14/08/27 21:50:19.72 DuoNALtZ0
ちょうど20年くらい前、幽白終了後に出た冨樫の同人小冊子「ヨシりんでポン」(のコピー・友人伝いに回ってきたやつ)が
あったので引っ張り出してきた
・幽遊を終えて第一の感想を
あースッキリした
・連載中一番苦しかった所は
(前略)幽助と酔が戦った時、カラー進行のスケジュールで「本当に」隊長を崩してた
2回目は仙水と幽助が闘ってた辺り、原稿に向かうと、吐き気がするくらい漫画を描きたくなくなった時期
この時くらいに初めてもう“幽遊”は止めようと編集に頼みこんだ
これをもうちょっと詳しく書いた「連載を終えて ~ふり返れば敗北宣言~ 」を要約すると、
連載当初から武術会が始まるまでほとんど休みが無く、徹夜をすると
心臓に痛みが走るまでになった。それで睡眠を十分取った上で仕事をしたら、
途端に仕事が遅れだした、しかし身体ストレスが解消されると今度は別のストレスが襲ってきた
かつて荻原一至の原稿を見たことがあった、画力では絶対かなわないでも「できれば全部一人で描きたい」という欲求
でもそれをやり、かつ睡眠を十分取ると原稿が遅れる→ストレス→「人がどう思おうがどんなに荒れた原稿になろうが
一人で描きたいもんは描きたいんだ」という気持ちを抑えられなくなった
同じ事を繰り返す体力も気力ももう無い
そこで常々思っていたことを実行することにした「もしジャンプで長期連載が出来たら
自分の意志で作品を終わらせよう」
だいたいこんな感じの事が書いてあった