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5つ星のうち 5.0 素直な感想, 2014/11/28
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レビュー対象商品: 殉愛 (単行本)
さまざまな穿鑿がなされているが、
さくらさんが片耳を犠牲にしてまでたかじんさんのそばに居続けたこと、病院に最新最高の医療機器を
自分の力で導入しようとしたこと、物が食べられないたかじんさんに合わせて自らも食事を
とろうとしなかったことなどが真実であるならば、
本書は人間の可能性の凄さを描いた作品だと思う。
金銭や性愛といった、一般の恋愛で女性が期待する
「見返り」を求めず、ここまで人は他人に献身的になれるものなのか。
このような方とめぐりあえたたかじんさんはなんと強運か。
※こういう方ってどういう判断能力をされているのか。誤嚥性肺炎とか
口内細菌とか摘便とか、患者家族のＩＣＵ滞在可能時間とかちょっと、
そらべて見ればわかる矛盾がゴロゴロしているのに。