まどか「わたしが魔法少女だ」at NEWS4VIP
まどか「わたしが魔法少女だ」 - 暇つぶし2ch393: 忍法帖【Lv=18,xxxPT】
11/07/10 23:56:14.36 bnVgCtNr0
阿修羅すら凌駕する保守だ!

394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:02:23.98 wYbYAgKq0
保守

395: 忍法帖【Lv=18,xxxPT】
11/07/11 00:06:16.61 T612pkn20
保守

396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:09:44.26 8VFIstAv0


397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:18:53.01 wYbYAgKq0
保守

398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:24:07.72 zmSWumu/0
おりこ「―貴女が居なければ―わたしは・・・何の為に生きれば―」

ほむら「―まずい―巴マミ―引き金を―!!」

 貴女が居たから、わたしは自分を見出すことが出来た。

 貴女が微笑んでいてくれたから、わたしは微笑んで居られた。
 
 貴女が愛してくれたから、わたしは人を愛する喜びを知った。

 貴女が居たから・・・世界が、平和であることを望み続けたのだと。
 
 わたしは、この戦いの中で感じ、貴女を失って、始めて気が付いた。

 だから貴女の消えた世界は・・・こんなにも醜く・・・憎らしい・・・。

 鹿目まどか。

 わたしは、貴女の狂信者へと、成り果てました。

 
 ・・・どうか、この最悪の世界を・・・思う存分壊してしまいなさい・・・。

399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:33:18.45 wYbYAgKq0
保守

400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:42:25.54 oSSpiDGo0
あちゃー

401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:49:11.09 zmSWumu/0
マミ「これは・・・魔女の結界・・・な・・・一体何が・・・!」

ほむら「・・・まずい・・・まさか、美国織莉子が・・・!!」

マミ「一体・・・何が起きて・・・!」

ほむら「―来る!!」

 
 林の奥を抜けた先に広がる花畑の丘。草花の香り乗せた微風が心地良く、空には雲を浮かべた蒼穹が水平線が彼方まで広がっている。
右手にはログハウスが一つ、林に面して建てられていた。その扉は、開け放たれていた。―突然景色が変わる。

マミ「なっ―今度は一体何!?」

まどか「此処は・・・」

ほむら「・・・そんな・・・どうして・・・!!」

 そこは世界の終末。鹿目まどかが魔女と成り果てた世界。

ほむら「くっ―二人とも、私の手を握って!早く!!」
 
 ほむらの後ろには、林が広がっていた。ほむらは二人を牽いて、踵を返す。次に広がったのは、
戯画的で、顔の潰れた人間が、一本道の両側に沿って並べられて、万歳を繰り返す結界。

ほむら「良かった・・・あれは現実ではないのね・・・」

402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:52:24.12 zmSWumu/0
マミ「現実って―現実って―うわあああああああああ!!」

まどか「どうした、巴マミ!」

マミ「さ―触らないでよ!」

マミ「げ、現実って、現実って―な、ど、どうして―!」

マミ「どうして―美国織莉子が魔女になったのよ!?」

マミ「何が―どうなって―」

マミ「おかしいじゃない・・・どうして魔法少女の彼女が魔女に・・・!!」

ほむら「・・・貴方、やっぱり何も・・・」

403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 00:53:10.45 oSSpiDGo0
いやー連鎖がー

404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:00:55.71 zmSWumu/0
マミ「何―一体―何―」

マミ「あああああああああうるさあああああああああああああああああいいいいいいっ!!」

 マミはマスケット銃を召喚すると、それを万歳を繰り返す民衆の使い魔達に乱れ撃った―再び
魔女に、ほむら、まどか、マミは魔女の本結界へと召喚される。

マミ「あぁ―あぁ!!」

マミ「わたしのしていたことは!してきたことはぁ!!」

マミ「あぁ―あぁ!!」

 マミは崩れ落ち、悲嘆した。奇しくも救済の魔女の目の前で。もっとも、彼女は何もしない。
ただ、空に手を伸ばし続けている。

ほむら「・・・ソウルジェムに穢れを溜め込みすぎた魔法少女はやがて魔女の卵を産み、魂を消滅させる」

ほむら「それが、私達魔法少女よ」

マミ「そんな・・・そんなの・・・情報には・・・!」

ほむら「・・・貴方が後生大事そうに持っていて、語り掛けていたそれは・・・貴方自身。
私達の体はもう、抜け殻なのよ。前に、貴方が言ったようにね」

マミ「まさか・・・そんな・・・」

405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:15:44.03 wYbYAgKq0
保守

406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:15:55.17 zmSWumu/0
マミ「そんな―魔法少女が―魔法少女が魔女に―魔女になるなら―」

マミ「みんな―みんな死ぬしか―!」

まどか「それは違う!」

まどか「それは違う、巴マミ」

まどか「お前のその考えは・・・間違っている」

マミ「―魔法少女じゃない貴方が!勝手なこと言わないでよ!!」

マミ「わたしはねぇ、こんな体にされたの、そして、この世で憎み続けていた
悪に自分が成り果てるのだと、そう明言されたのよ!?」

マミ「あのとき生きたくて・・・生き延びたからには理由が欲しくて戦い続けてきた・・・
魔法少女になった自分は、世界を救える、いや救うべきなのだと思っていた・・・だけど
・・・それは・・・全部無駄なことだったってことじゃない!!」

マミ「わたしという存在が―魔法少女という存在そのものが、世界を乱す悪の種なのよ!」

マミ「なのに魔法少女ではい貴方が―ただの人間である貴方が―どうして貴方が―!」

マミ「そんな勝手な事!」

まどか「お前が魔女になるなら―わたしは最悪の魔女だ。お前が魔法少女として魔女になると言われたように、
わたしは・・・ついさっきまで、自分が人間でありながら、最悪の魔女になると言われて、命を狙われ続けた」

マミ「だから―貴方は人間じゃない!!勝手なこと言わないでよ、解かってるみたいに言わないでよ!!
もういや・・・殺して・・・殺してよぉ・・・」

407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:25:44.19 zmSWumu/0
ほむら「・・・了解したわ」

まどか「ほむら・・・」

ほむら「巴マミ―そのまま頭を伏せていなさい・・・」

まどか「ほむら―お前―!!」

ほむら「まどか・・・私は今、無性に彼女のソウルジェムを狙い撃ちたいの」

まどか「ほむら―!!」

 バンッ

ほむら「・・・」

まどか「なっ・・・」

ほむら「・・・そうよね」

ほむら「それが正解よ、巴マミ」

 顔をぐしゃぐしゃにして、マスケット銃を構え、自分の胸を撃ったマミに、ほむらは微笑んだ。

ほむら「誰だって死にたくない・・・そして私達はさらに、魔法少女になりたくない・・・
なら、ならなければ良いだけの話だわ。・・・もとより奇跡で昇華させた私達の存在は、多く矛盾を孕んで
いるのよ、巴マミ」

ほむら「ねぇ、私達が魔女になるのは、一体いつなの?」

408:修正
11/07/11 01:28:35.41 zmSWumu/0
ほむら「・・・了解したわ」

まどか「ほむら・・・」

ほむら「巴マミ―そのまま頭を伏せていなさい・・・」

まどか「ほむら―お前―!!」

ほむら「まどか・・・私は今、無性に彼女のソウルジェムを狙い撃ちたいの」

まどか「ほむら―!!」

 バンッ

ほむら「・・・」

まどか「なっ・・・」

ほむら「・・・そうよね」

ほむら「それが正解よ、巴マミ」

 顔をぐしゃぐしゃにして、マスケット銃を構え、自分の胸を撃ったマミに、ほむらは微笑んだ。

ほむら「誰だって死にたくない・・・そして私達はさらに、魔女になりたくない・・・
なら、ならなければ良いだけの話だわ。・・・もとより奇跡で昇華させた私達の存在は、多く矛盾を孕んで
いるのよ、巴マミ」

ほむら「ねぇ、私達が魔女になるのは、一体いつなの?」

409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:36:37.99 zmSWumu/0
マミ「それは・・・ソウルジェムに絶望が溜まりきったときだと貴方が―」

ほむら「それは、いつ?明日?明後日?来年?再来年?十年後?二十年後?三十年後?
百年後?千年後?万年後?億年後?―貴女はいつになったら、魔女になりたいの?
貴女は―魔法少女として、どれだけ生きてきたの?」

ほむら「どうして―絶望して尚、貴女は魔女になっていないの?」

マミ「―成りたくない・・・」

マミ「魔女になんか―なりたくない!」

マミ「絶対に、永遠に!!」

ほむら「そう・・・きっと、そうなれるでしょうね、貴方なら・・・今尚、希望の絶えない貴方なら・・・魔女に
成る事はないでしょうね・・・」

ほむら「―巴マミ、貴女は一体何であり―そして、何になりたいの―?」

マミ「―わたしは―わたしは―!!」

マミ「―わたしは魔法少女―わたしは、魔法少女!!」

マミ「わたしは魔法少女巴マミ・・・誓うわ・・・永久に・・・魔女になんか、なったりしない」

マミ「―魔法少女巴マミ。目標を確認。―殲滅するわ!!」

410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:38:21.48 SEP0SzJm0
さる

411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:40:35.76 zmSWumu/0
ほむら「それで良いのよ・・・貴方は」

マミ「暁美・・・ほむら・・・」

マミ「いえ・・・暁美・・・さん」

マミ「・・・ありがとう、暁美さん」

ほむら「礼には及ばないわ。それよりもさっさと、この魔女をどうにかしてしまいましょう・・・」

マミ「えぇ・・・まさか、貴方とフォーメーションを組む時、来るなんて思いもしなかったわ」

ほむら「あの、ユグナントかはもう良いの?」

マミ「えぇ・・・そのごっこ遊びは今日で卒業・・・だって、鏡に話し掛けているみたいで怖いじゃない」

ほむら「・・・・・・今までも、充分怖かったけれど」

マミ「何か、言ったかしら?」

ほむら「・・・いいえ」

412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:49:49.34 K66tAcTT0
いいねぇ

413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/11 01:51:32.51 zmSWumu/0
マミ「それよりも・・・此処の魔女は一体どんな敵なのかしら・・・全く攻撃してこないなんて・・・」

ほむら「・・・えぇ・・・ただ、解かることは一つ・・・あの大きな黒い柱のような存在は、
決して相手にしてはいけないわ・・・相手に出来る代物ではない」

マミ「・・・知っているの?」

ほむら「えぇ・・・」

まどか「・・・あれが、わたしの魔女か」

マミ「あなたの・・・魔女」

ほむら「まどか・・・どうして・・・」

まどか「お前達が和解している間に少しだけ考えていた・・・あれのことを・・・美国織莉子の
絶望の中に具現する存在のこと、そしてほむらの驚愕・・・すると、否応なくわたしという答えを受け容れてしまった。
というだけだ」

マミ「・・・そう、だから貴方、さっき・・・」

まどか「・・・だがあれを見せられて尚、わたしの意思が変わらないということを、お前に伝えたかった」

まどか「・・・お前はわたしが人間だと言ったが、違う・・・わたしは、必ず魔法少女になってみせる。
そしてそのときは、巴マミ、お前のように、永遠の魔法少女にわたしは成りたいと思う」

マミ「そう・・・じゃぁ、尚更頑張らないとね・・・」

マミ「未来の後輩に、かっこ悪い所見せられないもの!」


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