10/12/27 00:38:29 ubECGmYy0
― PCよりiPadを使う時間が増えてきた、という話がでましたが、今年のAll Things Digital会議でも、
Apple副社長インタビューから抜粋
スティーブ・ジョブズCEOが「PCはトラックのような存在になってしまい、人々はあまり使わなくなってしまった」と、
これからはiPhoneやiPadのようなポストPC機器が中心になる旨の発言をしていました。
その時点では私もこれに同意していたのですが、その後、アップルはMacBook Airという、
PCの再発明とでも呼べるような新規性に満ちたノートPCを出してきて、再び考えが揺らぎ始めてきました。
MacBook Airの発表を受けて、これからPCも再びポストPC機器と張り合っていくのでしょうか?
シラー(副社長) アップルは複数の事業を営んでいます。Macビジネスは、今日でも我々にとって非常に重要です。
同様にiPadのビジネスも重要です。もしiPadがモバイルデバイスの未来を作っているのだとしたら、
MacBook Airは既存デバイス、つまりノートPCを再発明することで何ができるのかにチャレンジした製品です。
我々はアップルのノートPCチームに、次世代のノートPCはどうなるかのビジョンをカタチで示せとチャレンジさせました。
こうしてできたのがMacBook Airです。市場が求めているのは、もしかしたらこちらのノートPCの未来かもしれないし、
あるいはノートPCの枠を超えたモバイルデバイス(=iPad)の未来かもしれません。
― つまり、どちらにするか市場に選択をゆだねる、ということですか。
シラー もちろん、両方を選んでもらってもいいですけどね(笑)。例えば、大学の論文を書いているときだったら、
iPadよりもPCを使いたくなるでしょう。もし、あなたが世界をまたにかけて移動中で、その合間に電子メールを確認したり、
ゲームをプレイしたければiPadがお似合いでしょう。
いずれにせよ重要なのは、MacBook AirはノートPCという製品カテゴリ内での未来なのに対し、
iPadはPCの枠を超えた領域での未来を目指した製品だということです。
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