11/09/10 22:19:10.03 jLvgN9Wh0
さやか「……あの、マミさん?」
マミ「何かしら?」
さやか「その、ですねー……キュゥべえを学校に連れてくるのは、どうかと……」
マミ「あら、この子は他の生徒には見えないし、声も聞こえないから大丈夫よ?」
さやか「そ、そういうことじゃなくてですね……」
マミ「??」グイグイ
キュゥべえ「んおおぉおぉぉんっ!! きてるぅ! マミのまっしゃーじれかりゃだビリビリきへるのおぉぉ!!!」
キュゥべえ「らめえぇええぇ! そんにゃにれんきびりびりしゃれひゃらひんじゃううぅうううぅぅ!! コポォ!!」
さやか「キュゥべえの周りに聞こえてないとは言っても、あたしはすごい気になるんですけど……」
マミ「え? 何が……?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:22:38.80 EMgNY04S0
支援ほむ
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:25:11.91 jLvgN9Wh0
さやか「ふー。やっとうるさいのから解放された」
まどか「zzz……」
早乙女「で、ここは過去完了形ではなく現在進行形を……」
さやか「……まどか。起きろー。起きないと先生に叱られ」
キュゥべえ『くひいぃいいぃ! いいよぉっ、じゅぎょぉちゅぅのマミマミまっしゃーじきもひいいんれすぅ!!』
まどか「ひッ」ガバッ
さやか「あ、起きた」
キュゥべえ『もっろ! もっろぉ! ああぁあん! お耳ぐにぐにっへもみしらかれりゅのしゅごいよおぉおお!!』
さやか『ちょっと! テレパシー止めて!! うるさい!』
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:27:10.28 QIB6ZuQ80
>>8
俺も
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:30:48.09 VQjmO0C80
しえん
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:31:59.86 jLvgN9Wh0
さやか「ちょっと、アレどうにかできないの? 転校生も魔法少女なんでしょ?」
ほむら「私に何を期待しているのよ」
さやか「こう、さぁ……妨害電波とか、そういうの出ない?」
ほむら「生憎だけど、私にそんな力はないわ」
さやか「あー、もう! 授業に集中できないよ、あんなんじゃ……」
キュゥべえ『しゃやかあぁあ! しゅごいよっ、マミのひゃりちりょぉちきゅちきゅしへビリビリきへるのおぉお!』
キュゥべえ『あああぁ! しゃしゃりゅうぅぅ! ヌフゥ!! マミマミのおはりがしゃしゃっへりゅよおぉぉおお!!』
さやか「うっさい!! 少し静かにしろぉ!」
ほむら「静かにしてくれないかしら、美樹さやか」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:38:51.47 jLvgN9Wh0
さやか「もう何言ってんのか全然わかんないし」
ほむら「針治療、って聞こえたけど」
まどか「ほむらちゃん、よくさっきのが聞き取れたね……」
さやか「これからずっと、あんなの聞かされるのかなぁ」
ほむら「あくまで巴マミは、厚意でマッサージをしているわけだしね」
さやか「止めて、とも言えないし……困ったなぁ」
キュゥべえ『ふぁあああぁ! せにゃか! せにゃかなでなでしゃれりゅとせしゅじぞきゅじょくってしゅるのぉぉお!』
キュゥべえ『あいひゃう! せにゃかの口あいひゃうよぉお! せにゃかのおくちぱくぱくってしへほしがっひゃうぅぅううぅ!!』
さやか「……ほんとに困った。なんでわざわざテレパシー飛ばすのかなぁ、あいつは」
40: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
11/09/10 22:44:49.44 lhS8vk0s0
エロいな
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:45:19.32 jLvgN9Wh0
まどか「……さやかちゃん? どうしたの、顔色悪いよ?」
さやか「あ、まどか……。あのね、あたし……魔法少女になる」
まどか「えっ!? 急に、どうして……」
さやか「分かるでしょ? 恭介のためだよ」
まどか「……」
さやか「キュゥべえ! いるんでしょ! ちょっと来て!」
キュゥべえ『しゃやかぁああ! ろぉしひゃのぉ!? んあああぁああ! オイップ!! マミ、待っへくれにゃいかぁあぁあ!』
キュゥべえ『くひっ、ふはぁ! わるいへろっ、はにゃしはあとにしへ……んおおぉお! しゅごしゅぎりゅよぉおおマミぃいいぃ!!』
まどか「……」
さやか「……」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:51:15.35 jLvgN9Wh0
さやか「……やっと来たか。遅いよ」
キュゥべえ「すまないね。ついついマミのマッサージに夢中になってしまったんだ」
マミ「ごめんなさいね。実はマッサージもまだ途中なのだけど……」
マミ「願い事、決まったのね?」
さやか「はい……。キュゥべえ、あたし……」
マミ「あっ、キュゥべえ。虫ついてるわよ」グイグイ
キュゥべえ「んふひぁあああぁ!? マミっ、きゅうにへんにゃころしにゃいへぇ! んにいいいぁあああ!」
さやか「あの、ちょっと、聞いてよ」
キュゥべえ「あっ、あひっ、しゃっきのっ、まっしゃぁじのかんかきゅがのこっへ……んほおおぉ!! おぉああ!!」
さやか「聞いて……ちょっ……聞けよ!!」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:55:32.34 CoSDrn4q0
嫌いじゃない
しえん
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 22:55:54.36 jLvgN9Wh0
さやか「……はぁ」
まどか「結局、契約できなかったね」
さやか「いや、いいよ……。あんな状況で契約とか出来る方がおかしいし」
さやか「それにあんなのと契約なんて、さすがにちょっと……心配だし」
ほむら「賢明な判断ね」
さやか「転校生!? どこから沸いて……」
ほむら「私が居たら悪い?」
さやか「いや、別に……ごめん、今は疲れてるからやり合う気力もないし……」
ほむら「でも私は用があるの。ちょっと付き合いなさい」
さやか「えー、面倒だからパス。まどか、ちょっと転校生にマッサージしてあげなよ」
ほむら「えっ」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:01:30.79 jLvgN9Wh0
まどか「えへへ、ほむらちゃんってば、気持ちよさそうだねー」グイグイ
ほむら「私と、してはっ……美樹、さやか……んんッ……あなっ、たが……契約、しな……」
さやか「あの、何言ってるか全然分かんないんだけど。まどか、ちょっとストップ」
まどか「え? うん」
ほむら「はぁ、ぁ……私は、貴方が……んっ、くぅ……契約しなくて、よかったと思ってるの……」
さやか(なんだろう。涙目でこんなコト言われると、ちょっとかわいく見えるかも)
ほむら「契約したら、貴方は……いずれ」
キュゥべえ『んきゅうううぅぅう! あしぃ! あししょんにゃにもみもみしゃれたらたてにゃくなっひゃうよぉ!』
キュゥべえ『くしゅぐっひゃいぃいいぃ! んみゅうう!! だでぃゃーなざぁん!! こしっ、こしくらけりゅううぅううぅぅ!!』
ほむら「ということになるわ」
さやか「ごめん。肝心なところがうるさくて聞こえなかった」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:06:22.63 EMgNY04S0
ほむぅ
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:06:52.79 jLvgN9Wh0
ほむら「まぁいいわ。日を改めましょう」
さやか「そうだね……ちょっとキュゥべえのテレパシーがうるさすぎて、集中できないし」
ほむら「でも、これは今後に関わる大事なことなの。いつか話すことになるわ」
キュゥべえ『まあぁああぁ! あぁああ! じゅぅりんしゃれひぇりゅうううぅ! マミのりょぉてにぼくのかりゃだじゅぅりんしゃれへるよぉおおぉ!』
キュゥべえ『らめぇ! りゃめにゃのぉ! いんべーらーにしんりゃきゅしゃれりゅうううぅぅ!! んほおぉおおあああぁああぁ!!』
さやか「でも、なんていうか、その」
さやか「取り敢えず先に、このテレパシーどうにかしてよ……」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:12:38.91 jLvgN9Wh0
杏子「……で、あたしをこんな所に呼び出して、何の用だ?」
さやか「ん、誰?」
ほむら「そのうち味方になる魔法少女よ。相談があるの」
杏子「相談? はっ、あんたの正体もよく分かってねーのに、付き合ってられ……」
キュゥべえ『んほおぉおぉお!! ほっぺ、ほっぺとろけりゅううぅううぅぅ!! マミのこぉちゃおいひぃいいよおおぉお!!』
杏子「なっ、なんだ、今のテレパシーは!? キュゥべえか!?」
杏子「何がどうなってやがる! おい! 説明しろ!」
ほむら(予想外の事態だからって焦りすぎ……面白いわ……)
さやか(いきなり出てきたかと思ったら大慌てしてるし……面白い……)
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:18:13.99 jLvgN9Wh0
杏子「なるほど。事情は掴めた」
杏子「マミがキュゥべえにマッサージをすると、キュゥべえがおかしくなる、と」
ほむら「そういうことよ」
杏子「って信じられるわけねーだろ! アホか!!」
ほむら「信じるも、信じないも、貴方の自由よ」
キュゥべえ『んむ! んむぅ! けぇきぃ! マミマミにもみもみまっしゃぁじしゃれにゃがらけぇきたびぇりゅのおいひぃいよおおぉお!!』
ほむら「でも、これをどうするの?」
杏子「……くっ、何がどうなってやがる……」
キュゥべえ『あああぁ! マミのけぇきおいひいぃよぉ! にゃくにゃりゅう! けぇきもぐもぐしへひゃらにゃきゅにゃりゅうううぅ!!』
杏子「つーかうるせぇ! テレパシー止めろ!!」
さやか「あたしと同じこと言ってる……」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:19:38.92 EMgNY04S0
あんあん
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:25:56.05 jLvgN9Wh0
杏子「まぁ、分かった。で、その2人は誰なんだ?」
ほむら「この2人は巻き込まれただけ。何の関係もないわ」
まどか「そういうこと、みたいです……」
さやか「らしい……けど、正直どうでもよくなってきた」
杏子「……まぁ、別にいいけどさ」
キュゥべえ『マミぃ! もうやみぇへえぇ! ああああぁ! まっしゃぁじもぉらめえぇ!! こわりぇりゅううぅうう!!』
キュゥべえ『とぶ! とんじゃううううぅぅう!! きもひよすぎれてれぱひーとんりゃうううぅううぅ!! ポヌゥ!!』
キュゥべえ『ああァァ! きかれひゃううぅぅ! ぼきゅのはじゅきゃひぃてれぱひーきかれひゃうよぉおおおぉお!』
杏子「それより、こっちの方が気になる」
さやか「あたしも」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:31:51.25 jLvgN9Wh0
―――
マミ「鹿目さん、美樹さん。魔法少女になる決意はできたかしら?」グイグイ
まどか「いやぁ……それが……あはは……」
さやか「あはは……」
キュゥべえ「あはァ! とけりゅうぅぅ! ぼきゅのかりゃだもみもみしゃれしゅぎへえきたいになっひゃう!! 融けりゅうううぅ!!」
キュゥべえ「おぉん! おぐっ、めけっ、んおおぉおおぉ!! マミぃ! もうやめへ……くぁあああぁあああ! バビロンんんぅ!!」
まどか「私、やっぱり……ちょっと、怖いです」
さやか「あたしも……ごめんなさい、マミさん。こんなのと契約する気には……」
マミ「いいのよ。例え魔法少女じゃなくても、貴方たちは私の大切な友人だからね」グイグイ
キュゥべえ「しょんにゃあああぁああ! けぇやきゅっ、ぼくろけぇやきゅしへよぉおおぉぉ!! みゃろきゃあぁああぁ!!」
マミ「だーめ。しつこい男は嫌われるわよ?」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/10 23:38:56.92 jLvgN9Wh0
マミ「……さて。鹿目さんも美樹さんも、契約しなかったわ。これで良かったんでしょう?」
ほむら「ええ、助かったわ」
マミ「約束だもの。それに……私だって、あの子達を死なせたくないしね」
ほむら「でも、ワルプルギスの夜との戦いは厳しいものになる」
ほむら「貴方にも、佐倉杏子にも、苦労をかけることになるわ」
マミ「いいのよ。今の私には友達もいるし、共に戦う仲間もいる」
マミ「何も怖くないわ」
ほむら(それは死亡フラグよ、巴マミ)