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原発事故の影響などで自粛が続いていた、牛の乳搾りなどの体験を通して酪農への理解を
深めてもらおうという催しが、14日、5年ぶりに福島市で開かれました。
この「ふくしま酪農まつり」は、福島県酪農業協同組合が5年前の
平成21年まで毎年開いていましたが、九州で発生した口てい疫や原発事故の影響で開催の自粛が続いてきました。
5年ぶりの開催となった14日、会場には乳搾りの体験コーナーや
子牛に触れるコーナー、それに地元・福島の牛乳を使ったソフトクリームなどの販売コーナーが設けられ、親子連れなどでにぎわいました。
このうち、乳搾りのコーナーでは、牛から出てくる乳が温かいことに驚く子もいて、
初めての体験を楽しんでいる様子でした。
福島県酪農業協同組合によりますと、原発事故の前には県内で500戸余りが酪農を営んでいましたが、
事故による避難や後継者不足などで300戸余りに減ったうえ、今も63戸が休業を余儀なくされているということです。
また、経営を続けてきた酪農家も外国から輸入した飼料を使ったり牧草地を除染したりするなど、
厳しい状況が続いているということです。
福島県酪農業協同組合の安斎利勝さんは「原発事故のあと、
福島の牛乳の信頼を取り戻すために本当に苦労しています。
たくさんの人が来てくれて、信頼が戻りつつあるとありがたく思っています」と話していました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
5年ぶりに開催 「ふくしま酪農まつり」