10/11/14 11:18:47 6vihXQ8D
URLリンク(support.microsoft.com) の問題解説を意訳
NTFSはMFT以外にもファイル末尾でRMWが発生する非アロケーションサイズ書き込みをしているのか
問題1: 論理4096のドライブを新たに装着して起動するとESENT(Extensible Storage Engine API)がエラーを吐く
ESENTに依存しているWindows Update, Active Directory, Windows Desktop Search, certification authority (CA)などのサービスが
再起動を要求するなど不都合が起こることがある
対処: このhotfixを適用してEsent.sysを更新
注意: 更新されたEsent.sysは512,4096以外の論理セクタサイズのドライブをつなぐと従来同様エラーを吐く
問題2: 小さなファイルを大量に書き出すとパフォーマンス劣化する
NTFSは最初からラージセクタ対応で設計されているが、物理セクタサイズを調べずに論理セクタサイズと同じであると仮定して動作しているため、
ファイルの終端に書き込み(BufferdWrite)をする際に物理セクタ境界を意識せず書き込むのでReadModifyWriteが発生する
注意: このhotfixはドライバとディスクの両方が正しい物理セクタサイズを報告することに依存し、論理512/物理(512,4096)に対応。それ以外は知らん
問題3: Win7無印にはUSBストレージドライバに論理/物理セクタサイズを取得する機能がないため問題2で解消された正しいAligned Writesができない
このhotfix適用でUSBStorドライバ(Usbstor.sys)が IOCTL_STORAGE_QUERY_PROPERTYリクエストをサポートするよう更新される
問題4: 多くのコントローラ製品で採用されているストレージドライバモデルStorportに論理/物理セクタサイズを取得する仕組みがない
このhotfix適用で Storportドライバ(Storport.sys)がIOCTL_STORAGE_QUERY_PROPERTYリクエストをサポートするよう更新される
注意: このリクエストは SCSI SBC3 READ_CAPACITY(16)コマンドに変換される
Storportモデルのminiportドライバは SBC3 READ_CAPACITY(16)コマンドをサポートしなければならない
さらにdiskドライブはこのコマンドを通してセクタサイズを正しく報告しなければならない
問題5: 多くのストレージドライバは問題4への対策が行われていない
このhotfix適用で以下のドライバが更新される
IaStorV.sys Amdsata.sys Nvraid.sys Nvsata.sys