11/08/18 00:08:02.83 sDjTXNpe0
??「おーい! 起っきろー!」
・・・?
いつもの聞き覚えのある声に俺は目が覚めた
キョン「うん・・・?」
律「おっせえよキョン! 早く起きないと遅刻するぞー! にししっ」
キョン「何だよ・・・お前また家あがったのかよ・・・」
律「な、なんだよっ! その言い方! ちぇ・・・人がせっかく起こしに
来てやったのに・・・少しは喜べよ・・・」
キョン「はぁ・・・やれやれ・・・」
俺は体を起こして制服に着替えることにした
2: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:09:19.63 sDjTXNpe0
キョン「着替えるからお前は部屋をとりあえずでとけ・・・」
律「なんなら私が手伝いましょうか、旦那さんっ」
キョン「アホか。早くしないと遅刻するから、さあいったいった」
律「・・・なんだよー・・・高校入ってからなんか冷たいぞー」
キョン「そんなことねえよ・・・」
律は昔から近所に住んでる女の子だ。 いわゆる幼馴染って奴。
元気で明るいからいつも振り回されてる。 まぁ優しいし良いやつだから、
俺はついつい甘えてるのかもしれない。
だが俺は高校に入ってからは少し自重するように、と自分に命じたのだ。
律にだって好きな奴はできるだろうしな。 俺が邪魔になっちまう。
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:09:46.48 MLrtCh/bO
これは…!
4: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:10:10.24 sDjTXNpe0
律「早くぅ~・・・遅いよーキョンー!」
律は朝からかなり元気だ・・・俺にもその元気を分けて欲しいぐらいだ
キョン「はぁ・・・疲れ気味なんだから少しは労われよ・・・」
俺は半強制気味に入ったSOS団とやらに所属している。
律は昔から音楽が好きなのでけいおん部に入った。
俺は部活なんぞ入りたくはなかったが、涼宮ハルヒって奴に入れ知恵したおかげで入ることに
なっちまった。 まぁ、律がなんか入ったら?と言ったからってのもあるがな
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:10:47.56 aoZh2YAyO
>>1乙!感動した
6: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:11:41.02 sDjTXNpe0
~学校~
律「なんだかんだでもう五月だねぇ・・・」
キョン「何をしみじみしてるんだよ、お前は」
律「んー・・・キョンと同じクラスになれてよかったなー」
キョン「ん? ああ、心細いしな。俺は助かる」
そんな会話をしつつ、教室へ俺らは入った
澪「あ、キョンと律だ。 おはよう」
地味ーな挨拶をしたのは秋山澪。
律とは小学生からの馴染みで、俺も知ってる。因みに律に誘われて軽音部に所属している。
律「おはよっ! 澪!」
キョン「よぉ、眠いな」
澪「・・・朝から何いってるんだか・・・」
律「全くもって、倦怠期だなぁ」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:15:34.59 gL4iN1580
ほう
8: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:16:19.22 sDjTXNpe0
キョン「鞄おかねえとな・・・」
ハルヒ「あ、キョンじゃない。今日もギリギリだったわね」
キョン「ああ・・・寝坊だ寝坊・・・」
ハルヒ「あんたねぇ・・・。あんな可愛い子が起こしに来てんだから少しは
喜んで、迷惑かけないようにしなさいよ・・・」
キョン「はぁ・・・あいつとは幼馴染だからな。別にそういうのはない」
ハルヒ「・・・ふーん。なんだかそのうち痛い目に遭いそうだわ・・・」
俺はハルヒが何言ってるのかよく分からなかった
9: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:20:50.75 sDjTXNpe0
キーンコーンカーンコーン
キョン「やべ・・・もうチャイム鳴った。座らねえと・・・」
谷口「お前は危なっかしいなぁ・・・りっちゃんいねえと何もできねえん
じゃねえの?w なんてな」
国木田「本当に仲がいいよねー。二人とも」
こいつらは俺の友達の国木田と谷口。 国木田とは中学から仲がいい。
谷口は高校で知り合った友達だ。こいつらは悪友だがなんだかんだで楽しい。
10: 【Asuka:0】 ω・`)アス河童 ◆Mark.SEX8M
11/08/18 00:21:03.92 u1QkWE7Z0
bgmはこれでいい?
URLリンク(www.youtube.com)
11: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:21:48.77 sDjTXNpe0
岡部「では、ホームルームを始めよう。秋山、今日はお前が日直だぞ」
澪「は、はい。き、起立!」
ガタンッ!!
澪「き、き、気をつけっ! 礼っ!」
皆「おはよーございまーす」
澪「ちゃ、着席っ」
ガタンッ
キョン(あいかわらずあいつは恥ずかしがり屋なんだなぁ・・・)
12: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:24:11.02 sDjTXNpe0
~ホームルーム終了後~
キョン「ふぁ~あ・・・眠いなぁ・・・」
律「ん~・・・いつにもまして眠そうだな、キョン」
キョン「あぁ・・・飯も食ってないしなぁ・・・寝坊はロクなことがねえ」
澪「いつも何時に寝てるんだよ。ちゃんとご飯食わないと勉強頭に入らないぞ」
キョン「昨日はちょっと夜更かししてゲームでモンハンやってたんだよ・・・
素材集めてたら時間忘れてて・・・」
澪「・・・もしかして宿題忘れてやってたんじゃ・・・」
キョン「・・・え!? あったの!?」
澪「あーあ・・・さわこ先生に怒られちゃうぞー・・・」
キョン「・・・どうしよう・・・」
律「ん~・・・私の貸してあげたいけどあんまり出来が良くないしなぁ・・・」
澪「あっ・・・あの・・・よかったら・・・」
キョン「ん?」
澪「わ、私ので良ければ貸すよ・・・」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:27:06.92 vvoSFSZvO
キョンて誰だよ?
14: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:30:09.47 sDjTXNpe0
キョン「ま、マジか!・・・ありがたい!」
澪「そ、そのかわり・・・」
キョン「ん? なんだ?」
澪「に・・・日曜日・・・買い物に付き合って・・・くれるかな・・・」
律「!」
キョン「? そんなんでよければ付き合うぞ」
澪「ほ、本当!?」
キョン「ん? ああ・・・(どうしたんだ?目を輝かせて。そんな買うつもりなのかな・・・)」
律「じゃ、じゃあ私も行くっ!」
澪「!? な、なんでだよっ! 律はいいよ・・・その・・・大変だし」
律「な、何がだよ・・・」
キョン「まぁまぁ。別によかろう、澪」
>>13 この話はハルヒ×けいおんで、キョンはハルヒの方の主人公だ
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:30:15.14 LRHrbqs10
>>13
>>1の考えたオリキャラじゃね?けいおん!にそんな変な名前のやつたしかいないし
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:32:09.67 0pfJ0UesO
ハルヒのキャラだけで事足りるだろうが
軽音で人が釣れる時期は終わったんだよ死ね
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:32:24.62 qOtwoj7eO
>>15
それにハルヒなら、律と澪ってキャラもいないしな
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:33:05.42 pf9VOXjR0
これは面白い
19: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:33:32.39 sDjTXNpe0
澪「キョ、キョンがそういうなら・・・仕方ないな・・・」
律「やったー!!」
ハルヒ(この男はデリカシーなさすぎね・・・)
谷口(爆ぜろ)
国木田(うーん・・・女心が分かってないんだなぁ・・・キョンらしいけど)
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:34:07.00 pn+ymGbLO
そういえばSS速にハルヒとけいおんのクロス物があったなぁ
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:34:38.49 SAjv5meR0
まぜるなダイオキシンが発生するレベル
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:37:41.82 RgR6d3+70
めんどくさいやつらがわいてきたな
23: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:38:19.31 sDjTXNpe0
~昼食~
キョン「あ・・・弁当忘れた・・・仕方ねえな・・・買いに行かなければ・・・」
律「ばーか。そういうと思って弁当持ってきてやったぞ」
キョン「マジか! 今日は皆から世話になりっぱなしだなぁ・・・」
澪「わ、私のも足りなかったら食べていいぞ・・・」
キョン「お、本当か! いやぁ・・・朝飯抜きだと辛いな・・・助かる」
谷口「おい、キョン」
キョン「ん?なんだ?」
谷口「・・・なんでもないいいいいいいいごゆっくりぃぃぃ!ひぃぃぃぃん!」
奇声を発し、泣きながら谷口はどこかへ行った。
相変わらず、よく分からない。
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:38:44.63 LmV1geD+0
平沢姉妹は出すなよ
25: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:44:00.17 sDjTXNpe0
~昼休み~
キョン「あぁ・・・よく食った・・・もう寝よう」
ハルヒ「典型的な駄目人間ね・・・」
キョン「いやぁ・・・どうも眠くて。五月入ったし五月病かもな」
ハルヒ「そんなことじゃ困るわっ! 我がSOS団は五月から本格的な活動をするんだからねっ!
あんまりだらけてると死刑だから!」
キョン「はいよ・・・。あぁ・・・お前の元気を俺にも少し分けてくれよ・・・」
律「キョーンー。明日放課後部活ないでしょー?楽器買いに行きたいから付き合ってよー」
キョン「え? そうだっけか? うちの部活はありそうだが・・・」
ハルヒ「仕方ないわねぇ・・・明日だけよ」
キョン「すまんな。後、日曜も約束あるから駄目だ。埋め合わせは必ずするから」
ハルヒ「いいわ・・・その代わりこの五月の間はアンタが活動資金をだすようにねっ!
団長命令だからっ!」
キョン「」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:46:40.09 xisoMt9x0
みくると澪の絡みはあるかな
27: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:47:44.87 sDjTXNpe0
~放課後、部室~
古泉「で、そのお二人と日曜日デート。しかも明日は片方の田井中さんとデートですか。
全く、羨ましい限りですよ」
キョン「デートなんかじゃないさ。どっちも幼馴染だし別に普通のことさ」
古泉「はぁ・・・僕には理解できませんよ。そんな可愛らしいお二人とデートできるのに
その解釈は・・・」
キョン「・・・そうか? まぁ居たら分かったかもな」
古泉「チェックメイトです」
キョン「ありゃ・・・珍しく負けちまった・・・」
古泉「ふふっ 久しぶりに勝てました」
長門「・・・・」ペラッ
朝比奈「みなさーんお茶くみましたよぅ~」
ハルヒ「あ、みくるちゃんありがとっ!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:48:11.02 38lPeGFX0
みくるVSムギ
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:49:13.99 VvIpQg4P0
ほ
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:49:28.36 yWJEpESX0
ほう
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:49:48.79 HiG81i230
ドラムって高いから、おいそれとは買えない
律はなにを買いにいくんだ
32: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:53:12.14 sDjTXNpe0
~放課後~
律「キョン! 帰ろっ!」
キョン「おぉ、律か。俺もちょうど今終わった所だ」
澪「私も帰っていいかな・・・」
キョン「もちろんだ。じゃ、行くか」
唯「あぁっ! キョン君モテモテだねぇ」
紬「羨ましいわぁ・・・」
この二人は平沢唯、それとコトブキ紬。
軽音部に入っている。 俺とはたまーにしか話さないがいい奴らだ。
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:54:16.28 qpUFrAWB0
>>31
ピックとか弦とか?
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:55:06.66 ju/oz56B0
これどの層がメインターゲットなの?
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:56:45.04 qpUFrAWB0
>>31
ああ、ドラムかこの子は
36: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 00:58:31.08 sDjTXNpe0
澪「あ、朝比奈先輩とゆきちゃんだ」
長門「・・・・久しぶり」
朝比奈「あ、澪ちゃん。キョン君から聞いたけど今週は来ないんですか?」
澪「あ、はい。今週は・・・その・・・買い物に行くから・・・ごめんなさいっ」
朝比奈「いえいえ。別に構いませんよぉ。楽しんできてね」
キョン「澪は朝比奈さんと何かしてるのか?」
澪「う、うん。裁縫とか色々教えて貰ってるんだ・・・」
鶴屋さん「あ、みっくる~! いたいた、そろそろ帰るっさ!」
朝比奈「あ・・・鶴屋さん。それじゃあ私は帰りますねぇ~。皆、さようなら~」
キョン「あ、お疲れ様です。」
澪「さようなら~」
>>34どの層とかはない。俺が書きたいだけだ。 >>31ドラム意外にもスコアとかスティックとかあるはずだ
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 00:58:57.45 s24ZmYitO
支援
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:03:18.71 UQt6OLrW0
嫌いじゃないけどキョンの口調がちょっと変かな・・・
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:04:02.06 SAjv5meR0
>>1の中ではこのボンクラはもてる設定なのか
40: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:05:14.00 sDjTXNpe0
唯「ゆきちゃんゆきちゃんっ!桜の花びらが散ってるよぉ・・・。もう四月も終わったんだねぇ・・・」
長門「・・・・寂しい」
紬「そうねぇ・・・なんだか寂しくなるわぁ・・・」
律「ここら辺の桜は毎年綺麗だからなぁ・・・」
俺はそんな会話を聞いて、ちょっぴり切なかった。
来年もまたこんな風にのんびり見れるのだろうか・・・
そう思うと少しだけ胸の奥が疼いた
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:05:17.08 VooRfwWA0
>>39
原作でもフラグバシバシじゃん
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:08:21.66 SAjv5meR0
まあ禁書の中では上条さんも無敵だからな
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:08:59.84 ju/oz56B0
>>41
いっても仕方ないと思って言わなかったが、これキョンじゃないだろ
そして安易に好きだの恋だのやる作品でもなかったし
44: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:09:10.71 sDjTXNpe0
坂を下りつつ、俺と律と澪は歩いていた
キョン「ぐあっ」
澪・律「ど、どうしたんだ!?」
キョン「あいてて・・・ちょっと木の枝に引っかかっただけだ」
ビックリしつつ俺は木の枝をどけたが、ブレザーの裾が少し破けてしまった。
澪「・・・破けてるな。ちょっと脱いでくれ」
キョン「ん。ああ、ほい」
律「痛くないか?」
キョン「大丈夫だ。ブレザーが少し破けたぐらいで済んだよ」
澪「縫えばすぐ直りそうだな・・・」
キョン「本当か。んーどうすっかな・・・」
澪「さ、裁縫道具があれば縫えるよ・・・」
キョン「マジか!・・・でも澪の家はちっと遠いいしな・・・。そうだ、
俺の家にあるから縫ってくんないか? 今日は親出かけてて遅くなるから、多分平気だ」
>>38悪い、どうしても俺の書き方だと自分の口調も入るからおかしいのかもしれん
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:12:50.55 g0m2EuK40
黙って書いとけよ荒れるぞ
46: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:14:01.01 sDjTXNpe0
律「なんだ、今日お母さん居ないのかよ。ご飯どうするつもりだったんだよ」
キョン「は? あぁ・・・いや、適当にコンビ二でいいだろ」
律「全くなぁ・・・。栄養偏るぞ・・・仕方ないから私が作るか・・・」
キョン「なんか本当悪いな、二人とも・・・。久々にこんな迷惑かけるぜ・・・」
澪「べ、別に迷惑なんかじゃないよ・・・」
律「あぁ、今に始まったことじゃないしなっ!」
俺らは笑いつつ、俺の家に向かった。
>>45分かった。これで自重する。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:16:28.18 UeCt1WG3O
ハイハイ支援支援
48: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:18:24.30 sDjTXNpe0
~キョン自宅~
キョン「ただいまーって、誰もいないか」
親が帰ってないのはいいが妹がいないことに気づいた。
キョン「あれ・・・あいつもいないのか・・・」
律「うちの聡と遊んでるのかもなぁ。最近よく来てるし」
キョン「!・・・ったく・・・あんまり迷惑かけたら困るんだがなぁ・・・」
律「あははっ。別に迷惑じゃねえよっ! うちの聡も喜んでるみたいだしさ」
澪「いいなぁ。私も弟とか妹が欲しいよ・・・」
キョン・律「面倒だから居ないほうが楽だぜ」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:19:24.03 ZRSlNiF9O
ありだな
50: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:23:17.44 sDjTXNpe0
キョン「これ、裁縫道具だ。悪いな」
澪「ううん。大丈夫。ちょうどみくる先輩から教わった奴やってみたかったし」
キョン「そうか、お前はなんでも挑戦するんだなぁ・・・。いい嫁さんになるぜ」
澪「へ!? あ・・・ありがとぅ・・・」
律「お、冷蔵庫そこそこ材料あるぞ。ハンバーグが作れそうだ」
キョン「おいおいマジかよ。ハンバーグとか大好物だわ。楽しみだぜ」
律「おぅ!任しとけっ! 私もハンバーグは大得意だっ!」
キョン「こりゃあどっちも将来、結婚する奴は幸せだなぁ・・・」
律・澪「・・・・・」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:23:41.74 DMTfLKTW0
キョン「中の人の目が離れすぎてて律はちょっと…」
52: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:23:53.85 sDjTXNpe0
訂正 みくる先輩ではなく朝比奈先輩
53: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:29:01.32 sDjTXNpe0
~40分後~
律・澪「できたぞっ!」
キョン「!? 同時かよw 二人ともご苦労様、本当に助かる」
澪「ちょっと着てみてくれ」
キョン「分かった」ガサガサ
キョン「こ・・・これはっ!」
澪「ど・・・どうかな・・・」
キョン「完璧だ・・・前より俺は着心地が良く感じるぜ、サンキュー、澪」
澪「よかったぁ・・・」
多少、言い過ぎているように見えるかもしれないが俺にとってはそれぐらい
嬉しいことだった。
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:33:32.52 OEO82dGL0
ホシ
55: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:34:37.02 sDjTXNpe0
律「私のハンバーグも食べてくれっ! 澪の分もあるから食べてって!」
澪「ありがとう、律! 私も食べさせて貰うよ!」
キョン「じゃあ、皆でリビング行くか」
~食卓(リビング)~
全員「いただきまーすっ!」
キョン「まず味噌汁から・・・」ズズッ
律「アンタは姑かってーのw」
澪「じゃあ私はハンバーグから食べようかな!」パクッ
キョン・澪「!!!」
キョン(この・・・安心感を漂わせるいつもの味・・・っ)
澪(そしてこの肉汁が溢れ、ソースが絡まるハンバーグ・・・っ)
澪・キョン「まさに、お袋の味っ!」
律「お、おぅ・・・なんか照れるな・・・へへっ」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:35:31.61 FMkwpp0NO
支援なのだぜ
57: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:39:53.58 sDjTXNpe0
澪「このソースはどうやって作ってるんだ?」
キョン「大豆かな」
律「アホ、そんなこと聞いてないだろっ。ウスターソースとケチャップを少し混ぜて
レンジで温めるだけだよん。 炒めて作ってもおいしいぜ」
澪「へぇ~・・・律はやっぱり料理うまいんだなぁ・・・前も私達に
サンドウィッチ作ってくれたしなぁ」
キョン「あの日はピクニックに行って遭難しかけたなぁ・・・。サンドウィッチが
なければ生きてなかったぜ・・・」
律「それは言いすぎだろっ! うへへ・・・好評で何よりだぜ」
キョン「ふぅ・・・食い終わったし風呂でも入ろうかな・・・」
澪「もうこんな時間なのか・・・」
時計を見ると7時半だった
律「丁度いいし、ここではいっちゃおうかな」
キョン「お、おい! それはまずいだろっ」
律「え? なんで?」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:40:56.84 CYPe60Hm0
よろしい
59: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:45:21.91 sDjTXNpe0
キョン「なんでって・・・あーもぅ・・・仕方ねぇな・・・」
律「ふふーん・・・(ニヤッ いいんだなっ! 決まりだ!」
澪「わ、私は恥ずかしいし帰ろうかな・・・」ガタッ
律「おっと・・・み・お・ちゃーん! 逃がさないぜっ!」ガシッ
澪「へ!? ちょ、ちょっと」
律「さぁ、風呂場へレッツ・ゴー!」ダッ
澪「え、あ、えええええええ」
律「カムっ ウィズ ミー!♪」
澪「や、や、やめろおおおおお」
バタンッ
キョン(・・・・・・・・・)
キョン(どうしてこうなった)
60: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:50:10.08 sDjTXNpe0
~30分後~
キョン(あれから30分・・・二人は風呂場で楽しそうに入っている・・・)
キョン「ブバッ(い・・・いかん・・・軽く鼻血が・・・)」
~風呂場~
律「ふぃー・・・澪は髪綺麗だなぁー・・・」
澪「そ、そうか? まぁ、毎日手入れしてるしな」
律「私は髪短いからなぁ~あんま気にしてないや・・・」
澪「・・・ね、ねぇ・・・律・・・」
律「なんだー? 澪ー?」
澪「律って・・・キョンのこと・・・好きなの?)
律「・・・・・・・へ?」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 01:51:29.73 UeCt1WG3O
おうふっ
62: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 01:55:36.33 sDjTXNpe0
律「な、なんでそう思ったんだ?」
澪「だって・・・家近いからいつもキョンを起こしに行ってあげてるしさ・・・
それにご飯とかも作ってあげるなんて・・・幼馴染でも普通はしないよ・・・
きょ、今日も朝・・・私が日曜日買い物に誘ったときも律が行きたいって言ったし・・・
本当のとこ・・・どうなんだ?」
律「・・・・・・わ、私は・・・別に・・・」
澪「嘘だよ! 絶対好きなんでしょっ!? だから私のこと邪魔したり・・・」
律「!・・・な、なんだよ、それ・・・私は・・・」
澪「私はキョンが好きなんだ!・・・だ、だから・・・その・・・
好きじゃないなら、やめてくれよ!」
律「!!・・・・・・」
澪「・・・・ご、ごめん・・・言い過ぎた・・・。もう、あがろうか・・・」
律「・・・・・うん・・・」
63: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:02:13.89 sDjTXNpe0
~その頃~
キョン(ま・・・まだかな・・・)
キョン(さっきから二人の声が大きく聞こえるが・・・正直、何言ってるか分からん・・・)
キョン(!・・・・まさか・・・エロい話か・・・?)
キョン(正直、たまりません・・・)
キョン(性欲を、持て余す・・・)
キョン「って、、、何考えてんだ俺はっっっ」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 02:03:48.25 qpUFrAWB0
キョンは3回抜いてる
65: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:04:53.18 sDjTXNpe0
バタンッ
キョン「お、おう・・・あがったか・・・」
律・澪「・・・・・・」
キョン「ど、どうした?(何か暗いな・・・)」
澪「私達、もう帰るな・・・。キョン、また明日」
律「・・・・じゃあね・・・キョン」
キョン「・・・? どうしたんだよ二人とも・・・」
結局、分からぬまま二人は帰ってしまった・・・
段々、俺まで暗くなってきた。
メールで聞こう、とも思ったが俺は少し自重してやめておいた・・・
66: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:08:57.04 sDjTXNpe0
~次の日~
律はいつもみたいに起こしに来なかった。
だけど、俺は自然と目が覚めていた・・・習慣になっていたのだろう。
・・・何があったんだろうか・・・俺は・・・何も理解できぬまま、
学校へ向かった。
キョン「行ってきます・・・」
キョン妹「いってらっしゃーい! キョン君何かあったのかなあ??
そういえば律お姉ちゃんが今日は来てないや」
律がいない登校は少し寂しかった・・・。
なんというか、いつもだるそうにしている俺を励ます声がないというのはとても
辛い・・・
足は段々重く感じていた・・・。
キョン(・・・休みたいぐらいだが・・・そういうわけにもいかん・・・)
俺は上履きに履き替えて教室へ向かった
67: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:14:19.04 sDjTXNpe0
~教室~
教室へ入った瞬間、俺はとんでもない光景を見た。
律「だからっ・・・私は別にそんなんじゃないって!」
澪「やめろよっ・・・そういうのっ! 昔からそうやって本音を隠して・・・
ずるいだろ、そんなの!」
ハルヒ「ちょ、ちょっと、二人とも落ち着いて!」
国木田「そ、そうだよ・・・喧嘩は良くないって・・・話合おうよ・・・」
谷口「なんか・・・やばそうだな・・・」
律と澪は向かい合って涙を流しながらお互いを罵りあっていた・・・
ハルヒは律を抑えて、国木田は澪を抑えていた・・・
離した瞬間、下手したら殴り合いが起こりそうな雰囲気・・・
キョン(なんだよ・・・なんなんだよこれは・・・)
しばらく蛇に睨まれたように動けなかった俺に、二人は気づいた。
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 02:17:01.51 qpUFrAWB0
なにこれ?とらドラのパクリ?w
69: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:19:49.15 sDjTXNpe0
気づいたと思ったら、二人は急に大人しくなった・・・
そして教室を出て行った・・・
教室に居た皆は唖然とした表情だった・・・
硬直していた俺に最初に話しかけたのはハルヒだった。
ハルヒ「ちょっとアンタ、昼休み部室に来なさい」
キョン「・・・え、あ・・・俺か・・・」
なんというか、一番驚いて唖然としていたのは俺だった。
あいつらに俺はなんかしてしまったのかもしれない・・・
そんな罪悪感も残しつつ、授業はあっという間に過ぎて昼休みになった
>>68いつのまにかそのまんまになってたでござる
70: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:22:53.98 sDjTXNpe0
~昼休み、部室~
ハルヒ「馬鹿ね」
古泉「これは少々口汚いですが、馬鹿と言っておきますね」
朝比奈「キョン君・・・」
長門「・・・・馬鹿」
大体あんな風になった状況から俺は話していった。
どうやらハルヒはSOS団全員で相談する予定だったらしい。
そして、事情を話終わった頃に皆から馬鹿だと言われた。
キョン「どういうこと・・・なんだ?」
分からなかった俺は皆の意見を聞くことにした。
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 02:24:33.00 ju/oz56B0
愛され体質とヨイショが酷すぎる
モバゲーむき
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 02:26:32.89 sfX4Irq70
支援~!
73: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:26:40.21 sDjTXNpe0
古泉「皆さんに代わって、一つ仮説を立てましょう」
キョン「・・・分かった、聞こう」
古泉「おそらく、風呂場の中での会話はあなたに関してですね」
キョン「おいおい・・・どうしてそうなるんだ? 何かしら揉め事があったかもしれな」
ハルヒ「黙りなさい」
キョン「・・・」
古泉「・・・はぁ。そろそろ気づいてください、あのお二人はあなたが好きなんですよ」
キョン「・・・・真面目か?」
古泉「偉く、マジです」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 02:32:32.57 0ATEvux0O
エロやなエロ
エロを入れて捻ればメロドラマの出来上がり
75: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:32:41.87 sDjTXNpe0
キョン「分かった、それを視野に入れて話を聞こう・・・」
古泉「ありがとうございます、では続きを」
古泉「恐らく、二人はあなたに関して話をした。どういう内容かは大体分かります」
古泉「秋山さんはこう言ったのでしょう、田井中さんに。
『律は、キョンが好きなんでしょう?』とね」
キョン「・・・続けてくれ」
古泉「それを聞いた田井中さんは否定した、というのは建前です。本当はあなたが
好きだと思われます」
キョン「・・・っ」
古泉「今のはざっくりですがもう少しいざこざがあったはずです」
古泉「そして帰った二人は色々と考えふけった。考えた結果、お互いを
傷つけてしまった。これが今回の顛末でしょう」
キョン(・・・俺は・・・二人を傷つけたのか・・・)
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 02:33:50.29 LmV1geD+0
唯が長門と友達になるssは面白かったな
77: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:37:05.90 sDjTXNpe0
長門「・・・それは違う」
キョン「・・・長門?」
長門「あなたは今、自分が傷つけたと思っているはず。確かに、あなたの鈍さのせいで
こうなってしまったことは否めない。だけど、彼女らは彼女らなりの決着を
つけようと思った。それだけのこと」
朝比奈「だけど・・・解決しなくちゃいけませんよぉ・・・」
ハルヒ「そう、アンタがね」
キョン「・・・どうすれば、できる?」
古泉「あなたにとっても、彼女らにとっても酷なことになりますが・・・
選択するしかありませんよ・・・」
俺は何を選択するかは聞きたくなかった・・・だけど・・・
キョン「選択・・・しなくちゃいけないんだな・・・」
ハルヒ「そう・・・どちらを選ぶかをね・・・」
78: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:42:16.49 sDjTXNpe0
放課後、俺は約束どおり律のところへ行き、楽器屋へ誘った。
律は断ってきたが俺は大事な話があるから、と言って無理矢理連れて行くことにした。
~楽器屋~
律「・・・話って・・・なんだ?」
キョン「今日、澪と喧嘩してたよな・・・理由を聞きたい」
律「・・・言いたくない」
キョン「俺の・・・話なんだよな?・・・皆に相談して・・・分かった」
律「!・・・結構・・・ばれてるんだな・・・軽蔑したよな、私のこと」
キョン「いや・・・軽蔑はしない・・・だけど聞かせてくれ・・・」
律「・・・」
キョン「お前は・・・俺のことが本当に好きなのか?」
79: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:47:02.22 sDjTXNpe0
律「・・・っ!」
律は下に俯いてしまった・・・
と思っているうちに突然顔をあげた
走り出そうとしたのがすぐ分かったので俺は腕を握った・・・
キョン「駄目だっ・・・逃げないでちゃんと答えてくれ・・・
お前がどう思ってるかで・・・全部変わるんだ・・・」
律「・・・・言いたく・・・ない・・・」
キョン「どうしてだ・・・」
律「言うわけ・・・ないだろ・・・だって・・・私は言えない・・・言ったら・・・
全部、全部、全部失うっ・・・・私は・・・それを大事にしたいから・・・
言わないっ・・・」
キョン「ふざけんな・・・ふざけるなっ!」
律「っ!」ビクッ
俺は思わず怒鳴っていた
80: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:54:16.55 sDjTXNpe0
キョン「お前が・・・お前が言いたくなかった事は・・・澪は言ったはずだ!
違うのかよっ! あいつだって・・・失いたくないに決まってるっ!
だからっ・・・だからっお前に聞いたんだろ!? お前が・・・俺が
好きかどうかをっ・・・! なのにお前は目を背けるのか! 言えよっ・・・!
失うのが怖いなら・・・最初から目を背けんなよっ!!」
馬鹿みたいに怒鳴っていた・・・正直、最低だ。
律「うっ・・・うっ・・・ぐすっ・・・嫌だ・・・嫌だ・・・
もう・・・二人の顔見たくないよっ・・・うっ・・・」
律「私は・・・キョンが・・・キョンのことが好き・・・」
一拍あけて一つ律は言った
律「キョンは・・・私が嫌いなのかな・・・」
泣きながらそんなことを言った律を・・・俺は何も言葉をかけられなかった。
キョン「俺は・・・選択する・・・」
律「・・・」
キョン「全部、決着をつける・・・」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 02:55:14.47 qpUFrAWB0
ちっ
律かよ・・・
82: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 02:57:56.55 sDjTXNpe0
その後、律を家まで送り、俺は自宅へ帰った。
次は澪と話す。 それはもう決まっていた。
今日は土曜日、明日は約束の日曜だった・・・。
結論からするとこの時点で、俺は何も選択などできていなかった。
キョン(大口たたいといて・・・この様か・・・)
とりあえず俺はメールで半ば強引に澪を誘った・・・
喫茶店の前の広場の待ち合わせだ・・・
キョン(・・・明日の会話で・・・全部決まる・・・)
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:00:39.59 q0pJMCu40
良いぞ良いぞ
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:02:00.34 /K1E54+4O
今北産業
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:02:03.30 qpUFrAWB0
キョン「ハルヒがいい」
86: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:02:12.85 sDjTXNpe0
~翌日、広場~
早めに来た俺は澪を待っていた。
正直、来てくれる保障はどこにもなかったがそれでも俺は澪を信じて待っていた。
約束の時間から10分後、澪は俯いたまま俺の前に来た。
キョン「・・・来てくれて・・・ありがとう・・・強引にすまなかった」
澪「・・・・」
だんまりを決め込んでいた澪に直球勝負を俺は仕掛けた
キョン「澪、よく聞いてくれ」
澪「・・・・何・・・・」
そう呟いた澪の声はとても弱弱しく、今にも消えてしまいそうな声で・・・
震えていた
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:03:41.55 0ATEvux0O
>>80
福本口調わろたw
88: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:06:08.78 sDjTXNpe0
キョン「俺はな、正直言うと選びたくないんだ」
澪「!・・・」
キョン「だけど、ここまで来た以上、選ばないなんて選択肢は絶対にない」
澪「・・・・・うん」
澪は落ち着いて話してくれた。
俺も段々落ち着いて、目を見て話すことができた。
キョン「澪、しっかり受け止めて聞いてくれ」
澪「・・・・・っ!」
キョン「俺は・・・俺は・・・」
言うのが急に怖くなった。 しかしもう止められず、すべてをぶちまけた
キョン「律が・・・好きなんだ・・・」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:07:59.51 PnUqD6xm0
う、うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
澪ルートも頼んだぞ
90: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:08:48.90 sDjTXNpe0
ついに言った。 選択を俺はした。
胸が痛かった。 もう何もしたくなかった。
逃げたくなった。 でもできなかった。
なぜなら澪はそれ以上に辛いはずだから
今度は俺が澪を受け止める番であり、受け止める義務があった
そしてゆっくりと澪は唇を動かし始めた
>>87昼間カイジのSS書いてたからそう思うのは否めない
91: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:16:22.20 sDjTXNpe0
澪「あははっ・・・。馬鹿だな・・・キョンは・・・」
そう言いつつ、澪はとても震えている。
澪「私は・・・わたじは最初がら・・・二人が似合ってるのは・・・知っでだよ・・・
えへへ・・・うっ・・・ぐすっ・・・」
堪えきれなくなったのか、澪は泣きながら笑っていた。
キョン「一つ、言わせてくれ」
澪「・・・何? キョン・・・」
キョン「俺は選択なんて必要ないと思うんだ」
92: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:17:26.72 sDjTXNpe0
澪「・・・・どういう・・・こと?」
キョン「俺は、確かに律に告白した、そして両想いだった。だけど、それで俺らは・・・そんなことで
俺らの今までの付き合いはなくなんのか?」
澪「そ・・・それは・・・」
キョン「・・・皆勘違いしてるけどな、俺はお前ら二人が大好きなんだぜ。それは異性的な意味もあれば、
当然友達的な意味でもな」
澪「・・・・」
キョン「だから、深く考えないでくれ。 俺は今まで通り三人で行きたい」
澪「・・・・・」
キョン「聞いてくれて、ありがとう。 これからもよろしく」
澪「・・・・・うん」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:18:12.86 BaxxoKGs0
堂々と二股宣言
94: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:20:19.93 sDjTXNpe0
なんだかんだでうやむやな選択だ。
確かに、そう思うだろう。 だけど俺はこれでいい・・・そう思った。
結論は律と付き合うことになった。
だけど、そんなことじゃ崩壊はさせない。
俺は三人で昔から一緒に居たからこそ、今があると思える。
~そして、月曜日~
95: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:22:36.31 sDjTXNpe0
ハルヒ「はぁ・・・優柔不断なんか選択したんだか、わけがわからないわ」
キョン「・・・すまん」
ハルヒ「私に謝ってどーすんのよ」
キョン「すまん・・・」
ハルヒ「馬鹿みたい・・・」
ハルヒ(・・・・)
ハルヒ「ちょっとトイレ・・・」
キョン「・・・すまん」
ハルヒ「はぁ・・・」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:24:34.59 0ATEvux0O
おすまん4
97: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:26:25.51 sDjTXNpe0
~校庭の広場~
ハルヒ「あー・・・いたいた」
澪「あ・・・ハルヒちゃん・・・」
ハルヒ「一つ聞きたいんだけど、いい?」
澪「え?・・・何?」
ハルヒ「アンタはキョンとどう付き合っていくわけ?」
澪「・・・・決めてるよ」
ハルヒ「教えて・・・くれないかしら」
澪「・・・うん・・・・区切り・・・つけさせて貰うね」
98: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:32:33.86 sDjTXNpe0
澪「私は、今まで通りにはしないよ」
ハルヒ「!」
澪「キョンも・・・律も・・・選択を・・・したから。
私も選択することにしたの・・・」
ハルヒ「つまり・・・どんなことを?」
澪「私は、二人を応援する。 それで・・・自分の道を・・・
幸せを探すことにする」
ハルヒ「あはは・・・意外に強いね、アンタ・・・」
澪「ハルヒちゃん・・・泣いてるの?」
ハルヒ「ごめんね・・・急に・・・。なんとなく我慢できなくて・・・」
澪「・・・ハルヒちゃん・・・もしかして・・・」
ハルヒ「うん・・・私も好きだったよ、キョンが」
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:36:13.73 bk8jeV610
おいおい俺も愛してるよ
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:36:48.08 72gdTlFh0
キョンを?
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:36:55.08 qpUFrAWB0
いや俺だって
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:37:41.70 JpTD0Vzy0
しねよー
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:37:43.12 zwQ1BWuk0
お前もキョンが好きなの?
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:38:07.29 mNscc/gb0
ウホッ!良いホモスレ
105: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:43:46.12 sDjTXNpe0
ハルヒ「だけどさ・・・いっつもあんた達一緒だから、入りづらくてさ・・・」
澪「・・・・」
ハルヒ「そんな時、部活の話をしてきたのよ。 アイツ」
ハルヒ「いっつも仏頂面して、そんなにおもしろい部活なかったのか?
なんてね。 お前が作っちゃえば?って」
ハルヒ「だから・・・チャンスかなーなんて思ったけど・・・応援しちゃったよ」
澪「・・・クスッ」
ハルヒ「な、何で笑うのよっ」
澪「いや、私と似てるなって、ね」
澪「幼馴染だけど・・・律みたいに本当に小さい頃からじゃなくて・・・途中からだからさ・・・」
なんか部屋で若干心霊現象が起きてて遅れた、ごめんなさい
106: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:45:11.87 sDjTXNpe0
ハルヒ「そっか・・・まぁ、似たもの同士、仲良く・・・とは言わないけど・・・」
澪「お互い区切りがつけれたね・・・」
二人「教室に、戻ろうか」
107: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:49:46.57 sDjTXNpe0
~その頃、教室~
キョン(律・・・まだ来てないんだな・・・)
キョン(俺は・・・アイツがいないとなんもできないんだな・・・)
ガラッ!!
キョン「!」
谷口「いよっ! キョンっ! 元気出せよっ! 女は数え切れないほど、
いるんだぜぇー!」
キョン「・・・なんだ・・・お前か」
谷口「おいおい・・・振られたお前を慰めてやってるのになんだよそれ~」
キョン「振られた?」
谷口「そうそう、残念だなぁ~、お前も」
キョン「いや・・・一応・・・律と付き合うことになったんだが・・・」
谷口「」
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 03:54:04.10 uSFfpyt50
まぁ、唯が男の毒牙に掛からなきゃなんでもいいや。唯は梓の嫁だからな
109: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 03:57:18.05 sDjTXNpe0
キョン「・・・・あっ!」
律「きょ、キョン!・・・先に学校行ってたのか・・・心配したよ・・・
今日も遅刻する時間に行ったらもう居なかったから・・・」
キョン「わ、悪ぃ・・・」
律「ううん・・・大丈夫・・・」
キョン「そ、そっか。 ならよかった・・・」
律「キョン・・・本当に私でよかったのか?」
キョン「何馬鹿なこと言ってんだよ。俺は選んだよ・・・お前と行く道を。
友達では、三人としていく道を」
律「・・・うん・・・ありがとう・・・本当に・・・ありがとう・・・」
キョン「ああ、お前もこれからはよろしく頼むぜ」
キョン「お前を俺は人生のパートナーとして選んだんだからな」
律「へ!? えっ・・・あぅ・・・」
110: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:03:01.14 sDjTXNpe0
ガラッ!
ハルヒ「はぁーあ、朝からイチャついちゃってやんの。うぜーうぜー」
澪「全く、お前ら二人は・・・クスッ」
谷口「俺は何も見てない、聞いていない、そうだ・・・お坊さんになろう・・・無になろう・・・
切り開け・・・俺の未来を・・・」
谷口はそう言うと岡部に早退届けをだし、お寺へ行ったそうだ
俺らは今日も、楽しい日々を過ごし、
皆とまた・・・桜を密かに見ることを楽しみに・・・
毎日をかみしめて生きていくのであった
~終~
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:04:32.13 mNscc/gb0
乙
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:05:06.29 Odfn9Q2s0
乙と言いたいところだが、イチャイチャは無しかい?
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:06:28.92 Uq7KKPVc0
おい
折角ハルヒも好きって設定出したならもっと修羅場やってくんれよ
114: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:06:51.53 sDjTXNpe0
後半、かなりグダってすいませんでした・・・
なんか色々とありましてちょっと放心状態のまま書いちゃったんでおもしろくなくなって
しまった部分もあると思います
見てくれた方、保守の協力してくれた方々、本当にありがとうございました。
もうちょっと書きたいんですけど眠気と部屋の環境があまりよろしくないので
終わりたいと思います・・・
起きて、あったら再開しようかな・・・とも考えてますが未定です
乙でした!
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:09:04.98 lY3Y3MSJ0
SS警備員の俺が目をつけたスレは落ちない
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:09:34.91 O7zCWJjX0
澪+みくる希望
117: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:12:54.78 sDjTXNpe0
書きたい・・・w
起きてスレ落ちてたらスレ立てます 残ったらここで続行します
とりあえず睡眠はとりたいんで寝ます
書いて欲しいのは適当に書いてください・・・うまくいくかわかりませんがw
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:15:19.01 PNlCgN2h0
律とのイチャイチャ
もっと律、澪、ハルヒの修羅場展開を。ラノベ特有のハーレム物になっても良い
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:15:59.73 gpL4k1yJ0
いっそ恋に破れたハルヒと澪のイチャラブで頼む
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:16:06.09 mlOidIhF0
お付
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:17:08.29 4BH9Gd0u0
スレタイは?
122: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:18:41.57 sDjTXNpe0
>>121律「キョンは・・・私が嫌いなのかな・・・」完結編 にします
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:19:07.10 ju/oz56B0
当て馬にされたハルヒと澪がなぁ
124: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:22:20.08 sDjTXNpe0
>>123落ちはあんま納得してないんで修正はあります
>>103辺りから書き直そうかな・・・と思ってます
125: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:22:49.96 sDjTXNpe0
間違えた>>105
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:23:19.23 ESnxWKjS0
もっとハルヒ、律、澪の心理描写をしっかりすれば良いSS
というかそれさえやればパロディ物としては成功か
本音を言うと三人で単純にキョンを取り合うハーレム物が一番見たいんだけど
127: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:24:54.10 sDjTXNpe0
>>126了解しました
お盆から帰ってきてすぐ思い立ったので・・・w すいません
128: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:27:23.16 sDjTXNpe0
一応30分になったら寝ますんで それまで待ちます
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:29:25.53 526/DSfI0
心霊現象が起きてたなら仕方ないな
俺もハーレム系で良いよ
SSに技術を求めるのが間違い
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:30:16.17 iCafHADi0
りっちゃんは可愛いなぁ
続きとかやる時あったらたっぷり愛でてくれ
131: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:31:07.51 sDjTXNpe0
>>130続きは残ってたらここでやりますよ
なかったら律「キョンは・・・私が嫌いなのかな・・・」完結編 というタイトルで立てます
132: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:32:33.52 sDjTXNpe0
よし 全部の要望をメモ帳にまとめ終えた
それじゃあおやすみなさい! また会いましょう・・・乙
因みに8月21日はTBSくんなよお前ら 俺がカードもらえなくなるだろ
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:33:01.11 /abhjb7O0
乙。そしておやすみ
保守する奴等頼んだぞ
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:33:47.32 XGVv3tgE0
やっぱり隊員だったか
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:37:09.50 ju/oz56B0
なんか最初から惚れてる状態で出されたから、原作補完のハルヒはまだしも、澪律のほれっぷりに全く共感できなかった
またキョンが常に青春はいってて違和感が凄い
原作のように必死になる過程を書くか、ローテンションの方が良いと思た
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:41:31.68 XGVv3tgE0
>>135
それこそSSに何求めてんだ
137: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 04:49:13.66 sDjTXNpe0
できれば、立てたくないんでもう自分で保守するしかないなwwww
保守
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:52:22.43 bUAIJRhW0
おきてるなら続きはよ
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:54:57.89 /mNzpd/CI
いやもうすぐに寝たいんだけどスレなくなると困るから…w
もうどうにでもなれか…
お休み
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 04:54:58.79 k7ZNjz3G0
起きてるなら書けよください
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 05:06:55.65 k7ZNjz3G0
ほ
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 05:22:35.94 vvoSFSZvO
確かにこのままでは消化不良
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 05:32:34.42 bk8jeV610
だな
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 05:46:05.83 2bXXgfF90
ほ
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 05:58:17.14 sascJNFM0
し
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 06:08:08.65 7em6ldFm0
口調に違和感ありまくりだな
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 06:10:38.27 BqhWbe950
ほんまキョンさんは二次元界のヤリチンやでえ
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 06:22:41.10 9qcgelOU0
谷口「琴吹って可愛くね?」
国木田「やめときなって。釣り合わなすぎるよ…」
谷口「平沢も可愛いよな」
国木田「あっ…うん…」
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 06:31:59.38 sascJNFM0
つまり全員可愛いってことだな
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 06:51:27.83 bZT7+wEK0
寝る
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 07:21:46.17 bZT7+wEK0
起きた
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 07:36:23.16 o2mvp7Vu0
はえーよ
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 07:52:14.35 7Ca2SEKo0
ほ
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 08:13:19.91 pL9mpfEX0
はいはい
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 08:20:25.21 MkNY/DBY0
ほっ
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 08:21:10.37 1xvT8nu60
ば…爆ぜろ
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 08:41:33.92 bUAIJRhW0
っほ
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 08:49:54.38 MkNY/DBY0
うっほっほのほ
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 08:53:08.80 lQD0RdPvI
けいおんの設定もハルヒの設定も活かせてないな
オリキャラでやれ粕
160: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 08:56:15.24 Q6f0TBYY0
・・・・まさかスレが残ってるとは・・・
感謝するぜ・・・ お前らと出会えた これまでの全てに・・・
再開します 起きた
161: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 08:58:29.91 Q6f0TBYY0
ちょっとまだ寝起きで頭がぼーっとしてるので亀になりますがよろしくお願いします
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:00:11.85 bUAIJRhW0
三十分で支度しな!
163: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:03:13.84 Q6f0TBYY0
一番皆さんの要望が多かった、修羅場系の話で行きます
残念ながら俺は律が大好きなので律エンドは確定ですがね
じゃ、ちょっと書き溜めてくるでござる
164: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:04:42.83 Q6f0TBYY0
一応、大分さかのぼって>>8から改善していきたいと思います
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:07:00.47 MECBpEdmO
うわ…こいつキモい。
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:09:00.20 8wSMqXkq0
これなら徹夜してもおkだったろ
167: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:09:56.52 Q6f0TBYY0
キョン「鞄おかねえとな・・・」
ハルヒ「あ、キョンじゃない。今日もギリギリだったわね」
キョン「ああ・・・寝坊だ寝坊・・・」
ハルヒ「あんたねぇ・・・。あんな可愛い子が起こしに来てんだから少しは
喜んで、迷惑かけないようにしなさいよ・・・」
キョン「はぁ・・・あいつとは幼馴染だからな。別にそういうのはない」
ハルヒ「・・・へ、へぇ~・・・キョンは・・・そのあれ・・・好きな人とかいるわけ?」
キョン「はぁ・・・いねぇなぁ・・・。彼女なら大歓迎だぜ」
俺はなんだかんだで律と一緒に過ごしている。
だから周りにはどうしても律が俺と付き合ってるように見えるそうだ。
実は俺としては『律』にとってそれは良くないんじゃないだろうか。
そんなことを思っていた。 何故かって?
決まってるだろ。 律にだって、好きな人はいつかできる。
俺はそんな律を邪魔したくない、そんな風に思っているからだ。
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:11:31.75 fmkfkQ+sO
律が好きなのに律が他の男とくっついてもいいの?
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:13:44.72 8wSMqXkq0
キョン=>>1ってことだよ
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:17:29.21 Q6f0TBYY0
ハルヒ「だ、大歓迎ねぇ・・・どんな子が好みのタイプなのよ」
キョン「ん~・・・そうだな、元気で明るくてなんだかんだで俺に付き合ってくれる子がいいな」
ハルヒ「ドストライクじゃないっ! はぁ・・・なんでアンタは付き合わないのかしら・・・」
ハルヒ「そうすれば少しは気楽で居られるのにね・・・」
キョン「ん? なんだ?」
ハルヒ「なんでもないわ・・・」
そう言ったハルヒは少し寂しげな表情で窓の外を見ていた。
キョン(彼女ねぇ・・・)
俺はもう少し考えてみることにした。
律との付き合い方や、その・・・あれだ。彼女って奴のことを。
>>168律が幸せなのが一番ベストだ つまり俺じゃなくても幸せならお腹一杯ってことだ
171: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:25:46.47 Q6f0TBYY0
しばらくして、律と澪が俺の席の近くに来た。
俺はついでに律に聞いてみた。
キョン「律って、好きな人とかいるのか?」
律「は、はぁ!? そんなもん・・・考えたことも・・・ないなぁ・・・」
澪「・・・・・どうして、キョンはそんなことを聞いたの?」
キョン「あ、いや・・・別に。なんかそろそろ彼女とか作ったほうがいいのかな・・・
とか考えててさ」
澪「何で?何で、彼女が欲しいの?」
正直、この時の澪は凄く怖かった。
冷たい声でどんどん俺に質問をしてきた」
キョン「ふ、深い理由は特にないが・・・律とはよく付き合ってるって勘違いされるし・・・
律も迷惑じゃないかなーなんて思った・・・だけだぜ」
律「!べ、別にそんなこと思ってないぜ? 朝とかだって自分からやってることだし・・・」
キョン「それはそうだが。俺の世話焼いてたら彼氏なんかできないぞ?」
律「わ・・・私は構わないよ・・・」
172: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:33:35.68 Q6f0TBYY0
キョン「いやいや、構うよ。俺が困る。 今まで世話になってる分お前は幸せになってほしいんだよ」
律「へ!?あぁ・・・うん・・・」
澪「・・・キョン、」
キョン「ん? なんだ澪」
澪「だったら、律とあんまり近づかなきゃいいんじゃないかな」
律・キョン「!?」
キョン「た・・・確かにそうすればいいかもしれんが・・・俺はそこまでは・・・」
澪「そんなんじゃ、いつまでたっても意味がないじゃないか。
キョンが律に執着してたら律が困っちゃうよ。だから離れたほうがいい」
律「ちょ、ちょっと澪・・・私だって別にキョンとわざわざ」
澪「律は少し黙っててよ」
キョン「・・・なんだよ。どうしたんだ澪? 今日はなんか・・・その・・・
おかしいぞ」
澪「おかしくなんかないよ。私は二人のことを思って言ってるんだもん」
キョン(・・・・)
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:35:14.59 0pfJ0UesO
澪死ね
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:36:06.66 qpUFrAWB0
いいからハルヒとイチャイチャしてくれ
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:37:24.59 lQD0RdPvI
自分の事しか考えてないくせに 二人を思ってとか
市ね在日
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:38:43.30 kVjV/HOL0
④
177: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:44:06.52 Q6f0TBYY0
俺は少し考えた。澪の言ってることはほとんど正しい。
正直、いつもと違って雰囲気の違う澪には驚いたが、全く持ってその通りだった。
あまり言いたくなかったが、俺はとうとう口にしてしまった。
キョン「・・・それじゃあ・・・少し律と距離、とるか・・・」
律「!そ、そんなの嫌だよ! キョンまでそんなこと言われたら私・・・」
キョン「だ、だけど・・・やっぱりそうでもしないと直んないと思うぞ・・・。
今までがむしろおかしかったんだよ。戻ろうぜ・・・その・・・普通に」
律「ふ、普通ってなんだよ!・・・私は・・・そんなことしてまで普通なんか
いらないよ・・・」
178: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:44:41.17 Q6f0TBYY0
澪「そのうち馴れるよ・・・律・・・。キョンも少しは律のこと考えてるんだから、
助長してあげようよ」
律「っ・・・。分かった・・・二人がそこまでいうなら・・・私・・・やめるよ・・・」
・・・なんだかとても見ていて辛かった。
別にこんなことする必要はないんじゃないか・・・なんて少し思ってしまった。
だけど俺はやっぱり律はちゃんとした、彼氏をつくるべきだと思った。
キョン「律・・・ごめん。だけどこれで・・・いいと思う」
律「・・・・。うん・・・キョンがそれでいいなら・・・我慢・・・するよ・・・」
・・・・・・・本当にこんなんでいいのだろうか・・・。
俺はそんなことを思った。
179: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:50:03.31 Q6f0TBYY0
そんなやりとりが終わって授業が始まった。
俺はなんだかぼんやりしていた。
体が浮き足立って地につかない。
それは喜んでいるわけでもなく、むしろ真逆で悲しんでいた。
当然律のことだ。 結果的に悪いことはないと思ったが、やはり俺はなんだか駄目な気がした・・・
キョン(これでいいんだよ・・・考えるな・・・俺・・・)
キョン(俺だってはやく律が苦しまないように彼女つくんねえとな・・・)
なんだかんだと考え、合間の休み時間はハルヒや谷口、国木田と喋って
時間を潰した。
いつもなら律がきて、もっと盛り上がるはずだが、律は他の友達と喋っている。
視線があうとすぐに違う方向を見て、背けられてしまう。
俺は視界がぐにゃっと曲がるように、悲しみが押し寄せていた。
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:52:23.09 oO7Yxui20
そういや担任岡部だったっけ
オカリンもいるのかと思ったわ
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:54:17.91 qpUFrAWB0
キョンは律離れして
ハルヒとちゅっちゅするべき
そして澪がヤンデレ化して犯される
こういう展開よろしく
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:55:48.85 MkNY/DBY0
>>180
これに理科教師オカリンとかカオスすぐるwww
183: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 09:56:46.63 Q6f0TBYY0
~昼休み~
弁当を忘れた。
いつもなら律がくれたりするのだが、今日はそうはいかなかった。
鞄から財布をとりだし、買いに行こうとしたがあいにくお金がなかった。
ハルヒ「どうしたの? キョン。早く食べなさいよ」
ハルヒが後ろの席から声をかけてきた
キョン「ああ・・・ちょっと弁当忘れてな・・・しかもお金もないからなんも食えないんだ・・・」
自嘲気味に笑いながら俺は言った。
ハルヒ「馬鹿ねぇ・・・やっぱりアンタ頼りすぎてたのかもね、律に」
キョン「!・・・あぁ・・・そうだな・・・」
キョン(やっぱり相当重症だったのかもな・・・俺は)
ハルヒ「はい。これ」
キョン「ん? なんだ?」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:58:09.70 0pfJ0UesO
>>181 死ね
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 09:59:56.78 lirrcJe10
典型的な律厨やな
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:00:29.13 qpUFrAWB0
>>184
てめえが死ね
187: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:02:25.60 Q6f0TBYY0
そう言ったハルヒは弁当箱の蓋におかずとご飯がのっかったものを俺に渡してきた。
キョン「・・・?」
ハルヒ「ちょ・・・せっかくあげたのに何よその顔・・・早くしないと食べちゃうわよ?」
キョン「え?あ、あぁ・・・ありゃ・・・箸がねえや・・・どうしよう」
ハルヒ「・・・はい」
とうとう箸まで渡された
キョン「なんか・・・本当すまんな。ありがとよ、ハルヒ」
ハルヒ「えっ!あ・・・あぅ・・・べ、別にアンタの為じゃないんだからね!」
キョン(全く・・・コイツはどうしたら俺以外の為になると思うんだ?)
俺はそう笑いつつも食べさせて貰った。 ハルヒの料理はとてつもなくうまかった。
少し元気がでてきた俺は午後の授業を張り切って受けてみた。
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:02:36.05 MkNY/DBY0
じゃあ俺が死ぬ!
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:04:17.55 qpUFrAWB0
ハルヒのツンデレ見れて最高の気分です
満面の笑みです
>>1に感謝
190: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:08:43.42 Q6f0TBYY0
~放課後(部活開始時間)~
キョン「よし、そろそろ行くかな」
帰りの支度ができた俺はSOS団の部活へ向かおうとした。
そしたら律が俺のとこに来た。
律「キョン・・・今日は・・・一緒に帰るの・・・?」
キョン(どうしようか・・・俺はやめたほうがいいのだろうか・・・)
律「・・・・」
流石にここまで落ち込んでいる律を俺は見過ごせなかった。
キョン「ああ、今日は帰ろう。正門で待っててくれ」
律「・・・! よかった・・・」
ほっとしたのか軽く涙がでていた律をみて、俺は罪悪感で一杯になった。
キョン「それじゃ、部活行って来るぜ」
律「う、うんっ! また後で」
澪(・・・・・・・・・・)
191: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:14:15.12 Q6f0TBYY0
~部室棟、廊下~
ハルヒ「あっ! 居た!!」
俺の少し先にはハルヒが居た。
キョン「よぉ、ハルヒ。今掃除当番が終わった所だ」
ハルヒ「そう!じゃあ早くいきましょっ!」
一気に廊下を走った。 と、いうのは俺が走りたかったわけでもなく、
ハルヒが俺を掴んで全力疾走したというのが妥当だろう。
キョン「おわっ!ちょ、ちょっと!こ、転ぶ!」
ハルヒ「あははっ!なさけないわねっ!キョン!」
そんな風に笑いながら引っ張るハルヒを見て俺は嬉しくなった。
キョン(ハルヒだったら・・・)
俺はそんなどうしようもないことを考えていた。
192: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:20:31.36 Q6f0TBYY0
どうしようもない、というと語弊があるかもしれないが決してハルヒじゃ不満足という意味ではない。
むしろ、俺が釣り合わない気がするのだ。
これ程美人で料理もうまく、元気でいい奴だったらすぐモテそうだしな。
古泉とか、そういうレベルのイケメンにならないと駄目な気がする。
部室棟の廊下で、俺は今朝彼女にした質問をハルヒにもした。
キョン「なぁ、ハルヒよ」
ハルヒ「何よ」
キョン「朝、お前は俺に好きな人が居るかどうか聞いてただろ」
ハルヒ「あ・・・うん・・・」
急にテンションが下がってしまった様子だった。
キョン「逆に、お前はどうなんだ?」
ハルヒ「!・・・わ、私は・・・いないわ・・・」
キョン「たとえば、タイプはないのか?」
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:22:53.63 BY7XQM3v0
けいおん×ハルヒとは久しぶりだな
前は時々立っててキョンがハーレムだったりして素晴らしかったな
194: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:25:07.33 Q6f0TBYY0
ハルヒ「え・・・えっと・・・」
ハルヒは少し迷っているようだった。
ハルヒ「私は・・・好きになった人がタイプ・・・かな」
ありがちな回答ではあったがそれはハルヒらしい、とも思えた。
キョン「そうか・・・好きになった人ねぇ・・・いつになったら
そいつは現れるんだろうな」
少し俺は笑っていた。
ハルヒ「・・・・もう、居ると思うよ・・・すぐ近くに・・・」
また小さな声でハルヒは何かを呟いていた。
俺はまた聞き逃してしまった。
キョン「すまん、何ていった?」
ハルヒ「・・・・馬鹿キョン」
そうこうしてるうちに部室へたどり着いた。
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:27:33.86 lQD0RdPvI
キョンに感情移入できる奴とかどんだけ陰気だよ
196: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:29:18.75 Q6f0TBYY0
~部室~
バタンッ!!
ハルヒが勢いよくドアを開けると、中に居た三人は鳩が豆鉄砲を食らったような顔つきで
一斉に俺らを見ていた。
ハルヒ「皆!!! 待たせたわ!」
古泉「今日は少し遅かったんですね、二人とも」
朝比奈「お茶、冷めちゃったんで入れなおしますぅ~」
長門「・・・・」ペラッ
キョン(う~ん・・・やはりいつみても奇妙だな、このメンツ)
197: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:33:43.32 Q6f0TBYY0
朝比奈「はい、お茶です」コト
朝比奈さんは俺の目の前にお茶を置いてくれた。
キョン「ありがとうございます、朝比奈さんの淹れたダークネスせんぶり茶は、
やっぱりおいしいなぁ・・・」
朝比奈「えっ? ダーツデスせんぶり茶・・・?」
朝比奈さん、違います。 そしてそこにつっ込まないでください・・・。
ま、言った俺が言うのもおかしな話だった。
少し経つと古泉が
古泉「オセロ、しませんか?」
と、誘ってきたのでやりながら少し雑談をすることにした。
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:35:50.00 LmV1geD+0
古泉なら許せるんだがな
199: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:40:03.27 Q6f0TBYY0
恋愛絡みのことで頭が一杯だった俺は古泉に彼女は居るのかと聞いてみた。
古泉「居ませんよ。今は」
キョン「今は、という辺りに余裕を感じるな」
イケメンの余裕か。 畜生。
古泉「いや、これは失礼しました クスッ」
キョン「お前はモテそうだが、何故彼女が居ないんだ?」
古泉「こういうと、嫌な気分になると思いますが、実際告白とかは来ますよ」
キョン「やっぱな。あーあ・・・お前だったら苦労しなさそうだなぁ・・・」
古泉「む、それは失敬ですね。あなたの方こそ恵まれていらっしゃりますよ。」
キョン「ん? 何故だ」
古泉「はぁ・・・」
古泉は深くため息をついた
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:41:42.45 RrobMwrH0
澪が踏み台すぎて・・・ なぜか律ちゃんssは他キャラを当て馬にするの多いよね
201:1
11/08/18 10:48:29.72 a3xbKk/P0
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
202: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:49:00.30 Q6f0TBYY0
~下校時間~
ハルヒ「今日の活動はおわりっ! 解散よっ!」
正直、お茶飲みながらオセロくらいしかしてない。
キョン(もうこんな時間か・・・律待ってるだろうな・・・)
俺は正門まで急いだ。
と、ハルヒが突然呼び止めた。
キョン「なんだ? 俺、今日は早く帰りたいんだが」
ハルヒ「あ・・・ごめん・・・」
キョン「あぁ・・・いや、怒ってるわけじゃないから別に」
ハルヒ「そ、そう・・・じゃあ・・・その・・・」
キョン「なんだ」
ハルヒ「・・・・やっぱなんでもない」
キョン「? そうか、なんかあったら言えよ。明日でもいいからさ」
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:53:39.94 AmDuEIys0
>>201
お前誰だよ
204: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 10:56:03.42 Q6f0TBYY0
ハルヒ「う、うん・・・それじゃ・・・」
妙にしおらしいハルヒはこれはこれで可愛い、とか思ってしまった。
しかし俺は正門に急がなければならないので感傷に浸ってる暇もなく、俺は
正門へ向かった。
キョン(・・・あっ! 居た!)
俺は律を見つけるとさらに駆け足になった。
キョン「遅くなって悪い! 部活が少し長引いた!」
律「・・・・」
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:57:47.46 /mNzpd/CI
やばいさるくらった
ちょっと待っててくれ
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 10:58:06.12 jd2m3kLm0
長門も鳩が豆鉄砲くらったような顔してたのか
207: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:01:01.49 Q6f0TBYY0
キョン「・・・? 律?」
律「・・・キョン・・・私はなんだか勘違いしてたみたいだな・・・」
キョン「・・・え? どういうことだ?」
律「キョンは・・・私がうざかったんだよな・・・私・・・馬鹿みたいだな・・・」
キョン「お、おい!い、いきなり何言ってやがるっ!」
律「もう無理しなくていいよ・・・それじゃ・・・」
一体何が起きたのか全く分からなかった・・・
ただ、俺は一つだけ分かったことがある。
キョン「俺は・・・律に嫌われてるの・・・か・・・?」
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:02:40.47 lQD0RdPv0
>>200
澪ssも律が踏み台ばっかりだろうが
209: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:05:05.51 Q6f0TBYY0
律はあの後走って帰ってしまった。
俺はどうしたらいいのか分からず立ち尽くしていた。
そこに澪がやってきた。
澪「どうした? キョン」
落ち込んでた俺は澪に相談することにした。
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:07:30.04 LmV1geD+0
なんかキョンがらしくないんだよな
211: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:08:28.81 Q6f0TBYY0
~喫茶店~
キョン「・・・というわけだ・・・」
俺は澪に今起きたことをありのまま話した。
澪「・・・そうか・・・そんなことが・・・」
キョン「部活とかでなんかあったのか?」
澪「なんか落ち込んでたみたいだよ・・・私はキョンにとって邪魔だ。って・・・
ずっと呟いてた」
・・・おかしい・・・。
俺はそう思った・・・。 確かに今日一日、あまり付き合わなかったが
あまりにも不自然だった。
キョン「・・・ひょっとして・・・だがな・・・」
澪「ん? 何だ?」
キョン「お前・・・律に何か言ったんじゃないか?」
212: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:14:25.65 Q6f0TBYY0
澪「な・・・何言ってんだよ・・・いきなりっ!」
キョン「わ、悪い・・・だけど・・・」
俺にはそうとして考えられなかった。
朝からの態度・・・、そこからの律の豹変ぶり。
これが関係ないと思えない。
キョン「お前は・・・俺と律を引き離そうとしてないか・・・?」
ついに言ってしまった。
澪「・・・・・・・・気がついちゃった、か」
213: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:22:57.89 Q6f0TBYY0
俺は口を尖らせ、問いただした。
キョン「何で、そんなことをしようと思ったんだよ!」
こんなことで澪を怒っても仕方がないと、俺は思っていた。
何故なら俺は自分が腹ただしかった。
迂闊に話を鵜呑みにしていた自分が。
澪「それはね、キョン。簡単だよ」
キョン「・・・っ。何が・・・だ」
澪「私は、キョンを独り占めにしたいんだ」
何を言ってるんだ・・・と聞こうとした瞬間
視界が薄暗くなり俺は、気絶した。
214: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:28:35.44 Q6f0TBYY0
澪「キョン、起きてよ」
目が覚めると俺は女の子が使うようなものばかり置いてあった場所に居た。
手足が拘束道具で縛られていた。
キョン「お、い・・・これは一体どういうことだ・・・」
澪「だから言ったでしょ、私はキョンが欲しいんだ。体も、性格も、どれも、全て。
独り占めしたいんだ」
キョン「・・・これからどうする気だ」
澪「まずは律を殺そうかな、なんて思ってるよ。次はあのハルヒとかいう子かな。
キョンに変なものを食わせて、全く・・・胃が汚れちゃうよね。
キョンは私が作ったもの以外食べちゃ駄目だよ。だって、私のものだもん。
私以外の言うことは聞いちゃ駄目だよ。本当に目を離すとすぐ私以外の子をみちゃうんだから。
でも仕方ないよね、キョンも年頃だしね。でもいいよ、最終的には私のところへきてくれれば。
でもね、浮気は駄目だよ、キョン。私以外もう見ちゃ駄目。もう堪えられないよ。
こんなこと突然言ってもわからないよね。でも、キョンが絶対に浮気しないようにするの。
あ、殺すとかじゃないから安心してね。
あいつらを殺せば、キョンは殺さなくても大丈夫だから ふふっ」
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:30:39.55 LmV1geD+0
これがハルヒによる改変だとしてもひどい展開だな
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:31:32.73 UQt6OLrW0
またえらくぶっ飛んでるなー・・・
いいぞもっとやれ
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:31:59.71 PMNnWr9N0
ここからハーレムもわんちゃんある
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:33:31.96 qpUFrAWB0
いけいけいけ
219: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:34:21.80 Q6f0TBYY0
訂正 場所ではなく部屋
何を言ってるんだ、コイツは。
俺は吐き気すらした。 動けない。
律とハルヒが殺されてしまう。
恐怖以外、何も感じることができなかった。
どうすればいいんだ。どうしたら律達を守れる・・・。
一切身動きが取れない・・・。
それにしたって澪はどうして・・・こんな・・・。
畜生・・・。
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:37:15.93 ju/oz56B0
>>208
これがよくあるとか正気か…
221: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:40:27.25 Q6f0TBYY0
俺は一つ聞いた。
キョン「どうしたら、あいつらを殺さない?」
澪「駄目。殺すの。絶対に」
キョン「だけど俺は・・・そんな澪好きじゃない・・・かな」
澪「そうなの? まぁ私に服従してくれれば関係ないからいいよっ あはは」
っ・・・何があははだこのやろう・・・
俺は提案をしてみた。
キョン「なぁ、どうせだったら。二人にみせつけてやらないか」
澪「何を?」
キョン「俺らの・・・その・・・ラブラブっぷりを・・・」
正直、言ってて馬鹿らしくなった、だがこれは結果的に成功だった。
澪「・・・キョン?本当に私のことが好きなの・・・?
仕方ないなぁ・・・じゃあ明日学校で・・・見せつけよっか」
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:44:49.29 vvoSFSZvO
>1は澪ファンの俺を敵に回したい様だな。。。
223: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:44:58.55 Q6f0TBYY0
~翌日~
澪は俺に片方の手に手錠をはめた。
もう片方は澪のほうにつないである。
逃げないようにはめられた。
だが外にでられるだけマシだと思った。
そこから待っていたのは地獄だった。
この一日がただの悪夢であってほしかった。
しかしどれも現実でおきていることだった
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 11:46:15.48 0pfJ0UesO
澪まで壊すなら男「 女「でやれよ粕
225: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 11:47:37.47 Q6f0TBYY0
~教室~
ざわ・・・ざわ・・・
ざわ・・・ざわ・・・
俺たちの手錠をはめている姿を見て、教室は騒ぎになっていた。
ちゃかすものも居れば心配するもの、おびえる物。
様々居た。
俺は仕方ないと割り切りつつも気分は最悪だった・・・。
そこに律が来てしまった。
226: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:00:34.48 Q6f0TBYY0
キョン「・・・・・」
俺は何も声をかけれなかった。
というより何て言ったらいいか分からなかった。
澪「見てよ・・・律・・・私達ラブラブでしょ? へへっ
24時間ずっと一緒なんだ・・・」
律「そ、そう・・・なんだ・・・」
澪「羨ましい? 律。 もうキョンは私を愛してくれてるから別に言ったって構わないけどさ。
昨日、部室で言ったこと、全部嘘なんだ。 あははっ」
キョン(何が愛してるからだ・・・んなわけねえだろっ・・・!)
律「嘘・・・だろ・・・。だって・・・澪、あんな真剣に話してくれたのに・・・」
澪「馬鹿だなあ律は。私は律が邪魔だったからキョンから引き離そうとしただけだよっ!
あははははははははっ!」
狂気じみた笑い声が教室に響いた。
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:01:49.93 RrobMwrH0
曲がりなりにも「踏み台じゃないですよ」アピールしてる他のssとはレベルが違うなww
228: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:09:03.60 Q6f0TBYY0
律「うっ・・・酷すぎるよ・・・ぐすっ・・・二人で私を・・・騙して・・・
言ってくれれば・・・私だって・・・」
違う・・・違うんだ律・・・
俺がお前を突き放すわけがない・・・
今の状況ではそんなこと・・・律は分かるはずがない・・・
俺は覚悟を決めた。
律、ハルヒを殺させはしないため
そして自分が死なないように・・・
今の自分のプライドを捨てた
229: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:14:36.48 Q6f0TBYY0
まず、一時間目の話だ。
手錠をつけていた為、席は強制的に澪の隣となった。
俺はまず律達に指示をだしたかった。
脅威が迫ってることを。
キョン「なぁ・・・澪」
澪「なぁに? キョン」
キョン「文具・・・ルーズリーフと、ペン貸してくれないか?」
澪「え~? なんで?」
キョン「いや・・・授業のメモとりたいからさ・・・」
澪「いいよ、そのかわり」
キョン「そのかわり・・・?」
澪「キスしてくれたらねっ! あはは」
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:14:47.39 LmV1geD+0
URLリンク(punpunpun.blog107.fc2.com)
これだ
だいぶ前のだけど
231: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:19:09.73 Q6f0TBYY0
ョン(っ・・・。マジかよ・・・!クソが・・・)
俺は絶対にコイツとだけはしたくなかった。
それは昨日の時点で決めていた。
何か肉体的にあればそれは必ず拒否する、と。
だが・・・今回は命までかかっている。
さっきプライドを捨てたように、俺はすることに決めた。
キョン「・・・分かった、だから早くくれないか?」
澪「は? 何言ってるのキョン? 今ここで、すぐするんだよ」
キョン「・・・っ! ふざけるな! ここは教室だぞ・・・しかも授業中だ」
澪「じゃあ、貸さないから」
キョン(・・・ふざけやがって・・・畜生っ・・・!)
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:20:02.25 mA5zBNYFO
三角関係の修羅場を期待してたら、ヤンデレになってたでござる。
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:21:11.24 qOtwoj7eO
まだやってたのか、この>>1
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:21:15.51 JSSd8d9qO
これが律厨か…
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:23:27.55 ju/oz56B0
最初に「他のキャラssでもこんぐらいやってる」って擁護してたやつどこいった
236: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:23:59.31 Q6f0TBYY0
澪「まだー?」
まさに外道っ・・・! したくない選択っ・・・!
だが、やるしかないっ・・・!
キョン、覚悟を決めるっ・・・!
キョン「俺から・・・するのか?」
澪「当たり前だよキョン・・・恥ずかしいこと言わせないでよもうっ!」
キョン(くっ・・・はしゃぎ方がうざすぎる・・・っ!)
237: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:28:25.91 Q6f0TBYY0
キョン「んっ・・・(これで十分なはずだ・・・)」
澪「・・・・・・・」グイッ
キョン「!!!(舌を・・・いれてきやがった・・・!)」
澪「どほ? 私のおいひい?」
キョン「・・・あぐっ・・・」
律「!!!!」
キョン(!!!・・・しまった・・・律に見られた・・・)
キョンっ・・・! それでも堪えるっ・・・!
生き残るためっ・・・!
238: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:32:35.21 Q6f0TBYY0
悪夢のような一時間目が終了し、5分間の休憩がでた。
俺はこれにすべてを賭ける。
キョン「なんかトイレ行きたいな・・・」
澪「トイレ?」
キョン「あぁ、そうだ。流石に駄目だ。 一応、言っとくが逃げはしないから大丈夫だ」
澪「尿なら飲んであげるよ?」
キョン(・・・狂ってやがる)
キョン「あいにく大の方だ。一旦外してくれ」
澪「・・・逃げたら即座に殺すからね。覚悟してよキョン」
キョン(繋いだ・・・なんとか・・・このギリギリのラインを・・・)
俺はトイレへ行くとさっきのペンと紙を出した。
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:34:03.30 0pfJ0UesO
そろそろ止めとけ
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:35:35.87 ueEMzG8s0
なんかカイジくさい
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:35:43.96 en5EUZfT0
かなりいい感じ
242: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:36:07.97 Q6f0TBYY0
キョン(さて・・・どういう文面にするべきか)
俺はとりあえず今回の件についてをつらつらと書いた。
そしてハルヒ、それとSOS団の皆で相談して貰うことにした。
突然やるとばれそうだから俺は部活の終了した後、やってもらうことを指示するような、
文にした。
キョン(頼んだ・・・律)
俺はポッケに紙をくしゃくしゃにまるめてつっこんだ。
トイレからでるとまた手錠をはめられた。
243: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:41:59.12 Q6f0TBYY0
教室の入った瞬間、俺は律を目掛けて紙をぶん投げた
律「あいたっ・・・!」
律がこっちを睨んでる・・・正直苦痛だが、普通に渡すことはできない・・・。
キョン(ごめん・・・手紙に気づいてくれっ・・・! 律・・・)
澪「今、何投げたの?」
キョン「ああ、なんか顔見てたらむしゃくしゃしたからさっきのメモをぶん投げただけだ」
澪「あははっ おもしろいことするんだね。キョンは」
キョン「ああ・・・そうだな・・・」
キョン(あの手紙に律達が気づけば俺の勝ち・・・気づかなければ死だけだ・・・)
俺はこれ以上ないというくらい心の中で拝んでいた・・・
キョン(頼むっ・・・!)
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:43:31.17 qUSLJNBz0
俺の板に招待してやるよ
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
↑興味がなくても一度来い
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:44:23.42 PoaCie3p0
ハルヒの世界に律がいる設定がよかったな
澪とかいらねえから律とハルヒであらそわせろ
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:46:02.75 J9THxViB0
ハルヒがまともだな
247: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:47:20.61 Q6f0TBYY0
~律視点~
私はキョンに嫌われている・・・。
そう澪に教えられた・・・。
聞いたところによるとキョンはよく澪に相談しに来ていたらしい・・・。
私は今までなんて迷惑だったんだろうか・・・。
そう考えていたら涙が出そうで机でうつ伏せになっていた。
その時、教室の扉が開いた。
私はその光景に絶望をした。
キョンと澪が手錠をつないで二人で入ってきたのだ。
わけがわからない、とも思ったけれどもう一つは
やっぱりあの二人は・・・
その部分が一番私にとってショックだった
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:47:34.00 2bXXgfF90
気づいてもどうするのか
249: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:53:30.24 Q6f0TBYY0
私はいつのまにか彼らの前に立っていた。
キョン「・・・」
キョンは私に何も言ってはくれなかった。
ああ、私は拒絶されているんだ。
だからキョンは私に何も言ってくれないんだ。
そう思った。
澪「見てよ・・・律・・・私達ラブラブでしょ? へへっ
24時間ずっと一緒なんだ・・・」
とまどった私は思わず言った。
律「そ、そう・・・なんだ・・・」
250: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 12:56:00.94 Q6f0TBYY0
私が相槌をうつと彼女は衝撃的な言葉を放った
澪「羨ましい? 律。 もうキョンは私を愛してくれてるから別に言ったって構わないけどさ。
昨日、部室で言ったこと、全部嘘なんだ。 あははっ」
律「嘘・・・だろ・・・。だって・・・澪、あんな真剣に話してくれたのに・・・」
絶望をした。 その中で救いはあった、嘘だと言うことだ。
彼女なんかじゃなくてもいい。
私はキョンに嫌われていない。 それだけが救いだった。
澪は高らかに私をあざ笑った。
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 12:56:40.17 ELUoMSAn0
マジでつまんねぇ
これ書いてるの完全ににわかだろ
252: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:04:16.14 Q6f0TBYY0
~一時間目~
私はただただ呆然と授業を受けていた
時々、二人の様子を見るが特に変わったことはなかった。
すると、キョンが澪に何かを頼んでいるのが聞こえた
澪はキョンにペンと紙を手渡したと思ったら
おもむろにキスをし始めた。
私は目のやり場に困った。
キョンと目が合ってしまった。
この時間、ただ座っているのが苦痛だった。
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:06:18.76 RrobMwrH0
最初からこの流れだったらまだ工作って考えもあるが、ガチ律厨だかんね
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:10:08.56 Q6f0TBYY0
五分間の休憩、二人は廊下にでていった。
ちょっと揉めていたみたいだった。
そこにハルヒが私のとこに来た。
ハルヒ「ねぇ・・・律・・・? あれってどういうことなのかしら・・・。
アンタなら何か知ってるよね?」
私は何も知らない。
知りたくもなかった。
律「どーでもいいよ、もう」
冷めた声で私は答えた。
ハルヒ「っ!・・・アンタこのままでいいわけっ!? 絶対何かあるはずよ!
たった一日でここまで変わるはずない!」
律「・・・だから・・・もうどーでもいいって・・・」
何があろうと授業中にキスまでする仲なのだから。
私にはもう・・・関係がない。
255: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:15:18.22 Q6f0TBYY0
ハルヒ「・・・そう。私は自分で少し探ってみるわ・・・。確実におかしいもの。
・・・もう休憩終わるから戻るわね・・・」
ハルヒはそう言って自分の席へ戻った。
私はまた机に突っ伏していた。
ハルヒの言うとおり何かがあったのだろうか。
でもあったとしても多分それは、良い事じゃないのだろうか。
澪がついに告白した、とか。
そんなことを思っていると彼らが教室に戻ってきた。
彼は急にポッケから紙を出した。
律「!あいたっ・・・!」
私に紙を投げつけてきた。
なんだかんだいって救いなどないことに気づいた。
クシャクシャになった紙を拾い上げると何かが一杯書かれている。
私は特に何も思わなかったが、中身を開いた。
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:17:51.16 Yvy+jjqp0
257: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:20:13.57 Q6f0TBYY0
律(・・・これって・・・!)
最初は特に何も思わず読んでいたが読み進めているうちに何が起きているかを
段々理し始めた。
読んでいることを澪に勘付かれたら確実に不味いと思った私は机に掛けていた鞄に
つっこんだ。
律(・・・どうするべきか・・・)
途中まで読んで解釈した内容はハルヒに相談をすべき事だった。
正直、殺されるだなんて嘘くさいとも思ったけど私はもう一度だけキョンを
信じる事にした。
律(・・・)
必死に救う方法を模索しているうちに時間はあっという間に過ぎていった。
258: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:20:51.48 Q6f0TBYY0
>段々理し始めた。
理解し始めたです。 すいません。
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:23:16.49 nlUiGW33O
何番煎j…
支援
260: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:26:15.51 Q6f0TBYY0
~放課後・キョン視点~
俺は律が手紙を読んでる様子はあまり見れなかった。
直視してしまうと澪にばれるからだ。
段々俺は死にたくなってきた。
好きでもない女とどうしてこんなことまでしなきゃいけないのかと。
段々と前の俺は何をしたかったのかを感じてきた。
キョン(俺は・・・なんだかんだで律が好きだったんじゃないだろうか・・・)
どうして素直な気持ちでこれが浮かばなかったのだろうか。
だが、そう思ったときには自体はもう取り返しがつかなくなってきていた。
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:27:49.38 FMkwpp0NO
>>1は澪が嫌いなんだな
262: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:32:45.29 Q6f0TBYY0
~放課後・律視点~
澪は軽音部にはこなかった。
唯「もう下校の時間だよぉ・・・澪ちゃん来なかったねぇ・・・」
紬「そうねぇ・・・どうしてかしら・・・」
律「ごめんっ、むぎ、唯! 今日はちょっと急ぎの用があるから早めに帰るね!」
唯「うん、分かった~! 頑張ってねぇ、りっちゃん!」ふんすっ
紬「じゃあね、りっちゃん」
律「また明日っ!」
私は急いでSOS団のいる部室へ向かった。
>>261うーん・・・嫌いじゃないんだが・・・
正直、自分でもどうしてこうなった感が半端じゃないぜw
263: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:38:30.04 Q6f0TBYY0
~SOS団、部室・ハルヒ視点~
私は結局、何が起きてるのかを完全に把握できてない。
だけれど、何かが起こる。 そんな予感はしている。
ハルヒ「今日はキョン・・・こなかったわね・・・」
古泉「ええ、それに今日はあの二人の話題で持ちきりでしたよね」
朝比奈「二年生まで噂が来てましたよぉ・・・」
長門「・・・危険」
古泉「何がですか? 長門さん」
長門「・・・・後で残って」
古泉「・・・! 分かりました」
なんだか有希達が話していたようだけれど、私は良く分からなかった。
そんなことを話していると部室のドアが開いた
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:38:58.71 2OKkNdvz0
まだあったか
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:40:38.24 7Do7s/pFO
クロスって違う作品のキャラ同士が一緒になったらどうなるのか楽しむもので
クロスでキャラ変えちゃったら意味がなくない
266: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:44:54.54 Q6f0TBYY0
~律視点~
律「ハルヒ!!」
部室のドアを思いっきり開け、私は叫んだ
ハルヒ「!・・・り、律?」
この時を待っていた・・・この瞬間、
全員が揃って相談できる、この場を・・・
律「ここに居る皆に聞いて欲しい事があるんだ・・・」
私はやっと、話すことができた。
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:47:31.73 +uC5ZFug0
死ね
え?何?おもしろいと思って
んの?
268: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 13:48:31.75 Q6f0TBYY0
~その頃、キョン~
俺は部屋へ監禁されている。
もう何もかもおしまいだ。
精神が段々やられてきている。
閉塞感、したくないことをやらされている奴隷のような義務。
舌を噛み切って死んでやろうかとも思ったが勇気がでなかった。
澪は俺を閉じ込めるなり律達を殺しに行った。
早く気づいてくれれば警察にでも捕まるだろう。
俺は生きる力を失いつつあった。
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:52:19.63 Yvy+jjqp0
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:53:03.08 ELUoMSAn0
設定無視ってクロスさせる意味がわからん
長門と古泉が黙ってるわけないし、ハルヒがいればこんな事態にはならないだろ
もっかい最初からやり直せよ
普通のキョン律でいいじゃん
そうすればこのクソみないなSSよりはまだ見れるSSになるだろ
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 13:56:28.72 +uC5ZFug0
どこを縦読み?
272: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:00:20.07 Q6f0TBYY0
~SOS団、部室~
ハルヒ「・・・大体理解する事はできたわ・・・だけど・・・」
古泉「彼は今どこにいるんでしょうか・・・。しかしどうするべきなのでしょうか・・・」
朝比奈「と、とりあえず澪ちゃんの家に行ってみるとか・・・?」
長門「・・・乗り込むのは危険・・・二手に分かれる」
律「二手・・・? どういう風に?」
長門「あなた達二人は狙われている、だから迂闊には動けない」
長門「だから、残った三人で行く」
ハルヒ「!・・・で、でも危険すぎるわっ!行かす事はできない!」
長門「・・・大丈夫。 私達には策があるから・・・」
ハルヒ「・・・・」
古泉「涼宮さん、ここは我々に任せてください」
ハルヒ「・・・・確認したら、すぐ戻ってくるのよ・・・」
長門「・・・・分かっている」
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:01:28.52 +uC5ZFug0
支援
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:02:04.68 RrobMwrH0
もうどうでも良いからsageろよ
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:02:44.33 gL4iN1580
支援
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:04:30.74 p1Uq8aR40
長門先生さすがです
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:06:21.80 2bXXgfF90
ほ
278: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:07:57.20 Q6f0TBYY0
~正門前~
古泉「分かれる事に成功しましたね。長門さん、説明を」
長門「・・・思念体の観測からの情報によると秋山澪は一般の有機生命体の概念から
外れている」
古泉「・・・つまりどのようなタイプなのでしょうか。涼宮さんのような願望が現実になると
いったものですか?」
長門「・・・ほぼ同じく。状態も同じ。自分の力に気づいていない。・・・恐らく
監禁されている彼が目覚めさせてしまった」
朝比奈「私はこんな事態初めてです・・・」
長門「・・・起こっている事態を解決するのが先。今秋山澪が思っている事はすべて実現されていく」
古泉「・・・それは・・・つまり・・・」
長門「・・・もし彼が秋山澪の家に監禁されている場合、その家を開ける事は限りなく
不可能に近い」
古泉「・・・! 急ぎましょうか・・・」
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:08:04.53 +uC5ZFug0
守
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:08:28.27 JSSd8d9qO
律厨は律好きに迷惑かけてることを自覚すべき
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:11:26.47 qOtwoj7eO
人気作品同士を混ぜりゃいいだろう、ってな感じなんだろうな
282: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:12:47.93 Q6f0TBYY0
~秋山家前~
長門「・・・情報の連結を解除する作業に入る・・・。今のところ、まだ完全な要塞化は
していない・・・」
古泉「・・・ここが異空間であれば僕の超能力も多少は使えるはずです」
朝比奈「・・・やっぱり私は見てるだけしかできませんよね・・・」
長門「・・・あなたにはやらなければいけないことが一つある」
朝比奈「・・・! 本当ですか・・・!」
長門「・・・確実にやることになり、彼は全てを受け入れなければならない・・・」
古泉「・・・・どういうことでしょう?」
長門「・・・今は情報の連結を解除するのが先決・・・緩んだところであなたは
あの赤い玉を打つ・・・」
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:15:56.64 E6ZV4ZwS0
凄い単細胞なアンチが湧いててワロタ
284: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:16:23.35 Q6f0TBYY0
古泉「ふんっもっふ!!」 バシッ
バリバリ・・・
朝比奈「あ・・・あぁ・・・家の前にこんな強力な異次元空間ができてたなんて・・・」
古泉「行きましょう、彼の元へ」
長門「・・・一つだけ・・・」
古泉「・・・なんでしょうか?」
長門「・・・さっき言った、彼が受け止めなくてはいけないことの話・・・」
古泉「・・・聞かせてください」
朝比奈「・・・・」
長門「・・・私達も、受け止める・・・」
285: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:20:44.11 Q6f0TBYY0
~秋山家、内部~
・・・・段々意識が薄れてきた・・・。
俺は・・・なんだってこんな事になっちまったんだろうか・・・
今まで俺はハルヒ達とSOS団の活動を続けていた・・・
終わらない夏休み、謎の孤島にでかける・・・
神人に襲われてハルヒにキスをする・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・?
俺は訳が分からない思い出を思い出していた。
・・・・・どういうことだ?
俺はハルヒなんかに、キスなんかしたことはないはずだった
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:23:57.19 +uC5ZFug0
し・・・しえん・・・
287: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:27:27.87 Q6f0TBYY0
古泉「・・・・まさか・・・。流石に規模がでかすぎますね・・・」
朝比奈「・・・報告がなかったのは・・・そういうことだったんですね・・・」
長門「・・・秋山澪が力に目覚めたのはつい最近・・・と説明したがこれは
正しい解釈ではない」
長門「・・・何故ならそれを証明することは私達にはできない」
長門「・・・情報統合思念体から情報を引き出した・・・」
長門「・・・観測の為、思念体は報告をしなかったが今回、この世界において
神となる秋山澪の暴走により、観測の価値はなくなった」
長門「元々、私達はこの世界の住人ではない」
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:31:30.08 +uC5ZFug0
誰もいねーのか
289: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:33:26.05 Q6f0TBYY0
古泉「・・・それを知ったら彼はどうするんでしょうか・・・」
長門「・・・分からない。ただ、秋山澪を暴走する前に戻し、私達の世界の
時間軸に戻らなければならない。その為には朝比奈みくる、あなたの力が
必要。あなたのTPDDを使う必要がある」
朝比奈「・・・! 凄い・・・使用許可が降りてます」
長門「・・・彼を見つけたらそれを使って秋山澪が暴走し始める前の朝に戻る。
そこで彼に田井中律に告白をさせる。最初から付き合っていれば引き離すなどの概念
自体なくなる。 暴走していなければ時間軸を元に戻せる」
朝比奈「分かりました・・・」
古泉「ではいきましょう」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:34:50.91 E6ZV4ZwS0
俺が居る
291: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:37:32.11 Q6f0TBYY0
~秋山家、内部~
・・・・なんでだ・・・思い返せば俺に律なんていう幼馴染はいない・・・?
いや・・・でもちゃんと小さい頃の思い出もあるぞ・・・
俺はとても気持ち悪い感覚に陥っていた
二つの世界で俺は同時に同じ記憶がある。
ドゴンッ!
俺の居た部屋からでかい穴が空いた
古泉「助けに来ましたよ、あなたを」
292: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:40:21.99 Q6f0TBYY0
訂正 一つの世界に
キョン「古泉・・・長門・・・それに朝比奈さんまで!」
安心して腰が抜けていた。
キョン「これは・・・どういうことなんだ? 二つの記憶があるんだ・・・
幼馴染の律と過ごしてきた記憶・・・それとお前達と過ごしてきた記憶・・・」
古泉「説明します、そしてあなたにはやって貰わなければなりません」
長門「・・・この世界から抜け出す・・・本来の場所へ戻るために・・・」
293: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:43:01.56 Q6f0TBYY0
は古泉達に説明された。
ここが俺らのいた世界ではないことを。
澪がハルヒと同じ能力をもっていることを。
暴走してしまったため世界を元通りにする事を。
そして元の時間に帰る事を。
そして・・・律に告白しなければならないことを
294: ◆sFsOgT1IJg
11/08/18 14:46:14.45 Q6f0TBYY0
朝比奈「行きましょう、キョン君っ!」
キョン「はい・・・朝比奈さん・・・」
古泉「平和な時間軸で遭いましょう・・・ではまた」
長門「・・・・頼んだ」
キョン「・・・っ! ああ・・・」
この感覚で俺ははっきりと理解した。
俺は確実にこの世界にいたやつではないと。
また、世界を救うとかいうトンデモナイ使命がそう告げていた
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/08/18 14:52:47.00 /mNzpd/CI
保守