11/10/05 01:31:25.71 QhfO0qdD0
恭介「僕の手は二度と動かないんだよ……奇跡か魔法でもない限り……」
さやか「……あるよ。奇跡も魔法も、あ……」
さやか「あぁッ！？」
恭介「！？」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:32:16.18 1xD9zani0
さやかの身に一体何が！？答えはCMの後で！
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:32:19.13 4a/6kVwM0
さやか「ベホイミ！！」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:32:35.48 QhfO0qdD0
さやか「………」
恭介「な、何だよ、さやか。突然大声出して……」
さやか「い、いやー、別に？何でもない何でもない！」ﾀﾗﾀﾗ
恭介「………？」
さやか(……そういえば、あの時)
――――――――――
―――――――
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:32:56.57 wZGS3OS20
さやさや？
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:36:17.80 QhfO0qdD0
恭介父『さやかちゃん、君に頼みがある。これを預かっていて欲しいんだ』
さやか『え、これって……恭介のバイオリンじゃないですか！なんであたしなんかに！？』
恭介父『……怪我の具合が一向に良くならなくてね。どうやら、恭介は自暴自棄になってしまっているようだ』
恭介父『もうバイオリンは見たくない、処分してくれと……私に頼んできたんだよ』
さやか『………』
恭介父『だが、私は諦めたくないんだ。父親として、恭介の夢を叶えてやりたい。例え完治する可能性がほとんど残っていなくとも……』
さやか『おじさん……』
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:37:22.29 wZGS3OS20
さやさや
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:38:19.57 LsyO4Dnj0
レイニーデビルかと思ったのに
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:41:19.16 QhfO0qdD0
恭介父『もしも……もしも奇跡が起こって、恭介の腕が治った時のために。あいつの楽器を残しておいてやりたいんだ』
恭介父『だから、君にこれを預かっていて貰いたい。あいつの演奏を、いつも素敵な笑顔で聴いてくれていた君にね』
恭介父『……頼めるかい？』
さやか『おじさん……！わかりました！』
さやか『あたしに任せてください！責任持って預かります！！』
――――――――――
―――――――
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:43:01.15 wZGS3OS20
さやさや
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:46:43.50 QhfO0qdD0
さやか(で、預かったのはよかったんだけど……)
さやか『恭介の、バイオリン………』ｺﾞﾄｯ
さやか『うわ、すごく使い込まれてる。……あいつ、本当にバイオリン馬鹿だったからなあ』
さやか『恭介……』ｸﾞｽｯ
ｶｻｯ……
さやか『え』
G様「ﾊｰｲ!」
ﾌﾞｰﾝ
さやか『ぎゃああああああああ！！！？』ﾌﾞﾝｯ
ﾊﾞｷｯ
――――――――――
―――――――
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:47:37.35 3Af+Cce40
流石さやか
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:47:43.78 wZGS3OS20
さやさや……
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:48:10.61 y15pASt30
ばか野郎
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:48:14.84 yxSWxx1X0
喘いでいるのかと
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:48:33.14 tOEQAWMz0
G相手じゃ仕方ない
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:51:27.78 QhfO0qdD0
さやか(壊しちゃったんだったあああ！！)
さやか「………」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
恭介「さやか……？凄い汗だけど、大丈夫かい？」
さやか「えっ！？あ、ああ！今日は暑いねー！！」
恭介「……？」
さやか「えーっと、何の話だったっけ！ あ、そうそう！恭介の手！恭介の手の話ね！」
恭介「え、あ、まあ……」
さやか「手、もう動かないんだっけ！いやー恭介も大変だね！さやかちゃん同情しちゃうよ！」
恭介「さやかは僕をいじめてるのかい？」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:52:01.72 wZGS3OS20
さやさやかみかみ
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:55:23.67 4a/6kVwM0
URLﾘﾝｸ(beebee2see.appspot.com)
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:55:25.63 QhfO0qdD0
さやか「だ、大丈夫だって！奇跡も魔法もあるんだよ！うん！」
恭介「………」
さやか「あ、あたし今日は帰るね！ちょっと用事思い出しちゃって！」
恭介「………」
さやか「それじゃあね、恭介！ちゃんとCD聴きなさいよ！また明日くるから！」
さやか「奇跡も魔法もあるんだからね！それじゃ！」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ ﾊﾞﾀﾝ
恭介「………何だったんだ……」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 01:59:30.34 +ODxI0bx0
このさやかちゃんはオクタヴィアにならない
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:01:28.69 QhfO0qdD0
さやか「キュゥべえ！いるんでしょ！」
QB「やあ、さやか。その様子だと願い事は決まったようだね」
さやか「決まったよ！だから早く契約してよ！」
QB「随分と乗り気だね。僕としてはそのほうが嬉しいけど」
QB「それじゃあ、早速契約といこう。君の願いを言ってごらん」
さやか「あたしが預かってた恭介のバイオリン！あれを元通りにして！」
QB「合点承知の助さ！」
QB「………えっ？」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:03:07.52 wZGS3OS20
さやさや？
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:05:06.38 Xif5hpNR0
さすがあほのこ
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:07:21.16 iD7ix0zc0
これはアホの子
でもなぜか魔女になるきがしない
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:07:27.06 QhfO0qdD0
さやか「何してんのよ！早く契約してよ！」
QB「えっ、いや、その。今のは僕の聞き間違いかな？バイオリンを直せと言われた気がするんだけど」
さやか「そうだよ！あれ壊したのがばれたら恭介に嫌われちゃう！」
QB「ええー………」
さやか「ほら、早くしてよ！こっちは一刻を争うのよ！」
QB「……まあ、君がそう言うのなら。本当に後悔しないね？」
さやか「後悔なんてあるはずない！」
QB「わかったよ……契約は成立だ」
QB「君の願いはエントロピーを……… えっ」
さやか「？」
QB「エントロピーを凌駕しない……だと……？」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:08:34.67 MXzCUOKu0
わけがわからないよ
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:09:23.92 is812GxGP
>>11
さすがというかなんというか。
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:12:07.41 QhfO0qdD0
さやか「な、何よ。まさか叶えられないなんて言うんじゃないでしょうね」
QB「……いや、確かに契約は成立した。 ………はずだよ、多分」
QB「恐らく、そのバイオリンも元通りになっているだろう……きっと」
さやか「なんだ、脅かさないでよ……」
QB「……まあ、いいか」
ﾊﾟｧｧｧｧ
さやか「これが……」
QB「ソウルジェム。魔法少女の力の源さ。さあ、受け取るといい。それが君の運命だ」
ﾊﾟｧｧ……
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:14:19.87 4a/6kVwM0
まるで売れば売るほど赤字になるドリームキャストのようなさやかだな
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:14:46.19 QhfO0qdD0
さやか「………」
QB「………」
さやQB「小さっ！？」
――この日、見滝原に最弱の魔法少女が誕生した
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:15:09.78 bOwixsf60
>>30
分かりやすそうで分かりにくいわ
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:16:35.36 wZGS3OS20
さやさや……
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:18:47.56 QhfO0qdD0
―廃工場・魔女の結界内―
ｶﾞﾝｶﾞﾝ!
まどか(これって、罰なのかな)
ｶﾞﾝ!ｶﾞﾝ!
まどか(わたしが弱虫でうそつきだから、きっとバチがあたったんだ)
ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ!!
まどか(きっと……)
ｶﾞﾝｶﾞｶﾞﾝ!!ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞﾝ!! ｶﾞﾝｶﾞｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ!!
まどか(うるさっ！？)
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:20:18.30 is812GxGP
シャル戦終わってるから、エリー戦でデビューか…
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:22:36.14 QhfO0qdD0
―工場前―
ほむら(魔女の結界はこの辺りに…… えっ？)
さやか「あーけーろー！あけろってばー！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝ
ほむら「………」
ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ
さやか「あけろー！あけろっつってんだろー！！ ……って、転校生！？」
ほむら「……何をやっているの、あなたは。家を閉め出された酔っ払いじゃあるまいし」
さやか「い、いや、その。あたしも魔法少女になったんだけどさー……」
ほむら「！！ 美樹さやか、あなたっ！」
さやか「な、なんだよ。あたしがどうしようと勝手でしょ！」
ほむら「………」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:23:49.76 IphT69Vs0
ポンコツさやかちゃんさやさや
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:23:51.29 wZGS3OS20
さやさや
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:24:01.58 is812GxGP
開けられないのか…
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:27:20.77 QhfO0qdD0
ほむら「……それで？結界に乗り込むわけでもなく、入り口を叩いて何をしていたの？」
さやか「いやね。どうもこの中が結界みたいなんだけどさ……」ｽｩ
ﾌﾞﾝｯ ﾊﾟｷｨﾝ
さやか「………」
ほむら「………」
さやか「……まあ、この通り。入り口を作ろうにもあたしの剣のほうが折れちゃうもんで……」
ほむら(弱っ！？)
さやか「でも、こんなことしてる場合じゃないんだ。中にまどかが……！」
ほむら「！？ まどか！」ｶﾁｯ
さやか「……って、消えた！？何なのあいつ！？」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:27:47.21 rM6x3Udw0
ザコさやかちゃんかわいいね
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:32:03.32 QhfO0qdD0
さやか「まどか！大丈夫！？」
まどか「あ、さやかちゃん……」
さやか「……よかった、無事だったんだね。マミさんに続いてまどかまで亡くしてたら、あたし……」
まどか「さやかちゃん……」
ほむら「………」
まどか「あ、ほむらちゃん待って！ちゃんとお礼言わせてよ！」
ほむら「お礼なんて必要ないわ。わざわざ危険なことに首を突っ込むあなたが、見るに堪えなかっただけよ」
さやか「……転校生。そこは素直に受け取ってやりなよ」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:36:46.52 QhfO0qdD0
さやか「あんたは何かと気に食わない奴だけど……それでもあんたがいなければ、まどかも無事じゃ済まなかったかもしれない」
さやか「だから、あたしからもお礼を言わせて。まどかを助けてくれてありがとう」
さやか「……それと。あんたの事、少し誤解してた。ごめん」
ほむら「………」
さやか「……さてと！それじゃあ帰ろうっか、まどか！」
まどか「あ、でも、仁美ちゃん達が……」
ほむら「警察と救急車なら呼んでおいたわ。私達まで関連性を疑われる前に、彼らに任せてここを離れたほうがいいわ」
まどか「そっか……それなら安心だね」
さやか「転校生、あんた気が利くじゃん！」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:40:08.61 wZGS3OS20
ほむほむ
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:41:29.98 QhfO0qdD0
―翌日―
まどか「さやかちゃん。これからパトロール……だよね？」
さやか「まどか。どうしたの？」
まどか「あのね。邪魔にならない所まででいいから、一緒に連れて行ってほしいの。さやかちゃんのこと、心配だから……」
さやか「まどか……ありがと。すごく心強いよ」
まどか(だって、ほむらちゃんからあんな話を聞いたら放っとけるわけないよ……)
さやか「さーて！そんじゃ張り切ってパトロールといきます……か………」ｽﾞｩｩｩｩﾝ
まどか「さ、さやかちゃん！？今の流れでテンション下がるっておかしいよ！」
さやか「………いやぁ、ね……恭介から預かってたバイオリン、見せに行ったんだけどさあ……」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:44:35.96 wZGS3OS20
さやさや
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:46:52.01 QhfO0qdD0
さやか『じゃーん！これなーんだ！』
恭介『………』
さやか『正解は、恭介のバイオリンでしたー！ほらほら、新品みたいでしょ？どこも壊れてなんかないんだよ？』
恭介『………』ｲﾗｯ
さやか『いやー、こんなに高そうなバイオリン使ってるなんて！あんたってほんとバイオリンの才能だけはあるよね！』
恭介『さやかは僕をいじめてるのかい？』
さやか『まっさかー！あたしが恭介をいじめるわけないじゃん！恭介の演奏大好きなのに！』
恭介『………』ﾋﾞｷﾋﾞｷ
さやか『それにしても、一時はどうなるかと思ったよ！でもこうして無事な姿のバイオリンを恭介に……』
恭介『帰れえええええええ！！』ｶﾞｯｼｬｰﾝ
――――――――――
―――――――
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:47:53.33 iD7ix0zc0
これはひどいｗｗｗｗｗｗｗ
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:48:09.00 wZGS3OS20
さやさや……
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:49:01.17 pKvcRFXa0
ワロタwwwww
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:50:47.49 zxAYGVJv0
ネジが足りてない
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:51:50.03 MXzCUOKu0
もはやアスペ
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:52:54.53 w5NgQLahO
だが本編さやかより好感が持てる
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:53:08.70 3Af+Cce40
さやかマジいじめっ子
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:54:37.42 QhfO0qdD0
さやか「……というわけなのよ。はあ……」
まどか(うわあ……)
さやか「恭介の奴、いきなり怒鳴るなんて酷いよね。骨折したせいでカルシウム足りてないのかな」
QB(しかも自覚なし……だと……？)
さやか「……ま、クヨクヨしてても仕方ないよね！気にせずパトロールといきますか！」
まどQB(そこは気にしようよ……っていうか謝ろうよ……)
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 02:57:10.06 ASIGR4x/O
アホの子かわいい
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:00:59.23 QhfO0qdD0
―結界―
QB「結界が不安定だ。これは魔女じゃなくて使い魔のものだね」
さやか「楽に越したことないよ。こちとら初心者なんだから」
QB(魔女のものだったら、結界に入る事すらできないだろうしね……)
使い魔「ﾌﾞｰﾝﾌﾞｰﾝｗｗｗｗｗｗｳｹﾞｯﾍﾍﾍﾍｧｧｗｗｗｗｗｗｗ」
まどか「さやかちゃん、あそこに使い魔が！
使い魔「ﾌﾞｰﾝｗｗﾌﾞｩｰﾝｗｗｗｗﾊﾞｧﾌﾞｰｗｗｗｗｗｗﾁｬｰﾝｗｗｗｗｗ」
まどか「逃げるよ！」
さやか「任せて！」ﾊﾟｧｧｧ
使い魔「ﾌﾞｰﾝﾌﾞｩｰﾝｗｗｗｗｗﾌﾞｯ…ｹﾞﾎｯ!ｶﾞﾊｯ!!ｺﾞﾎｯ…… ………ﾌﾞｩｰﾝｗｗｗｗｗｗ」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:02:29.12 wZGS3OS20
さやさや
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:03:30.52 mAM5YGJaO
絶望しそうにないなこのさやかはｗｗ
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:04:00.09 pKvcRFXa0
使い魔どうしたwwwwww
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:05:40.67 QhfO0qdD0
さやか「これでも食らえ！！」ﾌﾞﾝｯ
ｶｷｨﾝｯ
さやか「なっ！？」
使い魔「ﾌﾞｰﾝﾌﾞｩｰﾝｗｗｗｗｗｗ」
さやか「弾かれた！？何、今の……！」
QB「今のは……」
まどか「逃げられちゃう！さやかちゃん、もう一度攻撃を！」
さやか「ごめん、今ので筋肉痛が……」
まどQB(早っ！？)
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:05:45.52 5f3CVN7LO
良い方に転がるか悪い方に転がるか
まったく展開が読めなくてコワイ
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:09:29.75 QhfO0qdD0
まどか「ああっ！逃げられちゃった……」
杏子「ちょっとちょっと。何やってるのさアンタ達」
さやか「誰！？」
QB「やっぱり来たんだね、杏子」
さやか「魔法少女……？ そうか、さっきのはあんたの仕業だね！」
杏子「そうだよ。見てわかんないの？あれ使い魔だよ。グリーフシードなんて持ってるわけないじゃん？」
杏子「四、五人食わせて魔女にすりゃあグリーフシードも孕むのにさ。卵生む前のニワトリ絞めてどーすんの？」
杏子「それに、アンタ如きじゃ使い魔の相手したって魔力を浪費するだけだよ。素人のクセに粋がってんじゃねぇ」
さやか「ふざけんな！あんたが邪魔さえしなければ！」
まどQB(邪魔が入らなくても負けてたと思う……)
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:09:51.80 wZGS3OS20
あんあん！
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:10:26.72 qLHeTakm0
このさやかちゃんはムカつかない。ふしぎ！
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:12:27.55 iD7ix0zc0
使い魔程度も倒せない魔法少女って正直詰んでるって思うのに
なぜかこのさやかちゃんが魔女になる想像が微塵もできない不思議
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:14:44.95 QhfO0qdD0
杏子「まさかとは思うけど……人助けだの正義だの、そんな冗談かますために……そいつと契約した訳じゃないよねぇ？」
さやか「……！このっ！」ﾊﾞｯ
ｶﾞｷｨﾝ
杏子「ちょっとさぁ……やめてくれない？遊び半分で首突っ込まれるのってさ、ほんとムカつくんだわ」ﾌﾞﾝｯ
ﾄﾞｶﾞｯ
さやか「あ……！」
杏子「ふん、トーシロが。ちったあ頭冷やせっての」
さやか「………」
杏子「………」
さやか「………」
杏子「……おっかしいなぁ。全治３ヶ月ってぐらいに抑えたはずなんだけど」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
まどQB(ええー……)
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:16:15.70 B0Br7hgQO
なぜ殺したし
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:17:05.76 qLHeTakm0
_,ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l,,_
,.ｒ'´,. -┐ ':..,ﾞヽ
,r' ,::;:' ,ノ ヽ､ ﾞ:::.ヽ
,.' _.,:;:'＿＿＿ _立_ ＿＿＿;;ミﾞ、 ￣ﾉ￣|￣
.l厄巳厄巳厄 i王i ,.巳厄巳厄巳ｌ ,勹 .├‐''
l´ , "´ ￣￣￣ `'''′ ￣￣￣｀.:`{ ´_フ ヽ､_,
| l ;;:.,. ::､. ... 'ﾞ|
,.-''､.,! ,.::' ヽ､:.ﾞ、 ;;.:' '' ヽ | ,.、 ＿＿l＿＿
./ ､/ ｀ヾｰ─tｯ－ヽ'' ｋーtr─ﾂ'´〕. ヽ. |
/ {´ｉ Y::::.. ｀￣￣´.: "i! ::. ､｀￣´ ﾞ:::.､} r､ ｌ ｉ,＿＿__
| ヾ_,,入;:::.. ｀'' " ´.::; .::i! ::.. ｀｀` :. }ﾂｌ l
＼ ﾉ ヾ ;:::. .:r'' :: ll! :ヽ;:..:. .: j,ノ ,! ┬‐┌,┴┐
ヽ',,;ｌ ﾞｉ ;::.. ＿ `ヽ､;;,,,,'.ｨ'' ＿,, .::,;r'1,,,/ ｌ__ ﾉｌ士
ｯｼﾞ::::::| ﾞ ,r'´:::;;;;;;;::＞ 弋´;;;;;::::ヽ'" |:::::ﾞ'ｲｨ ﾉ凵 l土
弍:::::::::::l /:::;r'´ ,,..-ー…ｰ-､ ヾ;:::'､ |:::::::::::ﾋ
ｼ:::::::::::l i':::,! ´ ＿＿ ﾞ l::::l:. |::::::::::ｽ __ヽ__‐┬┐
彡;:;:::::ｌ l:::l ''''''''⇒;;;:, l:::l |::::;;ｬ` ニ メ ,ﾉ
,r', 广'｀ヽl:::l ::::. .:: ﾞ::. l::l ﾉ^i`､ l￣l ﾊヽヽ
,ｲ（:::j i::;ヘ :;:. .:: l::l'" l:ヽヽ ￣ ￣
|;:ヽヽ l::l ヽ ;:.... .. .. : ／l::l ノ ,.ｲ
|;:;:;:;＼＼ l::l ', :;.:;::::::::::..::. / l::l,r'' ／;:;:;|
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:18:12.37 tOEQAWMz0
頭は足りないけど運動はそれなりじゃなかったのか
契約前より弱くなってんじゃないか？ｗｗｗ
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:19:55.91 QhfO0qdD0
さやか「……はっ！？私生きてる！？」ｶﾞﾊﾞｯ
まど杏QB(生き返った……)
杏子「ま、まあ……あれくらいで死なれても困るしね」ﾎｯ
さやか「くそっ！あんたみたいな奴がいるから、マミさんは……！」
杏子「……はぁ。つーか何？そもそも口の利き方がなってないよね。先輩に向かってさぁ」
さやか「黙れぇっ！！」ﾊﾞｯ
杏子「え、また！？」
ｶﾞｷｨﾝ ﾄﾞｶﾞｯ
さやか「うあっ！？」ﾄﾞｻｯ
まどQB(学習しろよ！)
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:21:41.71 tOEQAWMz0
スペランカーやってる気分だな
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:23:10.46 3mBRV/7H0
可愛いなあ
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:23:16.91 QhfO0qdD0
さやか「ああああ！お腹に槍がああああ！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
杏子「しまった、反射的に攻撃しちまった……」
さやか「痛い！いたいよぉ！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
まどか「さやかちゃんがやられちゃうよ！キュゥべえお願い、やめさせて！」
QB「どう見てもさやかの自爆じゃないか……」
さやか「うぅ……なんであたしがこんな目に……」ｸﾞｽｯ
杏子「あー、その、なんていうか……ごめん？」
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:24:45.96 wZGS3OS20
あんあんさやさや
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:26:09.47 5c53rS770
謝るあんこちゃん優しい
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:27:27.54 QhfO0qdD0
杏子「……って！そうじゃないだろ！アンタが使い魔なんか相手にするのが悪いんだよ！」
さやか「だってぇ……！あれ逃がしたら、誰かが殺されちゃうじゃん…… そんなのだめだよ……！」ｸﾞｽｯ
杏子「………えーっと……」
さやか「マミさんのかわりに頑張ろうって、あたし決めたんだ……なのに使い魔も倒せないなんて………！」ｴｸﾞｴｸﾞ
杏子「あのな？あたしは別に、使い魔を倒しても無駄だって事を教えてやろうと……」
さやか「もうやだ……！こんなのあんまりだよぉ……！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
杏子「あーもう、わかったよ！使い魔倒してくればいいんだろ！わかったから泣くんじゃねえ！」
まどQB(ええー……)
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:28:36.05 wZGS3OS20
あんあん！あんあん！さやさやあんあん！
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:30:41.19 tOEQAWMz0
このさやかちゃんが小学校の時まどっち助けてあげたのかと思うとｷｭﾝｯとする
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:34:15.08 QhfO0qdD0
ほむら「そこまでよ！私は冷静な人の味方で無駄な争いをする馬鹿の敵！あなたはどっちなの佐倉杏子！」ﾄﾞﾝｯ!!
まどか「えっ」
QB「えっ」
さやか「えっ」
杏子「えっ」
ほむら「え、何この状況」
――結局、この日はみんなで使い魔を倒して解散となった
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:35:43.42 yq9/uFzo0
ストーリーが進まねえ
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:36:04.15 MXzCUOKu0
みんな真面目なのになんかゆるい
これがバカの力か
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:38:13.32 QhfO0qdD0
―数日後・見滝原病院―
さやか(恭介、まだ怒ってるだろうな……結局理由はわからなかったけど……)
さやか(……帰ろっかな)
杏子「会いもしないで帰るのかい？今日一日追いかけ回したくせに」
さやか「！ あんた……」
杏子「ここに入院してる坊やなんだろ？アンタがキュゥべえと契約した理由って」
杏子「魔法ってのはね、徹頭徹尾自分だけの望みを叶えるためのもんなんだよ。他人のために使ったところで、ロクなことにはならないのさ」
杏子「大方、坊やの怪我か病気を治すために契約したってところだろ？まったく。たった一度の奇跡のチャンスをくっだらねぇことに使い潰しやがって」
さやか「え、違うけど？」
杏子「えっ？」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:40:22.03 5f3CVN7LO
ちゃんと自分の為に使ったもんな
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:41:16.47 wZGS3OS20
さやさや
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:41:47.87 QhfO0qdD0
さやか「……という訳なんだけど」
杏子「……てめえは馬鹿か？ゴキブリ潰してぶっ壊したバイオリンなんかの為に契約したってのか？」
さやか「だって恭介に嫌われたくなかったんだもん！」
杏子「はぁー……ほんと馬鹿だね、アンタ」
杏子「惚れた男をモノにするなら、もっと冴えた手があるじゃん？せっかく手に入れた魔法でさぁ」
さやか「え……？」
杏子「今すぐ乗り込んでいって、坊やの手足でも潰してやりな。アンタなしでは何もできない身体にしてやればいい」
さやか「！！」
杏子「そうすれば坊やはアンタのもんだ。身も心も全部ね」
さやか「………許さない……おまえだけは絶対に許さない！」
杏子「えっ」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:45:28.04 QhfO0qdD0
―歩道橋―
さやか「ここなら遠慮はいらないね」
杏子「いやいやいや。少し落ち着きなって」
さやか「今度はこの前みたいにいかないよ！」
杏子「いや、その、だから……さっきのはちょっと皮肉を言ってみただけで……」
さやか「あんただけは、あたしが倒す！」
杏子「あたしが言うのも何だけどさ……やめといたほうがいいんじゃないかな……」
ﾀｯﾀｯﾀｯ
まどか「待ってさやかちゃん！魔法少女同士で争うなんておかしいよ！」
さやか「邪魔しないで。まどかには関係ない話なんだから」
まどか「駄目だよ！こんなの絶対おかしいよ！それにさやかちゃん、とっても弱いのに！」
杏子「あたしもそいつの言う通りだと思うんだけどなあ……」
ほむら「私も同感よ」
杏子「って、うわっ！？いつからいやがった！？」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:46:53.45 zMWia7p20
一人でてくるとみんな出てくるな
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:47:36.49 +kKG4QLX0
とっても弱いのにｗｗｗｗ
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:48:00.65 wZGS3OS20
まどまどさやさや
91: 忍法帖【Lv=4,xxxP】
11/10/05 03:48:03.29 5/Yt8NC20
守らなきゃしょうがないんだな
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:49:40.75 pKvcRFXa0
とっても弱いとか言うなwwwwww
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:50:19.42 QhfO0qdD0
ほむら「話が違うわ。美樹さやかには手を出すなと言ったはずよ」
杏子「え、いや、向こうが吹っかけてきたんだけど？」
ほむら「同じよ。私が相手をする」
杏子(ええー……あたしが悪いのかよ……)
杏子「……まあ、別にいいけどさ。やりすぎんなよ？」
ほむら「わかってるわ」
杏子「ならいいんだけど。こいつ、あたしらが思ってるより全然弱ぇからな……」
ほむら「………それもわかってるわ……」ｹﾞﾝﾅﾘ
まどQB(ですよねー)
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:51:21.36 wZGS3OS20
ほむほむ
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:52:18.25 z3SmgZMA0
ﾏﾄﾞｶｧ-
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:53:42.79 tOEQAWMz0
＞杏子「全然弱ぇからな……」
そこが良いんだろ
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:55:32.20 QhfO0qdD0
さやか「この……なめんじゃないわよ！」ﾊﾞｯ
ﾋｭｫｫｫ
さやか「あっ！」
杏子「おいっ！」
ほむら「！！」
まどか「ああっ！？歩道橋という高い所にいるが故に吹いた突然の強い風のせいで他の魔法少女の物よりもだいぶ小さなさやかちゃんのソウルジェムが飛ばされて近くの林に！」
QB「説明乙」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 03:57:54.47 P+R82mu/0
クソワロタ
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:01:03.75 QhfO0qdD0
ほむら「まずい……！」ｼｭﾝｯ
杏子「消えた！？あいつほんとに何者なんだよ！」
さやか「………」
まどか「さやかちゃん？」
QB「まずいことになったよ、まどか。さやかが吹き飛んでしまうなんて」
まどか「え……キュゥべえ？何言って……」
杏子「………」
ｶﾞｼｯ
杏子「どういう事だおい……こいつ、また死んでるじゃねえか……！」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:03:18.18 pKvcRFXa0
また死んでるwwwww
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:03:27.85 tOEQAWMz0
またｗｗｗ
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:05:25.48 qLHeTakm0
日常茶飯事ｗｗｗｗｗｗ
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:06:46.43 FNowIEp+0
杏子に何度か殺されてたからかｗｗｗ
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:08:57.04 QhfO0qdD0
杏子「あたし達の本体が……ソウルジェムだと……？」
QB「そうだよ。魔女との戦いを考えれば、人間の身体では脆過ぎるからね」
QB「君たち魔法少女が肉体を制御できるのは、精々が100メートル以内ってところかな」
QB「だから今みたいにソウルジェムが離れてしまえば、」
QB「こういうのは滅多に起こらない事故なんだけどね。普通は肌身離さず持っているだろうから」
QB「……それに、まさかあんな極小サイズのソウルジェムが生み出されるなんて僕も思ってなかったんだよ……」ｹﾞﾝﾅﾘ
まど杏(お気の毒に……)
杏子「って、そうじゃねえ！てめえッ！それじゃあアタシ達はゾンビにされたようなもんじゃないか！」ｶﾞｼｯ
QB「むしろ便利だろう？脆すぎる人間の身体と違って、心臓を潰されようが全身の血抜かれようが、死ぬ事はないんだからね」
QB「これは君達の為にやってるんだよ？脆い人間の身体のままで魔女と戦ってくれなんて言えないよ」
QB「その点、この方法なら魔力さえあれば元通りだ。まさに無敵さ」
QB「……それに。そうでもなきゃ、さやかなんかとっくに死んでるよ……」ｹﾞﾝﾅﾘ
まど杏(それはわかる……)
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:09:23.40 1ul+Q9xmO
クソワロタｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:11:10.85 tOEQAWMz0
まどかもうちょっと心配してやれよ
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:14:49.79 QhfO0qdD0
ｶﾞｻｺﾞｿ
ほむら(……違う。これじゃない)
ｶﾞｻｺﾞｿ
ほむら(……ヤマジュンパーフェクト？ ｺﾞｸﾘ……って違う、これでもない)
ｶﾞｻｺﾞｿ
ほむら(……これでも、ない。これも……違う……)
ｶﾞｻｺﾞｿ
ほむら(……うう)
ｶﾞｻｺﾞｿ
ほむら(ううっ……もういや…… 帰りたいよぉ、まどかぁ……！)ｸﾞｽｯ
――その後、ほむらが三時間ほど頑張った末にソウルジェムを見つけ出し、さやかは事無きを得た
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:15:02.62 yq9/uFzo0
そういやアニメでまどかと杏子が絡むシーンってあったっけ
と一瞬思ったがうまい棒バトンがあったな
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:15:56.15 ygvH9/us0
三時間も心臓止まって脳に血液回ってなかったら後遺症残ってるだろ確実に
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:16:27.61 s+8VUutq0
ほむらちゃんはホモ（確信）
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:16:34.95 rM6x3Udw0
>>109
こういうこといっちゃうおとこのひとって
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:16:43.75 AyWO5Azb0
>>109
原作知らないなら黙ってろボケ
113: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
11/10/05 04:16:49.26 2oQubxeo0
そこはホラ魔法少女だし
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:17:52.96 tOEQAWMz0
このさやかちゃんなら大丈夫
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:18:26.39 ygvH9/us0
>>112
あ？ 本編ではほむらが時間止めながら短時間で回収していたわけだが
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:19:18.61 TH6KfF+z0
ほむほむは結局さやかの尻拭いか…
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:20:48.92 s+8VUutq0
>>115
そんなのお前白雪姫がずっと眠ってたのに対して栄養失調で死ぬだろとか言うようなもんだぞ
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:20:52.85 QDNGwtiq0
>>115
全身の血抜かれても魔法で元通りなのに脳味噌に血液が行かなかったくらいで後遺症なんて残んねえだろ
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:21:04.16 AyWO5Azb0
>>115
ありゃトラックにおいつくために止めてただけだ
魔法少女の本体は身体じゃないんだよ
身体がどうなろうと関係ない
QBも心臓を破壊されようが全身の血を抜かれても問題ないと言ってるだろ
120:>>104の四行目ミスっとった……すまん
11/10/05 04:22:05.66 QhfO0qdD0
―影の魔女・結界前―
ほむら「黙って見ているだけなんて、意外だわ」
杏子「今日のあいつは使い魔じゃなく、ちゃんと魔女と戦ってる。無駄な狩りじゃないさ」
ほむら「……本心は？」
杏子「ぶっちゃけ危なっかしくて目が離せない」
ほむら「でしょうね……」
杏子(結界の入り口だって、あたしが先回りして開けといてやったんだからな……)
ﾊﾞﾁｯ ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ
杏子「……あの馬鹿。やっぱり苦戦してやがる」
ほむら(ですよねー)
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:23:35.93 5c53rS770
杏子が魔力使って肉体の鮮度保ってくれてたんだろ
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:28:25.01 QhfO0qdD0
―結界内―
さやか「はああああっ！！」ﾀﾞｯ
ﾋｭﾝﾋｭﾝｯ
まどか「！？ さやかちゃん、危ない！」
ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽｯ
さやか「ぎゃああああああ！？」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
まどか「さやかちゃん！！」
まどか(せめて避ける素振りくらい見せようよ！今のは私でも避けられたよ！)
さやか「うう……」ｸﾞｽｯ
ﾊﾞﾘｨﾝｯ ｽﾀｯ
杏子「うっわ、案の定だよ……見てらんねーっつの」ｹﾞﾝﾅﾘ
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:31:06.11 tOEQAWMz0
ダメな子ほど可愛い
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:32:58.74 g+gmcjCOO
魔法少女の体は魔力で動いてるだけの肉の塊だし魔力があれば修復もカスタマイズも自由自在
魔力が極端に少ないさやかちゃんはやられる度に修復しきれず体の機能がどんどん衰えていく事だろう
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:33:32.68 uvq4L2hV0
まどかが殴った方がまだ早そうだな
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:34:34.13 QhfO0qdD0
杏子「いいからもう引っ込んでなよ。あたしが手本を見せてやるからさ」
さやか「……邪魔、しないで。一人でやれる」ﾊﾞｯ
まど杏(いや、無理だって！)
さやか「はああああああッ！！」ｽﾞﾀﾞﾝｯ
ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽｯ
まどか「さやかちゃん！」
さやか「……ふ、ふ。ふ…あは……あはははは……！！」ﾕﾗｧ
杏子「……アンタ、まさか……！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ ｻﾞｼｭｯ!! ﾄﾞｽﾄﾞｽｯ
まどか「ああ……っ！さやかちゃん……！」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:39:48.72 QhfO0qdD0
さやか「はは！！あはははははは！！」
さやか「ほんとだぁ！！その気になれば、痛みなんて！！」
さやか「痛みなんて……簡単に………」
さやか「簡単……に………」
ﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞｸ
さやか「やっぱ無理！いたいよおおおおおお！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
まどか「さやかちゃああああん！！」
杏子「馬鹿かてめーは！！」
――結局、魔女は杏子が倒した
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:42:33.63 yq9/uFzo0
ほんでほんで？
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:45:01.44 QhfO0qdD0
まどか「さやかちゃん、あんな戦い方ってないよ……」
まどか「痛くなければ傷付いてもいいなんて、そんなの駄目だよ、いつか本当に壊れちゃうよ……」
さやか「ああでもしなきゃ勝てないと思ったのよ。あたし、多分才能ないから」
まどか「それで突撃した結果があのザマだもん……万が一……億が一勝てたとしても、さやかちゃんの為にならないよ……」
さやか「……あたしの為って何？」
ﾊﾞｯ
さやか「こんな米粒にされて……何があたしの為になるっていうの？」
まどか「わ、私はただ……どうすればさやかちゃんが幸せになれるか考えて……」
さやか「だったらあんたが戦ってよ！！」
まどか「っ！」ﾋﾞｸｯ
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:47:55.11 K/efZJVR0
このさやかが絶望していってるのは恭介に嫌われちゃってるから？才能なさすぎるから？どっちもか
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:49:33.02 tOEQAWMz0
米粒ｗｗｗｗｗｗ
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:50:09.94 qzof/pLA0
そこまで小さいのか
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:50:16.38 pKvcRFXa0
米粒wwwwww
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:51:01.57 QhfO0qdD0
さやか「キュゥべえから聞いたわよ。あんた誰よりも才能あるんでしょ？」
さやか「あたしの為に何かしようっていうんなら、まずはあたしと同じ立場になってみなさいよ！！」
さやか「無理でしょ？当然だよね！ただの同情で米粒になれるわけないもんね！！」
まどか「そんな……」
さやか「何でもできるくせに、何もしないあんたの代わりにあたしがこんな目に遭ってるの」
さやか「知ったような事言わないで！！」
ﾀﾞｯ
まどか「さやかちゃん！」
さやか「ついでこないで！！」
ﾀﾞｯ
ﾎﾟﾛｯ
まどか「あっ」
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:52:45.34 5grCjB6l0
恭介「僕の手は二度と動かないんだよ……奇跡か魔法でもない限り……」
さやか「……戦いに駆り立てたのは貴様だ！そんなこと言えるのかよ！！！」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:56:17.52 rzQzpgkA0
お客さん、ごはんつぶ落としましたよ
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 04:58:24.29 QhfO0qdD0
さやか(馬鹿だよ、あたし……何てこと言ってんの……)
さやか(馬鹿だよ……！もう救いようが……… うぐっ)
ﾄﾞｻｯ
さやか「………」
「き、君！大丈夫か！？」
「うわっ！？女の子が倒れてるぞ！」
「やばいってコレ……救急車呼んだほうがいいんじゃない？」
ざわ……ざわ…… ざわ……ざわ……
ざわ……ざわ…… ざわ……ざわ……
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:02:38.07 cEdJuBJJO
わくてか
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:05:04.38 LpTFN/koO
カイジみてえだな、モブの囁きｗｗ
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:05:21.17 QhfO0qdD0
まどか「ああっ！やっぱり死んでる！」ﾀﾞｯ
まどか「みなさんすみません！この子、大丈夫ですから！！」ｻｯ
さやか「……っ！？ あ……まどか」
まどか「ほら、さやかちゃん！騒がせちゃったんだから謝らないと！」
さやか「え、ええ？ そ、その……ごめんなさい？」
「本当に大丈夫かい？」
「一応、病院で検査したほうが……」
「誰か携帯持ってるか？救急車……」
さやか「そ、その……大丈夫ですから！！」ｶｧｧ
ﾊﾞｯ ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
まどか「あっ、さやかちゃん待って！こんな一瞬で米粒程の大きさを奪うなんて何気にすごいよ！」
さやか(死にたい……)ｽﾞｩｩｩｩﾝ
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:06:28.42 QDNGwtiq0
＞まどか「あっ、さやかちゃん待って！こんな一瞬で米粒程の大きさを奪うなんて何気にすごいよ！」
くそわろたｗｗｗｗｗｗｗ
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:10:34.41 QhfO0qdD0
――終電――
ホストA「稼いだ金はきっちり貢がせないと。女って馬鹿だからさあ……」
ホストB「犬かなんかだと思って躾けないとダメっすよねー」
ホストA「油断するとすぐ籍入れたいだの言い出すからねー」
ホストB「捨てる時がホントうざいっすよね……その点、ショウさんはすごいっすよ」
さやか「……ねぇ。その女の人の話、もっと聞かせてよ」
ホストB「ん？」
ショウさん「お嬢ちゃん中学生？夜更かしはよくないぞ？」
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:16:24.56 QhfO0qdD0
さやか「ねぇ。この世界って守る価値あるの？あたし何の為に戦ってたの？」
さやか「教えてよ。今すぐあんたが教えてよ。でないとあたし……」
さやか「でないと…… でない、とあたし……」ｸﾞｽｯ
ショウさん「えっ」
ホストB「えっ」
さやか「あたし……あたし……！どうにかなっちゃうよおおおお！！うわあああああん！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ショウさん「え、ちょっ……」
ﾎﾟﾝ
車掌「お客さん……ちょっと事務所でお話聞かせてもらえますか」
ショウさん「」
ホストB「」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:21:13.41 yq9/uFzo0
わろた
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:22:32.19 QmRA0FU50
車掌GJ
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:27:03.94 QhfO0qdD0
――駅のホーム――
ホストB「危うく犯罪者にされるところでしたね……」
ショウさん「まったくだ。しかも罪状が不名誉すぎる……」
さやか「ごめんなさい……」ｸﾞｽｯ
ショウさん「あーもう、泣くなって！また誤解されるだろ！」
さやか「はい……」ｼｭﾝ
ホストB「しかし。こんな夜中に一人で出歩いて、おまけに大泣き……か。何かワケ有りっぽいっすね？」
ショウさん「………」
さやか「………」ｸﾞｽｯ
ショウさん「……話してみろよ」
さやか「え……？」
ショウさん「女性の話を聞くのがホストの仕事だ。泣いてる理由を聞かせてみな、お嬢ちゃん」
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:28:31.08 pKvcRFXa0
なにこのイケメン
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:34:08.86 QhfO0qdD0
ﾃｸﾃｸﾃｸ
杏子(……違う。ここにはいない)
ﾃｸﾃｸﾃｸ
<ｲｲｿﾞ…ﾃﾂﾐﾀｲﾆｱﾂｸｶﾝｼﾞﾙﾖ…
<ﾊｯｼｬ……ｽﾙﾖ……
ｽﾞｷﾞｭｰﾝﾝ
杏子(うえぇ……こんな所にいるわけねぇ)
ﾃｸﾃｸﾃｸ
杏子(……ここにも、いない。ここも……違う……)
ﾃｸﾃｸﾃｸ
杏子(……うう)
ﾃｸﾃｸﾃｸ
ほむら(ううっ……どこだよぉ…… どこに行っちまったんだよぉ、さやかぁ……！)ｸﾞｽｯ
――さやかはホストの車で家まで送り届けられ、杏子の事を知る由もなかった
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:34:32.90 tOEQAWMz0
ロックオンとフェルトの会話思い出した
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:41:50.83 QDNGwtiq0
見てるから頑張れ
期待しているぞ
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:44:56.95 QhfO0qdD0
―翌日―
さやか「……というわけで、さやかちゃん完全復活です！ご心配おかけしました！」
ほむまど杏QB(ええー……)
さやか「いやー、偶然同じ電車に乗ってたお兄さん達が相談聞いてくれてさぁ。経験豊富な人の意見は参考になるね！」
ほむまど杏QB(………)ｲﾗｯ
さやか「……なんてね。わかってるよ、みんなの言いたい事は」
さやか「あたし、自分が人間じゃなくなったって聞いてショックでさ。魔法少女になんてなるんじゃなかったって、すごく後悔した」
さやか「あたしを心配してくれてる人の事を突っ撥ねて、一人でかっこつけちゃってさ。馬鹿みたいだった」
さやか「一度泣いてすっきりしたら、そんな自分が滑稽に思えてきちゃって。全部、自業自得なのにね」
まどか「さやかちゃん……」
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:46:44.52 6zA+S/mC0
実際に「泣く」っていう行為はストレスを緩和させる作用があるらしいね
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:47:01.13 rM6x3Udw0
さかなやちゃんかわいい
しえん
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:50:57.85 QhfO0qdD0
さやか「だから、みんな……心配かけて本当にごめんなさい！」ﾊﾞｯ
まどか「……ううん、いいの。さやかちゃんが戻ってきてくれたなら、私はそれで……」ｸﾞｽｯ
さやか「まどか……… ありがとう、こんなあたしの友達でいてくれて……」ｸﾞｽｯ
まどか「さやかちゃん……」
まどさや「うっ……うう…… うわああああああんん！！」ﾀﾞｷｯ ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ほむら「………」
杏子「………」
ほむ杏(羨ましい……)
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:51:01.64 ILq1uIl50
まだか
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:51:28.04 ILq1uIl50
ほむ杏ｗｗ
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:52:22.88 QDNGwtiq0
お互いがお互いに羨ましいよなわかるよすごくわかるよでもあんこちゃんは天使だよね！
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 05:58:54.47 QhfO0qdD0
さやか「……うん、落ち着いた。ありがとね、まどか」ｽﾞﾋﾞｯ
まどか「えへへ。二人とも、一杯泣いちゃったね」
さやか「そうだね。あーあ、こんなに泣いたの久しぶりだよ」
さやか「恭介の奴、あたしにこんな思いさせてさ。今度あったら一発殴らせて欲しいね！」
まどか「ふふっ。さやかちゃんったら」
QB「やれやれ、一件落着ってわけかい？少しはエネルギーが手に入ると思ったのに」
QB「あーでも、さやか程度のエネルギーじゃ大した足しにならないかな？やっぱりまどかを契約させるしか……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
杏子「……へぇ。その話、詳しく聞かせてもらおうか？」
QB「あっ」
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:00:06.56 QmRA0FU50
あっwwwe
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:00:42.07 1vUioxFU0
杏子優しいな、本当
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:05:05.10 QhfO0qdD0
ほむら「……以上よ。こいつの目的は、まどかを魔女にすることで得られる絶望のエネルギーで宇宙の寿命を延ばす事」
さやか「あたし達魔法少女が……魔女の卵だったっていうの！？」
まどか「そんな……」
杏子「で、異論は？」
QB「異論はないよ。暁美ほむらの言う通り、僕達インキュベーターの役割は
杏子「口の利き方！」ﾄﾞｶﾞｯ
QB「みぎぃっ……！ い、異論はない……です」ﾎﾞﾛｯ
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:11:56.81 QhfO0qdD0
さやか「じゃあ、こいつが何度もまどかを契約させようとしたのは……全部それが目的だったって事？」
ほむら「そうよ」
まどか「………」
さやか「……あんたはそれを知ってたから、あたし達を魔法少女から遠ざけようとしてたんだね」
ほむら「……ええ」
杏子「なるほどね。あたし達を騙してたってワケだ」
QB「騙す、という行為自体僕らには理解できないよ認識の相違から生じる判断ミスを後か
杏子「口の利き方！」ﾄﾞｺﾞｯ
QB「ぴぎぃっ！ごめんなさい、杏子……さん」ｽﾞﾀﾎﾞﾛ
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:12:53.61 IphT69Vs0
しえん
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:17:42.89 QhfO0qdD0
杏子「ま、そういう事なら話は早ぇ。あたし達だけでワルプルギスの夜をぶっ潰せばいいんだからな」
ほむら「そういう事よ。ワルプルギスの夜さえ倒せば、後の魔女は脅威足り得ない」
さやか「よーし！親友のまどかを守るためだもん、あたしも頑張っちゃうよー！」
杏子「いや、アンタは来るなよ？」
さやか「えっ？」
ほむまど杏「えっ？」
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:21:40.07 ECSyKibxi
追いついた、さやさや・・・
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:23:47.13 QhfO0qdD0
杏子「え、いや、その。相手が最強の魔女だって事はわかってるよな？」
さやか「わかってるよ！だからあたしも戦う！まどかを契約させたくないもん！」
杏子(……純粋に友達思いな眼差しで心が痛い。こういう時どういう顔すればいいかわからないの)
QB(逸らせば……いいんじゃないかな)
ほむら(残念だけどあなた戦力外なのよね)
ほむら「……美樹さやか。あなたにはまどかの護衛をお願いするわ」
杏子「！？」
さやか「護衛？」
ほむら「もしも使い魔が私達を通り抜け、避難所に向かった時……あなたにはそれの相手をお願いするわ」
杏子(！)
杏子「そ、そうだぜさやか！まどかを守れるのはおまえしかいない！責任重大だ！」
さやか「！！ 私しかいない……責任……重大……」ｷﾗｷﾗｷﾗ
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:25:08.94 3Af+Cce40
この犬は馬鹿だから躾けやすそうだな
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:30:20.38 6zA+S/mC0
さやか「奇跡も魔法も、あ…… あぁッ…んっ///」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:31:04.88 QhfO0qdD0
さやか「わかった！まどかの安全はこのさやかちゃんが保証するよ！」
ほむら「……ええ、お願いするわ。まどかもそれでいいわね？」
まどか(何でだろ。私、ほむらちゃんのこと信じたいのに。嘘つきだなんて思いたくないのに)
さやか「あたしがいる限り、まどかに使い魔なんて近寄らせないから！大船に乗った気でいてよ！」
ほむら「さすがね。あなたになら安心して任せられるわ」
さやか「おう！ドンとこい！」
まどか(全然大丈夫だって気持ちになれない。ほむらちゃんの言ってることが本当だって思えない……)
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:33:09.05 pKvcRFXa0
ワロタ
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:33:48.19 Thfiq20l0
主人公最弱系みたく最後に覚醒とかはあるのだろうか
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:37:36.92 fFdx0Dqa0
米粒ほどの大きさであのレベルの造形が出来るキュウベエマジ職人芸wwwww
あと、>>168はその妄想をSSにしてもいいんだよ？
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:39:53.30 QhfO0qdD0
―ワルプルギスの夜・当日―
ほむら「杏子。覚悟はいいわね？」
杏子「ああ。腹ごしらえも済んだし、あたしは絶好調さ」ｼｰﾊｰ
ほむら「……そう、頼もしいわ」
杏子「一応、一つ確認しておくけどさ。使い魔が出てきたら……」
ほむら「全力全開、他の何を捨ててでも最優先で潰して頂戴。切実に」
杏子(ですよねー)
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:41:39.59 LOJJE0ON0
おいついたしえん
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:44:06.31 CBhSz/UoO
本編のさやかももっとアホだったら、あんなことにはならなかったのかな
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:45:34.93 QhfO0qdD0
杏子「ま、ベテランの魔法少女が二人もいるんだ。そうそう抜かせねーよ」
ほむら「頼むわよ、本当に。お願いだから」
杏子「……気持ちはわかるよ」
ほむら「……っ！来るわ！」
⑤
杏子「はん、いよいよお出ましかい。腕が鳴るぜ」
④
ほむら「油断しないで。あいつは並大抵の相手ではないわ」
③
杏子「するかよ。あたしだって馬鹿じゃない。 ……こんな威圧感を出す魔女なんてそうそういないさ」
②
ほむら「……今度こそ、決着をつけてやる！」
①
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:53:51.50 QhfO0qdD0
―避難所―
まどか「今頃、ほむらちゃん達は戦ってるんだね……」
さやか「……うん」
QB「二人とも、彼女達が心配……ですか？」
まどか「……契約はしないよ。ほむらちゃんとの約束だから」
QB「僕としてはそれでも構わな………構いませんけど。あの二人がワルプルギスの夜に勝てる確率は、不可能に近いと…… 思います、よ？」
まどか「………」
QB「君の運命を変えられないと悟った時、暁美ほむら……さんのソウルジェムはグリーフシードへと変わるだろ……でしょう」
QB「彼女自身にもわかってるんだ。だから選択肢なんてない」
QB「勝ち目のあるなしに関わらず、彼女は戦うしかない………んですよ」
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 06:55:59.00 03FY3NAr0
敬語wwww
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:01:13.39 QhfO0qdD0
さやか「………」
まどか「………」
さやか「……まどか。あたし、行くよ」
まどか「さやかちゃん……？」
さやか「……ほんとはね、薄々感付いてはいたんだ。あたしがここに残らされたのは、戦力外だからだろうって」
まどか(あ、自覚はあるんだ……)
さやか「でも……でも、やっぱり無理だよ」
さやか「みんなが戦ってるのに、こうして見ているだけなんて。あたしだって戦える力を持ってるんだ」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「だから……行くよ。"友達"を助けに、さ」
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:03:42.50 zNMYKY5Y0
さやかっこいい
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:04:20.14 0UVHCkviO
でも戦力外
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:05:31.70 uvq4L2hV0
米粒は茶碗の隅っこにおとなしくこびり付いてろ
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:08:38.16 QhfO0qdD0
まどか「さやかちゃん……」
さやか「……まどか。あたしが自暴自棄になってた時……こんなあたしを、あんたは最後まで見捨てないでくれたよね」
さやか「最初に出会った時は、あたしがあんたを助けたけど……でも。それからはいつだって、あたしを助けてくれたのはまどかの方だった」
まどか「………」
さやか「ありがとね、こんなあたしの友達でいてくれて。まどかみたいな親友を持った事が、あたしの一番の自慢だよ」
まどか「……っ！さやかちゃん……！」
まどか「絶対……絶対、戻ってきてね！またいなくなったりしたら嫌だよ！！」
さやか「……うん。行ってくる！」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:10:05.20 vu9DJKRRi
>>182
だれうま
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:13:46.48 zNMYKY5Y0
良い映画じゃないか
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:15:27.23 QhfO0qdD0
――――――――
――――
杏子「……く、そッ！なんてタフさだよ……！」
ほむら「くっ……！」
魔女『キャハッ！キャハハハハハハッ！！』
杏子「グリーフシード、あといくつ残ってる？」
ほむら「……さっきので、最後よ」
杏子「！！ くそ……！打つ手なしかよ……！」
ほむら「……！ 杏子、後ろッ！！」
杏子「なっ……」
使い魔『キャハハハハハッ！』
ｻﾞｼｭｯ
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:20:02.35 zNMYKY5Y0
さくらちゃん後ろ後ろ
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:23:06.90 QhfO0qdD0
ほむら「杏子！」
杏子「……わりい、ドジっちまった。あたしらしくもない……」
ﾎﾟﾀｯ……
ほむら「……あなたは休んでいて。私一人で持ち堪えてみせる」
杏子「でも……」
ほむら「いいからッ！」
杏子「……わかったよ。少し体力が回復したら援護する。だから、死ぬんじゃねーぞ」
ほむら「当然よ。 ……約束を果たすまで、私は死ねない」
杏子「……そうかい」
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:28:01.56 QhfO0qdD0
魔女『キャハ！キャハハハハハハ！』
ほむら(……倒せなくてもいい。こいつが街を去るまで、ここで足止めできれば……！)ｼﾞｬｷﾝ
ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
使い魔『キャ、ハ……』ｼｭｩｩｩ
ほむら(優先するべきなのは使い魔の方。避難所に近寄らせないように…… っ！？)
使い魔A『キャハハハハハ！』
使い魔B『キャハッ！キャハハッ！』
使い魔C『フヒッ！フヒヒッ！！』
使い魔D『ティヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ！』
ほむら「くっ、こんなに……ッ！？」
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:29:03.98 B+1W3qMP0
笑いかたｗｗｗｗｗ
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:30:18.60 pKvcRFXa0
変なのいるぞwwwww
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:31:32.16 B0Br7hgQO
>>168
恭介「奇跡も魔法もないけど、さやかをイカせることならできるんだ！」ｸﾁｭｸﾁｭ
さやか「んほおお！恭介の指まんこしゅごいのおおおおお！」ﾌﾟｼｬｱｱｱ
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:34:56.84 jsY+reRQ0
どうせさやかの願いはギターの傷を治すことだったから
あんこの傷もなおせちゃって
さやかは回復薬に徹して
みんなで倒して終わるんだろ
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:36:34.67 VutjaR4h0
さやかの剣じゃワルプルに歯がたたないから
恭介のバイオリンを片手に堂々と現れるとみた
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:36:52.14 yNZc2fcd0
さやさや
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:39:34.47 QhfO0qdD0
杏子「馬鹿、ほむら！本体を忘れんな！」
ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
ほむら「っ！ しま……ッ！」
ｽﾞﾄﾞｫﾝ……
ほむら「くっ…もう時間を止められないなんて……」
魔女『キャハハハハハハハハ！』
ほむら「……どうしてなの……！何度やっても、あいつに勝てない……！」
使い魔『キャハハハハッ！』ﾇｯ
ほむら「あ……」
ｽｯ……
ほむら「………そっか。私、これでお終いかぁ……」
使い魔『キャハ！キャハハハハッ！』
ほむら「ごめんね、まどか……」
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:42:29.05 qJOc7/xCO
このＳＳはめずらしくほむらがウザくない！ふしぎ！
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:45:16.02 QhfO0qdD0
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
使い魔『キャハ！キャハハッ！！』
さやか「でええええええええええいっ！！」ﾀﾞｯ
使い魔『キャハッ！？』
ﾄﾞﾝｯ ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｰ
さやか「ぎ、ぎりぎりセーフってとこだね！」ﾊｱﾊｱ
ほむら「なっ……！美樹さやか！？」
さやか「待たせたね、"ほむら"。真打登場だよ」
ほむら「馬鹿な事を言わないで！あなたがいたところで敵う相手ではないわ！」
さやか「そんなの、やってみなければわからないよ。怪我人はそこで見てなさい！」ﾀﾞｯ
ほむら「さやか！」
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:47:28.35 wZGS3OS20
さやさやかっこいい！
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:49:07.62 LOJJE0ON0
さやかちゃんまじさやかちゃん
201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:50:34.83 QhfO0qdD0
杏子「あれは、まさか……さやか！？何でアンタがここに！」
さやか「はあああああっ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
魔女『キャハハハハハハハッ！』
さやか「はああああああ あっ」ﾂﾝｯ
魔女『キャハッ？』
ｽﾞﾍﾞｼｬｯ
ほむら「………」
杏子「………」
ほむ杏(あの馬鹿！)
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:50:52.56 VutjaR4h0
ﾀﾞｯ
もうこれだけで吹く
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:51:00.41 /rkVR47O0
ワロタ
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:51:37.50 fFdx0Dqa0
皇帝を殺せるのは、奴隷のみ…！さやかちゃんさやさや！
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 07:55:15.15 QhfO0qdD0
さやか「あああああ！痛い！いたいよお！鼻があああああ！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
ほむら「………」
杏子「………」
さやか「これが、最強の魔女……！なんてプレッシャー……あたしの攻撃が届かないなんて……！」ﾋﾘﾋﾘ
ほむら(何言ってるのかしらこいつ)
杏子(絶対関係ないだろ……)
魔女『キャハ……？』
杏子(おいおい……ワルプルギスの夜にまで呆れられてるじゃねぇか……)
ほむら(時間、戻そうかしら……)
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:02:51.49 QhfO0qdD0
さやか「はあああああ！ あっ」ﾄﾞｺﾞﾝ
杏子「ああっ！周りに浮かんでたビルが偶然さやかの通り道に！！」
さやか「でやああああああ！ へぶっ！？」ﾍﾞｼｬｯ
ほむら「ああっ！強風に巻き込まれたどこかの家の洗濯物が美樹さやかの顔面に直撃したわ！！」
さやか「どりゃあああ！ ……えっ……？ ぎゃああああああ！？」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
杏子「ああっ！思った以上に使い魔の身体が硬くてさやかの渾身の一撃がそのまま本人のダメージに！！」
さやか「だあああああああ！ うぐっ！？」ﾄﾞｻｯ
ほむら「ああっ！勢いよく走り出したせいで留め具が外れてソウルジェムが！！」
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:03:52.84 l+PXmbOa0
追いついた支援
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:05:10.50 vz5a+/f30
自分の身長以上の高さから落ちたら死にそうだなこのさやかちゃん
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:09:06.02 QhfO0qdD0
さやか「はあ、はあ……なんて強さなの……！手も足も出ない……！」ﾎﾞﾛｯ
ほむ杏(いやいやいやいやいや)
QB「やあ。気になって様子を見に来たけど、やっぱり苦戦しているみたいだ
杏子「あぁ？」ｷﾞﾛｯ
QB「ヒッ！？ く、苦戦しているみたい……ですね……」
ほむら「……何をしに来たの、インキュベーター。まさか、まどかを……！」
QB「そんな滅相もない！僕は鹿目まどかとはまだ
ほむら「………」ｷﾞﾛｯ
QB「………鹿目まどかさんとは、まだ契約していません」
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:11:15.00 jsY+reRQ0
URLﾘﾝｸ(beebee2see.appspot.com)
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:15:35.88 QhfO0qdD0
ほむら「だったら消えなさい。今はあなたに構っている暇はないの」
QB「え、ええ、その事なんですけどね。一応様子を見ておこうと思ってここに来た次第です、はい」
杏子「ああ？冷やかしにでも来たのかよ」
QB「悪意のある受け取り方をされるとそういう事に…… ひっ！？すいません何でもないです！」
杏子「……チッ。あたしらに勝ち目はねぇってか？」
ほむら「………」
ほむら「………」ﾁﾗｯ
杏子「………」ﾁﾗｯ
さやか「……っ！…………！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ
ほむ杏(はぁ………)
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:18:32.40 y3NpjqlLO
ワロタ
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:21:58.70 QhfO0qdD0
杏子「……なんか、勝てる気がしないんだよな。正直ここまでとは思ってなかったよ」
ほむら「同感ね……」
QB「これでわかっただろう？君達がどう足掻いたところで、運命に抗うことはできないのさ」
杏子「おまえ何調子乗ってんだ？」
ほむら「殺すわよ」
QB「ふっ。ワルプルギスの夜に恐れをなした君達なんて、どれだけ凄んでも怖くはないさ」ｷﾘｯ
ほむ杏「………」ｲﾗｯ
QB「それよりどうするんだい？さやかはまだ戦っているようだけど」
ほむら「………」
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:22:52.00 jsY+reRQ0
URLﾘﾝｸ(beebee2see.appspot.com)
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:23:14.23 WAckHQYo0
つまんねぇ
学校行けよ
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:23:59.50 Vp6HXeQnO
きゅっぷいちゃん可愛いよ
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:25:50.18 QhfO0qdD0
ほむら「……何度やっても。何度やっても、あいつに勝てない」
ほむら「そして……繰り返せば繰り返すほど、それだけまどかの因果が増える……」
ほむら「私のやってきた事は、結局……何の意味も……！」
ｼﾞﾜ…
さやか「違うよ、ほむら！」
ほむら「っ！」
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:31:13.41 QhfO0qdD0
さやか「あんた言ってたじゃないか！必ずまどかを守ってみせるって！あれは嘘だったの！？」
ほむら「………」
さやか「違う……！違うでしょ！あの時のあんたの顔は、生半可な気持ちで言ってるような顔じゃなかった！」
ほむら「………」
さやか「だったら諦めんな！あたしは諦めない！」
さやか「まどかはあたしの一番の親友なんだ！絶対守ってみせる！」
ほむら「………さやか……」
杏子(かっこいいはずなのに、なんか悔しい……)
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:32:21.63 4Ekc5JKa0
し
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:33:50.48 o3pMTWCm0
URLﾘﾝｸ(i.imgur.com)
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:35:17.52 wZGS3OS20
さやかっこいい！
222: 忍法帖【Lv=25,xxxPT】
11/10/05 08:35:28.35 mo3wj0gj0
まどか「ドジっこ不幸体質ほむらちゃん！！」と同じような気配がするな。
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:35:48.32 pzebK/gG0
さやかす…！
お前…！
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:37:04.13 QhfO0qdD0
ほむら「……あなたに説教される日が来るなんて。私も落ちぶれたものね」
さやか「なにおうっ！？」
ほむら「……ありがとう、"さやか"」
さやか「…っ！ どう致しまして！」
QB「いつの間にか仲間外れにされてるよ、杏子。悔しいね？」
杏子「うっせーよ！」
QB「……それにしても、さっきから妙に静かだね」
杏子「……ん。そういえば……そうだな」
魔女『…………………』
ほむ杏さやQB(ん？)
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:37:56.33 wZGS3OS20
あんあん！
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:38:48.13 vfWp5BByO
ﾎﾑﾗﾁｬｰﾝ
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:41:13.31 QhfO0qdD0
さやか「……あれ？魔女が動かない？」
杏子「何してんだ、アレは……余裕見せてるつもりなのか？」
QB「……これは、僕にもわからない事だよ。過去のワルプルギスの行動にも前例はない」
ほむら(どういう事……？こんなの初めて……)
ほむら(……こんな事、今までは…… ！？)
ほむら「……ッ！！ まさかッ！？」
杏子「わかったのか、ほむら！？」
228: 忍法帖【Lv=38,xxxPT】
11/10/05 08:41:22.76 pZyMwZy00
>>192
指まんこってなんぞ・・・
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:43:19.13 93lmrAb30
ﾜﾙﾌﾟﾙ「そう言えば、巴マミがいない……？」
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:44:26.36 jsY+reRQ0
>>229
URLﾘﾝｸ(beebee2see.appspot.com)
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:45:28.24 iRkiT/qqO
何かスーパースターマンを思い出すなこのさやか
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:45:30.22 QhfO0qdD0
ほむら「さやか！もう一度あいつに攻撃しなさい！」
さやか「え、ええー……あれ硬いんだけど……」
ほむら「いいから、思いっきりやるのよ！いいわね！」
さやか「うえー……わかったよ……」ﾀﾞｯ
さやか「おりゃあああああああああ！！」ﾌﾞﾝｯ
ｶﾞﾝｯ ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ ﾎﾟｷﾝ
さやか「やっぱり無理いいいいい！！腕がああああああ！！」
ほむら(私の予想が正しければ……これで……！)
魔女『…………ハッ』
さや杏QB「！？」
ほむら「やはり……そういう事だったのね！」
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:51:08.75 QhfO0qdD0
杏子「どういう事だ、ほむら！？一体何だっていうんだ！」
QB「それは僕からも聞きたいね、暁美ほむら。君は何に気付いたというんだい？」
ほむら「……今までワルプルギスの夜に立ち向かってきたのは、最低限の実力を持った魔法少女達だった」
ほむら「でも、あいつはそれを嘲笑うかのような笑い声と共に、全てを破壊し尽していく……」
QB「それがどうしたというんだい？最強の魔女なんだから当然じゃないか」
ほむら「……さっきので気が付かなかったかしら？今までとは違う、あいつの……」
ほむら「そう、まるで……路傍の虫ケラを哀れむかのような、冷めた笑い声に」
杏QB「！？」
234: 忍法帖【Lv=25,xxxPT】
11/10/05 08:51:27.83 mo3wj0gj0
>>230
URLﾘﾝｸ(www.amaga.me)
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:56:50.81 Gl/TUDMd0
酷い、酷すぎる
虫けらに謝れ
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 08:59:19.80 QhfO0qdD0
ほむら「ワルプルギスの夜は、私と杏子の二人で挑んだ時には容赦なく攻撃してきた」
ほむら「ところが、さやかが現れてから……さやかは自滅以外でダメージを受けていない」
ほむら「そう。あいつの不可解な行動は、さやかの存在が鍵となっていたのよ」
QB「なんだって！？まさか、それは……！」
ほむら「……あいつにとってさやかの攻撃は、虫刺され程度にしか受け取られていない。つまり……」
ほむら「あまりにもレベルが違いすぎて、わざわざこちらを攻撃するまでもないと思っているのよ！」
杏QB「なん……だと……？」
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:02:42.68 wZGS3OS20
ほ……む……？
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:05:16.88 QhfO0qdD0
ほむら「これはチャンスよ！今のうちに畳み掛けるわ！いくわよ杏子」
杏子「お、おう……？」
さやか「あたしはどうすればいいんだよ！」
ほむら「あなたは攻撃を続けなさい！どうせ届かないだろうけど！」
さやか「わかった！」
杏子「ありったけの全力だ！食らいやがれ！」
ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ
魔女『………ハッ……？キャハ？』
ほむら「これで……どう！？」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
魔女『……！ キャハ！キャハハハハ！？キャハハハハハハッ！！』
さやか「おりゃあああああ！ って、攻撃してきた！？」
ｽﾞｺﾞﾝ ﾄﾞｻｯ
ﾋﾟｼｯ
239:まーみん ◆gPWlwXt2NI
11/10/05 09:07:46.94 TgT0cQxKO
さやかちゃんのピンチに颯爽と現れる愛の魔法少女キューティクル天使
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:10:09.27 QhfO0qdD0
ほむら「……！！身体に罅が入った！いけるわ！」
杏子「あたしに任せろ！おらあああああ！！」
ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ
魔女『キャ……ハ……？キャハハ………？』
ﾊﾞｷﾊﾞｷｯ ﾍﾞｷｯ
さやか「うわっ！何か出てきた！？」
ほむら「！！ 恐らく、それが核よ！さやか！！」
さやか「ッ！わかった！！」ﾀﾞｯ
魔女『キャ……ハ………』
ﾋﾟｼｯ……ﾋﾟｷ……
さやか「うおおおおおおおお！！」
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:12:29.23 wZGS3OS20
さやさや
242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:16:51.88 QhfO0qdD0
――あたしは、弱かった
――魔法少女としても、人としても。とってもとっても弱くて、そのせいでみんなに迷惑だってかけた
――でもね。そんなあたしだって……こんな時くらい、誰かの力になりたいよ
――正義の味方の魔法少女。最初にマミさんを見た時から、ずっと憧れてた
――そして今、みんながあたしを呼ぶ声が聞こえる。目の前にいる悪の親玉を倒せと
――弱くたっていい。例えあたしの身体が人間じゃなくたって、そんなの関係ない
――あたしは、この街を…… 親友を守る為に、戦うんだ！
――だからッ！！
243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:18:55.92 93lmrAb30
アレイヤードスペシャル！！
244:まーみん ◆gPWlwXt2NI
11/10/05 09:20:39.01 TgT0cQxKO
天使を一人忘れてやいませんか
いやさやかちゃんも天使だけど
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:20:58.01 QhfO0qdD0
さやか「はああああああッ！！」
魔女『キャハ……ッ！？』
ほむら「決めなさい、さやか！！」
杏子「やれ！ぶっ潰せ、さやか！！」
魔女『キャ……？』
さやか「これで……ッ！終わりだあああああああッ！！！」
ｶﾞｷｨｨｨｨﾝ
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:23:37.43 xZPwFEKY0
CM後、ついに明かされる謎の白い液体の正体とは・・・！？
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:23:46.45 QhfO0qdD0
さやか「………」
ほむら「………」
杏子「………」
魔女『……………』
QB「やったか！？やったのか！？どうなんだい！？」
ほむ杏「………」ｲﾗｯ
魔女『……………』
さやか「………」
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:24:13.88 93lmrAb30
URLﾘﾝｸ(uproda.2ch-library.com)
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:27:44.66 QhfO0qdD0
ﾋﾟｼｯ ﾋﾟｷ…
さやか「……杏子。ほむら」
ほむら「……何かしら」
杏子「さやか……？」
ﾋﾟｼﾋﾟｼｯ
ﾊﾟﾘｨﾝｯ……
さやか「……無理だった。交代して」ｼﾞﾝｼﾞﾝ
ほむ杏QB魔女(ですよねー)
――――――――――――
――――――――
――――
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:30:01.93 y3NpjqlLO
魔女にまで…
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:31:37.81 xZPwFEKY0
ﾜﾙﾌﾟﾙさん余裕だな
252: 忍法帖【Lv=25,xxxPT】
11/10/05 09:33:00.60 mo3wj0gj0
>>248
URLﾘﾝｸ(www.amaga.me)
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:35:16.04 QhfO0qdD0
――こうして、ワルプルギスの夜は撃破された
――最後の最後でおいしい所を譲ってあげたのに、それを無駄にするのは……
――やっぱりさやかはさやかだな、と思わざるを得なかったけれど
――でも、そのお陰で。まどかとの約束を、果たす事ができた
――最弱のあなたが、最強の魔女を倒す鍵となるなんて。皮肉もいいところね
――だから……
――少しだけ、感謝してあげてもいいわ。さやか
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:36:59.80 wZGS3OS20
さやさや
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:36:59.83 qJOc7/xCO
やっぱりほむらさんウザかった
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:41:26.51 jsY+reRQ0
URLﾘﾝｸ(beebee2see.appspot.com)
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:43:43.58 QhfO0qdD0
――――――――――――
――――――――
さやか「……ふぅ。ようやく使い魔程度なら倒せるようになってきたね……」
まどか「さやかちゃん、お疲れ様！」
さやか「ありがと、まどか！疲れた時にそう言って貰えると、頑張り甲斐もあるってもんだよ！」
まどか「最近は勝ち続けてるね。さやかちゃんのお陰で街も随分平和になったと思うよ！」
さやか「ま、所詮は使い魔だけどね。魔女の相手はほむらと杏子に任せるさー」
さやか「それじゃ、帰ろうか！まどか！」
まどか「うん！」
258: 忍法帖【Lv=14,xxxPT】
11/10/05 09:47:26.36 8wdZ0Dax0
いいはなしだなー
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:50:05.42 QhfO0qdD0
――あれから。あたしは使い魔退治専門の魔法少女として、見滝原で活動している
――ほむらは学校の合間を見て、杏子と二人で他の街の魔女を退治しに行く事が多くなった
――二人のお陰で、他の街も随分平和になってきたと思う
――まあ、この前杏子が小さな女の子を連れてきて、『今日からこいつと一緒に暮らす』なんて言い出した時は驚いたけど。
――それと、ほむら。魔女退治を頑張るのもいいけど、遠征した時に長期滞在ばっかりするのはやめなよね。勉強、追いつけなくなるよ？
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:51:53.84 jsY+reRQ0
で、さやかはグリフシードが手に入らなくて
魔女化するわけですね
わかります
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:52:33.78 3i4Kx4GL0
才能無いのに書き続けるその気持ち悪さ
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:54:53.05 QhfO0qdD0
まどか「そういえば、さやかちゃんのソウルジェム……浄化しなくていいの？」
さやか「ん？」
まどか「使い魔専門だとグリーフシードが手に入らないから、濁りが溜まっちゃうんじゃ……」
さやか「あー、その事か。それなら全然平気なのです！」
まどか「え？」
さやか「あたしのソウルジェム、こんなんだからさ。グリーフシード一つでだいぶ長い間持つんだよね」
まどか「そっかー。それならよかったね！」
さやか「ま、こればっかりは才能のなさに感謝かな？なーんてね！」
まどか「もう、さやかちゃんったら！」
263:まーみん ◆gPWlwXt2NI
11/10/05 09:54:59.23 TgT0cQxKO
スルーライフです
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:59:30.21 tOEQAWMz0
もう流石としか言いようが無いな
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 09:59:45.52 QhfO0qdD0
――前よりマシになったとはいえ、あたしは今でも弱いまま。弱い魔女ですら相手にならない
――でも、それでも。あたしの周りには、いつだって支えてくれる友達がいた
――弱くたって、最弱だって。ここにあたしの居場所と、帰りを待ってくれる人がいる
――それを守る。もう二度と、この気持ちを忘れたりしない
――だからあたしは、戦い続ける
おわり
266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:00:07.77 jsY+reRQ0
小さいから早く溜まるだろ
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:00:32.93 BjSdWiks0
上条さんとバイオリンが放置されている件
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:00:43.28 93lmrAb30
恭介「おわり」
269: 忍法帖【Lv=17,xxxPT】
11/10/05 10:00:53.38 dW+27BDc0
乙
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:01:26.04 QDNGwtiq0
>>267
上条さんなんてなかった
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:01:30.59 wZGS3OS20
乙乙乙
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:01:35.68 tOEQAWMz0
乙乙
面白かった
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:01:36.06 OWxLupfi0
乙
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:03:14.89 QhfO0qdD0
色々と矛盾してたり才能ないのに書き続けたりしてごめんよ
こんなに長い時間付き合ってくれてありがとうございました！
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:03:34.24 Vp6HXeQnO
乙ｳｪﾋ
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:04:01.23 1M2qPzta0
乙だよ
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:04:58.46 pKvcRFXa0
俺は楽しめたぜ乙
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:07:06.74 ImlJBqz7O
乙 さやさやドッコイ
熱血α波乙
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:11:15.48 jsY+reRQ0
乙
楽しめたよ
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:13:06.07 ASIGR4x/O
上条さんよりも調子に乗ってたQBがどうなったのかが気になる
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:14:11.28 mG3izkL6P
>>266
このさやかちゃんが仰々しい穢れを感じる他繊細なわけない。最大でホストと話して復活する程度の絶望
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:15:27.07 jsY+reRQ0
>>280
QBならさっきマミさんと体育の授業で組体操してたよ
URLﾘﾝｸ(beebee2see.appspot.com)
URLﾘﾝｸ(beebee2see.appspot.com)
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/10/05 10:22:15.60 xZPwFEKY0
乙乙あんあん
才能が無くても、頑張ってれば芽生えてくるさ。そういうもん。 杏子