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9年ぶり納采の儀 伝統踏まえつつ、黒田さんと違いも
2014.7.4 14:40 (1/2ページ)
皇室の婚約の儀式「納采の儀」が執り行われたのは平成17年3月19日、天皇、皇后両陛下の長女、黒田清子さん(当時は紀宮さま)と黒田慶樹さんの時以来、9年ぶりとなった。
しきたりにのっとり、夫となる側の使者が女性側のもとを訪れて婚約の口上を述べ、納采の品の目録を渡す-という基本は同じだが、皇室の伝統ならではの違いも見える。
4日、千家国麿さんの使者として叔父の千家和比古(よしひこ)さんが訪れた赤坂御用地(東京・元赤坂)内の高円宮邸。
モーニング姿の和比古さんが、久子さまと典子さまが待たれる部屋で典子さまに直接、千家さんの婚約の意を伝え、目録を手渡し、典子さまご自身がお受けになる意思を示された。
一方、9年前の黒田清子さんと慶樹さんの婚約時には、慶樹さんの使者のいとこが訪れたのは住まいだった皇居・御所ではなく、皇居内の儀式の場である宮殿だった。
宮内庁長官が応対し、使者が入った部屋と、別室におられた両陛下と黒田さんとの間を行き来。
陛下の了承のお言葉を受け、長官が使者に「お使いの旨、申し上げましたところ、ご嘉納(喜んで受け納めること)あらせられました」と伝達し、婚約成立となった。
宮内庁によると、この違いは、黒田さんは両陛下の子女という立場だったが、典子さまは宮家の子女というお立場の違いによるものだという。三笠宮ご夫妻の次女で昭和58年に結婚した千容子(まさこ)さんも、使者から直接目録を受け取っている。
9年ぶり納采の儀 伝統踏まえつつ、黒田さんと違いも
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ただ、金屏風の前に納采の品々がうやうやしく置かれ、使者はモーニング姿、女性側はドレス姿で鮮鯛、清酒、洋服地が厳かに納められる-という様式は変わらない。
典子さまも脈々と続いている皇室のしきたりに基づき、晴れの日を迎えられた。