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小渕優子前経済産業相(41)=群馬5区=の関連政治団体をめぐる政治資金規正法違反事件で、
東京地検特捜部が10月末に同法違反容疑で群馬県内の関係先などを家宅捜索した際、
パソコンのデータなどを保存するハードディスク(HD)が
捜索以前に破壊されていたことが19日、関係者への取材で分かった。
特捜部は、HDに保存されていたデータの内容や、破壊された経緯などを調べている。
小渕氏をめぐっては、政治団体「小渕優子後援会」などが平成22、23年に東京・明治座で開いた「観劇会」で、
政治資金収支報告書に記載された支出が収入を大幅に上回っていたことが10月に判明。24年も観劇会は行われたが収支報告書には記載されておらず、
群馬県の市民団体が同法違反罪などで同地検に告発していた。
特捜部は10月30日以降、同法違反の疑いで、同後援会の事務所や収支報告書を作成したとされる
小渕氏の元秘書で群馬県中之条町の折田謙一郎前町長(66)の自宅や町役場などを家宅捜索
関係者によると、その際にドリルでHDに穴を開けたとみられるパソコンが見つかったという。
小渕氏の政治資金問題 家宅捜索前にHD破壊 ドリルで穴開けたパソコン発見
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