13/12/07 17:49:39.11
独身だからといって、女性と関係を持ってなかったとは言えんぞ。
鎌倉時代の仏教界の実態を記した「沙石集」という書物に「隠すは上人、せぬは仏」という言葉があるしな。
平安時代末期から高僧と呼ばれる僧でも愛人がいるということが常態化していたらしい。
だから一度や二度は女性と関係したこともあるかもしれない。男色も横行していたしな。
ちなみに真言宗で重視する「理趣経」には『男性と女性の性交の快楽もまた菩薩の境地である』という表現がある。
単純にセックスや快楽を肯定するものではないが、要はそれに耽溺したり執着することが問題なのであって、
人間の自然な営みや行動である性交に、本来は浄不浄の区別なんてつけるものではないということを顕しているんだと思っている。
僧侶の価値は妻帯や女性関係の有無ではなく、本質はもっと別のところにあるのでは?