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>>47続き。警察庁でも今年5月にこの様な方針を発表している。ストーカー、治療でも予防へ…警察庁が方針転換（2013年5月5日 読売）
又10月の三鷹の女子高生殺害事件を受けて11月1日より警察庁、被害者遺族、専門家による検討会が発足してもいる。被害者保護や加害
者の逮捕に向けた捜査を重視する姿勢を打出し警告を受ける等した加害者には治療やカウンセリングを促す制度を導入する方針を固めて
もいる（2013年11月1日読売）前回の三鷹の事件も今回の市川の事件も事件を起こす前から容疑者に不審な言動があった事が報道されて
いる。俺は彼らを取巻く人間関係に於て誰もそれに気づかず手を差伸べる人もいなかったのだろうかとそれが悔やまれてならない。人間
としての尊厳を取戻し人間として繋がる事を学ぶ本来なら家族関係に於て育まれるべき部分だけれど今はそれを期待できない。だからこ
そ極論かもしれないが義務教育すら過ぎてしまった後はその入口は医療やカウンセリングでしかないのではないだろうか。改めて言うが
今回の記事はあくまでも俺が携わったケースに即して書いている。被害者の女性達に関しても言及しているが仮に彼女達の言動に落度が
あったとしても尊い命が奪われる理由にはならない。だからこそ俺はこれからも「説得」という手段を用いて加害者を医療に繋げるとい
う取組に邁進していくつもりだ。又特に若い人達にはこういった事例を教訓にして“人間としての付合”についてよく考えてみてほしい
と思っている。最後に改めて亡くなられた湯浅栞さんのご冥福を心よりお祈り致します。
「押川が着目！市川ストーカー殺傷事件は防げた！！」URLﾘﾝｸ(www.oshikawatakeshi.com)
11月27日千葉県市川市のJR本八幡駅近くの路上で湯浅栞さんが刺殺された事件について新聞TV各局が続報を流している。逮捕されたのは
元交際相手の岡逸人容疑者であるが俺はこの事件が起こる前の詳細な経緯を知れば知る程「湯浅栞さんが殺されずにすむ方法はあった」
「岡逸人容疑者が、殺人犯にならずにすむ方法はあった」と腹立たしい思いにかられている。先ずは各社のニュースを引用する。俺が
「今回の事件は防ぐことができた」と思うポイントである。