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■記者を呼び寄せ証拠作り?
─たかじんさん、ご結婚おめでとうございます!
「ありがと!」
記者の問いかけにそう答えたのは、たかじんの隣にいる男性。
当の本人は、突然声をかけられて驚いたのか、無言でこちらをじっと見返すだけ。
たかじんの隣には、かなりの年の差があると思われる若い女性がぴたりと寄り添っている。
肩よりも長い髪、オレンジ色の膝丈のスカートにベージュのハーフコートを着たその女性は、右手をたかじんの腰に回していた。
その姿は、“ほろ酔い”のたかじんを支えているようにも見える。
─ご結婚を決められたんですよね?
「……」
相変わらずじっとこちらを見たまま、返事がない。
─24歳差の郷ひろみさんご夫婦を抜く年の差婚になるそうですね?
「あかんあかんあかん!」
ここで、見かねた友人の男性が記者を遠ざけ、たかじんと女性を取り囲むようにして去っていった。
実は本誌がたかじんを直撃したのは、“招待状”を受け取ったからなのである。FAXで届いたその手紙には手書きで「30才年下看病妻と婚約、復帰報告パーティ!!」とあり、しっかりと場所や時間まで指定してある。
半信半疑で会場に駆けつけてみたところ、本当に出会ってしまったというわけなのだ。送り主は不明だが、本人には内緒で本誌記者を“サプライズゲスト”として招待してくれたのだろうか。
※週刊ポスト2013年4月26日号
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