10/11/07 15:03:34 Jw/kKYNC
> コード密度が高いのは分かるけど、一度整理して欲しい欲望を禁じ得ない。
> おらぁやっぱりISAは重要だと思うよ。
互換性を切り捨てて命令フォーマットを変える68kとかPPCなんて嫌いだけどなぁ。
x86は可変長フォーマットなので互換性を損なわずに命令を追加できる。
AVXの命令追加はSSEの整理を兼ねている。
レガシー命令は邪魔になったら切り捨てるのではなくマイクロコードでデコードするようにして
デコーダの構造をシンプルにしていくことができる。数年計画だけど。
x86は確かに1命令あたりのデコードコストは高い。
でも1命令あたりの平均オペレーション数が多いので、オペレーションあたりのコストと考えると
実はRISCと逆転する。
今のCPU業界の現状はなんだ?
クロックは上がらない、最大IPCも4がいいところ、次はオペレーション密度を高めるしかない。
ぶっちゃけオペレーション密度に関しては(古典的な)RISCって全滅だよ。
32ビットの即値をレジスタにロードするのすら2命令かかるだろ?64ビットだと4~5命令かかるよ。
そんな中でARMの強みってなに?4バイト命令のほぼ全てにプレディケート機能持つじゃん。
2ndレジスタオペランドのバレルシフトとかもできるよな。
RISCとしてみてリッチなところってせいぜいそのくらいだよ。
てかバレルシフタってメモリアドレス算出のとき以外に利用頻度高くないし。
> クラウドはARM鯖に
ARMに期待するのはやめとけよ。A15でようやく1コアあたりの性能でAtomと肩を並べられるレベルだ。
IntelがそのうちSCCを実用化してくるし、いまだに64ビット化の計画もないARMに蔵独活(笑)なんて
寝言は寝て言えというレベル。