!?」
マミ「静かにしなさい!!!」バン
560:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:14:00.75 +rvcBpDN0
そこはティロフィナーレだろ…
561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:18:58.45 BvaLQg+n0
マミ「私達がいがみ合ったままで倒せるような敵ではないはずよ、ワルプルギスの夜は」
キリカ「でもさぁ、織莉子の未来視で勝てる未来が見えてたんならそれでいいんじゃないかなあ?」
織莉子「そうでもないわ……あの未来では魔法少女が8人いたし、それにさっき見えた未来では私達は負けていたわ」
さやか「なっ!?そんなの信じられれるか!」
織莉子「分かりやすく言えば……私達がこの場で仲睦まじくして心を一つに挑まなければ、勝つ未来が全く見えないということよ」
さやか「うっ……」
織莉子「あの時は協力してもいいのかもって思えていたのに……そこの人を見て少し考えがぐらついたわ」
まどか「あの、ご心配しなくても、私は魔法少女になるつもりは……」
織莉子「……そうは見えない…あなたはいざというとき自分を犠牲にする覚悟を持っている、そんな風に見えるもの」
ほむら「まどか、あなたを魔法少女には私がさせないから……美国織莉子、まどかはともかく、私の信念は揺らいでいないわ」
織莉子「そうね、あなたの方の覚悟はひしひしと伝わってくるわ……考えを改めるよう努力はするつもりよ」
562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:20:18.58 1VrYUBf60
ほむほむ
563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:28:05.66 BvaLQg+n0
杏子「うざったいねー、あんたのその偉そうな感じ……あたしら下に見てんのか?」
キリカ「フンッ、実際下なんでしょぉ?」
杏子「やんのか、おい……元々織莉子には借りがあるんだしな」
ゆま「キョーコ、仲良くしよーよ!ゆまは織莉子のこと嫌いじゃないよ!?」
キリカ「くくく、鬱憤晴らしにはちょうどいいよねぇ!?やるかい?」
さくら「イイゾーヤレヤレー!!」
マミ「二人ともそこまでよ!さくらちゃんも助長しないの!」
マミ「話が進まないから、少し静かにしていて……これから暁美さんにワルプルギスの夜についてと、それに対抗する作戦を決めてもらうわ
暁美さんが、一番ワルプルギスの夜について詳しいものね?」
ほむら「そうね……ある程度の作戦は考えてきてあるから、みんなに聞いてもらうわ
いいわね?」
織莉子「どうぞ。キリカも聞いてあげなさい」
キリカ「……分かってるよ」
564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:31:50.87 +bPUTvIwP
織莉子達も結局世界を救いたいという気持ちは同じなんだよな
565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:31:55.28 BvaLQg+n0
暁美さんに話してもらったのは出現予測地、長い年月をかけて収集したワルプルギスの夜の情報
私達のポジションと攻撃方法など
そして、暁美さんの願いとその全てだった
ほむら「この作戦の要はとにかく攻撃を受けないこと……つまり、美国織莉子と呉キリカが重要になってくるわ
あなた達二人が信頼してくれなければ、この計画は破綻する」
織莉子「あなたを……信用しろと?」
ほむら「私はあなた達を信じると決めたの……もう誰にも頼らない、誰も信じないと決めていたけれど、それも今日まで」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「幾度となく繰り返してきた時間の中で、何度も挫けそうになった……
でも、たった一つしかなかった道しるべが、今はこんなにある」
ほむら「なんとなく分かるの……この機を逃したら、私はもう絶望して過去には戻れない……これが、最後のチャンスだと思う」
ほむら「まどか、何度も繰り返した時の中で、何度もあなたが死ぬところを見てきた……必ず、必ず今度こそ、あなたを救ってみせる
いえ、今回はまどかだけじゃない……皆も一緒に…絶対に」
ほむら「だから…………」
ほむら「お願い!私を信じて欲しい!そして皆の力を貸して欲しいの!!!」
566:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:35:23.59 BvaLQg+n0
いつしか皆黙って聞いていた
暁美さんは顔を下げて、微かに肩を震わせているのが分かった
一番に口を開いたのは、美樹さんだった
さやか「分かった…ほむらがそこまで言うんなら、私もこの二人を信じるよ
二人とも、いろいろ言ってごめんなさい……力を貸して下さい!」
ゆま「ゆ、ゆまからもお願いします!ゆまも、ほむらの力になりたいの!」ペコリ
杏子「………あたしはさ、ちょっと前にほむらが必死になってる理由聞いてたんだよ…
そしたらいろんな世界で、世話になったみたいだし……だから今回だけほむらに免じて、あたしもお前らを信じてやるよ」
キリカ「……織莉子、私は魔法少女になってからずっと、君のために生きてきたんだ
彼らのためが、巡り巡って君のためにもなるんなら、私は彼らに協力するのもやぶさかではないよ……
なんだか、そうすることで、私は本当に生まれ変われる気がするんだ」
織莉子「失礼しちゃうわね、まるで私を鬼か何かのように……
私は自分の運命を受け入れたの、当然協力するに決まっているでしょう」
まどか「ほむらちゃんは、私のために全部今まで一人で、頑張ってくれてたんだよね……ほむらちゃんはあんまり顔には出さないけど、
やっとみんなと友達になれて、すごく嬉しそうだった……だから私は、皆を信じるほむらちゃんを、信じるよ」
マミ「ありがとう暁美さん……これで、心置きなくワルプルギスと決着をつけられるわね」
ほむら「っ!!ありがとう……本当に、ありがとう……!」
567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:43:36.79 BvaLQg+n0
さくら「……素晴らしいデス!!これほどまでに愛に溢れているトハ……不覚にも涙しマシタ」ホロリ
マミ「さくらちゃん、ありがとう。あなたのおかげでよ、あなたがきっかけを与えてくれたからここまで来れたのよ!」
さやか「それを言うならマミさんのおかげですよ~、マミさんがいなかったらホント空気悪くなるんですから」
織莉子「それもそうね、みんなと共通の友達はあなただけだもの」
ゆま「そんなことないよ!ゆまはもう皆の友達だよっ!」
マミ「ゆまちゃんの言う通り、私達はすでにお友達よ」
キリカ「友達か……あの頃の私とは違う私に、もうなれたのかな……」
まどか「ところでほむらちゃん、私は当日どうしてればいいのかな…?」
ほむら「どうって……避難に決まっているでしょう」
杏子「変なこと考えないで、あたしらに全部任せとけって」
まどか「そうだよね……分かった、頑張ってね!」
568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:46:31.75 1VrYUBf60
ほむほむ
569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:49:14.16 BvaLQg+n0
さやか「ところでさー、せっかくだからチーム名考えない?」
杏子「何言ってんださやか」
さやか「あたしらは言わば、志を一つにした魔法少女隊でしょ!?チーム名があったほうが燃えると思わない!?」
ゆま「ゆまも賛成!可愛い奴にしようね!」
ほむら「そういうのはマミさんが得意よね」
マミ「あなた分かってて私を指名してるわよね!?」
さくら「私もマミさんが適任かと思いマス。ほら、この間のら・よだそ―」
マミ「それ以上言ったら……撃つわよ?」スッ
ほむら「さっきまで感謝していた人間の台詞とは思えないわね」
さやか「魔法少女が7人……7人の魔法少女ねぇ……」
さくら「私達はかうんとサレテおりマセンね」
まどか「まあ、仕方ないと言えば仕方ないよね……少し寂しいけど」
570:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:54:34.85 BvaLQg+n0
さやか「マミさん何かないですか?」
マミ「えぇー、結局私なのね……まあでも、確かに華は必要よね」
キリカ「巴はなんだかんだ真剣に考えるんだね」
さくら「こういうのがオ好きなのデショウ」
マミ「そうねぇ、7人、7つ……プレアデス…はなんとなくやめた方がよさそうね……」ブツブツ
マミ「……アルコバレーノというのはどうかしら?『虹』という意味なんだけど、曇り空が晴れた時に現れる姿は
さながら、絶望を打ち砕いて光を取り戻した私達みたいでいいんじゃないかしら?」
さやか「よぅし!じゃああたしらは、今からチーム『アルコバレーノ』に決定!」
織莉子「素敵だと思うわ」パチパチ
まどか「私もすごくかっこいいと思います!」
ほむら「色は全然合っていないけれどね」
さくら「マミさんは、きっとこれからもこういうモノに手を染めていくのでショウネ」
マミ「何その予言」
571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:56:53.85 1VrYUBf60
まみまみ
572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 11:57:32.26 eIMoASb90
ほむ
573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:01:10.16 BvaLQg+n0
さやか「それじゃあチーム名も決まったところで、円陣でも組みますかぁ!!」
ゆま「ゆまもやるやる!」
キリカ「私は別に……」
織莉子「いいわね、やりましょうか」
キリカ「織莉子ぉ!?君はなんだかんだとノリノリだよね、さっきからさぁ!?…まぁ、君がやるってんならいいけどさ……」
まどか「私もやるよ…一緒に戦えはしないけど、せめて皆の無事を祈ってるから」
ほむら「なら私も」
さくら「マミさんマミさん、ここで円陣を組むことにドノヨウナ意味があるのでショウカ?いまいち理解しかねるのデスガ……」
マミ「まあなんていうか、意気込みみたいなものよ。友情の確認、みたいな感じかしら?」
さくら「オォ!それは楽しそうデスネ!わたくしも参加しマショウ!」
マミ「ほら、杏子も」
杏子「あたしはいいよ……」
ゆまさや「や る の !!!」
杏子「……分かった分かった」
574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:02:29.43 BvaLQg+n0
さやか「マミさん、音頭お願いしますね」
マミ「そう?……コホン、じゃあちょっとだけ……」
マミ「ほむら、まどか、さやか、杏子、ゆま、キリカ、織莉子、そしてさくらちゃん」
マミ「皆大切な私の友達になってくれたわ……もう誰にも悲しい思いなんかさせない…させたくないの」
マミ「だからワルプルギスの夜に……」
マミ「絶対に勝つわよ!!」
一同「おおおおーーーーーー!!!!!!!」
その日は今まで生きてきた中で、最高に嬉しかった
私はもう一人ぼっちじゃない
こんなにもたくさんの仲間がいてくれる
もう、何も怖くない
575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:02:53.28 1VrYUBf60
まみまみ
576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:05:39.44 BvaLQg+n0
ワルプルギスの夜襲来前日、マミの家
マミ「あらQB、久しぶりね」
QB「確かに久しぶりだね……結局まどかは契約の意思を固めてくれなかったよ」
マミ「鹿目さんのところに行っていたの?無駄だったはずよ、私達の団結はちょっとやそっとじゃもう崩れないわよ」
QB「やれやれ、彼女が契約してくれれば僕らのエネルギー回収ノルマも一気に楽になったんだけどな」
マミ「せっかくだから何か食べる?冷蔵庫に何かあったと思うけど」
QB「いや、別に世間話をしに来たわけじゃないからね。僕は遠慮しておくよ……それにしても、マミだけだよ」
マミ「何が?」
QB「こうやってまともに話ができる相手が、さ。前にも言ったけれど、みんな僕を見ただけで殺気立ってるからね……困ったものさ」
マミ「フフッ、なんだか懐かしいわね……昔は普通に会話で来てたはずなのに、
今じゃお互いに利害関係が一致しているから一緒にいるだけだなんて……」
QB「僕にとっては、そう遠い昔のことでもないけどね。ほんの一カ月ほど前の話だ」
577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:08:17.33 +rvcBpDN0
おっ、…マミさん、死亡フラグ落としましたよ
578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:09:02.96 BvaLQg+n0
マミ「……ねえ、その頃のあなたは私のことをどう思っていたの?」
QB「その質問の意図が分かりかねるね……今と変わらないよ、所詮君達は宇宙のエネルギー問題を解決するための手駒にすぎない」
マミ「はっきり言ってくれるわね…私は、本当に信頼していたのに……」
QB「どう思っていようとそれは君達の勝手さ…僕らには全く関係のない話に変わりはないよ」
マミ「んー……お酒があれば呷りたい気分だわ」
QB「やけ酒かい?」
マミ「勝負の前に気分を高めたいだけよ……さてと、お風呂にでも入ってこようかしら」
QB「……ねえマミ」
マミ「なあに?そういえば、何か用事があってうちに来たの?」
QB「彼女達の試験はどんな感じだい?今、君の友人は何人なんだい?」
マミ「どうしたの急にそんなこと……今は29人だけれど、あなた達には関係ないでしょう?」
QB「それが少しばかりあるんだよ」ボソリ
マミ「?……まあいいわ……お風呂入ってくるわね」
579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:12:49.31 Pkop+kkmO
とよ田みのるかと思ったらとよ田みのるだった
580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:14:58.67 BvaLQg+n0
お風呂の中で、私は考えていた
キュゥべえとは本当に長い付き合いだ
私がいた世界で、唯一変わらなかったのはキュゥべえだけ……
結局一から百まで、彼らはエネルギー回収のことしか考えていなかった
私はずっとキュゥべえを遠ざけていた
真実を告げられ、騙されたことに気付き、キュゥべえの何もかもが信じられなくなり、
グリーフシードの回収の時に顔を合わせる程度
しかし、この世界でその関係は少し変わった
鹿目さん達に手を出さないよう頼んだり、シャルちゃんの世話を頼んだり、魔法少女殺しのことを少しだけれど教えてもらったり
些細なことだけど
しかし、確実に変わったと思う
キュゥべえは、私のことをどう思っているのだろうか?
マミ「愛は計算の外にあるもの……か……」
チャプン
581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:18:21.18 BvaLQg+n0
マミ「ふぅー、いいお湯だった……あら?さくらちゃん、勝手に部屋に入らないでよ」
さくら「失礼しマシタ…急ぎノ用事と言われたものですカラ」
マミ「言われた?ひょっとしてQBに?」
QB「少し相談に乗ってもらっただけだよ……マミには関係ないことさ」
さくら「オヤ、宜しいのデスカ?」
QB「道明寺さくら、君は中立な立場であるはずだろう?余計なことは言わない方がいいんじゃないかな?」
さくら「勿論私は言いマセンが……てっきりあなたは言うのかト思っておりマシタ」
マミ「もう、なんなの二人して内緒話だなんて……そんなに私に聞かれるとまずい話なの?」
さくら「少なくとも、私の立場カラは何も申すコトはできマセンので」
QB「さて、僕はそろそろお暇させて貰おうかな…せいぜいマミの健闘を祈っているよ」
マミ「……ちょっと待ってQB」
582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:19:36.53 0hCRMqzg0
淫獣懐柔フラグか
583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:22:31.76 YzCgwHgh0
全員勧誘する気じゃなかろうな
しそうにない人いるけど
584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:24:20.03 BvaLQg+n0
QB「……何か用かい?」
マミ「QBは……今でも私のことを何とも思ってないのよね?」
QB「あぁ」
マミ「本当に本当なの…?」
QB「……あぁ」
マミ「私は……少なくとも私は、キュゥべえに感謝しているわ」
QB「感謝…?てっきり僕は、利用されていることに気付いて嫌悪を抱いているのかと思ったよ」
マミ「それはもういいのよ……あなた達はそういう生き物だものね」
マミ「…………ねえ、キュゥべえの本心を聞かせてほしいの」
QB「何を言ってるんだい?それならさっきから―」
マミ「いいから聞かせて!!」
QB「僕の……本心だって…?」
マミ「あなたの本心…つまり……こういうことよ!」カチッ
585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:26:18.56 +rvcBpDN0
チャレンジャーだな…
586:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:29:24.13 BvaLQg+n0
QB「なっ…!何をしているんだいマミ!?それがどういうことを意味しているのか分かってるのかい!?」
さくら「ナント」
マミ「私は死にたくないって常々思ってきたわ……一度ワルプルギスの夜に負けた時も生きたいと願ったし、
未来でも最低限のグリーフシードは手に入れていた」
マミ「何より、私が魔法少女になったのは、生きたいと願ったから
キュゥべえは云わば命の恩人だもの、あなたに感謝して生きていきたい……」
マミ「きっとこれが、私の本心」
QB「だからって僕にセットするのは正気とは思えないよ!君のせいで未来の地球は終わるかもしれないんだよ!!君の未来が!」
マミ「そうかしら?親愛度を確認してみるわね……」
私からの親愛度は10割近く、キュゥべえからの親愛度は―
587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:32:41.01 +bPUTvIwP
案外、高そうだな
合理的だからといって愛がないわけじゃないだろうし
DTBの契約者みたいな状態で利害や損得勘定優先するけど、感情もあるはず
588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:32:57.46 1VrYUBf60
きゅっぷいきゅっぷい
589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:35:58.76 BvaLQg+n0
マミ「私は、あなたのことをお友達だと思ってるわよ?」
QB「僕は…………僕は、マミのことなんか……なんとも思ってないよ……僕らに感情というものはないんだ」
マミ「……」
QB「一時の感情に流されて正常な判断を失う…君たち人類はいつだってそうだね、わけが分からないよ」
マミ「私はこれまで多くの人たちと係わってきたわ……その都度教えることもあったし、教えられることもあった
何かしてあげることもあったし、されることもあった……キュゥべえも、他のみんなと同じよ」
マミ「あなたとも『ダール・イ・レゼベール』(ギブアンドテイク)の関係になりたいの
私はこれからも、いろんな人とその関係を築いていきたいと思ってるわ」
さくら「ソレは……どういう意味なのデスカ?」
マミ「愛、よ」
さくら「愛…デスカ?」
マミ「お互いのためにできることをしてあげる……お友達として、当然じゃない?」
QB「それが……それが君達の愛だというのかい?」
590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:37:00.06 +rvcBpDN0
感情のないきゅうべぇに愛は有るのか否か
591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:40:26.77 BvaLQg+n0
QB「全く、君は僕が思っていたよりも頭が悪かったのかもしれないね」
マミ「ほっといてよ……」
QB「……借りなら…グリーフシードを回収してもらう際に返してもらってるじゃないか…………」
マミ「えっ…?」
QB「僕らはとっくに、その『ダール・イ・レゼベール』の関係だよ」
ピカッ
マミ「―っ!!キュゥべえ!!!」
QB「勘違いしないで欲しいな……僕のせいで君の未来が滅んでしまったら、それは僕の責任問題になるだろ?
一瞬の気の迷いで成立するものらしいから、限界まで振り絞ったまでだよ」
マミ「……それでもいいわ…ありがとう、キュゥべえ」
さくら「ナルホド、コレが所謂つんでれというやつなのデスネ!」
QB「変な言い方は止してくれよ」
592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:41:53.57 /TtxCl7H0
ベエデレ
593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:42:15.19 ANYu3uGqO
淫獣マジツンデレ
594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:44:27.38 0hCRMqzg0
さすが淫キュウべえさんやでぇ… 忌み嫌われるのも厭わないご慈愛と
大統領並みの愛国心はホンマ五臓六腑に染み渡りますわぁ…
595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:44:40.02 BvaLQg+n0
QB「くだらない茶番に付き合わされたものだよ……僕はこれで失敬するから、せいぜい明日は頑張ってくるといいさ」ピョイッ
マミ「あっ……もう行っちゃうなんて…ゆっくりしていけばよかったのに」
さくら「チナミニ、初期親愛度はどの程度だったのデス?」
マミ「私はほとんど最大限、キュゥべえは1割未満よ」
さくら「ホホゥ…私も彼らト何度か話をしてきマシタが、彼らはマルデろぼっとデシタヨ
後先考えずにせっとするのは、私もドウカと思いマシタガ…結果おーらいデスネ」
マミ「本当に限界まで振り絞ったのね……人は誰でも悪霊になれる、ってことかしらね?」
さくら「感情のこんとろーるができるナラバ、気のこんとろーるも可能なのデショウネ」
マミ「何の話?」
さくら「デハ、私は少し用事ができましたノデ、これで失礼シマス」
マミ「ねえ、さくらちゃんは明日どうするの?」
さくら「私デスカ?」
596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:45:50.91 BvaLQg+n0
さくら「勿論、危険が迫っているようデシタら助けには行きマスガ……いざとなったら私が魔女を倒しまショウカ?」
マミ「そうよね、さくらちゃん強かったわよね……お願い、していいのかしら?」
さくら「マア、依然申した通り、私は中立の立場ですノデ余計な手は出せマセンガ」
マミ「どっちなのよ」
さくら「地球人ノ問題は地球人が解決すべきことデスヨ」
マミ「言われなくても……さくらちゃんには頼らなくて済むように、頑張るわね」
さくら「………ソレデハ、私は部屋に戻りマスネ」
マミ「さくらちゃん」
さくら「ハイ、なんデショウ?」
マミ「必ず、生きて勝ってみせるから」
さくら「……期待していマス」
━現在友達30人━
597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:51:34.85 BvaLQg+n0
保守ありがとう
キリがいいから飯にしてくる
ホントはマミさんが横に真っ二つにされながらも血の酒をQBに飲ませながら
愛を語ってもらう予定だったけど、冗長だと思って削った
すぐ戻ってくる
598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:54:28.01 J7mWzwLa0
おつかれさま!
599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 12:59:49.39 RECjnvzY0
>>597
それどういうことだよ
600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 13:11:42.46 1VrYUBf60
まみまみ
601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 13:24:52.02 irbOvt/iO
まみまみもみもみ
602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 13:26:53.13 BvaLQg+n0
空は夜と勘違いしてしまいそうなほどに暗く、空気は湿って不気味な風が吹きつけている
やがて霧が出てきて、どこからともなく動物の鳴き声が鳴り響いてくる
さやか「さぁて、見滝原の平和は、あたしら『アルコバレーノ』が守っちゃいますからね!」シュパァァン
⑤
ゆま「ゆまも……ゆまもみんなの役に立つよ!」シュパァァン
杏子「いっちょやってやろうじゃん」シュパァァン
④
キリカ「なあ織莉子」
織莉子「なあにキリカ」シュパァァン
キリカ「今日はいい天気だよね」シュパァァン
③
マミ「必ず、運命を変えて見せる……」シュパァァン
②
ほむら「―来るっ!」シュパァァン
①
603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 13:29:04.39 BvaLQg+n0
ワル夜「アハアハハハハキャハハハハハハハハハハハハハハハアアハハハハハハハ」
ワルプルギスの夜が、現れた
そう思った一瞬のうちに、ワルプルギスが爆炎に包まれた
その場に既に暁美さんはおらず、既に次の攻撃へと向かっている
迫撃砲が発射され、対艦ミサイルで廃工場まで飛ばされたワルプルギス
そして大爆発が起こり、炎と煙が湧きあがった
息もつかせぬほどの怒涛の攻撃だった
さやか「すっ、凄すぎる……あれでやられないなんて、ほんとにトンデモ級なんだね……」
ほむら「油断しないで」
織莉子「―!!皆、左右に散って!」
織莉子の声に反応してすぐにその場から飛び退く
その瞬間、黒い衝撃波が襲いかかってきた
604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 13:31:05.31 BvaLQg+n0
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ほむら「一番初めは私が今までに準備してきた兵器を用いて攻撃するわ。巻き添えを食わないためにも、その間は皆手出し無用よ
しかしその攻撃で倒せるとは思えない……ここからあなた達にも動いてもらうわ」
ほむら「まずは美国織莉子がワルプルギスの攻撃先を読んでさやか、杏子、呉キリカに指示を出して、近距離まで近づいてもらう」
織莉子「任せて」
ほむら「呉キリカが速度低下でサポート、さやかと杏子に攻撃をしてもらうわ」
キリカ「なんだいそりゃ?随分つまらないなぁ」
ほむら「隙ができればあなたも攻撃に参加していいわ。基本はヒットアンドアウェイでお願い、無理は禁物よ」
ほむら「使い魔たちは私とマミさんで排除するつもりよ。余裕があれば私達も攻撃するわ
美国織莉子と千歳ゆまは私達の傍を離れないで」
ほむら「攻撃は美国織莉子と呉キリカの魔法で避けるてもらうわ……一発でも致命傷になりかねないから
それでも傷付くことはあるでしょうから、その時は遠くから千歳ゆまが回復をお願い」
ゆま「分かった!」
杏子「それだと魔力が全然足りないんじゃねーのか?」
ほむら「心配しないで……私が今まで繰り返してきた中で余ったグリーフシードをストックしてあるから」
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605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 13:34:46.45 BvaLQg+n0
織莉子「キリカは右から、二人は左から行って。後はテレパシーで指示を出すわ」
杏子「任せな!」
キリカ「くふはははっ、楽しいね織莉子!切り刻んでくるよおぉぉああははは!!!」
姿を見せたワルプルギスは、あれだけの攻撃を受けたにも拘わらずまるで無傷だった
分かっていたとはいえ、やはり最強の魔女ということか
三人は攻撃をかわしつつ、すぐにワルプルギスの近くに辿り着いた
キリカ「これで…どうだい!?」
キリカの魔法陣が展開され、ワルプルギスを取り囲んだ
さやか「なるほど、ほんとに相手の攻撃が遅く感じられる!おおりゃああああ!!」ズシャァ
杏子「ああ、避け放題じゃねーか!くらいやがれってんだあーー!」ザシュッ
キリカ「チッ、魔法を使いながらじゃ碌に攻撃できないや……私の分も残しとけよなぁ!!」
織莉子『キリカ後ろに使い魔が!』
キリカ「なっ!?」
バチューン