14/08/16 18:54:18.27 XRIsj2qIi
>>547
それはシャルル・ペロー版の眠り姫。
子供の頃は、どうして一国の王子が命をかけて、森の中で百年間眠っている姫を助け出すのか疑問だったけど。
大人になってから、ペロー版の眠り姫(子供向けに簡略化されていない)を読んだり、当時の婚姻や相続等の背景を知った結果。
人食い姑のいる家に、娘を嫁に出す親はおらず。(ましてや王族や貴族)
中世は貴賤婚はほとんど認められておらず、庶子に相続権は無く。
王子にとって、自分の身分に釣り合う結婚相手が、眠り姫だかしかいない状況だったと知って、すごーく納得した。