11/05/04 20:12:40.61 FpHuiZqE0
『鹿目まどか』…彼女が宇宙の概念となることで、全ての魔女が消え、魔法少女は魔女になることはなくなり、魔法少女が繰り出す不の連鎖は打ち切られる。
だが、私にとってその選択の代償は大きすぎた。それは、彼女の存在が消えること。
鹿目まどかは私に『またいつか会える』、『私はいつも傍にいるよ』と…そう言葉を残した。
だけど、私はそんなまどかの気持ちを裏切った。
自分が何故あんなことをしたのか今でもよく分からない。もしかしたら後悔をしているのかもしれない。
でも、不安だった。耐え切れなかった。彼女の存在が…彼女の記憶が…私から無くなってしまうことに、…それが果てしなく恐ろしかった。
そう…私は、まどかが全ての力を解き放とうとした瞬間。
私は時を戻した…。一ヶ月前に。