12/04/17 22:12:09.24 RhQn17JB
うちの近所に、戦前中国に行っていた元軍人のお爺さんが住んでいた。
ある時、軍隊時代のことを聞く機会があって、少し詳しい話になった。
話のなかに「南京」という言葉が出てきて、私はピンとくるものがあった。
そこで、思い切って「南京大虐殺って本当にあったんですか?」と尋ねてみた。
その老人は躊躇することもなく「はい、ありました」とにっこりして答えた。
虐殺といえるような捕虜・民間人の殺害は、確かにあったそうだ。
名古屋の河村市長が、「出征していた父親が終戦時に南京の人に親切にされたから、
南京大虐殺はなかった」と言って物議を醸していたが、南京戦に実際にかかわって
いない人の話を根拠にするとは、あきれてしまった。
体験していない人や見ていない人の話は、根拠にならないのは当然だろう。
中国の主張する30万人は大いに疑問に思うが、何万人規模の虐殺があったのは否定
出来ない事実だと思う。
歴史家の秦郁彦氏は、虐殺の根拠を「日本兵の日記、戦闘詳報、生き延びた被害者
の証言はいくらでもある」と述べている。
「日本人がそんな悪いことをするはずがない」という気持ちは分からんではないが、
やったことは、やったと認めて欲しい。でないと、東京大空襲や広島・長崎の原爆を
国際法違反だと非難することが出来なくなる。