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都内の高齢者を狙って還付金詐欺を繰り返していたグループが、警視庁に逮捕された。被害は少なくとも80人、およそ7,000万円に及ぶとみられている。
電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、無職・山本浩二容疑者(38)と、正村順子容疑者(28)、田邉正道容疑者(39)の3人。
3人は3月、中野区の男性(74)に、区の職員を装って電話をかけ、「医療費の還付金が3万円あります。すぐに振り込むので銀行ATM(現金自動預払機)に行ってください」などとうそを言って、男性にATMを操作させ、およそ150万円をだまし取った疑いが持たれている。
3人は、少なくとも80人から7,000万円余りをだまし取っていたとみられていて、警視庁の調べに対し、「詐欺の認識はない」と容疑を否認している。
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