10/09/11 18:42:21 RnUXJFsF
こっちの方が詳しい。
ARM社がプロセッサコア「Cortex-A15」を発表、
処理性能は「Cortex-A9」の2倍以上
URLリンク(ednjapan.cancom-j.com)
ARM社は、SMP構成で利用するコアの集合体を「クラスタ」と呼んでおり、同社からは、2クラスタ/8コア
までの構成を提案する予定である。ただし、「ファブリックを調整すれば、3クラスタ以上の構成も実現
できるので、利用できるコア数に上限があるわけではない」(同社)ともしている。
また、マルチコアプロセッサ専用のA9と異なり、A15はシングルコアで利用することも可能だ。
A15のマイクロアーキテクチャは、2007年10月に発表されたA8のマルチコア対応版「Cortex-A9 MPCore
(以下、A9)」と同様に、スーパースケーラ方式を採用しており、アウトオブオーダー実行にも対応して
いる。また、1回のクロックサイクルにつき、3つの命令のデコードと、8つの命令の実行が可能である。
キャッシュメモリーは、L1キャッシュとして、命令用に32Kバイト、データ用に32Kバイトの容量を用意。
最大4MバイトまでのL2キャッシュを内蔵することもできる。さらに、128ビットまでのデータバス幅を持つ、
最新のオンチップバスインターフェース「AMBA 4」を採用している。加えて、ハードウエアレベルでの
仮想化技術にも対応した。そして、仮想化や高度なアプリケーションのマルチタスク処理などに対応する
ために、最大1テラバイトまでの物理メモリー空間をサポートしている。
なお、A9は、以下のようなマイクロアーキテクチャを採用していた。1回のクロックサイクルにつき、2つの
命令のデコードと、4つの命令の実行が可能。L2キャッシュを内蔵することはできず、外付けのメモリーを
使用しなければならない。オンチップバスインターフェースは、データバス幅が64ビットまでの「AMBA 3」
を採用している。サポートする物理メモリー空間は、最大4ギガバイトまでである。