11/08/31 19:30:07.13 0JgDGr3e0
魔法は万能だな
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:30:39.46 6fqVp6D00
杏子「なあさやか、魔女から人間に戻ったら…」
さやか「」
杏子「今度こそは、本当の友達になろうな」
さやか「」
杏子「…ｸﾞｽﾝ」
杏子「Zzz...」
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:32:46.62 HevrGs4F0
／ ／ / | ＿|＿ ― /／￣7l l ＿|＿
_／| _／| / . | ｜ ― / ＼/ ｜ ――
| | / | 丿 ＿／ ／ 丿
/. ノ、i.|i ､、 ヽ
i | ﾐ.＼ヾヽ､＿＿_ヾヽヾ |
| i ､ヽ_ヽ､_i , / `__,;―'彡-i |
i ,'i/ `,ﾆ＝ﾐ`-､ヾ三''―-―' / .|
iｲ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛ ￣`;)" c ﾐ i.
.i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | ｒ-､ ヽ、
丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ﾉ// i |ヽi.
/ i || i` - -､` i ﾉﾉ 'i /ヽ | ヽ
'ﾉ .. i )) '--､＿`7 (( , 'i ﾉノ ヽ
ノ Y `-- " )) ﾉ ""i ヽ
ﾉヽ､ ﾉﾉ _/ i ＼
/ヽ ヽヽ､＿＿_,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:33:18.06 6fqVp6D00
杏子「ん…朝か」
杏子「さやか…？」
さやか「…」ﾎﾟｶｰﾝ
杏子「さやか！」ｷﾞｭｯ
さやか「…？」
杏子「人間に戻ったんだな！良かったあ！」
さやか「あなた、誰？」
杏子「へ…？」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:35:54.74 6fqVp6D00
杏子「えっ…じゃあ記憶が無いのか？お前」
さやか「うん」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「そうか…でも戻っただけでも嬉しいよ。希望を信じて良かった」
さやか「よくわからないけど…良かったね」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「なんでさっきから体を揺らしてるんだ？」
さやか「わかんない」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「そうか…さっそくみんなに会いに行こうぜ！」
さやか「皆って誰？」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「お前の大切な友達さ！」
7: 忍法帖【Lv=7,xxxP】
11/08/31 19:37:26.99 IouVBTYEO
なんか鬱フラグが
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:38:04.05 6fqVp6D00
杏子「さ、行くぞさやか！」
さやか「うん…よっこいしょ」
さやか「うわあっ！」ﾊﾞﾀﾝ
杏子「おいっ！大丈夫かさやか！」
さやか「あれ…？スライド移動が出来ない…」
杏子「よくわからないけど、病み上がりで歩けないんだな。おぶってやるよ、ほら」
さやか「ごめんなさい…」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:38:24.34 HevrGs4F0
むしろ希望しか見えない
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:40:43.67 6fqVp6D00
まどか「さやかちゃぁん！」ｷﾞｭｳ
さやか「…？」ﾕﾗﾕﾗ
まどか「さやかちゃん…？」
杏子「ああ、ちょっと記憶喪失入ってるみたいなんだ。まあこれから取り戻していけばいいさ」
まどか「でも良かった、さやかちゃんが人間に戻って…」
さやか「良かったの？」ﾕﾗﾕﾗ
まどか「うん！」
さやか「そうなんだ」ﾕﾗﾕﾗ
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:43:23.13 6fqVp6D00
まどか「じゃあ、また学校でね！皆さやかちゃん心配してるから…絶対に来てね」
杏子「じゃあな！」
さやか「…バイバイ」
杏子「へへ…さやか」ｷﾞｭｯ
さやか「…？」ｷﾞｭ
ほむら「佐倉杏子、そいつから離れなさい」
杏子「な、何の用だよほむら！いい所でに来やがって…」
ほむら「いいから離れなさい！」
杏子「どういうつもりだ…？」
ほむら「そいつの本性を見せてやるわ」
杏子「ラジカセ…？」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:45:35.30 v87EauGT0
ほむ？
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:47:12.15 6fqVp6D00
ほむら「再生ボタンを押して…」
ラジカセ「～♪」
杏子「…クラシック音楽？」
さやか「！」ﾋﾞｸｰﾝ
杏子「ど、どうしたんだ…？」
さやか「うへへへ…」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「お、おい…」ﾕｻﾕｻ
さやか「何すんのよ！！！！！」ﾊﾞｼｯ
杏子「なっ…」
さやか「えへへへへ…」ﾕﾗﾕﾗ
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:47:13.38 isHKxBl70
フラワーロック・・・？
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:48:32.06 HevrGs4F0
ひだまりの民的なあれか
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:49:43.40 7QaeMxeIO
支援支援
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:50:43.91 6fqVp6D00
ほむら「…」
さやか「うへへ…ﾙｯｸｱｯﾄﾐｰ…」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「さやか…？」
ほむら「…演奏が終わったわよ」
さやか「ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
さやか「るん♪るん♪」ｳｷｳｷ
杏子「おい、どうなっちゃってるんだ…？さやかは」
ほむら「非常にショックを受けると思うけど…言うしか無いわね」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:51:02.73 DBbrrwHk0
超気になる
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:51:55.43 w1MlJ1Im0
アホルートか、シリアスルートか
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:55:35.29 frHiEGZa0
最悪だ…
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:56:04.52 +uUN5kLnP
ゴクリ…
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:56:09.48 ixamPJaA0
>>14
お前のせいでギャグにしかみえなくなった
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:57:45.05 6fqVp6D00
ほむら「ソウルジェムが割れた時点で、魔法少女の魂は魔女の魂に変貌する」
ほむら「元に戻ることは絶対に無い…」
杏子「てことは、まさか…」
ほむら「今の美樹さやかは…魔女化した美樹さやかの魂が、人間の頃の美樹さやかの体に乗り移っただけの存在なの」
杏子「そんな…」
ほむら「どうしてそうなったのかはわからないけれどね」
杏子「どうすればいいんだ…」
ほむら「言いたくないけど、殺すしか打つ手が無いわ」
杏子「絶対にさせねーぞ！」ｶﾞｼｯ
さやか「ﾋﾞｸｯ！」
杏子「さやか、お前は私が絶対に守るからな…」
ほむら「…好きにしなさい」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 19:59:52.15 +uUN5kLnP
外見がさやかちゃんで中身がオクタちゃんで、そのまた中身がさやかちゃんだと…
素晴らしい…
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:01:37.93 gV2cw/nWP
>>14
テメェｗｗｗｗｗｗｗ
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:01:52.54 n2pgwzUw0
つまり･･･サヤタヴィアちゃんか
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:03:37.50 gV2cw/nWP
外見なんてどうでもいい、
中身がオクタヴィアちゃんならそれでいいじゃないか
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:03:50.35 54Rg87HU0
>>26
美樹オクタだろ
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:04:37.15 6fqVp6D00
杏子「ほら、ゼリーだ。食うかい？」ﾋｮｲ
さやか「わぁ！私の中身みたい！」
杏子「…中身？」
さやか「鎧の中身はこれみたいに、ドロドロしてるんだ。音楽聞いてる時に、鎧から体の一部がこぼれ落ちちゃって困るんだよね…」
杏子「そ、そうなのか…」
さやか「美味しい♪」ﾁｭﾙﾁｭﾙ
杏子「調子狂うな…」
30: 【5m】
11/08/31 20:05:23.33 Z/r8UQro0
オクタヴィア美樹
なんだろう、すごくオカマな感じが
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:07:29.45 mzWRIOQa0
さやか(普通)より何倍も可愛い
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:09:04.99 6fqVp6D00
杏子「これで本当に学校行けるのか…？」
さやか「音楽聞きたいな」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「え？」
さやか「あなた…名前はえーっと…」
杏子「佐倉杏子だ」
さやか「杏子、あなた使い魔持ってない？」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「私魔女じゃないから」
さやか「人間って不便だね…」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「いや、私はまほ…」
さやか「？」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「何でもない…」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:11:59.78 w1MlJ1Im0
杏子とさやタヴィアちゃんが相まみえる展開あるで・・・
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:15:26.62 6fqVp6D00
さやか「そういえば、杏子魔法少女って知ってる？」
杏子「…知らん」
さやか「とっても怖い、絶望を撒き散らす人間の姿をした悪魔なの。私、生まれたての時に殺されかけたんだ」
杏子「…そうなのか」
さやか「杏子も気をつけてね」
杏子「ああ…」
さやか「…」ﾑｽﾞﾑｽﾞ
杏子「どうしたんだ？」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:16:18.92 6fqVp6D00
さやか「音楽聞きたい…」
杏子「いや、さっき聞いたばっかりじゃないか」
さやか「一時間に一回音楽聞かないと…イライラする」
杏子「わ、わかったよ！ほむらが置いてったラジカセのスイッチをつけて…」
ラジカセ「～♪」
さやか「えへへへへ…」ﾕﾗﾕﾗ
杏子「さやか…」
さやか「黙れ！！！！」
杏子「…」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:17:10.14 gV2cw/nWP
天才作曲家になりそうな音楽好き
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:20:14.11 6fqVp6D00
さやか「うへへへへ…」
杏子「…」ｶﾁｯ
さやか「ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
さやか「ふんふ～ん♪」ｳｷｳｷ
杏子「元よりも疲れるな…」
さやか「…」ｸﾝｸﾝ ｸﾝｸﾝ
杏子「どうしたんだ？」
さやか「…なんか私の体、臭う」
杏子「そりゃそうだ、数週間ぐらい体洗ってないからな」
さやか「水槽で体洗いたいんだけど」
杏子「水槽…？」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:23:54.70 6fqVp6D00
さやか「この暖かい水槽みたいのいいね」
杏子「お風呂って言うんだぞ…ほら、腕上げな」ｺﾞｼｺﾞｼ
さやか「あははは！くすぐったいよ！」
杏子「なんかお前が何から何まで素直だと不気味だな…」
さやか「前は素直じゃ無かったの？」
杏子「ああ、結構頑固な奴でさ…」
さやか「ふーん…」ｼﾞｬﾊﾞｯ
杏子「おい！石鹸残ってるのに湯船入るな！」
さやか「…ﾌﾞｸﾌﾞｸ」
杏子「何潜ってんだ…？」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:27:03.95 6fqVp6D00
杏子「お、おい…」
さやか「…ぷはあっ！」
杏子「どうしたんだよ…」
さやか「おかしいよ…お水に潜ると息苦しい」
杏子「そりゃ人間はエラ呼吸じゃないからな…」
さやか「不便だね、人間って」
杏子「…」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:28:16.81 +uUN5kLnP
杏子たいへんだのお
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:28:28.93 HevrGs4F0
④
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:32:29.73 6fqVp6D00
杏子「ほら、寝るぞ」
さやか「うん」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
杏子「なっ…」ｶｱｱｱ
杏子(さやかがベッドに寝転びながら足バタバタさせてる…)
さやか「足が生えてるのも悪くないね」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
杏子（可愛すぎるぜ…）
さやか「どうしたの？私の結界の色みたいに顔赤くして」
杏子「いや、何でもない。寝るぞ」
さやか「うん！」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:33:16.02 +uUN5kLnP
オクタちゃんさやさや！
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:35:41.24 6fqVp6D00
次の日
さやか「よいしょ、よいしょ」
杏子「ほら、足を前に出して…そうだ」
さやか「歩くのって結構難しいんだね」
杏子「人間にはわからないけど、お前にとっては難しいんだろうな」
さやか「うわあっ！」ﾊﾞﾀｯ
杏子「おい、大丈夫か！？」
さやか「うん…」ｷﾞｭｯ
杏子「…//」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:36:37.10 G+Xx2vnMQ
このさやかは可愛い
あ、オクタちゃんだったか･･････
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:36:41.51 0ognGljs0
これはたまらん
けど鬱ENDの予感しかしない
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:39:44.25 6fqVp6D00
杏子「もうそろそろ家にお前を返さなきゃな…」
さやか「私のお家は結界だよ？」
杏子「今のお前は人間になったんだ。前の人間と同じように生活してもらわないと困るんだよ」
さやか「でも…」
杏子「でもも何も無い、ほら行くぞ」
さやか「使い魔が私を待ってるし…」
杏子「今のお前は美樹さやかって子だ。魔女じゃないんだぞ」
さやか「…ｸﾞｽﾝ」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:43:43.09 6fqVp6D00
数時間後
さやか「…」ﾒｿﾒｿ
杏子「おい！何泣いてるんだ？」
さやか「二人の人間に怒鳴られたり、叩かれたりしたの…」
杏子「それはお前の親で…」
さやか「よくわかんないよ…」
まどか「あっ！さやかちゃーん！」
さやか「昨日の子だ…」
杏子「アイツは鹿目まどかって子だ…昔のお前の親友で…」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
さやか「うん、わかった」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:44:20.08 +uUN5kLnP
しえ
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:47:59.62 6fqVp6D00
まどか「えへへ…じゃあ行こっか」
さやか「うん」
まどか「何かさやかちゃん、元に戻ってから凄く落ち着いたね」
さやか「そうなの」
まどか「前はもっと男勝りっていうか…賑やかな子だったんだよ」
さやか「ふーん」
まどか「だから今のさやかちゃんは新鮮だなぁ…」
さやか「えへへ」
まどか「あっ…仁美ちゃんだ」
さやか「仁美ちゃんって誰？」
まどか「ｳｪﾋﾋ…気にしないで」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:50:41.48 6fqVp6D00
仁美「あっ…さやかさん！ずっと何処へ行ってらしたの！」
さやか「わかんない」
仁美「…」
さやか「お空綺麗だね」
仁美「私…さやかさんをこんなにしちゃったんですわ…」
さやか「こんなってなあに？」
仁美「やっぱり上条さんとは別れます！」
さやか「？」
まどか「ｳｪﾋﾋ…」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:51:13.83 +uUN5kLnP
gkbr
53: 忍法帖【Lv=9,xxxP】
11/08/31 20:52:49.82 IouVBTYEO
意外とかわいいな
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:53:01.70 vrIj3dSl0
やばい
これ下手したらさやかちゃんだけじゃなくてあんこちゃんとまどかも危ない展開になるぞ
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:55:45.79 r1LaZULrO
ｳｪﾋﾋｯ
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:57:29.60 6fqVp6D00
学校にて
上条「あっ、さやか！」
さやか「えーと…」
まどか「さやかちゃんの幼馴染の子、上条君だよ…ｳｪﾋﾋ」
上条「何処行ってたんだい…心配してたんだよ」
さやか「心配してくれたんだ…ありがとう」
上条「うん、君は僕の大切な友達だからね！」
さやか「そうだね」
上条「そうだ、学校の帰りに僕の家においでよ！ずっとバイオリン聞きたいって言ってたでしょ」
さやか「バイオリン…行く！行くよ！」
上条「そんな喜んでくれて嬉しいよ。君が帰ってきたお祝いも兼ねてだよ」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:57:55.45 a/gne7K50
別れれば償いになるとか思ってる辺り子供じゃのう
こぼれた乳を嘆いても無駄なんじゃよ
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 20:59:04.35 mvUgATd/0
>>57
え？
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:00:30.75 6fqVp6D00
まどか「さやかちゃん、上条君の家は…覚えてるわけ無いよね」
さやか「うん」
まどか「じゃあ家まで送ってあげるよ」
さやか「なんかおっきな家だね」
まどか「お金持ちだからね…それじゃ」
さやか「ありがとう、バイバイ」
上条「…うっく…ぐすっ」
さやか「泣いてる…どうしたんだろ」
さやか「どうしたの？」
上条「僕の…彼女が…うくっ…当然…別れましょって言ってきたんだ…付き合って…まだ数週間も無いのに」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:02:10.99 2uXUdItyO
緑…
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:02:33.35 HevrGs4F0
構わん 殺れ
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:03:24.81 +uUN5kLnP
とちらかというと、これは上條がひどいような…
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:05:56.79 GClavrq3O
あそこまで献身的にされてもさかやちゃんの好意に気付いてなかった時点で上条は万死に値すると思うの
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:07:52.54 6fqVp6D00
さやか（心の中でざまあみろって気持ちが湧き上がる…何でだろ）
上条「どうして…ぐすっ…突然…」
さやか「可哀想に…よしよし」
上条「ありがとう、さやか」ｷﾞｭｯ
さやか（何かこの子に妙な親近感が湧いてきた…不思議！）
さやか「わあ、凄い…！サーベルだ」
上条「お父さんが趣味で集めてるんだ…」
さやか「私の愛用の品と似てるね」
上条「へ…？」
さやか「あっ、バイオリン！さっそく弾いて！」
上条「うん…」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:08:09.71 +DrcoA3vO
グリーンムギ………
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:08:44.41 ixamPJaA0
サーベルか……
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:08:56.30 vrIj3dSl0
距離が近すぎたんだよ･･･とは言うけど距離が近いとはいえ好きになるなら自然と異性として認識するようになるわけでやっぱりさやかちゃんにチャンスは無かったのかな
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:09:02.23 G+Xx2vnMQ
当然別れましょうで笑ってしまった
悔しい
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:09:14.49 Hu3ej9Gu0
上條はさやかちゃんをなかしただけでも死罪に値するの
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:10:17.66 6fqVp6D00
上条「～♪」
さやか「うへへへへ…」ｼｬｷﾝ
上条「突然鞘からサーベルを抜いてどうしたんだい…さやか」
さやか「うへへへ…」ﾕﾗﾕﾗ
上条「あの、さやか…？」
さやか「何演奏止めてるの！！！」ﾋﾞｭﾝｯ
上条「うひゃあっ！」
さやか「演奏！演奏！」
上条「は、はい…」
上条「～♪」
さやか「うへへへへへへ…」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:12:18.63 rHEJCNG30
Look at me !
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:13:10.46 GClavrq3O
あのポスターの裏は反則だろ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:13:24.83 6fqVp6D00
上条「…♪」
上条「終わったよ…」
さやか「ブラボー！ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
さやか「ルン♪ルン♪」ｳｷｳｷ
上条「はは…そんなに喜んで貰えて光栄だよ…」
さやか「上条くん、外見だけじゃなくて演奏も使い魔に似てるね」
上条「…？」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:15:23.93 WFRLkHuaO
どうなってしまうんだ
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:15:36.40 Hu3ej9Gu0
さやかちゃあん
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:15:57.04 6fqVp6D00
さやか「私が魔女に戻れたら真っ先に魂吸い取って君も使い魔にしてあげるからね…」
上条「よくわからないけど、褒めてもらったってことなのかな…あは、ははは」
さやか「…」ﾑｽﾞﾑｽﾞ
上条「どうしたんだい、さやか」
さやか「もっかい演奏して…」
上条「今弾いたばかりだけど」
さやか「聞いてないとイライラするの」ｼﾞｬｷ
上条「サーベルこっちに向けないで！わかった！わかった！」
77: 【29.9m】
11/08/31 21:18:30.34 QGHZdQFW0
ほむー
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:19:54.16 6fqVp6D00
上条「～♪」
さやか「うへへへへへへ」ﾕﾗﾕﾗ
数時間後
上条「ぜぇ…ぜぇ…」
さやか「もっかい演奏！ねぇ、お願い！」ｷﾞｭｯ
上条「もう…疲れた…休ませて」
さやか「仕方ないなぁ…」
上条「ふぅ…」
さやか「じゃあ私、上条くんが元気になるまでここで寝てるから」
上条「いつまで居座るつもりなんだよ…」
さやか「Zzz....」
上条「…」ﾄﾞｷｯ
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:21:35.63 Hu3ej9Gu0
いつでもどこでも寝ちゃうさやかヴィアちゃんかわいい！
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:21:48.56 +uUN5kLnP
無邪気に怖いな…
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:24:18.78 6fqVp6D00
上条「はは…毛布かけて…」
上条「親御さんに連絡してあげないと…」
さやか「…」ﾂﾝﾂﾝ
上条「ど、どうしたんだい？」
さやか「演奏」
上条「もう嫌だよぅ…」
さやか「早く♪」
上条「じゃ、じゃああと一回…」
さやか「仕方がないな…じゃあ今日は一回で許してあげる」
上条「は、はは…」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:26:45.82 GClavrq3O
オクタヴィアちゃんは音楽鑑賞の邪魔しなければ無害な魔女だよね
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:28:16.07 6fqVp6D00
杏子「お、出てきたな。楽しかった？」
さやか「楽しかった♪」
杏子「そうか、じゃあ家に帰るぞ」
さやか「あの怖い二人の人間のお家に行くの、やだ」
杏子「あの人達もお前が好きでやってんだよ…お願いだから、行ってやんな」
さやか「…」
さやか「わかった」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:29:27.07 NymH0bCKO
これマジで先が読めん
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:31:03.04 +uUN5kLnP
スレタイがどう転ぶか全く読めん、オープニングだけなのか、ラストでもつかうのか。
なんにせよ支援！
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:31:48.32 mh9Ay3Ur0
ヤンデレさやかのSS思い出した
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:34:24.41 HevrGs4F0
＼ ＿
r-''ニl::::/,ﾆ二 ｰｰ-- __
さやかが人間に戻った！ .,／: :// o l !/ /o ｌ.}: : : : : : :｀:ヽ 、
／:,.-ｰl { ﾞ-"ﾉﾉl ｌ. ﾞ ‐ﾞﾉﾉ,,,_: : : : : : : : : :ヽ、
ゝ､,,ヽ /;;;;;;;;;;ﾘﾞ‐'ｰ＝" ＿゛ =､: : : : : : : :ヽ、
/ ＿________｀ﾞ ｀'-- ヾ_____--⌒ `-: : : : : : : :
...-''"│ ∧ .ヽ. ＿_______ / ____ ---‐‐‐ｰｰ ＼: : : : :
! / .ヽ ﾞ,ゝ､ / ____＿___rｰ''"￣''ｰ､ `､: : :
.ｌ.／ V ｀'''ｰ-、__/__r-‐''"゛ ￣￣ ＼ ﾞl: : :
ｌ .,.. -､、 _ ‐''''''''-、 ｌ !: :
｜ ／ .| .! ｀'､ | l: :
ｌ | .ｌ,,ﾉ ｜ ! !: :
/ 'ﾞ‐'''''ヽ、 .,,,.. -''''''''^^'''-、/ l !: :
r―- ..__ｌ＿__ ｀´ ｌ / /: :
＼ ＿
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:34:42.31 6fqVp6D00
次の日
さやか「～♪」
まどか「何か嬉しそうだね、良い事有ったのかな？」
さやか「うん！」
まどか「なんだか、私よりも子どもっぽいさやかちゃんを見るのって不思議だなあ…」
さやか「子供っぽくないよ」
まどか「そうだね、ウェヒヒヒ」
上条「あっ…さやか」
さやか「今日も行くよ！」
上条「お願いだから、頼むよ…」
さやか「上条くんの曲聞かないとイライラするの」
上条「困ったなあ…さやかは何曲ぐらい聞きたいんだい？」
さやか「今日はね…五十曲ぐらいでいいよ！」
上条「ああ、五十曲…」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:37:37.21 6fqVp6D00
帰り道
さやか「♪」ｷﾞｭｯ
上条「何で手を握るんだい…」
さやか「逃げないようにしてるの」
上条「はは、逃げないさ…どっちにしろ僕の家に帰らないといけないし」
さやか「それならいいや」ﾊﾟｯ
上条「あっ…」
さやか「さ、早くお家に行こうよ」
上条「何だろう…もっと手を握ってたかったような…」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:38:58.07 BHSicp/n0
さやかちゃんお魚臭そう
あっち同様・・・
91:ポンチョ ◆Y.xiZaTQo2
11/08/31 21:39:17.53 Nbl6C76e0 BE:1237685663-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/gikoneko2.gif
>>87
ワロタ
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:39:45.88 gV2cw/nWP
この上條はすぐプロに復帰出来そうだな
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:40:04.16 +uUN5kLnP
>>87
青狸驚きすぎw
94:ポンチョ ◆Y.xiZaTQo2
11/08/31 21:40:10.47 Nbl6C76e0 BE:2406610875-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/gikoneko2.gif
|＼ ／|
|＼＼ ／／|
: ,> ｀´￣｀´ < ′
. Ｖ Ｖ さやかが人間に戻った！
. i{ ● ● }i
八 ､_,_, 八 （（（
. / 个 . ＿ ＿ . 个 ', | －､ヽ＼ !
ゝ／ ￣￣￣ ＼ ／. ＼／￣＼／ .＼ | ・ |─ |__ /
/ ＿＿＿＿＿ヽ | | ＿┌l⊂⊃l | | ┌ - ′ ） /
| | / ─ ､－､! | | / ∋ |＿＿| | | ヽ ／ ヽ ＜
|__|─ | ・| ・ | | ／`, ── 、 | | ` ─┐ 丨￣
（ ` ─ o－i ヽ ／ ＼ .ﾉ＿ .j￣￣ |
ヽ､ ┬─┬ﾉ /￣ ./ ヽ- ､＼ / ￣ ヽ＼
／／ /ヽ─| | ♯| / i | ..) ） ＼ i ./ |＼＼
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95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:40:21.93 Hu3ej9Gu0
リハビリッテレベルじゃねーぞ
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:43:23.27 nTDS6ber0
このSSの上条はなんかイラっとくる
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:43:52.44 +uUN5kLnP
スパルタだよな、1曲5分としても250分
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:46:58.81 6fqVp6D00
さやか「えへへへへへ…」ﾕﾗﾕﾗ
上条「はぁ…はぁ…終わった」
さやか「ブラボー！ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
さやか「ルン♪ルン♪」ｳｷｳｷ
さやか「これで40曲だね！お疲れ様！」
上条「さやか…君は数週間ぐらい…居なかったけどさ…なんで居なかったんだい」
上条「僕どころか、先生にまで話をはぐらかしてるし…今だったら僕と君とで二人だから誰も聞いてないしさ…」
上条「なんで数週間も…失踪してたか…教えて欲しいんだけど」
さやか「何ででしょう」
上条「その返し方校長先生にもやってたよね…カンカンに怒ってたよ…」
さやか「うーん…誰にも言わない？」
上条「言わないからさ、どうして居なくなったのか答えて欲しいんだ」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:52:17.94 6fqVp6D00
さやか「じゃあ言っちゃおうかなあ…どうしようかな…」
上条「頼むよ、40曲も弾いてあげたんだから…」
さやか「…うん、じゃあ教えてあげるよ」
さやか「実はね、私って美樹さやかじゃ無いの」
上条「だって君は…さやかじゃないか！外見も、声も…性格は違ってるけど」
上条「確かに前までのさやかとは全然違うよ…前は僕の事を名前で読んでたし、もっと優しかったはず」
上条「少なくとも腕が治ったばかりの人に50曲ぐらい連続で弾かせるような性格じゃなかったね」
さやか「…私ね」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:53:25.55 Hu3ej9Gu0
さかちゃんは一曲で感動してたもんな
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:54:15.69 +uUN5kLnP
ｺﾞｸﾘ…
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:55:12.72 pGDUkzMD0
逆バージョンでオクタヴィアの中にさやかはないんですか？
そうですか･･･
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:57:56.41 6fqVp6D00
上条「…信じられないけど、君がオクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフって名前の魔女という人間とは別の生き物で」
上条「ある日突然人間になった…」
上条「そんな話、あるかなぁ」
さやか「魔女の頃は下半身が魚で…すっごいスタイル良くて…かっこいい鎧を着てたんだよ！」
上条「へぇ…一目見てみたかったなあ」
さやか「さて、じゃああと10曲頑張ってもらおうかな」
上条「えっ…」
さやか「約束は50曲だよ！」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 21:59:33.75 +uUN5kLnP
オクタヴィア…
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:01:50.97 6fqVp6D00
上条「…ぜぇ…ぜぇ」
さやか「今日はありがとう！水を得た魚の気持ちだったよ！」
上条「はは、どういたしまして、さや…じゃなかったオクタヴィア」
さやか「えへへ…人間になってから本名で読んでくれたのは上条くんが初めてだよ」
上条「そうなんだ…じゃあ、僕は寝るからね」
さやか「じゃあね！」
杏子「毎日、夜遅くまで飽きないなあ…アンタも」
さやか「音楽と車輪は私の魂なの」
杏子「車輪？ああ…あれか」
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:02:09.22 ixamPJaA0
鬼かよwwwww
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:03:30.81 j7SCADfi0
手を抜いた演奏したら殺されそうだな
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:05:04.58 9nlDZRA30
オクタヴィア…
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:06:16.36 +uUN5kLnP
フォン…
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:08:13.01 6fqVp6D00
ゼッケンドルフ…
ほむら「美樹さやかの様子はどう…？」
杏子「上条の坊やをとっ捕まえて何かやってるみたいだけど…」
ほむら「…そう」
杏子「なあ、あいつが元の性格に戻る見込みってあるのか？」
ほむら「それなら心配ないわ。あと一週間ぐらいで元の性格には戻る」
杏子「えっ…本当か！じゃあさやかは！」ﾊﾟｱｱ
ほむら「それが問題なのよ。正確には、戻る直前ね」
杏子「どういうことだよ…」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:12:29.92 +uUN5kLnP
やはり使い魔…
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:15:49.36 6fqVp6D00
ほむら「まあそれはともかく、絶対に彼女に魔法少女であることをバレないようにして」
杏子「ああ、魔女のアイツはかなり魔法少女に憎しみを持ってるみたいだからな」
ほむら「だから、私たちは人間と彼女に思い込ませるのよ。魔法少女だとバレた瞬間、本気で殺しにかかってくるでしょうから」
杏子「わかってる。まあ頑張るしか無いよな…」
さやか「えーと、この円盤をこの機械に装着して…」
さやか「わあ！車輪みたいに回りだした！」
さやか「えへへ…えーと、この三角のマークを押して…」
CDプレイヤー「～♪」
さやか「えへへへへへへへ」ﾕﾗﾕﾗ
さやか「本当に私好みの機械だね！」
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:18:01.45 isHKxBl70
胃が痛くなってきた
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:18:23.79 +uUN5kLnP
さやかヴィア嬉しそうだな
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:22:53.29 6fqVp6D00
次の日
さやか「今日も頼むよ」
上条「うん…わかってるよ」
上条「オク…さやかのお陰で先生にも褒められたことだしさ」
さやか「褒められたって？」
上条「一日50曲も弾いてりゃ、演奏も上手くなるよね…ハハ」
さやか「何だかよく分からないけど、上条くんの演奏が上手くなるのは私も嬉しいよ」
上条「コンクールは優勝出来そうだよ、これもさやかのお陰だよ」
さやか「…？」
まどか「ｳｪﾋﾋﾋ…最近の上条くんとさやかちゃん仲いいね」
仁美これで良かったんですわ…ぐすっ」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:25:17.01 r1LaZULrO
しえん
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:27:40.72 +uUN5kLnP
さるよけ
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:30:19.18 Z/r8UQro0
しえん
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:31:34.03 /BpxCQff0
しえ
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:31:47.71 6fqVp6D00
上条「…何だいその荷物」
さやか「明日はお休みって聞いたから、泊まりがけで聞きに来たの」
上条「そ、そんなぁ…」
さやか「さて、じゃあ始めよっか」
上条「はいはい…」
上条「～♪」
さやか「うへへへへへへ…」ﾕﾗﾕﾗ
上条「あの、その笑い声と動き不気味だからやめ…」
さやか「黙れ！！！弾け！！！」
上条「はい…」
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:34:15.30 6fqVp6D00
さやか「ブラボー！ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
さやか「ルン♪ルン♪」ｳｷｳｷ
上条「曲を聴き終えた後にいつもそれやるけど、何なんだい？」
さやか「聴く側の礼儀。たとえ目の前に敵が居ようと、腕が切られようと、家が破壊されようと、演奏が終わったら必ずこれをしなきゃ、気が収まらないの」
さやか「貴方に対するお礼のつもりだったんだけど…嫌？」
上条「…嫌じゃないよ」
さやか「そっか、良かった！」
さやか「でもね、いつか物になるお礼もしたいんだ…」
上条「僕のバイオリン演奏が君のお陰で高くなってる。これが最高のお礼だよ」
さやか「…？」
上条「何でわからないんだろう…」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:34:55.82 lEhvX6hL0
ほ
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:35:05.88 EeK9UjHV0
これはいい
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:37:29.97 pqVqmmkF0
しえん
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:38:32.42 6fqVp6D00
さやか「すい…お風呂借りていい？」
上条「え、いいけれど…」
さやか「じゃあ借りさせてもらうよ」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
上条「わわ！わ！」
さやか「上条君も一緒に入らない？」ｽｯﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
上条「ぼ、ぼ、僕はいいよ」
さやか「あっそう」ｽﾀｽﾀ
上条「魔女の話、やっぱ本当なんだな…」
さやか「ふふふ～ふ ふ～ふふふ」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:42:25.02 6fqVp6D00
上条「お風呂から鼻歌が聞こえる…」
上条「なんだろう…初めて聞く曲…」
さやか「お風呂出たよー！」ｽｯﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
上条「わわ！裸はやめてよ！せめてタオルは付けて！」
さやか「うん」
上条「さっき歌ってた曲、なんて曲なんだい？」
さやか「あれはね、使い魔がいつも弾いてる曲なんだ…」
上条「へぇ、魔女のオリジナル曲って訳か…」
上条「もう一回、歌ってみて」
さやか「うん、いいよ」」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:44:31.44 +uUN5kLnP
お…
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:45:35.29 6fqVp6D00
さやか「ふふふ～ふ ふ～ふふふ～ふふ ふ～ふ～ふふ～ふ～ふ♪」
上条「…」ｶｷｶｷ
さやか「ふふふふふふふ～ん♪ふふふふうふふふ～ん♪」
上条「なるほどね」ｶｷｶｷ
さやか「ふふふふんっ！」
上条「ありがとう、楽譜に移して…」
さやか「やってよ」
上条「え？何を？」
さやか「あれ」
上条「ああ…あれか」
上条「ブラボー！ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
上条「ルン♪ルン♪」ｳｷｳｷ
さやか「えへへ」
上条「恥ずかしい…」
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:48:07.02 +uUN5kLnP
無邪気かわいいなあ…
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:48:44.74 6fqVp6D00
上条「さ、寝ようか」
さやか「今日は本当に沢山聞けて幸せだったよ」
上条「どういたしまして」
さやか「うん…Zzz...」
上条「あら、寝ちゃった…僕のベッド占拠しちゃって」
上条「はは、寝顔はさやかと全然変わらないや…」
上条「僕はベッドの横に寄りかかって寝よっと」
上条「Zzz...」
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:52:19.08 EeK9UjHV0
ブラボー！！
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:52:31.44 Ilrq+JwJ0
戻ったとしてこの記憶はどうなるのか
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:53:52.82 6fqVp6D00
「はぁ…きょうすけぇ…」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ
上条「ん…？顔を誰かに舐められてる……うわぁっ！」
さやか「恭介、起きたんだ…」
上条「オクタヴィア、一体どうしたんだい！」
さやか「誰よ…オクタヴィアって…また新しい女…？」
さやか「夢の中ぐらい…私に振り向いてよ」ｷﾞｭｳｳ
上条「ひっ…」
さやか「恭介…」
さやか「…」ﾊﾞﾀｯ
上条「な、何だったんだ…」
さやか「Zzz...」
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:54:55.35 EeK9UjHV0
>>133
これは恭介の夢？
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:55:55.76 rHEJCNG30
さやかの意識が戻り始めてるんじゃ
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:56:41.60 6fqVp6D00
次の朝
さやか「そんな事しないよ、夢でも見たんじゃないの」
上条「でも顔に唾液の跡が…」
さやか「自分で舐めたとか…少なくとも私は貴方にそういう感情は抱いてないよ」
上条「うーん…」
さやか「まあいいや、今日も…」
上条「あっ！バイオリンのレッスンの時間だ！ごめんね！」
さやか「ふん…」
さやか「いいもん、私にはCDプレイヤーがあるもん」
さやか「帰ろっと」
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 22:57:39.12 +uUN5kLnP
だいぶ聞き分け良くなったな
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:01:39.56 6dyFLAJY0
さやさや！
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:04:43.27 E7Rzw08RO
あんあん！
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:05:31.49 6fqVp6D00
さやか「～♪」
さやか「そういえば、上条くんはバイオリンが上達するとか言ってたよね…」
さやか「いくら弾いてもバイオリンの音色なんて変わらないし、いつも同じ曲を、同じ演奏で弾くのが普通と思ってたけど…」
さやか「人間は使い魔とは違うのかな」
杏子「よう！調子はどうだい！魔女さん」
さやか「あ、杏子！元気だよ」
さやか「上条って子がいつも演奏してくれるから、ストレスが溜まらないの」
さやか「CDプレイヤーでもいいんだけれど…なんかあの子の演奏を聞いてると、使い魔やこの機械を聞いてる時とは違った不思議な感覚が…」
さやか「不思議だよね、昔の記憶は無いはずなのに…」
杏子「…」
さやか「私の性質は恋慕。もしかしたら昔、あの子の曲に恋してたのかもね」
杏子「そうかもな…」
さやか「ところで、杏子は何で私に気を使ってくれるの？」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:09:38.43 6fqVp6D00
杏子「友達だからさ」
さやか「私じゃなくて、美樹さやかの…友達？」
杏子「そうだよ」
さやか「…やっぱり元に戻った方が良いって思ってる？」
杏子「…ああ」
さやか「そうだよね。でも私は戻りたくないな」
さやか「もっと音楽を聴いてたいし、私という存在が消えて無くなるのが怖いの…」
杏子「そういえば、魔女は永遠の命を持っているんだったな」
さやか「うん。魔法少女にやられてもグリーフシードになるだけだし、いくらでも復活できるから…」
杏子「だから、人間以上に死が怖いって訳か」
さやか「そういう事」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:11:20.22 +uUN5kLnP
むう…
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:17:05.88 mzWRIOQa0
オクタヴィアちゃんには幸せになって欲しい
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:19:05.72 9nlDZRA30
さやかちゃさやさや
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:21:32.16 6fqVp6D00
杏子「…まあ、アンタもアンタの自我があるんだもんな」
さやか「うん…まあ今は魔女の魂が人間の体に乗り移っただけだから、戻ることは無いと信じているけど」
杏子「そうだな…差し入れ持ってきたんだけど、食うかい？」
さやか「食べ物だ！」ｺﾞｿｺﾞｿ
さやか「この私の体みたいな食べ物、お気に入りなの」ﾓﾆｭﾓﾆｭ
杏子「へへ、さやかと仲良く食べるのは初めてかな…」ｶﾘｶﾘ
さやか「友達じゃなかったの？」
杏子「あ、魔女のさやかって意味だよ」
さやか「そうだよね」ﾓﾆｭﾓﾆｭ
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:21:38.21 pqVqmmkF0
/ }ノ ==＝ｚｘ | } /
. / ／／//｀ヽ | / /
′ / ///////}ハ. | /
, ////////// | | .′ .′
/////// ′ | | / /
{ ' { ∨ } }／ } , -―-､
|_ ､ 八 __ ／ ／ / / だ可 ．
| ＼ / ＼ __ ´ 〃 ′ .と愛 ．
|///|ヽ. { ＼ // / 思い |
|///| ＼ ､ // / { っ女 |
|///} ヽ ＼ __ ノ ／厶イ 八 たの .}
ヽ.{｀ヽﾉ__ ＼ ／ ノ/} / _｝ .？子 ノ
| ¨¨ヽ__ ＼__ ∠==一' // / /
} ､__ ／ ′ ′でさ {
{ ｀ヽ｀Y´二二ニニ¨¨￣ ¨¨ ７==z ┬―一＜__ -―７ / .しや ．
{ / / / ／/ }///} / ′ たか |
.∧ / / / ／ ′ ′// ′ { .ち |
∧ / / / ／ / //// / 八 ゃ ′
. ∧ / / / ／ 〃 //// / __ ィ ＼___ ん／
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:22:47.43 c1fX5xdI0
アニメのさやかちゃんはそこまで好きじゃなかったけどこのさやかちゃんは凄く可愛い
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:23:09.51 +uUN5kLnP
>>146
そこはオクタヴィアちゃんで
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:26:28.17 pqVqmmkF0
>>148
,､_ ,､_ ,､_ ,､_
f'´ f'´ f'´ f'´
込 鼎 丱 仍
|＼ ∧ ∧ ／|＿
,.＜三二Λ ﾄ､| | | |／/ ////＞、
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150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:27:05.80 6fqVp6D00
さやか「でも魔女のさやかって呼び方はやめて欲しいな」
杏子「そういえば、お前名前あるのか？」
さやか「うん、オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフって立派な名前があるよ」
杏子「本当に立派な名前だな…」
さやか「苗字付きの魔女は魔法少女が魔女化した魔女。苗字のない魔女は使い魔が成長して魔女になったり、一度やられたグリーフシードが孵化して生まれた魔女…」
杏子「へぇ…」
さやか「つまり、私が一度やられたり、使い魔が人の魂を何人か吸い取って成長すれば苗字が取れて『オクタヴィア』って名前になるよ」
さやか「これからはオクタヴィアって呼んでくれると嬉しいな」
杏子「ああ、わかったよ…オクタヴィア」
さやか「えへへ」
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:28:30.33 NtN9OI+v0
さやか「」じゃなくて
オクタ「」になるのか？
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:29:42.80 +uUN5kLnP
>>150
おお、いい設定だな。
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:30:29.33 HevrGs4F0
間をとってオタクさやかか・・・
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:31:48.29 +ggOPB430
>>151
オクタって書かれるとオクタロックに脳内変換される
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:33:46.59 r1LaZULrO
さやかちゃんだけどさやかちゃんじゃない……
複雑だな
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:37:41.29 6fqVp6D00
ほむら「美樹さやかの様子はどうだった？」
杏子「自分が元に戻る事を怖がってる様子だった。なあ、戻る直前にアイツは一体何をしたんだ」
ほむら「魔法少女と思わしき人間を殺害した後、自殺よ」
杏子「へ…」
ほむら「元の人間に自分の体を明け渡すぐらいだったら死んだほうがいいって考えでしょうね。犠牲者は、巴マミと幼い魔法少女…貴方は殺されなかったけど、追って自殺したわ」
杏子「なんて…」
ほむら「そのせいで私は一人でワルプルギスの夜と戦う事になった。もちろん結果は…わかるわね」
杏子「今居るってことはな」
ほむら「とにかく彼女には決して自分たちが魔法少女であることを知らせてはいけない。それと、自分が余命数日であることを死ぬまで知らせてはいけない…」
杏子「オクアヴィアには可哀想だがな…」
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:39:20.56 c1fX5xdI0
朝まで残っていますように
もしくは完結
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:39:54.43 DTQJfOI+0
恭介がメインを張るSSは面白いのが多い
たぶんこれも含めて同一人物が書いているんだろうけれど
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:42:41.12 6fqVp6D00
ほむら「オクタヴィア？」
杏子「魔女化したさやかの名前らしい。自分で名乗っていた」
ほむら「魔女に名前が一人一人あるってのは本当だったのね」
杏子「らしいな…」
さやか「お菓子、美味しいなあ」
さやか「魔女に戻れたら、もっと沢山食べたいな。お菓子の魔女に分けてもらって…」
さやか「…戻れるのかな」
さやか「…」ﾑｽﾞﾑｽﾞ
さやか「音楽聞こっと」
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:42:54.01 RTvJSPsT0
>>156が全然理解できんのだけど
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:47:13.17 E7Rzw08RO
>>160
ほむらが過去のループでオクタ→さやかを経験したんじゃね
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:47:27.12 RTvJSPsT0
そゆこと
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:48:05.55 HevrGs4F0
つまりほむほむすげぇ
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:51:39.08 0JgDGr3e0
シャルロッテちゃんところにお菓子を食べに行くオクタヴィアちゃん…
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/31 23:58:16.19 6fqVp6D00
次の日
さやか「ん…」
さやか「もう朝、学校行かなきゃ…ってまだ4時じゃん」
さやか「何だろ、なんか長い夢見てたような…そういえば私魔法少女になって…」
さやか「頭がクラクラする…まだ朝早いし、二度寝しよ…」
さやか「恭介…」
さやか「Zzz....」
さやか「あ、もう7時だ」
さやか「今日も上条くんとこで音楽聞くの楽しみだなぁ…」
さやか「そうだ、杏子みたいにお菓子差し入れてあげたら喜ぶかな」
さやか「えへへ、沢山買ってこ」
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:00:07.32 9vN/8bev0
ちょっとだけさやかちゃん！
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:00:54.97 yq8J9LhfP
くそ…胸が痛い…
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:01:16.17 5UEELBCj0
なんかオクタやかちゃんが無邪気すぎてかわいそうになってきた
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:03:17.23 J/x8x4nH0
さやか「えーと、このお金は500だから…これと、これと…」
「嬢ちゃん、これじゃ全然足りないよ！」
さやか「えぇ！じゃあどうしよう…」
「500円だと…これが買えるよ」
さやか「ありがと！おじさん！」
「まいどありー」
「朝からカツカレー弁当とは、随分と豪勢だねぇ…」
「最初ステーキ弁当頼もうとしてたからねぇ…最近の子は食べる食べる」
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:05:06.16 5UEELBCj0
なんか胸が痛くなってきた
もう昼はオクタヴィア、夜はさやかでいいじゃないか
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:07:47.77 /65MIU2p0
やめるんだマミさんあれは恭介にあげる弁当だから強奪しちゃだめなんだ
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:08:14.18 lNMOAFMFO
夏はさやか、冬はオクタヴィアで
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:08:39.99 J/x8x4nH0
上条「やあ、いらっしゃい」
さやか「今日はね、いつも演奏してくれるお礼に…お菓子買ってきたの！」
上条「悪いね…でも貰っとくよ」
さやか「500円だとこれしか買えなかったんだ…もっと高いもの買おうと考えてたんだけど」ﾋｮｲ
上条「あはは…これはお弁当って言ってね、お菓子じゃないよ」
さやか「えっ…」
上条「食べるものはなんでもお菓子じゃないんだよ。これは、朝と昼と夜に食べる物なんだ」
さやか「そうだったんだ…ごめんなさい」
上条「いいよ、夕ごはんはこれにするから」
さやか「さて、じゃあさっそく弾いてもらうよ」
上条「はいはい、もう50曲連続にも慣れたよ」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:08:54.08 q/asGbqr0
ロザリオとバンパイアみたいに、仲良く１つの体を共有…できないか
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:13:15.75 Y7CkxG5e0
保守っぷい
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:13:22.52 yjmZa+bM0
しえーん
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:14:33.49 +gYch5cE0
なんかキリカっぽい口調だといまさら思った
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:18:58.37 yq8J9LhfP
しえ
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:21:23.19 9vN/8bev0
上條体力付きすぎﾜﾛﾘｺﾝ
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:21:24.40 /65MIU2p0
④
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:22:43.49 J/x8x4nH0
夜
さやか「えへへ…今日もたっぷり聞けて、幸せだった」
さやか「あの子の演奏をずっと聞いていたいな…」
さやか「えへへ、明日が楽しみ…」
さやか「おやすみなさい」
さやか「…あれ、さっきは朝だったのに…もう夜になってる」
さやか「まさか一日中寝てたんじゃ…やば、学校行かなかったじゃん」
さやか「また早乙女先生に怒られるよ…めんどくさ…あっ！」
さやか「今の…私の体が誰かに乗っ取られた…」
さやか「まさか、この体に残ってた元の子の魂のわずかな断片が、新たな魂が宿ったことで増幅したんじゃ…」
さやか「一瞬だけでも、体が乗っ取られている時点で…もう取り返しがつかないよね…あ、あはは」
さやか「せっかく自分が一番幸せに思える事が見つかったのに…たったの5日でお終いなんだ…」
さやか「そんなの嫌だよぉ…」
さやか「これで私の魂が消えたら、もう音楽が聞けなくなるんだよね…」
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:23:36.62 9vN/8bev0
おくたちゃんが可愛く思えてきた
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:24:10.12 yq8J9LhfP
あぅ…
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:24:45.14 fAoOzLc50
QBなら分割できそうなものだが
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:25:07.06 /65MIU2p0
／ ／ / | ＿|＿ ― /／￣7l l ＿|＿
_／| _／| / . | ｜ ― / ＼/ ｜ ――
| | / | 丿 ＿／ ／ 丿
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:25:22.07 SomXfniE0
皆のもの、これは罠ですぞ
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:27:44.05 yq8J9LhfP
>>186
なん…だと…？
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:31:37.51 J/x8x4nH0
さやか「二度と音楽が聞けなくなるんだ…私という存在は消え果てて、元の子がその器に戻る」
さやか「その子は上条くんの演奏を独り占め出来るんだよね」
さやか「そんなのずるいよ…魔女を殺して回っていた子の魂なんかにこの体を明け渡したくないよ」
さやか「そうなる前に、自殺するしかないよね…でもただ自殺するだけじゃ…」
さやか「他の魔女のため、私の使い魔が魔女になるのを助けるために、この地域の魔法少女を…」
さやか「…でもそれじゃ元の子と変わらないじゃない。魔法少女を殺して回るなんて、魔女を殺してまわってる魔法少女と何ら変わらないじゃない」
さやか「じゃあ、最後に…あと2日だけだけど、一生分の音楽を聞きたいな」
さやか「明日、上条くんにこの事を話そう…すがってでもお願いしなきゃ」
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:36:38.67 Y7CkxG5e0
うむ
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:37:48.16 9vN/8bev0
おくたちゃん良い子やで(´；ω；｀)
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:40:41.80 U3qy9Jqt0
_
( ﾟ∀ﾟ)x"⌒''ヽ､
(| ...:: Y-.､
| ｲ､ ! :ヽ もう５０曲連続にも慣れたよ
U U ｀ｰ=i;;::.. .:ト､
ゝ;;::ヽ :`i
＞ﾞ::. .,）
/:::. /;ﾉ
ゞヽ､ゝヽ､_/:: ／
`ヾﾐ :: :. ﾞ _／
｀ー--‐''ﾞ~
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:41:02.63 fAoOzLc50
アゴとかごつくなってるんじゃないか
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:42:03.48 MSDx/0Um0
オクタちゃんもさやかちゃんも幸せになってほしい
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:42:34.46 SomXfniE0
>>192
ケツ顎上条くん！
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:44:55.29 J/x8x4nH0
上条「えっ！じゃあさやかの自我に戻るって事？」
さやか「うん…」
上条「そっかあ…それで君は、どうなるの？」
さやか「消えて、無くなっちゃう」
上条「そんな…」
さやか「私が消えてなくなるって言って、悲しそうな顔をしてくれるのは人間の中で多分上条くんだけだと思う」
上条「…」
さやか「前に『上条君をそんな目で見てないよ』って言ったの、覚えてる？」
上条「ああ、あの時の…」
さやか「あの時は、確かにそうだったけど今は違う。上条くんの事が…」
上条「ま、待ってくれ！死ぬ直前で告白なんてされても…」
さやか「あはは、そうだよね…わかってるよ」
さやか「それでね、お願いがあるの」
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:48:31.54 xRgCuuB00
さやかちゃん戻ってきたらどうなんだよ
またntrじゃないか
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:50:23.54 fAoOzLc50
再絶望の布石
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:51:47.84 J/x8x4nH0
上条「二日連続で演奏して欲しい…か」
さやか「多分途中で眠くなったり、腕が痛くなったりするだろうけど…」
さやか「私にとって、音楽は人生の中で一番大切な物だから…」
上条「わかったよ。体力が許す限り、やってみようと思う」
さやか「じゃあ私、二日間分のお弁当買いに行って来るよ」
上条「そう言ってお菓子を買ってくるんじゃないよ」
さやか「もう間違えないよ…えへへ」
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:52:31.71 9vN/8bev0
「えへへ」入りました──！
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:53:31.21 KQPVjav70
さすが上条さんやでぇ
201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:55:08.86 a+kAqutQ0
2日ぶっつづけたことで腕が再起不能に
↓
奇跡も魔法もあるんだよ！
↓
無限ループ
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:57:02.46 yq8J9LhfP
>>201
おい、やめろ、おい！
あれ？でも定期的に交代？？
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:57:59.91 J/x8x4nH0
さやか「えーと、このお弁当を…12個下さい」
「12個！？」
さやか「はい」
「…6000円になります」
さやか「えーと…五千円しか無いや」
「沢山買ってくれたから、2個オマケでいいよ」
さやか「ありがとう！」
「あの子はよく食うと思ったけど、12個はすごいねえ…」
「お友達と食うのかねぇ」
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 00:58:37.03 xRgCuuB00
かわういお
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:04:27.41 p2xHIL6B0
全俺が泣いた
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:06:59.64 J/x8x4nH0
杏子「よ、よお！オクタヴィア」
さやか「…杏子」
杏子「…どうしたんだ？そんなに弁当買って」
さやか「あのね、私…」
（略）
杏子「そうか…」
さやか「そうだ、美樹さやかの事知ってるんでしょ。死ぬ前に、教えて欲しいな、杏子」
杏子「…教えてやるよ」
杏子「まず、アンタが生まれた原因は、恋慕から来たものなんだ。美樹さやかは上条の事を惚れていた。だけど、どうも切り出せなくて
緑色の髪の子…上条の元彼女居たろ？仁美って子に先を越されちゃったんだ」
さやか「…」
杏子「次に美樹さやかが魔法少女になった理由は…」
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:10:10.89 yq8J9LhfP
え…
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:10:55.35 MSDx/0Um0
バレか？
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:11:40.42 QHUQzbSD0
これは・・・
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:14:18.41 jLTBT8dD0
ほむぅ
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:14:41.74 9vN/8bev0
あんあん
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:14:55.12 J/x8x4nH0
さやか「つまり、上条くんのために腕を直してあげることを願い事にしたけど…その後、告白する勇気が出ずに仁美って子に先を越されて…魔女化したの」
杏子「そういう事だ」
さやか「皮肉なもんだね…元の子は上条くんの為にさんざん尽くしたのに、彼からなにも尽くしてもらえず、その出がらしである私が、上条くんからさんざん尽くしてもらってる」
杏子「…」
さやか「…そう考えると、私もずるいね」
さやか「私が自殺すれば…美樹さやかは完全に報われないことになるね」
杏子「おい、まさかお前！」
さやか「それじゃ…上条くんが待ってるから」
杏子「おい！待てよ！おい！」
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:16:25.02 lOpeMKfK0
(´；ω；｀)
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:21:13.71 J/x8x4nH0
上条「はは、ちゃんとお弁当買ってきたね。12個分…朝、昼、晩か」
さやか「今度は間違えずにちゃんと買ってきたよ」
上条「偉い偉い」
さやか「じゃあ、さっそく…お願いね」
上条「一曲目は…グノーのアヴェ・マリアにしようか。コンクールにではこれを弾くんだ」
さやか「コンクール？」
上条「えーと…演奏の優劣を決める競い合いみたいな物だよ」
さやか「わかんないや…」
上条「まあいいや、弾くよ…」
上条「～♪」
さやか「えへへへへへへ…」ﾕﾗﾕﾗ
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:22:59.70 9vN/8bev0
おくたちゃんも不憫
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:27:08.67 yq8J9LhfP
今の時点は本編ラスト並みにみんな辛いな。
話としてはすごくいいが、心が痛い
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:29:33.00 J/x8x4nH0
上条「…♪」
さやか「ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
さやか「るん♪るん♪」ｳｷｳｷ
上条「はは、相変わらず、それはやるんだね」
さやか「儀式みたいな物だから…」
上条「まだまだ続くよ…君がお弁当を買ってくるまでに、二日間弾く曲を考えてたんだ…」
さやか「えへへ、楽しみだなあ」
上条「じゃあ次は、「ファウスト」ワルプルギスの夜のバレエシーンの曲にしようか」
上条「ワルプルギスの夜は魔女の宴…オクタヴィアにピッタリの曲だよ」
上条「元はオーケストラが弾く曲なんだけど、サビの部分だけ弾くよ…」
さやか「ありがとう…」
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:34:44.61 ITgxOBKP0
しえん
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:35:52.05 lOpeMKfK0
切ないな..
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:36:40.23 J/x8x4nH0
上条「もう夜の2時だね…まだ弾くよ」ｸﾗｯ
さやか「だ、大丈夫！？」
上条「一応君がお弁当買いに行ってる時に、仮眠はとったんだけど…」
さやか「ごめんなさい…」
上条「いいんだよ…君のお陰でコンクールは優勝確実になったんだし…」ｶﾞｸｯ
さやか「寝たほうがいいよ、明日の朝起こさせてもらうから…」
上条「ごめんね…約束が果たせなくて」
さやか「こっちこそごめんなさい、勝手な約束して…」
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:40:02.20 9vN/8bev0
また上條ぶっこわれちゃうな
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:40:33.69 NfWoFGIH0
うわあなんだこのスレ最高ですね
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:40:57.93 o95knfh00
おいさやか復活するな
オクタちゃんかわいいお
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:42:18.42 b/GtL0SA0
と、ところで>>150って公式設定じゃないよね？
これほんとだったら俺が書いてるのと矛盾しちゃう、ヤバイヤバイ
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:44:44.33 J/x8x4nH0
上条「…」
さやか「ん…」
さやか「恭介！具合悪そうな顔してる…どうしよう」
さやか「腕のあたりがパンパンに腫れてるよ…えーっと、氷で冷やして」
上条「さや…か？」
さやか「大丈夫だからね、今湿布持ってくるから…」
上条「そんな…」
さやか「ほら、湿布持ってきたよ、腕出して」
上条「まさか…もう…」
さやか「何を無茶したか知らないけど、せっかく治った腕なんだから…」
上条「うぅ…」ｶﾞｸｯ
さやか「さやかちゃんキスしちゃおっかな…えへへ…あっ！」
さやか「また乗っ取られそうになった…もう抑えるのも、限界かもしれない」
さやか「これじゃ2日は無理かな…でも頑張るしかないよね」
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:45:43.90 9vN/8bev0
さっきのえへへとえらい違いやで
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:47:57.00 yq8J9LhfP
えらい違いだけど、状況が状況だし湿布に気が回っただけでもよしかなあ
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:50:42.90 J/x8x4nH0
>>224
魔女スレ辺りで予想されてる考察だから、公式じゃないよ
さやか「悪いけど…起きて、上条くん…」
上条「さやか…」
さやか「さやかじゃないよ、オクタヴィアだよ…」
上条「良かった…」ｷﾞｭｯ
さやか「あはは…さやかの方が良かったかな？」
上条「どっちも大事だよ…とにかく今は、2日分弾かないと」
さやか「ごめんね…」
上条「えーと、次の曲は、ショパンの夜想曲 第20番だよ」
上条「戦場のピアニストって映画で有名な曲だね。ピアノで弾くのが一般的だけど」
上条「バイオリンもいいんだ…」
さやか「映画…」
上条「はは、じゃあ弾くよ」
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:52:05.89 lOpeMKfK0
上なんとかさん...
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 01:57:08.17 J/x8x4nH0
さやか「ラン♪ラン♪」ﾜｸﾜｸ
さやか「良かったよ…」ｸﾗｯ
上条「あっ！大丈夫かい！？」ｶﾞｼｯ
さやか「今度はこっちがピンチになっちゃった…もう乗っ取られる寸前だよ」
さやか「美樹さやかって子が意識的にやってる訳じゃないんだけど…本能だしね」
上条「…次の曲はチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」だよ。オー人事オー人事ってCMで…知るわけないか」
さやか「人間のことに疎くてごめんね…」
上条「だってまだ来てから一週間しかいないもの…仕方が無いよ」
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:02:08.55 b/GtL0SA0
>>228
あぁぁ……安心したぁ……
共存は出来ないのな……
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:02:36.59 J/x8x4nH0
さやか「…あと30分で二日目も終わりかあ」
上条「それまでにあと二曲、弾き終わらないと」
さやか「いままでありがとう、上条くん」
さやか「私のわがままに付き合ってもらって…」
上条「何の問題もないよ。君が幸せになってくれれば、いいんだ」
さやか「えへへ…」
上条「ドビュッシーの美しい夕暮れだよ。君の元の子…美樹さやかと夕暮れの病室の中で一緒に聞いた曲なんだ」
上条「あの次の日、酷い事を言っちゃった…」
さやか「…」
上条「さあ、弾くよ。後もう少しで終わるけど、だからこそ本腰入れて弾かないと…」
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:03:09.60 1scwhtqU0
オー人事ｗｗｗｗｗ
まどかのウェヒヒ笑いといい、ちょこょこギャグ挟むのやめなよ
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:09:21.83 Y7CkxG5e0
切ない支援
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:09:23.01 J/x8x4nH0
上条「…とうとう最後の曲だね」
さやか「最後の曲を聞く前に、お願いがあともう一つだけあるの」
上条「…なんだい？」
さやか「私の元の子の事なんだけど」
上条「ああ、わかってるよ。違和感のないように接するから…」
さやか「そうじゃなくて、元の子も、上条くんの事が好きだったみたい」
上条「え…？」
さやか「彼女の友人から聞いたの。上条くん、腕を怪我してたんだって？」
上条「な、なんでそれを…」
さやか「その腕が治ったのは奇跡なんかじゃない。全ては、あの子が魔法の力で、自分の魂と引き換えに治癒したの」
上条「…そんな」
さやか「まあその結果、私が生まれちゃったんだけれど…」
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:09:23.85 yq8J9LhfP
おれは結構好きだけどな、小ネタ。
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:09:37.36 kSzV3z4yO
クラシック詳しくない俺にはああいう例えでピンと来やすくなるからうれしい
オクタヴィアも音楽は好きだけど名前は知らないから何となくわかりそうな例えで上條が説明してるんだとおもう
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:11:50.35 b/GtL0SA0
教えられても上条からしたら複雑だよなぁ
「お前のせいであたしは死んだんだよ」って言われてるようなもんだし
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:13:52.14 o4oxxmNL0
オクタヴィア･･･(´；ω；｀)
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:15:25.31 J/x8x4nH0
上条「なんでそんな事を…」
さやか「それはね、貴方のことが誰よりも好きだったから」
上条「…」
さやか「まあ魂と引き換えに願い事が叶うなんて事を知らなかったかもしれないけれど…」
上条「僕は…彼女の気持ちもわからないで…」
さやか「そういう事だから、彼女を…」
上条「うん、大切にするよ、一生をかけてでも…」
さやか「まあ、美樹さやかと同じ姿の私に言われても複雑な気持ちになると思うけど、そう言ってくれただけでも嬉しいよ」
上条「それじゃ、最後の曲行こうか…」
さやか「えへへ…」
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:19:58.17 I9uqw3iO0
えへへ…
…
242:以下、名無しにわりましてVIPがおお送りします
11/09/01 02:20:04.14 3EF160dh0
保守しゅ
243: 忍法帖【Lv=36,xxxPT】
11/09/01 02:21:51.27 uYRhKGnz0
えへへ･･･
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:21:59.90 J/x8x4nH0
上条「～♪」
さやか「えへへへへ…え…」
さやか「この曲は…」
上条「～♪」
さやか「私の使い魔がいつも演奏してくれた曲…」
上条「～♪」
さやか「うっ…ぐすっ…うぅ…」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
上条「君がお風呂場で歌っていた曲を、あれから楽譜にしたんだ」
上条「いつか君に聞かせたいと思ってたけど…まさかこんな機会になるとはね」
さやか「ありがとう…一番聞きたかった曲なの…ありがとう…」
上条「なんてこと無いさ。僕にとっても、一番弾きたかった曲だからね」
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:25:14.22 1scwhtqU0
恭介が演奏中に喋っても、もうキレないんだな…
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:25:35.04 W6rAzpE/O
仁美ちゃんは救われないのう
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:26:33.42 J/x8x4nH0
さやか「ひっく…、うぅ…」
上条「ほら、いつもの儀式忘れてるよ」
さやか「えへへ、忘れてたね…」
さやか「ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
さやか「ふんふ～ん♪」ｳｷｳｷ
さやか「らん♪ららん♪らら…」ﾊﾟﾀｯ
上条「…行っちゃったか」
さやか「ん…あっ！恭介！」
上条「さやか…今まで君の気持ちがわからなくて…」ｷﾞｭｯ
さやか「ひゃっ！えっ…えっ…」
上条「ごめん…本当に…ごめん…」ｷﾞｭｳｳｳ
さやか「えへへ…なんだかわからないけど、恭介大好き！」ｷﾞｭｳｳｳｳｳ
終わり
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:27:40.64 c1Im4Sro0
爽やかなハッピーエンドだな 乙
249:以下、名無しにわりましてVIPがおお送りします
11/09/01 02:27:44.42 3EF160dh0
(´；ω；`)おっおっううぇああぁああぅぅおぉぉおお
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:27:45.92 1jpvpFRi0
ブラボー！ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:28:21.44 p0oGX/BO0
乙！
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:28:34.56 QHUQzbSD0
ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ
乙
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:28:37.73 3NycE/+hO
さやか……
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:28:58.83 fxECSUhpO
起きておいたかいがあった
>>1乙
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:29:02.31 1scwhtqU0
ブラボー、おお、ブラボー……
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:29:10.51 RBNAJccK0
／ ＼
, ´ | ヽ
/ | | 、 ﾍ
/ l l l ヽ
l l 、 |＼ | |
| ,ｲ |/vl丶 | z=､ | |､{
l/ V! {! ｨfﾊ ＼ { |ｉ刈 } l / | ﾍ
ヽ ﾍ Vり , ｀丶 ー' ﾑ //i::ﾘ
V :ﾊ"" _ ""／ｲ //,ｲ/
V 个o｡... __ . イ^,/／
z=x ヽ ト>-‐f,}-＜´イ ¨¨`ー 、
. ／ ､.}ｲ ,zﾁ´ ､{ ﾉ ／ |
〈 ／.ﾘ 〉 ､ _ ＞'^ ｰ ' ､ _＞ "¨¨ヽ|!
/ ー ;7V ／､ ＿ ｢
_ 〈. ｀´ /イ. :＼ヽ '" -─- .､｀i| ,z=‐-ﾄ､
z=‐- ､ / ｀丶/ﾞit:-イ{::... Ｙ´ .::ヽ|!z'.¨¨`| ﾍ
/ l ＼::_::∧ : : : : : ': : : : : : : : : :∧:'⌒ヽl ﾍ
l. l｜ ＼_/ ,､ : : : :/ '////,| ﾍ
｜ ! V ﾍ >､‐ 个x l′ '////l ﾍ
｜ } '. } ,／／ ＼-､ ｀ ー-=＝z| '///ﾍ '.
｜ ﾍ '. |彡'" ﾄ､:＼ ｢´ V//∧ '.
｜ / ﾍ ' ﾍ ﾉ ヽ^＼ / ｜ V'//∧ ∧
｜ / ﾊ V |,ﾊ¨¨ ¨ ´ Vﾍ＼ } V'//∧ ∧
｜ / ∧.._ｙ ｌヽ', └xヽﾍ|! ! V"~~`i ∧
／ | { |::::::| ',x┌.┴-l } }::{ﾍ 〈 | ∧
／ _z|┌ ‐ ﾄ､ ﾚ:: :ｌ〈/＼厂~^|! j j从 ﾍ ヽz= / ﾍ
/ Vﾍl///ヽ 〉 l::::∧ヽ/////∧ VV::::l lﾊ j／ '.
_ z },'////// !::::::::ヽヽ////,',丶 ∧ヽ::::ﾍ:| ／ l
．＜. /////// └z:＿ ｀:V//////^ ー-- ':::::ﾞ＼＼::| -‐ }
／ //////,ﾊ＿r‐‐ｉ＿ ｀)｀}//////ﾍ::::::＿_::::::::::::::::〉'" /
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:29:18.83 i8fMy63x0
なるほど
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:29:21.17 MSDx/0Um0
おつー
頼むから共存ルートを･･･
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:29:26.86 b/GtL0SA0
今だから言うけど「るん♪るん♪」でジョジョ一部のドゥービー思い出しちゃってもうどうしようも無かった
ナイスビターエンド、乙
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:29:31.28 RBNAJccK0
>>1乙ペロペロ！
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:29:39.11 us4FfWwq0
乙！！
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:29:43.40 pAuoR3820
おつんご
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:30:26.50 +gYch5cE0
ようやく寝れる
さやかちゃんさやさや
乙
264:! 【7.4m】
11/09/01 02:30:54.93 53wVWASw0
imakara yomu
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:31:40.55 zuXAhnFK0
よかった
266: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
11/09/01 02:32:08.41 2raiJjkk0
いい話だった
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:32:35.45 Y7CkxG5e0
ハッピー過ぎないハッピーエンドってのも良いね
乙まど
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:32:40.07 lMNviLO90
乙ー
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:34:19.02 S+U3YRkn0
オクタちゃん……
乙
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:34:58.30 mipC8BrQO
ブラボー
なかなかに切なかった
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:35:32.44 W9leNQk+O
乙なんだよ
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:39:39.80 lOpeMKfK0
起きててよかった、これで泣きながら寝れる
>>1乙
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:40:58.12 Gf17Xeb60
乙
おお、もう……
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:44:15.23 yq8J9LhfP
乙！
切ないがよいエンドだった。
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:45:01.38 LM7Ysnur0
感動したぜ
乙！
276: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
11/09/01 02:48:33.57 b+VD7t+C0
良かった！乙
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:56:54.10 n+e4z58y0
どんな形であれさやかを幸せにしてくれてありがとう
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 02:57:07.71 2GxfhOX3O
ブラボー！
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 03:00:17.39 yq8J9LhfP
URLﾘﾝｸ(i.imgur.com)
＞さやか「ブラボー！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
＞
＞さやか「るん♪るん♪」ｳｷｳｷ
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 03:05:55.35 lNMOAFMFO
面白かった、乙
>>259
俺は「ブラボー」でなぜかポルナレフを思い出した
281: 【豚】
11/09/01 03:13:25.72 xRgCuuB00
おつかれ！
魔女に目覚めそうだ
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 03:17:32.36 yjmZa+bM0
ブラボー！
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 03:21:03.73 pZYDfyy40
乙乙
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 03:21:47.62 +fl7f1p30
……これ、ハッピーエンドか？
ともかくとても楽しかった乙
285: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
11/09/01 03:30:26.20 mT4lZ8ey0
夏休みの最後にいいもの見させてもらったよ！乙
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 03:32:59.74 7HrMwzKpO
>>280
俺だけじゃなかったかｗ
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 04:02:20.22 UzIiMtDP0
勃起した
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 04:02:22.14 fgSUF8gP0
ブラボー！
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 04:30:30.06 4pr9Ynkd0
乙！
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 05:19:41.53 l4v0LLs/0
ブラボー！
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 05:43:26.19 j7ioOcxH0
ブラボー！
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 05:43:46.36 IGSk9jgb0
パワプロさながらのビターエンド、乙
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 06:15:49.56 F6GiLQUD0
るん♪るん♪
294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 07:17:51.04 bGr68D5vO
ブラボー！おーブラボー！
まだまどﾏｷﾞＳＳには無限の可能性があると感じさせてくれた
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 07:38:45.23 U9dRhxu8i
／ ／ / | ＿|＿ ― /／￣7l l ＿|＿
_／| _／| / . | ｜ ― / ＼/ ｜ ――
| | / | 丿 ＿／ ／ 丿
/. ノ、i.|i ､、 ヽ
i | ﾐ.＼ヾヽ､＿＿_ヾヽヾ |
| i ､ヽ_ヽ､_i , / `__,;―'彡-i |
i ,'i/ `,ﾆ＝ﾐ`-､ヾ三''―-―' / .|
iｲ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛ ￣`;)" c ﾐ i.
.i i.| ' ,|| i| ._ _-i ||:i | ｒ-､ ヽ、
丿 `| (( _゛_i__`' (( ; ﾉ// i |ヽi.
/ i || i` - -､` i ﾉﾉ 'i /ヽ | ヽ
'ﾉ .. i )) '--､＿`7 (( , 'i ﾉノ ヽ
ノ Y `-- " )) ﾉ ""i ヽ
ﾉヽ､ ﾉﾉ _/ i ＼
/ヽ ヽヽ､＿＿_,;//--'";;" ,/ヽ、 ヾヽ
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 08:07:53.46 5pfEJ0MX0
体は人間、頭脳は魔女！
やろうと思ってた矢先orz
オクタヴィア可愛かった乙
297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 08:52:41.17 HR4i9/1rO
さやかちゃんさやさや
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 09:23:57.83 dBBkvtQ10
乙っちさやさや！
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 10:06:00.22 8PcUro/t0
いいね
300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 10:09:37.85 y2PyT2050
乙！
こりゃエレ速あたりに載るな
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 10:34:55.97 F5CRBbcsO
らん♪らん♪（´・ω・｀）
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 10:36:06.70 U3t21Dmq0
オクタヴィア・フォン・セッケンドルフちゃん…
>>1乙。
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 10:40:52.43 3SQKIargO
ブラボー！！最高のSSだった！！
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 11:02:21.37 s+J2O4bd0
いいSSだった！！
これは乙じゃなくてブラボーなんだからね！！
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/09/01 11:25:50.72 WjyobQaD0
おつおつ