14/07/09 00:43:15.52 0
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わずか1分程度のやりとりだったが、内容は前半と後半で主旨が違ってくる。前半はタモリとジュニアが「AKB48に比べてももクロ
やPerfumeのダンスは凄い」と主張している。そして後半は指原がセンターに立つ『恋するフォーチュンクッキー』の振付けが「ス
トレッチのようで生ぬるい」と指摘しているのだ。
アイドルの振付けについてどこに魅力を感じるかは人それぞれなので、こうした議論を耳にすることは少なくない。今回は短時間
だったうえに立場上タモリの発言力が強かったので「ももクロやPerfumeは凄い」という方向に傾いたが、納得できないAKB48ファ
ンも多かったのではないか。
AKB48は楽曲の歌詞と振付けの関連性を重視しており、激しくてキレが良いダンスよりも歌の内容を表現できるように組み立てられ
ているという。『ポニーテールとシュシュ』や『Everyday、カチューシャ』などがそれに当たれば、AKB48の中でもアイドルらしく
ない『RIVER』や『UZA』はキレのあるダンスに重点を置いていると言えるだろう。
ももクロやPerfumeが『ポニーテールとシュシュ』を踊ってもAKB48の空気感は出せないし、もちろんその逆も成り立つはずだ。そ
のグループのコンセプトや曲にあった振付けが大切であり、“激しくてキレがあって凄いダンス”ほど魅力的だとは限らないので
ある。
「ストレッチだ」と言われた『恋するフォーチュンクッキー』も、“誰もが踊りやすい振付け”をテーマにしているので問題はな
い。そのテーマを追求したからこそ、世界中のファンが踊ってYouTubeに投稿するほど支持されているのだ。指原莉乃にも自信を持
ってその良さを主張して欲しい。