11/09/23 21:31:07.18 hjiNiEMG0
まどか「あんなに血が……。
うそ、体欠けたよ?
動かないでよ、ほむらちゃん!
もう戦っても無駄なんだよ!」
マミ<イッショニイキマショ
ほむら<マミサン!
グシャッ
まどか「え?」
ボトボト
ビチャッ
まどか「血?」ヌラッ
h o ら 「 」
む
マ ミ 「 」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:35:13.47 hjiNiEMG0
まどか「い、いや、いやあああ!
ほむらちゃんバラバラになっちゃったよ!
早く、早く砂時計出てよ!
こんなのいやだよ!
やだよ、見たくないよ!
やだやだやだやだやだあああ!」
キィーン
まどか「早く、早く!
生きてるほむらちゃんに会いたい、
会いたいよ!
いやぁああああ!」
カシャッ
・
・
・
チュン、チュンチュン
まどか「エグッ、ヒッグ、グズ。
えへ、へへ、夢、夢だよね。
ヒッ、ヒグッ、グズ」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:38:31.67 hjiNiEMG0
二週目学校
ほむら「あ、暁美ほむらです。
よ、よろしくお願いします……」
まどか「えへへ~ほむらちゃんだぁ」
さやか「まどかどうしたの?
なんか嬉しそうだよ?
はは~んさてはあの転校生に惚れたなあ。
けしからんぞぉ!」
まどか「うんっ」
さやか「へ?」
渡り廊下
まどか「へえ、ほむらちゃんって、
巴会長と仲良しなんだ」
ほむら「仲良しってほどじゃないけど///」
まどか「わ、私ね、魔法少女にならないかって言われたことあるんだ。
悩んでいたんだけど、巴会長なら相談に乗ってくれるかなあ。
(めんどくさいけど、外堀から埋めるか)」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:39:28.35 rSNYfRmw0
いいんじゃないかな
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:39:45.93 k+H/PTOZ0
全然改心してねえ…
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:41:39.74 O7vvoNW80
展開はやいな
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:44:59.17 hjiNiEMG0
ほむら「えぇ、きっと!
私鹿目さんのことマミさんに相談してみます!」
まどか(私は『巴先輩』で、
ほむらちゃんは『マミさん』ね。
へぇ。チッ)
マミホーム
マミ「あなたもQBと会った事あるのね」
まどか「巴先輩のおうちってにぎやかですね。
たくさん女の子がいますし、PCとかも並んで」
魔法少女たち<三丁目で魔女出没の予言です
魔法少女たち<隣町で新しい子が契約した模様
魔法少女たち<両親の離婚で絶望しそうな子がいるの、
誰かフォローいってくれないかしら
マミ「ええ。ここは魔法少女協会の集会場みたいになってるの」
まどか「ま、きょうかい?」
ほむら「そうなの、マミさんは魔法少女を束ねるカリスマなの!」
まどか(えー。ないわー)
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:48:45.71 hjiNiEMG0
マミ「なにもしていないわ。
ただみんなが勝手に集まってきただけよ。
鹿目さん、ここはねグリーフシードの管理をしたり、
QBと契約しそうな子を守ったり、
絶望しないように心のケアをしたりしているの。
『予言できる子』や『心の読める子』みたいに
能力をリストにして街を警備もするのよ」
ほむら「みんなの負担が少しでも減るようにって、
みんながんばっているんです!
でも、マミさん『協会』じゃなくて『ヴァルキリーズ』って
みんなで決めたじゃないですかー」
まどか「(え、なにこの空気感。
マミさんが中二病じゃないし。周囲がだし)
協会に入っていない子は仲間はずれなんですか。
杏子ちゃんとか!」
マミ「あら、佐倉さんを知っているの?
協会って言っているのはみんな。
私はただ場所とお菓子を提供しているだけなの。
それにね、あの子は登録はしていないけれど、
一番精力的に魔法少女に声をかけてくれているのよ」
杏子「うっせーな。
あたしはただうまいもんがくえるぞーって言ってるだけだよ」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:50:54.52 O7vvoNW80
ないなー
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:52:42.78 hjiNiEMG0
マミ「あら、おかえり。
そうね、皆たまた絶望しそうなだけだったのよね」
杏子「ああ。腹が減ってりゃ絶望もしたくなるってもんだ」
ほむら「杏子さんお帰りなさい!」
杏子「ただいまほむら、マミ。
『風見野ヴァルキリーズ』で治癒系の子が増えたぜ」
マミ「これでまた戦いやすくなるわね。
さすがに判明してるだけで1000人超えると大変ね。
海外との協力も大分進んでいるし」
まどか「(えー、これ私いる意味ないんじゃないの。
超ハードル高いよほむらちゃん。
あ、でも入って日の浅いほむらちゃんなら居場所がないはず!)」
マミ「暁美さん、この間の件どうかしら」
ほむら「はい、メモリで持ってきました。
魔女の発生傾向と、QBの活動範囲の統計データです。
基本的には学校と……」
まどか「」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:53:45.30 3bDlj4zSP
まどカスが一番ないわwwwww
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 21:57:14.31 hjiNiEMG0
マミ「ふふふ。暁美さんはもう協会に欠かせない子なの。
全体を見る力がすごくてね。もう私の右腕みたいなものね」
ほむら「そ、そんなことないですよマミさん///」
まどか(こんな宇宙滅びてしまえ!)
・
・
・
二週目
ワルプルギスの夜戦
まどか「だーから、勝てないんだよって
何度も言ってるんだよ?」
魔法少女たち<テェー
魔法少女たち<イッケー
魔法少女たち<アキラメナイッ
まどか「なのに……なんでなの。
無理なのに、勝てないのに……。
どうしてみんな死ににいくの!」
魔法少女たち<キャー
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:01:14.82 3VKSMlJf0
ほむぅ……
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:01:35.85 VkScXNfo0
魔法少女千1000人メッタ斬りのワルプルさんマジパネェっす
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:01:42.42 hjiNiEMG0
まどか「無駄だって止めたよ!
止めたのに!
みんなバカだよ!」
スッ
ほむら「バカでもいかなきゃいけないの。
みんな、ここが大好きだから」
まどか「ほ、むら、ちゃん」
そんなボロボロでなにができるの!
ほむらちゃん私と逃げようよ!
大丈夫だよ、誰も責めないよ!」
ほむら「魔法少女になって、
たくさんの悲しいことにも会いました。
でも、みんなとの思い出もつまった街だから、
守りたいものがあるの……。
鹿目さん、あなたは生きてください」
トッ
まどか「バカだよ!
みんなバカだよ!」
QB「その犠牲の上にこの世界があるんだよ。
だから、僕たちはバカとは言わないよ」
まどか「ねえQB、私には力があるの?
魔法少女になってワルプルギスの夜を倒す力はあるの?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:03:36.13 3VKSMlJf0
ほむぅ……
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:05:22.07 hjiNiEMG0
QB「ないね」
まどか「嘘?
だっていくつも因果が絡まった私は特異点で、
強いエネルギーが……」
QB「いったい何の話をしてるんだい?
君はその辺の魔法少女より弱いぐらいの才能しかないよ。
できることは盾になるぐらいさ。性質によって変わるけれどね。
そもそも僕は君の前には現れなかっただろう?」
まどか「どうして、どうして。
どうして私は無力なの、なにもできないの。
ほむらちゃんの力になれないの。
守ってあげたいのに、この身に変えても守りたいのに!」
マミ<アケミサン!
グシャッ
バチャバチャ
QB「さて、暁美ほむらも死んだみたいだね。
じゃ、僕は失礼するよ」
ヒュン
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:07:41.04 VkScXNfo0
まどカス絶望エンドか
いいぞもっとやれ
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:07:54.19 hjiNiEMG0
まどか「ヒッグ、エグ、グズ……。
次こそ、思い出させてあげる、よ。
ほむらちゃん。
そしてみんなで、明日を、迎えよう」
カシャッ
・
・
・
三週目、朝
チュンチュン、チュン
まどか「う、うぅ。
ごめんね、ほむらちゃん。
ごめんね、ごめん、ね。グスッ」
・
・
・
渡り廊下
まどか「あのね、ほむらちゃん!
お話があるの!」
……
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:13:25.23 3VKSMlJf0
ほむほむ
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/23 22:13:28.80 hjiNiEMG0
ほむら「ほん……とうですか?
鹿目さんが未来からきたって、
ワルプルギスの夜には絶対に勝てないって」
まどか「うん……」
・
・
・
マミホーム
マミ「いまいち信じられないわね。
証明もできないし。
予言できた子はいる?」
魔法少女「いえ、出現以外の報告はありません」
ほむら「でも、本当なの!」
マミ「サトリは今ここにはいないし……」
杏子「いいじゃん、もうちょっと人員増やしてつっこめば」ムシャムシャ
マミ「そうね、念の為県外からも呼びましょう」
まどか「でも、でもすごくがんばったほむらちゃんでも……」
マミ「暁美さんがどうかしたかしら」
まどか「い、いえ。
ごめんなさい、私みたいな部外者が口を挟んで」