金スマ・殉愛】たかじんさくら【百田】テンプレスレ6©2ch.net at MS
金スマ・殉愛】たかじんさくら【百田】テンプレスレ6©2ch.net - 暇つぶし2ch55:可愛い奥様@転載は禁止
14/12/27 08:09:52.69 eu6RG1g+0
殉愛380~381ページより (たかじん死亡直前の2014年1月1・2日の記述)

一月一日の夜十時、たかじんは目を覚ました。
「一月一日、頑張ったね。すごいね。」さくらが褒めると、
彼は「あかん」と言った。
「何があかんの?」
「あかん、あかん。」
「一月一日やから、あかんの?」
彼は「うん」と言った。

「何があかんの?神様のところに行くのは、お正月やからあかんの?」
「うん」と、たかじんはまた言った。
「頑張る。もっと頑張る」
「明日まで頑張るの?」
彼は首を横に振った。
「明後日まで頑張るの?」
彼は「うん」ともう一度言って、眠りについた。


一月二日、たかじんの熱は下がらなかった。
しかし逆に、手足は冷え切っていた。
夕方からは呼吸がしにくそうで、見ていて本当に苦しそうだった。
現在の状態で睡眠薬を使うと、そのまま息が止まってしまう
可能性があると言われたが、少しでも楽にしてあげたかった。

「ハニー、苦しいから少しねんねできるようにしてもらいたい?しようか?」
さくらが耳元で言うと、彼は「アイラブユー」と言った。
これがたかじんの最後の言葉となった。

睡眠薬を投与すると、静かに眠った。
しかし手足はどんどん冷たくなっていった。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch