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茶筅製造の全国シェアの90%以上を誇る、奈良県生駒市高山町では、
茶筅をもっぱら、茶筌の字の方で書く事になっている。
竹のすべての特質を活かして作る、という意味合いかららしい。
江戸時代に京都所司代から13名が、高山茶筌師として苗字帯刀を許されてから、
穂の内側を削る「味削り」の技法だけは、一子相伝の秘伝とされているとか。
工程に入る前の竹は、3年物の竹を伐採後に3年間は寝かせる。
まぁ全部手作業なので、値段が高くても仕方がないか。
主にご当地検定の「奈良まほろばソムリエ検定」の公式テキストからでした。