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尾田栄一郎
「期待されているのは感動作だろうと思って書いたけど、『狙って』感動させるなんてイヤな感じがして」
ソース 朝日新聞 2009年11月21日 尾田栄一郎(ONE PIECE)インタビュー
今週は掲載順気にする方驚くかと思いますが僕が原稿遅れたせいです。失礼!!<栄一郎>
(ワンピースの掲載順位が真ん中くらいだった号の巻末コメント)
ソース 2008年 週刊少年ジャンプ46号
尾田栄一郎
「今回、「感動」についてよく考えたんです。映画館に行ったら、
「もう泣けないと良い映画じゃない」というような。最初は、僕の名前が出た時に世間に期待されるものを出そうと思って、
実は感動ものを用意してたんですが、実は原作でも、感動ものっていうのは、
読者を感動させようと思って書くことって絶対にないんです。キャラクターが動き出した時に、
自分でちょっと手を貸して演出を加えることで、それを一つの感動的な話に仕上げることはあるんだけど、
感動話を書こうと思って書いたことは一度もないんです。
「人が死ねばそれを感動と呼ぶ」っていう風潮もありますよね。
僕はそれを「葬式」と呼んでいるんですけど。やっぱり「泣ければいい」というわけじゃないんです。
自分の好きな映画を思い返してしると、ベスト5に「感動映画」なんて一本も入っていないんです。
僕はカッコいい映画が好きだし、少年漫画家だし、じゃあ少年に向けて一番好きなもの描けばいいと思ったんですね。
じゃあ、もうテーマは「興奮」にしようと。」
ソース Switch 2009年 12月号 尾田栄一郎×桜井和寿 対談