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「専門機関と連携強化を」=10年前の教訓生かせず後悔も��長崎高1女子殺害1カ月
長崎県佐世保市で、高1女子生徒(15)を殺害したとして同級生の少女 (16)が逮捕されてから27日で1カ月。
同市では2004年に小6女子児童が同級生を殺害する事件が起き、それ以降命の大切さを伝える教育に力を入れてきたが、教訓は生かせなかった。
事件後に加害児童の通った小学校の校長を務めた三島智彰さん(60)は自戒を込め、「学校や医師、児童相談所などが連携して児童を見守るシステムが必要」と話す。
三島さんは07年に着任。子ども同士のトラブルなどがあるたびに、命の大切さを伝える指導をしてきた。
地域の高齢者や保護者も学校行事に積極的に参加し、子どもを見守ってもらえるように工夫した。
今回逮捕された少女が小学6年のとき、給食に異物を混入させた際、三島 さんは校長会の副会長だった。
少女の通う小学校の校長から相談を受け、保護者会の開催などを助言したという。
しかし、少女の保護者はカウンセラーによる指導を拒否。校長が家庭訪問するなどしたが、保護者との協力関係は築けなかった。
少女はその後、ほとんど通学せずに卒業。
三島さんは「もっと踏み込んだ助言や対応をすればよかった」と悔やむ。
少女の高校の校長は事件の3カ月前、父親を殴打した事件やマンションでの1人暮らしなどを把握したが、警察などに相談をしなかった。
三島さんは 「担当の教諭だけではどうにもならないこともある。
学校が困ったときに、いつでも専門家に相談できるような仕組みを作らなければ、継続的に子どもを見守ることはできない」と訴えた。(2014/08/26-20:26)
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