11/01/22 19:39:34 yORSd2tZ
「敷居が高い」は、コンピューター関連記事などで、矢鱈と「レベルが高く自分には手が届かない」という意味で使われている。もう本当にこれは多い。
更に、この誤用から「敷居を下げる」といった新たな誤用も生まれている。
「Linux 導入の敷居を下げる」だとか「WEB2.0 の敷居を下げる」だとか「参加しやすいように敷居を下げよう」だとか。
勿論、時の流れの中で、或る言葉が本来の意味と違う別の意味を持つことはよくあることだ。
「言葉は生き物」というのは、よく言われることで、それは分かる。
しかし、大体からして、「レベルが高く自分には手が届かない」の意味で使うのは、「ハードルが高い」と似ているために混同して使っているものだ。
「言葉は生き物」といっても、こういう「よく知らない言葉を知ったかぶりで使って間違えたような恥ずかしい例」が定着するのはどうなんだろう。
また、「ハードルが高い」や「二の足を踏む」のような正しい言葉が他にあるのに、同じ意味のことを誤用で無理に伝えようとする必要もなかろうと思う。
ついでに下記も一度読んでおくことをオススメする。
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