11/10/26 18:26:11.60 qxcGlSE/0
結局その後私の宇宙人やら仕事やらの愚痴を聞いてもらいつつ、詢子さんの愚痴も聞き、
再び布団に入ったころには2時を回っていた
翌朝
詢子「悪いねこんな朝早くに……ちょっと仕事でなんかあったみたいだから、行ってくる」
知久「いってらっしゃい」
マミ「あ、待って詢子さん…セット」カチッ カッ
詢子「どうかした?」
マミ「よかった……お仕事、頑張ってください。またいつか、ゆっくりお話したいです」
詢子「ん…じゃ、行ってきます」ガチャ バタン
知久「巴さん、ママとなんかあったのかい?」
マミ「いえ、なんでも……いい人ですね、詢子さん」
知久「そりゃぁそうさ、なんせうちの大黒柱だからね」
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:27:12.04 HRP0Z9iD0
まみまみ
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:27:36.06 qxcGlSE/0
まどか「ふぁぁ~……あれ、ママ早いな~、お仕事行っちゃったんだ……あっ、マミさん、おはようございます」
マミ「おはよう、まどかさん」
まどか「ふぁい…………ふぇっ!?今、私の名前…!」
マミ「ふふ、鹿目さんは幸せね……いい家族に囲まれて」
まどか「マミさん、もう一回言ってください!」
マミ「んー……恥ずかしから、やっぱりいつも通りにするわね」
まどか「そんな~」
知久「よしっ、それじゃあタツヤも起して、皆で朝ごはんにしようか」
━現在友達17人━
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:30:16.14 qxcGlSE/0
キリがいいので風呂入る&飯の準備してくる
予定よりかなり長引きそうでヤバい
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:31:03.31 1Du9moeKP
いってらっしゃい、支援
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:37:20.43 5T0IflD+0
ほむ
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:40:04.87 7uJKSWRPO
>>246
名前欄期待
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:43:33.92 NWP6KVNn0
長引きそうならSS速報でやったら拙いのか?
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:47:12.21 7uJKSWRPO
ほむほむ
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 18:56:31.48 HRP0Z9iD0
ほむん
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:03:40.59 qeMDII3v0
ほっむ保守
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:04:09.25 7uJKSWRPO
ほ
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:10:41.66 OiBu4pun0
250レスで17人だからこのペースではバッドエンドになってしまうな
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:15:32.97 7uJKSWRPO
>>262
クロス元原作は1巻につき7人くらいペースで全5巻とだけ行っておこう
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:17:03.73 OiBu4pun0
>>263
え、それって足りてないんじゃ
今刊行してる分が5巻でまだ続くのか?
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:18:07.81 1g3ZtjBP0
>>足りてない
そこがミソで、怒濤のクライマックスへ。
266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:20:01.78 OiBu4pun0
そうなのか
気になるから今度どっかで読んでみよう
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:25:33.70 UZz3s0Sc0
homu
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:32:35.34 +z/BFniv0
ほむほしゅ
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:41:33.22 HRP0Z9iD0
ほむ
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:41:38.28 qxcGlSE/0
その日、鹿目さんの家から一旦帰宅した私は、暁美さんからの連絡を受けてさくらちゃんと待ち合わせ場所に向かった
どうやら魔法使い殺しの犯人について見当がついたらしい
既にそこには暁美さんと美樹さんが来ていた
ほむら「さやかも当事者だもの……真っ先にやられるならさやかだと思うし」
さやか「ひどいなあ!そんな言い方ないっしょ…そりゃぁ、まだ未熟だけどさ……」
さくら「コレカラ何をするのデス?」
ほむら「これから隣町に行って佐倉杏子にワルプルギスの夜への協力を要請するのと、一緒に魔法少女殺しについても言及するわ」
さくら「私の名前ト同じ名字デスネ……どんな方なのデスカ?」
マミ「佐倉さんは……昔私の弟子をしていたの」
さくら「オオ!師弟関係とは熱い展開デスネ!」
ほむら「そうはいかないわ、彼女はちょっと捻くれてるから……さやかに来てもらったのはそのためでもあるの」
さやか「は?」
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:43:19.89 qxcGlSE/0
ほむら「大丈夫、経験上あなたと佐倉杏子は仲良くできるはずよ」
さやか「どんな経験だよ」
さくら「マミさん、カツテのお知り合いナラバ友達になり易そうデスガ……あまり気乗りしてオリマセンね?」
マミ「佐倉さんとは、喧嘩別れしたようなものだから……今でも友好的に話してくれるかどうか」
隣町の風見野に到着し、佐倉さんを探し始めた私達は、
意外にもあっさりと人の少ない公園で見つけることができた
杏子「なんだてめーら……って、なんだよマミの知り合いかよ」
マミ「久しぶりね佐倉さん……あら?その子は?」
ゆま「ち、千歳ゆまです」モジモジ
杏子「別に、訳あってちょっと面倒見てるだけさ……それより、なんか用かよ?ぞろぞろと雁首揃えて」
ほむら「話があるの佐倉杏子……『黒い魔法少女』の噂を知ってるかしら?」
杏子「誰だおめー…まあ、噂は聞いてるよ」
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:44:30.86 qxcGlSE/0
暁美さんは『黒い魔法少女』と一連の事件の真相について話し始めた
犯人は呉キリカと美国織莉子
呉キリカは速度を低下させる魔法、美国織莉子は未来を予知する魔法を使うという
そして、二人の狙いは魔法少女を殺すことではなく、鹿目まどかの排除であるという
さやか「なんでまどかが狙われるのさ!なんのメリットがあるっていうの?」
ほむら「それは……いえ、ここで言うのはまずいわ」
さやか「どういう意味―」
ほむら『二人は魔法少女の真実を知らないの…下手に刺激しないで』
さやか『あっそっか、ごめん……ん?二人?』
さやか「そのちっちゃい子も魔法少女なの!?」
杏子「なんだ藪から棒に…ま、そうだけどよ」
マミ「そんな……いつ契約したの?」
ゆま「え、えっとえっと……こないだ!」
マミ「アバウトね……でも、最近QBを見ないと思ったらこんなところまで来てたのね」
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:44:44.20 7uJKSWRPO
続き来た!
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:45:32.73 HRP0Z9iD0
あんあん!
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:45:45.10 qxcGlSE/0
杏子「なんでてめーらがそんなこと知ってんだよ?あたしらのことまで……
それに、なんでそのまどかとか言う奴が狙われるんだ?つーかまず名を名乗れ」
さやか「なんだよ、偉そうに……せっかくいろんな情報を教えてあげてるのに!」
杏子「うぜー、さっさと質問に答えろ」
さやか「何をー!」
ゆま「てぇい!」ガバァ
さやか「きゃぁっ!///」バッ
ゆま「キョーコをいじめるやつはゆまが許さないから!」
さやか「だからってスカートめくるなぁ!」
ほむら「一つずつ答えてあげるわ……私は暁美ほむら、そしてしましまが美樹さやか」
さやか「おいこら!!」
ほむら「巴マミは知ってるわよね…そしてこの人が道明寺さくらさん」
さくら「ドウモ初めましてデス」ペコリ
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:47:15.54 qxcGlSE/0
ほむら「狙われる理由となぜ知っているかはまだここでは言えないわ」
杏子「なんだよそりゃ…信用できねーな
だが、織莉子ってやつの情報はたぶん間違いねー……ゆまが名前を知ってたしな」
マミ「こらっ!女の人のスカートをめくるなんて、お行儀悪いわよ!」
ゆま「ふんだ!このねーちゃんが悪いんだもん!」
さくら「マアマア、ぱんつを見られたくらいでへこまないでクダサイ…たかが布デスヨ」
さやか「そういう問題じゃないの!」
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:48:15.73 qxcGlSE/0
ほむら「今は確かにまだ信用してほしいとは言えないわ……でも、あなたには協力してもらわなければならないことがあるの」
杏子「協力だと?そいつらをぶっ飛ばすのか?」
ほむら「いえ、それとは別の問題よ」
マミ「いい?そういうことばっかりやってると、いろんな人に嫌われちゃってお友達ができなくなるわよ?」
ゆま「ゆまはキョーコがいればいーもん」
さくら「私の見マス?」
さやか「誰が得するの?」
さくら「しかし昔懐かしい『ぶるまー』という代物ですし」ペロリ
さやか「だからって見せられても……」
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:48:43.61 HRP0Z9iD0
しましまさやさや
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:49:41.30 qxcGlSE/0
ほむら「……ちょっといいかしら?」
杏子「……ああ、こっちもちょっと時間をくれ」
マミ「あら、佐倉さんだっていつか愛想を尽かしちゃうかもしれないわよ?」
ゆま「!そ…そんなことないもん……ゆまを一人にしないって、言ってくれたもん!」
さくら「ぱんつでなケレバ恥ずかしくナイのデハ?」
さやか「え?いや、うーん、どうだろ……」
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:51:11.23 qxcGlSE/0
ほむら「外野の皆さん、ちょっと静かにしててもらえないかしら?私達は今大事な話をしているの」
マミ「あ、ごめんなさい…つい教育的指導したくなっちゃって」
杏子「ゆま、ちょっとうるさいぞ」
ゆま「ふぇ!?キョーコ!キョーコはゆまがスカートめくってもゆまを一人にしないよね?ね?」
杏子「はぁ?」
マミ『佐倉さん……する、って言って』
杏子『……は?』
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:52:37.25 qxcGlSE/0
マミ『ゆまちゃんは、このままだと誰これ構わずスカートをめくる不良少女になってしまうわよ?そうなったらあなたにも何をするか……』
杏子『意味が分からねー…久しぶりに会って何を言い出すかと思えば……なんであたしが』
マミ『いいから言うの!間に合わなくなっても知らないわよ!』
杏子「!………ゆま、あんまり人のスカートめくってばっかだと置いてくぞ」
ゆま「そんな!?……」ガーン
マミ「ほらね?言った通りでしょ?……めくられることで悲しい思いをする人もいるの
だから美樹さんにちゃんと謝って?」
ゆま「うん……あの、ごめんなさい」
さやか「うぇ?ああ、いいんだよ別に!お姉さんの寛容な心で許してあげるから」
マミ「良かったわね?……ありがとう、佐倉さん」
杏子「……ふん」
ほむら「…………本題に入っていいかしら?」
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:53:37.99 7uJKSWRPO
マミさん先生ー!
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:54:31.12 qxcGlSE/0
ほむら「……そういうわけで、ワルプルギスの夜を倒すために協力してほしいの」
杏子「なるほどね……話は大体分かったよ。でも、それを手伝うメリットがないね」
ほむら「当分の衣食住とグリーフシードを提供するわ……それでどう?」
さやか「頼むよ杏子!この通り!」
杏子「ふーん……ま、あたしだって魔法少女なんだ、たまには最強の魔女ってやつに喧嘩売ってみてもいいかもな」
ほむら「杏子…ありがとう」
杏子「なんだよ急に名前で……まあなんだ…とりあえず、食うかい?」
さやか「あ、ロッキーじゃん!あたしにも頂戴!」
ゆま「ずるい!ゆまも欲しい」
さくら「甘いものデスカ!?私も欲しいデス!」
杏子「群がんなよ!……ったく、調子狂うよな…」
マミ「佐倉さん」
杏子「……なんだよ」
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 19:58:40.03 +z/BFniv0
あんこちゃんかわいい
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:01:16.41 qxcGlSE/0
マミ「あなたにも、守るものが見つかったのね」
杏子「そういうんじゃねーって……ゆまはバカなんだよ、あたしなんかのために願い事決めやがって……
他人のために使うもんじゃねーのによ」
マミ「佐倉さん、あなただって……」
杏子「うっせー、その話はもういいんだよ」
ゆま「キョーコごめん、全部なくなっちゃった」
杏子「ったくもう……しゃあねーな」
佐倉さんは少し穏やかな表情を見せるようになったと思う
あんな別れ方をしたけれど、やっぱり心根では昔のままの佐倉さんなのだと感じた
その日は私の家に佐倉さんとゆまちゃん、暁美さんとさくらちゃんを招いた
美樹さんは残念ながら帰ってしまったので、5人で食事をすることにした
ちなみに、ゆまちゃんと相性の良さを感じてセットしたところ、
帰り道に話しているうちに仲良くなり、家に着く頃には無事友達になることができた
━現在友達18人━
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:06:48.81 OiBu4pun0
ツンデレ杏子ちゃん
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:07:39.63 qxcGlSE/0
皆で食事をしてからのんびりしていると、いつのまにかゆまちゃんが眠りについてしまった
私のベッドにそっと運び、再びリビングに戻ってくると、暁美さんと佐倉さんが真剣な顔をして待っていた
杏子「そんじゃあ、話してもらおうか……どうしてあたしらのことを知ってたのか、まどかってやつが狙われるのか」
ほむら「ええ……あなたにも話しておくべきよね、私の目的と魔法少女の真実について」
杏子「魔法少女の…?どういう意味だ?」
暁美さんの話が終わるまで、佐倉さんは黙って聞いていた
さくら「ナント酷いお話なのデショウ…いんきゅべーたーメ!例え宇宙人が許しテモ、そうは問屋が卸しマセンヨ!」
マミ「あなたもでしょ……さくらちゃん、そういうのどこで覚えてくるの?」
杏子「ん?」
マミ「えっ?」
杏子「あ、いや……そっか、あたしらの正体がそんなもんだったとはね……ゆまは寝てて正解だな」
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:15:17.30 qxcGlSE/0
マミ「ねえ、佐倉さん」
さくら「呼びマシタか?」
マミ「えっ?」
杏子「おい、ややこしいから呼び方変えてくれよ」
マミ「じゃあ……杏子」
杏子「あたしの方変えんのかよ……それで、なんだってんだよ?」
マミ「今も、あの時みたいに自分のためだけに魔法を使おうって考えてるの?」
杏子「そうだな……魔法なんてのは、徹頭徹尾自分のために使うもんさ
そうすりゃ何が起きても自業自得にできるんだよ」
杏子「どいつもこいつも正義の味方気取って誰かのために魔法を使うだなんて
そういう甘っちょろいこと言ってると皆不幸になって早死にするんだ」
マミ「……セット」カチッ
杏子「何したんだよ……つーか、反論しねーのか?」
マミ「いえ、それも一つの考え方だし、私にもそういう時期があったわ……否定なんてできない」
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:18:28.11 OiBu4pun0
杏子呼びキマシタワー
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:20:39.40 qxcGlSE/0
親愛度は私からが5割、杏子からは―
マミ「でも、今はまた正義の、世界のために戦うと決めたの…あなたもゆまちゃんのために、戦っているんでしょう?」
杏子「はぁ?そんなんじゃねーっての。あいつが勝手についてきてるだけだよ」
ほむら「その割には、千歳ゆまと話すときの杏子は嬉しそうよね」
さくら「アア分かりマス分かりマス!愛に溢れてイマスネ」
杏子「違うっつーの!……あたしのために願い使っちまったのに、勝手に死なれたら後味悪いってだけだよ
ゆまといいさやかといい、ホント馬鹿ばっかだな」
マミ「ならそういうことにしておきましょうか……杏子とまた一緒に戦うことができて、私は嬉しいわ」
杏子「フン……」
マミ「もう誰も不幸になんかさせない……私は、みんなを信じて生きていくの」
杏子「所詮綺麗事だね……ほんと甘ちゃんだよ、マミは」
マミ「ふふ、ありがとう杏子……これからも、お友達でいましょうね」ピピピピピ
カッ
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:25:13.24 HRP0Z9iD0
あんあん!
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:26:20.68 qxcGlSE/0
杏子「チッ……もういいよ、風呂借りるぞ」ガチャッ バタン
マミ「いいわよ…って聞く前に行っちゃった」
さくら「お友達成立オメデトウゴザイマス、随分とお早かったデスネ
やはり昔の知り合いダッタというのが関係しているのデショウカ」
マミ「それもあるけど……杏子からの親愛度が、もうほぼ10割近かったの」
さくら「ナント…ソレは素晴らしいデスネ」
マミ「杏子も、ゆまちゃんや美樹さんみたいに誰かのために願いを使ったの
こうして一人じゃなく皆と一緒にいることで、昔を思い出してくれたのかも」
マミ「だから、後は私の気持ち次第だったの。私が、杏子とまた一緒にいたいって思えれば、それで良かったのよ」
さくら「ナルホド、それは素晴らしい……マミさんの周りは愛溢れる方が多い様でなによりデス」
ほむら「これでワルプルギスの夜に勝てる算段はずっと高くなってきたわ……今回こそ、必ず運命を変えましょう」
マミ「そうね…でも、まだできることがあるはずよ……」
ほむら「どういうこと?」
マミ「それは―」
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:31:17.78 7uJKSWRPO
あんあんマジあんあん
294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:32:51.00 qxcGlSE/0
杏子「おい!なんか風呂に魔女いるんだけどどうなってんだよ!?」ガチャッ
マミ「魔女?ああ、シャルちゃんね?可愛いでしょ?」
杏子「可愛くねーよ!なんで魔女がこんなとこにいるんだよ!おかしいだろ!?」
シャルロッテ「……」ヨタヨタ
マミ「そういえば今日のご飯まだだったわね…はい、チーズ」
シャルロッテ「……」モグモグ
杏子「無視すんなこら……馴染みすぎだろ」
マミ「いい?シャルちゃんはね……お友達なの!」
杏子「え?あ、ああそうなのか……って納得できるか!」
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:34:49.71 OiBu4pun0
魔女見ても一応マミさんに確認に来るあんこちゃんかわいい
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:35:19.60 qxcGlSE/0
ほむら「心配しなくてもチーズさえあげていれば無害よ」
ゆま「んんっ…キョーコうるさいぃ…なんで裸でなの?」
杏子「しまっ…!///」バッ
マミ「何よ、女の子同士なんだから気にしなくてもいいんじゃない?」
杏子「そういう問題じゃねーよ!」
ゆま「あっ!何その歩くぬいぐるみ!可愛い!!ゆまにも抱っこさせて!」
シャルロッテ「……」モグモグ
ゆま「はぁ~~~~~~……癒されるぅ~~~~~」スリスリ
297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:38:19.69 Rgi8sJ3n0
おいついた
しえん
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:39:05.01 1Du9moeKP
追いついた、すばらしい
静かに支援だけだせてもらうよ
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:42:19.73 7uJKSWRPO
もうすぐ夜勤だからみんなあとは頼んだ
300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:42:44.92 qxcGlSE/0
杏子「おいゆま、そいつはなぁ……」
シャルロッテ「……?」キョトン
杏子「うっ!」ズキュン
ほむら「今、不覚にも可愛いって思ったわね」
さくら「思ってマシタネ」
マミ「思ったわね」
杏子「うっせー!///……風呂入るから、そいつ入れるなよ!?」バタン
マミ「シャルちゃんはチーズあげると喜ぶわよ」
ゆま「ほんと!?……うわぁ、食べたぁ!ねえマミ!シャルちゃんと一緒に寝ていい!?」
マミ「ええ、いいわよ。おやすみ、ゆまちゃん」
その後、杏子はムスッとしたままベッドに向かっていった
さくらちゃんは家に帰り、暁美さんも帰ってしまった
そういえば、暁美さんと話の続きをできていなかった事を思い出した
マミ(まあ、明日以降でいいわよね)
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:47:34.05 qxcGlSE/0
QB「やれやれ、ようやくマミの部屋に入ることができるよ」ピョイッ
マミ「QB……もしかしてずっと待ってたの?」
QB「こうでもしないと僕に危害を加えられそうだからね……まともに話ができるのは、今はマミだけさ」
マミ「今までのつけが回ってきたのよ」
QB「理不尽な理由だね……人というのは本当に稀有な生き物だよ」
マミ「それはこっちの台詞よ。宇宙人はみんな感情なんかないのかと思ってたけど
さくらちゃんみたいなのもいるみたいだし…あなた達が例外なんじゃないの?」
QB「まあ、僕達としては、それで宇宙のエネルギー事情が解決されれば万事問題ないんだぐぇっ」
さくら「マミさん、しばらくコノ生き物を拝借しても宜しいデショウカ?」
マミ「い、いいわよ……でも、いきなりタンスの中から現れないでよ…びっくりするじゃない」
QB「せめてもう少し丁重に扱ってくれないかな?」
━現在友達19人━
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:49:34.51 zI8kPjvr0
シャルシャル
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:54:30.59 qxcGlSE/0
某日、宇宙船の中
さくら「ソレデハ、定例報告を行いマス
今回は地球の人間の中でも特殊な分類に当たる、『魔法少女』という者がさんぷるでありマス」
さくら「そこで、趣向を凝らして彼女達の戦う『魔女』の空間を再現してみマシタ
発表はコレマタ趣向を凝らして、あにめーしょんで行いたいと思いマス」
宇宙人1「wぜrtyぐいじょ!pklくぇgdびうqy1q3w」
(訳:なんだこの空間は!このような形式にする必要性が感じられない)
宇宙人2「rちぃおp!q4kwgんち、4wm;おmfぴっ!くぇwpfjskcもfれの……」
(訳:その通りだ!それに、その言葉も不愉快だ!私達なりの簡略化された情報伝達が……)
さくら「てぃろ・ふぃなーれ!」 宇宙人1、2「!?」ビクッ
さくら「…コノように、魔法少女は魔女に対して必殺技に名前をつけて攻撃しマス……
さんぷるを理解する上で、後々必要になる知識かと思われマス」
宇宙人1(bsなお32@いうdfpm:f「@pl)ドキドキ
(訳:なんだ今のは……ちょっと楽しかったかも)
さくら「議長、コノ方式での発表の許可を申請シマス」
シリウス「よろしい、始めたまえ」
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 20:58:23.74 64SCaELp0
それあの周辺だけだとマミさんだけなんやで・・・?
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:00:58.96 8spLt9lt0
ロッソファンタズマ
306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:01:13.15 qxcGlSE/0
カワシタ ヤークソクー ワスレーナイヨー♪ メーヲトジー タシカメルー♪
宇宙人4「なんだこの音は?随分チープに感じられるが……」
さくら「地球では、省略することもあるそうデスガ、基本的にあにめーしょんの始まりに彼らの生み出した音楽トイウものを流すそうデス」
宇宙人5「確かに変ではあるが……悪くないかもしれないな」
さくら「ちなみに、地球時間にしておおよそ30分、もしくは1時間程であにめーしょんは終わりマス
今回は1時間形式とさせて頂いておりマス」
さくら「また、始まりの音楽をおーぷにんぐ、終わりをえんでぃんぐと申しマス」
宇宙人1「この映像は何なのだ?本当にこのようなことが起こっているのか?」
さくら「あにめーしょんは基本的ニふぃくしょんの産物デス。私が発表させて頂くものは9割ガのんふぃくしょんデスガ……」
さくら「声は人口声帯を用いてホボ100%で再現しておりマス」
宇宙人3「これはこれで興味深い……それよりも早くさんぷるの形態を見せてくれ」
さくら「焦らないでくだサイ……もうすぐ始まりマスノデ」
クージーケーナーイ♪
307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:08:02.74 OiBu4pun0
これが科学力の無駄遣いというものか
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:08:43.80 qxcGlSE/0
~~~~~~~~~~
とある朝、学校にて
マミ「さくらちゃん何描いてるの?……って、それ私?」
さくら「ドウカお気になさらず、私の新しい趣味とデモ」
マミ「そんなこと言ってもペンを動かすスピードが尋常じゃないわよっ!!それ只の絵じゃないわよね!?」
さくら「ハイ、あにめーしょんデス」
マミ「何を作るつもりなの!?」
放課後
さくら「さて、今日で既に絵コンテは仕上がりマシタ。おっと、マミさんの写真も撮らせて貰いマス」パシャパシャ
マミ「良く分からないけれど、世のアニメーターがあなたを泣いて欲しがるわよ……」
さくら「帰ってあにめーしょんを製作しマス。恐らく1話分ならば余裕でしょう」
マミ「なんの話よ!……それはともかく、私もやっと19人ね―きゃっ!!」ドタッ カチッ
男「おっとすいません、お怪我はありませんか?」
309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:13:30.35 HRP0Z9iD0
まみまみ
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:14:36.68 qxcGlSE/0
マミ「!い、いえ、大丈夫ですので……」
さくら「本当に大丈夫デスカ?顔が熱そうデスが」
マミ「な、何言ってるの!私は学生とかの男性には興味ないのよ!」カー
女「あなたも学生でしょ!っていうか、星野くん気をつけないと……」
星野「すいません、根岸さんしか目に入っていなかったもので」
根岸「そう言うことを堂々と言うな!」バキッ
マミ「えぇっ!?何も殴らなくても……」
根岸「いや、ごめんなさい!気にしないでください、これは突っ込みみたいなもので、なんというか、その~」
星野「不器用な根岸さんなりの愛情表現なので許してやってください」
根岸「何様のつもりだっ!っていうか不器用言うな!」バシッ
マミ(ば…バイオレンスな彼女さんね……)
~~~~~~~~~~
さくら「と、コノようにさんぷるが出会ったのは、この星の言語で言う『ばかっぷる』というものデシタ」
さくら「そしてこの後、彼らを見つめるさんぷるの心境に変化が訪れマス」
311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:19:34.72 qxcGlSE/0
~~~~~~~~~~
マミ「あの、本当に大丈夫ですからお気になさらず」
根岸「ホントごめんね!じゃ、行こっか根岸くん」テクテク
マミ「行っちゃったわね……はぁ、それにしても、恋人かぁ~……甘酸っぱいわね」
さくら「マミさんマミさん」ツンツン
マミ「なあにさくらちゃん?私達もそろそろ行く?」
さくら「腕のかうんたーをご覧ください」
マミ「えっ……え、あれ……も、もしかして、さっきの人に……!」
さくら「どうやらセットされてしまったようデスネ」
マミ「そこの二人!ちょっと待って!」
星野「はい?まだ何かご用でしょうか!ま、まさか汚れた制服のクリーニング代を請求するおつもりですか?」ガクガク
根岸「そんなヤクザな中学生いるわけないでしょ!」
マミ「あの、ええっと……」
マミ(な、なんて言えばいいのかしら……彼女さんの手前、お友達になってなんて言い出しにくいけど……)
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:21:23.35 //SKK5Qn0
>>310
「ラブロマ」キター!!!!!
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:23:42.75 qxcGlSE/0
マミ(あっ、この制服私が通ってた見滝原北高校の……こうなったら)
マミ「あ!お二人とも、ミタキタの人ですよね!?私、実は見滝原中学の三年生で、お二人の高校を目指してるんです」
マミ「だからですね!ぜひ高校生活のこととか入試の際に気をつけることとか、ご教授していただきたいなと思いまして!
あ、申し遅れましたが、わたくし巴マミと申します」ペコペコ
さくら「マミさん、敬語になってマスヨ」
マミ「仕方ないでしょ!一応先輩ってことになってるんだから!」
根岸「一応ってなんだよっ!」
マミ「あの、駄目でしょうか?」
星野「どうして俺達なんでしょうか?暇そうな友人なら紹介できますが」
根岸「あいつらはやめといたほうがいいでしょ」
マミ「お二人じゃないと駄目なんです……でないと、地球がどうなるか……」
根岸「急に話が大きくなったよっ!?」
マミ「お願いします!」ペコリ
さくら「スイマセンが、こうしてマミさんも頭を下げてることデスしここはドウカお一つ……」
マミネギ「なんであなたが偉そうなのっ!」
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:26:41.00 W0pFtHMe0
>>310
言われるまで気づかんかったw
315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:30:34.55 qxcGlSE/0
根岸「じゃあ、どこか喫茶店でも寄ってく?」
マミ「!ありがとうございます!それじゃあ、お言葉に甘えて……」
星野「ごめんなさい根岸さん……」
根岸「いや、別に星野くんは悪くないし」
星野「巴さん(?)もごめんなさい、話してる途中でつい乳ばっかり見てしまうと思いますが」
マミ「ちちっ!?///」
根岸「なんてこと言ってんだお前はっ!!!」バシッ
星野「いえ、しかしこの先一緒にお話をすることになるとしますと、自分の中の内なる獣を抑制できる自信がありませんので……」
根岸「そうだとしても初対面の子に言うな!」
マミ「あ、あははは……」
316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:31:31.84 qxcGlSE/0
喫茶店
マミ「ごめんなさい、二人のお邪魔をしてしまって……」
根岸「ううん、いいのいいの。未来の後輩のためだもん!私達が一肌脱いであげるからね」
星野「俺としては根岸さんとの二人っきりの時間が減ってしまうので、いい迷惑ですけどね」
根岸「そういうこと言わないの!」ビシッ
マミ「お二人とも仲がいいんですね……えっと、根岸さんと星野さん?」
星野「はい、僕達は恋人ですので」
さくら「それは見れば分かりマス」
星野「まあ、S○Xはまだなんですけどね」
マミ「セッ!?///」
根岸「だからそういうこと堂々と言うな!TPOわきまえろよ!」バシッ
マミ「あの、学校のこと聞いてもいいですか!」(話題変えよう……)
根岸「そ、そうね!そうだったね!」(ナイスよマミちゃん!)
317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:32:20.62 HRP0Z9iD0
まみまみ
318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:33:00.94 L06sxGxy0
できねーの
319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:37:47.01 qxcGlSE/0
そしてしばらく学校のことについて話を聞いていた……
もっとも、見滝原北高校は一度通っていたことがあるので概ね事情は理解していたのだが
星野「―とまあ、こんな感じですよ」
マミ「はあ、えっと……お二人がラブラブだということはよく分かりました」
根岸「ちょくちょくあたしらの思い出話を挟むな!紛らわしいでしょっ!!」
星野「すいません……でも、なんだか話をしていると懐かしくなってしまって……僕らももう受験生ですから」
マミ「そうだったんですか?ごめんなさい、忙しくなる時期に……」
マミ(そうだとは思ってたけど……こんなに有名そうな二人の噂が流れてこなかったわけだし、
私が入る頃には卒業してたってことよね)
根岸「どうかな?参考になったかな?」
マミ「はい、とっても勉強になりました。私も絶対入学したいと思います!」
さくら「マミさんなら楽勝デスヨ、大人デスから」
マミ「それは言わないの」
星野「それは……身体が大人に近づいているということの言い回しですか?」
根岸「イヤラシイ聞き方すんな!」バキッ
320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:43:18.00 qeMDII3v0
しえぬ
321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:43:45.62 qxcGlSE/0
星野「それでは、お話も終わったことですし、俺達はそろそろ……」
マミ「あ、あの!せっかくですから、私達とお友達になってくれませんか?」
星野「根岸さんがいるので無理です」
根岸「即答かよっ!別にいいでしょ、お友達くらい!」
星野「じゃあオッケーです」
根岸「軽いよっ!」
マミ「ありがとうございます!これで地球は救われると思います!!」
根岸「だから話がなんか壮大だよっ!」
マミ「お二人の馴れ初めとか、他にもいろいろもう少し聞きたいんですけど……いいですか?」
さくら「マミさん今日は少してんしょんが高いといいマスカ、食い付きますね」
マミ「そう、かな……なんか、二人を見てたら、忘れてた感情がまた芽生えてきちゃったみたいで……」
さくら「ヒュゥ~♪」
マミ「また変な表現覚えてきたわね」
~~~~~~~~~~
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:49:32.01 HRP0Z9iD0
まみまみ
323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:49:37.82 qxcGlSE/0
さくら「さんぷるは所謂『恋愛感情』、というものに再び興味を抱いた模様デス」
さくら「二人のらぶらぶっぷりに心を揺さぶられたようデスネ」
宇宙人2「こんな事故みたいなセットの仕方で地球人は友達になれるのか?さんぷるは大丈夫なのか?」ドキドキ
さくら「マダマダこれからデスヨ」
~~~~~~~~~~
星野「そこで根岸さんから頂いたものがチョコだったのですが、あれは何と言うか、さながら二酸化マンガンのようでして」
根岸「赤裸々に語りすぎだよっ!」
マミ「あの、軽い料理でよければ、今度教えますけど……」
根岸「うわーん、後輩にまで同情されたくなーい!」
さくら「ナルホド、マミさんと一緒では気付けない愛の話が聞けて大変参考になりマス」
マミ「悪かったわね!男っ気がなくて!」
根岸「ええー、マミちゃん彼氏いないの?モテそうなのになー」
マミ「いや、そう言うのとは縁がなくって……将来的にも、結婚するつもりはないんですけど」
324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 21:56:20.45 zI8kPjvr0
まみまみい
325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:00:17.84 HRP0Z9iD0
まみまみ
326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:01:22.80 qxcGlSE/0
エェーエーエーェー エェーエーエーェー♪
宇宙人6「なんだ!?これで終わりなのか!?」
宇宙人7「そうだそうだ!ここからがいいところじゃないか!」
さくら「慌てないでください、あにめーしょんの1話分が終了しただけデス。すぐに2話が始まりマスので、それまでお待ちを」
宇宙人4「しかし、さんぷるはここからどうやって距離を縮めるつもりなのだ?」
宇宙人8「この時点での互いの親愛度はどうなっているんだ?」
さくら「さんぷる4割、対象者6割といったところデス」
宇宙人9「なんだ、さんぷるの方が愛情が少ないではないか!」
宇宙人1「所詮野蛮人ということか」
\アッハッハッハッハッハッハ/
さくら「てぃろ・ふぃなーれ!」 宇宙人's「!?」ビクッ
さくら「みなさんお静かに……さあ、第2話が始まりマス」
~~~~~~~~~~
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:02:01.75 wgTe8y1U0
ノリがアメリカンだな
328:順番間違えた…これと上のやつ逆で
11/10/26 22:02:14.17 qxcGlSE/0
根岸「そうなの!?結婚は女の人みんなの夢って思ってたけど、やっぱり人それぞれ何だねー」
星野「夢見すぎですよ根岸さん。俺は将来的に根岸さんとしたいと思ってはいますが」
根岸「なっ、こんなところで何言ってんの!///」
星野「そのためには夢の実現からですけどね。必ず宇宙に行ってきます!」
根岸「夢見すぎなのはそっちもでしょ!……もうっ!」
さくら「ホホゥ、宇宙に興味がお有りなのデスカ?私宇宙には詳しいのデスガ、宜しければ色々と伝授いたシマショウカ?」ギラリ
マミ(そりゃあ、宇宙人だものね)
星野「そうなんですか?ぜひお願いします!」
さくら「それでは準備をして参りマスノデ、少々お待ちクダサイ。トイレに行って参りマス」
根岸「教えるのにどんな準備がいるのよ……」
マミ「あの、二人に聞いてみたいことがあるんです。例えば、例えばの話なんですけど……
もしどちらかがある日突然、目の前からいなくなってしまったら……どうしますか?」
根岸「えっ…?」
to be continue
~~~~~~~~~~
329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:08:48.40 HRP0Z9iD0
まみまみ
330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:09:36.66 6fyDRt/l0
ボーナストラックは?ねえボーナストラックは!
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:14:00.75 qxcGlSE/0
マミ「例えば、例えばの話なんですけど……もしどちらかがある日突然、目の前からいなくなってしまったら……どうしますか?」
根岸「えっ…?」
星野「何も言わずに突然ですか?んー、うーん…………うーーーーーん……」
根岸「あたしなら、そうだなー、やっぱり探しに行くわね!そんで見つけ出して一発喝を入れる!」シュッシュッ
星野「俺も探し出して、どうして突然だったのか、なぜいなくならなければならなかったのかを議論したいと思います
なぜそのような行動に出たのか理解できませんので」
根岸「なんか硬いなー」
マミ「じゃあ、もう二度と会えないとしたら…?」
星野「多分俺も死ぬでしょう」
根岸「えぇっ!?いやいや早まらない方がいいよ!!死んだとは言ってないし!」
星野「そしてあの世でまた、どうして突然だったのか、なぜ死ななければならなかったのかを議論したいと思います」
根岸「やっぱり硬いよっ!」
マミ「……ありがとうございます、いい人ですね星野さんは」
星野「残念ながら付き合うことはできませんので」キッパリ
マミネギ「そこまで言ってないでしょっ!!」
332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:16:16.95 o6miorrk0
星野君と根岸さんキター!
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:20:26.94 6fyDRt/l0
支援
334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:20:44.58 4i8VgeuF0
星野再現率パネェw
335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:22:19.22 qxcGlSE/0
根岸「あたしは、なんだかんだでずっと生きてると思うんだよねー」
星野「そ、それは俺以外の誰かと一緒にということですか…?」ガクガク
根岸「それは分かんないけど、多分一人だと思う……うん、二人の思い出とか絆とか全部大切にして、生きていくと思う」
星野「そうですか……しかしよく考えると、子供がいるかによって答えは変わってきますよね?
俺達はまだS○Xしているわけではありませんが……」
根岸「だからオブラートに包めっ!!!」バキッ
星野「すいません……」
マミ「ありがとうございます……それからごめんなさい、変なこと聞いちゃって」
星野「いえ、俺達の距離がまた一歩近づくことができたと思いますので、そこは感謝ですね」 ピピピピ
~~~~~~~~~~
宇宙人7「うーむ、地球人はなかなか愛情深いのか…?」
さくら「私がいない間のコノしーんには小型かめらヲ設置していたノデ、ホボ事実デス」
さくら「さんぷるは魔法少女という不条理な存在でありナガラ、一体何を思っていたのか?後で聞いたものを参考に仕上げてみマシタ」
336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:27:25.94 6fyDRt/l0
さすが四六時中ソーニューしたいと思ってる星野さん
337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:28:17.16 bJGx4u5C0
これはなかなか…④
338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:29:36.40 dDhkQfV80
ひとりもできねーわデブス
唯ちゃんの方が可愛いからな
スレリンク(anichara2板)
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:31:11.97 qxcGlSE/0
~~~~~~~~~~
マミ(魔法少女はいつ死ぬか魔女になるか分からない存在……だから恋人や家族はいらないと思ってた)
マミ(でも、ひょっとしたら私にもそういう素敵な人ができて、子供を産んだりなんかする…そういう明るい未来があるのかもしれない)
マミ(……なんて、ちょっとセンチになりすぎたわね。もう恋なんてしないつもりだったのに)
マミ(二人を見てたら、こういうのもいいのかも……って思えてくるわ)
マミ(そして、絶対に二人の未来を守らないと、って思ったの)
~~~~~~~~~~
宇宙人3「何やら決意したぞ」
宇宙人8「これはつまり、二人のひたむきさに心を撃たれた、という解釈でいいのか?」
宇宙人9「まあまだ分からん、続きを見よう」
~~~~~~~~~~
340: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】
11/10/26 22:34:29.30 2qpxgzg20
マミさんwwwwww乙女だ
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:39:56.80 HRP0Z9iD0
まみまみ
342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:39:59.01 qxcGlSE/0
星野「それではせっかくの機会ですので、俺からも質問をさせて頂きます」
マミ「なんでしょうか?」
星野「女子の会話に入れなくて困っているんですが、どうにかなりませんか?」
根岸「星野くんあれ気にしてたんだ……」
マミ「えっと、どういうことなんですか?」
星野「最近昼休みに根岸さんと根岸さんの友人と冴木さんの三人がよく集まるのですが」
根岸「陽子ちゃんね、陽子ちゃん」
星野「俺以外の三人でトークを始めてしまって…俺が聞いても、男には分かんないよねー、と退けられてしまうのです……
どうすればいいのでしょうか?」
マミ「はぁ……無理なんじゃないですか?」
根岸「意外とズバッというね」
星野「な、なぜですか!?俺はただ、根岸さんを一人占めしたいけどそういうわけにもいかないので
仕方なく妥協してみんなで会話をしたいだけなのに!」
根岸「そういう欲望丸出しだからでしょ!」
マミ「その通りね、女子には女子にしかできない会話があるの……そこに入り込もうだなんて到底無理よ!」キリッ
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:42:25.31 //SKK5Qn0
>>342
根岸さんの友人の人なつかしス。
344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:42:58.54 qScN1UhuO
出て来るキャラアフタヌーンの漫画が元ネタらしいが影技、人間試験、うたたねひろゆきのSF物、ヴィンラントサーガしか読んでないからさっぱり分からん
345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:46:21.51 qxcGlSE/0
星野「なんてことだ……それじゃあ、俺は一生根岸さんとお昼ご飯中に会話できないのか……」
根岸「いや、学校以外ならできるでしょ」
星野「それはすなわち、卒業するまでは無理ということに……」
根岸「そこまで言ってないよ!普通にしてればいいんだって」
マミ「それだけ大事に思われてるってことですよね……なんだか、妬けちゃうわ」
マミ「ほんと、二人ともお似合いのカップルだと思いますよ」
カッ
根岸「あれ、今何か光った?」
星野「そうでしたか?根岸さんの方に気を取られていたもので全く気がつきませんでした」
根岸「それはもういいよ!」ビシッ
さくら「イヤ~、オ待タセシマシタ」スタスタ
マミ「きゃあっ!!さくらちゃん変装はどうしたの!?」
さくら「コノ姿ノ方ガ宇宙ノ説明ニ向イテイルカト思イマシテ」
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:46:49.72 1Du9moeKP
ブラムはまだですか
347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:48:03.26 //SKK5Qn0
>>344
とよ田みのる作品とのクロス
基本は「友達100人できるかな」(俺は読んでない)
そこに「ラブロマ」の主人公カップルが出張中
「FLIP-FLAP」の登場人物は出てるのかな?
348:アフタヌーンは残念ながらもうこの二人で終わり
11/10/26 22:50:23.30 qxcGlSE/0
さくら「スイマセン、コノお店のみなさんの記憶は消しておきマスネ」ピッ
マミ「また毒電波……大丈夫なのかしら、なんかみんな生気が抜けたような顔してるけれど……」
さくら「トコロデ、無事にお友達になれたようですが如何デシタか?」
マミ「そうね、恋愛もやっぱり悪くないのかなって思えたわ……」
さくら「20人目にして初めての異性のお友達デスネ!オメデトウゴザイマス、遂にマミさんにも男っ気が出てきマシタね!!」
マミ「そういえばそうねえ……って、大きなお世話よ!」
さくら「ヒュゥ~♪」
マミ「それ流行ってるの?よく考えたら、鹿目さん家のたっくんが……って、子供相手に何を言ってるのかしら私は……
それより、さくらちゃんはどう思うの?地球人の恋愛に関して」
さくら「私デスカ?ンー……そのお話はよしマショウ、私は中立的観測者デスカラ」
マミ「そうなの?さくらちゃんにもそういう恋愛感情とかあるのかなって期待してたのに……」
~~~~~~~~~~
349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:52:52.41 qxcGlSE/0
さくら「こうして、見事さんぷるは対象者と友達を成立させマシタ」
宇宙人6「地球人の恋愛というものは、中々に甘酸っぱい物なのだな」ドキドキ
宇宙人9「ああ……なんというか、こう、キュンとするな」
さくら「さらにさんぷるは、もう一人のメスの方にもかうんたーをせっとシマシタ」
\ナ、ナンダッテー!?/ \ダガタシカニ、フンイキハヨカッタゾ/
~~~~~~~~~~
根岸「そうなのそうなの、あれったらさー」キャピキャピ
マミ「えー、そうなんですか?意外ですねー」キャピキャピ
さくら「ホント男の子っタラー」キャピキャピ
星野「……あの、一体何の話をしているのですか?」
女子「男には分かんない話よ?ねー?」ねー
カッ
~~~~~~~~~~
さくら「女の子同士話が盛り上がったのか、あっさりと友達を成立サセテしまいマシタ」
宇宙人4「やるなーさんぷるは!」
~~~~~~~~~~
350:後のまどか関係以外の友達候補は群馬繋がりで
11/10/26 22:55:22.95 qxcGlSE/0
根岸「そうだ!マミちゃんメアド教えてよ!」
マミ「えぇ、どうぞ」
マミ(根岸由美子さんか……あれ?どこかで聞いたことがあるような…………あっ!)
マミ「あの、星野さんの下の名前って、ひょっとして星野一さんではないですか!?」
星野「えっ、そうですけど、どうしてそのことを……ま、まさか俺のことをストーカーしてたんじゃ……」ガクガク
根岸「明らかに今までの反応はストーカーじゃなかったろっ!」ビシッ
マミ「……夢、きっと叶うと思いますよ」
星野「はい、ありがとうございます」
マミ(10年後、日本人初の火星探査船のクルーとして選ばれたのが星野一さん……
そして、ヒューストンに向けて放った第一声が……)
「根岸さん!!!火星から帰ったら俺と結婚して下さい!!!」
マミ(その相手が根岸由美子さん……この世界でも、二人が結ばれるといいわね)
fin
~~~~~~~~~~
351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:55:51.46 HRP0Z9iD0
まみまみ
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:57:45.33 qxcGlSE/0
エェーエーエーェー エェーエーエーェー♪
さくら「参考あにめーしょんは以上デス」
宇宙人1「さんぷるが恋愛感情を取り戻しただけで本当に友情が成立するのか?」
宇宙人2「確かに、あのオスの気持ちもよく分からない、感謝だけで親愛度が上がるとは……」
宇宙人3「元々事故のようなせっとだった。不注意で世界を危険に晒していたし……」
さくら「デスガみなさん中々楽しんでおられたノデハ?」
宇宙人4「確かに、こういう甘酸っぱい話は聞いてて面白かったかも……」
さくら「さんぷるは持っていたのです……愛を!」
さくら「そして気付いたのです。愛に立ち向かうコト、それもまた愛なのデアルと!
愛がある故に、人の愛を知ることができ、互いに歩み寄ることができるのデアルと!」
宇宙人5「バカな!いくらなんでも決め付けすぎではないか!?試験はまだ始まったばかりだぞ」
さくら「あくまで私のふぃーるどわーくを通しての個人見解デス。シカシ新たな視点から見ることで分かるコトもあるのデス
さんぷるが恋愛感情に気付いたように、私もまた彼らの立場に立って気付きマシタ。さんぷる……イヤ」
さくら「マミさんは確かに愛を持っている」
さくら「私はマミさんが大好きです」
\オオー!/ \キャーキャー/
353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:58:35.52 HRP0Z9iD0
まみまみ
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 22:59:44.41 qxcGlSE/0
さくら「今回で一気に21人目…20人達成のぷれぜんと、及び先程の報告の理由により……」
さくら「早期試験終了を視野に入れた試験第二段階へのすてっぷあっぷを申請しマス」
シリウス「……よかろう」
\オオー!/ \イイゾイイゾー/
さくら「ソレとシリウス議長、実はもう一つ頼みたいコトがあるのデスガ……サアサア、入ってきてくだサイ」
QB「やあ、お邪魔させてもらっているよ……僕らと同じくらいか、それ以上に文明が発達しているようで大変興味深い」
シリウス「ふむ、これはまた珍しい客だ……なぜ地球人以外の異性人がここに?」
さくら「ハイ、ソレには宇宙のエネルギー問題と先程の魔法少女が関係してくるので、少々説明させて頂きマス」
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:01:17.38 wgTe8y1U0
キマシタワー
356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:01:19.67 qxcGlSE/0
ざわっ…ざわっ…
\ソンナコトニナッテタノカ/ \オレモキイタコトガアルゾ/ \タイヘンソー/
さくら「そこで、試験中の例の装置をさんぷるの30人達成記念に、実用実験も兼ねてぷれぜんとしたいと思うのデス」
シリウス「……確かにいいアイデアかもしれないが、アノ装置を任せるにはまだまだ時期尚早ではないかね」
さくら「しかし、コノ短期間で友人の数は既に20人を超えておりマス……十分責任を持てる…信頼できると私は考えマス」
QB「僕らとしても、見せてもらったあの装置の有用性が証明されれば、
より効率よくエネルギー回収ができるわけだから、お願いしたいところなんだけどな」
シリウス「うーむ…………いや、やはり早すぎる。せめて50人の友達を作るまでは見送ろう」
\ソウダソウダー/ \マダワカンナイシナ/ \ヤバンナシュゾクダッタラタイヘンダ/
さくら「……分かりマシタ……それでは、これにて報告は終了デス」
━現在友達21人━
357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:03:04.99 4i8VgeuF0
「ラブロマ」最終回ネタまで入れやがった……すげえ……
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:07:47.55 qScN1UhuO
ググったらゲーセンに置いてある名も知らぬパチンコ玉のボードゲームの漫画書いてた人か、自分も読んでたな
359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:08:51.15 qxcGlSE/0
それから数日後
今日は呉キリカについて調べるつもりだった
暁美さんの資料によると、私とクラスは別で、どうも不登校になっているらしい
様々な人に聞いてみたが、あまり期待した答えは返ってこなかった
放課後、帰り道
マミ「はぁ~、結局まともな情報はなかったわね」
さくら「一体ドノような情報をお求めだったのデスカ?キリカさんのお友達を探していたようデスガ」
マミ「呉さんのお友達なら呉さんのことをよく知っているでしょう?
そこから友達になれるチャンスが出てきたかもしれないのに」
さくら「オヤ?マミさんは敵であるハズのキリカさんトモお友達になるおツモリで?」
マミ「正直、まだまだワルプルギスの夜に向けて戦力が足りないのも事実だもの……仲間になってくれれば心強いわ」
マミ「それに、鹿目さんが魔法少女にならないよう私達が動いてきたもの
これであの二人の目的はなくなるわけだから、話せば分かってくれるはずよ」
さくら「フゥー…敵でアルと向こう側が認識してイル以上、ソウうまくいくとは思えマセンガ……」ヤレヤレ
マミ「やってみなくちゃ分からないでしょう?」
360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:14:02.06 6fyDRt/l0
支援
361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:18:47.06 qxcGlSE/0
さくら「そういえば、私が今朝ぷれぜんとしたアレはお使いにならないのデスカ?」
マミ「ああ、『グループセット』機能のこと?タイミングがあればね……」
~~~~~~~~~~
パチン
マミ「はぁ~…腕が軽い……こんな気持ち久しぶり……!」
さくら「これでヨシっと……マミさん、もう一度腕を出してもらえマスカ?」
マミ「お風呂とか入る時も辛かったのよね…もう何もこわ―」パチン
さくら「トッテモお似合いデスヨ!ソチラのかうんたーが20人達成記念のぷれぜんととなりマス!」
マミ「せめて……せめてもう少し、夢を見せてくれたって……」グスン
マミ「それで、これは何が変わったのかしら?見た目は同じだけれど」
さくら「全くの別物デスヨ…今後のマミさんの試験の行方にも大きく関わる素晴らしい新機能がついておりマス」
362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:19:41.46 qxcGlSE/0
マミ「グループセット…?」
さくら「ハイ、これまで一人ずつでしかせっとできなかったものが複数にん同時にできるようばーじょんあっぷされました」
さくら「経験上お気づきかもしれまセンガ、愛とは不変の確固たるものではありマセン
マミさんのお友達の中には心変わりされた方もいるのではないでショウカ?」
マミ「そんなことないわ!今でもみんな大切なお友達よ!」
さくら「マアマア、怒らずに聞いて下サイ。これは唯の例え話デスカラ」
時に流動し不安定な人の心……友情成立の機を逃さないためにコノ新機能が役に立つのデス」
マミ「……なんとなく分かってきたわ…あらかじめ複数人セットできれば、
ある瞬間だけ友達になれたような人とのチャンスを逃さないってことね」
さくら「その通りデス。これでマミさんも一気にウッハウハデスヨ」
マミ「言い方がいやらしいわね……その機能、もう少し早く手に入っていれば星野さん達との成立も少しは楽だったわね……」
さくら「ヤレヤレ、いやらしいのはドチラなのデショウカ……」
マミ「うっ……ま、まあ、そんなことより学校があるんだから!早く準備しましょう!」
~~~~~~~~~~
363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:21:44.20 o6miorrk0
体は少女心はおばさん乳は大人
それがマミさんじゅっさい
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:24:32.30 qxcGlSE/0
マミ「仕方ないわね、今日は帰って―」
?「ぅああぁあぁあぁぁぁぁ!ないよ!ないよぅー!」
マミ(?何かしらあの子……!あの顔、もしかして)
?「どうしよう!ないよ!ないっよー!もう駄目だ生きていられない!さようなら私!」
マミ「ひょっとして……探し物はこ―」ヒョイ
?「あったー!会いたかったよ!もう離さないから!」
?「君!ありがとう!おかげで私の愛は死なずに済んだよ!お礼をさせてくれないかな、恩人?」
マミ「お礼なんてそんな……」
?「頼むよ!私の愛を見つけてくれたんだから!何かさせてよ!」
マミ「それじゃあ………私とお友達になってくれないかしら?呉キリカさん…?」
キリカ「!…………名乗った覚えはないけど……いや、それより、私に友達は必要ないよ」
マミ「あら、どうして?」
365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:25:55.15 d1MUoQDZ0
元ネタ知らないのばっかりでよくわからないけど何故か読んでしまうな
366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:29:40.87 +z/BFniv0
続きが気になって眠れない
367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:30:18.77 qxcGlSE/0
キリカ「興味がないんだ……くだらない友情ごっこや恋愛ごっこ…そんなくだらないものには、全部興味がない……
ま、それは今の私になるまでの考えだけどね」
マミ「だったら」
キリカ「けど、やっぱり必要ないよね……只一人愛を傾けられる人がいればね」
マミ「そう……なら、その落し物は、それができる大好きな人からの贈り物か何かなのかしら?」
キリカ「……好きとか………そんな軽々しいものじゃない!愛は全てだ!!」
キリカ「好きだの大好きだの愛を単位で表わすような奴は愛の本質を知らない!君は何もわかっちゃいない!」
さくら「ホホゥ、興味深い意見デスネ…デハ、あなたの考える愛とは何なのデスカ?」
キリカ「教えてあげるよ恩人の友人……愛は、無限に有限なんだよ……だから、私は、彼女に無限に尽くす……それが愛だよ」
さくら「ナルホド…愛の形は人ソレゾレと申しマスシ、キリカさんのような考え方もやはり愛というものデショウカ……」
キリカ「へぇ…君は話が分かるね、恩人の友人……でも、恩人は知らないみたいだね」
マミ「そのために、誰かを殺すの?」
キリカ「!?」
368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:34:41.09 qxcGlSE/0
その瞬間、私達の周りに魔女の結界が現れた
話していたとはいえ、魔女の気配に全く気付かなかった
そして、呉さんは魔女に取り込まれてしまった
vs猫の魔女
さくら「オヤ、飲み込まれてしまいマシタが……助けなくてヨロシイのデスカ?」
マミ「大丈夫なはずよ……彼女も魔法少女だもの」パアァン ヘンシーン
さくら「オォ、そうデシタネ」ポン
魔女を内側から切り裂き、呉さんが再び姿を現す
その姿はまさに、『黒い魔法少女』である
キリカ「これは驚いた……私が魔法少女だと既知なんだね…それに、どうやら恩人も魔法少女のようだ」
マミ「ご明察……だったらどうする?私を殺すの?」
キリカ「うんっ!恩人を故人にするのも、無限の中の有限にすぎないよ」
369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:35:36.16 HRP0Z9iD0
まみぃ……
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:39:18.44 qxcGlSE/0
マミ「その行為に意味がないと知ってても?」
キリカ「!……どういう意味だい?私が魔法少女を殺す理由を恩人が知ってるとでも?」
マミ「えぇ……あなたはただ、美国織莉子さんの言いなりに動いているだけ」
キリカ「織莉子?…織莉子を知っているんだね?」
マミ「まあね。そして、この行為自体に意味はなくって、本当の目的はQBの気を逸らして―」
キリカ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
さくら「随分と長いため息デスネ」
キリカ「もういいや殺そう」
マミ「!?ちょっと、まだ話は終わって―」
キリカ「黙れぇ!!!」
371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:44:20.04 HRP0Z9iD0
まみまみ
372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:47:42.54 7uJKSWRPO
夜勤の合間にしえん
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:48:06.91 qxcGlSE/0
キリカ「恩人はもはや邪魔者だよ……消えて♪」ヒュン
呉さんの爪状の武器から繰り出される攻撃を受け止める
しかし待ったなしの攻撃は続き、こちらが攻撃する暇を与えない
動きが速すぎる……いや、確かこちらが遅くされているらしいのだったか
キリカ「次っ次々つっぎ次ぃ!どうしたの?反撃しないの?邪魔者のくせに慎み深いのかな!?あっははははあははははは!!!」
マミ「待って呉さん、話を聞いて!」
キリカ「うるさいなぁ!早くくたばっちゃえよ!あはは、はははははっ!」
魔法の相性は確かに悪いようだ
火力に分があっても私が狙いをつけ発射するまでに彼女は射線から逃れてしまう
拘束魔法もあの武器の前には無力だろう
キリカ「はぁ……飽きたなあ…ここまで死ななかった魔法少女は君が初めてだけど
そろそろ死んでくれないかな?友人はどうっしよっかなー」
マミ「よそ見する余裕があるのかしら?まだ何の決着もついてないのに……結構子供っぽいのね」
キリカ「っ!……だ れ が ここ、子供だぁ!!!!」
マミ「事実でしょう?人の話も最後まで聞かないで、自分に都合の悪いことから目を逸らそうとして、嫌なことから逃げてるだけじゃない」
キリカ「うるさいぃ!!これで終わりだあああ!」
マミ「!しまっ―」
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:48:07.81 eMBC+M8P0
まみまみ、、、
何で俺のIDが >>101 >>122 の奴と被っているの?
IDって他人と頻繁に被るもんなの?
375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:52:18.63 qxcGlSE/0
ガキィィン
キリカ「なっ、なんだぁ!?友人!?」
マミ「さくらちゃん!素手で武器を…!」
さくら「アノままではマミさんが死ぬことにナリそうダッタもので……」
キリカ「そっか……友人も魔法少女なんだね?だったら話が早いや…二人とも殺すよ?」
パシィン
キリカ「なっ…ぶったね!?今すぐころ―」
パシィィン
さくら「二度もぶった……親父にもぶたれたことナイのにぃ!」
マミ「そういうところが子供なのよ、呉さん……黙って話を聞きなさい!分かったら返事!!」
キリカ「!お、おぅ……」
さくら「教師の血が騒いでるようデスネ」
マミ「さくらちゃんもちょっと黙ってて!」
376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:52:19.38 HRP0Z9iD0
まみまみ
377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:54:54.80 wgTe8y1U0
俺もぶってくれ
378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:55:05.02 qxcGlSE/0
マミ「人の話は最後まで聞きなさい。生きていれば人と違う意見になることはしょっちゅうあるわ
それを相手の意見を聞きもしないで自分の意見を推し進めようだなんて、まるで駄々を捏ねる子供のようね」
マミ「人の話を聞いて、そのうえで自分の意見を改めるなり貫こうなり考えていかなければならないの?そういう大人の余裕を持ちなさい」
キリカ「だからって―」
マミ「以上を踏まえたうえで私の話を聞いてもらうわよ?でも、その前に情報を整理しましょうか」
マミ「一つ、あなたと美国さんは見滝原に訪れる災厄を知っている
それと同時に、鹿目まどかが最悪の魔女となることも知っている…そうね?」
キリカ「……知ってるよ」
マミ「二つ、魔法少女の正体を知っているあなた達は鹿目まどかを排除することにした……間違いないわね?」
キリカ「……」コクン
マミ「そこで、QBの気を鹿目さんから別のことに向けさせるために魔法少女を殺したりゆまちゃんの存在を教えたりした……」
キリカ「どうやら邪魔者は優等生らしいね……まるでストーカーだよ」
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:56:14.08 HRP0Z9iD0
まみまみ
380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:56:38.92 qxcGlSE/0
マミ「三つ、あなたは美国さんのためになんでもしてきた……これも間違いないわね?」
キリカ「君はネネちゃんのママの料理かい?……話が終わったんなら、早く続きをやろうよ…?」
マミ「これからが大事な話なの……ワルプルギスの夜は、倒せるのよ」
キリカ「へぇ……そんなわけないだろ?私は織莉子から聞いてるんだよ
それはまさに絶望そのものだって…だからターゲットは契約するんだよ」
マミ「あなたは美国さんの言うことを信じるつもりね……
今、この見滝原に何人の魔法少女がいるか知ってる?あなた達も入れて7人よ
美国さんがどんな未来を見たのか詳しくは知らないけれど、戦力としては十分な数だと思わない?」
キリカ「くくっ、邪魔者は面白いことを言うんだね……もうじっとしてるのも疲れたよ…そろそろ動いていいかな?うん、いいだろ?」
マミ「そうね、いきなり信じてもらうのはちょっと無理な話よね……
なら、信じてもらうために、まずは私とお友達になってもらえないかしら?」
キリカ「まだ言うんだ?言ったでしょ、私には必要ないって」
マミ「いいえ……絶対に呉さんとお友達になってみせる…セット!」カチッ
381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/26 23:59:07.85 HRP0Z9iD0
まみまみ
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:00:45.39 2oD/1RlpO
戦力になんのペット魔女もいんだよな
383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:00:53.52 qxcGlSE/0
キリカ「君は随分酔狂な人だよね……私は魔法少女を殺してるんだよ?」
キリカ「そんな人間とお友達になろうだなんて、優等生というのは訂正した方がいいかな?」
マミ「呉さん…あなた、興味がないだなんて言って、ただ逃げ道を作ってるんじゃないの?
本当は、もっといろんな人とお友達になってみたかったんじゃないの?」
キリカ「んぁ~?逃 げ て る……?くふっ、あははは、あはははははははあっははは!!!!!!!!!!!」
キリカ「あははははぁ~ぁ……………………やっぱり散ねっ!!!!」
呉さんは爪の数を増やし、私に再び斬りかかってきた
受け止めきれず、私は傷を負ってしまった
その瞬間、魔女の結界が一気に崩壊を開始した
キリカ「チッ……しまったなぁ、殺せなかったよ……
キリカ「結界外だと織莉子に迷惑がかかるからね、これ以上はやってらんないよ」シュパァン
マミ「うっ……ちょっと、話は途中だって」
キリカ「次は必ず殺すから、ぜひまた会ってほしいな?絶対、だよ…?」
そのまま走ってどこかへ行ってしまった
384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:02:06.43 3toZ+JWJ0
でも話をきかずにサックリやっちゃったほうがいい相手もいる
インキュベーターのように
385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:06:13.34 BvaLQg+n0
マミ「痛ッ……最後は全力の攻撃だったみたいね…ちょっと傷が深いかも……」
さくら「大丈夫デスカ?」
マミ「平気よ、これくらい魔法で……」
ゆま「てぇーい!マミ大丈夫?」パアァァ
マミ「えっ傷が…?ゆまちゃん、どうしてここに?」
ほむら「魔法少女としての経験を積ませるために私が指導していたのよ…ちなみに、さやかも同じように杏子に指導されてるわ」
ゆま「ゆまはキョーコに教えてもらいたかったのに……」
ほむら「近接武器同士の方が指導しやすいでしょう?」
ゆま「ゆまだって接近戦の方が得意なのに」ブツブツ
ほむら「それで、マミさんはどうしてここに?このあたりに魔女の反応があったのだけれど、魔女にやられたのかしら?」
さくら「イエ、コレはキリカさんの攻撃によるものデス」
マミ「さくらちゃん!」
ほむら「……どういうこと?どうして呉キリカと接触しているの?」
386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:06:24.29 1VrYUBf60
きりきりまみまみ
387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:11:52.21 RAEsIMse0
しえん
388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:12:46.57 BvaLQg+n0
私達は事情を説明した
ほむら「なるほど……無駄なことをするのね」
マミ「暁美さんまで!呉さんだって悪い人じゃないはずなのよ……ただ、ちょっと道を間違えてるだけなの」
ほむら「とにかく、これで二人は危機感を覚えたはず……まずいわね、まどかの身に危険が迫ることになるかもしれないわ」
マミ「私の責任だもの……今から美国さんの家に行くわ。場所は暁美さんの資料に書いてあったところのはずね」
ゆま「そんな…無茶だよマミ!だって、二人とも悪い人なんでしょ!?危ないよぉ」
マミ「大丈夫、話せばきっと分かってくれるはずなの……彼女達の目的も、最終的には私と同じ、世界を救うことなんだもの」
ほむら「私達も行くわ。杏子とさやかにも連絡を取って、それから皆で―」
マミ「下手に大人数で行くと嫌われるわよ……私とさくらちゃんだけで十分」
ほむら「……ならせめて、外で待ってるから…危険があれば、迷わず呼んでちょうだい」
マミ「ありがとう……さ、行くわよさくらちゃん!」
さくら「合点承知の助でありンス!」
マミ「江戸っ子っぽいわよ」
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:14:42.25 BvaLQg+n0
マミ「ここね……」
随分と大きな屋敷だった
そして、その庭先で、彼女は優雅にお茶を嗜んでいた
織莉子「ようこそおいで下さいました」
マミ「あなたが、美国織莉子さんね?」
織莉子「そうです……あなた達が来ることは分かってましたわ」
マミ「初めまして、私は巴マミ。こちらが道明寺さくらさん…そして、それが未来を見る力、というやつなのね?」
織莉子「はぁ……キリカから聞いた通り、やっぱりあなた達は私達の邪魔をするのね」
マミ「邪魔とは失礼ね……私達の目的は同じところにあるのよ?世界を救う、ということはね」
織莉子「無理よ…ワルプルギスの夜、あの魔女は決して倒せない……そして、もし仮に倒せるとすれば、それは最悪の魔女となる彼女だけ……」
マミ「あなたの未来視、どこまでが確かだという自信があるのかしら?」
織莉子「あなた達が来るということは分かっていたと、最初に申しましたわ?確かだったでしょう?」
390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:15:14.66 9mAGpONW0
し
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:16:18.27 3toZ+JWJ0
結局マミさん、友達の事信用してないのね
392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:17:37.30 BvaLQg+n0
キリカ「おやぁ?こっれはこれはお早い再会だねぇ、邪魔者と邪魔者の友人さん?そんなに死にたかったのかい?」
織莉子「キリカ、少し静かにしていなさい。客人のお話は途中なのよ?」
キリカ「うっ……織莉子もそうやって私を子ども扱いするんだね!ひどいよひどいよ!そんな織莉子が……私は大っ好きだよ!」
さくら「相変わらず素晴らしい愛の振りまき具合デスネ、中々興味深いデス」
マミ「美国さん、単刀直入に言わせてもらうわ……鹿目さんから手を引いて」
織莉子「それは無理な相談よ、もはや彼女を始末するしか道は残されていないの…あれを世に解き放ってはいけないのよ」
マミ「今まで私達は、鹿目さんを魔法少女にしないよう様々な手を打ってきたわ そして、ワルプルギスの夜を私達の手で倒してしまえば、それでいいでしょう?」
織莉子「無理だと言っているのに……あれはあなた達5人の力をもってしても倒せるものではないのよ?」
マミ「5人?おかしなことを言うのね、あなた
さっき呉さんに言った通り、この街には私、暁美さん、美樹さん、佐倉さん、ゆまちゃん……」
マミ「そして、呉キリカさんと美国織莉子さんの、全部で7人よ」
マミ「あなた達は戦闘に参加しないつもりなのかしら?」
393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:19:50.60 1VrYUBf60
まみまみ
394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:20:33.92 BvaLQg+n0
織莉子「………なるほど、言われてみればそうね。盲点だったわ」
マミ「なら、私たち全員で戦闘に挑めば勝てる確率は上がると思わない?」
織莉子「それはきっと無理よ……その場に私達がいる未来が見えないということは、私達はもうきっとこの世にいないのね」
マミ「それは……魔女になってしまうということかしら?」
織莉子「……それは分からないわ…でも、見えないということは、いないということに間違いないのよ」
キリカ「そんなぁ!織莉子が死んじゃったら私も死ぬよ!腐って果てちゃうよ!」
マミ「……どうしてそんなに簡単に未来を諦められるの」
織莉子「諦めてなんかいないわ……鹿目まどかは、必ず排除してみせる…例え私達がどうなろうと」
織莉子「それが私の生きる理由なのだから」
マミ「ふぅ……どうしても鹿目さんを殺すというのなら、私にも考えがあるわ」
キリカ「やれやれ…ようやく君と殺り合えるんだね?」
マミ「美国さん、私と…私達とお友達になりましょう?」
395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:23:53.77 BvaLQg+n0
オリキリ「…………はい?」
さくら「マミさん、私最近思うのデスガ、そんな風に見境なく友達を迫るのは何と言いマスカ……
いたいけな少女を狙う不審者みたいで不気味デスヨ?」
マミ「なっ、何言ってるの!?お友達に誘うくらい普通でしょ!?」
さくら「いえ、デスカラ誰かれ構わずというのがデスネ……」
織莉子「あなた……ひょっとしてどこか悪いんじゃないかしら?頭とか」
マミ「大きなお世話よ!」
織莉子「仮にも私達は敵のはずなのに、しかも魔法少女同士でなんて……どうすればそういう発想になるのか甚だ疑問だわ」
キリカ「織莉子、やっぱりこいつらやっちゃっていいよね?私は相手にするのが疲れるよ……」
マミ「あなたにだけは言われたくないわ……それに、まだ落とし物を見つけてあげたお礼、貰ってないわよ?」
さくら「自分で言い出しマスカ……ナントいうか、必死デスネ」
マミ「それは言わないで!」
織莉子「落とし物…?キリカ、どういうことかしら?」
キリカ「えっ!?いや、その、それはだね、織莉子、なんというか、あの、えっとね……」
396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:24:35.17 1VrYUBf60
まみまみ
397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:27:50.19 BvaLQg+n0
織莉子「酷い人ね、私が差し上げたプレゼントを落として、あまつさえ私達の邪魔をする人に見つけてもらったなんて」
キリカ「織莉子ぉ~、そんなこと言わないでよぉ~…うぅぅぅうぅ……そっか……だったら邪魔者を消してしまえばいいんだね!」シュパアァ ヘンシーン
マミ「なんでそうなるのかしら」
織莉子「そうね、鹿目まどかのついでに消してしまいましょうか」シュパアァ ヘンシーン
マミ「交渉決裂ね……ところで二人とも、ソウルジェムが傷つくと私達も痛みを受けることは知ってたかしら?」
織莉子「なんとなくね……さあ、あなたも変身しないの?」
織莉子「―っ!?な、何!?あなた一体どういうつもりなの!?」
マミ「あら、私が何をしようとしたのか分かっちゃったのかしら」ポイッ
キリカ「なんだい?あっさり死んでくれるってことかい?ソウルジェムを手放すなんて」
さくら「よろしいのデスカ、アレを放り投げてしまって」
マミ「こうでもしないと私が敵意を持ってないことも戦う気がないことも、分かってもらえないでしょう?」
398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:30:35.19 BvaLQg+n0
さくら「残念ながら、アノ距離デスと私の静止も間に合うか分かりマセンので、
最悪地球は終末を迎えるというコトにナリマスがあしからず」
マミ「それも仕方ないわね……ここで二人とお友達になれずにワルプルギスの夜と戦っても、きっと勝てないわ」
マミ「そのままもし未来に帰ることができたとしても、私は後悔したまま生きていくことになるでしょうね
多分、チャンスを生かせなかったことに絶望するわね」
さくら「まあ、私も努力はシマスが……」
キリカ「よく分かんないけど、壊すよ?バラよ?いいよね?いいんだよね!?」
織莉子「キリカ!!」
キリカ「っ!?」ビクッ
織莉子「ちょっと待ちなさい…………あなたは、一体何がしたいの?」
マミ「巴…巴マミよ」
織莉子「……巴さん、質問に答えてくださる?」
マミ「少なくとも、これで私があなた達の味方になりたいということは伝わったかしら?
しまったわね、せっかくだからお茶菓子でも持ってくればよかったわ」
さくら「マミさん、ソレだと打算的に思われマセンカ?」
マミ「そ、そんなつもりじゃないのよ…?ただ、一緒にお茶できたらなってだけで……」
399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:31:38.70 1VrYUBf60
まみまみ
400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:32:59.81 BvaLQg+n0
マミ「それに!二人のことをもっと知りたいなって思ったの!ほら、私ったら友達になりたいって言っておきながら、全然知らないんだもの」
織莉子「あら、でも私達の名前や目的は知っていたわよね?」
マミ「あれは例外よ!お友達になるのには、あんまり必要ないものだし……」
キリカ「私は君のことを知りたいだなんて思ってないけどね」
マミ「そうね……それはどうすればいいかまた考えましょうか」
キリカ「ここで壊れる人が何を言ってるんだい……?」
織莉子「…………あなたは、私のお父様がどんな人だったか知らないの?」
マミ「美国さんのお父さん?……知ってるけど、それがどうかしたかしら?」
織莉子「!……」
マミ「私は、今のあなた達と話してみたいの……それじゃ駄目かしら?」
401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:33:59.17 1VrYUBf60
まみまみ
402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:40:34.55 1VrYUBf60
まみまみ
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:45:28.12 RAEsIMse0
支援
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:45:29.95 i/4St1wG0
オヤスミの支援
お昼まで残ってるだろうか
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:45:47.28 BvaLQg+n0
織莉子「……ふぅ~………キリカ」
キリカ「おぅ……やっちゃっていいの?」
織莉子「返してあげましょう」
キリカ「なっ!?織莉子ぉ~、いいの?」
織莉子「少しこの人に興味が湧いたわ、今日のところは引き上げてもらいましょう」
キリカ「チッ……どうぞ、邪魔者」ポイッ
マミ「ありがとう……明日また来るわね」
さくら「学校はドウスルおつもりで?」
マミ「一日くらい休んだって変わらないわ……勉強に関してはね」
織莉子「ホントあなた変わってるわね……あっ、私もあのお店のチーズケーキ好きなの」
マミ「あら、また未来を見たのね?私がケーキを買ってくるっていう」
さくら「ただの催促ともとれマスガ」
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:49:28.15 1VrYUBf60
まみまみ
407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:49:44.46 j4YQ7Za20
杏子のハダカ…ゴクリ
408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:49:46.78 BvaLQg+n0
マミ「さてと、今日はそろそろお暇しましょうか……帰りましょうさくらちゃん」
さくら「せっかくデスノデ、次は織莉子さんの愛を聞かせてもらいマショウ」
織莉子「さようなら」フリフリ
キリカ「いいーーーーっだ!!」
ほむら「大丈夫だったの?」
マミ「明日会う約束を取り付けたわ」
ゆま「マミすごっ!」
マミ「私達のことは気にしないで……少し、ほんの少しだけど、心を開いてくれそうだから」
ほむら「……分かったわ、彼女達のことは任せたわ。頼んだわよ、道明寺さくら」
さくら「善処しマショウ」
さくら「ちなみに、キリカさんの親愛度はいかほどなのデス?」
マミ「んー、2割といったところね……まあ、私の親愛度もそんなに高くはないけれど」
さくら「時間がかかりそうですね」
マミ「ワルプルギスの夜が来るまでに、なんとかなるといいのだけれど……」
409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:49:49.96 x8geE7HS0
まみまー
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:50:55.60 xC5uzU580
キリキリ!
411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:51:17.30 BvaLQg+n0
さくら「マミさんはグループセットは使わないのデスカ?」
マミ「あっ……忘れてたわ」
さくら「ヤレヤレ、宝の持ち腐れトハせっかくの機能が泣いてしまいマス…正常に動作シテいるカ確認したいのデスガ」
マミ「明日ちゃんとやるわよ……そういえば、さっきのあれ嘘なんでしょ?」
さくら「アレ、とは?」
マミ「制止できるかどうか分からないっていうやつ……暁美さんに聞いてたけど、時間を止めれば余裕だったんじゃないの?」
さくら「……ナルホド、ソノ手がありマシタカ」ポン
マミ「あれ!?忘れてた…の?てっきり私の覚悟を理解してもらうために手を貸してくれたのかと」
さくら「カ、勘違いしないでよネ!別にあんたのタメに言ったコトじゃナイんだからネ!!」
マミ「どこかで聞いたことあるような台詞ね」
翌日、私達は学校を休み、美国さんのご希望通りにチーズケーキを買って行った
412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:52:48.84 TIYK8vxs0
早く続きを読まないとマミさんと友達になる前に魔女化してしまう。
助けてくれ
413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:54:20.19 BvaLQg+n0
キリカ「流石織莉子の言った通りだ、ほんとに来たよ」
マミ「巴マミよ、呉さん」
さくら「道明寺さくらデスヨ、キリカさん」
キリカ「うへぇ…織莉子以外のことを覚えるのは御免なんだけどなぁ」
織莉子「私は覚えてるわ。キリカも覚えてあげなさい」
キリカ「織莉子がそう言うんなら……」
マミ「ほら、『U&me』のチーズケーキよ?他にもいろいろ買ってきたし、みんなで食べましょうか」
織莉子「ありがとう……キリカ、お茶を淹れるから手伝って?」
キリカ「分かったよ理解したよ、織莉子」
マミ「あ、私にも手伝わせて?でもその前に……美国さんにセット!」カチッ
美国さんが紅茶を入れ呉さんがケーキを切り分け私がお皿などの準備
さくらちゃんはじっと座って今か今かと待っていた
マミ「こんなところね」
414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:55:02.38 1VrYUBf60
まみまみ
415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:55:57.62 TIYK8vxs0
うめww
416:一先ずオリキリ+αくらいまでいきたい
11/10/27 00:57:14.05 BvaLQg+n0
織莉子「キリカ、紅茶に砂糖は何個入れる?」
キリカ「3個!それからジャムも3杯!」
マミ「まるでシロップを飲んでるみたいね……」
さくら「私もそれでお願いシマス!私も甘いのは好きデスヨ!」
キリカ「邪魔者の……ああー、あれだ、道明寺も分かってるね!」
マミ「ふふっ……さ、食べましょうか」
それから私達は以外にも普通にお話をした
美国さんとは話が合うし、さくらちゃんと呉さんも何やら相性が良さそうだった
ただ、私と美国さんが話していると呉さんに嫉妬深い目線を送られることもしばしばだったので、なるべく皆で話すようにしていた
さくら「ところでマミさん、親愛度のほうはいかがデスカ?」
マミ「さくらちゃん、声が大きいってば……」
織莉子「何の話?」
マミ「ううん、なんでもないのよ」
マミ「二人がいるから後で確認しましょう……ここでそんな話してたら怪しまれるわ」ボソボソ
さくら「仕方ないデスネ。まだ説明はできておりマセンガ、一応正常動作しているようですカラ良しとしマショウ」
マミ「だから声が大きいってば!」
417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:57:49.01 BvaLQg+n0
それからもしばらく他愛のない話をしていたが、ふと口火を切ったのはさくらちゃんだった
さくら「オ二人はドノようにお知り合いになられタのデスカ?」
織莉子「……あなた達には関係ないわ」
キリカ「出合いだの別れだのをいちいち気にしてたら世界は回りまわって夜を迎えちゃうよ」
マミ「……さくらちゃん、デリケートな問題みたいだからあんまり聞かない方がいいわよ」ヒソヒソ
さくら「ソレデハ、ちょっと話しヤスクしてみマショウカ」ポチッ
織莉子「あれはこの間のことなんだけどね~、一人街を歩いていたらね~」ホワー
キリカ「私が織莉子を見つけてさ~、いつかのお礼も兼ねて話しかけたらさ~」ホワー
マミ「さくらちゃんまた毒電波を使ってるの?あんまり感心できないわよ?」
さくら「デハ消しましょうか?チナミニ強制させてるワケではありマセンよ?あくまで話しヤスイ気持ちにしただけデスノデ」
織莉子「私はびっくりしちゃってね~」ホワー
キリカ「それを言うなら私も驚いたよ~」ホワー
マミ「……ごめんなさい二人とも、もう少し見てみたいわ……」
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:58:47.29 BvaLQg+n0
マミ「そう……そんなことがあったの」
キリカ「あんまり言いたくなかったんだけどね~、道明寺がどうしても聞きたいっていうから仕方なくね~」ホワー
織莉子「うふふふ、あんまり面白くなかったかしら~?」ホワー
さくら「イエ、大変興味深いオ話しデシタ」ポチッ
織莉子「……あら?私、どうしてあなた達にあんな話を……」
キリカ「うっがああぁぁぁあーー!!!!!不覚不覚ふっかっくだああぁあああーー!!なんで私ががががが!!!」ガシガシ
マミ「落ち着いて二人とも!私は全然気にしてないから!」
キリカ「とぉおおおもえええぇええ!!それは私達の愛が粉々プリングルス以下の存在って言いたいのかい!?」
マミ「そんなこと言ってないから!!」
織莉子「キリカ、静かにしてちょうだい?」
キリカ「ぅぅううう……」
419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:58:49.01 1VrYUBf60
まみまみ
420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 00:59:47.57 BvaLQg+n0
マミ「いい話だったわよ。二人の愛の深さがとても伝わってきたもの」
キリカ「フンだ、どうせ君にはそんな相手もいないさびしんぼなんだろ?」
さくら「失礼ナ!マミさんは確かニ一人で下校しタリ一人で魔女と戦っタリ一人で大きいけーきを買って食べタリしてきましたガ、
決してさびしんぼではありマセンヨ!」
マミ「さくらちゃんの方がよっぽど失礼よ!?それに、今はもうそんなことないもの!」
キリカ「ふぅーん……あっそ」
マミ「……興味0ね」
織莉子「あなたは本当に酔狂よね、私達の正体を知っていて何をしてきたのかも知っていて、それでもなお私達に踏み込んでくるなんて」
さくら「エエ、コレも不器用なマミさんなりの愛情表現なのデス。許してあげて下サイ」
マミ「それ星野さんの台詞でしょ!」
421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:01:05.54 BvaLQg+n0
織莉子「私はたくさんの人を殺してしまったの……今さら無駄にはできないわ
なんとしてもあの災厄を断つ、それが私の生きる理由だもの」
マミ「美国さん……何でも一人で背負わないで?重すぎるものを持っているなら、私も持つから
そうすれば、少しは楽になるでしょ?」
マミ「あなた達のやってきたことは間違っていたかもしれない……でも、まだ間に合うと思うの
私も一緒に背負ってあげるから…だから、一緒に手を取って戦ってほしいの」
織莉子「…………へぇ、あなたはキリカと同じことを言うのね」
マミ「へ?」
キリカ「パクったなこのパクリ野郎!!パックリ頭から割ってやろうかぁあん!?」
マミ「待ってよ、わけが分からないわ!」
織莉子「キリカも言ってたわよね?」
キリカ「えぇ?……そりゃ、似たような言ったけど」
422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:01:41.51 1VrYUBf60
まみまみ
423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:04:36.22 BvaLQg+n0
織莉子「キリカはね」
『重すぎる荷物を持ってるようなものかな?なら、私が半分持ってあげよう』
『だから、一緒に行こう』
織莉子「って言ってくれたのよ」
さくら「キャー!情熱的な告白デスネ!!」ヒューヒュー
キリカ「やめてよ織莉子ぉ~こっ恥ずかしいってば!」
マミ「それって私の台詞も恥ずかしかったってこと…?」
さくら「マミさん今さらデスカ?」
マミ「そんなに頻繁に言ってないわよ!?」
マミ「……でも、二人で持つより三人で持った方が軽くなるわよね?」
その時、私達の間に緊張が走った
この気配は、恐らく魔女がすぐ近くに―
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:09:55.32 1VrYUBf60
まみまみ
425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:10:08.68 xC5uzU580
マミおりキリ来てるね…
426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:11:53.53 BvaLQg+n0
vs鎧の魔女
マミ「白昼堂々人の家に登場なんて、いい度胸してるじゃない」
キリカ「ああ、前からあるといいなって思ってたんだよね、この家にあると言いなってさ
ブルジョワは家に鎧を置くのがしきたりなんでしょ?」
織莉子「初耳だわ……」
さくら「ヤレヤレ、オ茶の邪魔はしないで貰いたいデスネ」ズズー
キリカ「フン、こんな奴私一人で十分だよ」
織莉子「えぇ、任せるわ」
美国さんは変身もせず、座ったままお茶を嗜んでいた
呉さんはというと一人で特攻し、凄まじい速度で魔女を斬り裂いていた
やはり攻撃に関しては流石と言うべきである
織莉子「―!キリカ後ろよ!」
マミ「危ないっ!!」
私はとっさに銃撃で、呉さんに迫っていた後ろからの攻撃を防いだ
キリカ「余計なことはしなくていいんだよっ!!!!
魔女はそのまま粉々に砕け散った
427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:13:19.48 RAEsIMse0
おやすみ支援なさい
428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:18:53.47 BvaLQg+n0
マミ「!!織莉子さん!」
織莉子「!」
魔女の欠片が危うくテーブルにぶつかりそうになり、私はリボンで縛り上げて落下を食い止めた
キリカ「全く、私達の邪魔をするなんてとんだ間女だよ」
マミ「さくらちゃんも怪我はない?」
さくら「大丈夫デス、けーきも無事デスヨ」モシャモシャ
織莉子「……ねえ、今」
キリカ「やっほー!グリーフシードゲットしったよー織莉子!」
マミ「やったわね!……私はいいから、キリカが使って?」
キリカ「?元よりそのつもりだけど、何を血迷っているんだい君は?」
マミ「……そこまで言われるほどかしら?」
429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:23:44.91 irbOvt/iO
明日の朝までもってくれ
430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:24:13.67 BvaLQg+n0
織莉子「……巴さん…今私のこと、なんて?」 ピピピ
マミ「今…?……あっ!」
そういえば、どさくさに紛れてつい名前を呼んでしまったのだった
マミ「ごめんなさい、二人とも名前で呼び合ってるからつい……それにほら、このほうがお友達っぽいかなって」
マミ(実際名前とかあだ名で呼んだら仲良くなれた、ってこともあったものね)
キリカ「うわぁ、グリーフシードが黒くなっちった」
さくら「ちょっとソレを見せてくれマセンカ?」
キリカ「構わないよ、ほれ」ポイッ
さくら「ナルホド……これ貰っても宜しいデスカ?是非研究したいのデスガ!」
マミ「さくらちゃん、それを放っておいたら魔女が孵化するわよ?危険だからやめた方がいいわ」
キリカ「???いいけど、研究だなんて素人にできるわけないじゃん」
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:27:56.06 xC5uzU580
使用済みGSから魔女って孵化するの?
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:29:26.82 BvaLQg+n0
さくら「ご心配には及びマセン、母船に送って管理シマスので」シュイン
キリカ「へぇ、道明寺は手品師だったの!?そいつは凄い、是非巴もワンツースリーで消してみてくれないかな?」
マミ「どういう意味よ!!……まあ、さくらちゃん達なら大丈夫そうだけど」
織莉子「―!あっ…これは、まさか…………いえ、でも何かが違う……何かしら……」
キリカ「お、織莉子…?」
織莉子「…………未来が見えたの…ワルプルギスの夜が消滅していく結末……」
マミ「!それは……誰が倒したの?」
織莉子「………8人の魔法少女よ」
マミ「8人?」
さくら「現在この街にいる魔法少女ト数が合わないノデハ?」
織莉子「でも、誰も魔女にはならなかった……それに、1人だけ私達と違って何かがおかしかった」
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:30:54.28 BvaLQg+n0
キリカ「それより織莉子!そんな未来今まで見たことなかったんじゃないのかい!?」
マミ「そうよ、織莉子……それってつまり、私達と一緒に戦ってくれるつもりになってくれたのね」
織莉子「……それが私の運命となってしまったのなら、私は受け入れるつもりよ」
マミ「ありがとう織莉子!」
キリカ「そ、そんなぁ~」
マミ「キリカ」
キリカ「……なんだよ巴」
マミ「お願い、私達と一緒に戦って」
織莉子「キリカ……私と一緒に来て」
キリカ「えぇ~!?……ん~、あ~、え~…………」 ピピピピ
キリカ「分かったよ、織莉子がどうしてもっていうんなら、私も協力するよ、うん」ポリポリ
434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:31:29.78 1VrYUBf60
やったー!
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:32:45.56 TIYK8vxs0
つ、次は私が友達になるばんだな!
楽しみだなっ!
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:35:10.62 BvaLQg+n0
マミ「キリカ!ありがとう…ほんとにありがとう!」
キリカ「言っとくけど!手を組むだけだぞ!べっつに友達なんてもんになるつもりはないからな!!!」
ピカッ
キリカ「そこんとこ間違えるなよっ!!」
マミ「……そうね、それでもいいわ」
マミ(私の気持ちを受け入れてくれただけで、今は十分よ)
さくら「やりましたネマミさん。詳しい説明抜きにグループセットを使いこなすとはオ見事デス!!」
マミ「詳しい説明…?」
さくら「夢のはーれむにまた一歩近づきマシタネ」
マミ「そんなもの目指してないわよ!」
キリカ「巴……流石の私もそれは引くよ」
マミ「あなたねぇ!」
437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:42:21.08 he8O8ww40
気のいいゲーセン連中も来ないかなー
438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:43:35.44 BvaLQg+n0
マミ「とにかく、二人ともありがとう……今度魔法少女の顔合わせ会をやりましょう」
キリカ「はぁ!?なんで私がくだらない慣れ合いを―」
織莉子「参加しましょう」
キリカ「織莉子ぉ!?ほんとにどうしちゃったんだよぉ……なんで急に乗り気なのさ?」
織莉子「協力するというのなら当然の選択よ、あなたも楽しみましょう?」
キリカ「うへぇ……」
織莉子「ねえ、そろそろお昼だけれど…軽いものを用意するから食べて行かない?」
マミ「いいの?……なら、お言葉に甘えさせてもらうわ」
それから軽い昼食を取った後しばらく雑談し、私達は帰ることにした
マミ「今日はありがとう。また連絡するから……それじゃあ、またね」
さくら「お邪魔しマシタ」
織莉子「さようなら」フリフリ
キリカ「フンだ」
織莉子「…………それにしても、あれはどういうことだったのかしら……」
439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:45:24.57 BvaLQg+n0
マミ「そうだわ、暁美さん達に連絡しとかないと……」
さくら「予定より早くオ友達になれましたネ。順調過ぎて気持ち悪いくらいデスヨ」
マミ「そこまで言わなくっても……」
マミ「ところで、グループセットの詳しい説明って一体何なの?」
さくら「ンー……ソレはまたオ使いにナラレた時にした方がよいかト」
マミ「それもそうね」
暁美さんが言ったように敵になることもなく、無事に友達になることができた
もう私がいた世界とは何もかもが違う
最後に織莉子が言った8人という言葉も気になるけれど、きっとワルプルギスの夜も倒せるだろうと思う
いえ、必ず倒して見せる
━現在友達23人━
440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:45:44.21 1VrYUBf60
まみまみ
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:47:25.45 LeGrBQ9f0
シャルちゃんかな
442:しばらくマミさん以外まどかキャラ出ません
11/10/27 01:51:39.51 BvaLQg+n0
ワルプルギスの夜襲来、そのちょっと前の休日
さくら「本日はワザワザ電車を乗り継いで、ドチラにお出掛けなのデスカ?」
マミ「もうすぐワルプルギスの夜が来るじゃない?そうなったらいろいろと忙しくなりそうだから、その前に会っておこうと思って」
さくら「ホゥ、一体誰なんデス?もしや未来の旦那様を迎えに…!?」キラキラ
マミ「なんの話よっ!?相生先生よ、相生先生!
本当は未来に一度帰ったあの日から会ってみたいと思ってたんだけどね」
さくら「なーんだ同性かよ…チッ、つまんね」
マミ「さくらちゃんそんなに口悪かったかしら…?」
私達は一度相生先生に聞いたことがあった記憶を頼りに、時定駅で降りた
このあたりの高校に通っていたらしいのだが
マミ「とは言っても、そう簡単には見つからないわよ―あっ」
\アリガトーゴザイマシター/
ゆっこ「フッフッフー……今の私にかかれば大工コーヒーでの注文など、所詮明日の私への踏み台でしかないのだよ……」ブツブツ
さくら「どうかしマシタカ?」
マミ「……いえ、流石相生先生だわと思って」
443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:57:39.97 1VrYUBf60
まみまみ
444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 01:58:21.12 BvaLQg+n0
マミ「運よく見つけたと言っても、なんて声かけるべきかしら……いきなり近づくのも不自然だし」
さくら「驚きデス、マミさんにもソノような気持ちがあったのデスネ。すとーきんぐ行為は堂々としておられマスガ」
マミ「さくらちゃん、最近辛辣すぎない?」
マミ「知り合いならともかく、完全初対面の人に話しかけるのって難しいわね……」
さくら「いつまでもウジウジしないノ!勇気を出して告白しに行くのヨ!」バシバシ
マミ「痛ッ…今度は何キャラなのよ……」
さくら「コノ国には当たっテ砕けろ、トイウ素晴らしい諺があるトカ?」
マミ「砕けたら駄目じゃない!」
ゆっこ「おっ、ヒカルちゃんだー!スラマッパギー!!」
さくら「ア~ア、ドウヤラお知り合いと出会ってしまったようデスヨ。これでますます声がかけ辛くなりマシタネ!」
マミ「しまったわ……どうすればいいかしら……」
445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:00:03.98 he8O8ww40
なんだかとってもイナフじゃねえか・・・
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:00:31.06 BvaLQg+n0
ヒカル「あらあら…珍しいこともあるのね……ゆっこ、後ろの人を見てみて」
ゆっこ「えっ?なになに?後ろの人がどうかしたの?」
マミ「あれ、もしかして私のこと?」
「…………」
ゆっこ「ああーーーーっ!!!!それっ!それー!!」
マミ「?………あっ!?」
相生先生の左腕に巻かれていたもの
それは間違いなく、私の身につけているものと同じ、『カウンター』だった
マミ「どういうことなの…?私以外にも、未来から来た人がいたっていうの……」
447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:03:21.12 TIYK8vxs0
地理の予習はバッチリ!!!
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:07:46.31 BvaLQg+n0
ゆっこ「良かったー!私以外にも未来から来てた人がいたんだねー!
私一人だったら今頃地球は滅んでたかもしれないもんね!!握手握手!」
マミ「はぁ……そうね!まあ、なんにしても、また会えてうれしいです、相生先生!」
ゆっこ「あれぇ?私まだ名乗ってないのに……私達、どこかで会ったことありましたっけ?」
マミ「えっ?だって、私達二人で小学校で先生を……」
ゆっこ「えぇ!?そりゃ、私も学校の先生やってましたけど、あなたみたいな人はいなかったような……」
ゆっこ「あっ、もしかして荒井先生!?壮絶なイメチェンでもしたとかですか!?」
マミ「いや、私の名前は巴マミですけど……相生裕子さん、よね?」
ゆっこ「い、え~す!そうだよねえ、荒井先生男の人だしねえ」
マミ「誰と間違えられたのよ」
ゆっこ「……でもでも、これってなんかおかしくないですか?だって、あなたも未来から来た『レポーター』なんですよね?」
マミ「レポーター?」
ヒカル「ゆっこ、レポーターじゃなくて『リピーター』よ」
ゆっこ「そうだっけそうだっけ?ついうっかり……」
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:13:49.64 BvaLQg+n0
マミ「ちょっと待って、状況を整理しないと何がどうなってるのかさっぱり分からないわ……」
マミ「とりあえず自己紹介をしましょう。私は巴マミ。
今は15歳だけれど、元の世界では30歳、桜井小学校で教員をしているの」
マミ「そしてある日、宇宙人達に友達を作れという試験を与えられて、タイムスリップしてこの世界に来たの」
さくら「私がマミさんの監視役デス。コノ世界では道明寺さくらと名乗っておりますので、さくらちゃんとでも呼んで下サイ」
ゆっこ「私は相生裕子、同じく未来だと31歳で、えーっと、私の場合は高崎小学校で働いてて……
あっ、麻衣ちゃんは中村小なんだけど…って知らないかな?」
ゆっこ「未来から来た理由は一緒って感じかなー……そうそう今は時定高校に通ってるの!
なんかねー、元々小学生まで遡るらしかったんだけど、変な都合で高校生になっちゃったんだってさ
高校生は大変なんだから、そこんとこ気を使って欲しいもんだよね」
マミ「そ、そうね……」アハハ
ヒカル「私はヒカル、笹山ヒカル。ゆっこの監視役よ……ヒカルちゃんって呼んでね」
マミ「んー、とりあえず、ここで話すのもなんだから、どこか落ち着けるところに移動しない?」
さくら「出タ!マミさんの必殺、お茶しながらの勧誘とーく!!」
マミ「出たとか言わないでよっ!」
ゆっこ「いいねいいねー!ほんじゃあまあ、また大工コーヒーに行っときますか!」
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:15:59.14 1VrYUBf60
まみまみ
451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:18:45.88 bj5ttRz60
みまみま
452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:19:09.44 BvaLQg+n0
ゆっこ「ねえねえどうだった?私の華麗なる注文っぷりは?見惚れるほど鮮やかだったでしょ!?」
マミ「え、えぇ、まあ……」
ゆっこ「流石は私……もはや救世主としての勢いはとどまるところを知らないってことかな!!」
マミ(未来でも自慢されたことあったけれど、一体何がそんなに自慢だったのかしら…?)
ゆっこ「で、何話すの?」
マミ「それなんだけど…相生先生の時の首相って誰だった?」
ゆっこ「えぇー?誰だっけなー……うーーーん………んーーーーー……」
マミ「……あの、質問変えようか?」
ゆっこ「見くびらないで!仮初にも、私だって何時までも馬鹿だったわけじゃないんだからね!」
マミ「そこまで言ってないのだけれど……」
ゆっこ「そうそう思い出した!確かウロフチ首相だよ!」
マミ「うーん、そこからすでに私がいた世界と違うわね……
私の世界だと、その人は既に暗殺されちゃってアラフサって人が首相になってるのよね」
ゆっこ「何それ怖っ!!」
453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:24:21.00 BvaLQg+n0
マミ「さくらちゃん達がいつだったか言ってたわよね……この時間を中心に無数のパラレルワールドが広がっているって」
さくら「ハイ、幾つもございマス。無駄に増やさぬようにしておりマスし」
ヒカル「私達はパラレルワールドの存在を認識しているの」
マミ「つまり、私と相生先生の時間軸は全く違うってことね」
ゆっこ「?…ドユコト?」
店員「お待たせしましたー」コトッ
店員に運ばれてきたコーヒーで一息入れ、説明を再開する
マミ「とある事情で数多くのパラレルワールドが出来上ってしまった……
戻ってきたこの世界は共通していても、未来は二人とも別々の世界」
マミ「だから、相生先生が来た未来では私と面識がなくっても何ら不思議じゃない
ひょっとしたら、私が既にいなくなっている世界なのかもしれないわ……」
さくら「見て下サイ、持ってきた角砂糖デたわーを作りマシタ!」
ヒカル「凄いわ、何十段あるのかしら」
ゆっこ「おおー!さくらちゃんスゴイ!」
マミ「私の話聞いてるの…?」
454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:28:12.54 1VrYUBf60
まみまみ
455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:33:03.58 BvaLQg+n0
ゆっこ「ようするにー、私らは別々の世界だから知らない者同士なのは当たり前、ってことでしょ?」ズズー
マミ「そうね…いわば私達は無関係だから、多分どちらかが試験に合格しても互いの世界に影響はないってことよね」
ゆっこ「ブーーッ!!!」
マミ「ちょっ、相生先生大丈夫ですか!?」
ゆっこ「ゲホッゲホッ…だ、大丈夫……ちょっとびっくりしただけだから……しまったー!謀られたー!」
マミ「誰に…?」
ゆっこ「そっかー、結局私が頑張るっきゃないってことかー」トホホ
マミ「まあ、難しい話はこれまでにしておきましょう。今日は相生先生に会いに来てよかったわ」
ゆっこ「私に?なんでまた?」
マミ「未来だと、私達は同僚ってだけじゃなくってお友達だったから……この時代の相生先生にも会ってみたかったの」
ゆっこ「ふーん、そうなんだぁ……」
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:37:51.31 1VrYUBf60
まみまみ
457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/27 02:41:44.16 BvaLQg+n0
ゆっこ「よぅし!じゃあ、マミちゃんにセット!」カチッ
マミ「へっ?」
ゆっこ「未来の私が仲良くなれたんなら、きっと今の世界でも仲良くなれると思うわけですよ!」
ゆっこ「私と友達になりましょう!」バッ
マミ「あ、相生先生…!」
ゆっこ「もう、やだなー!せっかくだからゆっこって呼んでよー!皆そう呼んでくれてるんだしさ!」
マミ「そうね……ちょっと恥ずかしいけど……じゃあ、ゆっこにセット!」カチッ
マミ「私とお友達になってください!」
カッ カッ
ゆっこ「おおー!やっぱり私達、相性が良かったってことですね!?」
マミ「良かったわ……本当に」