19/04/28 23:33:37.463 XwPQ+1Ad0.net
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上条「遅ぇんだよっ!!」ソゲブッ
エイワス『全く、こんな雑兵ごときを相手せねばならんとは』バサッ
いくつもの、世界を見た。
火野「ヒッヒヒッヒッ…エンゼルさまは…誰にも止められないんだッ!!」グサッ
垣根「レベル5を、あまり甘く見るんじゃない」パキパキパキ
いくつもの、終わりを見た。
アックア「そんな優先で大丈夫であるか?」ブンッ
一方通行「出ろ、クリファパズル545」パンッ
いくつもの、絶望を見た。
心に形などはないが、それが明確に壊れていくのをテッラは如実に感じていた。
その中でも男は、少しずつ、本当に少しずつ、思考を重ねていった。
当然、パッと完璧な勝利方法など浮かぶことはなかった。
しかし、そこに至るまでの積み重ねを、一つ一つ、血まみれの手で築いていく。
世界にたった一人でも。たとえそれが、神の気まぐれで意図も簡単に壊されてしまうものだとしても。
それでもこの魔術師は、そんな幻想を守りたかったのだ。
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