10/11/26 11:12:06 JsF9y2+4
>>732
> 読み込み時も書き込み時もヘッドには電気が通電され電磁石には磁場が発生しています
読み込み時にはプラッタ上の磁性体は磁化されない。
読み込み時にはプラッタ上の磁性体からの磁場によってヘッド上の磁性体が磁化される。
この時の磁化の方向によってヘッドの電気抵抗率が変わることを利用して磁気記録を電気信号へと変換する。
ヘッドには電流を流すが、これは電気抵抗率の変化を検出するためであって、プラッタ上の磁性体を磁化することには使われない。
URLリンク(www.s-graphics.co.jp)
> でなければプラッタ上の磁気情報は減衰するばかりで、やがて消えててしまう事になりますよ、理論的に。
> 無限に磁力を出し続ける磁性体などありませんし、新たに補充されずにどうやって磁力を維持し続けるの?
さてこのままだとプラッタ上の磁性体からの磁場は弱くなり、やがては読み込み時にエラーが起こる。
このようなエラーはECCによってHDD内部で訂正されるので、ある程度のエラーは許容できる。
ECCによるエラー訂正が必要になったセクタに対しては、HDD内部で自動的に該当セクタに対して
正しいデータの "再書き込み(再磁化)" が行われる。
このことによりプラッタ上の磁気情報は保持される。