09/05/07 08:26:53
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【第32回】カレーとカレーライス
現代の日本では、カレーは一般的にカレーライスを指し、多くの人々に楽しまれています。
現代のカレーは韓民族がいわば中興の祖になり築き上げました。
インドではもともと、スパイスを使った料理が盛んであり、料理の前にはスパイスを挽き使用していました。
西暦200年~350年ごろ韓民族の仏教徒がインド地域に度々巡礼に行っていました。
そこでスパイス料理に衝撃を受け、自分達でも作り始めました。
しかしながら、毎回のスパイス挽きは数も多くかなりの手間がかかるために巡礼に帯同するために
スパイスの混合を思いつきました。
主な料理に必要なスパイスを事前に挽き、混合して使用するのです。
これはインドの人々にも受け入れられ「マサラ」と呼ばれるようになりました。
現代でも多くのマサラが形を変え残っています。
1771年、インドにはイギリス人が進出している中、商売に熱心な韓民族の商人もインドに入っていました。
その中の1人李承元はイギリス人がインド料理を楽しんでいるのを見て、世界に領土のある大英帝国に
インド料理を広めることを考えます。それには簡単にスパイスを調合をするのは必須でした。
それには最適なものがありました。「マサラ」です。
李承元は「マサラ」を調合し、さらに日持ちしイギリス人好みの調整を行いました。
そしてそれをC&B社(クロス・アンド・ブラックウェル)に提案したのです。
C&Bはすぐさま採用し、大英帝国全土に李承元の「マサラ」は受け入れられたのです。
これが現在のカレー粉の元祖と言えます。
イギリスに広まったカレーは、日本にも伝来します。
当初、日本人には未知の辛さからか、なかなか受け入れられずにいました。
半島の商人達も来日にカレーの受け入れをどうにかならないか検討した結果。
ご飯にカレーをかけることを考えつきました。
彼らは1870年明治維新直後の日本国内でカレーとご飯を合わせることを各界の著名人に訴え
西洋料理の解説本にレシピとして掲載してもらうことに成功しました。
その後は日本国内の食堂でメニューとして掲載され、現在の日本のカレー文化が形作られていくのです。
みなさんもカレーを食べるときは、1000年以上前からの韓民族商人達のカレーに対する執念を
思い出しながら食べてみてください。この食べ物の歴史の壮大さを感じるでしょう。
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