10/09/17 21:05:22 asXcU6sF
電圧変更中 VSSlamTime[us]だけCPUの動作止めるよ、
だからその間にVRMは電圧安定させてCPUに供給してね、って感じ。
その止める時間の目安が0.4us/mV
P0-Pminまでの電圧差が500mVならVSSlamTimeの推奨値は200us
P0-Pminまでの電圧さが200mVなら同80us
もちろんVRMの性能次第で短くしてもいいし、より長い時間が必要な場合もある。
VSSlamTimeが大きいほど時間に余裕ができて動作は安定するが、
頻繁にP-Stateが変動する状態だとCPU止める時間が長くなって遅くなる。
逆にVSSlamTimeを小さくすればP-State変動時のロスタイムは減るけれど、
VRMが追いつかなければ誤動作する危険が増える。
要するに
P0 4.0GHz1.5V、P4 800MHz 0.6Vなんて設定よりも
P0 3.0GHz1.2V、P4 800GHz 1.0Vとしたほうが、P-State変動時のロスタイムが短い。
Phenomのデフォルト電圧が高めなのはこのロスタイム対策でもあるんダナ。
サーマルガイド見れば標準のP0 - Pmin電圧差はおおよそ0.2V以内に収まってるのがわかるはず。