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政府は成田空港と羽田空港を結ぶ「都心直結線」構想を今月中に策定する「観光立国に向けた行動計画」に明記する模様だ。
安部首相がトップの観光立国推進閣僚会議で行動計画を策定後、国土交通省が実現に向けた需要調査に着手する。
■羽田空港から東京駅を介し成田空港と繋ぐ都心直結線構想
現在想定されているルートは、京成線成田空港駅から発車した電車が新設の東京駅に乗り入れ、京急線羽田空港駅に到着するルートである。
仮に都心直結線構想が実現した場合、東京駅から成田空港駅まで約36分、東京駅から羽田空港まで約18分と劇的に所要時間を縮める事が出来る。
ちなみにこの東京駅は「新東京駅」となる模様だ。
これにより、成田空港に到着した海外からの旅行客が都心に出易くなるのだ。
また、千葉方面、神奈川方面から通勤している方々にも乗り換えが減り便利になると共に、ラッシュ時の混雑緩和にも効果がある。
■本当に必要なのか疑問の声も
開業すればかなり便利になること間違いなしだが、大きな課題はその費用だ。
新東京駅の設置やトンネル工事が必要となり、総工費は4000億円程度になるのではと見られている。
ただし、つくばエクスプレスと新東京駅の建設を同時着工すれば、200億円から900億円圧縮できるとの見方もある。
いずれにしても、建設にはかなりの額が必要で、「そのような事に金を使っている場合か」との批判も根強い。
また、2020年まではあと6年しかなく、現実的に実現は無理なのではないかとの声もある。
観光立国推進閣僚会議のトップである安部首相がこれらの声にどのように答えていくのか注目される。
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