まどか「わたしが魔法少女だ」at NEWS4VIP
まどか「わたしが魔法少女だ」 - 暇つぶし2ch2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:19:15.89 1B6EyOl+0
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:20:24.00 9IiQ/od+0
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:20:49.47 qNQydezQ0
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          /  ⌒  ⌒ ヽ 
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:21:02.89 DPA1yYq+i
URLリンク(beebee2see.appspot.com)


6: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】
11/07/08 11:21:32.24 KSy7esV20
シャンプーハットはねーぜ

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:21:59.71 DqeNZowX0
>>5
可愛いじゃねーか///////

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:29:11.46 gdr2O2jb0
ほむら「段々と、食べられる物になってきたわね」

まどか「ほむらのおかげだ。ありがとう、感謝している」

ほむら「貴方の努力の賜物よ」

まどか「そうか。・・・これで、わたしも魔法少女か」

ほむら「いや、だからどうしてこんなことで魔法少女に・・・」

まどか「・・・そうか。まだか」

ほむら(・・・それにしても、このまどかにとっては一体何が魔法少女で何がそうでないのかしら・・・
彼女の言動から・・・QBと契約するつもりは露ほどもないようだし・・・)

ほむら「・・・まどか」

まどか「どうした、ほむら」

ほむら「・・・貴方にとって、魔法少女って何?貴方は、どうやって魔法少女になるの?」

まどか「わたしは魔法少女の力でこの世の絶望を根絶する。それこそが魔法少女だ」

まどか「なるのではない。わたしが、魔法少女だ」

ほむら「・・・ごめんなさい。会話しようとしたわたしが馬鹿だったわ」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:32:21.12 73AbcCP4O
続き来たか

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:36:49.80 gdr2O2jb0
/ピンポーン\

まどか「む・・・誰か来た。わたしが出る」

ほむら「いえ、良いわ。私が出るから」

まどか「そうか」

ほむら「・・・こんな朝早くに、誰かしら」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・さやか?」

さやか「おいーっす、ほむら!ちょっと入れてくんないかな?」

ほむら「えぇ・・・構わないけど」

さやか「いやぁすまんすまん。どうしても待ちきれなくてさ」

ほむら「待ちきれなかったって・・・何が」

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:40:26.46 gdr2O2jb0
さやか「これのこと」

ほむら「!・・・貴方、そう。魔法少女になったのね・・・」

まどか「」ガタッ

さやか「うん・・・なんかごめんね。あんな説明受けたのに・・・こんなことになっちゃって―」ダキッ

さやか「ほ、ほむら?」

ほむら「・・・大丈夫。貴方は、私が救う。絶対に、魔女なんかにはさせない」ガシッ

さやか「ちょっ・・・い、痛いって・・・」

ほむら「・・・ごめんなさい」

さやか「い、いやぁ、そんなに思われていたなんてあたしも捨てたもんじゃないな!あはっ、あははは
あ、でもあたしそっちの気はないからちょっと勘弁してほしいわ」

ほむら「・・・私だってないわよ、そんなの」

さやか「まっ、そうだよね。あはは!」

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:44:21.27 gdr2O2jb0
まどか「さやか」

さやか「あ、まどかおはよう!いやぁ、朝からお二人の愛の巣に失礼したね!大丈夫、邪魔者はさっさと退散させてもらうから!」

まどか「さやか。朝食は食べたか?」

さやか「え?いや、ちょっと食欲なくてまだだけど・・・」

まどか「食べていけ」

さやか「え?」

まどか「食べていけ」

さやか「・・・」チラッ

ほむら「まどかが言うなら、良いのではないかしら?」

さやか「あ・・・そうですか、それじゃぁ、お言葉に甘えて・・・」

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:48:58.41 gdr2O2jb0
さやか「うん、美味しい!特にこの肉じゃが!最高だわぁ~!」

ほむら「そう。それ、まどかが作ったのよ?」

さやか「えっ、マジ!?」

まどか「ほむらに手伝ってもらった。それはわたし一人の力とは言えない」

まどか「それよりこれを食べてくれ」

さやか「うん?玉子焼き?」

まどか「そうだ」

さやか「へぇ、綺麗に出来るもんだね・・・いただきまーす!」

さやか「!うん、美味しいよこれ!やっぱ砂糖の入った玉子焼きは最高だね!
糖分が頭に染み渡るぅ・・・!」

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 11:57:17.06 gdr2O2jb0
まどか「・・・」モシャモシャ

ほむら「それ、まどかが作ったのよ、一人で」

さやか「え!?うっそまじ!?うわぁ・・・まさか・・・油断していた・・・
まどかに女子力で負けるとか・・・くっ、悔しい・・・!でも・・・食べちゃう・・・!」

ほむら「食器にぶつかるわよ・・・」

さやか「というか何、まどかあたしに隠れてこんな特訓してたわけ!?ちょっとほむら、聞いてないよ?」

ほむら「訊かれなかったからね・・・」

さやか「何さそのQBみたいな台詞」

まどか「何!?インキュベータか、何処にいる!」ガタッ

さやか「いや、いねえって!!あぁなんか迂闊なこと言ってすんませんでした!」

まどか「そうか」

ほむら「・・・ふふ」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:07:41.74 EV6IWLvFi
まどか・F・カナメ

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:09:45.31 gdr2O2jb0
さやか「・・・しっかし、信じられないな。あたしがこんなかにいるなんて、ねぇ、例えば味噌汁に入れたら、
全身大やけどとか、なるのかな?」

ほむら「いいえ、基本的に壊される、魔力を流される以外の外的干渉はないわ。
でも、農家と漁家に申し訳ないから止めなさい」

さやか「そっか。しじみうめー!」

まどか「汁はわたしが作った」

さやか「そうなの!?ていうかご飯艶々だよね、なんかエロい」

まどか「わたし炊いた」

さやか「マジっすか!?ちょっ、どうするよあたし!まどかに女子として苦杯を喫させられる日が来るとは・・・!」

まどか「わたしが魔法少女だ」

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:13:59.59 NqMw6qmd0
何かの続きなのか?

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:17:51.98 IwAaZb5lO
昨日?の続きだな

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:19:36.59 73AbcCP4O
>>17
続きだね、まどか=刹那、マミさん=テイェリア
漫画版のキャラもガンダムキャラの影響受けるみたい

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:20:12.12 gdr2O2jb0
まぁそれほど大それた人格改変はしないからあんまり気にしないでもらいたい

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:26:02.56 gdr2O2jb0
~通学路~

さやか「俄かには信じられないよね~あたしはこうして自分の意思で手を動かしていて、
バランスとってるのに、それがリモコン操作だなんて」

ほむら「私だってそうだったわ。さやか、頭にソウルジェム乗せてると、落っことして誰かに割られるわよ?」

さやか「へいへ~い」

まどか「・・・」


「・・・ほう」


まどか「誰だ!?」

ほむら「ど、どうしたの・・・まどか?」

さやか「だ・・・誰もいないじゃん・・・?」

まどか「・・・確かに、人の気配がしたんだ・・・」

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:27:05.74 8XnpJvacO
前スレとかあるならplz

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:31:35.04 gdr2O2jb0
まどか「此方を・・・嬲るように捕らえる視線・・・」

ほむら「・・・まさか、巴マミ―」

まどか「違う。奴とは違う・・・もっと陰湿なものだ・・・」

「陰湿とは、言ってくれるな。あたしはただ好意を抱いただけだよ」

まどか「なっ!?き、貴様・・・!!」

ほむら「佐倉・・・杏子・・・」

杏子「・・・あたしの名前を知っているのか、貴様。只物ではない・・・ひょっとして、
貴様も魔法少女か?」

ほむら「・・・えぇ、そうよ」

杏子「ならば邪魔立てしないで頂きたい。あたしが用があるのは、此方なのだから」

さやか「え・・・あたし・・・?」

ほむら「何を・・・するつもり・・・?」

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:33:37.38 73AbcCP4O
ブシドーか

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:37:52.13 gdr2O2jb0
URLリンク(logsoku.com)落ち

URLリンク(news4vip.fam.cx)落ち

合計二スレです

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:39:24.94 tDWkm7rLi
前の続きか
支援やな

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:41:26.06 PyM9dfX20
まみぱいぺろ

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:49:46.48 gdr2O2jb0
杏子「愚問だな。不遜を承知で説法を講じさせて頂くだけだよ。その様にお気楽と魔法少女を
されるのは目に余るのでね」

さやか「な・・・なんかまた濃いのが出てきたな・・・しかも今度はあたしにベクトル向いてるし・・・」

杏子「さやか。魔法少女は君が思っているほど趣や救いのあるものではない。それは七つの地獄を延々と巡回する
ことに等しい。もしも君が心構え無くして修羅の道を行こうというのなら―これは情けだ。切捨て御免!!」

さやか「ちょっ、まっ、待ってよ!」

ほむら「―止めなさい、杏子」

杏子「邪魔立ては、無用だと言ったはずだが?」

ほむら「帰りなさい」

杏子「・・・まるで幻影。実態がまるで掴めないときた」

杏子「此処はその情けに、順じておこう。だが敢えて言うぞさやか!次会った時、そこが君の正念場だということを!」

杏子「ふははははははははははははははははっ!!」

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 12:54:23.42 gdr2O2jb0
まどか「佐倉杏子・・・奴もまた・・・魔法少女・・・」

さやか「な・・・何なのよあいつ・・・いきなり襲い掛かってきて・・・」

ほむら「本当・・・何なのかしらね・・・悪い人じゃないんだけど・・・
なんなのかしら・・・」

まどか「奴もまた・・・魔法少女の運命に歪められた者の一人・・・」

ほむら「・・・まどか、その中の一人は、私じゃないわよね・・・?」

まどか「・・・」

ほむら「入ってないわよね?ねえ!?」

さやか「お、落ち着きなよ・・・ほむら・・・気持ちは解かるけどさ・・・」

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:04:32.09 gdr2O2jb0
杏子「・・・さやか、か。あの烏髪の佳人が附いていれば早々除名ということはないだろうが・・・
だがさやか、そのような楽観で生き残れるほど魔法少女の世界は蜜ばかりではないぞ!!」

杏子「・・・ふむ、この邪気・・・魑魅魍魎共め、逢魔が時には陽が高いというのに・・・」

杏子「殊勝なことだ。―せめて、苦しまずに逝かせてやろう」

杏子「・・・む?あれは・・・」

マミ「―此方巴マミ。目標排除を確認・・・くっ、また出遅れてしまった・・・」

杏子「如何した、巴マミ」

マミ「あ―貴方は!!」

杏子「昔日に袂を分かちて以来だな」

マミ「我々の協定を、忘れたの?互いに領土を侵さない代わり、干渉をしないという誓いを」

杏子「忘れてはいないさ。ただ、今日ばかりは宿命の産声に耳を貸さぬ訳にはいかなかったのだよ。
安心してほしい。あたしに戦意はない」

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:17:59.80 gdr2O2jb0
マミ「―信用はしないわ」

杏子「重畳。それでこそ巴マミだ。君それだけ実直だからこそ、あたしも樽俎折衝を呈したのだよ」

マミ「馬鹿にしているとしか思えないわ」

杏子「敬意を表しているのさ」

マミ「まぁいいわ。今は貴方に構えっている暇はないから。・・・くっ、暁美ほむら・・・またしても・・・!」

杏子「あけみ・・・ほむら?」

マミ「えぇ・・・これを見なさい」

杏子「これは・・・なんと惨たらしいことを・・・だが、これもまた我々の宿命。力無き正義を掲げた者の末路だ」

マミ「・・・違うわ。これは魔女の攻撃パターンとは一致しない傷よ。それも、ここ最近これと同じ様な傷を持った
魔法少女の死体が幾つも魔女の結界の中に置き去りにされていた。それから鑑みて、犯人は全て同一の魔法少女」

杏子「何故、魔法少女だと断定出来る?」

マミ「・・・ユグドラシエルの涙が、わたしにそう語りかけるの」

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:20:40.33 tDWkm7rLi
さるよけ

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:28:16.59 gdr2O2jb0
杏子「つまりは妄想というわけか」

マミ「ち、違うわ!絶対、これは暁美ほむらの仕業なのよ!!」

杏子「そうして直情的に現実を歪めるのが、君の悪い癖だ」

マミ「なっ・・・ま、まさか、・・・そう、そういうことだったのね・・・」

杏子「君が考えていることを敢えて否定しよう。あたしはそのあけみほむらという
魔法少女を知らない。あたしの頭の中は、ある少女のことで一杯なのだから、君の
怨敵の付け入る隙間などないのだよ」

杏子「それに勘違いはしないで頂きたい。あたしはその魔法少女という明察については、
さしもの巴マミだと万雷の拍手を送りたい。魑魅魍魎共の結界を自由に行き来し、また固定
された攻撃パターンともなれば、我々の他には居ないと考えるのが道理」

マミ「で、でしょう?」

杏子「だが、そのあけみほむらという少女が実行犯であるかどうか・・・それを決めるのは、
早計だと敢えて言わせてもらう。これは・・・あたしも捜査してみる価値があるな。これ以上、
このような惨劇を跳梁させられるほどあたしは非情となった覚えはない」

杏子「マミ、新たな協定を呈させてもらう。この獣心な事件が決着するまで、あたしをこの町に
居させてもらいたい。なぁに、長居はせぬよ。今日、多く見積もって明日まで、さ」

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:31:26.11 tDWkm7rLi
どうなるか全くわからんのが面白い

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:32:43.65 gv95isEhO
まったくお前はとんでもねえ魔法少女バカだ

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:35:15.81 gdr2O2jb0
マミ「・・・結構よ。貴方の介入はプランの大幅な変更を要する」

杏子「縮減、の間違いだろう」

マミ「思い上がらないで頂戴・・・貴方の助けなんて不用よ。この事件はわたし一人で
収拾を付ける。貴方は自分の街へ帰りなさい」

杏子「・・・ふん。では、好きにさせてもらうことにするよ。今後あたしを見かけたとき、
その銃で撃ち落としてもらっても構わない・・・もっとも、あたしは風穴の開いた翼でも、
飛び続けるだろうがな」

マミ「・・・」

杏子「では、失礼する」

マミ「・・・」

マミ「・・・―此方巴マミ。プランの大幅変更を要請する・・・ごめんなさい。彼女は、悪人ではないのよ」

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:43:04.24 MT2zgzQR0
>>25
2レス目が欠けてるところがあるので
URLリンク(logsoku.com)

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:49:50.62 gdr2O2jb0
QB「君のおかげで、魔法少女の勧誘の効率がずっと高くなったよ。感謝しているよ、おりこ」

おりこ「そう。それは良かったわ。だけどQB、わたしのほうこそ貴方に感謝しないと。貴方がわたしを
信じて従ってくれるから、この街に魔法少女が増えて、街を魔女の脅威から救うことが出来ているんですもの。
ありがとう」

QB「そう言ってもらえると、僕もやりがいがあるな!でもね、おりこ。最近ちょっとおかしなことが起きているんだ」

おりこ「何?」

QB「魔法少女狩りが行われているんだよ、この街で」

おりこ「まぁ・・・それは・・・」

QB「君は、何か知らないかい?」

おりこ「いいえ・・・わたしは何も・・・」

QB「・・・そうか。いや、それは残念だなぁ、君ならもしかして、知っているかもと思ったんだけど」

おりこ「いいえ・・・初めて聞いたわ、そんなこと・・・」

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:52:41.45 gdr2O2jb0
QB「まぁ、そうだよね。この事実に気が付いているのはどうやら今の所マミだけのようだし」

おりこ「・・・マミ?」

QB「あれ、知らなかったかな?彼女の名前は巴マミ。君と―そしてキリカと同じ、この街の魔法少女だよ。それも君達より
ずっとベテランだ。もっとも、彼女は自分の世界を構築して、他者との関わりが最低以下だから関わらないのが由
さ。彼女と対等に渡り会えるのは、佐倉杏子くらいだよ」

おりこ「巴マミ・・・佐倉杏子・・・そう。此処には、わたしの知らない魔法少女が沢山いるのね・・・
・・・どうにかして、彼女達と手を組めないものかしら・・・あの、災厄が目覚める前に・・・」

QB「災厄?」

おりこ「・・・えぇ、ワルプルギスの夜のことよ。間もなく、この街にやってくる」

QB「そうなのか、凄いなぁ!君の能力はそんなことまで解かるんだ!」

おりこ「えぇ・・・だからなんとしても、その前にこの街に魔法少女を増やさないと・・・」

QB「だとしたら・・・僕も、頑張らないといけないね」

おりこ「えぇ・・・頑張りましょう。世界を救えるのは、わたしたちなのだから」

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 13:56:19.73 tDWkm7rLi
おりこは普通か

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:03:24.39 gdr2O2jb0
さやか「・・・おっ、来た来た」

ほむら「お待たせ」

さやか「まどかは?ぐっすり?」

ほむら「えぇ。あの子、九時はもう寝付いてしまうから」

さやか「あっはっは!さすがまどかだわぁ!」

ほむら「本当・・・そういうところは全然変わらないわ・・・」

さやか「あははっ!うっし!じゃぁまどかには悪いけど、これからはあたしと
ほむらで大人の時間と洒落こもーぜ!」

ほむら「馬鹿言ってないで、行くわよ。貴方の初陣なんだから」

さやか「へいへーい!でも、ちょっとはロマンスが在っても良いと思うけどな~」

ほむら「・・・言ってなさい」

42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:08:25.01 tDWkm7rLi
原作より早くなっててかわいい

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:09:35.49 t/eXQ10S0
を、続きか!!
つか、2スレ目みてねぇwwww
>>37感謝

44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:15:34.88 gdr2O2jb0
ほむら「まずはソウルジェムの使い方。街に漂う魔女の気配を感知するの・・・どう、探れそう?」

さやか「う~ん、このもやもやとうかむかむかしたのをだよねぇ・・・多分あっち!」

ほむら「正解。でも、そんな漠然としていたんじゃ、その内に犠牲者が出てしまうわ。それが
もしかしたら、貴方の友人や家族かもしれない・・・」

さやか「・・・そうだよね。うん、解かった。よしっ!それじゃぁ急ごう、ほむら!」

ほむら「・・・えぇ、そうね。さやか」


さやか「あ・・・―あれは仁美・・・そ、そんな・・・仁美が―!?」

ほむら「魔女に口付けを与えられたのね・・・急いで魔女を倒しましょう。
でなかれば、仁美の命が危ない―」

さやか「おおっ!!」

ほむら「さ、さやか!?」

さやか『ほむらお願い。あたしが魔女を倒してくる。だから、あんたは外で仁美に何かないか見張ってて』

ほむら『・・・解かった。この魔女なら、貴方一人でも大丈夫・・・ただ、油断は禁物よ?』

さやか『解かってるって!!』

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:22:23.98 gdr2O2jb0
さやか「此処が魔女の空間かぁ・・・相変わらず趣味悪・・・」

さやか「これからあたし・・・魔女と戦うんだよね・・・ははっ・・・そうしないと、仁美が死んじゃうもん・・・
戦わないと・・・」

さやか「・・・戦って、殺さないと・・・」

さやか「・・・殺すんだ、あたし・・・人を・・・」

さやか「・・・他人になら幾らでも言えるけど・・・駄目だな・・・自分じゃ、どうしても折り合い
が付けられないや・・・」

さやか「・・・戦わないと・・・戦わないと・・・戦わないと・・・」

さやか「うっし!」

さやか「良いよ・・・どうせもう人間じゃないんだから・・・
せいぜい―友達として―あたしとして、魔女を倒す!!」


杏子「その決意。甚だ遺憾だが、称賛には値せんよ」

さやか「なっ・・・また・・・お前か・・・」

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:28:19.62 tDWkm7rLi
さるよけ

47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:36:55.93 gdr2O2jb0
 驚愕するさやかに、興ざめした表情で対峙する杏子。

杏子「来たのは狐ではなく飼いならされた子猫・・・か。その流麗な毛並みは
世の穢れを知らないと見受けて良いだろう。だからこそ、あのような妄言千万なことを
のうのうと吐き捨てることが出来る・・・敢えて言おう、さやか。他人のためとのたまい
力を行使するのは、やめたまえ」

さやか「・・・今、あんたと遊んでいる暇なんて、こっちにはないのよ!あたし、行かせてもらうから」

 隣を通り過ぎようとしたさやかの肩、杏子は掴んだ。

杏子「断固拒否をする。今結界を破壊されては、捕まるものも捕まえられないのでな」

さやか「―外では、魔女に呪われた人たちが居るの!みんな死んじゃうかもしれないの!!あんた何言ってんの?
それでも魔法少女!?」

杏子「・・・もとより魑魅魍魎共をのさばらせているのは、栄養となる下賎な輩だ。敢えて言おう。
彼らの死に、同情の余地などない」

さやか「―お前・・・お前だけは・・・絶対に―許さない!!」

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:37:19.75 JzDtz6Zl0
駄目だミスター・キョウコーが出てくると吹いてしまう

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:57:17.12 MT2zgzQR0
保守

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:58:27.06 gdr2O2jb0
 さやかはしなやかに左足を上げ、杏子の顔面へと腰を回した。杏子右手で彼女の左肩を掴んだまま、
彼女の細い足首を左手で掴んだ。

杏子「良い蹴りだ。そしてこの乳白色の、氷菓子のように滑らかな脚・・・思わず舌なめずりをしてしまう」

さやか「き、気持ち悪いんだよお前ぇ!」

杏子「そう好意を邪険に扱われると―悲しいなぁさやかぁっ!!」

 杏子は自身の右足で、さやかの唯一軸となっている右足を払った。軸を失ったさやかは、そのまま後ろに倒れこみ、杏子は
その流れに乗って、さやかの上に覆い被さる。さやかの左足首は持ったままだ。杏子に合わせ、彼女の脚は体を斜めに横断し、
右肩と交差する。そして杏子は、さやかの股の近くに膝を置き、息が吹きかかるほどの距離まで顔を接近させる。

さやか「ちょっ、あんたっ、やっ、放して!」

杏子「盲目の彼方に何があるのか知ろうとしない。ただ、己の中の妄想にばかり耳目を傾け、真実を曲解する。
夢中―まさに―眠り姫だ!!」

さやか「良いから―放せっての!!」

 さやかは左拳を強く握り、狂喜する杏子の右頬を殴った。―尋常ではない膂力が発揮され、杏子の体が吹き飛ぶ。
さやかは、しばらく自分が何をしたのか理解できなかった。自分は・・・もしかして・・・本当に人を―。

杏子「抱きしめたいぞぉ、さやかぁ!!」

 さやかは迅速に立ち上がると、青白い光を引いて魔女の元へと急いだ。

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 14:58:52.81 gdr2O2jb0
これだ、これがやりたかった!!

シャワー浴びてくる

52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:02:54.06 3CYJulsb0
この杏子はCV野中藍で再生できない

53:修正
11/07/08 15:06:30.30 gdr2O2jb0
 さやかはしなやかに左足を上げ、杏子の顔面へと腰を回した。杏子右手で彼女の左肩を掴んだまま、
彼女の細い足首を左手で掴んだ。

杏子「良い蹴りだ。そしてこの乳白色の、氷菓子のように滑らかな脚・・・思わず舌なめずりをしてしまう」

さやか「き、気持ち悪いんだよお前ぇ!」

杏子「そう好意を邪険に扱われると―悲しいなぁさやかぁっ!!」

 杏子は自身の右足で、さやかの唯一軸となっている右足を払った。軸を失ったさやかは、そのまま後ろに倒れこみ、杏子は
その流れに乗って、さやかの上に覆い被さる。さやかの左足首は持ったままだ。杏子に合わせ、彼女の脚は体を斜めに横断し、
右腕と交差する。放たれた右腕も蹂躙し、杏子は、さやかの股の近くに膝を置き、息が吹きかかるほどの距離まで顔を接近させる。

さやか「ちょっ、あんたっ、やっ、放して!」

杏子「盲目の彼方に何があるのか知ろうとしない。ただ、己の中の妄想にばかり耳目を傾け、真実を曲解する。
夢中―まさに―眠り姫だ!!」

さやか「良いから―放せっての!!」

 さやかは狂喜する杏子に業を煮やして頭突きを放った―尋常ではない膂力が発揮され、杏子の体が吹き飛ぶ。
さやかは、しばらく自分が何をしたのか理解できず、ただ痛む額を撫でながら考えていた。
自分は・・・もしかして・・・本当に人を―。

杏子「抱きしめたいぞぉ、さやかぁ!!」

 さやかは迅速に立ち上がると、青白い光を引いて魔女の元へと急いだ。

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:12:54.60 gdr2O2jb0
さやか「あぁもうなんなのあいつ気持ち悪い!やだもう、早く此処から出たい、帰りたいよぉ!!
・・・でも、いつか絶対に教えてやる・・・」

さやか「あいつが、間違っているんだって」

杏子「連れないなぁ、さやかぁっ!!」

さやか「でも今は無理!!」

杏子「最早!世を乱す狐などその一毫も意に介さず!あたしの心は、お前で埋め尽くされているぞさやか!
さぁ、今再び交わろうじゃないかっ!!」

さやか「ひぃっ!!く、来るなぁ!!」

杏子「どうしてだ!?あたしは・・・こんなにもお前を愛しているというのに・・・!」

さやか「意味解かんないし、気持ち悪いんだよ!!」

杏子「乙女心の解からない奴だなぁ!」

さやか「お前が乙女であるか!!」

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:14:31.15 NqMw6qmd0
大事なことなので(ry

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:23:32.64 gdr2O2jb0
さやか「―あっ、なんだ此処・・・いきなり・・・凄い、胸糞悪い・・・」

杏子「―ふん。やはり魑魅魍魎か。無粋千万極まりない」

杏子「さやか!デートは彼奴らの相手をしたらゆっくりそれでいて濃厚にしようじゃないか!」

さやか「嫌だ!!五月蝿い、あたしがこいつを先に倒してとっととこんな所から出てやるぅ!」

杏子「なんだと!?・・・お前が・・・あたしをエスコートしてくれるのか・・・」

さやか「もうお前黙ってろよぉ!!」

 さやかの回りに刀剣を一本両手で持ち、跳躍する。髪を二つに結った少女の姿が
浮かんだテレビ。本能が、あれを倒すべきだと告げている。

さやか「そ―こだぁ!!」

 刃が箱を貫いた。

さやか「・・・さて、と」

杏子「さやか、あたしは我慢弱く、落ち着きの無い女だ。それも目の前で浮気されたとあれば尚更だ。
―さぁ、今度はあたしとだ、さやか!世界が滅ぶその日まで、刃を交えようじゃないか!!」

さやか「いやだあああああああああ!!」

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:31:55.95 gdr2O2jb0
さやか「もうお前は一体何なんだよ!!」

杏子「佐倉杏子・・・君の存在に心奪われた女さ」

さやか「あたしが何したってんだ!!」

杏子「君の圧倒的な性能に、あたしは心奪われた!」

杏子「この気持ち・・・まさしく愛だ!」

さやか「頭突きされて頭おかしくなっているだけだろうがぁ!!」

杏子「ふっ・・・確かに今のあたしはおかしい。君の言うとおりだ、さやか」

杏子「だがあたしがお前と一戦交えるというのは、まさに本懐!!」

さやか「あたしは嫌だ!!」

杏子「そんな道理・・・あたしの無理で抉じ開ける!」

さやか「何言ってんだお前!」

杏子「さやかぁっ!!」

さやか「早く結界壊れろよぉっ!!」

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:33:19.24 MT2zgzQR0
ここまでさやかがまともなSS(本編含む)があっただろうか(笑)

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:37:19.86 tDWkm7rLi
キルスティンもびっくり

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:49:34.11 gdr2O2jb0
杏子「―君の言うとおりだ・・・既に魑魅魍魎は消失したというのに・・・何故その
牙城は未だ盛隆を呈しているのか・・・」

杏子「―待て、さやか、止まれ!!」

さやか「いやだあああ―」

 直後、杏子の悪寒が的中し、さやかの足元に魔法陣が浮かんだ。
杏子では後塵を捉えるのがやっとだったさやかの姿が明確になる。
明らかに彼女は鈍重となっていた。しかし、後に彼女の姿を先ほどと
同様の速度に体感することになる。やがて、さやかの全身に
走った裂傷から噴き出る血飛沫、腹に横並びに穿たれた三つの楕円の穴を
見て、自分達は既に狐に抓まれたあとなのだと、達観した。
漠然として捉えた黒い影。・・・それが、自分の瞼なのか、それとも狐の影
だったのか、解からない。

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 15:56:06.28 t/eXQ10S0
なん・・・だと!?


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 16:06:36.50 gdr2O2jb0
腹じゃないや、腹周りだ。つまるところ背中ですごめんなさい

ちょっと疲れたんで終わります
この後バイトで、また帰るのは十時なんでどうぞ落としてください
乗っ取りも大歓迎
失礼しました

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 16:11:16.38 gdr2O2jb0
あぁ読んでくれた人みんなありがとう
感謝してます

64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 16:19:57.44 JzDtz6Zl0
キリカはどうなってんのか気になるな

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 16:21:30.69 t/eXQ10S0
うむ、保守だな

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 16:24:18.17 6eFvsp0g0
ss速報vipはあなたのスレを心待ちにしております

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 16:33:56.57 Ud6Aiks+0
>>66
あっちでやると中々落ちないから描写に時間かけすぎちゃって冗長になっちゃう、ヤバいヤバい(経験則)

68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 16:52:34.38 MT2zgzQR0
保守

69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 17:16:16.43 MT2zgzQR0
保守

70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 17:37:12.88 MT2zgzQR0
保守

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 17:38:46.46 l+g67JqJ0
なんであんこちゃん仏教徒になってるの

72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 17:58:47.48 MT2zgzQR0
保守

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 18:15:58.24 FAgQk3AX0
保守

74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 18:18:47.21 O0SQKmrU0
面白いので続けてほしいです。保守

75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 18:31:42.83 MT2zgzQR0
保守

76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 18:46:07.18 MT2zgzQR0
保守

77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 18:52:24.69 N0dX0OOrO
ほす

78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 19:08:42.52 MT2zgzQR0
保守

79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 19:22:13.02 MT2zgzQR0
保守

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 19:35:02.44 MT2zgzQR0
保守

81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 19:48:37.24 MT2zgzQR0
保守

82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 19:59:57.53 MT2zgzQR0
保守

83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 20:13:20.47 MT2zgzQR0
保守

84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 20:26:40.39 MT2zgzQR0
保守

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 20:38:18.55 MT2zgzQR0
保守

86: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】
11/07/08 20:47:25.91 0Y8xLW460
ho

87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 21:00:55.66 MT2zgzQR0
保守

88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 21:13:13.99 MT2zgzQR0
保守

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 21:26:34.15 MT2zgzQR0
保守

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 21:39:54.13 MT2zgzQR0
保守

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 21:54:16.55 MT2zgzQR0
保守

92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 22:08:39.06 MT2zgzQR0
保守

93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 22:18:54.20 MT2zgzQR0
保守

94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 22:29:22.94 2eDMAWt40
ほしゅ

95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 22:38:25.51 gdr2O2jb0
このスレに再び来れたことにセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない・・・

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 22:43:36.90 gdr2O2jb0
保守ありがとうございます
頑張って続き考えてみますが
もとより思い付きから始めたのでぐだぐだになったり伏線無しとなります
御了承ください

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 22:52:57.05 2eDMAWt40
>>96
頑張れ

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 22:55:36.33 JzDtz6Zl0
ホムンホム!

99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:05:36.17 2eDMAWt40
ほしゅ

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:13:00.72 gdr2O2jb0
まどか「―・・・」

まどか「・・・」

まどか「・・・ほむら」

まどか「・・・ほむら?」

まどか「どうした、返事をしろほむら」


まどか「・・・いない・・・トイレにも、何処にも・・・」

まどか「・・・何処だ。彼女は一体、何処へ・・・」

まどか「・・・まさか」

まどか「・・・わたしに内緒で、魔女狩りを・・・?」

まどか「・・・武器は、何かないだろうか」

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:14:24.25 z24rVQaB0
おかえり支援やな

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:22:58.52 2eDMAWt40
支援

103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:24:05.06 rk7RKqzv0
せっちゃん
まっちゃん

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:28:23.65 gdr2O2jb0
 ベッドの下を探した。しかし、何も見つけられなかった。
 押入れの中を探した。しかし、何も見つけられなかった。
 机の上は整然としている。

まどか「・・・ん?」

 壁にボタンがある。押しますか?

まどか「・・・それよりも、武器だ」

 物置きを探した。

まどか「・・・これは」

 まどかはPSSを手に入れた。

まどか「・・・よし、行こう」

105:修正
11/07/08 23:35:58.73 gdr2O2jb0
 ベッドの下を探した。しかし、何も見つけられなかった。
 押入れの中を探した。しかし、何も見つけられなかった。
 机の上は整然としている。

まどか「・・・ん?」

 机の棚には鍵がかかっていて開けられない。

まどか「・・・仕方がない。他の場所だ」
 
 壁にボタンがある。押しますか?

まどか「・・・それよりも、武器だ」

 物置きを探した。
 黒光りするものや火薬が詰まっていて臭い。
 だけど、何かありそうな予感がする。
 続ける?
 
まどか「・・・もっと奥を探してみよう。何かあるかもしれない」

 物置のさらに奥を探した。

まどか「・・・これは」

 まどかはPSSを手に入れた。

まどか「・・・よし、行こう」



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:44:18.38 MT2zgzQR0
保守

107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:53:38.74 MT2zgzQR0
保守

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:55:39.47 gdr2O2jb0
まどか「・・・」タッタッタッタッタ

まどか「・・・」タッタッタッタッタ

まどか「―っ」ズッ

「大―か―?」

 転びそうになったまどかは、気が付くと誰かに体を支えられていた。

「ご―よ。しば―す―元―お―に―る―ず―ら」

まどか「すまない」

 相手の声が妙に早口で、聞き取り辛かった。まどかは単純に相手に礼儀を払い、異臭に顔を顰めた。

「どういたしまして」

 今度ははっきりと聞こえた。女の声だ。それも、まどかとそう変わらない女子のもの。
まどかが体を放すと、街灯が彼女の姿とまどかの姿を闇に浮かべた。

「それじゃぁ気を付て帰りなよ、お嬢さん。君みたいな娘がこんな時間に出歩くものではないよ」

少女は微笑みを浮かべると、身を翻した。

まどか「・・・待て」

109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:57:17.45 z24rVQaB0
さて次は誰かな

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/08 23:57:21.54 0sxpeg290
URLリンク(i.imgur.com)

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:06:00.39 97qNj4zp0
保守

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:06:49.05 hEDVsxLs0
「うん?私に何か用かな、お嬢ちゃん」

まどか「あぁ」

「なんだい?君みたいな可愛い女の子に呼び止められるなんて、私も
捨てたものじゃないね。でも、ごめんよ。私には愛する人がいるから、
君の気持ちには応えられないんだ。なんて、冗談だよ。そんな顔を
顰めないでくれないかな?可愛い顔が台無しだよ」

まどか「貴様、一体今まで何をしていた?」

「貴様って・・・見たところ、私は君よりも年上なんだけどな。でも、まぁいいかそんなこと。
その、あれだ、些細だ。何をしていた、か。それじゃぁ訊くけど、君は何をしていたのかな?」

まどか「わたしが貴様に質問している」

「それじゃぁ訊ねるけど、その質問に答えることのメリットはなんだい?」

まどか「―従わないのであれば、武力介入をさせてもらう」

「武力介入って・・・君、まさか―」

まどか「鹿目まどか―これより、目標を駆逐する」

まどか「わたしが、魔法少女だ」

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:17:24.62 97qNj4zp0
保守

114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:22:08.21 Pgk76b2A0
キリカァー!

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:25:27.42 hEDVsxLs0
「・・・そうか・・・君・・・魔法少女だったのか・・・」

「―それじゃぁ、容赦する必要なんてないよねぇ!!」

 奇声を上げた少女の衣装が礼服へと変貌し、両手から長爪が生える。
 まどかは腰からPSSを抜き取ると、発砲した。瞬時に、眼前で、
弾丸の回りに小さな魔法陣が浮かび、本来であれば視認出来ないだろうそれが
鈍重に宙を這う。

「・・・どうしたんだい?魔法少女に変身しないのかい、お嬢ちゃん?」

 まどかは続けて引き金を引いた。しかし、そのどれもが彼女によって無力化され、
終には彼女の爪によってスライスされる。弾が尽きると、まどかと空しくトリガーが鳴き、
まどかは舌打ちを漏らした。

「・・・飽きたよ、お嬢ちゃん」

「君は、魔法少女じゃないんだね」

まどか「違う!わたしは、魔法少女だ」

「はいはい。・・・ただの物騒な少女か・・・これはどうしよう・・・彼女の返答を聞かないことには・・・下手に死体を
出して事を荒立て、彼女の顰蹙を買うのは嫌だな・・・先ずは帰ろう」

まどか「待て!」

116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:29:57.83 hEDVsxLs0
 まどかの視界を高速で駆けて少女は去って行く。

まどか「・・・くっ」

 まどかは俯き、嘆いた。

まどか「・・・奴を逃してしまった・・・」

まどか「・・・わたしは、魔法少女ではない・・・」

まどか「・・・わたしは・・・魔法少女に・・・なれないのか・・・!」

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:33:09.50 DX0Jxcky0
オバカァー!

118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:40:49.37 hEDVsxLs0
ほむら「・・・―さやか」

さやか「やぁ・・・ほむら」

ほむら「え・・・どうして佐倉杏子を・・・?」

さやか「・・・いやぁ、ちょっと、色々在ってねぇ・・・」

ほむら「い、色々って・・・」

さやか「・・・とにかく、ありがとう。あんたがさ、あたしらの本体がソウルジェムだってこと
教えてくれなかったら、大変なことになってたわ・・・」

ほむら「だから・・・一体・・・」

さやか「多分、一回死んだ」

ほむら「・・・え?」

さやか「殺されたんだよ。・・・多分、魔法少女だと思う。ごめん、どういう奴だったかはよく見れなかった・・・
でも、なんか黒かった」

ほむら「・・・黒い・・・魔法少女・・・」

119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:52:09.61 Pgk76b2A0
ほしゅほむ

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:53:19.68 hEDVsxLs0
ほむら「―まさか、呉―キリカ!?」

さやか「くれ・・・きりか・・・?」

さやか「何・・・あんたの知り合い?」

ほむら「・・・まずい、彼女達が活発に活動している時間軸が・・・あの他にも在っただなんて・・・
くっ、いつもなら事前に自滅していたから・・・注意を怠っていた・・・わたしの・・・馬鹿・・・!」

さやか「な、何さ・・・どうしたのさ?」

ほむら「そうか・・・マミの言っていた同族殺しとは・・・こういうことだったのね・・・
―私の馬鹿馬鹿!私の馬鹿!!」

さやか「お、落ち着きなって・・・何があったのかさ・・・説明してよ・・・」

ほむら「―さやか」

さやか「な・・・何・・・?」

ほむら「私はこれから、ある二人を殺しに行くわ。魔法少女と言えども―人間よ。
でも、私にとっては魔女より取り返しの付かない奴ら」

ほむら「貴方は、どうする?」

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 00:55:28.95 6Q/NvcUz0
あいつらはなぁ……

122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 01:08:40.58 hEDVsxLs0
さやか「え?いや、魔法少女なら、先ずは話合えるじゃん!なんでいきなり
そんな喧嘩腰なわけ!?」

ほむら「喧嘩腰?そんな謙譲、奴らには不要よ。―さぁどうするの、さやか?
私と一緒に、来る?それとも、杏子とそこに居る?」

さやか「あたしは・・・」

ほむら「―ごめんなさい。時間が惜しいの。私は、行かせてもらう」

さやか「まっ―」


ほむら「・・・ごめんなさい、さやか・・・こんな質問・・・するんじゃなかった・・・」


さやか「―ってよほむら!ほむ・・・ら?」

さやか「あいつ・・・何処行ったんだよ・・・」

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 01:15:05.99 hEDVsxLs0
ほむら「・・・何も言わなければ、明日も彼女と笑え合えたのよね・・・」

ほむら「・・・あんな意地悪な質問・・・どうしてしたのかしら・・・?」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・まどかを、守る」

ほむら「それが、私の最後に残った、道しるべ」

ほむら「彼女を守るためなら、人間だろうと、かつて人間だったものだろうと、容赦はしない」

ほむら「美国織莉子、呉キリカ・・・お前達は決して許さない・・・必ず、私がこの手で」

ほむら「そのソウルジェムを、狙い撃つ」

124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 01:18:45.88 E6gtGlTA0
ほむらがロックオンだと

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 01:19:08.41 3IpXKZ250
ほむ

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 01:22:00.96 hEDVsxLs0
駄目だ・・・今日はもう無理・・・
落として良いですなんだったら明日書くんで
SS速報は遠慮しておきます。そこまで身構えてもらうほどでもないので
読んでくれた人、そして何より保守をしてくれた方々にはもうなんと
お礼を言って良いのやら
少しでも楽しんで頂けたかな?だとしたらそれはとっても嬉しいなって

127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 01:23:50.82 6Q/NvcUz0
こっちとしては完結してもらいたいからSS速報がいいんだけどね
とりあえず乙っちまどまど!

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 01:37:49.56 97qNj4zp0
保守

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 01:52:16.69 6Q/NvcUz0
頑張るか
保守

130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 02:12:43.76 97qNj4zp0
保守

131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 02:28:57.35 6Q/NvcUz0
保守

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 02:51:22.95 WX1W44Oj0
保守

133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 03:11:29.35 6Q/NvcUz0
保守

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 03:24:19.95 DZ9OmSOh0
寝る前の保守

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 03:32:43.02 WX1W44Oj0
今夜最後の保守

136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 04:02:44.19 6Q/NvcUz0
保守

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 04:49:41.79 97qNj4zp0
保守

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 05:39:56.37 E5rZaQBIO
保守

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 06:30:20.03 VYGnhZ740
今沖田保守

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 07:31:26.89 V5PvUTTK0
ほしゅがんヴぁれ

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 07:40:07.70 97qNj4zp0
保守

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 08:25:18.07 97qNj4zp0
保守

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 09:06:22.18 97qNj4zp0
保守

144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 09:46:24.08 97qNj4zp0
保守

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 10:13:54.87 hEDVsxLs0
頭が下がる・・・また二時から五時までバイトなんでそれまで慎んで書かせてもらいます

146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 10:17:11.22 6Q/NvcUz0
引き続き支援やな

147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 10:17:23.95 hEDVsxLs0
二時から十時でした

148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 10:30:46.12 hEDVsxLs0
マミ「くっ・・・なんという失態・・・!!まだ、尻尾を掴めないだなんて・・・!!」

マミ「・・・あなたは」

まどか「・・・巴、マミか」

マミ「そんなところで何をしているの?それにその握っているもの―銃!?」

マミ「貴方、一体何を―」

まどか「・・・巴マミ、頼む。黒い魔法少女を・・・追ってくれ」

マミ「黒い・・・魔法少女・・・」

まどか「・・・魔法少女のお前でなければ、奴を止められない」

マミ「黒い魔法少女・・・その人物を、何故?」

まどか「解からない・・・ただ、奴からは血の臭いがした」

マミ「血・・・―まさか―!?」

まどか「・・・どうした?」

マミ「―いいえ。貴方には関係ないわ。魔法少女ではない、貴方には」

まどか「・・・」

マミ「鹿目まどか。情報感謝するわ。申し訳ないけれど、一人で帰宅してもらう。
―巴マミ、これより介入行動に入る。目標を、排除する」

149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 10:35:26.92 hEDVsxLs0
マミ「黒い魔法少女・・・懐疑は既に確信へと移行した・・・」

マミ「やはり・・・ユグドラシエルの推測は間違っていなかった」

マミ「この街に居る黒い魔法少女・・・そして、彼女の存在が露呈してから起こり始めた
魔法少女狩り・・・」

マミ「間違いない・・・犯人は暁美ほむら」

マミ「・・・暁美ほむら、貴方は魔法少女に相応しくない」

マミ「ユグドラシエルの計画を歪めただけでなく・・・同族殺しまで始めるだなんて・・・!」

マミ「万死に値する!!」

150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 10:42:30.31 hEDVsxLs0
おりこ「お帰りなさい、キリカ」

キリカ「ただいま―あっ、どうか今の私には触らないでおくれよおりこ。
返り血の臭いを君に付けたくないからね」

おりこ「ふふっ。お風呂、沸いているから入って」

キリカ「ありがとう。君の心遣いがあれば、どのような疲弊にだって私は耐えられるよ」

おりこ「頑張ってくれている貴女の為ですもの。ねぇ、キリカ。紅茶はいかがかしら?」

キリカ「是非頂くよ。砂糖は三個、ジャムは三杯でね」

おりこ「まるでシロップみたいね」

キリカ「ははっ。また君はそうやって、私を子ども扱いするんだ」

おりこ「そんなわたしは嫌い?」

キリカ「いいや―大好きだよ」

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 10:49:57.83 hEDVsxLs0
キリカ「あっ、大好きついでに一つ」

おりこ「なぁに?」

キリカ「人間に見られたんだ」

おりこ「・・・え?」

キリカ「あぁそんな悲しそうな顔をしないでよおりこ!大丈夫、実際に殺戮している場を見られたんじゃない。
ただ、魔法少女の姿と私の顔をね」

おりこ「どうして・・・そんなことに・・・」

キリカ「さぁ?客体の魔法少女ごっこに付き合わされた―尤も、客体のシナリオが此方のものと
一致しているかどうか分からないけれど―おそらく、私に纏わりついた忌まわしい血の臭いを嗅いだときに考案された
シナリオなのだろうと考えてる。彼女は物騒なことに拳銃を持っていたよ。それもサイレンサーなんていう厄介な代物だ」

おりこ「それは・・・特殊部隊か何かなのかしら・・・?」

キリカ「さぁね。あの仰々しい口調も、それっぽいけれど。閑話休題。
それで君に指示を仰ぎたい。私は君が排除しろというなら彼女を排除する。
するな、というのなら、しない」

おりこ「・・・人間、なのよね?」

キリカ「あぁ。魔法少女ではなかったよ」

おりこ「・・・」

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 11:03:27.88 6Q/NvcUz0
よしよし

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 11:03:55.40 4wrbnLuh0
ほむ

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 11:11:25.95 hEDVsxLs0
おりこ「・・・私達が犯す殺人は、最初で最後の一つだけ。そうでなければ、救世の意味がない・・・
鑑識なく虐殺するのは、ヒロイズムではなくファシズムだわ」

キリカ「りょーかい!流石は私のおりこ、懐が深いよ」

おりこ「・・・貴女ほどじゃないわ。こんなに私の為に尽くしてくれて・・・
私のことを一切の疑いなく信用してくれて・・・本当にありがとう、キリカ」

キリカ「良いんだよ、おりこ。私がしたくてしているのさ。それが私のプリミティブな
衝動だからこそ、私は君に従属している。君が気に病むことじゃない。寧ろ私は君に
使われなければ、腐って果ててしまうよ」

おりこ「・・・ねぇ、キリカ。全てが終わったら、何処か遠い所へ行きましょう。其処で二人だけで、
ひっそり暮らすの」

キリカ「それは素敵だね、おりこ」

おりこ「・・・その前に必ず、見つけ出してみせる・・・ワルプルギスの夜を一蹴してしまう・・・
最悪の存在を・・・」

おりこ「・・・あと、もう少しなのよ、キリカ。だから・・・」

キリカ「うん。任されたよ、おりこ。私は君が好きで好きでたまらない。
だから君が私にそんな遠慮をすることなんて、ないんだよ?」

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 11:38:16.72 97qNj4zp0
保守

156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 11:43:11.56 hEDVsxLs0
おりこ「キリカ―」

 轟音。キリカは天井に遅延魔法を掛けると、おりこを左手で抱き、後ろの扉を切り刻んで外に出た。
二発、三発。合計で三回の爆撃がおりこ邸に襲い掛かった。家屋は崩れ、瓦礫の山と貸し、鼻を粉塵と火薬の臭いが劈く。
 一体誰だ?自分とおりこの団欒を邪魔するのは。

おりこ「一体・・・誰の仕業かしら・・・」

キリカ「誰だろうと関係ないさ・・・私が、殺る」


マミ「いいえ、彼女の相手がわたしが引き受ける。貴方達は、此処から緊急に退避なさい」

おりこ「貴女は・・・?」

マミ「・・・彼女に襲われたということは、貴方達も魔法少女・・・これ以上、彼女に同族は殺させない」

マミ「暁美ほむら、貴方は魔法少女に相応しくない―よって、貴方を処分する」

マミ「巴マミ。目標を、破砕する」

おりこ「・・・行きましょう、キリカ」

キリカ「あぁ。ありがとう、恩人!心から感謝するよ!!」

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 11:53:45.18 6Q/NvcUz0
保守

158:>>156はなかったことに
11/07/09 11:56:45.86 hEDVsxLs0
ほむら(美国織莉子の居住地は・・・おそらくこの近く・・・)

ほむら(・・・あそこ)

ほむら「・・・悪いけれど、容赦はしない」

 ほむらは美国邸から二軒ほど離れた豪邸の屋根に立ち、スピナーから爆弾、RPG、スティンガーを
取り出すと、それぞれ、先ずは爆弾を庭に、RPGとスティンガーを庭側の家屋に放った。
そして、すぐにスピナーからドラグノフ狙撃銃を取り出し、しゃがんでスコープ
で軽傷の玄関を覗き込んだ。

ほむら「―さぁ出てきなさい―その時は―私がお前達を狙い撃ってあげるから!!」

 
マミ「よもや・・・民間人の施設まで破壊するなんて・・・暁美ほむら。やはり貴方は魔法少女に相応しくない」

 ほむらの体が、金色のリボンによって束縛される。

ほむら「なっ・・・巴マミ・・・!」

マミ「よって、貴方を処分させてもらう―巴マミ。目標を、破砕する」

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 12:03:20.76 6Q/NvcUz0
不意打ちに弱いほむらちゃんは健在

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 12:17:36.00 6Q/NvcUz0
保守

161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 12:30:41.72 cL0W/FsA0
マミさんも安定のめんどくささだよな

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 12:31:48.94 hEDVsxLs0
 ほむらは舌打ちし、服の内部いたるところに魔法で仕込んでいたナイフを回転させると、自分の服ごとリボンを解体し、
横に跳んだ。マミの銃弾が、足をかすめたが、すぐに魔法で治癒を施した。

マミ「小癪な真似を・・・!」

ほむら「待ってマミ、話を聞いて!」

マミ「黙りなさい!最早樽俎折衝の域を越えたわ、この犯罪者!万死に値するわ!!」

ほむら「やっぱり・・・話は通じそうにないわね・・・」

 あの邸宅からおりことキリカが現れた様子はない。事前に、
二人の居住地は此処ではない何処かへと移されているのだろうか。
まったくもって面倒な二人だ。そして、この巴マミも。


マミ「―なっ、き、消えた・・・?また・・・またしても・・・逃してしまった・・・」

マミ「―いいや・・・仕留める・・・必ず、あの女を仕留めてみせる・・・」

マミ「必ず・・・!」

163:修正すまん
11/07/09 12:35:06.05 hEDVsxLs0
 ほむらは舌打ちし、服の内部いたるところに魔法で仕込んでいたナイフを回転させると、自分の服ごとリボンを解体し、
横に跳んだ。マミの銃弾が、足をかすめたが、すぐに魔法で治癒を施した。

マミ「小癪な真似を・・・!」

ほむら「待ってマミ、話を聞いて!」

マミ「黙りなさい!最早樽俎折衝の域を越えたわ、この犯罪者!万死に値するわ!!」

ほむら「やっぱり・・・話は通じそうにないわね・・・」

 あの邸宅からおりことキリカが現れた様子はない。事前に、
あの瓦礫の下?しかし、二人ほど箍の外れた魔法少女があれくらいで死ぬとは思えない・・・
だとすれば、考えられるのは二人の居住地は此処ではない何処かへと移されたということ。
まったくもって面倒な二人だ。そして、この巴マミも・・・。


マミ「―なっ、き、消えた・・・?また・・・またしても・・・逃してしまった・・・」

マミ「―いいや・・・仕留める・・・必ず、あの女を仕留めてみせる・・・」

マミ「必ず・・・!」

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 12:42:59.31 hEDVsxLs0
ほむら(もしもあの二人が何処かに潜んでいるとしたら・・・それは何処かしら・・・?)

ほむら(くっ・・・心当たりなんてない・・・まさか、こんなイレギュラーが発生するだなんて・・・)

ほむら(・・・瞬殺が出来ないのであれば・・・まどかとこれ以上離れるべきではない・・・)

ほむら(・・・今日は一先ず、帰りましょう・・・)


ほむら「・・・電気が、点いている」

ほむら「・・・どうして・・・」

まどか「・・・お帰り、ほむら」

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 12:46:30.51 hEDVsxLs0
ほむら「まどか・・・」

ほむら「あの、これは・・・!」

まどか「いい・・・疲れているだろう・・・休め、コーヒーを淹れた」

ほむら「・・・ありがとう」

ほむら「・・・いただきます」

ほむら「・・・美味しい」

まどか「良かった。・・・コーヒー牛乳ではなくコーヒーを飲めば、魔法少女になれるのだろうか・・・?」

ほむら「・・・それは、関係ないわ・・・」

まどか「・・・そうか」

ほむら「・・・ねぇ、まどか」

まどか「・・・なんだ?」

166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 12:51:06.59 hEDVsxLs0
ほむら「・・・貴方は、どうしてそんなに魔法少女になりたがるの?」

まどか「・・・解からない」

ほむら「・・・いつもみたいに、返さないのね」

まどか「・・・わたしは魔法少女ではない」

ほむら「・・・どうしたの?何か、嫌な夢でも見た?」

まどか「・・・わたしは、魔法少女にはなれない・・・」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・お願い、魔法少女には、絶対にならないで」

まどか「・・・」

ほむら「貴方が魔法少女になれば、そのとき貴方は魔女になる。だから、絶対に魔法少女にはならないで」

ほむら「いえ―私が、させないわ」

まどか「・・・そうか」

まどか「ほむら」

ほむら「・・・何?」

まどか「・・・今まで、世話になった。明日、此処を出る」

167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 12:59:55.40 hEDVsxLs0
ほむら「―」

まどか「・・・今まで、わたしの我侭に付き合わせ、本当に迷惑を掛けた」

ほむら「―そう。帰ってしまうのね」

まどか「・・・あぁ。魔法少女になれないわたしがほむらの傍に居ても、迷惑をかけるだけだ」

ほむら「―私は、一度も貴方を迷惑だなんて思ったことない!」

まどか「・・・ありがとう」

ほむら「―どうしても、出て行くの?」

ほむら「私が、傍に居てと言っても?」

まどか「・・・嘘だ」

ほむら「え・・・?」

まどか「・・・嘘なんだ。お前の傍に居て、お前に迷惑を掛けるからなどというのは建前に過ぎない・・・。
本当は・・・魔法少女であるお前の傍に居るのが・・・辛い。お前が苦しんでいるとき、傷付いてるときに何も出来ない・・・
―いや―それも建前だ―何よりも、わたしではない誰かが魔法少女として活躍するのを指を咥えて見ているのが・・・
それが・・・わたしはたまらなく嫌なんだ・・・だから、お前の傍から離れる。すまない・・・どうしようもなく、わたしは
弱くて・・・すまない・・・ほむら・・・」

168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 13:05:04.46 hEDVsxLs0
ほむら「・・・そう」

まどか「・・・あぁ」

ほむら「・・・だから、朝もさやかに・・・」

まどか「・・・そうだ」

ほむら「・・・そう・・・それじゃぁ、仕方ないわね」

まどか「・・・すまない、ほむら」

ほむら「謝らなくて良いわ・・・私には、一体、何を責めれば良いのか解からないから・・・」

まどか「・・・」

ほむら「・・・ねぇ、まどか」

まどか「・・・なんだ?」

ほむら「・・・そろそろ、寝ましょうか」

169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 13:07:59.60 hEDVsxLs0
そろそろバイトに行くんで此処で終わります
本当に碌な伏線なしで申し訳ない。
あんまり無理しないで、落としてくださって結構です
読んでくれた人、保守してくれた人ありがとう!

170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 13:11:39.28 6Q/NvcUz0
乙っちまどまど

まぁ保守するけど

171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 13:30:28.71 hEDVsxLs0
そうか・・・ありがとう・・・

とりあえず行く前にセルフ保守

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 13:32:11.13 B0gY4UbP0
ホムンザム

173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 13:47:33.96 6Q/NvcUz0
保守

174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 14:12:09.87 97qNj4zp0
保守

175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 14:33:42.12 97qNj4zp0
保守

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 14:54:12.90 97qNj4zp0
保守

177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 15:15:44.75 97qNj4zp0
保守

178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 15:36:17.00 97qNj4zp0
保守

179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 15:55:46.06 97qNj4zp0
保守

180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 16:13:12.08 97qNj4zp0
保守

181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 16:30:43.83 97qNj4zp0
保守

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 16:50:15.61 97qNj4zp0
保守

183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 17:04:48.27 /p9TIZxA0
abunaissu

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 17:20:02.22 97qNj4zp0
保守

185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 17:35:28.28 97qNj4zp0
保守

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 17:41:17.19 P6JKD2qY0
保守

187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 17:59:48.84 97qNj4zp0
保守

188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 18:16:17.04 97qNj4zp0
保守

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 18:34:51.72 97qNj4zp0
保守

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 18:49:20.51 97qNj4zp0
保守

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 19:03:45.30 97qNj4zp0
保守

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 19:12:22.99 DLh4rqGFi
保守

193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 19:21:06.31 DLh4rqGFi
保守

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 19:31:47.88 DLh4rqGFi
保守

195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 19:48:25.53 97qNj4zp0
保守

196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 20:01:34.37 DLh4rqGFi
保守

197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 20:08:50.40 7LABY0kR0
ガンダムXかと思った

198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 20:15:11.04 DLh4rqGFi
保守

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 20:23:02.00 DLh4rqGFi
保守

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 20:34:21.74 V5PvUTTK0
保守

201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 20:35:33.77 97qNj4zp0
保守

202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 20:41:42.66 6Q/NvcUz0
保守

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 20:50:12.52 6Q/NvcUz0
保守

204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 21:00:38.81 97qNj4zp0
保守

205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 21:09:22.35 6Q/NvcUz0
保守

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 21:17:05.51 6Q/NvcUz0
保守

207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 21:24:30.94 6Q/NvcUz0
保守

208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 21:34:41.21 6Q/NvcUz0
保守

209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 21:44:01.06 6Q/NvcUz0
保守

210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 21:53:00.38 97qNj4zp0
保守

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:00:53.46 6Q/NvcUz0
そろそろかな?

212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:04:08.51 V5PvUTTK0
保守

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:09:45.00 97qNj4zp0
保守

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:16:48.53 6Q/NvcUz0
保守

215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:25:51.53 97qNj4zp0
保守

216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:34:24.23 97qNj4zp0
保守

217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:42:54.18 97qNj4zp0
保守

218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:50:41.15 6Q/NvcUz0
保守

219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 22:59:58.90 97qNj4zp0
保守

220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:00:26.76 wF6mrvPm0
明日休みなんで、いけるところまでいきます
本当にありがとう

221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:01:08.05 6Q/NvcUz0
よっしゃ
支援やな

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:08:41.91 V5PvUTTK0
来い、ガンダーーーム!

223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:09:55.47 97qNj4zp0
保守

224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:19:38.32 wF6mrvPm0
ほむら「・・・」

まどか「・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・ほむら」

ほむら「・・・何、まどか」

まどか「・・・眠たいか?」

ほむら「・・・さぁ。そういうの、もう解からないから。
ただ、惰性を牽引して従事することが出来ているというだけ。
眠ることは出来る。だけどその行為に、有機的価値を見出すことは出来ない」

まどか「・・・珍しく、よく喋るな」

ほむら「以前の私はこうだったわ。寧ろ、今まで気後れしたいた私が、おかしかったのよ」

ほむら「必要最低限なことを捲くし立て、質疑応答では常に優位を維持していた。そうすることで、相手に恐怖を与え、
支配しようとしていたのかもね。でも、あれが正解だったかは解からない・・・だって彼女はいつだって、私の意に反し続けたから」

225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:26:27.75 6Q/NvcUz0
保守

226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:36:10.61 6Q/NvcUz0
保守

227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:39:07.28 wF6mrvPm0
まどか「・・・ならば、お前は失敗し続けてきたのだな」

ほむら「・・・そうね。そう。何度も何度も失敗した。どれだけ繰り返しても私は彼女を救えなかった。
いつだって粉骨砕身で臨んでいたはずなのに・・・奴を、倒せなかった」

まどか「・・・ワルプルギスの、夜、か」

ほむら「・・・まどか。どうして、貴方がワルプルギスの夜のことを知っているの?それに、魔法少女のことも、
インキュベータを忌憚するのも・・・どうして?」

まどか「・・・解からない。ただ、知っているんだ。ワルプルギスの夜がどれほどの脅威か、インキュベータが
凶悪であるのか。・・・お前がワルプルギスの夜には一人で勝てないことも、インキュベータと契約したところで、
わたしの願いが成就することがないことも、わたしは知っている」

ほむら「・・・そうね。私も、それを知っているわ。そして全てを理解している身からすれば、
その直感は最早天啓よ。・・・貴方はインキュベータと契約するべきではない」

まどか「しかし矛盾だ。・・・お前一人では、ワルプルギスの夜には勝てないのだから」

ほむら「矛盾なんて、してないわよ。・・・この世界には、私に協力的なさやかが居る。
少し面倒だけれど、杏子が居る。仮想敵に仕立て上げられたけれど、流石に未曾有の危機とも
なれば、巴マミだってそちらを優先してくれるでしょう。それに、望んで孤立している彼女であれば、
その前に世界観を破壊されたことに絶望することもない・・・このメンバーなら、ワルプルギスの夜に、勝てる」

228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:47:14.87 6Q/NvcUz0
保守

229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:54:01.72 wF6mrvPm0
まどか「・・・まるで、そうではない彼女達と出会ったような口振りだな」

ほむら「・・・えぇ」

まどか「わたしとは違うわたしにも、出会ったことがあるのか?」

ほむら「・・・」

まどか「・・・良ければ、わたしの話を聞かせてはくれないか?」

ほむら「・・・どうして?」

まどか「・・・眠れないからだ」

ほむら「・・・」

ほむら「その必要はないわ」

230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/09 23:59:47.33 wF6mrvPm0
ほむら「そんなこと、話したって仕方がないもの」

まどか「・・・何故だ?」

ほむら「どうしてもよ」

まどか「・・・そうか」

ほむら「・・・私のすることはいつだって変わらない。ただ、貴方を護り抜く。それだけ」

まどか「・・・」

ほむら「貴方は、私に護られていれば良い。解かったかしら?」

まどか「・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・」

ほむら「・・・返事は?」

まどか「・・・」

まどか「おやすみ」

231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 00:08:25.86 A2u/T+w90
保守

232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 00:17:57.72 A2u/T+w90
保守

233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 00:28:30.97 A2u/T+w90
保守

234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 00:36:46.66 A2u/T+w90
なんか寝ちったようだな(笑)
まあ私は保守し続けるだけだが。

235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 00:37:24.45 U7s/pPtK0
 朝起きると、ほむらの隣にまどかの姿はなかった。おもむろにそちらへ寝転ぶと、彼女の寝ていただろう場所から、温もりは消え去っているけれど、
ほのかに香りがするような気がした。
 
 周りを見渡せば、まどかが持ってきた少ない宿泊道具の一切も消えていた。ほむらは台所に着いて、
水道水をやかんにお湯を掛けたけれど、緑茶の在り処がわからない。そういえば、コーヒーはともかくお茶の管理はそれを導入した
まどかがしていた。身近なコーヒーで我慢すれば良いだろうが、余り物で繕う朝食は和風なので、緑茶を飲みたい。苦心して見つけたそれは、
コーヒー豆の袋の後ろにひっそりと隠れていた、衣装のない緑色の筒に入っていた。
朝食を一人で作るのも久しぶりだった。少し焦がした玉子焼きは、苦く、味気なかった。砂糖を入れるの忘れていた。
玉子焼きを作るのは、まどかだったからいつの間にか下拵えの手順を忘れてしまっていたのだ。試しに砂糖を振り掛けて
みたが、砂糖はじゃりじゃりと音を立ててすぐに消え去り、口の中には苦味のある卵焼きだけが残った。
まどかが作ったのなら、文句を言いながらでも、すぐに食べ終えることが出来たただろうに。噛むのが鬱陶しい。
手を付けていない味噌汁を鍋に戻し、置きっぱなしの急須を見て、コップを取ると、ぬるくなった緑茶を一気に飲み干した。
緑茶を飲むのはほむらにとって、いつの間にかお気に入りになっていたのだけど、あまり美味しくなかったのは、
きっとぬるいからだろう。

 洗面所に二本並んだ歯ブラシ。ピンクがまどかで紫がほむらのものだ。彼女が自宅に荷物を取りに行く前に薬局で二人で買ったもの。
これだけは忘れていってしまったのか。良い。もしも今後彼女がこの家に訪れることがあれば、必要となるだろう。とっておこう。

 ほむらは溜め息を吐くと、物置きに近寄って必要な物を取り出し始めた。戦いの前に、念の為、武器を製造するためにだ。ダイバーシティに
していたはずなのにバラエティとなっている物置を漁り、材料を探し始めた。

236:修正
11/07/10 00:38:46.76 U7s/pPtK0
 朝起きると、ほむらの隣にまどかの姿はなかった。おもむろにそちらへ寝転ぶと、彼女の寝ていただろう場所から、温もりは消え去っているけれど、
ほのかに香りがするような気がした。
 
 周りを見渡せば、まどかが持ってきた少ない宿泊道具の一切も消えていた。ほむらは台所に着いて、
水道水の入ったやかんに火に掛けたけれど、緑茶の在り処がわからない。そういえば、コーヒーはともかくお茶の管理はそれを導入した
まどかがしていた。身近なコーヒーで我慢すれば良いだろうが、余り物で繕う朝食は和風なので、緑茶を飲みたい。苦心して見つけたそれは、
コーヒー豆の袋の後ろにひっそりと隠れていた、衣装のない緑色の筒に入っていた。
朝食を一人で作るのも久しぶりだった。少し焦がした玉子焼きは、苦く、味気なかった。砂糖を入れるの忘れていた。
玉子焼きを作るのは、まどかだったからいつの間にか下拵えの手順を忘れてしまっていたのだ。試しに砂糖を振り掛けて
みたが、砂糖はじゃりじゃりと音を立ててすぐに消え去り、口の中には苦味のある卵焼きだけが残った。
まどかが作ったのなら、文句を言いながらでも、すぐに食べ終えることが出来たただろうに。噛むのが鬱陶しい。
手を付けていない味噌汁を鍋に戻し、置きっぱなしの急須を見て、コップを取ると、ぬるくなった緑茶を一気に飲み干した。
緑茶を飲むのはほむらにとって、いつの間にかお気に入りになっていたのだけど、あまり美味しくなかったのは、
きっとぬるいからだろう。

 洗面所に二本並んだ歯ブラシ。ピンクがまどかで紫がほむらのものだ。彼女が自宅に荷物を取りに行く前に薬局で二人で買ったもの。
これだけは忘れていってしまったのか。良い。もしも今後彼女がこの家に訪れることがあれば、必要となるだろう。とっておこう。

 ほむらは溜め息を吐くと、物置きに近寄って必要な物を取り出し始めた。戦いの前に、念の為、武器を製造するためにだ。ダイバーシティに
していたはずなのにバラエティとなっている物置を漁り、材料を探し始めた。

237:修正の修正
11/07/10 00:39:01.80 U7s/pPtK0
 朝起きると、ほむらの隣にまどかの姿はなかった。おもむろにそちらへ寝転ぶと、彼女の寝ていただろう場所から、温もりは消え去っているけれど、
ほのかに香りがするような気がした。
 
 周りを見渡せば、まどかが持ってきた少ない宿泊道具の一切も消えていた。ほむらは台所に着いて、
水道水の入ったやかんに火を掛けたけれど、緑茶の在り処がわからない。そういえば、コーヒーはともかくお茶の管理はそれを導入した
まどかがしていた。身近なコーヒーで我慢すれば良いだろうが、余り物で繕う朝食は和風なので、緑茶を飲みたい。苦心して見つけたそれは、
コーヒー豆の袋の後ろにひっそりと隠れていた、衣装のない緑色の筒に入っていた。
朝食を一人で作るのも久しぶりだった。少し焦がした玉子焼きは、苦く、味気なかった。砂糖を入れるの忘れていた。
玉子焼きを作るのは、まどかだったからいつの間にか下拵えの手順を忘れてしまっていたのだ。試しに砂糖を振り掛けて
みたが、砂糖はじゃりじゃりと音を立ててすぐに消え去り、口の中には苦味のある卵焼きだけが残った。
まどかが作ったのなら、文句を言いながらでも、すぐに食べ終えることが出来たただろうに。噛むのが鬱陶しい。
手を付けていない味噌汁を鍋に戻し、置きっぱなしの急須を見て、コップを取ると、ぬるくなった緑茶を一気に飲み干した。
緑茶を飲むのはほむらにとって、いつの間にかお気に入りになっていたのだけど、あまり美味しくなかったのは、
きっとぬるいからだろう。

 洗面所に二本並んだ歯ブラシ。ピンクがまどかで紫がほむらのものだ。彼女が自宅に荷物を取りに行く前に薬局で二人で買ったもの。
これだけは忘れていってしまったのか。良い。もしも今後彼女がこの家に訪れることがあれば、必要となるだろう。とっておこう。

 ほむらは溜め息を吐くと、物置きに近寄って必要な物を取り出し始めた。戦いの前に、念の為、武器を製造するためにだ。ダイバーシティに
していたはずなのにバラエティとなっている物置を漁り、材料を探し始めた。

238: 忍法帖【Lv=24,xxxPT】
11/07/10 00:40:42.97 n3o8q2290
何が起きたってばよ

239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 00:43:07.75 aFN8KHoP0
ぬぅ

240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 00:44:29.14 A2u/T+w90
眠いだろ
疲れてるんだったら寝ろ。

241:あー、これ>>237の前として読んでください
11/07/10 00:46:22.33 U7s/pPtK0
杏子「・・・ん」

さやか「・・・あ、起きた?」

杏子「―なっ、さやか!?」

さやか「何よ、つかそれ以上あたしにちかよんなよ、頼むから離れていて。そっから動かないで」

杏子「全く、連れないなぁさやかは!はっはっはっは!」

さやか「・・・元気だなぁ」

杏子「しかし、そうか・・・生きていたか・・・」

杏子「あのとき、確実に死んだと思ったのだが・・・」

さやか「あ―うん、まぁ・・・運が良かったんだよ、運がさ」

杏子「―まさか、さやか・・・お前があたしを?」

さやか「え?あっ、さ、さぁ?ど、どーだったかなぁ・・・たはは・・・」

杏子「―とんだ茶番だ」

さやか「え?」

242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 00:52:43.40 ybqR5ZT10
混乱がおきてるようだが寝てから書いたらいいと思うよ

243:あー、これ>>237の前として読んでください
11/07/10 01:01:53.41 U7s/pPtK0
杏子「興が冷めた・・・今宵は帰らせてもらう。・・・礼は言わんぞ、さやか」

さやか「は、はぁ?あんた何、いきなりキレて―」

杏子「覚えておけ、さやか。今度あたしと君が出会いしとき、それは虚実生死の境だということを。
その折りに、本日のような恥辱をあたしに受けさせるのだけは止めて頂きたい。尤も、そのとき勝利を修めるのは、
あたしだが」

さやか「だ・か・ら!あたしにそんな気はないって!」

杏子「ふっ。君に無かろうと、あたしにはあるのだよ。あたしが刃を向ければ、君とて受けざるを得ないだろうさ」

さやか「五月蝿い!全力で逃げてやる!」

杏子「奈落の其処まで追いかけるさ。あたしはしつこくて、諦めが悪い。俗に言う人に嫌われるタイプだ!」

さやか「偉そうに言うな!良いからお前、もう帰れよ!」

杏子「・・・では、熟知していてくれ、さやか」

さやか「たくっ・・・」

さやか「・・・お礼を言ってほしくて、治したわけじゃないけど・・・」

さやか「・・・はぁ。あんな奴に何を期待してたんだろ、あたし」

244:じゃぁ今日はやめときます。これ、一応
11/07/10 01:04:21.20 U7s/pPtK0
 朝起きると、ほむらの隣にまどかの姿はなかった。おもむろにそちらへ寝転ぶと、彼女の寝ていただろう場所から、温もりは消え去っているけれど、
ほのかに香りがするような気がした。
 
 周りを見渡せば、まどかが持ってきた少ない宿泊道具の一切も消えていた。ほむらは台所に着いて、
水道水の入ったやかんに火を掛けたけれど、緑茶の在り処がわからない。そういえば、コーヒーはともかくお茶の管理はそれを導入した
まどかがしていた。身近なコーヒーで我慢すれば良いだろうが、余り物で繕う朝食は和風なので、緑茶を飲みたい。苦心して見つけたそれは、
コーヒー豆の袋の後ろにひっそりと隠れていた、衣装のない緑色の筒に入っていた。
朝食を一人で作るのも久しぶりだった。少し焦がした玉子焼きは、苦く、味気なかった。砂糖を入れるの忘れていた。
玉子焼きを作るのは、まどかだったからいつの間にか下拵えの手順を忘れてしまっていたのだ。試しに砂糖を振り掛けて
みたが、砂糖はじゃりじゃりと音を立ててすぐに消え去り、口の中には苦味のある卵焼きだけが残った。
まどかが作ったのなら、文句を言いながらでも、すぐに食べ終えることが出来たただろうに。噛むのが鬱陶しい。
手を付けていない味噌汁を鍋に戻し、置きっぱなしの急須を見て、コップを取ると、ぬるくなった緑茶を一気に飲み干した。
緑茶を飲むのはほむらにとって、いつの間にかお気に入りになっていたのだけど、あまり美味しくなかったのは、
きっとぬるいからだろう。

 洗面所に二本並んだ歯ブラシ。ピンクがまどかで紫がほむらのものだ。彼女が自宅に荷物を取りに行く前に薬局で二人で買ったもの。
これだけは忘れていってしまったのか。良い。もしも今後彼女がこの家に訪れることがあれば、必要となるだろう。とっておこう。

 ほむらは溜め息を吐くと、物置きに近寄って必要な物を取り出し始めた。戦いの前に、念の為、武器を製造するためにだ。ダイバーシティに
していたはずなのにバラエティとなっている物置を漁り、材料を探し始めた。


>>235‐237は忘れてください・・・

245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 01:07:03.17 aFN8KHoP0
乙っちまどまど
もう保守は頼んだぜ……

246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 01:18:35.56 ybqR5ZT10
わたしが保守だ

247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 01:30:43.20 A2u/T+w90
保守

248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 01:46:54.65 A2u/T+w90
保守

249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 02:07:52.13 A2u/T+w90
保守

250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 02:28:30.51 A2u/T+w90
保守

251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 02:54:19.78 A2u/T+w90
保守

252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 03:22:09.89 A2u/T+w90
保守

253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 03:56:13.32 A2u/T+w90
保守

254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 04:16:45.26 A2u/T+w90
保守

255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 05:04:00.64 A2u/T+w90
保守

256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 05:24:51.24 A2u/T+w90
保守

257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 05:37:24.57 zOFzV9sF0


258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 06:25:09.08 XkvUcVH70
ほむ

259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 07:32:06.44 A2u/T+w90
保守

260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 07:52:43.52 Rz2KpShW0


261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 08:34:42.27 A2u/T+w90
保守

262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 09:04:31.75 A2u/T+w90
保守

263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 09:25:35.66 vYqChc+f0
>>244
これなんてもう恋なんてしないなんて

保守

264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 09:48:03.97 bnVgCtNr0
保守

265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 09:48:41.04 A2u/T+w90
保守

266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 09:57:13.83 A2u/T+w90
保守

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 10:15:47.08 A2u/T+w90
保守

268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 10:35:19.10 A2u/T+w90
保守

269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 10:54:48.48 A2u/T+w90
保守

270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 11:13:27.91 A2u/T+w90
保守

271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 11:30:54.64 A2u/T+w90
保守

272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 11:31:04.04 U7s/pPtK0
ご苦労様です・・・もうなんてお礼を言ったら良いか・・・

273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 11:40:40.50 U7s/pPtK0
仁美「おはようございます」

さやか「おっすー・・・」

仁美「・・・どうしました?今日はいつもより元気が無いように見えますが・・・」

さやか「え?あぁいや、ちょっと疲れてるだけだよ・・・昨日色々としていたらねぇ・・・」

仁美「まぁ・・・夜更かしは乙女の大敵ですわよ?」

さやか「わーてるって」

仁美「なら良いのですが・・・あっ、まどかさん」

さやか「ん?おうまどかー―」

さやか「ありゃ?」

まどか「待たせた」

仁美「いいえ、わたくしたちも今来たところですの・・・」

まどか「そうか」

さやか「―ねぇ、まどか。あんた―ほむらと一緒じゃないの?」

まどか「あぁ。今日から自宅から通う。ほむらは・・・時期に来るだろう」


274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 11:42:37.04 dFGO1tgG0
シスター・ブシドー

275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 11:43:35.44 U7s/pPtK0
さやか「そりゃぁ一体どういう風の吹き回しが・・・」

まどか「・・・」

さやか「・・・まぁ、別に喧嘩したとかじゃ、ないんだよね?」

まどか「あぁ」

さやか「なら、別に穿鑿するようなことじゃないっか」

まどか「ありがとう」

さやか「いや、こんなことで感謝されても困るから!」

仁美「では・・・もうしばらく、ほむらさんをお待ちしましょうか」

さやか「さんせーい」

まどか「あぁ」

276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 11:47:50.41 aFN8KHoP0
おーきたきた
支援やな

277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 11:56:03.72 U7s/pPtK0
ほむら「あの二人の討伐―巴マミの協力は仰げそうにない・・・聞く耳を持ってもらえないでしょうから・・・」

ほむら「・・・それなら、杏子は・・・」

ほむら「・・・此処に、居てくれると良いのだけど」


ほむら「・・・教会、なのは変わらないのね。あの口調から寺院にでも変わっているかと
思っていたのだけれど・・・」

杏子「―」

ほむら「え・・・どうして教卓の上で座禅・・・?」

杏子(瞑目)「―此処に客人とは、久しいな―何の用かな―此処には狂気の灰燼
くらいしか、残っては無いのだが」

ほむら「・・・力を貸してほしい」

杏子(瞑目)「―その声―いつぞやさやかと共に居た少女―」

ほむら「私の名前は暁美ほむら・・・貴方と同じ、魔法少女よ」

杏子(瞑目)「―敢えて言われるまでもない。―熟知している―」

278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 12:05:39.30 U7s/pPtK0
杏子(瞑目)「―では、ほむら。早々に踵を返し給え」

ほむら「・・・」

杏子(瞑目)「生憎と―あたしの頭と胸はさやかへの想いで横溢しているのでね。
他のことに感興を抱く間隙などないのだよ」

ほむら「・・・さやかは、貴方に愛情を抱くことはないと思うわ」

杏子(瞑目)「―熟知している。―多少強引でなければ、さやかは口説けんさ」

ほむら「人の話を聞かない人なのね・・・」

杏子「それほどまでに、さやかが魅力的な戦士だという事だよ。まったく、いじらしくて構わん。
まるで飼いならされた子猫だ。此方が愛情を呈しても、彼女はあたしに相応してはくれない」

ほむら「・・・それじゃぁ、私は行くわ」

杏子「あぁ。茶の一つも用意せず誠に申し訳なかったな、暁美何某」

ほむら「・・・いいえ、ただ、最後に警告しておく。・・・黒い魔法少女と白い魔法少女に気を付けて」

279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 12:15:42.57 U7s/pPtK0
ほむら「黒い魔法少女が呉キリカ―相手の速度を削ぐ魔法を使える。それと鋭利な鉤爪を用いて、
今、魔法少女を狩りまわっているわ。
そして白い魔法少女は美国織莉子。それが呉キリカの飼い主よ。
それと、呉キリカに関してだけど・・・昨晩、貴方とさやかを襲ったのは彼女よ」

杏子「・・・随分と、跡の多い客人だ」

ほむら「私はこれから二人を討伐する。出来れば貴方の協力を得たかったのだけれど・・・」

杏子「―気が変わった。そうとなれば、この佐倉杏子。馳せ参じることを厭いはしない。
如何様な腹積もりか知らんが、同胞を亡き者にしただけではなく、あたしとさやかのロマンスに水を差した
ことの報い、受けてもらうとしよう」

ほむら「そう・・・なら・・・!」

杏子「尤もほむらよ。あたしとお前は互いに魔法少女だ。連携もないだろう」

ほむら「・・・えぇ、解かっている」

杏子「それから、あたしが狙うのは呉キリカだということを敢えて言わせてもらう。
此方の戦いに手出しは無用だ」

ほむら「・・・了解したわ」

280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 12:26:37.81 U7s/pPtK0
杏子「二人の根城は?」

ほむら「・・・解からない。だから、総当り戦。とにかく片っ端から街中を調べる。
明るいところも、暗いところも全部。確実に、奴らは見滝原市内に居るだろうから」

杏子「その落ち着きとは裏腹に、随分と粗暴な戦術なのだな。何、嫌いではないよ」

杏子「―では、あたしは暗所を引き受けるとしよう。白日のもとは君に―」


マミ「暁美ほむら!見つけたわよ!!」

ほむら「また・・・」

杏子「面倒なのが・・・」

ほむら「・・・初めて意見が合ったわね」

マミ「!?佐倉杏子、どうして貴方が暁美ほむらと・・・!?」

杏子「マミ、今君と遊んでいる時間はない―我々は惨劇に終止符を打つという大義を真っ当するのだ。
どうか邪魔立てしないで頂きたい」

281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 12:39:07.12 aFN8KHoP0
出かける前支援

282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 12:50:46.27 U7s/pPtK0
ほむら「―いえ、どうか貴方も!」

マミ「・・・そういうことだったのね・・・佐倉杏子・・・あなたを信じたわたしが
愚かだったというわけ・・・まさか、貴方も共犯だったなんてね・・・」

ほむら「待って、話を!」

マミ「―黙りなさい。これ以上ユグドラシエルの崇高な計画を妨害するのであれば、
容赦はしないわ」

杏子「こうなっては仕方がない―」

 対峙するのは、住宅の屋根。隣の家の上に立ったマミがマスケット銃を出現させたように、杏子も槍を出現させた。

ほむら「くっ・・・!」

杏子「―無用だ、ほむら。君は魔法少女捜しに専念してくれたまえ。―こちらの諌めに耳を傾けない
頑迷を割り次第、あたしは予定通り暗所に向かう」

ほむら「―解かった。それじゃぁ、呉キリカを見つけたら、貴方にテレパシーを送る。それじゃぁ」

杏子「応」

マミ「なっ、消えた・・・?」

杏子「ふっ。本当に―謎の多い少女だ」

マミ「―巴マミ、目標は佐倉杏子―破砕する」

杏子「佐倉杏子―巴マミ。いざ、尋常に、勝負!!」

283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 12:58:10.99 U7s/pPtK0
キリカ「おりこ」

おりこ「やはり・・・予知通りね」

キリカ「泣いているのかい、おりこ」

おりこ「そうね。でも、人間は悲しいから涙が出るのではなく、涙が出るから悲しいものなのよ」

キリカ「・・・それでも、私は君が泣いている姿を見るのは、悲しいよ」

おりこ「ごめんなさい、キリカ・・・もう大丈夫よ。貴方が傍に居てくれる限り、わたしは
悲しみに溺れたりはしないわ」

キリカ「良かった。おりこにはやはり、笑顔が似合うよ。君の笑顔を見ると、私まで笑顔になれるんだ」

おりこ「わたしもそうよ」

キリカ「ふふっ。私たちは御似合いだね、おりこ」

おりこ「そうね。貴方が居なかったら・・・わたしはきっと、既に壊れてしまっていたでしょうね」

284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:04:34.92 U7s/pPtK0
キリカ「だったら私も同じさ!寧ろ私は、君がいなければ何もかもを壊し尽くしていた
だろうけれどね」

おりこ「ふふっ。まるで癇癪を起こした子どもね」

キリカ「あー、また君はそうして私を子ども扱いするんだ!おりこなんかおりこなんか・・・!」

おりこ「嫌い?」

キリカ「―大っすき!!」

おりこ「わたしもよ、キリカ」

キリカ「・・・私は君の為ならどんなことだってするよ。君の望むものは、全て私がプレゼントしてあげるさ。
おりこ、どうか私の傍を、離れないでよ?もしも君が居なくなったら、私は本当に、全てを壊し尽くしてしまうだろうから」

おりこ「・・・えぇ。キリカ、わたしたちはずっと一緒よ。永遠に、二人で世界を救い続けましょう。そうして、生きて行くの」

キリカ「君がそれを望むであれば、私は君にそれを送り届けるよ、おりこ」

285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:18:46.29 A2u/T+w90
保守

286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:19:57.59 U7s/pPtK0
おりこ「ねぇ、キリカ」

キリカ「なんだい、おりこ」

おりこ「・・・ようやく、声が聞こえるようになったわ」

キリカ「声?」

おりこ「えぇ・・・崩壊した見滝原での―」

QB「崩壊した、見滝原?」

キリカ「―」

おりこ「・・・QB」

QB「それは興味深い話だね!どうして見滝原が崩壊するんだい?」

おりこ「・・・ワルプルギスの夜、でしょうね」

287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:22:30.40 U7s/pPtK0
QB「え?そうなのかい?本当にそうなのかい?でも、僕はそれはないと思うなぁ。これだけの密度を
はじき出した街が、ワルプルギスの夜に崩壊させられるとは思わないけれど」

キリカ「・・・消えろよ、お前・・・」

QB「それは酷いと思うなぁ」

キリカ「良いから、消えろよ。切り刻まれたいのか?」

QB「・・・やれやれ。それじゃぁ、おりこ、今日も魔法少女になってくれそうな少女のこと、教えてはくれないかな?」

おりこ「・・・リストはこれよ、QB」

QB「ふむふむ。うん、本当だ、どの子も魔法少女になれそうだね。ありがとう!君のおかげで、また魔法少女がこの街に増えるよ!
これなら、ワルプルギスの夜だろうと、どんな魔女が現れたってこの街は安泰だね!」

キリカ「用が済んだなら・・・出て行け」

QB「やれやれ・・・どうして君がそんなに僕を嫌うのか、訳が解からないよ」ザシュ

おりこ「キリカ・・・」

キリカ「・・・どうせ死にやしないんだ、あの悪魔め・・・鬱陶しい。どうして、あんな奴に君の時間が・・・」

おりこ「・・・キリカ」

288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:25:32.01 I+Ds3u180


289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:32:44.81 U7s/pPtK0
おりこ「・・・」

キリカ「・・・」

おりこ「・・・」

キリカ「!」

おりこ「・・・?」

 突然キリカは微笑んで、紙とペンを取り、テーブルで何かを書くとそれをおりこに見せた。

キリカ『筆談をしよう。肉声やテレパシーだと、奴に盗聴されるかもしれない』

おりこ「!」

おりこ『良い考えね、キリカ』

キリカ『だろう?ところで、さっきの続きだけれど、声ってなんだい?』



290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:34:40.46 U7s/pPtK0
おりこ『どか』

キリカ「・・・どか?」

おりこ「・・・」コクン

キリカ「・・・?」コクリ

おりこ『崩壊した見滝原―いえ、終末世界の原点に残った唯一人の少女が、そう呟いたの』

キリカ「どか・・・」

おりこ「どか」

キリカ『誰かの名前だろうね』

おりこ『そうでしょうね・・・おそらく、あの魔女の元の魔法少女の・・・』

キリカ「女性名・・・どか・・・どか・・・」

キリカ『まどか』

おりこ「―キリカ!?」

291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:39:38.20 teVv6jXyO
ついにたどり着いた

292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:45:46.68 U7s/pPtK0
キリカ「お、おりこ・・・君らしくもない・・・突然立ち上がるだなんて・・・」

おりこ「違う、いえ、流石だわ、キリカ!そうよ、ま―」

キリカ「おりこ!興奮する君というのも乙なものだが、安易に口にしてはいけないよ・・・何処で溝鼠が聞き耳を立てているか・・・」

おりこ「・・・そうね。ありがとう、キリカ」

おりこ「だけど、お手柄よ。・・・もっと、詳細が解かれば良いのだけど・・・」

キリカ「鹿目まどか・・・では、ないのかな?」

おりこ「誰・・・それは・・・貴女の、知り合い?」

キリカ「昨日出会った、人間の少女だよ・・・自分は魔法少女だと言っておきながら、
魔法少女の力なんて持っていない・・・」

キリカ「ピンクの髪の」

おりこ「ピンクの・・・髪・・・」

おりこ「キリカ、ちょっと待っていて・・・もっと、もっと情報を探してみるから・・・あぁうっ!」

キリカ「おりこ!さぁ、このグリーフシードを使って!!」

おりこ「ありがとう・・・キリカ・・・」

293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 13:52:59.17 U7s/pPtK0
おりこ「違う・・・もっと前・・・もっと・・・ずっと・・・」

おりこ「・・・見付けた」

おりこ「見付けたわ、キリカ」

おりこ「・・・間違いない。鹿目まどかが、全ての元凶よ」

キリカ「おりこ・・・」

おりこ「・・・やっと、やっとわたしたちは救える・・・世界を・・・」

おりこ「そして何より・・・貴女を・・・」

おりこ「ごめんなさい・・・キリカ、今までごめんなさい・・・」

キリカ「いや、良いんだよおりこ・・・私は、君が救えるのであれば。それが、私の救いなんだ」

おりこ「キリカ・・・」

キリカ「・・・おりこ」

おりこ「・・・鹿目まどかは、わたしが仕留める」

キリカ「!?君が手を汚すことなんて!」

おりこ「いいえ・・・キリカ。これはけじめよ・・・わたしがやらなければ、ならないの」

294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 14:02:19.13 U7s/pPtK0
おりこ「鹿目まどか・・・彼女は今見滝原中学校に居る・・・」

おりこ「・・・事は、早い方が良いでしょう」

キリカ「おりこ・・・」

キリカ「おりこ、それじゃぁ私は・・・!」

おりこ「・・・キリカ、今までありがとう。貴女はゆっくり休んでいて。すぐに、帰ってくるから」

キリカ「・・・駄目だ」

キリカ「そんなの、駄目だ」

おりこ「キリカ・・・」

キリカ「私も行く。―君がけじめを付けると言うのであれば、私もそれを邪魔しようとは思わない。
それでも、もしかしたら、その終末の少女が、鹿目まどかを護ろうと君の邪魔をするかもしれない・・・」

キリカ「その時は、私が奴を狩る。魔法少女相手だけは、誰よりも多くしてきたんだ」

295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 14:07:33.38 U7s/pPtK0
ちょいと疲れたんで休憩させてください
一時間か三十分そこらで再開します

296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 14:12:05.34 bnVgCtNr0
頑張れよ!

297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 14:21:28.37 A2u/T+w90
保守

298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 14:33:47.19 A2u/T+w90
保守

299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 14:46:58.67 wyWzzMXy0
ほむ

300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 14:58:23.69 A2u/T+w90
保守

301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 15:08:42.07 A2u/T+w90
保守

302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 15:21:00.59 A2u/T+w90
保守

303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 15:27:12.94 U7s/pPtK0
マミ「・・・やはり、貴方は強敵ね」

杏子「あたしからも、賛辞を送らせてもらおう・・・さやかほど胸を打つ相手ではないが、
君は、難敵だよ」

マミ「何故・・・どうして・・・貴方が彼女に・・・!」

杏子「ふん・・・ようやく会話が出来るほどにクールダウンが済んだようだな」

マミ「いいえ・・・まだ、まだ終わっていないわ・・・!」

マミ「貴方を殺し、暁美ほむらを殺す・・・それがユグドラシエルの意思・・・わたしは、それに殉じるまで!」

杏子「ほう・・・では、何故あたしと彼女を殺す?」

マミ「だから、貴方達は!」

杏子「・・・君が捜し、そして排除しようとしているのは、魔法少女狩りの犯人なのだろう?」

マミ「だからそれは貴方達でしょうが!」

304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 15:39:31.67 A2u/T+w90
保守

305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 15:50:47.39 U7s/pPtK0
杏子「証拠はあるのか?」

マミ「・・・暁美ほむらは昨晩、民家を襲ったわ・・・これだけで充分なはずよ」

杏子「明らかに不足していると思うのだが」

マミ「なんですって・・・!」

杏子「・・・どうにもあたしには君が私怨で動いているようにしか思えないな。
ならばほむらの説明の方が納得がいく。武器、能力、現地で遺体を見た身、
そして昨晩実際にその爪牙に掛かった身としては・・・」

マミ「・・・それこそ、証拠はあるの?貴方、現に生きているじゃない!」

杏子「マミ。それから、これは信じるか信じないか、君次第だが、今回の一連の事件の頭目は美国織莉子という白い魔法少女。
そして、実際に狩りに及んでいたのは呉キリカという黒い魔法少女だ。
そのキリカというのが相手の速度を削ぐ能力、そして鋭利な鉤爪有しているらしい」

マミ「それは暁美ほむらからの情報なんでしょう・・・ふん、彼女が貴方を撹乱しようと・・・!」

杏子「信じるか信じないかは君次第だと敢えて言ったはずだ。・・・これを聞いて、尚君はやると―」

マミ「えぇ、当然よ!」

306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/07/10 15:53:54.07 U7s/pPtK0
杏子「―悪いが、どうやら君とのお遊びも終わりのようだ。御免!!」

マミ「あ!佐倉杏子!!」

杏子『ほむら、今何処にいる!!』

ほむら『杏子?今、街中だけど・・・』

杏子『近辺の建造物に昇り、見滝原中学校を視認するのだ!!』

ほむら『見滝原―中学校―』

ほむら『―え―あれは―一体―!?』


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