15/06/21 07:22:40.07 yv/UNaOk0.net
>>153の続き
アカイはフラットピックでベースを弾く、いわゆるピック弾きのベーシストだった。
で、その時々で参加するバンドのテイストやライヴの状況なだTPOに合わせてベースを使い分けるので
高価な物から安価な物まで複数のベースを所有していた。
そんなアカイがクズシとの初顔合わせ。初対面にも関わらずクズシはアカイに言い放った。
「(ベースを)何本も持っとっても意味あれへん!」
ここでもまたクズシの「持ち得る者への妬み嫉み」が炸裂したのであった。更にこう言った。
「ピック弾きのベースは邪道や!!」・・・なんでわざわざ初対面の人間に喧嘩売るのだろう?
その話を聞いて、オレは糖尿病とふたりで「ロックに邪道なんてあるかいな!」と結論に達した。
で、アカイは自身の電話番号と住所を明記した名刺を渡した。個人情報の管理が緩い時代の事である。
が、クズシは電話番号を頑としてアカイに教えなかった。「それはちょっとゴニョゴニョ…」
携帯電話もメールも無い時代の事である。
オレのミスでアカイにクズシの電話番号を教えてなかったのだった。オレに訊けよ!
そんな状況でアカイはクズシのバンドに参加、スタジオ入りした。
>>76に書いた様にクズシのバンドはスタジオ内で課題曲そっちのけでブルースセッションを開始する。
そしてそれがやたら長い。スタジオの使用料を人数割りで均等に負担しているにも関わらずボーカリストは歌えない。
>>76に書いたオレの先輩が言う様にブルースに参加出来るボーカリストなんてそうそう居ない。
アカイは何回かスタジオ入りしてその度にやたら長いオナニーセッションに呆れてある日ある時スタジオ入りを無断欠席した。
無断も何も電話番号を教えてもらえないので親が急死しても連絡出来ない。
無断欠席の数日後、アカイ宅にハガキが来た。
「先日のスタジオ、どうして欠席したのですか?今度から欠席する時は電話ください」と書いてあり、電話番号が明記してあった。
アカイは「ふん、やっと教える気になったか」と記載されている番号に電話かけたところ、いつも使用しているスタジオの番号だった。
激怒したアカイはクズシのバンドを脱退した。どうやって脱退を宣言したのかは不明である。
オレが紹介した人間になら何をやってもいいと思っていたのだろうか?
「俺が持ってないものを持ってる奴には何をやってもええんや!」とでも思ってたのだろうか?
どうやらクズシには「社会通念」というものが通用しないらしい。