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政府が環太平洋連携協定(TPP)交渉の日米協議で、
安い価格帯の豚肉が対象の1キロ最大482円の関税を50円に下げ、
輸入が急増した場合は100円に戻す緊急輸入制限(セーフガード)の仕組みを提案していたことが1日、分かった。
関税は段階的に引き下げ協定発効後10年目以降に50円にする。
日米両政府は目標とする今春の大筋合意に向け、
2日から米首都ワシントンで始まる事務レベル協議でも豚肉関税を議論するとみられる。
日本は牛肉でもセーフガードの仕組みを提案しており、
難航している牛・豚肉の扱いが決着すれば、日米は合意に向けて大きく前進する